2010年10月31日

第320号:『聖なる人々』へのあこがれ

11月14日まで神奈川近代文学館で「小泉八雲展」が開催されているそうですね。


八雲といえば、アイルランド出身で、ラフカディオ・ハーンのこと。約120年前に来日!JAPANは神秘の国だったに違いありません。たくさんの民話や神話にふれて、あの『怪談』話が完成したのでしょう。


アイルランドの詩人、イエーツはこんな言葉を残しているそうです。


【いつの時代でも純真な人や、古代の叡智ある人たちは、あの「聖なる人々」に会ったり話したりしているのだ。】


『聖なる人々』をある人は妖怪と畏れ、ある人は妖精と憧れ…どちらにも《妖》が使われているところがなんとも~であります(笑)


直接お会いすることは難しく、お話するなんてきっとムリ……大人だからワガママ言わない(泣)聞き分けは良いのさっ!!


だからだから~(´Д`)


せめて、書物の中でお会いしましょう…静かな時間を共有し、無言のまま語り合いましょう。


そんな秋の午後であります。





rohengram799 at 15:15コメント(5) | 絵本・昔話・童話・法話  

コメント一欄

1. Posted by てんし   2010年10月31日 23:45
こんばんは

私は学生時代に神奈川県近代文学館に行ったことがあります。

何だか急に懐かしくなりました。

私は博物館に勤める『学芸員』の資格を持っています。
その『博物館実習』として神奈川県近代文学館や国立科学博物館や科学技術館や埼玉県立美術館等など、10館以上に出かけました。

私は国文学科だったから『文学館』に行くのが一番嬉しかったです。

今年の読書の秋、オスカーさんはどのくらい本を読まれましたか?

きっとかなりの読書量なんでしょうね!
2. Posted by オスカー   2010年11月01日 01:10
学芸員!!素晴らしいじゃありませんか~憧れます!!司書とか…絶対ムリとわかっているから余計にうらやましいです
本は読み終わったらもう内容を忘れている気がします~きっと何かの拍子に思い出すのでしょう(笑) 今はまた医療漫画を読みふけっています(((^^;)
3. Posted by kouchan   2010年11月01日 08:14
大学生になってから、怪談よりも怖いものをいろいろと経験しましたorz
4. Posted by もちつきママ   2010年11月01日 08:37
私は、妖怪・妖精のたぐいだと、
コロボックルが大好きだったなぁ~♪
小さい頃から、母が読み聞かせをしてくれて、
小学校の頃には自分でもシリーズを読んで。
本当にコロボックルは存在すると、
今だに信じているくらいです( *´艸`)クスクス

ちなみに、私も漫画も大好きです~
「お母さんになっても、こんなに漫画買うの??」
と、夫に真剣に言われています(笑)
5. Posted by オスカー   2010年11月01日 10:08
§kouchanさま
『学校の怪談~大学編~』某研究室にて連日好評!?上映(上演?)中…でしょうか

§もちつきママ様
『笑う大天使』の登場人物の1人、柚子ちゃんの愛称は「コロボックルちゃん」です(笑)漫画は手軽に違う世界にいけて気分転換できていいですよ~いくつになっても手離せません!!

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