2011年02月

2011年02月27日

第420号:夢見る少女じゃいられない!!

私は新聞の人生案内(相談)を読むのが大好き!切実な悩みを抱えた方たちと自分を比べ、自分のヘタレさを反省したり、親身になった回答を読み、こちらもありがたい気分になったりしています。


がっ!!今日の内容はアホすぎて、オクチがあんぐりです!!


39歳独身女性。で仕事は公務員。文筆業で身を立てたいが、仕事が電子化になったというのに忙しく本を読んだりモノを書いたりする時間がない。公務員をやめるのは親も反対しているし、生活が苦しくなるのもイヤ。今のお金がもらえて、読書も出来るサボれる職場はないかしら?


内容としてはこんな感じでした…バッカじゃないの!?お前も極寒の海に浮かぶ船で蟹缶作れっ!!と言いたくなりました。よくダンナはキライになったから別れたいけど、働いていないし、今の生活が出来なくなるのはイヤなんですぅ~なんて言う主婦がいますが、同じレベル…公務員なんでしょ、アナタは!今、世間の人があなた方をどう思っているのか全く知らないの?物書き一本で食べていける人が何人いると思っているの?とあきれるばかりです。本当に物書きになりたいなら寝る間も惜しんで本を読み、原稿用紙に向かえよ!!って思います。本をたくさん読めば、スラスラ文章が書けると思っているのでしょうか?


回答者の高橋秀実さんも「夢見る39歳を冷静に観察することからはじめては?」と言っていましたが、全くその通りです。


日曜日の朝からビックリでしたが、仕事に行ってきま~す(-.-)



rohengram799 at 09:25コメント(18) |  

2011年02月26日

ひつじ雲便り390:キミにエールを!!

ひつじ雲便りも390になり、Thank youでありますが(おやぢ復活!)今朝の新聞には試験に挑む弟へのエールのような一句がありました。


『大試験弟に貸す腕時計』(村上尚子)


「大試験」って春の季語なんだそうですね。試験に親が付き添う場面もニュースで見たりしますが、コレはお兄ちゃんなのかお姉ちゃんなのか~付き添うなんて考えもしないだろうから(笑)自分が持っていて合格した縁起の良い腕時計を「頑張れ!!」の気持ちを込めて渡したに違いない~ほほえましいです!!


きっと普段はケンカばかりなんだろうけど、やっぱり心配なんだろうなぁ…と勝手にドラマを造り上げ、ひとり盛り上がるワタクシの受験の思い出は…大学受験の時に泊まった場所が西新宿のン!?なホテルで、部屋が『予期せぬ出来事』という名前だったことでしょうか(((^_^;)


これから「大試験」の皆さま、手渡す腕時計はありませんが、アナタの頑張りが報われることを、青空の飛行機をながめながら祈っています。体調管理も気をつけて~(^-^)v




rohengram799 at 08:07コメント(14) |  

2011年02月25日

ひつじ雲便り389:ふたり

今日『春一番』がふいたらしいですね~そんな陽気にワタクシの頭もサクラ満開なのか、またお出かけしてしまいました(笑)


今、某ショッピングセンターのフードコートにいるのですが、斜め前に座った中年にさしかかったと思われる殿方ふたりが、なにやらカードゲームに興じております…目が悪いので、種類がイマイチわかりませんがトランプみたいだけど、並べ方がタロット占いみたいなんです(笑)でもお互いにそんな並べ方はおかしいし、手持ちの枚数がやたらに多い!!


平日の昼下がり、おやぢふたりのカードゲーム…じっくり観戦したいのですが、私も買い物をして帰らなくてはいけない…ああっ!!小学生ならまだわかるけれど、なぜオッサン!?


たまに違う世界に来ると、謎の生命体が多すぎます( ̄▽ ̄;)




rohengram799 at 14:14コメント(7) |  

第418号:言葉のダシのとりかた

今日は近くの中古本屋で100円以下の本が半額になる日!ガッツガツに本を買ってきました(^-^)v


前から気になっていた長田弘さんの詩集『食卓一期一会』定価1980円を50円で購入し、ウフフでございます!!一番最初は《言葉のダシのとりかた》です。



かつおぶしじゃない。
まず言葉をえらぶ。
太くてよく乾いた言葉をえらぶ。



こんな感じで、本当にダシをとるみたいに、言葉の一番ダシのとりかたが詩になっています。そして



だが、まちがえてはいけない。
他人の言葉はダシにはつかえない。
いつでも自分の言葉をつかわねばならない。



と最後に書いてあります。難しい…でも、当たり前のことですよね。だから、『言霊』という言葉が存在するのだと思うし。


『朝食にオムレツを』では、別れたにもかかわらず2人分のオムレツを作ってしまう「きみ」がいます。



別れたことは正しいといまも信じている。
ずいぶん考えたすえにそうしたのだ。
だが、今朝は、このオムレツを一人で食べねばならない。
正しいということはとてもさびしいことだった。



そんな経験のない私でも、2人分の出来立てのオムレツの向こう側にいる「きみ」のことを思い、胸が切なくなるのです(T-T)


エビちゃんに捧げたい『テキーラの飲み方』もあるのですが(笑)私はこの詩が一番好きかな、と思ったのを書いておきます。(長い!?)


『食べもののなかには』


食べもののなかにはね、
世界があるんだ。
一つ一つの食べもののなかに
一つ一つの生きられた国がある。


チョコレートのなかに国があるし、
パンにはパンの種類だけの国がある。
真っ赤なビートのスープのなかには
真っ赤に血を流した国がある。


味があって匂いがあって、物語がある。
それが世界なので、世界は
食べ物でできていて、そこには
胃の腑をもった人びとが住んでるんだ。


テーブルのうえに世界があるんだ。
やたらと線のひかれた地図のなかにじゃない。
きみたちはきょう何を食べましたか?
どこへどんな旅をしましたか?




rohengram799 at 13:00コメント(4) | 空のお城図書館  

2011年02月24日

ひつじ雲便り388:大根を煮る

『富むでなく貧しくもなく大根煮る』


東大阪市のおそらく主婦の方の俳句に、ささくれた心が癒されます。中流家庭なんて言葉も久しく聞きませんが(笑)そういう意味合いではなく、ただただ当たり前の日常を淡々と受け入れているのと同時に、その暮らしをとても大切にしている雰囲気がします。台所でコトコトいっているお鍋に白い湯気、食卓に誰かの姿が見えても見えなくても、あたたかさを私などは感じるのですが(笑)


仕事面で話が二転三転し、オイオイ、またかよ~(-_-)な気分が、柔らかく煮た大根のようになるとよいのですが~とりあえず行ってきます!!皆さまもお気をつけて下さいませ(((^^;)




rohengram799 at 08:50コメント(13) |  
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