2010年08月30日

ひつじ雲便り177:デメキンの挨拶

『大出目錦やあ楸邨といふらしき』(加藤楸邨)


大出目錦が「やあ楸邨」と自分に挨拶しているようじゃないか。それも、金魚鉢を覗くたびに…。名前を自分に置き換えて詠むと、またその情景があざやかになりますね。

奈良県の大和郡山市では、金魚すくいの全国大会があったとききました。大出目金をすくうことはないかもしれませんが(笑)


なんか、夏らしくていいなぁ~と思った話題でした(*^^*)




rohengram799 at 15:09コメント(2) |  

コメント一欄

1. Posted by てんし   2010年08月31日 01:29
こんばんは

私も何か面白い感じの句だなあと思いました。

そういえばオスカーさんも私も山梨県出身だから、『飯田蛇笏』や『飯田龍太』の精神が培われているんですかね!
2. Posted by オスカー   2010年08月31日 10:16
§てんし様
この句は受け取り方1つで印象がかわりますね。誰もいない家で、何とはなしに金魚に目がいくのか、単純に子どものように「いつもオレをみてるのか~トボケたヤローだ」とおもしろがっているのか~想像力でいろんな世界が拡がる、俳句は楽しいです♪

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