青い三角定規

2019年04月15日

春愁雲便りNo.14:三角定規

今日は風が強くて、桜吹雪がマンションの中庭で乱舞していました。ウチは6階なんですが、それより上に舞い上がっていたような………! だんだんと葉桜になってきましたが、それもまた風情があるのが桜ですね。


花より団子、どんな言いますが、こちらには季節感のある落雁がたくさん〜 食べなくても見て楽しめます😋


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2018年2月15日付読売新聞の「四季」にあった短歌に三角定規が出てきました。社会人になってからはほとんど使うことがなくなったものの1つですわ。
 
「なぜ泣きしか今もわからずきらきらと三角定規は光をとほす」 (松原あけみ)


子どものころ、筆箱(ペンケース)には必ず三角定規が入っていた。その三角定規と結びつく涙の記憶があるのだろうか。涙の向こうに三角定規がきらめいていたか。涙の理由はさまざまだが、理由のない涙もさまざま。歌集『海盆』から。(長谷川櫂)



他人からしたら「それのどこに泣く理由が?」ってこと、そして自分でも「なんで?」なことがあってもイイじゃないか〜! で青い三角定規の♪太陽がくれた季節 を思い出したりして……いろいろあって再結成は夢となりましたが、これからも青春を語る一曲なのは間違いないでしょう(*´ー`*)

https://sp.uta-net.com/movie/2928/



三角定規📐のまるい穴の他、文房具のトリビアはコチラから。

https://search.yahoo.co.jp/amp/s/amor1029.exblog.jp/amp/1541082/%3Fusqp%3Dmq331AQPCAEoAZgB8euTzpXn3_Ri




他の『海盆』からの短歌はこちらのブログ記事でも紹介されていました。句集のタイトルはこの句からだったのですね。

海盆は海の平らなところなりくぢらも載せむ月夜ものせむ

http://lavender11.hatenablog.com/entry/2019/01/19/102238




松原あけみさんの短歌にはこんな昔話風(?)なものもありました。


「狐顔の人に道を訊かれたり峠のむかうですと答へて」



キツネ目の男ではなく、キツネ顔の人。キレイな女性だったのかしら? キツネが化けて人間世界に来たけれど、迷子になってしまった。親切な人が帰り道を教えてくれた(о´∀`о) そんなメルヘンだったらいいな、な短歌。春宵のホラーテイストに読めなくもないけど、なんとなく気分はメルヘン♪


それでは、皆さま、よい夢を……おやすみなさいませ😴






rohengram799 at 23:00コメント(4) 
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