2016年06月03日
閑雲便りNo.4:バラと麦わら帽子
西條八十というと映画『人間の証明』で引用された《ぼくの帽子》が有名ですね。
《母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?
ええ、夏、碓氷から霧積へゆくみちで、
谷底へ落としたあの麦わら帽子ですよ。》以下略(笑)
そして♪歌を忘れたかなりやは~など、叙情的な詩人という印象だったのですが、小説もたくさん書いていたようです。児童文学というか少年少女文庫みたいな感じ? 西條八十もサトウハチローみたいに母の詩をいくつか書いているというのを知り、彼の作品を検索していたら『人喰いバラ』という作品にhitして「なんだ、このタイトルは(゜д゜)」となったワケです。彼の写真も見ましたが、これまたイメージが違いました(笑)
あらすじですが……貧しい生活を送る英子は、正月から毛糸を売って歩いていた。七草の日にたまたま通りかかったある大邸宅に招かれてしまう。そしてその家の当主、向井元男爵から、自分が余命いくばくもないことを告げられ、死んだ場合に全財産を相続してくれと頼まれる。驚く英子はいったん辞退するものの、結局は遺産を相続することにする。ところがそこに現れた向井氏の姪、春美。彼女は自分が相続すると思っていた財産を横取りされたと逆恨みし、ついには英子の殺害を企てる……。
初版は昭和29年みたいで、復刻版がゆまに書房から2003年に発売されたようです。タイトルも絵柄も時代を感じました(笑) 中原淳一さん風ですかね~こんな雰囲気の絵柄の“ぬりえ”で遊んでいた頃を思い出しました。今はぬりえは大人の趣味になっていますが( ̄▽ ̄;)
さてさて、今日は6月3日、ロクヨンならぬロクサンですが(¨;)……「六三除」というおまじない(?)というか厄除けがあるのですね。飛行機の御守りで有名な飛不動さんのサイトにありました。他の寺社でもあると思います。
六三除は年令による身体の部分的な厄除けで、本年どこが六三に当たる場所かは、数え年を9で割り、余りの数字で判断。割り切れた時は余りを9とします。その数字を身体の場所に当てはめるワケですね。詳しくは下記サイトをご覧下さいませ。
《飛不動尊》
http://tobifudo.jp/engi/engi.html
《六三除》
http://tobifudo.jp/newmon/kigan/63yoke.html
ではでは、皆さま、お身体に気をつけてよい週末をヾ(´ー`)ノ
《母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?
ええ、夏、碓氷から霧積へゆくみちで、
谷底へ落としたあの麦わら帽子ですよ。》以下略(笑)
そして♪歌を忘れたかなりやは~など、叙情的な詩人という印象だったのですが、小説もたくさん書いていたようです。児童文学というか少年少女文庫みたいな感じ? 西條八十もサトウハチローみたいに母の詩をいくつか書いているというのを知り、彼の作品を検索していたら『人喰いバラ』という作品にhitして「なんだ、このタイトルは(゜д゜)」となったワケです。彼の写真も見ましたが、これまたイメージが違いました(笑)
あらすじですが……貧しい生活を送る英子は、正月から毛糸を売って歩いていた。七草の日にたまたま通りかかったある大邸宅に招かれてしまう。そしてその家の当主、向井元男爵から、自分が余命いくばくもないことを告げられ、死んだ場合に全財産を相続してくれと頼まれる。驚く英子はいったん辞退するものの、結局は遺産を相続することにする。ところがそこに現れた向井氏の姪、春美。彼女は自分が相続すると思っていた財産を横取りされたと逆恨みし、ついには英子の殺害を企てる……。
初版は昭和29年みたいで、復刻版がゆまに書房から2003年に発売されたようです。タイトルも絵柄も時代を感じました(笑) 中原淳一さん風ですかね~こんな雰囲気の絵柄の“ぬりえ”で遊んでいた頃を思い出しました。今はぬりえは大人の趣味になっていますが( ̄▽ ̄;)
さてさて、今日は6月3日、ロクヨンならぬロクサンですが(¨;)……「六三除」というおまじない(?)というか厄除けがあるのですね。飛行機の御守りで有名な飛不動さんのサイトにありました。他の寺社でもあると思います。
六三除は年令による身体の部分的な厄除けで、本年どこが六三に当たる場所かは、数え年を9で割り、余りの数字で判断。割り切れた時は余りを9とします。その数字を身体の場所に当てはめるワケですね。詳しくは下記サイトをご覧下さいませ。
《飛不動尊》
http://tobifudo.jp/engi/engi.html
《六三除》
http://tobifudo.jp/newmon/kigan/63yoke.html
ではでは、皆さま、お身体に気をつけてよい週末をヾ(´ー`)ノ
コメント一欄
1. Posted by ミューちゃん 2016年06月03日 16:46


昭和29年って云うと、まだ戦後と言われていた時代なんでしょうね。その頃の書籍の値段を考えるとレコードが500円ぐらいだから書籍になると、その10分の1ぐらいでしょうかね?あらすじだけを見ると60年以上昔と今とでは、さほど内容は変わりないですね(笑)

2. Posted by KIRARI 2016年06月03日 19:11
オスカーさん、こんばんは☆
『人喰いバラ』 という本、すごく昭和な感じで
レトロな絵柄ですね~。 (笑)
このような話、何かドラマか映画になって
いなかったでしょうか?
何となくタイトルに見覚えがあるような・・・ ( ̄ー ̄;
6月に入っても気温差が激しいですね。
体調管理にはお気を付けて、どうか素敵な
週末をお過ごしくださいネ~♪ (⌒∇⌒)ノ
『人喰いバラ』 という本、すごく昭和な感じで
レトロな絵柄ですね~。 (笑)
このような話、何かドラマか映画になって
いなかったでしょうか?
何となくタイトルに見覚えがあるような・・・ ( ̄ー ̄;
6月に入っても気温差が激しいですね。
体調管理にはお気を付けて、どうか素敵な
週末をお過ごしくださいネ~♪ (⌒∇⌒)ノ
3. Posted by 猫ムスメ 2016年06月03日 19:34
うわ~、なんかすさまじいタイトル&あらすじですね(^^;
でも昔の少年少女向け小説ですから「貧しい者が健気に頑張り報われる」、わかりやすい傾向なはず。きっと彼女も最後には遺産相続し幸せになるのでは? と思います😊
私は昔、「小公子セディ」に夢中になり、自分もいつか金持ちのおじいさんが迎えにくるのでは…と期待してましたわ~(笑)
でも昔の少年少女向け小説ですから「貧しい者が健気に頑張り報われる」、わかりやすい傾向なはず。きっと彼女も最後には遺産相続し幸せになるのでは? と思います😊
私は昔、「小公子セディ」に夢中になり、自分もいつか金持ちのおじいさんが迎えにくるのでは…と期待してましたわ~(笑)
4. Posted by オスカー 2016年06月03日 21:55
§ミューちゃん様
戦後の娯楽として本が読まれるようになったのはよかったなぁ、と思います。だからわかりやすくて夢のある(?)内容なのかなと……外国だったらクリスマスの日に…とかですよね(笑)
戦後の娯楽として本が読まれるようになったのはよかったなぁ、と思います。だからわかりやすくて夢のある(?)内容なのかなと……外国だったらクリスマスの日に…とかですよね(笑)
5. Posted by オスカー 2016年06月03日 21:58
§KIRARIさま
「人喰い」というのが江戸川乱歩を連想させたのですが、西條八十でビックリしました。確かにどこかで聞いたことがあるような……。この本は読んだことはないですが、赤江瀑さんの『罪喰い』はお耽美で好きでした(笑)
「人喰い」というのが江戸川乱歩を連想させたのですが、西條八十でビックリしました。確かにどこかで聞いたことがあるような……。この本は読んだことはないですが、赤江瀑さんの『罪喰い』はお耽美で好きでした(笑)
6. Posted by オスカー 2016年06月03日 22:02
§猫ムスメ様
誰もが一度は思う「本当のお金持ちで優しい両親」私も「早く迎えにきて~!」と思っていました。ウチでは「橋の下で拾ってきた」が定番でしたが、今子どもにそんなこと言ったら虐待になりそう(◎-◎;)
誰もが一度は思う「本当のお金持ちで優しい両親」私も「早く迎えにきて~!」と思っていました。ウチでは「橋の下で拾ってきた」が定番でしたが、今子どもにそんなこと言ったら虐待になりそう(◎-◎;)