2019年07月

2019年07月19日

桐月雲便りNo.17:白い蝶

今日は蝶の話を少し。蝶には故人の魂が宿っているとかいろんな言い伝えがありますね。

http://hunen.hatenablog.com/entry/2017/08/03/175628


♪あなたに抱かれて私は蝶になる〜

こんな古い歌を知っている人が私のブログを読んでくれている方の中にいるのか、気になりますが………胡蝶蘭をテーマに、亡き人を想う話を読んだら急に森山加代子さんの歌声がよみがえってしまいました。

【白い蝶のサンバ】
https://sp.uta-net.com/song/2609/


こちらは蝶とは関係ないですが、フムフムと思った記事です。「アラジン」と「アリババ」同じ話じゃないのか(;´д`)

【現代風アレンジ】
http://sakicchoman.blog.jp/archives/1075223036.html


rohengram799 at 07:33コメント(4) |  

2019年07月17日

桐月雲便りNo.16:自分ハスバラシイノダ

読売新聞朝刊の編集手帳に書いてあった谷川俊太郎さんとバカボンのパパのコラボ。知らなかったなぁ、こんな作品を書いていたなんて。谷川さんも赤塚先生も偉大すぎる!



自分トフタリッキリデ暮ラスノダ

自分ノパンツハ自分デ洗ウノダ

自分ハ自分ヲ尊敬シテイルカラ

ソレクライナンデモナイノダ

自分ガニコニコスレバ

自分モ嬉シクナッテニコニコスルノダ

自分ガ怒ルト自分ハコワクナルノデ

スグニ自分ト仲直リスルノダ

自分ハトッテモ傷ツキヤスイカラ

自分ハ自分ニ優シクスルノダ

自分ノ言ウコトサエキイテイレバ

自分ハ自分ヲ失ウコトハナイ

自分ハ自分ガ好キデ好キデタマラナイ

自分ノタメナラ生命モ惜シクナイ

ソレホド自分ハスバラシイノダ



『谷川俊太郎エトセテラ リミックス』(いそっぷ社)より。


https://fhn.hatenablog.com/entry/20150120/1421739362


rohengram799 at 16:04コメント(6) | 谷川俊太郎  

2019年07月16日

桐月雲便りNo.15:慈烏(じう)とたぬき汁

「慈烏反哺(じうはんぽ)」という言葉……字面だけではなんだかわかりません。カラスを慈しむ? (´・ω・`)?



「烏」はカラスの意で、「哺」は口に含んだ食物のこと。母カラスが子を60日間養育すると、子は成長後、60日間餌を運んで母烏に恩返しをすると伝えられるらしく……子どもが親の恩を忘れずに、成長した後も親孝行することのようです。カラスはそんなに家族愛が強いのか?



関係ないけど、イタリア語でカラスの鳴き声はCra cra (クラックラッ)というらしいです(^o^;) 今日読んだタヌキの話には「タヌキはヒョウヒョウと鳴く」と書いてありました。タヌキは腹鼓のイメージしかないから、鳴き声とか考えたことがなかったなぁ。



【たぬき汁】
https://www.aozora.gr.jp/cards/001248/files/46792_26509.html




実際タヌキ汁を食べた人の記事。解体したタヌキを見ても平気な方はどうぞ(◎-◎;)

https://totte-taberu.com/kiroku/riku/tanuki



【タヌキは「美味しい筋肉質な部位」と「猛烈な獣臭のする脂肪の多い部位」、という味が二極端な部位に分かれていました。】とのことです。



こちらの方はまたまた違う意見。ポイントをおさえれば美味とのこと。

http://taberunomuasobu.blog.jp/archives/664386.html


rohengram799 at 23:05コメント(0) | 青空文庫  

2019年07月15日

桐月雲便りNo.14:暑くて尊くて

今日は「海の日」でしたね。もぅなんだか何の休みかわからなくなっています。日付も曜日も時間も……いろいろごちゃまぜになって、最後には忘却の彼方に(;´д`) 買い物に行っても買い忘れが増えました。





生きてゐることが暑くて尊くて



野田別天楼句集『雁来紅』より………「がんらいこう」ではなく「はげいとう」が句集のタイトル。私は「がんらいこう」の方が好きなんですが。大正9年4月に刊行された第一句集で作者は51歳。のんべんだらりと生きて、ι(´Д`υ)アツィー とグチるだけの私。これからの時期は特に「生きる」ことを意識したものに目が向くでしょう。


 


雁来紅や中年以後に激せし人


作者は香西照雄 (こうざい-てるお)・1917-1987 昭和時代の俳人です。


こちらは「カマツカや」と読むそうな。顔を真っ赤にして、意味なく急に怒り出す人……いますねぇ。中年以降、とはやはり怒りの沸点は年齢とともに低くなっていくのでしょうか( ̄~ ̄;)




そうそう、カマツカが気になったので調べたら、リンゴの花のような、可憐な花をつける樹でした。


【カマツカ】
https://blog.goo.ne.jp/kurumatabisky/e/6877b8c89f06f6637ad478378c2dbc0b



【香西照雄の俳句】
http://www.longtail.co.jp/~fmmitaka/cgi-bin/g_disp.cgi?ids=19970908,19971123,19971228,19981129,19991205,20040508,20080516,20080607&tit=%8D%81%90%BC%8F%C6%97Y&tit2=%8D%81%90%BC%8F%C6%97Y%82%CC



rohengram799 at 21:28コメント(2) |  

2019年07月14日

桐月雲便りNo.13:ふらんす幻想

「ふらんすへ行きたしと思へども/ふらんすはあまりに遠し」(萩原朔太郎)

小学生の時にNHKの劇場中継で宝塚の『ベルばら』見てからハマってはや40年以上、やはり今日は特別な日という意識が……大人になってから読む「ベルばら」はツッコミどころ満載で、そこがまた感慨深い(笑) 230年前の世界も230年後の世界もなかなか想像出来ないけれど、おだやかな毎日が誰の生活の中にも数多くあればいいと思う。



↑ 読書メーターの「つぶやき」に書いた文章をそのままコピーしてます(´∀`) どこかでフランスはこの時期は夜10時くらいにならないと暗くならないので(8時でも明るい)みんないつまでも議論に熱中して、その勢いが革命へと繋がったんじゃないか、みたいなことが書かれていたような記憶が……。




フランスの昔話を集めた本とか読みたいと思いつつ、思うだけでそのままなワタクシ(-_-;) 下記ブログに書かれた、立ち去る人を見送る日本人と追いかけるフランス人の対比、昔話にお国柄があらわれて面白いなと思いました。インドの説話はやたらカメとかゾウとか出て来てよくわからないけど(笑)



【フランスの神話と伝承】
https://ameblo.jp/blue-seamade/entry-12432892917.html?frm=theme




お盆さんの地域もあるでしょうか。この前『最後の晩ごはん』シリーズ最新刊を読んだのですが、遺された人たちの想い、明日への希望を感じる1冊だった気がします。ページ数が少なくなかなか話が進展しなくて、ちょっとダラダラしてきたかなと思わなくもないですが(-.-)


最後の晩ごはん 秘された花とシフォンケーキ (角川文庫) >> https://bookmeter.com/books/13948050




「中途半端の何が悪いの?」

(略)

「そんなことを言ったら、志半ばで力尽きた人たちは、みんな中途半端ってことになっちゃう。そんな失礼な話はないでしょう。そもそも、ゴールのある夢なんて、あるのかしら。十分やった、これ以上のものは得られない。死ぬ前にそんなことを言える人が、どれだけいるかしら」

(略)

「世間の評価も他人の評価も、絶対ではないのよ。脆く、簡単に移ろうものなの。だから、そんなものより、自分を信じなさい。何をしたって、後悔はつきまとう。でも、今、やりたいと思うことを、全部やりなさい」

(p206〜207より抜粋)




「You、やっちゃいなよ!」(笑)で、キラキラの日々をお過ごし下さいませ(*´∀`)♪



rohengram799 at 10:28コメント(4) | 空のお城図書館  
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