飯田蛇笏

2016年04月29日

暮雲便りNo.32:華麗なる「ばら」族

今日は「肉の日」「昭和の日」……昭和と肉が結び付くと「ごちそう=スキヤキ」になってしまいます(笑) タイトルの「ばら族」は「ばら肉大好き!一族」ではないのですが(; ̄ー ̄A



『薔薇園一夫多妻の場を思ふ』(飯田蛇笏)


う~ん、石部金吉みたいな句しか作らないと思っていた蛇忽がこんな句を……まぁ自分が好きな作品しか見ていないので、ちょっとオヤジっぽい作品にビックリしたというところですかね( ̄▽ ̄;) 「ばらえん」ではなく「そうびえん」と読んで下さいませ。


薔薇って艶やかな女性や可愛らしい女性、いろんな女性像を連想しますが(品種も女性名が多いような…)ナゼある人たちは「薔薇族」と呼ばれるのかしら……( 〃▽〃)



「綺麗な薔薇には刺がある」とはよく聞きますが「綺麗な男にゃ罠がある」って知っていました!?


こちらも、あんなに母を慕う詩やなんとも言えない哀感のある「小さい秋見つけた」のサトウハチローさんが作詞したとは……とビックリしてしまった『麗人の歌』に出てきます。


♪ぬれた瞳とささやきに
ついだまされた恋ごころ
きれいな薔薇にはとげがある
きれいな男にゃ罠がある
知ってしまえばそれまでよ
知らないうちが花なのよ


美人がイケメンのダメ男に騙されてヨヨヨ……なんて俗っぽい歌詞なんでしょう( ̄~ ̄;) YouTubeで聴いてみましたが、なんとゆーか……昭和初期感たっぷりでしたわ。



「麗人」ときいて、男装の麗人・川島芳子さんが浮かぶか、オスカル様を思い出すか、美輪さまのサイト「麗人便り」が出てくるか、本屋のアララな雑誌じゃないの(≧▽≦)と赤面するかは人それぞれでしょうが、この言葉は女性にしか使わないそうですね。「女装の麗人」とか確かにきいたことがない……女装して美しい男性はなんと言えばいいのかしら? good-looking('_'?)



女性の美しさを表す言葉はいくつかありますが、それぞれこんな解説(?)がありました。
「美人」が、最も一般的で、広く使われる。
「美女」は「美人」よりも色っぽく、あでやかな語感を伴う。
「佳人」は、口語ではほとんど使わない。美しく、上品で感じの良さもそなえている女性。
「麗人」古めかしくやや大げさな語。口語ではあまり用いない。しかしそれだけに、近寄り難いような美しさ、雰囲気を含む語。
「別嬪」の「別」は、特別の意で、とりわけ美しい女性をいう。しかし、身近なきれいな人のことをいう、やや俗っぽい言い方。
(出典:類語例解辞典)



どれもフムフム納得してしまいますが、外国語でもこんな風に使い分けしているのかしらん? beautiful,pretty,lovely,cute……あとhandsomeも? handsome womanとか男前!な女性のことかしら? そして美人を表す方言もきっとあるんでしょうね(´∇`)





rohengram799 at 09:36コメント(2) 

2014年12月22日

笑雲便りNo.23:エツヨの朔旦冬至

今日はテレビでもこみち君がなんとかのテリーヌを作っていました~この時期、パーティに♪とかスーパーでもテリーヌやらパテやらと書かれた商品が並んでいますが、意味も違いもわからないので検索してみました←でも作るワケではない(--;)

《テリーヌとパテの違い》
http://www.dole.co.jp/5aday/about/column/column_164.html




『山国の虚空日わたる冬至かな』(飯田蛇笏)


今日は冬至ですが、今年は普段の冬至とはちょっと違い『朔旦冬至(さくたんとうじ)』と言って、新月と冬至が重なる年の特別な冬至のことで、19年に1度しか訪れないそうです\(◎o◎)/ 今までそんな話を聞いたことがなくて、カボチャを食べるぜ!柚子湯に入るぞ!しかなかったのに……もしかして私だけ知らなくて、けっこう有名な話なのかしら(O.O;)(oo;)
非常におめでたい日だとされて、古来朝廷では盛大な祝宴を催したといわれているそうです。



さてさて、タイトルにつけたエツヨですが、人名ではなく『説予(エツヨ)』という言葉を見たからです。意味は「よろこびたのしむ」だそうです。漢字の見た目からは「予言者の説話」みたいな印象がありますが、なんか違いましたね(;^_^A



寒い冬の時期に咲く花もあれば芽吹く樹もあり……自然の中にヨロコビを見つけて、ひとりワクワクと楽しいナニかを見つけたいと思っています。皆さまもお身体に気をつけて、お過ごし下さいませ。






rohengram799 at 16:44コメント(4)トラックバック(0) 

2013年04月17日

ヒコーキ雲便りNo.17:shipな日

今日は三宅島近海での地震が多いな、と思っていたら、夕方大きな揺れがあったのですね。被害がないとよいのですが…お見舞い申し上げます。私は職場で地震に遭遇するのが一番心配…吊りものとか通路の看板とかジャマで危ないものがたくさんあるので。


昨日、ヒョロヒョロくんは帰宅してから映画鑑賞に出掛けました。近くに映画館があるって便利!原作は読んでいないので、楽しめるのかな~と思った『舟を編む』ですが、感想をきいたら「つまらなかった」そうです。そうか~そうなんだ。有川浩さんとか三浦しをんさんの作品ってすぐ映像化されますが、原作ファンはどう思っているのかな~私はあんまり好きではないですが(--;)たいてい、へんな話になるし、キャストも納得できないのがほとんどだし。原作カバーが映画のになるのもイヤ(´д`)


昨日は第47回蛇笏賞(角川文化振興財団主催)が決まりましたね。文挟夫佐恵(ふばさみ・ふさえ)さんの句集「白駒」。お年は1914年東京生まれの99歳!!きっとみずみずしい感性の持ち主なんでしょうね。


『艦といふ 大きな棺 沖縄忌』


『艦』という字は「かん」と読むのか「ふね」と読むのかわからないのですが…実際にあの時代を生きた人の句だなぁ、と感じました。


私の「ふね」はshipではなく湿布ですね~ぱんぱん!!なふくらはぎにペタペタ貼っております。はがす時に痛いのよね('~`;)




rohengram799 at 18:40コメント(10) 

2012年11月20日

サバ雲便りNo.22:抱きしめたい…!?

吐く息が白い~!!今日は陽射しがあるので、ちょっと気持ちも前向き(笑)


『老ぼれて子のごとく抱く湯婆かな』


『足のべてこだはりあつき湯婆かな』


2句とも飯田蛇笏さんの作品ですが“湯たんぽ恋しやさ~ぶさぶ!!”な夜が続きますね。私が小さい頃は湯たんぽではなく“あんか”でした。夕方、みんなのふとんの中にあんかを入れにいくのは私の仕事でありました。懐かしい…!!


湯たんぽの語源・由来ですが、「たんぽ」は「湯婆」の唐音読みで、中国では唐の時代から湯たんぽの存在が見られたそう。「湯婆子(tangpozi)」「湯婆(tangpo)」と呼ばれていたようで、「婆」は「妻」や「母親」の意味。妻や母親の温かい体温を感じながら寝るように、お湯を入れた容器を代わりに抱いて寝ることからついた呼び名だそうです。


「たんぽ」のみで「湯たんぽ」と同じ意味ですが、日本では「たんぽ」のみでは意味が通じなかったらしく(--;)“温める容器のこと”と解釈したことから日本に伝わった時(室町時代頃らしい)「湯」が付け加えられたそうです。


子どもたちが小さい時は「寒い!寒い!!」と言って抱きついて寝ていたものです。ああ、あの時代が懐かしいなぁ…今はあちこち痛いので、ダンナに背を向けて寝ています('~`;)


久保田万太郎さんの句にはこんなのがありました。


『みたくなき夢ばかりみる湯婆かな』


アツすぎるのか、それともどこかのひなびた温泉宿で怪しげなおね~さんにつかまり抱き枕にされて寝苦しいのか……もしやワケありのお部屋に安く泊まらせてもらっていて(あたたかさとは程遠い)お婆さんに抱きつかれてうなされている……とか!?(゜o゜)\(-_-)


皆さま、風邪をひかぬようあたたかくしてお過ごし下さいませ!!




rohengram799 at 12:30コメント(12) 

2012年11月07日

サバ雲便りNo.7:立冬の倒立紳士(((・・;)

今朝は霧で真っ白!でびっくりしましたが「立冬」なんですよね~そして滋賀県に「栗東市(りっとうし)」があるのにも驚きました。“はかり”の生産が日本一なんだとか…。出身有名人は騎手の武豊さんとか幸四郎さん…思わず天秤の皿にのっけられた2人を想像してしまいました~もし片側が私なら絶対私の方に傾くだろうなぁ(-_-;)


その後、「りっとう」から「とうりつ」に妄想を広げたワタクシは「倒立振子」なる言葉を発見しました。理系の方には馴染みのある言葉でしょうか?「とうりつ・ふりこ」だと思っていたら「とうりつ・しんし」と読むのですね。ふふっ、もちろんワタクシの頭では「倒立紳士」と変換されてしまいましたわ…タキシードにモノクルの倒立紳士!!夢でいいからお逢いしたいものです( ̄ー ̄)


『くれなゐのこころの闇の冬日かな』(飯田蛇笏)


こんなワタクシのこころの闇は美しい「くれなゐ」とはほど遠い、澱みきった闇のような気がいたします……初冬の空気をおもいっきり吸い込んで、清々しく暮らしたいものでございます(--;)




rohengram799 at 21:00コメント(13) 
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