雨漏り

2015年11月13日

暁雲便りNo.21:Happy Box

大安吉日の13日の金曜日、午後から急にどんよりした空模様になってきました。



文庫の表紙がかわいかったのとアンソロジーという読みやすさにひかれた『Happy Box』という短編集、執筆者は伊坂幸太郎・山本幸久・中山智幸・真梨幸子・小路幸也。共通点はペンネームに「幸」が付くこと。テーマは「幸せ」………イヤミスの女王・真梨幸子さん、確かに「幸」の字がありますが、依頼した人は勇気あるなぁと思ってしまいました(^。^;)


元カノと親友の結婚式の話は伊坂幸太郎さんの「Weather」、おばあちゃんスリを主人公にした「天使」は山本幸久さん、お初の作家さん・中山智幸さんはSFテイストの「ふりだしにすすむ」、イヤミスの女王はそうきましたか!と思った「ハッピーエンドの掟」、そして小路幸也さんらしいなぁと思った「死神の幸せ」。死神に刺激されて柴田よしきさんの『ランチタイムは死神と』をタイトル買いしてしまいましたわ。


真梨さんの作品は、カラーテレビや洗濯機、クーラーとかはお金持ちの家にあるもの!という意識がまだある時代。私が子どもの頃に近いので、霜だらけの冷凍庫に両手がくっついて離れない!には想像しただけでガクブル((((;゜Д゜)))でありましたわ。物語はコレがポイントではないですよ!


私がひとり暮らしをしていた30年近く前、冷凍庫が上にある2ドア冷蔵庫はポピュラーだったと思うし、霜取りガジガジも当たり前だった……今の電化製品はスゴいわ!


また『人魚姫』を王子と人魚の立場を入れ換えた作文もあって、考え方によってはイケる?なんて思ってしまいました。今度、実写映画化されるそうですね。外国映画の王子さまってなんかみんな「昭和の二枚目スター」やムード歌謡のボーカルみたいに思えるのは私だけかしら? 鶴岡雅義と東京ロマンチカ(君は心の妻だから~♪)あの方とか、敏いとうとハッピー&ブルーとか(よせばいいのに~♪)のあの方とか←古いなぁ……!!



週末は雨……総事業費103億円!!をかけて2010年3月に竣工した東京・立川市役所新庁舎で、雨漏りが立て続けに発生しているとか……100年建築とか言っていたらしいですね。ピチピチチャプチャプランランラン♪な気分には絶対ならない~どうするんでしょうか?



皆さま、体調にお気をつけ下さいませ。




rohengram799 at 21:10|この記事のURLComments(6)
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