2011年08月25日
ひつじ雲便り495:星々の舟
タイトルにひかれて買った、村山由佳さんの小説『星々の舟』…恋愛小説であり家族小説であり…いろいろ考えながら読んでいます。
親は再婚同士、先妻の兄に後妻の連れ子の妹。血のつながりはないと思っていたのに、実は異母兄妹だった…そして末妹は他人の恋人ばかりを好きになり、他の家族もいろんな悩みを心に抱えているらしいのですが、まだ途中(+_+)
「月とか星とか、花やなんかがやたらときれいに見えるのって、何かすごく悲しいことがある時だから。私の場合はね」
「……お姉ちゃんは、何回くらい、そういうきれいなものを見た?」
「どうだったかな。忘れちゃった」
ある程度、年齢を重ねてからの姉妹の会話は、10代の頃とは違う「女性」としての淡い霞のような靄のようなものがあり…うーん、とうなってしまいます。
小池真理子さんの恋愛小説がちょっと重く感じるようになった私には村山さんの小説がぴったりくるかな~なんて(今回初めて読んだのですが)思いました。
月だと三日月のイメージで3人は乗れそうな船を思い浮かべますが、星は1人しか乗れない舟なのかな…なんて考えているオスカーです☆
親は再婚同士、先妻の兄に後妻の連れ子の妹。血のつながりはないと思っていたのに、実は異母兄妹だった…そして末妹は他人の恋人ばかりを好きになり、他の家族もいろんな悩みを心に抱えているらしいのですが、まだ途中(+_+)
「月とか星とか、花やなんかがやたらときれいに見えるのって、何かすごく悲しいことがある時だから。私の場合はね」
「……お姉ちゃんは、何回くらい、そういうきれいなものを見た?」
「どうだったかな。忘れちゃった」
ある程度、年齢を重ねてからの姉妹の会話は、10代の頃とは違う「女性」としての淡い霞のような靄のようなものがあり…うーん、とうなってしまいます。
小池真理子さんの恋愛小説がちょっと重く感じるようになった私には村山さんの小説がぴったりくるかな~なんて(今回初めて読んだのですが)思いました。
月だと三日月のイメージで3人は乗れそうな船を思い浮かべますが、星は1人しか乗れない舟なのかな…なんて考えているオスカーです☆
コメント一覧
1. Posted by kouchan 2011年08月25日 21:58
准教授「ノアの方舟に乗るのを許されてるのは僕だけなんだからね! 君たちは置いてくよ」
そういって准教授の乗った方舟は、海の底に沈みましたとさ♪
村山由佳さんって、確か『天使の卵』の人ですよね? その小説が昔、高校の模試の国語で出題されたことあります。ポッキー教授の自慢の論文は掲載する価値がないもんで。。。
そういって准教授の乗った方舟は、海の底に沈みましたとさ♪
村山由佳さんって、確か『天使の卵』の人ですよね? その小説が昔、高校の模試の国語で出題されたことあります。ポッキー教授の自慢の論文は掲載する価値がないもんで。。。
2. Posted by kazu 2011年08月25日 23:29
こんばんは!
月は大好きです。
三日月は1人乗りだと思っていました・・・。
人により感じ方がそれぞれ・・・本もきっと読む側にとってそれぞれなんでしょうね・・・。
夏休みの宿題病の余波か・・・同じ本で感想文を書かせたら・・・先生はかなり楽しい読み物を
読める事になるなーなんて思いました。
月は大好きです。
三日月は1人乗りだと思っていました・・・。
人により感じ方がそれぞれ・・・本もきっと読む側にとってそれぞれなんでしょうね・・・。
夏休みの宿題病の余波か・・・同じ本で感想文を書かせたら・・・先生はかなり楽しい読み物を
読める事になるなーなんて思いました。
3. Posted by オスカー 2011年08月26日 01:33
§ kouchanさま
『天使の卵』次に読んでみたいです!!私が学生の頃はこんなオシャレなのは出なかったな~『天平の甍』が出たのは覚えています。
§ kazuさま
思いがけずまた戦時中の話がありました。ワタクシの脳内図書委員、よく働いてるぜ!!と思うのと同時に、それだけ多くの人を犠牲にしたのだと思いました。読書感想文、同じ本を読ませてイメージする漢字一字とか、色や音とか帯の文句とかを書かせた方が個性が出そうです!!
『天使の卵』次に読んでみたいです!!私が学生の頃はこんなオシャレなのは出なかったな~『天平の甍』が出たのは覚えています。
§ kazuさま
思いがけずまた戦時中の話がありました。ワタクシの脳内図書委員、よく働いてるぜ!!と思うのと同時に、それだけ多くの人を犠牲にしたのだと思いました。読書感想文、同じ本を読ませてイメージする漢字一字とか、色や音とか帯の文句とかを書かせた方が個性が出そうです!!
4. Posted by てんし 2011年08月26日 02:31
おはようございます
だんだん季節が夏から秋に変わろうとして、その分は空が綺麗になっている気がします。だから空に出てくる『月』や『星』は輝きを増してきた感じがしてなりません。オスカーさんのおっしゃる、三日月は数人乗りの小型の漕ぐ舟で星は一人乗りの舟だと言うイメージ、スゴクよく分かります。
夜空を見ながら、銀河系宇宙の星々を覗き込むと、自分が思っている以上に銀河は広くて、くよくよ悩んでいる私はごみくず以上に小さすぎて、悩むのがバカらしくなってしまいます。
だんだん季節が夏から秋に変わろうとして、その分は空が綺麗になっている気がします。だから空に出てくる『月』や『星』は輝きを増してきた感じがしてなりません。オスカーさんのおっしゃる、三日月は数人乗りの小型の漕ぐ舟で星は一人乗りの舟だと言うイメージ、スゴクよく分かります。
夜空を見ながら、銀河系宇宙の星々を覗き込むと、自分が思っている以上に銀河は広くて、くよくよ悩んでいる私はごみくず以上に小さすぎて、悩むのがバカらしくなってしまいます。
5. Posted by なう60 2011年08月26日 08:03
おはようございます。
「ある程度、年齢を重ねてからの姉妹の会話は、10代の頃とは違う「女性」としての淡い霞のような靄のようなものがあり…うーん、とうなってしまいます。」加齢とともに人は、成長するのでしょう。
「ある程度、年齢を重ねてからの姉妹の会話は、10代の頃とは違う「女性」としての淡い霞のような靄のようなものがあり…うーん、とうなってしまいます。」加齢とともに人は、成長するのでしょう。
6. Posted by まろゆーろ 2011年08月26日 08:46
福耳の「今宵星のかけらを探しにいこう」を思い出しました。
星も月も神秘的で、人の持ち得ない大きなパワーがあるように思いますね。
新月や満月なんて特に。
月や星や花がきれいに見えるのは悲しい時かぁ。
きっと気持ちが研ぎ澄まされているからでしょうか。
星も月も神秘的で、人の持ち得ない大きなパワーがあるように思いますね。
新月や満月なんて特に。
月や星や花がきれいに見えるのは悲しい時かぁ。
きっと気持ちが研ぎ澄まされているからでしょうか。
7. Posted by オスカー 2011年08月26日 11:27
§てんし様
自分の殻に閉じこもるといいますが、殻から急に大きな宇宙に出るのは怖いので、脱皮を繰り返しながら少しずつ大人になりたい私です(((^^;)
§なう60様
『細雪』とか『若草物語』とか姉妹のお話って兄弟の話より多いのかな?と思いますが、私が物知らずなんでしょうか?(--;)
§まろゆーろ様
月は孤高にして気高いイメージで、独占出来ない感じですが、星は自分だけのモノを選べるが…『巨人の星』みたいに(笑)
自分の殻に閉じこもるといいますが、殻から急に大きな宇宙に出るのは怖いので、脱皮を繰り返しながら少しずつ大人になりたい私です(((^^;)
§なう60様
『細雪』とか『若草物語』とか姉妹のお話って兄弟の話より多いのかな?と思いますが、私が物知らずなんでしょうか?(--;)
§まろゆーろ様
月は孤高にして気高いイメージで、独占出来ない感じですが、星は自分だけのモノを選べるが…『巨人の星』みたいに(笑)
8. Posted by Minorpoet 2011年08月26日 12:19
オスカーさん こんにちは♪
「星々の舟」 興味を引くないようですね!オスカーさんは
ほんとに読書家ですね(感)自分は もっぱら「ブックオフ」
前に読みたいと思って読めなかった本とか、衝動買いですね♪
でも 最近は読めなくなりましたね~♪
「星々の舟」 興味を引くないようですね!オスカーさんは
ほんとに読書家ですね(感)自分は もっぱら「ブックオフ」
前に読みたいと思って読めなかった本とか、衝動買いですね♪
でも 最近は読めなくなりましたね~♪
9. Posted by アキバの行政書士 2011年08月26日 14:02
村山由佳といったら「天使の卵」ピアスが
流行りましたね。卵に羽が生えてる形で
かわいかったです。
続編が「天使の梯子」でした。
鴨川のスローライフと結婚にも.ピリオドうって
東京で書いたのが「星々の舟」でしたかね。
新生、村山由佳まだ、読んでませんわ。
流行りましたね。卵に羽が生えてる形で
かわいかったです。
続編が「天使の梯子」でした。
鴨川のスローライフと結婚にも.ピリオドうって
東京で書いたのが「星々の舟」でしたかね。
新生、村山由佳まだ、読んでませんわ。
10. Posted by オスカー 2011年08月26日 17:20
§ Minorpoetさま
ウチからブックオフはちょっと遠いので子どもに頼んだりもしています。けっこう読み散らかしがあるんですよ(>_<)
§アキバの行政書士さま
同い年なんですよ~村山さんて(笑)最初は軽い恋愛小説を書く人かと思っていたら、書き込んでいる感じで好きになりました。解説でなく本人の「あとがきにかえて」の文章もよかったです!!
ウチからブックオフはちょっと遠いので子どもに頼んだりもしています。けっこう読み散らかしがあるんですよ(>_<)
§アキバの行政書士さま
同い年なんですよ~村山さんて(笑)最初は軽い恋愛小説を書く人かと思っていたら、書き込んでいる感じで好きになりました。解説でなく本人の「あとがきにかえて」の文章もよかったです!!