備忘の果実 〜オスカー戯言日記〜

好きなことを好きな時にチマチマと書いています(⁠๑⁠˙⁠❥⁠˙⁠๑⁠)

【空のお城通信〜オスカー戯言日記〜】(2010.3.17〜2021.10.31 )からタイトルを変更。(2021.11.7〜)

電信柱

碧雲便りNo.6:お江戸の夏、おなおしの夏

『路地に子がにはかに増えて夏は来ぬ』(菖蒲あや)


昨晩は半袖に上着でもヒンヤリな空気でしたが、お月さまが綺麗でした~そして今日は立夏! 今は塾やお稽古で学校から帰ったらすぐ外で遊ぶ!とかはないかもしれませんが、休みの日など子どもがワラワラとやってきて、公園などで楽しげに遊んでいる様子を見るのはなんかいいものです~って、孫を見守るおばあちゃんみたいだ(^o^;)


路地裏とか昭和テイスト!! 道路にロウセキで絵を描いたりなわとびしたり……そんな風景は下町でないと見かけないかしらん? 今発売中のビックコミックオリジナルに載っている『三丁目の夕日』は電信柱の話でした。山田詠美さんのサクラソウに想いをよせていたあの電信柱さんを思い出してしまいました!!


しかし、日射しがきつくなると日射病とか心配になります。涼しい木陰で水分補給も大事。「緑陰(りょくいん)」という言葉がありますが「柳蔭(やなぎかげ)」という季語もありました。なぜこの言葉にたどり着いたかといいますと……またまた話せば長い……けれど「寿限無」ほどではないかも( ̄▽ ̄;)



『焼酎のただただ憎し父酔へば』


こちらも菖蒲あやさんの句ですが、お酒を呑むと乱暴になる人ってイヤですね……私の祖父も父もお付き合い程度の飲酒だったので、ダンナの酒好きにはう~ん(-""-;)となっています。暴れたりしませんが、同じことや昔の事をネチネチと繰り返しウザい……ってそういう愚痴は置いといて(;^_^A……「焼酎は夏の季語」ということを知り、そう言えば焼酎をミリンで割ったものを「なおし」とか言わなかったっけ?(『美味しんぼ』あたりで読んだ気がする)と検索したらWikipediaにこんな記述が。


~~江戸時代の風俗をまとめた『守貞漫稿』によると、みりんと焼酎をほぼ半々に混ぜたものを上方では「柳蔭(やなぎかげ)」、江戸では「本直し」と呼び、冷用酒として飲まれていた~~


関西での呼び方が雅(みやび)なのはお公家さま文化(こんな言葉があるのか?)だからかしらん……と思いながらも、涼しげな字面がステキです。そして落語にも登場するのですね。「船弁慶」では長屋の縁台で飲む庶民の夏酒という風情になっていて「青菜」ではなかなか飲めないお酒になっているそうで……「青菜」については
柳陰のみたい・・・・・・よく冷やしてね!をお読み下さいませ。



ウキウキのGWが終わり、明日からまた仕事という方々も多いでしょうが、私は明日はお休みです♪ (#^ー°)v スタイルは女学生の頃のようにはいきませんが(当時も痩せていたワケではないし、お直しして着るようなものもない)仕事疲れの気持ちはバッチリお直し(笑)して、さわやかな緑の日々を楽しんでいきたいと思っています。皆さまもステキな1日にして下さいませ(´∇`)

慶雲便りNo.25:無言の愛ρ(・・、)

6月最後の日曜日、もう今年も半年過ぎてしまうとは……なんだか毎日があっという間に過ぎてしまいます。そして体重も健康診断が終わったらあっという間に増えて、お給料日がきたら諭吉くんたちもあっという間にいなくなってしまいます……( ´△`)

昨日から久しぶりに山田詠美さんの本を読んでいます。『タイニーストーリーズ』という短編集で、ひとりの作家さんがここまでバラエティに富んだ作品を書けるなんて……題材や言葉選び、構成などやはり才能のある人は違うのですね。その中でお気に入りのひとつが『電信柱さん』です。


《足許を見られ続けるばかりの附甲斐ないこのわたくし、名を電信柱と申します。》……で始まるこの作品、電信柱さんはイタズラ書きされたり、オスなのにマリアンヌちゃんと呼ばれるフレンチブルドッグにマーキングされたり、猫の発情期のうるささに逃げ出すこともかなわず……という日々でしたが、ある日素晴らしい出逢いがあったのです。ど根性大根とかありましたが、あんな感じで花屋さんのトラックから落ちてしまった桜草が電信柱さんの足許で成長し始めたのです。何かを見守るヨロコビ初体験の電信柱さん、もしかしたら初恋なのかも! 花開いた桜草さんから声をかけてもらった時の電信柱さんの興奮具合といったらありませんε=ε=(ノ≧∇≦)ノ


《濃いピンク色の花弁が、わたくしを仰ぎ見ています。ああ、電線を引きちぎって、幸福の絶頂のさなかに感電してしまいたい。》


飲んでいた黒烏龍茶(トクホ飲料)を吹き出しそうになりました!! 山田さんてこんな作風だっけ(´・ω・`)?と思いながら、先を読んでいくと、彼女(?)は桜草でも西洋桜草だったのです。電信柱さんが待ち望んでいた日本桜草でなくてごめんなさい…だなんて、おやぢも萌えてしまいますわぁ! 


西洋桜草にはいくつも種類があるみたいですが、このお話に出てきたのは「プリムラ・ポリアンサ」です。地面近くに咲く花で、タイトルの「無言の愛」が花言葉です。このあたりの会話はもう、勝手にして~なアツアツ感が( 〃▽〃)


「あたくし、全身で、あなた様への愛を表現しているんだわ。一番最初の無言の愛」
「ちっとも、無言じゃないじゃないか、お喋りさん!」


しかし……電信柱さんと西洋桜草さんに悲劇が……だからヨッパライはキライなんだよ(`Δ´)
詳しくは本を手にとりお読み下さいまし。


それから「電柱」と「電信柱」って違うんですね。電柱と言われているモノは、その持ち主によって三種類に分けることができるそうです。
電力会社のもの:本当の意味での「電柱」。正式名称「電力柱」。なんか全力で電気を送ります!って感じがする(((^^;)
NTTなど通信会社のもの:「電信柱」。
通信会社と電力会社で共同のもの:「共用柱」なんだそうです。柱をよく見ると、プレートがあったりするので、お散歩の途中で確認とか……自分のご近所を調べたら夏休みの自由研究になる!?( ̄▽ ̄;)


「tiny」はちっちゃな、とても小さいという意味ですが、皆さまの毎日に『タイニー・タイニー・ハッピー』な物語がありますように(*´∀`)♪


《西洋桜草》
http://www.hana300.com/purimu.html


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