2011年06月

2011年06月24日

ひつじ雲便り452:小説の中の「私」

以前、第349号:今日から山田…!?で名前について書きましたが、皆さまは自分の名前が登場するドラマとか小説とか見たこと、読んだことがありますか?


ここでの名前は「俗な名前だ」と言われても仕方ないくらい(笑)あちこちでみかけますが、私、自分の名前が出てくる作品に出会ったことがなかったんです~ええ、昨日までは!


いや~ん、自分の名前発見!!とウキウキ気分でとある小説を購入し、読み進めたものの…あまり嬉しくない展開に(-_-;)「今日一日何してたの?」なんてかつてダンナから言われていたセリフだよ…(´д`)あらすじを読んだ時点で薄々感じていたけれど、ここまでそんな…な展開(T_T)


ただ、ほぇ!?とビックリしたのが、彼女の出身地が山梨県甲府市で、関係ある男性の名前が字は違うけれどダンナと同じだったこと(((・・;)


それと最近、忘れ物のカードを拾ったのですが、記入されていた名前が私が好んで使っていたペンネームと漢字まで同じだったんです!!コレには驚いて、何度も確認しちゃいました(笑)あ、ちゃんと届けましたよ!


私のダンナや子どもたちの名前はよくみかけますが、実家の両親や兄の名前をみることはないんですよね~兄の名前は字が違うパターンが多いですが。

rohengram799 at 01:25コメント(8) |  

2011年06月23日

第522号:視えないけれど…

『視えるんです。』は伊藤三巳華さんのコミックエッセイです。ドクロの髪かざり(?)が「神のみぞ知るセカイ」のエルシィを連想させるキュートさです♪


本屋で久々に「ほんとうにあった怖い話」(リニューアルされていた!!)を立ち読みしたら、彼女のスピリチュアル散歩の漫画があって…「小さいおじさん」の目撃者が多い杉並区の大宮八幡宮だったんですよ!取材の日は東日本大震災の慰霊行事も行われていました。


あと、境内での植物とコンタクトがとれるといういらやましい話も!こういう方って他にもいるみたいですね。うらやましい~! 銀杏は樹の中でも寡黙、 いちばんおしゃべりで自意識過剰なのは楠、 桜はネガティブ。


《さくら》というまど・みちをさんの詩の一節ではありませんが、後ろ向きな思考のさくらちゃんに私も伝えたいです。



まいねんの ことだけれど
また おもう


いちどでも いい
ほめてあげられたらなあ…と
さくらの ことばで
さくらに そのまんかいを…



緑のおじさんの話を桜にたずねたら「もぐらが外の明かりに照らされると不思議と緑に見えることがある」と教えてくれたそうです。ちょっと夢がないかな(((^^;)



rohengram799 at 14:23コメント(8) | まど・みちお  

2011年06月22日

第521号:夏至のゲコ

今日は夏至ですね。昨日は雷雨で慌てましたが、「本日は晴天なり!!」で光化学スモック注意報発令中です。節電も兼ねてキャンドルナイトを企画しているところもあるようですが、やはり「とりあえずビール!!」でしょうか?(^_^)/□☆□\(^_^)


日本でビールは明治の初期には薬屋で売られていたそうですが(((・・;)古代のバビロニアやエジプトでは、ビールは神様に捧げる神聖な飲み物。流行病の予防や薬としても用いられたそうです。別名「液体のパン」(゜□゜)!!中世ドイツでは「ビールスープ」にして人々の栄養源に~家庭料理としてまだあるみたいですよ。


ところで、お酒は「般若湯」といいますね。「般若」というのは、単なる人間の知識や知恵ではなく「真実を見抜くさとりへの智恵」ということなんだそうです。…どーも自分の中で「般若」と「夜叉」がごちゃごちゃになっていることに気がつきました(ーー;)


禅系の寺院の門前には「不許葷酒入山門」(くんしゅさんもんにいるをゆるさず)とありますよね。お酒を飲むことが激しくいましめられていましたが、「薬として身体のために少しぐらい飲むのなら…」ということで(酒として飲むのではない)「智恵のわきいずるお湯」で「般若湯」に(´д`)


しかし、夏場はやはり「湯」ではなく「冷酒」がよいのでは!?などとのめないくせに思うワタクシでした。




rohengram799 at 14:48コメント(13) |  

2011年06月21日

第520号:私の心はヴァイオリン

いやぁ~「ちちの日」が過ぎたので、おやぢモードから乙女モードにチェ~ンジ(^.^)『千住家にストラディヴァリウスが来た日』を読んだからねっ♪


千住三兄妹のお母さま、文子さんの著者。ストラディヴァリウスがお高いなんてもんじゃない金額のヴァイオリンであることは、皆さまご存知だと思いますが、それを手に入れるのって本当に大変なんだ…と実感。そしてやはり不思議な巡り合わせ、楽器が自分の生涯を捧げるパートナーを選ぶのだと思いました。


ヴァイオリンの名は「デュランティ」…300年も眠っていたストラディバリウスを入手するまでの経過に、ふたりの兄の妹に対する深い愛情と、芸術に関わる人間のなんというのでしょうか~「魂」と書くと安っぽくなってしまいますが(´д`)~岡本太郎氏の「芸術は爆発だ!!」を思い出すパッションがあって…とにかく圧倒されてしまいます。


この家族の人たちは、ひとりひとりが大事な役目を背負って、芸術の神様の使者としてこの世にやってきたのではないかしら…などと思うくらいです。



…博は、真理子の練習室へ入っていった。そして、そこに置かれてある、今は使えない過去のヴァイオリン、さらに崩壊しかかったヴァイオリンをじっと見ていた。あまりの猛特訓と舞台で、ほとんど崩壊してしまったそれは、安心したように静かに眠っていた。博は、それらの前へ進み出ると、「長いこと、ご苦労様でした。ほんとうにありがとうございました」と、両手を膝について、深々と頭を下げた。(略)生きるものは、死を免れ得ない。ましてや、デリケートなヴァイオリンともなれば、その寿命は限られている。人間の死がそうであるように、ヴァイオリンの死も、厳かに、清められるものなのだ。そして、ストラディヴァリウスの到来とともに、いま、ひとつのヴァイオリンの生命が終わったのだ。



ここで私、一番泣きました(ToT)「何でこんな本で泣くんだよ~」と思う人もいるかも知れませんが、それほど心血を注いできたのだということが、ここにくるまでの文章にあふれていたのです。それは切なくって苦しくって…でも進まずにはいられない、自分だけの音を探す旅だったんですもん。こっちも一緒に、手に入れたい、でも絶対ムリ、ああでももしかしたら…なんて読みながらずっとドキドキしてましたし(笑)


画家の博さん、作曲家の明さんのお話も読んでみたいです。真理子さんのヴァイオリンを聴きながら~♪


rohengram799 at 15:26コメント(11) | アート・博物館・美術館 | 空のお城図書館 

ひつじ雲便り451:悩める大人のふらんす人

「大仏を作ったのは?」「大人の仏人!!」……『ゴー宣』や『戦争論』でお馴染みのよしりんが描いていた『東大一直線』のギャグを覚えている人はいるのかしらん?


本屋さんで、空から建築物や田んぼなんかを眺めるとこうだぁ!!的な写真集を発見(テレビでも似たような番組がありますが)。


「鎌倉の大仏さま」を撮影したものもありました。仏さまは人々をいつも気にしているので、いくらかうつむき加減なんですよね。鎌倉の大仏さまもそう。なで肩が愛しくて、後ろからぎゅっ!!としたくなるようなならないような(^_^;)))


きっと日々悩んでいらっしゃるのだわ…などと思い帰宅。雑誌の整理をしていたら、大仏さまの悩みがわかりましたのよ(^-^)v


『大仏は俯きながら思案する(鶯餅か天麩羅蕎麦か)』


ダ・ヴィンチ6月号「短歌ください」(読者投稿)に載っていた女性の作品なんですけど、10代でなく42歳というところがまた渋いですな!なんか脱力感のある笑いがたまらない!!


鎌倉だからもっとオシャレな食べ物もあるでしょうに~大仏さまったらっ!!バシッ!!←叩いちゃいかんだろ(^_^)-c<^_^;)


※作者の方がどの大仏さまについて詠んだかはわかりません※



rohengram799 at 12:03コメント(2)トラックバック(0) |  
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