雨音はショパンの調べ

2012年05月15日

あかね雲便りNo.16:雨音は故郷の調べ

♪耳をふさぐ 指をくぐり 心痺らす 甘い調べ
止めて あのショパン 彼にはもう会えないの…


いやぁ、気だるい小林麻美さんの『雨音はショパンの調べ』が流れてきそうな天気だったのに、ちょっと本気出した雨模様になってきましたね~ああ、仕事したくない!だって今日は不思議ちゃんとなんだもの…カッカカッカしそうな火曜日f(^^;「火消しの雨」かしら!?


♪Rainy days 断ち切れず 窓を叩かないで
Rainy days 気休めは麻薬 Ah...


この歌って日本語詞が 松任谷由実さんだったんですね。今日はじめて知りました(・・;)ユーミンが歌うと気だるさが減るかな?


ショパンといえばマンガの『ピアノの森』を思い出しますが、横文字で書くと《Chopin》チョピンと読めるところが好きです!!なんとなく『雨だれ』のぴちょん、ぴちょん感があるので(^_^)少し高いけどチョコレート菓子でもありますよね。今はあんまりみかけませんが(((^^;))


『草萌えにショパンの雨滴打ち来る』(多田裕計:ただ・ゆうけい)


この俳句にもショパンが登場しますが、やはり『雨だれ』を聞きながら作ったのでしょうか?多田さんは福井県福井市出身の小説家で俳人。鬼籍の人ですが、新緑に雨の雫、絵になりますね。『春の目覚め』って感じ~眠っていたいろんな感覚が雨で「おっはー♪」と元気に起き出したような…雨かよ(-_-;)みたいな印象は受けないのですが、コレは私だけ?


『俳句と草絵』という本が1975年に発行されていて(残念ながら絶版だそう)多田さんの句に妣田圭子さんが絵と文を担当。偶然にちょっと驚きましたが、妣田圭子さんは、山梨を拠点に活動されていた方なのです。残念ながら昨年亡くなられました。書家としても活躍されていたようです。皆さまもどこかで目にしたことがあるのでは?と思いますが、こちらのブログでご覧下さいまし。


http://sorakara11.blogspot.jp/2011/11/blog-post_20.html


うっとおしい雨ではありますが、故郷と縁がある方の話題に出逢たことはラッキーでありました。さぁ、もうひと頑張りp(^^)q


《多田裕計》
1912年8月18日-1980年7月8日。福井県福井市出身。

《妣田圭子(ひだ けいこ)

大阪生。本名は梶本喜久代。和紙を切って台紙に貼る「草絵」を創始。平成16年文化庁長官表彰を受ける。平成23年(2011)歿、98才。



rohengram799 at 13:35|この記事のURLComments(13)
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