備忘の果実 〜オスカー戯言日記〜

ようこそ゚+(人・∀・*)+。♪ 自分の好きなこと、興味のあることをチマチマと書いています。

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今日は啓蟄。地方新聞にはカエルの卵の記事が……アップで見るとビックリしてしまいますわ(^_^;) 田んぼも少なくなってきたし、オタマジャクシを見る機会も減ってきているかもしれないですが。


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「およぐひと」 萩原朔太郎 


 
およぐひとのからだはななめにのびる、
 
二本の手はながくそろへてひきのばされる、

およぐひとの心臓(こころ)はくらげのやうにすきとほる、

およぐひとの瞳(め)はつりがねのひびきをききつつ、

およぐひとのたましひは水(みづ)のうへの月をみる。


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この『月に吠える』に収められている詩は有名私立中学校の入試問題にもなったとか……小6の国語の教科書にも載っているとか……子どもが読む場合はこの文章をそのまま素直に受けとるんでしょうか? というか、どんな問題だったのか気になる!

文字通り素直に読んでも、なんかちょっとゾクッとするのは「たましひ」という言葉があるからなのか。泳いでいるのは海でもプールでもなくて、あちらとこちら、目には見えない世界ではないのか、と思ってしまいます。


身体が斜めにのびるのは力が入っていないからではないのか、瞳がつりがねを見ないで音をきいているのはなぜなのか……海の中でただ流されさまよっているのではないか。



こんなことを考えていたら同タイトル『およぐひと』という絵本があることを知りました。

https://www.cojicoji.com/shuhei/oyog.html


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天気予報とともに桜の開花予想について話題になる時期です。あの春からずっと、何年経っても「今年の桜」です。読むたびに胸がいっぱいになります。涙が出ます。


みちのくの今年の桜すべて供花 高野ムツオ





ではでは……皆さま、おだやかな週末をお過ごし下さいませ。

昨日は非常に精神的にまいってしまい、帰宅後ソッコー布団でありました(--;)


しかし一晩たち、不平不満を書き散らかしただけで、自分が一年前に皆さまからたくさんお気遣いをいただいたことの感謝を忘れておりました(>_<)今さらではありますが、ありがとうございました。最近の地震に気がつくこともない(いつも揺れている感じがまた戻ってきた)自分にいささか不安がありますが(-_-;)


『みちのくの今年の桜すべて供花』(高野ムツオ)


昨日の新聞に載っていました。震災直後の句で作者は多賀城市の方だそうです。


昨日の陛下のお言葉、美智子さまのお着物姿に「イベントではない、追悼式典なんだ」と安心しました。こんなことを思うのは悲しいことですが。小さい子どもさんが語る言葉は画面を見ているだけで痛々しいので、なくても…と思ったりしましたが。


皆さま、今日1日おだやかにたおやかにお過ごし下さいませ。


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