2014年04月09日

おぼろ雲便りNo.6:愛の宝石

『恋猫に喉飴ひとつわたしたし』


作者がわからないのですが「恋猫」も春の季語なんですよね~毎日毎日にゃーご・にゃーごでは喉も悪くなりそうです(笑) ハスキーボイスの猫祭りとか見てみたいかも!!


そんな猫がらみの本も何冊か手元にあるのに、「猫目石ってあるよね」と思いながら『コレクター 不思議な石の物語』(深津十一)を読んでいます。最初はホラーですか?みたいなんで、ちょっとドキドキしてしまいました!


「自分が死んだら遺体の口に石を入れ、火葬後にそれを回収し、ある人物に届けて欲しい」……おばぁちゃん、なんでオレにそんな遺言を(´д`)と思いつつ、引き受けた高校生の木島耕平くん。火葬場の場面とか体験したことのない人にはあの場の感覚はわからないかもしれませんが、うんうん、と頷くこともありました。(細かい骨を集めてとことか)


問題の届け先は大層なお屋敷で、主は風変わりな石コレクター。小柄な林老人は、耕平が作った「死人石」に喜ぶけれど、祖母のことは記憶にないという……だったらなんでそんな遺言を?←このくらいのところまで読みました。


コレクターのじいさんがまたいたずらっ子みたいで、私的にはおもしろくて好きなキャラクター。じいちゃんと孫の会話みたいな雰囲気も楽しい。マンガで読んでみたいかも←もちろん、画力のある方限定!でないと「石」に見えない可能性があるから(-_-;)



石といいますと、山梨では水晶でしょうか~昇仙峡のおみやげ屋さんにはかならず売っていますね。大きなカタマリとか。実家には布袋さまの像や蜂の巣はありますが、石のカタマリはなかったと思います……あっても困るし(-o-;)


あと夜中によく宝石のコマーシャルが流れていましたが、今は見ないですね。毛皮のエンバとかもみないなぁ。あとスイート10とか私にご褒美!みたいなコマーシャルも見なくなったような……。


今日のタイトルは宝塚の名曲『愛の宝石』からです~美しい歌詞にメロディラインに胸がきゅるるん!……♪思い出に風がうたい 雲が流れ 時が流れる……よろしければYouTubeで検索して聴いてみて下さい♪





rohengram799 at 16:20コメント(6) |  

コメント一欄

1. Posted by 見張り員   2014年04月09日 22:22
こんばんは
やはり、山梨県と言えば水晶ですね!
昔母が山梨で買った紫水晶のブローチ、きれいで「いいなあ」と思っていましたっけ^^。
2. Posted by 猫ムスメ   2014年04月10日 13:16
昇仙峡、懐かしい! 若かりし頃、旅行で行った記憶があります(^_^;)

ああいう場所に行くと土産物屋の石系が不思議でなりませんでした 水晶にしろ溶岩石? にしろ、中には一抱えもあるような大きなのを置いてある店もありましたよね
値段を見ても何十万円から何百万円だし、「これっていつからここにあるの!?」「誰が買うの!?」「売れなくて大丈夫なの!?」と疑問でなりませんでした

オスカーさん、誰か土産物屋の店主に知り合いがいたら聞いておいて下さい(笑)
3. Posted by ミューちゃん   2014年04月10日 17:08
5 オスカーさん、こんにちは
BSで岩合光昭さんの猫番組を欠かさず観ているのですが猫ちゃんって大人しくしてると癒される存在ですが、これが野良猫ちゃん同士の喧嘩になると「ニャー」とは鳴かないんですよね。どっちかと言うと唸る声に近い感じがします
4. Posted by まろゆーろ   2014年04月10日 21:26
こんばんは。
『コレクター 不思議な石の物語』、読んでみたくもあり怖くもありです。
特に火葬場の描写は堪えられないかもしれません。何せ火葬場恐怖症の僕ですから。
西太皇も亡くなった後に魔除けに口に石を入れていたとか。
それを中国新政府軍が墳墓をあばいてその石を奪い、確か蒋介石の奥さんにプレゼントしたとか。
記憶が定かではなくて申し訳ないことですが。

亡くなった人の物を奪うとか、身に着けるとかこれもまた恐ろしいことです。
最近はアパートやマンションの訳あり物件も人気であるとか。世の中、変わっていっているのですね。
5. Posted by オスカー   2014年04月11日 09:43
§見張り員さま
子どもたちが小さい頃に両親と昇仙峡に行きました。母とお揃いで水晶のネックレスを買いました(´∇`)

§猫ムスメ様
普通の壺やら置物ではなく鉱物というのが、ちょっと違うオレ様気分になるんですかね~磨いても光るのは己のアタマ!みたいなオヤジが買う印象があります(((^_^;)
6. Posted by オスカー   2014年04月11日 09:49
§ミューちゃん様
最近は谷山浩子さんの『ねこの森には帰れない』が脳内を支配しています~古いなぁ( ̄▽ ̄;)

§まろゆーろ様
お祖母さまが亡くなった時のことを思い出して火葬場の場面は書かれたそうです。石にこだわった理由が後半明らかになり、ちょっとせつなかったです・゜・(つД`)・゜・

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