2019年10月

2019年10月31日

紅樹雲便りNo.30:六六魚

タイトルの「六六魚」、読み方は「ろくろくぎょ」または「りくりくぎょ」で鯉こいの異名だそうです。体の側面におよそ36枚(6×6)の鱗(うろこ)が一列に並んでいることが名前の由来とか。


小学生の頃、建設会社の息子と同級生だったのですが、そのお家は田舎には大変ゴージャス✨で、池もあって当然のように錦鯉が泳いでいたのを思い出しましたわ。



今日、本屋さんで『パラスポーツ』なる雑誌を見つけました。「こんな雑誌あったっけ?」と思いましたが、2017年創刊とまだまだ新しかった。やはり東京オリンピック・パラリンピックにあわせてなんでしょうが、知らない競技もあったりして時間があればもう少し読みたかった!←そうです、立ち読みです、スミマセン(≡人≡;)

https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-06397-3


日本障害者リハビリテーション協会の活動もお読み下さい。

https://www.jsrpd.jp/




さてさて……今日で10月も終わり。今月もお付き合いいただき、本当にありがとうございました。来月もどうぞよろしくお願いいたします m(。-ω-。)m


コチラは『ハートのクイン』という話。鯉と恋 … (^o^;) 挿し絵が可愛く素敵です✨

https://www.aozora.gr.jp/cards/001756/files/55884_53267.html






紅樹雲便りNo.29:人形と狼

芸術の秋〜いろいろ美しいものがありますが、人形作家の小池緋扇さんは昭和2年生まれだそうです。作られるお人形さんたちはセクシー(≧▽≦)


【小池緋扇さんの作品】
http://koike-hisen.com/artwork



あと懐かしい人形劇の作家さんはこの方でした。

【プリンプリン物語の人形作家・友永詔三(ともなが あきみつ)さん】

https://search.yahoo.co.jp/amp/s/matcha-jp.com/jp/7263%3Famp%3Dtrue%26usqp%3Dmq331AQOKAGYAZLortfBiNjX0QE%253D



『人形と狼』という夢野久作の短い話がありました。絵画とか彫刻品とか高価であってもなくても、心をゆたかにしてくれる美しいものはたくさんありますね(*´ω`*) 以下、全文です(青空文庫より)。



 お腹の空いた狼が野道を歩いて来ますと、遠くに一人の赤ん坊が寝ているのを見つけました。狼は大喜びで走って来てみると、それは誰かが落した大きな人形でした。
「ええ、この役立たず奴めが」
 と狼はあと足で蹴散らかしました。
「乃公おれのたべ物にならない位ならば何だって人間の形をして生まれて来た」
 人形はニコニコして答えました。
「お気の毒様ですね。あなたのように何でも可愛がる事を知らないものには私は役立たずに見えるでしょう。しかし人間の中には私を生命よりも大切な友達にして下さる方がいくらでもありますよ。私は狼のお役に立つよりも人間のお役に立った方がうれしいと思います」




「乃公」は「おれ」と読むのですね。知らなかった!




追記:首里城全焼のニュースに驚きました。なんで!そんなことに…( TДT) 日本、大丈夫でしょうか…。



2019年10月30日

紅樹雲便りNo.28:真闇の美

10/27の読売新聞「四季」にあった俳句です。


すさまじき真闇となりぬ紅葉山 (鷲谷七菜子)


秋晴れの紅葉は晴れやかなものだが、夜は闇に沈む紅葉も格別。まして紅葉山なら底知れぬ闇に包まれる紅葉である。紅葉の名所ではライトアップが盛んだが、あれでは台なし。日本人の感覚が粗くなっているのでは。句集『遊影(ゆうえい)』から。


長谷川櫂さんの「日本人の感覚が粗くなっているのでは。」に、たしかにそうなのかも……と思いました。手つかずの美しさというか、自然そのまま、自然が造り出すものを畏敬の念とともに見つめて来たはずなのに……最近、鳥居に映像を映している(プロジェクションマッピング)記事を読みましたが、正直、えー、そこまでやるの?と思ってしまいました……でも結構前からイベントとしてやったいたんですね。寺社仏閣でアレをやられるのは、なんとなく罰当たりな気分になってしまう私です(´-ω-`)



さてさて……こちらは本屋さんで立ち読みしてきた鏑木清方の画集。100%200%拡大されて細部まで分かり、その美しさ繊細さにクラクラしました。試し読みでその素晴らしさをご覧下さいませ。

https://www.shogakukan.co.jp/books/09682314



あと『目の眼』という美術系雑誌をパラパラ読んだら、剛力彩芽さんが連載をしていました〜最近テレビで見ないと思ったらこういうお仕事をされていたのですね。あの社長さんもいろんな絵画を購入されていたようなので、彼女も美術には関心があるのかしら?と俗なことを考えてしまいましたわ。

https://menomeonline.com/




2019年10月29日

紅樹雲便りNo.27:「の」の字といえば…

「の」の字を書く、というとお見合いの席で、照れ隠しに畳にのの字、のの字……を連想しますが(古い?)佐藤春夫の短い話はなかなか平仮名を覚えられないうたちゃんの話。

【うたちゃんは、三人兄弟の末で、来年からは幼稚ようち園へ行こうというのですが、早くから、自分ではお姉ねえちゃん気どりで「えいちゃん」「えいちゃん」と、自分をよんでいます。「えいちゃん」とは、ねえちゃんのことなのです。】

さぁ、こんなうたちゃんは平仮名をちゃんと覚えられるでしょうか? 気になる方はこちらで全文をお読み下さいませ。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001763/files/58565_62879.html

「むの字には◯がありますその◯をのぞくと見えるえんどう畑」……この坪内稔典さんの短歌は、うたちゃんを連想させる(*´∀`)♪


さてさて……昨晩のこと。ダンナさんがくまモンのポーチを見て、くまモンの横にある花を「ハイビスカス🌺」と言ったので、ビックリしました………あれは「椿」でしょ、熊本だから「肥後椿」! うたちゃんくらいの小さい子どもが間違えるなら可愛らしくてふふっ!となりますが、オッサンでは……(ーー;)
http://www.kumamotokokufu-h.ed.jp/kumamoto/sizen/hana98/htubaki.html



yjimage-13



rohengram799 at 00:00|PermalinkComments(2)青空文庫 

2019年10月28日

紅樹雲便りNo.26:世界乾癬デー

10月29日は「世界乾癬デー」だそうです。日本に40~50万人の患者がいるとされる皮膚疾患。その主なメカニズムを多くの人に知ってもらうため、人気漫画『はたらく細胞』とのタイアップ漫画「はたらく細胞~乾癬編~」が無料公開中。


乾癬パートナーズでは、患者さんおよび社会のみなさんに「乾癬」を正しく知っていただく啓発活動の一環として、乾癬の主なメカニズムをわかりやすく理解できる特別描き下ろし漫画「はたらく細胞 乾癬編」を著者、清水茜先生にご協力をいただき制作しました。


https://www.kansen-partners.jp



「乾癬パートナーズ」も「世界乾癬デー」も初めて知りました。乾癬は道端アンジェリカさんが以前公表されたので聞いたことはありましたけど。




こちらは『白血球』という、いささかホラー風味のあるお話です。YouTubeに朗読もあるみたいですね。


https://www.aozora.gr.jp/cards/000906/files/42413_27970.html




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