長谷川かな女

2021年10月29日

鹿茸雲便りNo.30:昼想夜夢

昼想夜夢(ちゅうそうやむ)…… 目が覚めている昼に思ったことを、夜に寝て夢見ること。「ひるおもいよるゆめむ」と訓読するそうです。平仮名だと「ちゅうしょう やむ」と読めてしまう(´ε`;) 昼間、楽しいことをたくさん見聞きしていないと、素敵な夢はみられないかなぁ。私の今日の夢はいろいろでしたが、そのひとつは「チャーハンがうまく作れない」でした。冷凍チャーハンをフライパンで炒めるだけなのになぜか出来ない! パラパラにならない! あと貯金通帳がマイナス280万円になっていた……ヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァ !!

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昨日から「読書週間」なんですね。標語やポスターがあるなんて知らなかったです。本屋さんではやたら芸能人の表紙やら帯(腰巻き)のついた本が目立つなぁ、と思いましたが。ポスターはあったっけ('_'?)

http://www.dokusyo.or.jp/jigyo/jigyo.htm

このところのワイドショーの騒ぎ具合からか『人でなしの恋』ってあったなぁ……と青空文庫で読み返しています(-∀-`; )

https://www.aozora.gr.jp/cards/001779/files/57511_65228.html

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霜降の時に書いた「抱き入れし護謨の冷たし霜降に」(長谷川かな女)の護謨(ゴム)の謎ですが「水枕」ではないかと教えていただきました。水枕! 今はアイスノンとか冷えピタとか便利なものがあるので、あのゴム製の水枕のことなど忘れていました。わが家にもありましたが、もうだいぶ前に処分してしまった(;´д`) 霜降の頃は気温も下がり、体調を崩していたのかもしれない……そう考えると熱のある身体に水枕を抱きしめる気持ちもわからなくはない。

水枕というと西東三鬼のこの句を思い出します。

https://yeahscars.com/kuhi/mizumakura/


あと、輪ゴム! このパッケージが懐かしい! 手首に輪ゴムが日常だった(笑)

https://retrox.biz/archives/210302.html

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10月最後の金曜日(プレミアムフライデーってまだやってる?)、どうぞ皆さま、おだやかに楽しくお過ごし下さいませ (*・ω・)ノ




rohengram799 at 08:50|PermalinkComments(6)

2021年10月23日

鹿茸雲便りNo.24:護謨 と 恵比須

『すべての神さまの十月 (二)』を読み終わりました。毎晩寝る前に一話読んでホッコリした気分で夢の世界へ……がベストではないかというような短編集でした。私はどんどん読んでしまいましたが、一気読みするとメルヘン過ぎてかえって疲れてしまうかも。


神無月にはすべての神さまが出雲に出かけてしまうのではなく、留守番をする神さまがちゃんといらっしゃる! 代表的な神さまは「恵比須さま」(えび。 他には「金毘羅神」「竈神」(かまどしん)「道祖神」など。 こうした留守神さまを祭るために「恵比須講」(えびすこう)を行うところもありますね。10月20日か11月20日。このニュースを聞いて、田舎では「およべっさん」と言っていたのを懐かしく思い出しました。なんかお祭りみたいなことをやっている、くらいの感覚でしたけど。今は商店街なんて名ばかりですっかり寂れてしまいました。

こちらにあるようなおよべっさんの額も、商売をしていたので贈ってもらったのかいくつかウチにありました。そう言えば必ずペアだったな。最初の能面がコワい ((( ;゚Д゚)))

https://ngakuseizou.com/photo/album/741016


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今日は「霜降」。そうこう、と読むか、しもふり と読むか(笑) 少し前までは半袖だったのに、今はガッツリ着込んでおります。そして鼻水ズルズル(ノ´Д`)ノ

抱き入れし護謨の冷たし霜降に

長谷川かな女の俳句にあった見慣れない「護謨」。「ゴム」と読むそうです。語源とか由来はわかりませんでした。ゴムを抱き入れる、って輪ゴムじゃないだろうし……なんでしょうね?




rohengram799 at 08:40|PermalinkComments(2)

2021年06月14日

清遊雲便りNo.8:ろせん

今『雪に咲く』という越後高田を舞台にした時代小説を読んでいます。

『雪の殿様』や『六花落々』のような雪の研究関連の話だと思って買った記憶があるのですが、違った……お家騒動の話だった……名前も人間関係もなかなか頭に入ってこない(-_-;) 歴史を知らないのもありますが、ページ数のわりにいろいろ詰め込み過ぎな感じがします。

雪に咲く (PHP文芸文庫) >> https://bookmeter.com/books/12562147


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ページ数のわりに値段が高い!と思ったけれど(『ずっとあなたが好きだった』はあの厚さで1000円しないのに、400Pほどのこちらは1200円! KADOKAWAは高い!)買ってしまった『俳魁』(表紙が好き)、こちらは句会の様子などわかってよかったです。あらすじから謎解きがメインかと思っていたけれど、よい句を詠むからといって人間性が素晴らしいわけではないし、人間の厭らしさや浅ましさがじわりじわり来るような作品でした。読後感が良いとは言えないけれど、高い値段も許そう!となりました(笑)
あと東日本大震災時の東京の様子に、ずいぶん記憶が薄れてしまったなと反省しました。

有名な俳句もありましたが、主人公らが詠んだ句もたくさんありました。誰かにお願いしたのかな?と思っていたのですが、作者は「長谷川かな女の孫」だと解説にあり、ああ、じゃあ全部自作なんだろうなぁ、と。こちらのブログにかな女と作者の話などがありました。

https://gamp.ameblo.jp/kawaokaameba/entry-12562531783.html


【俳塊】
https://www.kadokawa.co.jp/product/321604000143/


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『俳魁』で「ろせん」という俳人の名前が出てきました。「こんな俳号でいいのか!?」と思ったワタクシ、たしか「ろせん」ってアレでは……と『寄席芸人伝』(*)で読んだ記憶を確認するために『符牒の語源』(三代目 三遊亭金馬)を読んだのでした……おほほ(^o^;)

https://www.aozora.gr.jp/cards/001805/files/56766_55509.html


ちなみに「ろせん」とはこういう方でした。よかった Σヽ(゚∀゚;)


ないとう‐ろせん【内藤露沾】
江戸前期の俳人。江戸の人。陸奥国(福島県)磐城平藩の藩主内藤左京大夫義泰(俳号風虎)の二男。名は義英、のち政栄。別号傍池亭、遊園堂。宗因門。門下に沾徳、沾涼、露言など。著に「露沾俳諧集」がある。明暦元~享保一八年(一六五五‐一七三三)


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土曜日の読売新聞・地域版に松戸出身の春風亭昇々さんの真打ち昇進が大きく取り上げられていました。生まれは相模原市で3歳の時に松戸に移り住んだそうです。創作落語に力を入れているようで……コロナの影響でいろいろ大変ですが、頑張っていただきたいです。

http://www.geikyo.com/lite/profile/profile_detail.php?id=27



(*)https://csbs.shogakukan.co.jp/book?book_group_id=12371




rohengram799 at 09:55|PermalinkComments(0)
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