飯田龍太

2018年10月02日

稲熟雲便りNo.3:ワンコイン 😃🚬 ~ 9月の本棚

春風に飛ばしてならぬ子とたばこ(飯田龍太 )



春風より台風で子どもだけでなく大人が飛ばされる!という酷い天気があり、値上げの10月がやってきましたね。そんなに買ったつもりがないのに、レジで金額を見て Σ(・∀・;) となってしまいます。消費税が10%になったらどーなるのかしら・・・不安しかないです。


タバコが一箱500円の時代がやってきましたね。禁煙する人も多くなるでしょうが、だからどーした!?な人も多そう・・・ちなみにウチのダンナさんは後者です(´Д` )




さてさて、先月読んだ本はコチラです。長編を読むことなく終わってしまいました。最近、本屋さんの絵本コーナーの見本が充実しているので、立ち読みする回数が増えてきました(^。^;) 今、500円で買える文庫本も少なくなりました。週刊ジャンプが300円になる日も近いな・・・。



【9月の本棚】

https://bookmeter.com/users/718307/summary/monthly

rohengram799 at 15:57|この記事のURLComments(0)

2018年09月23日

菊咲雲便りNo.13:おかれきし

少し前の新聞、読者投稿の文芸欄に「お彼岸」を「おかれきし」とよんだ孫が内定をもらった、ということを詠んだ歌が載っていました。なんというか・・・(´-ω-`)



「さびしさは秋の彼岸のみづすまし」(飯田龍太)

秋の彼岸が季語(ただの彼岸は春の季語)ですが、
みづすましは、夏の季語。季語が二つある季重りというヤツですが、そんなことを言うのは不粋でしょうねぇ。みづすまし以外のナニモノにもこのさびしさ、侘しさや切なさは出せない気がします。



「梨腹も牡丹餅腹も彼岸かな 」( 正岡子規)


この子規の俳句、好きです(*´∀`)




気温の変化が大きいです。皆さま、ご自愛下さいませ。



rohengram799 at 17:28|この記事のURLComments(4)

2018年08月14日

炎昼雲便りNo.26:追憶

「追憶はおとなの遊び小鳥来る」(仁平 勝)


思い出と追憶は何が違うのかなぁ、と考えていましたが、思い出は写真の容認一枚、一枚、別のものであって、追憶はひとつの長い物語なのかなと。子どもには長い映画は退屈でしょうから、おとなにならないと味わえないものなんでしょう・・・などと自分で結論を出しました(笑)




お盆さんですね。6日読売新聞の「俳句あれこれ」というコラムを井上康明さんが担当していて、お盆の句を紹介していました。


「炎天に筵たたけば盆が来る」(飯田龍太)


・・・自句自解によればこの句の盆は七月、新暦による盆である。筵(むしろ)は養蚕の筵。春蚕、夏蚕、秋蚕と続き、その合間を縫って七月のうちに盆会が行われた。桑の葉を食べ尽くした蚕は、体が透き通り糸を吐く上簇(じょうぞく)の時期を迎える。その蚕を拾って、蔟(まぶし)と呼ばれる井桁状に小さく仕切った蚕具に入れる。それまで蚕の下に敷かれていた筵は、糞に塗(まみ)れて湿っている。その筵を乾(ほ)し棒で打って糞を落とす。村のあちこちから筵を叩く音が炎天に響く。その音と蚕臭の向こうから先祖の霊を慰める盂蘭盆会がやって来る。・・・



飯田龍太は蛇笏の息子で、井上さんも山梨の生まれ、現在も居住されているようです。私が中学生くらいまでは、7月がお盆さんだった記憶があります。この頃はもう、お蚕さんをやっている農家さんは少なかった気がします。一年中忙しい農家の様子や夏の暑さが伝わる名句だなと思いました。




井上靖の『掌の小説』という短編集の中に「死顔の出来事」という、本当に短い話があります。このダンナさんが亡くなった妻にしたことは、愛情なのかなんなのか、妻の母親と妹の心情など、不思議な感覚にな小説です。


https://plus.google.com/101118550140339068924/posts/LeVSnk5RzVr



私は自分が死んだ後、顔を見られるのも、ベタベタさわられるのもイヤだし、自分も故人に対してしたくないです。祖父や両親の時も、こちらから言う前に白布をとる人や顔をさわる親戚とかいましたが、それもイヤでした・・・。





rohengram799 at 12:53|この記事のURLComments(6)

2015年01月20日

福雲便りNo.18:海には海の……

『大寒の 薔薇に異端の 香気あり』(飯田龍太)


今日は「大寒」ですね~小寒から立春の前日までの約30日が、1年で最も寒さが厳しい時期とされる寒の内。「大寒」はその期間の真ん中にあたります。


空気が乾燥していて、今日も連続放火(不審火)のニュースがありましたが、戸締まり用心、火の用心!! そう言えば読みかけの本は『火の壁』(伊野上裕伸)という、火災保険受け取りの為に店舗兼自宅に放火しているのでは?というあやしいヤツを調査する内容ですわ(-o-;)



『海底に山あり谷あり平原あり』そして名前がある(^◇^)…で朝刊の読者投稿欄に「海の山に小粋な名 興味持つ人増えて」という記事がありました。「春の七草開山海山群」などは海の中の歳時記という感じ?やはり日本人のネーミングセンスはちょっと違って、またソレがいい(^.^) 下記サイトで他の名前もご覧下さいませ。

http://koyomi.vis.ne.jp/doc/mlwa/200705180.htm


なぜか♪山には山の愁いあり~海には海のかなしみや……という『あざみの歌』を思い出しました。

http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/azami.html



『人の世のあそびに飽きしそののちも書(ふみ)にあそびて飽かぬ心よ』(相生垣瓜人:あいおいがきかじん)



今日もこの句のような1日を過ごしたいと思います。皆さまもなにかステキな出来事に心がふるえる、大寒の1日になりますように(*´∀`)♪




rohengram799 at 09:57|この記事のURLComments(12)TrackBack(0)

2014年12月10日

笑雲便りNo.14:敷紅葉~タヌキのお布団

『冬晴れのとある駅より印度人』(飯田龍太)


なんでしょうか、インドの人にはアツい夏のイメージがあるからか、冬の陽射しにターバンを巻いたインドの方はちょっと違和感があったのかも(((^^;) 寂れた田舎の駅に間違えて降りてしまった異国の方を想像してしまいました。もし前の記事の恋山形駅に降りてしまったら……( ̄▽ ̄;)



午前中は晴れてあたたかかったのに、お昼を過ぎたらどんよりしてきました。「冬晴れ」とか「冬うらら」とかキラキラした季語を見つけてニンマリしていたのに残念……しかし!! おやぢハートは真っ赤に燃えているのでした(≧∇≦)


「冬紅葉」という季語があります。フユモミジは散りおくれてわずかに残っている紅葉のこと。『冬紅葉愛を信ずるほど老いし』(鳴戸奈菜)に渡辺淳一さんを連想したり(そんな作品を読んだことがないくせに)瀬戸内寂聴さんの『経行の蹠冷たくて冬紅葉』という読めない……な句にも大人の秘かなる情愛を感じてしまう罰当たりなワタクシ(^o^;)


「経行」は「きょうぎょう」かと思ったら「きんひん」と読む仏教語でした。座禅中、足の疲労や眠気をとるために、一定の場所を巡回・往復運動することだそうです。また「蹠」は「あうら」と読んで、皮膚のかたい足の裏。冬のひんやりした空気、修行僧の静かな息づかい、時おりはらり……と散る紅葉。美しい光景が浮かんできます。絶対、その風景の一部に自分はいないだろうなぁ、と思いつつ……しばし迷走イヤ瞑想。


「敷紅葉」という言葉もあるのですね。遠くから眺めてもよし、近くで見てもよし……見上げてもよし、足下を見てもまたよし……であります。下記サイトではお地蔵さまがいらして、またなんとも可愛らしく、ステキなのでご覧下さいませ。


http://kazenokomichi.hatenablog.jp/entry/2013/12/03/185220




朝刊の読者投稿欄に「以前から好きだった落語を半年前から習い始めた」という43歳主婦の方の記事がありました。落語芸術協会の初級講座に2ヶ月間通ったそう。日々の暮らしでも練習。『狸札(たぬきさつ)』を次男くんの学校関連行事で披露したそうで、皆さん喜んで大笑いしてくれたそうです。来年は中級講座に通うそうです~スゴいバイタリティ! 見習いたい!


タヌキもけっこう私のブログでは出番が多いので気になりますね~「狸札」「狸賽」「狸鯉」の3つの噺を総称して「たぬき」と呼ぶそうですが、高座ではこのうちのどれか一つしか演じないとか。「狸札」はいわゆるタヌキの恩返しでしょうか、浦島太郎や鶴女房みたいな悲哀はありません。むしろ、おやぢ受けする内容(^。^;) 


お礼にもどってきた子タヌキにいいから山に帰りな、という八五郎さん。親に怒られます、という子タヌキ。寒いけれど布団はないよ、的な会話からコレに続きます。


タヌキ:そんなものはいりません。自分のをひろげて寝ますから。
八五郎:ああそうか、よく聞くなぁ、タヌキの金は八畳敷きだなんてぇのは…そんなにひろがるのか。ちょいとここでひろげて見せねえか?
タヌキ:八畳は親タヌキでして…私はまだ子タヌキですから、ホンの四畳半ぐらいで…。
八五郎:四畳半?粋なもんじゃねえか。あったけぇのかい?
タヌキ:あったかいものですよ~なんなら半分かけましょうか?


………いやいや、お気持ちだけで……イヤ、気持ちも遠慮したい……でもこういう会話、おやぢはキライじゃないぜ( v^-゜)♪



タヌキの親子が紅葉のお布団で眠る姿を想像しながら、赤ちょうちんで一杯……とかしてみたい(*´∀`)♪ 記事タイトルにメルヘンやファンタジーを連想した方には大変申し訳なく思っています(^^;)(;^^)



皆さまもあたたかくしてお過ごし下さいね。





rohengram799 at 13:41|この記事のURLComments(10)
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