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2015年12月16日

色雲便りNo.10:十二人の手紙

今日は井上ひさしさんの『十二人の手紙』を読みました。全部手紙形式なら読みやすかろう(笑)という単純な理由で買っておいたのですが、いやいや……これは奥が深い!


書き手と受け取り手の往復書簡であったり、一方的な手紙だったり……前の話(手紙)と関係ない話だと思っていると「あれ、この人は…」と意外なつながりがあって……技巧を凝らしたというより趣向を凝らした一冊。やはりスゴい作家さんですわ。手紙を書くまでの間、その手紙が相手に届くまでの間、自分は○○さんに手紙を出したつもりだけれど果たしてその人は実在するのか?なんてものも……。昔の雑誌の文通コーナーにはか写真入りのもありましたね。ちょっと懐かしさもあり、電話でもメールでもない、手紙の持つ魔力的なものも感じた作品でした。



この時期は年賀状の話題が多くなりますが、先月でしたか「年賀状50枚お買い上げの方にプレゼント第2彈は“さつまいも”♪」という郵便局のチラシがありました。第2彈ということは前も何かプレゼントしたのかい(;・∀・)と驚きました。他の地域の郵便局でも独自になにかやっていたのかしら?



「12」に関するウンチクみたいなものはあるのかな?と検索したら「12+1=稲」というのがありました。クイズのようで他に「10+12=鳥居 6+6=耳 3+12=トライ」など……理屈(?)は十二支でした。「01ね 02うし 03とら 04う 05たつ 06み 07うま 08ひつじ 09さる 10とり 11いぬ 12い」で「12+01=い+ね」だそうです。う~ん、頭の体操になったかしらん(^。^;)



年賀状の受付も始まりましたね。ますます気忙しくなります……!





rohengram799 at 20:16|PermalinkComments(8)