2017年04月

2017年04月24日

菫青雲便りNo.23:ウンもつくドリル(;゜0゜)

新学期も始まり、子どもたちもだいぶ学校の授業になれてきた頃でしょうか? もう「ラン活」なんて言葉が出ていましたが、来年入学予定の子どものランドセルを七五三前どころか夏休み前、4月から注文って、まわりの大人の気合いが入りすぎじゃないかと思いますわ。


そんな大人の思惑も学習ドリルになると、またエライものが出てきましたね~「うんこ漢字ドリル」(^^;)(;^^) すでにアチコチで話題になっていますが、私は新聞広告で見てビックリしました!(笑) 問題文、例文にもれなくうんこがついてくる~回答記入マスの形までも・・・ここまで徹底されるとスゴいですが、高学年でこれを人前で持ち出すのは、さすがに恥ずかしいかもしれない!


http://trackback.blogsys.jp/livedoor/higasikunisiku/5374902



悪魔のトリルはヴァイオリンでしたっけ? 音符がすべてアレの形にアレンジされていたらイヤですな~と思うの始まりガキんちょの発想かしら(◎-◎;) でも、いろんな教科書にイタズラ書きする子どもはいそうな気がする~! まだドリルの実物を見たことがないので、早く見たいような見たくないような・・・!




*前の記事のお返事遅れますm(__)m



rohengram799 at 11:35|PermalinkComments(8)

2017年04月23日

菫青雲便りNo.22:懐かしき・・・(/ω\)キャー!

八重桜もだんだん葉桜になってきました。八重桜は花びらが多くて華やかですが、中でも「兼六園菊桜という種類の八重桜は、花びらがなんと300枚ぐらいある。」という記事を読んで検索してみたら、本当にワサワサで、ビックリしました。


今日はおだやかな日曜日、のんびり起き出して新聞の雑誌広告などを見て何か面白そうな本はないかと思っていたら『あの日のエロ本自販機探訪記。』(黒沢 哲哉 )なる文字がおやぢ心を刺激しました!

内容(「BOOK」データベースより)
昭和の街角にあったエロ本自販機は、まだあるのか!?日本全国を駆け回るエロ本自販機探しの旅!このネット社会で「誰が自販機を設置し、誰がエロ本を買い、誰がどこで仕入れ、誰が自販機に商品を入れているのか」?くだらなすぎて誰も手をつけてこなかったジャンルに堂々切り込むノンフィクションにして、誰もが見て見ぬフリをし続けたエロ文化遺産をアーカイブ化した写真集。これまでも、これからも決して出版されない書籍の誕生。


「これまでも、これからも決して出版されない書籍の誕生。」・・・たしかにそうでしょうねぇ・・・同じ昭和の懐かしいものだったら、駄菓子屋とかなら家族みんなでワイワイと孫とかに「おじいちゃんはコレが好きだった」とか言えますが、好きだったのがエロ雑誌では・・・ねぇ(;´Д`)

著者の黒沢哲哉さんは1957年生まれなので、私より年上~私が東京ですがひとり暮らしをした場所は荒川区で下町でしたが、この自販機は銭湯の横にボロいのが1台あったくらいでもう廃れていたかも?
今はこの銭湯も廃業したみたいです。

エロ本自販機の正式名は、”本自動販売機”(自販機本)
と言って、元々は、1970年代に仕事なので帰りが遅くなり、本屋さんの営業時間に雑誌などが買えない人たちのために本屋さんが店頭に設置したものが最初だそうです。今は夜8時9時まで営業している店が多いですが、昔はスーパーやデパートなど6時閉店とか当たり前でしたよね。エロ雑誌を販売機に入れたところ、思った以上に買う人が多く、儲かったらしくて(笑)全国的に派生していったそうです。

そういえば有害図書運動とかありましたよね? 私の中では箱に入れる、捨てるイメージでしたが、白いポストもあるんですね。検索してみると、いろんなものがあり、まだあるのかと正直思ってしまいました。コンビニでも書店でも、表紙は普通でも内容はおいおい・・・なマンガ雑誌とか多いですもん。

エロはエロらしく、ちょっと日陰の存在がいいのになぁ・・・と、お耽美な内容には思えないタイトルと表紙の本を探すのが好きなワタクシでした。



rohengram799 at 13:58|PermalinkComments(12)空のお城図書館 

2017年04月22日

菫青雲便りNo.21:SCANDAL~闇が広がる

今日の読売新聞の「編集手帳」には吉野弘さんの『SCANDAL』という詩が紹介されていました。この詩は他の新聞コラムでも何回か引用されているようです。それだけ世間、特に政治の世界でのSCANDALがたくさんあるということですね。



吉野さんの詩に『祝婚歌』というのがあります。「二人が睦(むつ)まじくいるためには 愚かでいるほうがいい」。結婚式のスピーチでよく使われているようです。結婚式場のパンフレットに使いたいという問い合わせも多かったようで、吉野さんはこんな問い合わせに、「どうぞ自由にお使いください」と言っていたそう。しかし、高校国語の教科書に掲載したいという申し入れは、辞退。



その理由は「 結婚が当面の課題ではない高校生には、ふさわしくない。詩を本当に理解するためには、言葉の意味だけでは不十分だ。年齢や生活経験が必要な場合もある」というものだったらしい。詩に対しての責任感のようなものを感じました。また作品ひとつひとつがどんなに大切なものかが伝わります。



『SCANDAL』

 スキャンダルは
 キャンドルだと私は思う。

 人間は
 このキャンドルの灯(ひ)で、しばし
 闇のおちこちを見せてもらうのだと私は思う。

 みんな
 自分の住んでいる闇を
 自分の抱えている闇を
 見たがっているのだが
 自分ではスキャンダルを灯(とも)すことができないので
 他人のスキャンダルで
 しみじみ
 ひとさまの闇を覗(のぞ)くのだと私は思う。
 自分の闇とおんなじだわナ、と
 納得するのだと私は思う。





闇と聞くと、宝塚の舞台『エリザベート』のてわ「闇が広がる」を思い出しますわ。


♪闇が広がる 人はなにも見えない
 誰かが叫ぶ 声を頼りにさまよう
闇が広がる この世の終わりが近い・・・



皆さまは暗闇の中の光になって下さい~よい1日を!




rohengram799 at 11:21|PermalinkComments(6)吉野弘 

2017年04月21日

菫青雲便りNo.20:倍返しだ( >Д<;)

6月からハガキの代金があがるとか? 15年くらい前まではわりと手紙を書いていましたが、今橋書く相手もいないし、懸賞に応募することもなくなったのて、切手やハガキ、レターセットの買い置きもありません。


昔、2円切手のデザインが秋田犬だったので、猫の切手もあるのか?と検索したら、シールタイプの切手が販売されていたのですね。これにベッタリ消印がついていたらイヤだなぁ( ;∀;)


公式サイト:
http://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/stamp/tokusyu/2016/h280422_t.html





さてさて、今日の読売新聞朝刊の「人生案内」(お悩み相談)に、義妹が高価なバッグや財布などを(しかも自分の趣味にあわない)誕生日プレゼントをくれるので、お返しが大変!というものでした。ダンナさんからそれとなく伝えてもらっているそうですが、翌年またお高いものがとどくそうな。そして義井本に誕生日リクエストを聞くと、7~8万円の品物を言うらしい。わざわざ聞くなよ~!と思うのだけれど。「仕方なく4万~5万の物を用意してごまかしています。」・・・(゜д゜)



なんかもう、どっちもどっちという気持ちになりますわ。相談者は30代会社員とありました。今は妊娠中のようですが、義妹は共働きだからお金持ち!と思って2倍、3倍のお返しを期待しているんでしょうか? 相談者の「高価」がいくらかはわからないけれど、きっと3万以上でしょうねぇ~違うかしら? 身内の誕生日プレゼントの基準となる金額がよくわからないけど、義理の両親にだってだいたい1万円じゃないの?違うのかな( ̄~ ̄;)




最近はもう、世の中のいろんな相場がわからなくなってきていて困っています( ;∀;)




rohengram799 at 16:07|PermalinkComments(8)TrackBack(0)

2017年04月20日

菫青雲便りNo.19:楽園

たまには海外作品でも、と思ってマゾッホの『毛皮のヴィーナス』を読んだのですが、官能的というよりお笑いに近いような・・・想像していたお耽美とは違いましたわ。印象的だったところをちょっと書きますと

「げに平手打ちは百の説法に勝るのではあるまいか。一発食った方が物分かりが早いのである。特に教えてくれるのが、肉づきの好い小さな女性の手である場合には。」(p150)

「今日はあなたにすごくお熱なの、わかる?」(p213)


おネツとか久々に聞いた!と笑ってしまいましたよ~今は死語ですよね( ̄~ ̄;)



さてさて、少し前に『ショートショートの宝箱』という30編の短い話を集めた本を読みました。お馴染みの方、名前だけは・・・の方、どちらさま?(笑)なセミプロみたいな方など、書き手もですが、内容もすぐオチがわかるものやちょっとひねったものなどわりとバラエティーに富んでいたような気がします。 その中で私がホー!と思ったのが『楽園になった男』です。作者は吉澤涼馬という1989年生まれの若い方(笑) 江坂遊さんに師事しているそう。


内容は・・・「健人(けんじん)」という、遺伝子操作の果てに生み出された主人公。「健人は成長すると、やがて身体が数百倍にも膨れ上がり建物になる。今では資源の方が人間よりも価値を持っている。ただ健人を生むためには高価な装置と特殊な技術者が必要だったが、僕たちの世代を最後にそのどちらも失われた。」のですが「建物になってから売り払えば、手術代を上回る莫大な値が付く」ので「早寝早起き、適度な運動、完ぺきな食事」をするように言われるわけです。「建人の健康状態が成った後の質を決める」のですが、彼はそんな人生はイヤだと、家から飛び出し不健康な暮らしを続けていたので、立派な建物になることなどはあり得ない。それはわかっていたけれど、まさか、そんな・・・の「廃墟」になりましたぁΣ(´Д`;)!


タワーマンションになるにはどんな暮らしをしていたらよいのか、考えてしまいましたよ~少しずつ自分の身体がコンクリート化するのも怖いですが(途中で意識はなくなるようですが)目覚めたら、廃墟って・・・! 廃墟としての新しい人生、意識はある、そんな彼が「楽園」になった理由は!? それはお読み下さい(笑)



もし自分が建物になるんだったら、どんなにモノになるのか、考えてしまいましたよ・・・私もおどろしい、廃墟になるんだろうなぁ・・・触れたらすぐ崩壊!みたいな・・・( ;∀;)





rohengram799 at 10:30|PermalinkComments(6)空のお城図書館 
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