2013年10月
2013年10月26日
しらす雲便りNo.46:風のフィメール
夜中の地震には驚きました!まだまだ東日本大震災の余震ということで……いつになったら落ち着くのでしょうか? 台風の影響も午後にはなくなり天気も回復するようです。皆さまのところはいかがですか?
台風は野分とも言われていましたが、帝国海軍の艦にも「野分」がありました。1941年春に竣工、1944年の10月26日(今日ですね)戦没しています。日本は戦艦にも美しい名前をたくさんつけていて、「舞風」や「楓」「清霜」「照月」などもありました。故郷から遠く離れた海上に浮かぶ花鳥風月、なんだかせつないですわ。
昨晩は『風の音が聞こえませんか』という小笠原慧さんの本をイッキ読みしました。主人公は新人ケースワーカーの川村美知という、保健福祉センターの障害保健福祉課で働く女の子。統合失調症を抱え、通院も服薬も途絶えたままひとり暮らしのアパートにひきこもっている杉浦晃の担当として訪問指導をします。最初はもちろん拒絶されますが、何度もチャレンジ!そのひたむきさが晃の心を開いていきます。美知は、晃との間に些細な共通点を見つけては喜び、一緒にいると素直な気持ちになれる…!しかし、晃の回復に取り組む一方で、彼の主治医である佐伯にも心が揺れる……オイオイヽ(´o`;という部分がたくさんある恋愛小説です。
ケースワーカーがひとりの患者さんに個人的にかかわりすぎだろ!って最初からツッコミたくなる展開で、晃も症状としては軽いんじゃないか?という気もするし、精神病患者に対しての薬漬けの実態もちょっとウヤムヤになっている気もする……でも読みやすいので、ふたりの関係はどうなるのさ!?とオバチャン根性丸出しになってしまう不思議な作品。この方、岡田ナンチャラという現役の精神科医なんですね。なんとなく、香山リカに近いものがあるように感じたのはワタシがねじれているからか( ̄~ ̄;)
実は「慧」という作者名にひかれて買った本……昔、むかし月刊セブンティーンに『フィメールの逸話』というマンガが連載されていました。(作者は鈴木雅子さん。『プラタナス抄』とか他の作品もオススメです!)その登場人物の名前に「慧」がいたのです。自殺した女の子の身体に、交通事故で死んだ男の子の魂が入り込み、彼の愛する少年に彼女(彼)が、自分の想いをまっすぐに表していくというもの。女の子の名前も「和音(かずね)」ちゃんと言って可愛いし、兄・智と弟・慧で、智慧(ちえ)となるように彼の両親がつけたというエピソードも胸にくる……でも一番せつなく哀しいのはラストでした。ネタバレになりますが、和音の身体と慧の心をもったままで、交通事故にあってしまい……記憶をなくした状態に。これだけだとご都合主義な!と思われるかめしれませんが、全編通して読むと本当に苦しいんですよ~!
失恋して自殺した和音を見つけた慧は「どうして…?どうして死ぬの!? 君は女の子なのに」と思います。「好きな男に冷たくされたって/女の子でいることは最大の武器じゃないか/女の子でいるかぎり希望はあるじゃないか/ぼくよりずっと恵まれているはずなのに/ぼくがどんなに欲しても得られない事実をもちながら/どうしてそんなに簡単に自分の身体を捨ててしまうの!?」
慧に想いをよせられている将も、彼の気持ちが今だけの、はしかみたいなもので「やがて女性の肉体をもったまま女性を好きになったら?」という可能性を考えて愕然としたり…。池田理代子先生の『クローディーヌ…!』は女性の身体で男性の心を持った主人公の話でした。オスカルさまは男装はしていましたが、オレは男だ!な人ではありませんでしたからね。こちらもラストは哀しかったです。今は私がこれらの作品を読んでいた時代より偏見はなくなり、オープンになった部分もあるでしょうが……。
『フィメールの逸話』についてのブログ記事がありましたので、読んでみて下さいませ。
http://blog.goo.ne.jp/t5754380/e/72de6310bb09cbe2090eec9fb78bd532
台風は野分とも言われていましたが、帝国海軍の艦にも「野分」がありました。1941年春に竣工、1944年の10月26日(今日ですね)戦没しています。日本は戦艦にも美しい名前をたくさんつけていて、「舞風」や「楓」「清霜」「照月」などもありました。故郷から遠く離れた海上に浮かぶ花鳥風月、なんだかせつないですわ。
昨晩は『風の音が聞こえませんか』という小笠原慧さんの本をイッキ読みしました。主人公は新人ケースワーカーの川村美知という、保健福祉センターの障害保健福祉課で働く女の子。統合失調症を抱え、通院も服薬も途絶えたままひとり暮らしのアパートにひきこもっている杉浦晃の担当として訪問指導をします。最初はもちろん拒絶されますが、何度もチャレンジ!そのひたむきさが晃の心を開いていきます。美知は、晃との間に些細な共通点を見つけては喜び、一緒にいると素直な気持ちになれる…!しかし、晃の回復に取り組む一方で、彼の主治医である佐伯にも心が揺れる……オイオイヽ(´o`;という部分がたくさんある恋愛小説です。
ケースワーカーがひとりの患者さんに個人的にかかわりすぎだろ!って最初からツッコミたくなる展開で、晃も症状としては軽いんじゃないか?という気もするし、精神病患者に対しての薬漬けの実態もちょっとウヤムヤになっている気もする……でも読みやすいので、ふたりの関係はどうなるのさ!?とオバチャン根性丸出しになってしまう不思議な作品。この方、岡田ナンチャラという現役の精神科医なんですね。なんとなく、香山リカに近いものがあるように感じたのはワタシがねじれているからか( ̄~ ̄;)
実は「慧」という作者名にひかれて買った本……昔、むかし月刊セブンティーンに『フィメールの逸話』というマンガが連載されていました。(作者は鈴木雅子さん。『プラタナス抄』とか他の作品もオススメです!)その登場人物の名前に「慧」がいたのです。自殺した女の子の身体に、交通事故で死んだ男の子の魂が入り込み、彼の愛する少年に彼女(彼)が、自分の想いをまっすぐに表していくというもの。女の子の名前も「和音(かずね)」ちゃんと言って可愛いし、兄・智と弟・慧で、智慧(ちえ)となるように彼の両親がつけたというエピソードも胸にくる……でも一番せつなく哀しいのはラストでした。ネタバレになりますが、和音の身体と慧の心をもったままで、交通事故にあってしまい……記憶をなくした状態に。これだけだとご都合主義な!と思われるかめしれませんが、全編通して読むと本当に苦しいんですよ~!
失恋して自殺した和音を見つけた慧は「どうして…?どうして死ぬの!? 君は女の子なのに」と思います。「好きな男に冷たくされたって/女の子でいることは最大の武器じゃないか/女の子でいるかぎり希望はあるじゃないか/ぼくよりずっと恵まれているはずなのに/ぼくがどんなに欲しても得られない事実をもちながら/どうしてそんなに簡単に自分の身体を捨ててしまうの!?」
慧に想いをよせられている将も、彼の気持ちが今だけの、はしかみたいなもので「やがて女性の肉体をもったまま女性を好きになったら?」という可能性を考えて愕然としたり…。池田理代子先生の『クローディーヌ…!』は女性の身体で男性の心を持った主人公の話でした。オスカルさまは男装はしていましたが、オレは男だ!な人ではありませんでしたからね。こちらもラストは哀しかったです。今は私がこれらの作品を読んでいた時代より偏見はなくなり、オープンになった部分もあるでしょうが……。
『フィメールの逸話』についてのブログ記事がありましたので、読んでみて下さいませ。
http://blog.goo.ne.jp/t5754380/e/72de6310bb09cbe2090eec9fb78bd532
2013年10月25日
しらす雲便りNo.45:うたうひと(*μ_μ)♪
私の住んでいる場所はお昼頃、ちょっと太陽が見えたりして……雨も降ったりやんだりしています。県内では停電の場所もあったみたいです。今までの雨量もかなりあるので、心配は心配……皆さまは大丈夫でしょうか?ウチの兄は土日で田舎に帰ると言っていたのですが……(~_~;)
今日はお給料日だったので、ウキウキo(^o^)oと調子にのって、本屋で新刊を5冊も買ってしまった……!しかし、後悔したのもつかの間、1000ポイントになったカードを見てニヤリ(* ̄ー ̄)としてしまいました!その後にスーパーへ~今日のレジのおねぇさんの好きなものは……「辛い門」と書いてあるように見えるんだけど……辛いもん?受けねらいなのか、見間違いなのか…たぶん後者だろうなぁ~きっと「辛いもの」と書いてあるのがワタクシには読めなかったのだ!
さて、今日はタイトル通り『うたうひと』(こちらは以前古本で購入)を読みました。今ドラマでやっている『東京バンドワゴン』の小路幸也さんの短編集です。どの話もホッコリしていて「そんなにうまくいくわけない!」と思いながらもそういう話が好きなんだよね~( 〃▽〃)
『音楽は、誰にでも、どんな年齢の人にもわかる最高の芸術だ。/それがテレビの歌番組でもなんでも、楽しそうに嬉しそうに最高の演奏をしていれば、わかる人にはわかってもらえる。そしてそれは小さなさざなみのように、波紋のように少しずつ拡がっていくんだ。』
近くの中学校では合唱コンクールがあるのか、買い物に行く時などやる気のある女子とだりィ(-_-)男子のいかにも…な歌声が聞こえてきます(笑)谷川俊太郎さんの詩に曲をつけた『その人が歌うとき When the People sing』という合唱曲があるそうですね。全部、ひらがな!最後のフレーズがとってもステキだぁ……一度聴いてみたい(^ω^)
くにぐにのさかいをこえ/さばくをこえ/かたくななこころ/うごかないからだをこえ/そのこえはとおくまでとどく
みらいへとさかのぼり/そのこえはとどく/もっともふしあわせな/ひとのもとまで/そのひとがうたう
とき
今日はお給料日だったので、ウキウキo(^o^)oと調子にのって、本屋で新刊を5冊も買ってしまった……!しかし、後悔したのもつかの間、1000ポイントになったカードを見てニヤリ(* ̄ー ̄)としてしまいました!その後にスーパーへ~今日のレジのおねぇさんの好きなものは……「辛い門」と書いてあるように見えるんだけど……辛いもん?受けねらいなのか、見間違いなのか…たぶん後者だろうなぁ~きっと「辛いもの」と書いてあるのがワタクシには読めなかったのだ!
さて、今日はタイトル通り『うたうひと』(こちらは以前古本で購入)を読みました。今ドラマでやっている『東京バンドワゴン』の小路幸也さんの短編集です。どの話もホッコリしていて「そんなにうまくいくわけない!」と思いながらもそういう話が好きなんだよね~( 〃▽〃)
『音楽は、誰にでも、どんな年齢の人にもわかる最高の芸術だ。/それがテレビの歌番組でもなんでも、楽しそうに嬉しそうに最高の演奏をしていれば、わかる人にはわかってもらえる。そしてそれは小さなさざなみのように、波紋のように少しずつ拡がっていくんだ。』
近くの中学校では合唱コンクールがあるのか、買い物に行く時などやる気のある女子とだりィ(-_-)男子のいかにも…な歌声が聞こえてきます(笑)谷川俊太郎さんの詩に曲をつけた『その人が歌うとき When the People sing』という合唱曲があるそうですね。全部、ひらがな!最後のフレーズがとってもステキだぁ……一度聴いてみたい(^ω^)
くにぐにのさかいをこえ/さばくをこえ/かたくななこころ/うごかないからだをこえ/そのこえはとおくまでとどく
みらいへとさかのぼり/そのこえはとどく/もっともふしあわせな/ひとのもとまで/そのひとがうたう
とき
2013年10月24日
しらす雲便りNo.44:1999YEN秋―PASMO
PASMOの残高が1999円になったのを見て、2000年になった時の騒ぎを思い出しました。私の小学生時代は「富士山大噴火」に「ノストラダムスの大予言」と「俺たちに明日はない(T-T)」な話が蔓延していて、ワタクシはそんなお子さまね!という顔をしながらも内心はどうしようΣ(T▽T;)な女の子でありました。
今、角田光代さんの『ツリーハウス』を読んでいます。戦前戦中戦後と満州で過ごし、帰国してから新宿で中華料理店を開いた夫婦。お互い男女の愛情があって結ばれたのかわからないまま子どもが産まれ、孫ができ…三世代の物語で、現在と過去が交差するのでちょっとわかりにくいところもあるかも…。昭和の出来事・事件なんかが出てきて、パンダがはじめて来た時のことや中国残留孤児の肉親探しのことなどを思い出しました。
肉親が見つかった人とそうでない人の中国に帰る時の表情が全く違ったこととか(おみやげに電化製品とかありましたよね)日本で生活するようになったけれど、なかなか馴染めなかったりとか……すっかり記憶から抜けていました。50年近く生きているのだから、たくさんの出来事があって全部覚えているなんて無理な話ですが、中国の大気汚染が大きく取り上げられている時にも、全く他の中国関連の事を思い出さなかったとは……ここ最近の国内での事件や事故があまりにも悲惨だからでしょうか……でもこれってちょっとコワイ気がする(-_-;)
本の中でお祖父さんが亡くなった後にお祖母ちゃんが中国旅行に出掛けるのですが(もちろん同行者あり)昔お世話になったお店と人を探すんですね。でも記憶もあやふやで街並みも変わっている。たどり着けないけれど、当時の面影を残すお店に入り、そこにいる人に感謝やお詫びの言葉を一気に喋るお祖母ちゃんに胸がいっぱいになってしまいました。お世話になった家族はもう亡くなっているかもしれない、今目の前にいる人たちは無関係だとわかっている、それでもずっと言えずにいた気持ちを伝えたい、吐き出したい……!子どもや孫には自分たちの人生を語ることはなかったので、それだけ抱え込んできたものの重さがあったのだと思いました。
言葉も通じないのだから自己満足かもしれませんが、戦争を体験した人たちはこんな気持ちではないのかと…生きるために逃げて逃げて……のほほんと生活している自分にはこういう生き方をした人たちを責めることなんか出来ないし、まだまだ知らないこてばかり……と、おそらく角田さんが伝えたいこととは違うことを考えてしまいました。
「あんた、自分がやった馬鹿はね、ぜんぶ自分に跳ね返ってくるんだよ。」とか「ここじゃない、どこか遠くにいけば、すごいことが待っているように思うんだろ。でもね、どこにいったって、すごいことなんて待ってないんだ。」というお祖母ちゃんの言葉、半分わかっているけどやっぱりここではないどこかにいきたい……(゜-゜)
朝刊に若山牧水の『けふもまたこころの鐘をうち鳴らしつつあくがれて行く』の歌についてのコラムがありました。「あくがれ」の語源は「在所」を「離る」、つまり「魂が今在るところを何かに誘われ離れ去って行く」という意味。そこから「思いこがれる」という今日の意味が生れたそうです。
たそがれて、あくがれて……「2013年秋―オスカー」でありました。ちなみにタイトルは私の好きな本、久世光彦さんの『一九三四年冬―乱歩』からいただきましたf(^_^;)
今、角田光代さんの『ツリーハウス』を読んでいます。戦前戦中戦後と満州で過ごし、帰国してから新宿で中華料理店を開いた夫婦。お互い男女の愛情があって結ばれたのかわからないまま子どもが産まれ、孫ができ…三世代の物語で、現在と過去が交差するのでちょっとわかりにくいところもあるかも…。昭和の出来事・事件なんかが出てきて、パンダがはじめて来た時のことや中国残留孤児の肉親探しのことなどを思い出しました。
肉親が見つかった人とそうでない人の中国に帰る時の表情が全く違ったこととか(おみやげに電化製品とかありましたよね)日本で生活するようになったけれど、なかなか馴染めなかったりとか……すっかり記憶から抜けていました。50年近く生きているのだから、たくさんの出来事があって全部覚えているなんて無理な話ですが、中国の大気汚染が大きく取り上げられている時にも、全く他の中国関連の事を思い出さなかったとは……ここ最近の国内での事件や事故があまりにも悲惨だからでしょうか……でもこれってちょっとコワイ気がする(-_-;)
本の中でお祖父さんが亡くなった後にお祖母ちゃんが中国旅行に出掛けるのですが(もちろん同行者あり)昔お世話になったお店と人を探すんですね。でも記憶もあやふやで街並みも変わっている。たどり着けないけれど、当時の面影を残すお店に入り、そこにいる人に感謝やお詫びの言葉を一気に喋るお祖母ちゃんに胸がいっぱいになってしまいました。お世話になった家族はもう亡くなっているかもしれない、今目の前にいる人たちは無関係だとわかっている、それでもずっと言えずにいた気持ちを伝えたい、吐き出したい……!子どもや孫には自分たちの人生を語ることはなかったので、それだけ抱え込んできたものの重さがあったのだと思いました。
言葉も通じないのだから自己満足かもしれませんが、戦争を体験した人たちはこんな気持ちではないのかと…生きるために逃げて逃げて……のほほんと生活している自分にはこういう生き方をした人たちを責めることなんか出来ないし、まだまだ知らないこてばかり……と、おそらく角田さんが伝えたいこととは違うことを考えてしまいました。
「あんた、自分がやった馬鹿はね、ぜんぶ自分に跳ね返ってくるんだよ。」とか「ここじゃない、どこか遠くにいけば、すごいことが待っているように思うんだろ。でもね、どこにいったって、すごいことなんて待ってないんだ。」というお祖母ちゃんの言葉、半分わかっているけどやっぱりここではないどこかにいきたい……(゜-゜)
朝刊に若山牧水の『けふもまたこころの鐘をうち鳴らしつつあくがれて行く』の歌についてのコラムがありました。「あくがれ」の語源は「在所」を「離る」、つまり「魂が今在るところを何かに誘われ離れ去って行く」という意味。そこから「思いこがれる」という今日の意味が生れたそうです。
たそがれて、あくがれて……「2013年秋―オスカー」でありました。ちなみにタイトルは私の好きな本、久世光彦さんの『一九三四年冬―乱歩』からいただきましたf(^_^;)
2013年10月23日
しらす雲便りNo.43:ウナヅキ姫(*^.^*)
台風が近づいているからか、むし暑いような気もする本日……皆さまの体調はいかがでしょうか?紅葉の季節、露天風呂を楽しみたいところですね。
『ひょうきん族』の「うなづきトリオ」で知った富山の宇奈月温泉、ウムウムと景色の素晴らしさに頷きながらゆっくりお湯につかりたい~!近くかわかりませんが「祖母谷川」という地名があるらしいですね!読み方はズバリ!「ばばだにがわ」…スゴいですが、じいさんはいないのかと思ったらこんな話が…。
昔むかし、藩の黒部奥山廻り役に竜左衛門という侍がおりました。妻のお新はいつも竜左衛門のそばから離れないほど嫉妬心が強い女((;゜Д゜))彼女のジェラシーストームから逃れようと「信州に行こう!」と考えます。大嵐の夜、ついに計画を決行したのですが……ああ、やっぱりというか、気づいたお新が自分を捨てた竜左衛門を執念で追いかける~!きっと夜叉のような姿に違いない… 欅平を過ぎた先で、左右に分かれる谷が。右に逃れる竜左衛門、左に追いかけるお新。 真っ暗闇にけわしい崖路、ふたりとも深い谷底へ足を踏み外し、死んでしまいました……。 このことにちなんで、お新が死んだ谷を『祖母谷(ばばだに)』、竜左衛門が死んだ谷を『祖父谷(じじだに)』というようになったそうです。そして、この祖母谷では、今でもお新が怨念の炎で熱湯を湧き出させているという言い伝えがあり、祖母谷の河原のあちこちで湯が湧き上がる様子を見ることができるそうです……だから祖母谷川温泉しかないのか( ̄~ ̄;)。
女はコワイ!とうなづくお話でありましたが、これではあまりにもヒサンなので、キレイドコロの話でも~「頷き姫芙蓉」というお花がありました。宇奈月姫伝説とかあったらよかったのに( ̄▽ ̄;)
《ウナヅキヒメフヨウ》
http://www.hana300.com/unazuk.html
『ひょうきん族』の「うなづきトリオ」で知った富山の宇奈月温泉、ウムウムと景色の素晴らしさに頷きながらゆっくりお湯につかりたい~!近くかわかりませんが「祖母谷川」という地名があるらしいですね!読み方はズバリ!「ばばだにがわ」…スゴいですが、じいさんはいないのかと思ったらこんな話が…。
昔むかし、藩の黒部奥山廻り役に竜左衛門という侍がおりました。妻のお新はいつも竜左衛門のそばから離れないほど嫉妬心が強い女((;゜Д゜))彼女のジェラシーストームから逃れようと「信州に行こう!」と考えます。大嵐の夜、ついに計画を決行したのですが……ああ、やっぱりというか、気づいたお新が自分を捨てた竜左衛門を執念で追いかける~!きっと夜叉のような姿に違いない… 欅平を過ぎた先で、左右に分かれる谷が。右に逃れる竜左衛門、左に追いかけるお新。 真っ暗闇にけわしい崖路、ふたりとも深い谷底へ足を踏み外し、死んでしまいました……。 このことにちなんで、お新が死んだ谷を『祖母谷(ばばだに)』、竜左衛門が死んだ谷を『祖父谷(じじだに)』というようになったそうです。そして、この祖母谷では、今でもお新が怨念の炎で熱湯を湧き出させているという言い伝えがあり、祖母谷の河原のあちこちで湯が湧き上がる様子を見ることができるそうです……だから祖母谷川温泉しかないのか( ̄~ ̄;)。
女はコワイ!とうなづくお話でありましたが、これではあまりにもヒサンなので、キレイドコロの話でも~「頷き姫芙蓉」というお花がありました。宇奈月姫伝説とかあったらよかったのに( ̄▽ ̄;)
《ウナヅキヒメフヨウ》
http://www.hana300.com/unazuk.html
2013年10月22日
しらす雲便りNo.42:火曜サスペンス劇場( ; ゜Д゜)
昨日、ジャンプを買っていつもは読み飛ばす『こち亀』を読んだら、なんと!『ガルパン』のネタが~ビックリしました\(◎o◎)/きっと『こち亀』は知っていても『ガールズ&バンツァー』を知らない人の方が多いと思いますが、「戦車道」を極めようとする女学生たちのお話です♪←なんて説明だ!興味のある方ははwiki先生に教えてもらって下さい←他も検索したらたくさん出てきます!人( ̄ω ̄;)茨城の大洗が注目された作品です!
しかし、私が驚いたのは「パンツァー」という言葉が世間に浸透していないということでした……おやぢなワタクシですが、麗子さんが「キャーいやらしい!」と言うようにパンツを連想することもなく……両さんが「『パンツァー』はドイツ軍マニアしか使ってない用語だぞ!」と説明していて「えっ、そうなの?」って思ったくらい~決してミリオタではないのですけどねぇ(・。・)
オタと言えば、ウチのオタ息子は駿○屋さんという釣具店みたいな名前の通販をよく利用しているのですが、配達に来た郵便局のニイサンが「○○好きなんですか?」といきなり話かけてきたらしい……なに、それ、ちょっとコワイ((((;゜Д゜)))もしかして知り合い?イヤイヤ~って感じでオタ息子は言ってたのですが……仮に同じ趣味で親近感を持ったとしても、心の中にとどめて置いてほしいですぅ~!今度またあやしく話かけたてきたら、警戒した方がいいかなぁ、と思っています。
昨日のレジの話ではありませんが、買ったものに対して「これ美味しいですよね」とか言われるのも私はあんまり好きじゃないです~こちらから何かきいた時には愛想良く応えてほしいですけど。
火曜サスペンス劇場のオープニングを思い出した昼下がりでありました。ちなみにエンディングは『名前のない愛でもいい』(白井貴子)が好きです♪
しかし、私が驚いたのは「パンツァー」という言葉が世間に浸透していないということでした……おやぢなワタクシですが、麗子さんが「キャーいやらしい!」と言うようにパンツを連想することもなく……両さんが「『パンツァー』はドイツ軍マニアしか使ってない用語だぞ!」と説明していて「えっ、そうなの?」って思ったくらい~決してミリオタではないのですけどねぇ(・。・)
オタと言えば、ウチのオタ息子は駿○屋さんという釣具店みたいな名前の通販をよく利用しているのですが、配達に来た郵便局のニイサンが「○○好きなんですか?」といきなり話かけてきたらしい……なに、それ、ちょっとコワイ((((;゜Д゜)))もしかして知り合い?イヤイヤ~って感じでオタ息子は言ってたのですが……仮に同じ趣味で親近感を持ったとしても、心の中にとどめて置いてほしいですぅ~!今度またあやしく話かけたてきたら、警戒した方がいいかなぁ、と思っています。
昨日のレジの話ではありませんが、買ったものに対して「これ美味しいですよね」とか言われるのも私はあんまり好きじゃないです~こちらから何かきいた時には愛想良く応えてほしいですけど。
火曜サスペンス劇場のオープニングを思い出した昼下がりでありました。ちなみにエンディングは『名前のない愛でもいい』(白井貴子)が好きです♪