2017年09月

2017年09月22日

竹酔雲便りNo.18:彼岸そば

明日は「秋分の日」政界・芸能界はこのところ「醜聞の日」でウンザリしていますが、スーパーでは「このハゲー!!」ならぬ「おはぎ」が目立ちます。家庭の味もそれぞれあると思いますが、お寿司のように潰したご飯の上にアンをのせたものを「おはぎ」として母親が作ったウチもあるとか。まぁ食べやすそうではありますね(^o^;)



「彼岸そば」というのもあるそうです。繊維質やミネラルの多いそばが「五蔵六腑の汚れを清める「蕎麦を食べて体を清め、先祖を迎える」という言い伝えがあるようで・・・彼岸うどんとかも地域によってはあるのかしら?




『どこからか呼ぶ声のする秋彼岸 』(大南裕)


彼岸だけだと春の季語なので「秋」がつくのが9月のお彼岸ですが、この声の主は誰なんでしょうね。一緒にお墓参りに来た人が「もう帰るよ~」と呼んでいるのか、別のお墓参りの人たちの会話の一部なのか、それとも故人の懐かしい声の響きが聞こえたような気がしたのか・・・。



彼岸そばを食べながら、ご先祖さまとのご縁を感じるのもいいかも。




『秋の瞳』という八木重吉の詩集がありますが、その序文に

【私は、友が無くては、耐へられぬのです。しかし、私には、ありません。この貧しい詩を、これを、読んでくださる方の胸へ捧げます。そして、私を、あなたの友にしてください。】


とあります。私の妄想著しいブログを読んで下さる皆さまが「友」になって下されば・・・・・・『北斗の拳』的な「強敵(とも)」でも嬉しい・・・イヤ、妄想に囚われては健全な社会生活がっ!と思いつつ、電脳の世界(笑)ではオッケーかしらと思う、おやぢなワタクシ、お昼はたぬきそばを食べたいと思います( ≧∀≦)ノ





rohengram799 at 11:13コメント(6) |  

2017年09月21日

竹酔雲便りNo.17:欲望ZERO

この前、本屋さんで『スキンシップゼロ夫婦』というコミックエッセイを買いました。


「奥手すぎて、手すらつないでくれない夫・みーさんとの シャイすぎる夫婦生活を赤裸々に綴る。 」と内容紹介にあっだけれど、最後には「今はラブラブ💓💏💓」になっていると思ったのに・・・ずっとかよ!でビックリするやら呆れるやら。



・部屋が別々の新婚旅行。
・一緒に寝ることを拒否された夜。
・他の女性への妬み、ひがみ、みじめな気持ち。
・義母からの不妊症疑惑。
・性欲をただただがまんする日々。
・パート先での子なしハラスメント。
他いろいろ(´・c_・` ;)


絵柄が可愛いので、なんかごまかされて「ふたりがいいなら」って思いかけたりしたけど、スゴくいい話っぽくまとめられているけれど、ちょっと問題ありじゃないかと。ダンナさんも奥さんも「歪んでいる」という印象で「ふたりを応援するします!」という気持ちにはなれなかった・・・・子どもが欲しくないとかいう以前の問題。奥さんの方はお付き合いした人もいるんだけど、なんだかなぁ・・・心身ともに成熟した大人じゃないよね、って思いました。なんでこのダンナさんは結婚したのか、わからない。最初は笑えたりしたんだけど。



https://www.wani.co.jp/sp/event.php?id=5401




小池真理子さんの『欲望』には交通事故で下半身不能になってしまった男性が出てくるのだけれど、身体と心が結びつかず苦悩していて・・・物語の人物と実在の人を比べるのもおかしいとは思いつつ、なんだかなぁ、な気分になってしまったのでした。





rohengram799 at 07:55コメント(6) | 空のお城図書館  

2017年09月19日

竹酔雲便りNo.16:カッパ狛犬

17日の読売新聞・日曜版の皇室ダイアリーNo.420は「眞子さま」でした。例の食費2万円生活の本といっしょに秋篠宮家のムック本らしきものが本屋さんのレジ前に置かれていました・・・なんだかなぁ、な気分になってしまいました。



記事の中に・・・小室さんは「お言葉をたまわり」といった謙譲語や尊敬語を適格に使っていた。・・・と書いてあったのだけれど、皇族の方と結婚しようと思うならそれくらいは当たり前じゃないのか?なんて思ってしまいました。なんかあの記者会見って、う~ん・・・だったので、提灯記事的な印象を持ってしまった! 余計なお世話だけれど、経済的に本当に大丈夫なんでしょうか?




コンビニで『驚き発見! 日本のミステリー・ゾーン』という雑誌を買ってしまいました。熊本県の「トンカラリン」ってナニかしら?と思って(笑)
オールカラーなので見やすいです。あんまり難しい説明もなく、ふーん、そうなんだ~知らなかった!というノリで楽しめます。



岩手のカッパ淵の記事にカッパ狛犬があって、こんな変わった狛犬は「遠野物語」に関連したこの場所にしかないだろ~と思っていたら、結構あるんですね。



http://shinshizo.com/2016/07/%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%91%E7%8B%9B%E7%8A%AC/




伝承の研究・究明の面白さについて、國學院大學文学部・准教授の飯倉義之さんがインタビューで話していた「本来は何もないところから、当時の文化や考え方を材料に物語が膨らんでいき、それが多くの人を納得させる。そのプロセスと仕組みに関心を持っています。なぜ、そのエピソードが盛り込まれることになったのか。なぜ、その時代にこの物語が流行ったのか。背景を探りながら真相を手繰り寄せる、とても興味深いことだと感じています。」に納得した一冊でした。





rohengram799 at 15:46コメント(4) |  

2017年09月16日

竹酔雲便りNo.15:お世話になります

読売新聞朝刊で「臓器移植法20年」ということで、遺族側のインタビューなどが連載されています。


昨日の記事(医療ルネッサンスNo.6636)は、息子さんが脳死ドナーとなった男性の話でした。息子さんは当時38歳。



【男性にとっては、移植を受けた人の体で「息子がお世話になっている」という思いだ。元気でいてくれるとしたら、それはその人と息子が意思疎通でき、頑張っているからだと感じる。「とてもいいみとりができた。提供して、本当によかった」】



記事の最後に書かれた70歳過ぎの父親の言葉。移植を受けた人からのサンクスレターを読みながら、こう思えるようになるまでにはやはりいろんな複雑な想いがあったんだろうなぁ・・・と。




昨日は昔でいう「敬老の日」(やっぱり9月15日に戻して欲しい。三連休にならない職場の人はたくさんいるはず!)100歳以上の方が47年連続で増えているとか。様々な研究によると、2050年までにアメリカの60歳以上の総計は現在の2倍になり、人口の5人に1人が65歳以上になり、少なくとも40万人が100歳以上になると予想されるそうです。また知らなかったのですが、「センテナリアン(centenarian)」という、100歳以上の人物のことをいう言葉もあるのですね。



健康で長生き、なかなか難しいですが「お世話になります」という気持ち、感謝を忘れないようにしたいですわ。



台風が近づいています。皆さま、どうぞお気をつけ下さいませ。




rohengram799 at 08:52コメント(7) | 医療・臓器移植・介護・福祉関係  

2017年09月14日

竹酔雲便りNo.14:人間のショウメイ

台風の進路が気になりますが、今日は雲が多いながらも晴れて暑いですね~落ち着いた秋の雰囲気になるのはまだまだ先かも。


「季語には季霊(きれい)が宿っている」と平井照敏という俳人が言っていた、という記事を読みました。1931年(昭和6年)3月31日 - 2003年(平成15年)9月13 日)の俳人、フランス文学者だそうです。


『秋の夜の足音もみなフランス語』(昭和46)という作品、オシャレ~!と思いますが、これはパリでの生活がはじまった頃のフランス語ノイローゼを思い出して作ったものらしいです。短い旅行だったら、ああ、今自分はおフランスにいるのね~しあわせ(*´ω`*)な気持でしょうが、長い暮らしのこれからを考えたら不安な秋の夜長だったかも。 日本だったらフランス語ではなくて、関西弁とかがしっくり来るかしら!?(笑)



季語ってナンだろ?という言葉がたくさんありますが「焦螟(ショウメイ)」というのがありました。蚊のまつげに巣くうという想像上の非常に小さい虫のこと。そこで子を生ずるものとされる。季節は夏です。

また「度量の小さな人間の比喩になるとも考えられる」とありました。「○○の穴の小さいヤツ」より上品ではありますが、言っていることはこちらの方がかなり辛辣。度量が小さい、なんてモノではないですね。原子レベルの心の狭さ・・・イヤもう心を宿すことなど出来ないような。


「あなたってショウメイみたい」と言われた場合、多分一番最初に浮かぶのは「照明 」明るいわぁ~!だと思うのですが、ニッコリ笑った顔のウラにベッドの意味があったら・・・まぁこんなことを言われることはないだろうけれど(;´∀`)


でもでも、こんな度量の小さい、ケチくさい人間にはなるまい!と思った、小心者のワタクシでした!







rohengram799 at 15:10コメント(4) |  
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