鯖街道

2011年08月10日

第558号:この道

『死者は老いず生者は老いて死に揺れる古き団地の盆踊りかな』(森秀人)


新聞掲載の俳句です。幽玄な雰囲気の中に、今の社会の様子がうかがえますね。ウチのマンションも最初は新婚さんや働き盛りの方、幼稚園にいくかいかないかの小さい子どもがたくさんいましたが、今は、エントランスに座り込む、蹴飛ばしたくなる中学生が多くなったかも。高校生はフラフラしてますからね(笑) 毎年の夏祭りもだんだん規模が小さくなって「とりあえずやってみました」的な雰囲気があります。役員も自分たちに小さい子どもがいたら張り切るのでしょうけど(--;)


昨日神戸の須磨区では『須磨智慧の盆踊り』があったとか。弘法大師ゆかりの「須磨寺」と菅原道真公とかかわりの深い「綱敷天満宮」を結ぶ約600mの道を《智慧の道》と呼んでいるそうです。「○○の道」とか「○○ロード」「○○街道」とかいろいろありますが、この前《鯖街道》を発見しました!!狩人の歌う『コスモス街道』ならロマンチックなのに(笑)


♪この道は いつか来た道
ああ そうだよ
あかしやの花が 咲いて
いる…

あの雲は いつか見た雲
ああ そうだよ
山査子の枝も 垂れてる


北原白秋作詞、山田耕筰作曲の『この道』をなぜか歌いたくなりました。ひとりひとり「この道」の風景は違うのでしょうが、明るい場所にたどり着きたいですね(*^^*)



rohengram799 at 11:22コメント(17) 
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