備忘の果実 〜オスカー戯言日記〜

好きなことを好きな時にチマチマと書いています(⁠๑⁠˙⁠❥⁠˙⁠๑⁠)

【空のお城通信〜オスカー戯言日記〜】(2010.3.17〜2021.10.31 )からタイトルを変更。(2021.11.7〜)

雪の殿様

清遊雲便りNo.8:ろせん

今『雪に咲く』という越後高田を舞台にした時代小説を読んでいます。

『雪の殿様』や『六花落々』のような雪の研究関連の話だと思って買った記憶があるのですが、違った……お家騒動の話だった……名前も人間関係もなかなか頭に入ってこない(-_-;) 歴史を知らないのもありますが、ページ数のわりにいろいろ詰め込み過ぎな感じがします。

雪に咲く (PHP文芸文庫) >> https://bookmeter.com/books/12562147


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ページ数のわりに値段が高い!と思ったけれど(『ずっとあなたが好きだった』はあの厚さで1000円しないのに、400Pほどのこちらは1200円! KADOKAWAは高い!)買ってしまった『俳魁』(表紙が好き)、こちらは句会の様子などわかってよかったです。あらすじから謎解きがメインかと思っていたけれど、よい句を詠むからといって人間性が素晴らしいわけではないし、人間の厭らしさや浅ましさがじわりじわり来るような作品でした。読後感が良いとは言えないけれど、高い値段も許そう!となりました(笑)
あと東日本大震災時の東京の様子に、ずいぶん記憶が薄れてしまったなと反省しました。

有名な俳句もありましたが、主人公らが詠んだ句もたくさんありました。誰かにお願いしたのかな?と思っていたのですが、作者は「長谷川かな女の孫」だと解説にあり、ああ、じゃあ全部自作なんだろうなぁ、と。こちらのブログにかな女と作者の話などがありました。

https://gamp.ameblo.jp/kawaokaameba/entry-12562531783.html


【俳塊】
https://www.kadokawa.co.jp/product/321604000143/


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『俳魁』で「ろせん」という俳人の名前が出てきました。「こんな俳号でいいのか!?」と思ったワタクシ、たしか「ろせん」ってアレでは……と『寄席芸人伝』(*)で読んだ記憶を確認するために『符牒の語源』(三代目 三遊亭金馬)を読んだのでした……おほほ(^o^;)

https://www.aozora.gr.jp/cards/001805/files/56766_55509.html


ちなみに「ろせん」とはこういう方でした。よかった Σヽ(゚∀゚;)


ないとう‐ろせん【内藤露沾】
江戸前期の俳人。江戸の人。陸奥国(福島県)磐城平藩の藩主内藤左京大夫義泰(俳号風虎)の二男。名は義英、のち政栄。別号傍池亭、遊園堂。宗因門。門下に沾徳、沾涼、露言など。著に「露沾俳諧集」がある。明暦元~享保一八年(一六五五‐一七三三)


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土曜日の読売新聞・地域版に松戸出身の春風亭昇々さんの真打ち昇進が大きく取り上げられていました。生まれは相模原市で3歳の時に松戸に移り住んだそうです。創作落語に力を入れているようで……コロナの影響でいろいろ大変ですが、頑張っていただきたいです。

http://www.geikyo.com/lite/profile/profile_detail.php?id=27



(*)https://csbs.shogakukan.co.jp/book?book_group_id=12371


霜見雲便りNo.1:足長ウサさん

今年も後2ヶ月~受験生だったら焦りまくっているに違いないワタクシですが、もう学業とは無縁の暮らしになっています。しかし、大掃除とか年末年始のアレコレを考えるとう~ん( ̄~ ̄;)となりますわ。



今月は霜月の異名である「霜見月」から「霜月雲便り」にしてみました。昼夜の気温差がだんだん大きくなってきましたね。マスクをした人も目立ってきました😷




先月読んだ本のまとめは後日に・・・まだまだ読んでいない本が何冊もあるのに、本屋さんにいったら以前『雪の殿様』を読んだ時にすすめていただいた『六花落々』が文庫になっていたので買ってしまいました! 西條奈加さんのホースは『まるまるの毬(いが)』も積ん読なので、スマホのパズルゲームもほどほどにして「読書の(晩)秋」にしたいと思います。


ちなみに今は『私たちの願いは、いつも』を読んでいます。帯に「私たち、十四歳の二倍も生きてんのに、どうしてこんなに人生に不器用なんだろう」とあり、私なんて半世紀以上生きていてコレだよ~(゚~゚)と思いながら、谷川史子さんのカバーイラストが気に入り、買ってしまいました!


内容バレバレの感想ブログを見つけましたので(私はあまりネタバレにこだわらない)読んだ気分になって下さい(笑)


http://blog.goo.ne.jp/since2007_1984/e/177dcd122f9a5bec9acfb13562d2e1c8





雑誌を立ち読みしていたら「エゾユキウサギ」の写真が・・・昔、2円切手は秋田犬でしたが、今はこの ̄(=∵=) ̄さんがデザインされているのですね。真っ白でラブリーですが、足がやたらに長いので、ビックリしました! アイヌの民話にもウサギが出てきました❗


https://ameblo.jp/maedaman-c-kr-hhc/entry-10540093158.html




ではでは、今月もまたよろしくお願いいたします♪(o・ω・)ノ))



暁雲便りNo.27:雪の殿様

鷹井伶さんの『雪の殿様』(白泉社・招き猫文庫)を読みました。タイトルにひかれたのですが、想像していたのと違った……!!


江戸時代後期に「大炊(おおい)模様」というデザインがはやりました。漆器や浮世絵などに描かれた雪の結晶。「大炊」とは大炊頭(おおいのかみ)にちなんだもので、古河藩(茨城県古河市)藩主・土井大炊頭利位(としつら)のこと。この方が主人公です。雪に魅せられ、のちに日本初の雪の研究書『雪華図説』を出版して「雪の殿様」と親しまれたそうです。


私の中では水戸黄門や暴れん坊将軍・吉宗!や大岡越前は実在感タップリなのですが、このお殿様の名前は初耳で物語を読んでもあまりピンときませんでした。殿様がものすごく雪に夢中になって、その研究途中のあれこれかとウンチクを語るのかと思っていたら、謎解き系で……(;^_^A



作品中には雪に関係する言葉がいくつか出てきました。「雪仏」とか……これは雪は水中に入ればとけるところから「自分から身を滅ぼすことのたとえ」だそうです。俳句の季語にもなっているらしい。雪玉をころがして遊ぶのを「雪まろげ」。亡くなられた宇江佐真理さんの小説にこんなタイトルがあったような……。そして紐の先に木炭をぶら下げ、雪を付着させて塊を大きくしていく遊び(?)を「雪釣」というそうです。これはちょっとやってみたいかも!



雪国で生活する人には、雪かきなど大変な労力を必要とする季節になりますが、関東では5センチもしなくても大騒ぎに……! この冬はどうなるでしょう?



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