2016年04月02日

暮雲便りNo.1:けふまでの日

4月になりました~日付がかわって2日、夜中の更新です(´∇`)


出版関係の方のブログを読んでいたら、記事タイトルに『春寒料峭』という文字がありました。最初の二文字はシュンカンだよね、多分そうに違いない!と思ったのですが、リョウの次は……「タコ?」なワケはなく……読めない!!

「しゅんかんりょうしょう」と読むそうです。春になって寒さがぶり返し、肌寒く感じられるさま。「春寒(シュンカン)」は春になってぶりかえした寒さのことで、読めなかった「料峭(リョウショウ)」ですが、「料」は肌をなで触れるという意味。「峭」は厳しいで「料峭」は春風の肌寒い様子を表すそうです。

お彼岸の頃の「三寒四温」はよく見聞きし、自分も使っていましたがこんな言葉もあったのですね。平仮名で書かれた読み方を「シュンカンソウリョ」→「瞬間・僧侶!」とサラリーマンが僧侶にへんしん♪する姿を想像してしまったワタクシ……余計に寒くなってしまいました。


満開の桜の花びらを散らす冷たい風が昨日の夕方から強くなりました。桜を詠んだ句はたくさんあって、その句の世界に入り込み、ひとりニヤニヤしたりフムフムしたり……。

『けふまでの日はけふ捨てて初桜』(千代女)

季節はめぐり、時代はまわり……いろいろなことがありますが、大切な想い出は胸にしっかり抱えて、他のモロモロはスッキリ捨てて……毎朝、毎日を♪何もかも目覚めてく新しいワタシσ(*´∀`*)~で過ごしていきたいと思います。


またどうぞよろしくお願いいたします!





rohengram799 at 00:15│Comments(4)挨拶 

この記事へのコメント

1. Posted by Kay   2016年04月02日 04:53
こんにちは。桜にちなんだ俳句、ちょっと探すだけで、たくさん出てきました。
私は、咲き始めた桜や風にあおられるほどに散る夜の桜が好きでした。これ、日本にいた頃ですから、もう20年以上前ですね。
満開の桜はあまりにも「見てみて!」と、驕慢な感じさえしてちょっとな〜と思っていたのですが、ワシントンDCに河岸の桜を見て、ああ、満開の桜を見たいなあ。。。と思う今日この頃です。
島の桜、土が合わないのでしょうか。ちょっと前まで咲いていた木も、ここ数年はちらほらと咲く程度。寂しい限りです。
2. Posted by 猫ムスメ   2016年04月02日 07:12
今、出勤のため駅のホームに佇んでます。今日は本当に寒いですね(>_<)

雨も降ってきそうです。どうか花散らしの雨になりませんように…
3. Posted by オスカー   2016年04月02日 12:13
§Kayさま
以前、外国で桜に似た花があると聞いた気がするのですが、それが何の花だったのか、すっかり忘れてしまいました。
満開の桜の時期にKayさまとダンナ様に日本に滞在していただきたいです~!
4. Posted by オスカー   2016年04月02日 12:16
§猫ムスメ様
桜が咲く頃、しぐれる様に降る冷たい雨のことを「花時雨」というそうです。「春時雨」は春の気まぐれ雨……言葉は美しいのですが、出来れば降らないで~!と思いますね。

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