2014年09月

2014年09月22日

白雲便りNo.18:ひとつ屋根の下

うふふ、皆さま、やっとやっと手に入れましたよ~『ベルサイユのばら』11巻(≧▽≦)!! 作画は変わっていますが(涙)でもやっぱり懐かしい空気がよみがえる~顔がにやけて仕方ない(o^ O^)シ彡☆

アンドレくんのエピソードで、どう考えてもこれはオスカルさまがヤキモチをやいている!ちょっとすねているところがかわいい!アンドレ氏の言葉に安心したように微笑む横顔とかたまらん! アラン~キミも好きだったよぉ~!←読んでいない人にはわからないですよね、スミマセン! もうねぇ、本当に嬉しい~やっぱり理代子センセーは偉大だぁ(´∇`) 小学生当時のこととか思い出して、乙女に戻りました!! なんか勢いにのってしまったというか、ビミョーなストレスからか、中古・新刊・マンガなど買い込み……本屋さんで気前よく諭吉くんとサヨナラしてきましたわ、給料日前なのに(^。^;)


昨日は『この部屋で君と』という8人の作家さんがいろんなシチュエーションで描いた、誰かとの「ひとつ屋根の下」アンソロジーを読みました。一話ごとに不動産屋さんの広告みたいに、間取りや最寄り駅からの距離、築年数、家賃などについての見取り図付きで、変わった部屋だなぁとかこれなら住みたいかも!なんて思っておもしろかったです。

飛鳥井千砂さんの『隣の空も青い』は先輩の変わりに同僚と韓国に出張になった男性の物語で、ホテルの部屋に入ったら、ツインではなくダブル(;゜∀゜) ヤローふたりがひとつのベッドですか(;゜∇゜)と……フロントでガンバって交渉したけれど、他は満室!ということてしばしのガマン~ソファで眠ることに。まぁあんなことやこんなことは起こるはずもなく、いたって健全な短期出張でしたが(笑) 仕事が終わってホテルに戻り、シャワーを浴びて、裸でウロウロとかンビリくつろぐとはいかないのはキツいですね。


ルームメイト、寮生活、共同生活など物語で読むには楽しいのですが、何度も書いているようにやっぱり私はイヤだ……今だって、生活がバラバラなのに同じ家にいるんだ?みたいな感覚があります。ひとり暮らしだったら、こんなに買い物しなくていいのにとか、お風呂も好きな時に入れるのにとか、子どもたちは家を出ていく気がないのかなど、いろいろ考えてしまいます(# ̄З ̄)

受験生のいるお家はまたワタクシなどとは違う、悩みや緊張感で大変だと思います。台風の進路も気になりますが、それぞれの今後も気になる……何年か後に悩みのタネが大きな実になるのならいいんですけど←気と樹をかけてみた(-_-;)

ひとつ屋根の下、一度くらいモフモフと生活してみたいなぁと思い、猫がらみの本も2冊買ってしまったワタクシです。いずれ記事になるでしょう~その時はまたお付き合い下さい(*´∀`)ノ





rohengram799 at 18:15|PermalinkComments(6)空のお城図書館 

2014年09月21日

白雲便りNo.17:縁切榎

今日は『大江戸「町」物語』シリーズの《月》を読んでいます。4人の作家さんの競作、2作品読み終えましたが、時代小説ならではのおもしろさ、素晴らしさに「予は満足じゃ(^◇^)」な日曜日です。「よ」の字は「余」でも「予」でもいいらしいので後者にしました。


これから読むのは板橋の『縁切榎』の話です。鎌倉の縁切寺はさだまさしさんの歌で知っていますが、縁切りできる植物は知らない……!! 縁切りに非常に強い力を持ち、和宮さまが下向した際には「縁起が悪い」と迂回したという史料があるほどだそうです。


江戸時代には縁切榎の樹皮を削ぎ、相手に煎じて飲ませるということをしていたようです。自分でやってしまうとまわりに別れたいことが悟られてしまうので、茶店の店員や、近場の子どもに頼みんで皮を剥いででもらい、密かに入手していたと言われているそうな……なんとも涙ぐましいというか、女性の立場の弱さを感じますね。「お酒に混ぜて飲ませれば、相手は下戸になる」という文献も残っていて、人間関係だけではなく「モノ」や「悪習」などとの縁切りにも効果があったのかも。


《縁切榎》

http://www13.plala.or.jp/t-ikoma/page026.html


《榎》

http://koto-green.main.jp/plant_celtis-sinensis.html



「えんきりえのき」と打ち込みながら「エリンギ・エノキ」と脳内変換しそうになってしまいました……ちなみにどちらもあんまり好きじゃないキノコです。シイタケとシメジが好きです!!


良いご縁のある方たちとキノコいっぱいの鍋を食べたい気分になったところで、今日は失礼致します(・ω・)ノ





rohengram799 at 17:48|PermalinkComments(12)空のお城図書館 

2014年09月20日

白雲便りNo.16:……(ノ_・。)

昨晩、アリナミンRを飲んで寝たからか、あまりにもグッスリ!してしまい……寝坊してしまいました。ダンナも一緒に……8時に起きても間に合う職場でよかったです。私は遅番なので、11時まで寝ていても余裕でありますが(゜o゜)\(-_-)


この前、大きな地震があったので『大江戸ぐらり  安政大地震人情ばなし』(出久根達郎)を買って読んでいます。オイオイ、若い娘さんをからかっちゃいけないよ!なちょいエロ系な場面もありますが……離ればなれになってしまった肉親に連絡をとろうと、立て札に家族の名前を書いて自分の居場所を書いて……「おじさんが見つかった、でもちょっとケガして動けないから、一緒に来てくれ」と娘さんに声をかけて、軟禁して売春させようとする悪党とか出てきたりして……こういう輩って今でもいるんだろうなぁと思いました。「お母さんが倒れたから、おじさんが病院に連れていってあげるから車に乗りなさい」で誘拐されてしまったとかも昔はありましたよね。ある程度、個人情報をさらさないと、見つからないとわかっていても、それを悪用されることを考えると……などと、本編からハズレたことを考えてしまいました。もちろん、人情ばなしなので善人も登場します(;A´▽`A



朝晩と日中の気温差のせいか、やる気のなさからか、なんとなく頭が重い、痛いなぁという日が続いています←ケータイでカチカチ遊びすぎかしらσ( ̄∇ ̄;)


『水枕ガバリと寒い海がある』(西東三鬼)


なんか水枕という言葉を懐かしく思い出しました。今はシートタイプのものをデコにピタッ!がほとんどです。「昭和十年の作。海に近い大森の家。肺浸潤の熱にうなされてゐた。家人や友人の憂色によって、病軽からぬことを知ると、死の影が寒々として海となって迫った。」と作者自身が注釈を入れているようです。


高熱にうなされるということもなくなりましたが、同じ熱なら恋の熱で愛欲の海に溺れたい……という気持ちも枯れてきたおやぢ、何か違うオモローな大海に身をゆだねてみたい、そんな終末……いえ週末です。



皆さま、お身体に気をつけて下さいませ(^ー^)ノ




rohengram799 at 12:20|PermalinkComments(8)

2014年09月17日

白雲便りNo.15:喫茶去(きっさこ)

昨日、コンビニで週刊誌を立ち読みしていたら『喫茶喫飯』という言葉があって、なんだろ~食欲の秋にちなんだ言葉なのかしら?でもご飯に喫ってナニ? たくさん食べて秋の食べ物を満喫してね!という意味かと思ってさっきまで忘れていたワタクシ(◎-◎;)『逢茶喫茶 逢飯喫飯(ほうさきっさ ほうはんきっぱん)』なんですね。「お茶が出たらお茶を飲み、ご飯が出たらご飯を食べる」お茶じゃなくてコーヒーの方がよかったとか、ラーメン食べたいなどと思わず、贅沢を言わず、自分に与えられたものをありがたくちょうだいして、食べ物との縁に従い、目の前の事に素直に集中するという意味らしいです。上の空で食べるのではなくて、調理してくれた人や作物を育ててくれた人への感謝を「いただく」……私は仕事の休憩中は本を読みながら、ついでにご飯を食べる、みたいな状況なので「ながら」はよくないよなぁ、とちょっと反省中。人との出逢いも食べ物との出逢いも「一期一会」ですね。


タイトルの『喫茶去(きっさこ)』も「お茶を飲んだら、さっさと帰れや( ̄ヘ ̄)」という意味だと思っていたのですが、「去」は助字で別に意味はないそうで……「お茶を召しあがれ」という意味の言葉なんだそうです。うわぁ、恥ずかしい~誰にも言わないでよかった(^。^;)



今日は本屋に行ったのですが(もう来年の手帳コーナーが出来ていた!)中古本も新刊も自分の好みに合うものがなかなかなくて……もうないから帰るか、と諦めていた時にばぁ~ん!!と目に飛び込んできたのが『江戸猫ばなし』光文社文庫の全編新作書き下ろしのアンソロジー。どんな猫が登場するのか、何をやらかすのか…楽しみです(^◇^)



話は変わりますが、スーパーのレジに研修中のおねーさんがいて、名札と一緒にマタニティーマークをぶら下げていました。電車内でバッグに着けている人は見たことがありますが、仕事中の人は……多分はじめて! 夕方だったこともあり、ダンナは「妊娠初期の妊婦が立ち仕事して大丈夫か?」と言っていました……レジって案外足元が冷えるんですよね。お大事にしていただきたいです。


皆さまも体調をくずされませんように、お気をつけ下さいませ。


rohengram799 at 16:13|PermalinkComments(14)

2014年09月16日

白雲便りNo.14:『夜の床屋』さん

昼間の地震には驚きました(○_○)!! いきなりドン!!と突き上げるような感じがしてグラグラ……エレベーターや電車が停まったり遅れては大変!(゜゜;)と慌てて支度をしていつもより早く仕事にいくことに……どちらも何の支障もなくよかったです。皆さまは、大丈夫でしたか?



今日は『夜の床屋』(沢村浩輔)という連作短編集を読んでいます。慣れない山道に迷い、無人駅での一泊を余儀なくされた大学生の佐倉と高瀬。だが深夜、高瀬は駅前の理髪店に明かりがともっていることに気がつく……全編夜や床屋が舞台かというとそうでもなく、いまいち連作という感じがしないのですが、日常の奇妙な事件といえば事件に、ツッコミたくなるようなでもまぁそれもありか、みたいな結末で( ̄▽ ̄;)……サクサク読み進めています←帰宅途中、駅の待合室で読み終わりました。おっと~!こう繋げてくるとは!!というラストでした(~O~;)


「床屋さん」という言葉に懐かしい響きを感じてしまいます~ウチの実家近くには床屋さんも美容院も3軒くらいあって、こちらも商売をしているので、今月はあの店、次はあちら…と親は考えていたみたいです(^。^;) 今は小学生の頃から美容院なんですかね~? 私は前髪を短く切られ過ぎて、毎回泣いていた記憶があるので、早く大人になって美容院に…と思っていました。今は白髪染めのために美容院にいくべきか、考えています。面倒なので、そのままごま塩ヘアになりつつありますが(-o-;)


京都嵯峨には御髪神社(御髪神社)があるそうですね。藤原鎌足の末孫、藤原采女亮政之(うねめのすけまさゆき)公を祀っているそうです。


http://www.mikami-jinja.net/info.html


また名古屋市天白区には「毛替え地蔵」があるとか。こちらは。曹洞宗のお寺。『熊坂』という能の舞台になっているようです。


http://hattoris2.sakura.ne.jp/nokegaejizou930227.htm


1年中、抜け毛の季節のようなワタクシ、一度おまいりにいった方がいいかしら……いろんなシャンプーのコマーシャルを見ては「うーん( ̄~ ̄;)」と思っています。いや、それより何より自分でザックリと切るのをやめるのが先な気がする……美容院にいったのはいつかしら(◎-◎;)



ダンナさんは職場で面接とかもしているのですが「いろんな人が来るけど、やっぱり生活に疲れた感じのする人は髪の毛が傷んでいるよね。服装がオシャレでも毛先が枝毛だらけの人はねぇ…」と言っていたので、お掃除おばちゃんのワタクシも気をつけたいと思います(;・ω・)





rohengram799 at 15:31|PermalinkComments(10)空のお城図書館 
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