第482号:カネゴン、バルタンに泣かされる(T-T)第484号:赤い一文字

2011年05月11日

第483号:カンソウのウタ

震災から2ヶ月経ちました。毎日新聞紙面に亡くなられた方の名前がたくさん…ひとりひとりにそれぞれの人生があり、まわりの方々とのつながりがあり…それらを思うとまた涙がでます。


岡本太郎氏の『母の手紙』も父・一平氏の葬儀の様子が最初に書かれています。常々「凱旋」と言っていたので、万歳三唱で父をおくってほしいと参列者に伝える太郎氏、立派な息子さんです。


留学中亡くなった母・かの子女史のことをどう息子に伝えたものかと思案する父親の気持ちや、親子というより同志のようなたくさんやりとりがあった手紙の言葉に胸が熱く苦しくなるほどでした。


「おかあさん、感情家だけではいけませんよ。生きるという事実の上に根を置いて、冷酷なほどに思索の歩みを進めて下さい」
お前は最近の手紙にこう書いた。私はおまえのいうことを素直に受容れる。だが、この言葉はまた、おまえ自身、頑なな現実の壁に行き当たって、さまざまに苦しみ抜いた果ての体験から来る自戒の言葉ではあるまいか。とすれば、おまえの血と汗の籠った言葉だ。言葉は普通でも内容には沸々と熱いものが沸いている。戒めとして永く大事にこの言葉の意味の自戒を保ち合って行こう。


かの子おかあさ~ん(;_;)


「血と汗の籠った言葉」…最近こんな力強い言葉を政治家から聞いただろうか?と思いました。そしてますます岡本一平氏、かの子女史、その息子である太郎氏に興味がでてきました。


そういえば、太郎氏が撮影した東北地方の祭りの写真集も本屋にありました。諏訪大社の祭などにも自ら参加し…すごいパワフル!!


ああ、突然『歓送の歌』の歌詞を思い出しました。


出会いのその日から
街の淀み消えて
星たちの輝きよみがえり
ぼくに力が
君のおかげさ…


魔術師、還らず…ヤンさん、カムバァ~ック!!←知らない人は華麗にスルーして下さいm(__)m


笑い声高めて
ふと襲う孤独を
胸底に沈めて
密やかな君の気遣い…


小椋佳さんの作品ですが、布施明さんの歌唱も素晴らしかったな~(^^)


若いからじゃなくて
夢に挑む事で
僕達に別れはないという
星を仰げば
僕達に別れはないという

心通えば…



【歓送の歌】
https://sp.uta-net.com/movie/13134/



この記事へのコメント

1. Posted by HyperChem   2011年05月12日 01:44
まだ震災は終わっていないって感じます。
身元が判明して、それまでの悲しみと、また違った悲しみが
スタートするようで…。
昔って人の言葉にとても重みがあった気がします。
いい言葉はたくさんあっても、ズッシリとして心に染み入る
ものにはなかなか出会わない。
経験の深さなのか、たくさんの喜怒哀楽があってこそ生み出
されるものなのか。
昔って、今みたいにたくさんのジャンルや年代の歌がなかった
ですから、子供でも大人がジーンとくる歌を身近で感じて
いたように思います。昔の曲、また発掘してみるかな(^^ゞ。
2. Posted by てんし   2011年05月12日 05:57
おはようございます

岡本太郎さんと言えば、激しく『芸術は爆発だ!』というイメージが先に出てしまっていましたが、とても家族思いの素晴らしい人だったんですね!?

だからその父上や母上も当然、それ以上に家族思いの素晴らしい人たちだったに違いありません。

やっぱり岡本太郎さんが残した彫刻といい、母上岡本かの子さんの残した小説といい、きっと家族を大切にしていたスピリットがあるからこそ、後々の人々に受け入れられるのだと思いました。

一冊くらい母上岡本かの子さんの小説くらい読まないとダメですね!!
3. Posted by たいちゃ~ん   2011年05月12日 06:55
5 おはようございます。

岡本太郎さん、やっぱり存在感だありましたね!
家族への想いも伝わってきます~~~
いつまでも語り草、感動です。(*^_^*)
4. Posted by なう60   2011年05月12日 07:48
おはようございます。
「血と汗の籠った言葉」感動ですね。この父にしてこの息子あり、素晴らしくです。
5. Posted by 猫ムスメ   2011年05月12日 07:56
岡本太郎さんは今、リバイバルブーム的な状態になっていますね。ドラマもやっていたし、あの親子3人の生き様が、現代を生きる若者達になにかしらの感情を与えているのではないでしょうか。岡本太郎美術館も今はえらい混雑のようですが、また世間が忘れた頃、訪れてみたいと思っています(笑)
6. Posted by kazu   2011年05月12日 08:50
おはようございます!

震災の全容はまだ分かっていないくらい・・・
今回の災害で・・・私、勘違いしていたなと思いました。

大昔だから津波被害はひどかったって思っていたけど
自然災害に今も昔もありませんね・・・。

今の技術力があったとしても太刀打ちできないですもの・・・。

岡本太郎さん、名前はよく存じておりますがそういえば作品とかを
じっくり見たことはありません。
7. Posted by オスカー   2011年05月12日 10:05
§HyperChemさま
何年かたってあの時言われた言葉の意味がわかったよ…なんてカッコよく言える人間になりたい~(((^^;)

§てんし様
芸術一家だけに苦悩も多かったと太郎氏も言っていましたが、乗り越えた家族の絆の強さはすごいです!!

§たいちゃ~ん様
太郎氏、没後も残照どころではないパワーです!!
どこか違う宇宙の太陽になっているかも!!

§なう60様
家族関係が希薄…なんてこの親子にはありませんね。何度も何度も親子として生まれ変わっているのでは?と思ってしまいます。

§猫ムスメ様
太郎100祭の影響でしょうか?私も一度美術館に行って太郎グッズを買い占めたい~(*^^*)

§kazu様
ぜひ画集でも言葉でも良いので岡本太郎氏の人生をガジガジしてみて下さい!なんか不思議な力が湧いてきます(^-^)/
8. Posted by ラブソン   2011年05月12日 14:56
5 オスカーさん、こんにちは(^O^)!
被災者の方々は、毎月11日になると、黙祷をしなくちゃいけないんでしょうかね…。それも、ちょっと辛いですね(T_T)。二ヶ月すると、募金箱を設置している所が減って来てるんですよね…。更に、募金を呼び掛けるテレビ番組も減ってきてるし…。僕らは募金しか出来ないから、長期に渡って募金箱を設置しで欲しいですよね…。
9. Posted by オスカー   2011年05月12日 19:34
§ラブソンさま
今回の震災のための募金は今月末までというところが多いですね。私は今日コンビニに迷惑だろうと思いながら貯まった一円1000枚ちょっともっていきました(((^^;)寄付金付きの商品もあるので今後も利用したいです。

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
第482号:カネゴン、バルタンに泣かされる(T-T)第484号:赤い一文字