風林火山

2022年10月14日

醸成雲便りNo.7:オリエントな金曜日

こんにちは🐥 相変わらず謎なタイトルなのはお気になさらず〜! 今日も詰め合わせになってしまいましたが、お暇な時にどうぞ🥸


◆厭離穢土……おんりえど……「オリエント」に見えるアタマの中が花・花・花の金曜日のワタクシです。これは仏教のことばで、この世を穢けがれたものであるとして、嫌い離れること。「おんり」は慣用読みで、本来は「えんり」と読むそうです。対義語は欣求浄土(ごんぐじょうど)。「厭離穢土欣求浄土」は徳川軍の旗印だとか……武田信玄の風林火山しか知らない山梨県人🗻


◆明け方、なんだか寒くて目が覚めてしまいました。二度寝したら冷蔵庫からパンツを取り出す夢をみました……なんで?! 夢占いによると冷蔵庫を開けて何かを取り出す夢は「あなたが持っている何かを使う暗示」らしい。パンツをナニに使うの〜? 寝る前にこの記事を読んだから出てきたのかしらん?
【洗うおばあちゃん】
http://paretiny.livedoor.blog/archives/17851707.html


◆今朝はめずらしく洋楽(笑)を聴いてみました。なんでこの歌に辿り着いたのかは忘れたけど(;´д`)トホホ…このくらいのやさしい英語なら和訳がなくてもなんとなく意味がわかる気がする(⁠๑⁠•⁠﹏⁠•⁠)
【The End of the World】
https://www.worldfolksong.com/popular/the-end-of-the-world.html


◆アオギリとクガニ
シークワーサーは青いものしか知らなかったワタクシ。早摘みのものは「青切り」甘熟したオレンジ色のニクい奴!(夕刊フジ〜昭和だ)は「黄金(くがに)」と言うそうです。
【青切り(あおぎり)と黄金(くがに)】 https://www.4193honpo.jp/1305/


◆柑橘系繋がりで🍋
「セーターの胸のふくらみレモンほど」 (*´艸`*)
西上禎子句集『白魚』(しらうお)から。
https://furansudo.ocnk.net/phone/product/1649

「お日様に貰はれてゆくしやぼん玉」も野口雨情のもの悲しい童謡とはまた違って素敵だなぁ…と思いました。

◆せいさ
「性差」でも「精査」でもなく「星槎」。こちらも句集のタイトル。
https://furansudo.ocnk.net/phone/product/80
初めて見る漢字だったので調べる(笑) 「星」はもちろん天空、天の川の世界。「槎」(「楂」や「査」もあるらしい)はいかだの意味だそう。 君主や政府の使者の乗る大きな船。また、世界を周遊する大型船のこと。う~ん、銀英伝の『我が征くは星の大海』を思い出すわぁ✨
https://www.cinematoday.jp/news/N0132472



今日はまた気温が上がると言われていましたが、まだそうでもないような……。皆さまも体調に気をつけて楽しい週末をお過ごし下さいませ。
フリフリ ₍₍ (̨̡⸝⸝´ω`⸝⸝)̧̢ ₎₎ フリフリ 



rohengram799 at 10:45コメント(4) 

2019年06月02日

林鐘雲便りNo.1:6月

6月になりました。昨日「衣更」の文字を見て、そうか! 衣更えか! となりましたが、先月が暑すぎて、皆さん、とっくに夏服なのでは?と思いました。もしかしたらこの言葉も「季節外れ」になっていくのかもしれませんね。



まだ関東は梅雨入りしていませんが、今日はまど・みちをさんの『あめのおと』という詩を……。




あめのおと


あめの おとってさ

くさに しとしと

いけに ぽちょぽちょ

ほどうに ぴちぴち

かさに ぱらぱら

とたんの やねには

たんたか たんたか

おもしろいんだよな

でもさ

あんなに たかい たかい

てんから ふってくる

とちゅうの おとって

ああ どんなんだろうなあ





まどさんは「詩がなければ死んでしまうというほどでもないですけど、書かずにはおられないのです。言葉が溢れ出てくるのです。」と言っていたそうです。



私は時々お疲れモードになってしまうし、溢れ出る言葉を吟味しないととんでもないことになってしまうのですが(-_-;) 今月もまたチマチマと更新していけたらと思います。


「林鐘(りんしょう)」は旧暦6月の異称だそうです。時期は少し先になりますが、むし暑い季節に森林浴のような空気感をお届け出来たらいいなと思います。静かなること、林の如く……な上品な記事を目指したい(笑)




では、今月もどうぞよろしくお付き合い下さいませ。



rohengram799 at 13:02コメント(2) 

2015年12月22日

色雲便りNo.16:叫びと祈り

お正月といえば箱根駅伝!の話題も多くなってきました。新聞スポーツ面には出場各校の選手紹介など日替わり(笑)記事満載になっていますが、《「過去最速」 関東学生連合》の見出しには何か違う「走り屋」を想像してしまったワタクシです(; ̄ー ̄Aや


さて、本日は梓崎優(しざき・ゆう)さんの『叫びと祈り』を読み終わりました。「砂漠を走る船の道」「白い巨人(ギガンテ・ブランコ)」「凍れるルーシー」「叫び」「祈り」の5つの連作短編で、それぞれ舞台が違います。「砂漠を走る船の道」はアフリカ大陸の砂漠を、「白い巨人」はスペイン中部の白い街を、とちょっと自分が世界を旅(冒険)しているような気分になります。まぁルーシーあたりからは( -_・)?となるのですが…。モデルとなる場所はなくて、例外は「白い巨人」で、スペインの「コンスエグラ」という実在の街をモデルにしているそうです。

このスペインの話には「サクラ」という人物が主役(?)なのですが、ずっと「佐倉」という日本人だと思って読んでいたら、あらあら(・・? ちょっとばかりネタバレしますが、セレッソというスペイン人でした! セレッソはスペイン語で「桜」という意味なんだそうです~はじめて知りました。じゃあのJリーグの「セレッソ大阪」は……と調べたら大阪市の花である「桜」、大阪市をそして日本を代表するチームに育つよう願いが込められているんだそうです。 ちなみに「ヴァンフォーレ甲府」は「VENT(風)」「FORET(林)」というフランス語を組み合わせたもの……風林火山に因んだ名前にしたかったのか~なんかおフランスなネーミングだと思っていましたが、納得しました(´∇`)

話を戻しますが、この本はミステリーとしても人生論的な作品としても楽しめます。そして「サクラ」だけでなく、思い込みで読んでいるといろんな事件解決(?)のヒントを見逃してしまうのだわ、と思いました。

「5分で読める」シリーズに「旅」をテーマにしたものがあり、女3人卒業旅行の話ではキャピキャピしたドライブ中の会話や卒業という言葉から、女子大生の卒業旅行かと思っていたら、ネットで知り合い、練炭での「人生・卒業旅行」を企画していたかつてのオトメたち!というオチが……思い止まってくれてよかったです。あの時に「思い込みはダメねぇ」と呟いたのに、もう忘れてました~でも、だからこそ楽しめるのかも(^。^;)


今日は仕事でいい加減にしろや!と叫び、神様、なんとかして下さい~!と祈りたくなる出来事がたくさんあった日でしたが、はやく寝ていい夢をみたいと思います(´ー`)ノ





rohengram799 at 21:05コメント(12) 
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