2018年05月16日

若夏雲便りNo.18:打てば響く

『逢花打花逢月打月(はなにあえばはなをたし、つきにあえばつきをたす)』という禅語を知りました。


漢字だけみると、いく先々の花を引きちぎり、月に向かって罵詈雑言、吠えまくるイメージだったのですが(゜゜;) この意味は「咲いている花を美しいと思い、月を見上げて月の灯りを思う」で、出会ったことをそのまま受取る。あれがどうだとか、これがどうだとかではなく、そこにある世界を感じることだそうです。


「打つ」はバシバシ叩くの「うつ」ではなく「たす」「左右の手を打つようにぴったりと合わさる」という意味。一期一会に通じるものがあるかも。人に限らず、その時その時の出逢いを大切に、心を寄せる・・・邪心だらけの私には難しい!



もうひとつ『担板漢(たんぱんかん)』という言葉が気になってしまいました。担板とは大きい板、漢とは男性。物事の側面しか見れていない状態。詳しい説明は下記をお読み下さいませ。大きい板を担ぐ男、オ◯コカードのコマーシャルの長瀬智也クンが浮かんだのは私だけでしょうか?


http://www.zen-essay.com/entry/tanbankan




rohengram799 at 07:02コメント(4) | 絵本・昔話・童話・法話  

コメント一欄

1. Posted by 猫ムスメ   2018年05月16日 08:56
そこにある世界を捉える…いい言葉ですね。非常にシンプルだけど難しいことだと思います。

あと、「バカモノ!」が「漢(おとこ)」であることに笑いました。まぁここで言う「おとこ」とは生物学上の男ではないのかもしれませんが、今ネットなんかで拡散されたらよくわかりもせず「逆差別だ」とか騒ぐ輩がいそうです(^^;
2. Posted by ミューちゃん   2018年05月16日 16:35
5 オスカーさん、こんにちは
出会いって人の場合は良かれ悪しかれですよねでも本や曲の出会いって云うのは一番嬉しいですよねたまたまラジオで流れていた曲がとても良い曲で、それがキッカケで、そのアーティストのファンになり、ライブに行き…になるんですよね
3. Posted by オスカー   2018年05月17日 10:27
猫ムスメ様
男尊女卑の時代とかは必要以上に男らしくを求められて、殿方もツラい時代だったかも、とあまり関係ないだろうことを思いました(笑) バカな男が好きな女も一定数いる気がします。
4. Posted by オスカー   2018年05月17日 10:30
ミューちゃん様
誰が作ったのかわからないけれども、いつまでも忘れない、いつも思い出す言葉や音楽ってありますね。特に音楽は脳内でリフレインされて「誰の歌だっけ?」とずっと悩みますわ。

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