2018年03月15日

桃月雲便りNo.16:一行じゃ終わらない!

『一行怪談』という薄い本があります。気になっていましたが、買うほど心ひかれなかったのでいつものようにパラパラと・・・( ̄0 ̄;)


https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-76736-9



「一行」とはあるけれど、それはやっぱりムリですわ。100円では買えないけど、百均というような感じ(笑) だから、その短い文から自分が何を想像していくかで、恐怖が増幅されるか、意味不明になるかが決まる! 1ページにひとつ、時々はさまれるイラストもなんともいえない味がありました。ひとりひとり全く違う本なる、心理テストみたいな一面もありそう。



『寝る時に必ず、洗濯機を回し続けることだけは忘れないよう願いますが、それさえ守ればたいへんお得な物件だと思いますよ。 』


洗濯機を朝まで回し続けるって結局眠れないのでは・・・? 二層式だって15分とか20分くらいが洗いに要する時間で、洗濯機の渦を見るのが好きな私でも一晩中見ているのはムリですわ~。回さないと何が起こるのだろう?
ざわざわ・・・!


『世界中あらゆる料理を食べても、いまだ思い出の味に辿りつけない彼には、産まれなかった双子の片割れがいるそうだ。』


世界中のあらゆる料理を食べられる財力と胃袋がうらやましい・・・ってそんなことはなく、もしかして彼が一番最初に口にしていたものって・・・産まれてからはもう口に出来ないものだとしたら・・・ギャー!



複数の漫画家さんにイラストを描いてもらって、それをまた見たいような本でした。



rohengram799 at 09:40コメント(2) | 空のお城図書館  

コメント一欄

1. Posted by トリテン   2018年03月15日 19:57
一行怪談、想像力を働かせると怖いですね。
洗濯機が止まったら何が起こるの?
そもそも、ずっと回り続ける洗濯機ってないですよね~(^_^;)
そこが怪談のミソなんでしょうけど。

他の作品も読みましたが、怪談というだけあって気味の悪いものでした。
あ~、夢に出て来そうです (~_~;)
2. Posted by オスカー   2018年03月16日 07:29
トリテン様
記事に書いたのはサイトから引用したものですが、私が覚えているのは頭がよくなるように、のおまじないをかけすぎて百科事典を逆さまに読む子になってしまった、という話。ちょっと戒め的なものを感じました。

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