2013年07月12日

うろこ雲便りNo.31:飛入乙女~愛は君

台風が石垣島に接近しているようですね~三連休を南の島で♪と楽しみに計画していた人たちはお気の毒…被害がないといいなと思います。

さて、タイトルの『飛入乙女』、飛び込み乙女だと高飛び込みですが(コワイですよね~なぜあんなことをしたいのかわかりません!!)コチラは椿の品種の1つです。昨日読んだ『花が咲く頃いた君と』(豊島ミホ)という短編集のひとつ「椿の葉に雪の積もる音がする」というお話に椿が大好きなおじいさんが出てきました。他にもいろんな名前を知りました。


下のサイトには椿なのに“白牡丹”とかあっていいのだろーか?と思ったり。まぁウニにもダイオウウニ・ミカドウニ・コウテイウニとかいるみたいなので別にたいしたことはないのかも←イヤ、なんか違う('~`;)

http://www.geocities.jp/fky_sohto/tubaki04.html

物語はおじいさんが倒れて入院、亡くなって葬儀の様子など書かれていて、自分の祖父や父が亡くなった時のことなど思い出しました。他の話も多感な時期の少年たちの気持ちがちょっとエロも入って描かれていて、共感できました。そして話は戻りますが、おじいさんはなぜそんなに椿が好きだったかというと、もうだいぶ前に亡くなった奥さんが好きな花だったから……名前は「アイ」さん。


♪愛は空 愛は海 愛は鳥 愛は花 愛は星 愛は風
愛は僕 愛は君…


ずっと忘れていた井上陽水さんの名曲『愛は君』がよみがえってきました。ラストシーンもとっても良かったです。もう、自分の肉体はあの頃には戻れないけれど、気持ちはページを開くたびによみがえる~私と祖父の思い出の植物はサルスベリ。歌と昔を思い出しますが、花も亡き人たちを偲ぶよすがになりますね。


皆さま、お身体に気をつけて有意義な週末を~(^o^)/~~




rohengram799 at 12:40コメント(4) | 空のお城図書館  

コメント一欄

1. Posted by まろゆーろ   2013年07月12日 15:49
おぉ、オスカー文学の素敵さがほとばしるおじい様との思い出の風景。
音楽と花々と、そして亡き人の思い出とは何かしらの結びつきがありますね。
でも不思議なことに年ごとに亡くなった人の面影が薄れていってるような気がする私です。
お寺さん曰く。「それでこそ成仏の証しである」と。そうであるのなら良いのですが(笑)

関東はもう間もなくお盆ですね。
オスカーさんのご実家では8月でしょうか。さまざまに思いを馳せる良い機会がお盆ではと思う私です。
しかし今年も暑いお盆になりそうですね。お体を大切になさって下さいね。
2. Posted by ミューちゃん   2013年07月12日 16:30
5 オスカーさん、こんにちは
自分が年をとってくると、だんだん身内の人達が亡くなって来たりなんかして…僕は夏になると海などのレジャーに行くよりも、人の生死を考えさせれる時期なんですよね…
3. Posted by なう60   2013年07月13日 08:50
おはようございます。
椿も色々ありますね。「白牡丹」観てきました。視野が広がった朝です。
椿と言えば、若き頃、静岡から大島へ観光船で日本の三大灘、駿河灘を渡り、皆さん「吐いて吐いて吐いて」ようやく大島に到着、「あんこ椿は恋の花」港のマイクから聞えてきました。生き返った瞬間でした。1年を通じて咲く大島の椿、綺麗でした。
4. Posted by オスカー   2013年07月13日 14:25
§まろゆーろ様
昔は大相撲名古屋場所がある7月がお盆だった記憶があるのですが、いつの間にか8月になっていました。去年の今頃はまだ…といろいろ思い出してしまいます。今日で猛暑は一区切りとか…少しホッとしました!

§ミューちゃん様
地獄の釜の蓋が開く…なんて言いますもんね。南の島にバカンスの人たちも多いでしょうが、そこがかつての戦場だと知ったら…真摯に手をあわせて欲しいなぁと思います。

§なう60様
椿が一番種類が多いのかもしれないですね。最近は八重のピンクの椿が可愛くてお気に入りです。実家には椿油の製品が未使用のままいくつかありました~いつのだろ?まだ大丈夫なのかしら(笑)

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