2010年08月17日

ひつじ雲便り162:神様 生きる勇気をどうして与えてあげなかったの

白寿の処女詩集として、各方面でとりあげられている『くじけないで』―作者は柴田トヨさん。日曜日の新聞広告で、お顔を拝見しましたが、かわいいというよりステキな女性と思いました。


広告として引用されていた《神様》という詩。(※)


いじめが原因で、自ら人生にピリオドをうった子どもたちへの、その想い…。死に急いだ子どもたちに「どうして」と疑問をなげかけるのではなく、周りの人間を責めるのではなく…神様に問いかける、というよりも詰め寄る、その母親以上の強い愛情を感じる言葉に、私は涙がでました。


以前、人生案内で、動物たちの会話を通して相談者への回答にした、精神科医の野村先生と同じ「やさしさ」「思いやり」があるようにかんじました。


なにげない言葉の向こうに、トヨさんの過ごしてきた年月の重さを感じます。また、入手したい本がふえてしまった。読まれ方、いらっしゃったら、ぜひ感想をきかせて下さいね~(*^^*)


(※)https://www.nd-seishin.ac.jp/sp/bio/2015/12/post-1494.html




rohengram799 at 19:34コメント(2) | 空のお城図書館 | わたしにできること 

コメント一欄

1. Posted by てんし   2010年08月18日 02:21
こんばんは

このブログのおばあちゃんは、3か月くらい前に『トクダネ』でやっていました。

とても感じのいいおばちゃんで、一目見て好きになりました。

なんでも息子さんは辞めさせたいみたいですが、最近ではおばあちゃんが好きなように、自由気ままにやらせているとのことでした。

私もおばあちゃんの詩集読んでみたいです。
2. Posted by オスカー   2010年08月18日 17:15
§てんし様
こんにちは。
あの穏やかな表情、私もあんなふうに年をとりたいです。いくつになっても、自分の気持ちを書き綴るっていいですよね。

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