隅田川

2017年11月12日

霜見雲便りNo.11:東京23話

山内マリコさんの『東京23話』を読んでいましたが、う~ん、思っていたのと違った~ちょっとガッカリ( o´ェ`o) 吉川トリコさんの『ずっと名古屋』みたいなショートショートだと思っていたら、港区だったら港区が己の歴史を語るみたいな、郷土誌のような、ガイドブックモドキのような本でした。だから一気読みするというより、自分が気になる区を拾い読みしていくような感じ? また単行本からこの文庫になるまで東京はかなりの変化があったので「コレはないぞ」みたいな・・・(*)の注釈、補足が巻末にあるんだけと、なんか面倒に感じてしまった。 私が東京23区で住んだことがあるのは荒川区と目黒区。荒川区と言っても荒川は流れていません。流れているのは隅田川。昔は「荒川」と言われていたそうで、暴れ川→荒川になったそうです。目黒区の話はもちろん「目黒雅叙園」(笑) OL時代の勤務先は千代田区でした。千代田区は江戸城の別名「千代田城」からきているそうです。 区ではありませんが「 いい街の条件」と題して武蔵野市が・・・そう、吉祥寺のあるところです。吉祥寺は野口伊織さんという方がジャズ喫茶などたくさんのお店を作ったことにより「町」から「街」へ変わったようです。私が吉祥寺に行ったのは30年くらい前で、駅前がごちゃごちゃしていて、こんなところにバスが・・・危ない!という印象でしたけど、今は違うんでしょうねぇ。 東京に住むどころか都内に行くことも年に数回あるかどうか、それも浅草くらいまででオシャレな街には縁がないですわ。「東京2020」の時に街は、ワタクシはどうなっているのか? ちょっと心配です( ̄▽ ̄;)

rohengram799 at 15:12コメント(6) 

2016年03月29日

春雲便りNo.29:おやぢ旅日記その2~春のうららの水上バス

今回の旅は2泊3日のダンナとふたり旅……両親に挨拶して新婚旅行みたいな流れ('_'?) 挙式後、旅行にはいっていないので、これが老後の思い出になるのでしょう(^^;)



2日目は甲府から浅草へ。浅草から自宅直行でもよかったのですが、夜にデンキブランでお馴染みの神谷バーに行きたかったので、ここでも一泊。予想以上に神谷バーは混んでいて、並んで待つほどの執着はなかったのでパスしました。他のお店を探しながらあまり遅くなっても…で、天丼を食べたのですが、なんというかすべてがクドいお味で……美味なる店はちゃんと調べておかないとダメですね。ダンナは胸焼けしてなかなか眠れなかったそうです。


昼間は楽しみにしていた水上バスに(*´∀`)♪ いつもアレに乗ってみたい!と思っていたオノボリサンの夢が叶いました~!!


いくつかコースがあるのですが、お台場とか行ってもなぁ…な若くないふたりなので浅草から浜離宮のコースを選びました。思ったより船内が広い!たくさんの人が乗れる!というのが最初の感想。私たちが乗った「竜馬」は定員560名でした( ̄▽ ̄;) 船内に売店があり(切符売場にもありました)飲食可です。 桜餅が売られていたので、美味しくムシャムシャと……写真を撮ることなど頭になく食べてしまいました。 塩漬けの桜葉がたまりませんね! そして一階席は日差しがガンガンでアツすぎました。


浜離宮恩賜庭園までは35分くらい。乗船時に浜離宮までの券を購入すると自動的に入園料がプラスされています。下船しての感想は……思っていたよりアレレ?なあっけない場所(^。^;) 都会の真ん中にドーン!と広々した緑の空間があるのはスゴいなぁ、というのは素直に思いましたが、パンフレットの写真が美し過ぎないかい?(笑) お弁当を食べている会社員らしき人たちもチラホラ。菜の花畑があって、その前で写真を撮る人が多かったですね。


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菜の花に負けじ!との存在感……これはアロエなんでしょうか? ちょっと異世界な雰囲気がありましたわ。


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帰り(?)は2階デッキ席に座りましたが、今度は風が冷たいという……夏ならきっと涼しく快適だったはず。ビールを飲んでキャハハしているオネーサンたちはうるさかったですが、外国の皆さまは写真撮りまくったり、同行者の説明に感慨深く頷いたり歓声をあげたりしてとても楽しんでいた様子。浅草だわ、東京だわ、オリンピックだわ…と思っていました(笑) 桜はまだまだでしたが、多少余裕のある時期に乗船出来たのは案外良かったのかも?ギャーギャー騒がしくては風情も情緒もないですからねぇ。 



浅草寺周辺はわかりきったことですが、外国人観光客で溢れていました! ここは日本なの?って感じ……特に中国や韓国と思われる顔立ちの方々がたくさん。なんであんなに大きい声を出すのかワカリマセン(-。ー;) レンタル着物で散策中の方々もたくさんいました。七五三みたいな羽織り袴姿の男の子もいて、足元はスニーカー! 歩きやすいもんね。外またでガシガシ歩くオネーサンの集団にはちょっと気をつけた方が……(-""-;)



今日は昨日の不安定な天気と違い、あたたかくなりそうですね。花粉もバンバン飛びそう( TДT) 皆さまもお気をつけ下さいませ。





rohengram799 at 08:35コメント(10) 

2015年05月13日

碧雲便りNo.13:東京ホタルと伊勢ナデシコ

まだ少しホタル観賞には早いですが『東京ホタル』を読みました。中村航・小路幸也・穂高明・小松エメル・原田マハのアンソロジー。


各作品に共通するのは、隅田川のホタル。7年振りに会った元恋人との話「はぐれホタル」・戦直後の少年とアメリカ兵の話「蛍の光り」・東日本大震災から10年後経た高校の同級生の話「夏のはじまりの満月」・定年後に妻に先立たれた祖父と孫の話「宙色三景」・彼氏と温泉旅行に出かけた娘が音信不通の母親と会う「ながれぼし」……「再会」も重要なもうひとつの設定かも。


私は孫に終戦後のアメリカ兵との交流を語る「蛍の光り」が一番好きかな~おじいさんが言葉を選んで当時の話をしてくれる場面は、同じくらいの子どもたちにも読んでほしいと思いました。そして蛍のひかりを綺麗だと思う気持ち、虫の音色を愛でる感性をずっとなくさないで大事にしてほしいです。原田マハさんの母娘の話はテッパンですね。せつなかったです。



《東京ホタル》は実在のイベントで、これに合わせて発行したのかも…。自然と共生できる都市にという願いを込め、隅田川に10万個のホタルに見立てた「いのり星」を流すというもので、5月の末に開催されていたようですが(2012年から)昨年は諸事情で中止、今年もないみたいですね。なんかトラブルでもあったのかしらん? 


http://tokyo-hotaru.jp/



ホタルというとホタルイカ!北陸新幹線で富山に行けなくても有楽町駅すぐにある交通会館内に富山の物産館「いきいき富山館」に行けば、産卵前のプリプリのほたるいかを、国産醤油と味醂、砂糖のみで漬けこんだ「沖漬け」をはじめ「赤作り」や「スモーク」なども試食出来る(^-^)v……期間限定で今日までみたいですが(O.O;)(oo;)



この前、香取神宮に行った時に国立歴史民俗博物館が宝物館入口にあったのでチラシをもらってきたことを思い出し、あらためて見ました(^o^;) 佐倉中学校の隣に別館みたいに「くらしの植物苑」という建物があります。毎月観察会をしているようです。現在、見ごろの植物の写真の中に「うらめしや~」的な花を発見しました。なんだ、このモシャモシャしたヤツは……名前は伊勢ナデシコ! ナデシコ? 私の知っているナデシコと違う~このまま海中をさ迷っていたらクラゲみたい(;゜∀゜)


《伊勢ナデシコ》
https://www.rekihaku.ac.jp/exhibitions/plant/flower/2014/f1406/index.html


変化朝顔とか古典菊はブログなんかで見たことがありますが、これがナデシコ(~O~;)だなんて……自分の知っていたモノと違い過ぎてショーゲキでしたが、イイモノを見たぞ( v^-゜)♪な気分にもなりました。




朝6時過ぎ、東北での大きな地震に驚きました。お住まいの方々、皆さまのお知り合いの方々、ケガなどされていないでしょうか? こんな大きな余震があるかと思うと不安ですが……台風に地震、自然災害に備えあれば憂いなし、で気をつけていきましょう。平穏な1日になりますように。






rohengram799 at 08:38コメント(8) 
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