備忘の果実 〜オスカー戯言日記〜

ようこそ゚+(人・∀・*)+。♪ 自分の好きなこと、興味のあることをチマチマと書いています。

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今月もはや3日…「イチ・ニ・サン」の掛け声で大掃除でも始めるか!なんて気持ちになるわけもなく……ダラダラ過ごしてしまいました(^。^;)


今日は『セオイ』という本を読みました。「セオイ」とは、悩める人々が最後に頼ると噂される謎の伝承技!という…最初から「なんじゃそりゃ(?_?)」とツッコミをいれたくなるような、その技の使い手の鏡山零二が主人公。「いろんな条件をクリアしたら、あなたの悩みを私が引き受けますよ。明日から生まれかわった気持ちで頑張って下さいね!ボクだって体力消耗するので、あなたの寿命の2%を代金にもらうから~そこンとこ、ヨロシク!」美人助手の美優と西新宿の裏路地に居を構え、人知れず老若男女を救っていたのですが、ある時、有名作家の事故死との関連でベテラン刑事に目をつけられ、執拗につきまとわれように……私が説明すると全く緊張感のない話になっていますが、主人公の彼はこんなチャラ男ではありませんので…(;^_^A でも登場人物をもう少し書き込んでくれたらよかったかな…。ヤーさんやら猟奇殺人事件やら出てくるのですが、、アニメか日テレの土曜9時のドラマの原作になりそうな展開だと思いました。


『幸せは誰かの手から、誰かを巡り、誰かに届く。そうとは気付かぬまま、背負い、背負われ、人は生きてゆくのかもしれない。』


最後にベテラン刑事の後ろ姿にこのナレーションが流れる映像が勝手に浮かんできてしまう( ̄▽ ̄;)



話は変わりますが、昨日PASMOを駅の券売機でチャージしたのですが「ご希望のボタンを押して下さい」が「欲望のボタンを押して下さい」に聞こえてしまいました!うっひゃ~!まさに『欲望という名の電車』に乗り込むおやぢ!ウハウハであんなことやこんなことをしているおやぢなワタクシに、喪黒さんが現れ「ドーン!」と…(*゜Q゜*)←ここまで妄想してしまうワタクシを背負ってくれるダレカはいないかしら?そのまま投げ飛ばされたりして( ´△`)



PASMOの残高が1999円になったのを見て、2000年になった時の騒ぎを思い出しました。私の小学生時代は「富士山大噴火」に「ノストラダムスの大予言」と「俺たちに明日はない(T-T)」な話が蔓延していて、ワタクシはそんなお子さまね!という顔をしながらも内心はどうしようΣ(T▽T;)な女の子でありました。


今、角田光代さんの『ツリーハウス』を読んでいます。戦前戦中戦後と満州で過ごし、帰国してから新宿で中華料理店を開いた夫婦。お互い男女の愛情があって結ばれたのかわからないまま子どもが産まれ、孫ができ…三世代の物語で、現在と過去が交差するのでちょっとわかりにくいところもあるかも…。昭和の出来事・事件なんかが出てきて、パンダがはじめて来た時のことや中国残留孤児の肉親探しのことなどを思い出しました。


肉親が見つかった人とそうでない人の中国に帰る時の表情が全く違ったこととか(おみやげに電化製品とかありましたよね)日本で生活するようになったけれど、なかなか馴染めなかったりとか……すっかり記憶から抜けていました。50年近く生きているのだから、たくさんの出来事があって全部覚えているなんて無理な話ですが、中国の大気汚染が大きく取り上げられている時にも、全く他の中国関連の事を思い出さなかったとは……ここ最近の国内での事件や事故があまりにも悲惨だからでしょうか……でもこれってちょっとコワイ気がする(-_-;)


本の中でお祖父さんが亡くなった後にお祖母ちゃんが中国旅行に出掛けるのですが(もちろん同行者あり)昔お世話になったお店と人を探すんですね。でも記憶もあやふやで街並みも変わっている。たどり着けないけれど、当時の面影を残すお店に入り、そこにいる人に感謝やお詫びの言葉を一気に喋るお祖母ちゃんに胸がいっぱいになってしまいました。お世話になった家族はもう亡くなっているかもしれない、今目の前にいる人たちは無関係だとわかっている、それでもずっと言えずにいた気持ちを伝えたい、吐き出したい……!子どもや孫には自分たちの人生を語ることはなかったので、それだけ抱え込んできたものの重さがあったのだと思いました。


言葉も通じないのだから自己満足かもしれませんが、戦争を体験した人たちはこんな気持ちではないのかと…生きるために逃げて逃げて……のほほんと生活している自分にはこういう生き方をした人たちを責めることなんか出来ないし、まだまだ知らないこてばかり……と、おそらく角田さんが伝えたいこととは違うことを考えてしまいました。


「あんた、自分がやった馬鹿はね、ぜんぶ自分に跳ね返ってくるんだよ。」とか「ここじゃない、どこか遠くにいけば、すごいことが待っているように思うんだろ。でもね、どこにいったって、すごいことなんて待ってないんだ。」というお祖母ちゃんの言葉、半分わかっているけどやっぱりここではないどこかにいきたい……(゜-゜)


朝刊に若山牧水の『けふもまたこころの鐘をうち鳴らしつつあくがれて行く』の歌についてのコラムがありました。「あくがれ」の語源は「在所」を「離る」、つまり「魂が今在るところを何かに誘われ離れ去って行く」という意味。そこから「思いこがれる」という今日の意味が生れたそうです。


たそがれて、あくがれて……「2013年秋―オスカー」でありました。ちなみにタイトルは私の好きな本、久世光彦さんの『一九三四年冬―乱歩』からいただきましたf(^_^;)



PASMOにチャージしたら「3333」円になったワタクシ…「いらっしゃ~い!」と桂三枝さん気分になりながら帰宅しました。


昨日、ダンナと「今度はこの映画を観ようね!」とチラシを見ながら話をしていたのですが、来月『脳男』が公開されますね。 生まれつき並外れた記憶力・知能・肉体を持ちながら、しかし人間としての「感情」を持たない謎の男…を生田斗真くんが演じるワケです。しかし~
首藤瓜於さんの原作を読んでいた私にはイマイチ…「脳男」は彼のイメージではないのですよねぇ。演技力はわからないのですが(ドラマをほとんど見ないので)外見の雰囲気とか違うんだなぁ…私の中ではもうちょっと面長タイプがいいんですよね~「じゃあ誰よ!?」と言われると困りますが(-_-;)


岡本太郎さんが「字は絵だろ」ということで『岡本太郎の書』というシリーズを出しているのですが、その中に「脳」ではない「能」の字がありました。


美しいと思うのは/自分が感ずることで、/自分が感ずるということは、/自分が美しいのだ。/だから、感動するということは/自己発見ですよ。


古典芸能の「能」を鑑賞して「美しい」と「感動」したのではないと思いますが(笑)「感動する=自己発見」っていいな!と思いました。全然関心がないと思っていたものに心ひかれてなぜか涙がポロリ…とか音楽や絵画だとありそう~気になって仕方ないモノって自分が無意識に探しているモノなのだろうし。


茨木のり子さんの詩『自分の感受性くらい』が浮かんできました~太郎氏にも「自分の感受性くらい/自分で守れ/ばかものよ」と言われないように、『脳男』と同じ江戸川乱歩賞受賞作の『滅びのモノクローム』(三浦明博)を読みはじめたいと思います←コレで感受性が維持・向上するかは未知の世界…( ̄ー ̄)



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