阿修羅花伝

2011年12月24日

第656号:闇が深くなるのは…

今月10日は満月で皆既日蝕でしたが、今度はクリスマスで新月~暗闇の中、ツリーの星がひときわ輝くような気がしますね(*^^*)


明日25日の夜明け前と言えばいいのでしょうか、午前3時10分頃が新月~願うと実現しやすいことは「老後の安定」「責任」「目標達成」「処理能力」などらしいです。キーワードみたいなものですから、その人の現状により解釈はかわるでしょうね。でも「老後の安定」はひっかかるわぁ(((^^;)


少し前の新聞に新月に合わせたわけではないでしょうがく(((^^;)《深井月》という能面が紹介されていました。画像はこちらからご覧下さいませ。


http://www008.upp.so-net.ne.jp/tanuki/noumen/nou_koomote.htm


くり貫かれた目の部分はやはりコワイのですが、ちょっと厚いクチビルが百恵ちゃんぽくてセクシー♪とかアホなことを思っております(^.^)


ワタクシが<孫次郎>という名前を初めて知ったのは、のがみけいさんの『阿修羅花伝』というマンガでありました。その後、赤江瀑さんの小説を読むようになり、「この作品がマンガになったんだ~」と、ちょっと感動(^O^)


物語は京都・嵯峨野の神社から始まります。能の家元とその補佐役の二人が神社にいった時に《孫次郎調伏》と書かれた御札を見つけます。<孫次郎>は女性を表現する代表的な能面で、家元が次の重要な舞台『野宮』を舞う際につける能面でありました。そして能面《孫次郎》に取りつかれたように、面を造り続ける一人の青年は…続く(笑)


この《孫次郎調伏》という言葉、非常に印象的だったのでした。しかし、当時の私(多分中学生)には「なにそれ?」で理解出来ず、のがみけいさんも好きな漫画家ではなかったのに(--;)なぜその単行本を買ったかも記憶になく……その後、皆川博子さんなど耽美な作品に出逢って、今では「調教」と読み間違えるほど成長いたしました( ̄ー ̄)


ああ、私の前途も新月の晩のように真っ暗闇に('~`;)……いえいえ、「闇が深くなるのは夜明け前」オスカーの夜明けは必ずくると信じております!!←もともと深刻に悩んでいないから大丈夫(笑)



追記 貼り付けたサイトの深井面が見られないようなのでコチラで→http://www.tamagawa.ac.jp/museum/archive/2007/192.html



rohengram799 at 20:30コメント(10) 
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