2010年06月15日

第132号:心身一如(しんしんいちにょ)

生命には肉体と精神が存在していて、この二つは分けることができないという意味だそうです。


東洋人にはしっくりくる考え方ですが、西洋ではいかに…みたいなかんじで、医学問題と絡めて書いてある記事を読みました。


同じように、西洋医学と東洋医学について書かれた《壁を払えば光が見える》という記事を6/5の読売朝刊で読みました。


日本東方医学会名誉会長で、東京有楽町でクリニックを開く谷美智士(たにみちお)さんが、西洋医学と東洋医学が手入を携え、互いの長所を生かし会うあう総合的な医療の必要性について考え、尽力してきたという内容でした。


西洋医学は精密な診断、緊急の治療、高度な手術を得意とし、治すものは<病気>です。


東洋医学は、身体全体のバランスを見きわめ、患者個々の状態に沿って、生薬や鍼灸の力で<その人>を治します。


谷さんは、最終的には生薬と食物の力で人間本来の自然治癒力を高めることを考えて、40年実践してきました。


昨年2月には、はじめて東西の医師が、がん治療をめぐって主張をぶつけ合う討論会が開かれたそうです。


文中にこんな言葉がありました。


…医師とは何よりも生身の人間の生死に向き合わなければならない存在だと谷さんは考えます。重要なのは科学的かどうかの議論ではない、目の前の患者を、実際に、救う治療ができるかどうかだー。


医療漫画などでも、全身科医を目指して日々仲間と切磋琢磨する『ゴッドハンド輝』とかもありますし…。


医は人の痛みに寄り添うものであってほしい…それはすべての人の願いですね。



rohengram799 at 12:00コメント(0) | 医療・臓器移植・介護・福祉関係  

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