高浜虚子

2014年07月27日

美雲便りNo.28:You Gotta Chance (o≧▽゜)o

また日付がかわってしまった……昨日は「ふろの日」で隅田川花火大会もありましたね! 今年は天気に恵まれたようでよかったです。


お風呂と花火大会から連想するものは……浴衣でしょうか? 今日は綺麗な藤色の浴衣のおねぇさんを見かけましたが、高浜虚子のこのオッサン目線の句にはククク(o^ O^)シ彡☆


『浴衣着て少女の乳房高からず』


まだまだ成長期なのですよ! あまりふくよかになってしまうと色気やらセクシーさを通り越して、ワタクシのように「ドスコイ!」になってしまいまいます(´;ω;`)


浴衣は、ユカタビラの略なんだそうで……昔の上流貴族は、風呂へ入るのに、マッパ( 〃▽〃)!と行儀の悪い事はせず、ユカタビラを着たまま入っていました。ユカタビラはヒトエの着物のこと。平安中期頃(鎌倉時代以前という記述と鎌倉時代と言い切っていているもの、鎌倉・室町時代というのもあるらしい)は、入浴とはいっても今のように湯につかるのではなく、蒸気を浴びるサウナのような蒸風呂。汗を吸い取るため、またヤケドをしないように麻の薄い単(ひとえ)を着用。本来白っぽい麻地のものに限られていたようです。
安土桃山時代頃から湯上りに着て、肌の水分を吸い取らせる目的で広く用いられるように。


浴衣が庶民の間に広がったのは、風呂屋が普及した江戸後期。この頃は風呂には裸で入るようになっていました。はじめは湯上りの汗をふき取るために、今のバスローブのように風呂屋の2階などで着ていたものが、次第にそのまま着て外へ出るように……ワンマイルウェアかしら(*´∀`)♪ 生地も木綿に変わり、華やかなデザインになって、町民の間で盆踊りや花見などに揃いのゆかたで出かけることが流行! 歌舞伎役者が舞台で着た衣装を庶民が真似る(いつの時代も変わらないファン心理)などしたことにより、ゆかた文化がドーン!と大きな打ち上げ花火のように花開いたワケですね。


今回のタイトル『You Gotta Chance』は吉川晃司さんの♪You Gotta Chance ~ダンスで夏を抱きしめて~からなんですが(古いなぁ)ユーガッタチャンス→夕方がチャンス→ユカタがチャンス! 夕方からのお祭り、いつもと違う浴衣姿に恋が芽生えるかも?と、脳内で初々しい中学生カップルが出来上がってしまったので( ̄▽ ̄;)……ダンスはもちろん「盆ダンス」です!!




rohengram799 at 01:10|PermalinkComments(6)

2014年07月22日

美雲便りNo.23:ニッポンの夏・油団快適(;・∀・)

『蓮の香や一男去ってまた一男』(仁平勝)


日付がかわってしまいましたが、昨日の朝刊にあった一句であります。なんとなくクスッとしてしまいました(*´∀`)♪


日中は思ったよりも過ごしやすく、夜になっても窓から入る風が冷たいくらいです。お布団もヒンヤリかしらん……と思っていたところ『油団』という文字が目につきました。なんでしょう、コレは……寝苦しい夜、汗まみれになってしまった布団のことかしら(-""-;)


読み方は「ゆとん」らしいです。和紙を幾重にも貼り合わせて、その表面に荏胡麻の油を塗ったもので、つるつるとしていて、座ると「ひんやりと涼しい」O(≧∇≦)O むし暑い日本の夏の家屋に最適の敷き物だったらしく、高浜虚子は「柱影映りもぞする油団かな」という俳句を詠んでいました。夏の季語なんですね。あとこんな句もありました。「踏むやそもまたなつかしき油団かな」(上川井梨葉) 


ただ、良質の和紙をたくさん使用しますし、手間のかかる作業なので(完成まで時間がかかる)昔でも高価な商品で、庶民の暮らしに一枚!というよりは名家や料亭などで用いられたことが多かったようです。福井県鯖江市の名産で(メガネだけじゃなかった!)今では同市にある紅屋紅陽堂が油団を作ることができる唯一の店だそうです。


http://www.handmadejapan.com/features_/ft007_01.htm



意外な夏の快適グッズについてちょっと勉強出来たので、寝ることにします~皆さま、おやすみなさいませ(+.+)(-.-)(__)..zzZ




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2013年12月01日

わた雲便りNo.31:しわ寄せ師走( ̄~ ̄;)

12月になりました!今年のカレンダーも一枚ぺらん……昔もこんなに毎日が早く過ぎていたかなぁ…なんて考えてしまいます。


『女を見連れの男を見て師走』(高浜虚子)


なんとなく独り者の、前屈みになった背中がうかんできましたが(笑)独り者でなくても、妙に人出が多くなったように感じるし、服装も真冬ですか?みたいな女の子もいれば、足が寒そう!な女の子もいるし……我慢大会ですか?みたいに半袖姿の殿方も見かけたり~元気なのは運動部の学生さんたちくらいでしょうか~昨日は試合に行くのかサッカー部のmen'sを見かけました。「ユニフォームとかスパイクとかお金かかるよね…お母さんたち大変だぁ」なんて思ってしまいました(((^_^;)


私はスーパーで値札を見て、財布の中を確認して、眉間にシワをよせてため息の師走になりそうな予感(ノ_・,) それなのに、平岩弓枝さんの『セイロン亭の謎』を読んでいると、神戸の異人館に行きたい気持ちがムクムクと……新幹線に乗ったらどのくらいで行けるのかなぁ…とか考えてしまう(^。^;)


来年は《そして神戸》のタイトルで記事を書いてみたい……こんなおバカさんな私と今月もお付き合い下さると嬉しいです( 〃▽〃)




rohengram799 at 20:46|PermalinkComments(10)

2012年03月03日

第711号:いのち、紅(くれない)

『命くれない』は瀬川瑛子さんの歌~この歌ってお互いに命を預けて2人で生きていきましょうね…的な演歌ですよね?違う意味で「お命、頂戴!」だとコワい(>_<)


今日はひな祭りなので「ピンクな話題」がいいかしら(^.^)と思ったのですが、残念ながら枯山水なワタクシ(--;)ちょっと季節も色も落ち着いた「ワレモコウ」のお話をさせて下さいまし(((^^;)


「ワレモコウ」の漢字表記には他に我吾紅、吾木香、我毛紅なども。一説によると、「われもこうありたい」とはかない思いをこめて名づけられたとか。また、命名するときに、赤黒いこの花はなに色だろうか、と論議があり、その時みなそれぞれに茶色、こげ茶、紫などと言い張っていたところ、どこからか「いや、私は断じて紅ですよ」と言うのが聞こえてきた。選者は「花が自分で言っているのだから間違いない、われも紅とする」で「我亦紅」となったという説もあるそうです。


ワレモコウ……“我も恋う”で恋の歌がたくさんありそうと思っていましたが、すぎもとまさとさんの『吾亦紅(われもこう) 』は母親への想いを歌っていますよね。墓前で結婚報告でなく離婚報告ですか!?みたいな歌詞にちょっとビックリですが(((・・;)


さだまさしさんの『吾亦紅』は分校の校長先生と子どもたちを描いたもの~お友だちだそうですね。


♪人あざやかに/色あざやかに/小さく咲いた/ 吾もまた紅(ベに)なり


私は歌詞を読むまで「我も恋う」しか頭になくて……
《吾も亦(また)紅(くれない)なりと ひそやかに」(高浜虚子)という句も初めて知りました。


外見はゆるゆるおだやかなんだけれど、♪燃え上がれガンダム~みたいな気概を持っていて(本当は違うのかも)胸の奥にはいつも大リーグボールを投げられる星飛雄馬がスタンバイしているような~
全く勝手な解釈をし「紅芋ねえちゃん」いや「おばちゃん」になっています。


「紅」って心のアツい塊で、“自信”って言い換えてもいいものなのかな、なんて思いました。



rohengram799 at 00:35|PermalinkComments(12)

2011年11月02日

第612号:あくまで手毬唄!?

明日は「文化の日」なので文化的な話題を~と思ったのですが、特に浮かばす(笑)近くにあった本をパラパラとしたらこんな句が…。


『手毬唄かなしきことをうつくしく』(高浜虚子)


句は大変情緒がありますし、綺麗な手毬も雑誌などで見たことがあります。しかし~私の知っている手毬唄は「あんたがたどこさ」で、この句のような趣がありません(-_-;)


あんたがたどこさ/肥後さ/肥後どこさ/熊本さ/熊本どこさ/船場さ/船場山には/狸がおってさ/それを猟師が鉄砲で撃ってさ/煮てさ/焼いてさ/食ってさ/それを木の葉でちょいと隠そ!!


多少地方により違うみたいですが、なぜ熊本だけが強調されているのか不思議(笑)


『名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)』('03年4月)という劇場版の中では「通り名はやし唄」という手毬唄が出てきたそうですね。私はこの頃はもう見に行っていないので知らないのですが。


♪まるたけえびすに/おしおいけ/あねさんろっかく/たこにしき/しあやぶったか/まつまんごじょう/せったちゃらちゃら/うおのたな/ろくじょう/ひっちょうとおりすぎ/はっちょうこえれば/とおじみち/くじょうおおじで/とどめさす


平仮名ばかりだとわかりにくいですが、京都の東西の通りを北から南へ歌ったものだそうです。


丸太町(まるたまち)竹屋町(たけやまち)夷川(えびすがわ)二条(にじょう)押小路(おしこうじ)御池(おいけ)姉小路(あねこうじ)三条(さんじょう)六角(ろっかく)蛸薬師(たこやくし)錦小路(にしきこうじ)四条(しじょう)綾小路(あやのこうじ)仏光寺(ぶっこうじ)高辻(たかつじ)松原(まつばら)万寿寺(まんじゅじ)五条(ごじょう)雪駄屋町(せきだやちょう)魚の棚(うおのたな)六条(ろくじょう)七条(しちじょう)八条(はちじょう)東寺道(とうじみち)九条(くじょう)……難しいよ~(´д`)それに初めて聞いた!!蛸薬師(((・・;)


もっとくだけた感じの「坊さん頭は丸太町/つるっとすべって竹屋町/水の流れは夷川(えべすがわ)…」なんてのもあるみたいです。


また♪一掛け二掛けで 三掛けて~で始まる、手鞠唄だったりお手玉遊びやじゃんけんの時に歌ったりする歌があるらしく、こちらも何故か九州(笑)


一掛け二掛け三掛けて
四掛けて五掛けて橋を掛け
橋の欄干に腰を掛け
遥か向こうを眺めれば
十七八の姉さんが
片手に花持ち、線香持ち
姉さん姉さんどこ行くの
私は九州鹿児島へ
西郷隆盛娘です
明治十年三月に
切腹なされた父上の
お墓参りに参ります
お墓の前で手を合わせ
南無阿弥陀仏と目に涙
もしも私が男なら
士官学校卒業して
イギリス言葉を習わせて
梅に鶯ホオホケキョ
ホオホオホケキョと鳴いたなら
これでいっかん終わりです


♪お墓の前には/魂が/ふうわりふわりと/ジャンケンポン~でまとめるパターンもあるみたいですが、京都の「とどめさす」もですが「いっかんのおわり」とか…明治維新がらみなんでしょうか~ちょっと残酷(--;)


横溝正史の『悪魔の手毬唄』はタイトルと中途半端なあらすじしか知らないのですが、出てくる手毬唄はどんな歌詞なんでしょうね? 怖いよ~(ToT)


rohengram799 at 22:25|PermalinkComments(16)
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