空のお城通信~オスカー戯言日記~

空のお城へようこそ゚+(人・∀・*)+。♪ 自分の好きなこと、興味のあることを書いています。

タグ:飯田龍太

イギリスには「3月はライオンのようにやって来て、子羊のように去ってゆく」という諺があるとか。漫画の「3月のライオン」ってここから来てるんですかね? 読んだことがないから、わからない。

http://www2.jrt.co.jp/cgi-bin3/memo/memo.cgi?no=188



【倉橋 羊村氏(くらはし・ようそん、本名裕=ゆたか=俳人)11日午前11時23分、脳梗塞のため川崎市内の高齢者施設で死去、88歳。】

この方は全く存じ上げなかったのですが、羊村とはかわいい俳号だなぁと思ったので、イギリスの諺が気になったのかもしれません。倉橋氏の俳句を検索して読んでみましたが、好きな句をいくつか。


仮の世のほかに世のなし冬菫

夕映えは遠き橋より麦の秋

日光も月光も秋菩薩かな

深眠りして白蛇たること忘れたる

落葉降るひかりの中を妻とゆけり



特に「深眠りして…」の句はお気に入りです。案外、みんな自分を人間だと勘違いしているのでは?なんて考えたりします。白蛇はどんな夢を見るのでしょう? やはり色白で赤い唇で冷え症の美女かしら!?

あと「冬菫」も好きな季語のひとつです。スミレの品種ではなくて、晩秋~初冬、または晩冬などの日当たりの良いあたたかい場所にたまたま咲いたスミレの呼び名。日本人が好きなシチュエーションだと思います。


ふるきよきころの色して冬すみれ 


飯田龍太さんのこの句もいいですが、冬菫で一番好きな俳句はやっぱり金原まさ子さんかな。


つまりただの菫ではないか冬の 


冬の菫は失った恋なのか、自分の人生なのか……広がる妄想(*´ω`*)


生きていく哀しみ少し冬すみれ

伊藤千代江さんのこの句の様な気持ちにいずれなるのかもしれません。




こちらの記事では布袋さまと羊の像が……なんとも言えない取り合わせです(о´∀`о)

【布袋さまと十二支の像】
http://www.hitsuzi.jp/2018/06/3051sheep.html

春風に飛ばしてならぬ子とたばこ(飯田龍太 )



春風より台風で子どもだけでなく大人が飛ばされる!という酷い天気があり、値上げの10月がやってきましたね。そんなに買ったつもりがないのに、レジで金額を見て Σ(・∀・;) となってしまいます。消費税が10%になったらどーなるのかしら・・・不安しかないです。


タバコが一箱500円の時代がやってきましたね。禁煙する人も多くなるでしょうが、だからどーした!?な人も多そう・・・ちなみにウチのダンナさんは後者です(´Д` )




さてさて、先月読んだ本はコチラです。長編を読むことなく終わってしまいました。最近、本屋さんの絵本コーナーの見本が充実しているので、立ち読みする回数が増えてきました(^。^;) 今、500円で買える文庫本も少なくなりました。週刊ジャンプが300円になる日も近いな・・・。



【9月の本棚】

https://bookmeter.com/users/718307/summary/monthly

少し前の新聞、読者投稿の文芸欄に「お彼岸」を「おかれきし」とよんだ孫が内定をもらった、ということを詠んだ歌が載っていました。なんというか・・・(´-ω-`)



「さびしさは秋の彼岸のみづすまし」(飯田龍太)

秋の彼岸が季語(ただの彼岸は春の季語)ですが、
みづすましは、夏の季語。季語が二つある季重りというヤツですが、そんなことを言うのは不粋でしょうねぇ。みづすまし以外のナニモノにもこのさびしさ、侘しさや切なさは出せない気がします。



「梨腹も牡丹餅腹も彼岸かな 」( 正岡子規)


この子規の俳句、好きです(*´∀`)




気温の変化が大きいです。皆さま、ご自愛下さいませ。


「追憶はおとなの遊び小鳥来る」(仁平 勝)


思い出と追憶は何が違うのかなぁ、と考えていましたが、思い出は写真の容認一枚、一枚、別のものであって、追憶はひとつの長い物語なのかなと。子どもには長い映画は退屈でしょうから、おとなにならないと味わえないものなんでしょう・・・などと自分で結論を出しました(笑)




お盆さんですね。6日読売新聞の「俳句あれこれ」というコラムを井上康明さんが担当していて、お盆の句を紹介していました。


「炎天に筵たたけば盆が来る」(飯田龍太)


・・・自句自解によればこの句の盆は七月、新暦による盆である。筵(むしろ)は養蚕の筵。春蚕、夏蚕、秋蚕と続き、その合間を縫って七月のうちに盆会が行われた。桑の葉を食べ尽くした蚕は、体が透き通り糸を吐く上簇(じょうぞく)の時期を迎える。その蚕を拾って、蔟(まぶし)と呼ばれる井桁状に小さく仕切った蚕具に入れる。それまで蚕の下に敷かれていた筵は、糞に塗(まみ)れて湿っている。その筵を乾(ほ)し棒で打って糞を落とす。村のあちこちから筵を叩く音が炎天に響く。その音と蚕臭の向こうから先祖の霊を慰める盂蘭盆会がやって来る。・・・



飯田龍太は蛇笏の息子で、井上さんも山梨の生まれ、現在も居住されているようです。私が中学生くらいまでは、7月がお盆さんだった記憶があります。この頃はもう、お蚕さんをやっている農家さんは少なかった気がします。一年中忙しい農家の様子や夏の暑さが伝わる名句だなと思いました。




井上靖の『掌の小説』という短編集の中に「死顔の出来事」という、本当に短い話があります。このダンナさんが亡くなった妻にしたことは、愛情なのかなんなのか、妻の母親と妹の心情など、不思議な感覚にな小説です。


https://plus.google.com/101118550140339068924/posts/LeVSnk5RzVr



私は自分が死んだ後、顔を見られるのも、ベタベタさわられるのもイヤだし、自分も故人に対してしたくないです。祖父や両親の時も、こちらから言う前に白布をとる人や顔をさわる親戚とかいましたが、それもイヤでした・・・。




『大寒の 薔薇に異端の 香気あり』(飯田龍太)


今日は「大寒」ですね~小寒から立春の前日までの約30日が、1年で最も寒さが厳しい時期とされる寒の内。「大寒」はその期間の真ん中にあたります。


空気が乾燥していて、今日も連続放火(不審火)のニュースがありましたが、戸締まり用心、火の用心!! そう言えば読みかけの本は『火の壁』(伊野上裕伸)という、火災保険受け取りの為に店舗兼自宅に放火しているのでは?というあやしいヤツを調査する内容ですわ(-o-;)



『海底に山あり谷あり平原あり』そして名前がある(^◇^)…で朝刊の読者投稿欄に「海の山に小粋な名 興味持つ人増えて」という記事がありました。「春の七草開山海山群」などは海の中の歳時記という感じ?やはり日本人のネーミングセンスはちょっと違って、またソレがいい(^.^) 下記サイトで他の名前もご覧下さいませ。

http://koyomi.vis.ne.jp/doc/mlwa/200705180.htm


なぜか♪山には山の愁いあり~海には海のかなしみや……という『あざみの歌』を思い出しました。

http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/azami.html



『人の世のあそびに飽きしそののちも書(ふみ)にあそびて飽かぬ心よ』(相生垣瓜人:あいおいがきかじん)



今日もこの句のような1日を過ごしたいと思います。皆さまもなにかステキな出来事に心がふるえる、大寒の1日になりますように(*´∀`)♪



このページのトップヘ