2012年10月20日

あかね雲便りNo.186:秋桜ふわり

空を見上げると、今日も青い空に白い雲~皇后さまのお誕生日にふさわしいおだやかな秋の日ですね。78歳!!ウチの母が80歳、体力も気力もかなり無理をなさっているのではないかと心配です。ご公務も大変ですが、ご家族のことも…(´д`)


昨年は第603号:『野菊』に思うを書きましたが、今年は市の花でもある秋桜からあれこれと…。


『秋桜ふわりと母に叱られる』(せいきたかし)


この意味や情景は何通りもありそうですね。ゆらゆら風に揺れているコスモスを何の気なしに採ろうとした子どもがお母さんから「ダメよ」と叱られたのか、コスモスの花のようなたおやかさで自分のことを叱咤激励されたのか…または「こんな場所に咲いてはいたずらっ子に引き抜かれてしまいますよ、コスモスさん」というお茶目な母の一面かf(^^;


『叱られて』という童謡(唱歌かな?)もありますね。私はずっと作詞は北原白秋だと思っていましたが、清水かつらさんという方なのですね。


♪叱られて 叱られて あの子は町までお使いに この子は坊やをねんねしな…


なんとも哀愁感漂う歌でありますな(;_;)


母に叱られる、という句には岸田稚魚さんの『夏負けて老母に叱られにゆく』というのがあります。この夏は季節の夏なのか、自分をジリジリと照りつける都会での生活なのか…。老母でなければ、甲子園で負けちゃったのかな?なんて単純に考えてしまうかも。このお母さんもきっと息子を(娘というイメージはわかない)「ふわりと」叱るのでしょうね、大好物をたくさんならべた夕飯の食卓で…。


他にも『淡雪の老母をわがものにする』『春深し母留守の家ざらざらす』など、この方はマザコンって言われるくらいお母さん大好き!!なのかなぁ、なんて思う句がありますが、遠くても近くてもやはり母は偉大な存在でありますね。皆さま、親孝行致しましょう!!←まず自分だろ!!ってツッコミはやめてね~自覚しているので(>_<)




rohengram799 at 14:40コメント(14) |  

コメント一欄

1. Posted by ミューちゃん   2012年10月20日 16:44
5 オスカーさん、こんにちは
「叱られる」と「怒る」とでは意味合いが違ってきますよね。叱られた経験がない子が苛めや少年犯罪を起こすのかなぁ…て思ったりします
2. Posted by Minorpoet   2012年10月20日 20:15
オスカーさん こんばんは♪

皇后さまのお名前は「美智子さま」。私の母の名前も「美智子」。皇太子殿下とはひとつ違い。

「皇室アルバム」を見るのが好きな母が亡くなって、はや10年。よく母に叱られたのもいい思い出。。。

3. Posted by 猫ムスメ   2012年10月20日 20:38
ちょうど北海道旅行へ行ってきた母から土産&メールが届き、
「旅行から帰ってすぐ家でスッ転び痛くて動けない。1週間パートの休みもらった。こんなの初めて」と聞いたばかりです
何をやってんだ・・・って感じですよね。幸い病院へ行ったら骨に異常はなく単なる打ち身なので安静にしてれば治るそうですが、年寄りなんだから足元に気を付け無駄に動き回らないで欲しいものです

子が親を心配するのと同じく、歳とった親を子が心配するのも万国共通。元気で長生きして欲しいものですね
4. Posted by 見張り員   2012年10月20日 22:50
こんばんは
わが姑も「ミチコ」です。皇后陛下と同年か!?同じ年でどうしてこうも違うんだろう、と暗然としますね(-_-;)

今日は姑、友人と下田旅行。私は仕事。ああ死ぬまでに一度でいい、母と二人で旅行がしたい・・・
そう思った今日でした。
5. Posted by なう60   2012年10月21日 08:29
おはようございます。
『秋桜ふわりと母に叱られる』(せいきたかし)「ふわりと叱られる。」現代にピッタリの怒りかたです。中学生そして高校生らしき女の子、煙草を吸っていると「ああ、たばこ?おっちゃんは、タバコ吸って肺がんになったんだけと。」女の子「まじで」「うそ~~」そして「たばこ」をもみ消す子、「これ最後の一本」と意外に「ふんわり」は、効果ありです。そして最後は、「今年5月、
肺がんの手術をして五年、確りと運動と食べ物に気をつけて免疫力を高めて医師から治癒と言われた。」にもびっくりしてくれます。(笑)
6. Posted by まろゆーろ   2012年10月21日 09:01
皇后陛下、毎日がおつらそう。
皇室に嫁がれて陛下になられてやっと美智子さまらしいお人柄が随所にちりばめられていますが、
お体が丈夫でいらっしゃらなので可哀そうですね。私と同年代の東宮さんがもう少し頑張らねばといつも思います。
しかし皇后としてなるべくしてなったお方だと思います。歴代の皇后の中で一番素晴らしい方だという人もおりますね。

コスモスの優しさと母の優しさがたおやかな風景になって、言いようのない秋が滲み出ていますね。こんな感性が欲しいものです。
7. Posted by オスカー   2012年10月21日 10:14
§ミューちゃん様
親の立場から…叱っていれのではなく怒っているなぁ…と自覚することも多々あります。難しいです

§ Minorpoetさま
お母さま、リンドウやキキョウの花のイメージがあります。ウチの母は「野菊の花のような人だ」でしょうか(笑)

§猫ムスメ様
お母さま、早く回復されますように!!自分で思っているよりも身体は下降線を描いているんですよねおみやげ、沖縄のアレを思い出しました!!
8. Posted by オスカー   2012年10月21日 10:15
§見張り員さま
名前から受ける印象は穏やかで優しいのに…残念ですね。いつかいつかを願いで終わらせず必ず実現させて下さいね、母子旅行!!

§なう60さま
頭ごなしのモノの言い方は全く相手に通じませんからね。なう様の言葉には愛があります。ますますお元気でご活躍を!!

§まろゆーろ様
本当に美智子さまの存在は有り難いの一言です。お嫁にいかれた清子さんも心配されているのでは…今日は『秋桜』をBGMに仕事を頑張ります!
9. Posted by てんし   2012年10月21日 14:32
こんにちは

富士五湖にもコスモスが咲いていますが、だんだん霜が降りてきて、枯れ始めてきました。

私は『秋桜』と言ったら、どうしても山口百恵の『秋桜』を思い出してしまいます。

あの歌は、ちょうど流行っている頃に、私は親友を失いました。

だから今でも聞くたびに、涙が出てしまいます。

10. Posted by オスカー   2012年10月21日 20:55
§てんし様
歌ってその時代にかえりますよね。辛い記憶ですが、思い出す大切な親友の方がいるってうらやましいです。
11. Posted by めぐのりあ   2012年10月21日 23:51
「だめよ」・・・なんて母から叱られてみたいものです。
ウチは叱るというよりは怒鳴る、感情に任せて怒る・・でしたから。
今では叱られるよりも私が説得する側になってしまいました。
いつまでも感情の起伏が激しくて、ある意味若いな~と。
皇后さまも頑張ってらっしゃいますよね・・・自分がしっかりしなければと
いう雰囲気がにじみ出ていて何だか複雑な思いがします。

12. Posted by オスカー   2012年10月22日 08:29
§めぐのりあ様
スーパーやファミレス、駅や車内で騒ぐうるさいガキ…いえオコサマたちをガツン!!と叱る母親の姿を見たいですわ(-_-;)
13. Posted by kazu   2012年10月22日 14:27
5 こんにちは!

子供のころ・・・母が大好きで妹たちと競うように母を取りあっていたのを覚えています。

よく叱られていたけど母もその当時の事は必死すぎて適切ではない叱り方が多々あったと
5秒くらい反省した後で、ぼろっと忘れます。結構それが長生きの秘訣なんだろうなと
思っています。

80になっても90になっても元気でいられればいいな。
14. Posted by オスカー   2012年10月22日 14:37
§kazuさま
昭和の初期、皇后陛下の誕生日3月6日が「母の日」だったそうです。ひとりひとりの母の日はお母さんの誕生日かもしれないですね。ウチの母も3月生まれです

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