備忘の果実 〜オスカー戯言日記〜

好きなことを好きな時にチマチマと書いています(⁠๑⁠˙⁠❥⁠˙⁠๑⁠)

【空のお城通信〜オスカー戯言日記〜】(2010.3.17〜2021.10.31 )からタイトルを変更。(2021.11.7〜)

青森

細蟹雲便りNo.18:ひこばえ と リンゴ 🍎

20メートルもの首が宙を舞う東京五輪の現代アート「まさゆめ」……ホラー漫画家の伊藤潤二さんの『首吊り気球』という漫画に似ているというので読んでみました。うわぁ……!でありました。特にオススメはしませんが(タイトルからわかる不気味さ)チャレンジャーな方はどうぞ (^_^;) 読後の責任は持てません……
今日まで無料公開です。
https://t.co/UvVGAPZrdh?amp=1 


*****


ほがらかに林檎は冬をつれて来るみちのくの人の詰めたる箱に 鯨井萩穂


この短歌を読んで ♪赤いリンゴに唇よせて〜 と並木路子さんの歌声が脳内再生されたのですが、実在した津軽の画家をモデルにした『ひこばえに咲く』を読んでいます。

https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-76681-2


買ったのはだいぶ前で「ひこばえ」という言葉に反応したのだと思われます → 関連過去記事(*)



実在した画家とは誰なんだろう?と検索したところ、常田健さんという方だとわかりました。

http://www.city.aomori.aomori.jp/n-kyouiku/bunka-sports-kanko/bunka/bunka-geijutsu/torikumi/tuneda-kenn.html



青森、行ってみたいですねぇ。鯨井さんの短歌を知ったブログ記事はコチラです。

http://kyudatanka.blog.fc2.com/blog-entry-28.html?sp


*****


7月も半分過ぎてしまいました。皆さま、どうぞお身体に気をつけて穏やかにお過ごし下さいませ。今週も「ご安全に!」♪(o・ω・)ノ))



(*)http://rohengram799.livedoor.blog/archives/50664187.html


【リンゴの唄 並木路子】
https://sp.uta-net.com/movie/13829/

稲熟雲便りNo.23:地名論

『地名論』 大岡 信


水道管はうたえよ
御茶の水は流れて
鵠沼に溜り
荻窪に落ち
奥入瀬で輝け
サッポロ
バルパライソ
トンブクトゥーは
耳の中で
爾垂れのように延びつづけよ
奇体にも懐かしい名前をもった
すべての土地の精霊よ
時間の列柱となって
おれを包んでくれ
おお 見知らぬ土地を限りなく
数えあげることは
どうして人をこのように
音楽の房でいっぱいにするのか
燃えあがるカーテンの上で
煙が風に
形をあたえるように
名前は土地に
波動をあたえる
土地の名前はたぶん
光でできている
外国なまりがベニスといえば
しらみの混ったベッドの下で
暗い水が囁くだけだが
おお ヴェネーツィア
故郷を離れた赤毛の娘が
叫べば みよ
広場の石に光が溢れ
風は鳩を受胎する
おお
それみよ
瀬田の唐橋
雪駄のからかさ
東京は
いつも
曇り




バルパライソはチリにあり、日本語に訳すと「天国の谷」だそう。世界遺産になっていました。

https://worldheritagesite.xyz/valparaiso/


トンプクトゥーはマリ共和国の世界遺産。

https://worldheritagesite.xyz/timbuktu/



作者の大岡信さんはすでに鬼籍に入られていますが
(1931~2017)「土地の名前はたぶん光でできている」って、なんて素晴らしい! 私がこのように詩を知るきっかけになったのは、山口青邨の

「みちのくの淋代の浜若布寄す」

という俳句。「淋代(さびしろ)」という青森県の地名の由来が気になって検索していた時に「地名論」という言葉も目に入ったのです。淋代は枯れた草原という意味で、淋代海岸から三沢飛行場にかけての一帯はかつて馬の放牧場があったくらい、大草原だったそうです。地元の人によるとワカメどころか何もないとか(^^;)(;^^)


サッポロの地名由来はコチラで。

http://hokkaido-syuryo.com/study_item/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%8C%E8%AA%9E%E3%81%AE%E5%9C%B0%E5%90%8D/


詩の最後の「東京はいつも曇り」なんとなく納得してしまいました。♪東京砂漠 のイメージが抜けないのかも。

香雲便りNo.30:シッカリしなさい!

新聞に青森の「竜飛」という地名について書かれていました。もともとアイヌ語に由来するという説があるそうで、青森県内には江戸時代まどアイヌ民族が暮らしていたようです。アイヌ語で水がわき出る様子を示す「タッピ」丸い丘という意味の「タップ」などが語源として挙げられているそう。


そして私がもっとも食いついてしまったのが「尻労」という地名です~読み方は「しっかり」!! シリは山、ツカリは手前の意味らしいです。「山の手前」という意味のシツカリがシッカリになり、漢字は「尻を労(ねぎら)う」とは……う~ん、なんともワタクシ好みのオモローな記事でした。どんな場所か、行ってみたいです。そして「シッカリしろよ!!」と自分に言い聞かせたい……!!



さてさて……皆さまは『三面大黒天』をご存知でしたか? 大黒天(招福、金運の神)・毘沙門天(戦勝の神)・弁財天(美、芸能、学術の神)の三天が合体した神さまで、 豊臣秀吉が守り本尊として崇めていたそうです。「三面なので一回拝めば三つの効果をもたらすといわれる合理的な考えが秀吉の性格にも合っていたのだろう」と調べたサイトにはありました。秀吉ってかなりこういうスピリチュアル系というか縁起物系が好きだったのかしら? 好きというより権力維持のためならなんでもするタイプだったのかも……。


《圓徳院/三面大黒天の縁日 - 高台寺》
http://www.kodaiji.com/entoku-in/ennichi.html

上の記事に「大木魚による肩たたき(奇数月)」というのがあります。「奇数月の縁日には、大木魚による肩たたきを行っています。」とあって、最初、巨大な木魚で肩をたたく…(;゜∀゜)!? と思ってしまいましたが「肩こり・腰痛など、日々悩まされている場所のおはらいを致します。痛みの個所などをお知らせください。」……お祓いでした( ̄▽ ̄;)……よかった!!


仏像系は刺青のデザインにも多く使われていますが、この三面大黒天も背中や腕などでいろんなお顔が見られました。中でもうわぁ……だったのがお腹の彫り物です(^^;)(;^^)

http://www.ryuichiro-design.com/201505/1122/

お腹がパンパンの時にはスゴく福々しくて(腹部とのシャレではない!)拝みたくなると思いますが、この人が痩せてきたらどうなるのでしょう……「虎と竹」は「猫と竹輪(ちくわ)」になるそうです(;^_^A




海雲便りNo.10:幸せであるように

むし暑いですね~(;´д`) 風はなんとなく秋っぽいし夜には虫の音がかすかに聴こえて、真夏は過ぎたのだと思いますが……。



今日はタイトルが気に入って買った『幸せであるように』(一色伸幸)を読みました。幻冬舎文庫の新刊です。青森県立青森東北原高校、通称「アオッパラ」の三泊四日の修学旅行(鎌倉・東京で青森から羽田は飛行機、他の移動は観光バス)中に起こる、生徒も先生もパイロットも添乗員さんもバスの運転手さんも、大人も子どももアレヤコレヤ……後から考えるとこの時がターニングポイントだったかもしれない、と思うのかな……みたいな、読みやすい連作短編集です。


ここで普通ならもうちょっと詳しく内容を書くのですが、今回はあえてパス!! なぜかといいますと……自分はこういうタイプだったとか、こんな先生いたわとか……持ち物とか服装とかは変わったけれど、自分たちが高校生だったあの頃と今の子たちもかわらなくね?みたいに、楽しんだりハラハラドキドキおいおい……といろんな感情を楽しんでいただきたいからです(´∇`)


『幸せであるように』はFLYING KIDSの歌のタイトルで、本文中にも出てきます。私も聞いたことがないのですが、歌詞はこちらで。

http://j-lyric.net/artist/a007deb/l003a3d.html


お盆休みが終わり、明日からいつもの生活の方も多いでしょう。皆さまが『幸せであるように』願いを込めて……さぁ、本も読み終わったし(駅のベンチで)お家に帰ろうっと! お腹がすいた!!

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