2019年12月01日
黄冬雲便りNo.1:11月の本棚 〜 読書メーターversion 〜
11月の読書メーター
戦国コミケ 3 (ジーンピクシブシリーズ)の感想
1巻〜3巻まで読んだ。コミケ、懐かしい…もう30年以上前の記憶しかないけど😅 あのいろんな意味ですごいパワーがあれば乱世を生き抜ける気がする〜このくらいのたくましさが欲しいわ。チェックのシャツには笑った。
読了日:11月01日 著者:横山 了一
かにむかし―日本むかしばなし (大型絵本 (27))の感想
私の知っている「さるかに合戦」と違った〜キビダンゴは桃太郎の専売特許ではなかったのね(笑) 昔懐かしい絵柄、色合いがよかった。
読了日:11月01日 著者:木下 順二
姉弟と新聞配達の感想
姉と弟で新聞配達をして家計を助ける話なのかと思ったら違った。誤配される新聞、間違えていると張り紙をしてもしつこく夕刊を配達する犯人(?)は誰だ(`Δ´)(姉と弟ではない)がメインだったような…。「夕焼の茜あかね色が空の高みに残り、白い靄もやが道の前方を這はつて来る、その空気に包まれると、彼は何だか平和だつた。生きてゐて、いろ/\の物事を感じて、かうやつて歩いてゐる自身を、しんみりその空気のなかに振り返つてゐた。」犯人がわかった後の主人の感想がこの話のキモなのかも? 作者は犬養毅の三男でした。ビックリ!
読了日:11月01日 著者:犬養 健
仲のわるい姉妹の感想
「いつも楽しく 遊びたければ
姉と妹と 仲よくなされ」…… これがすべて。椋鳥が歌う場面があるのは雨情だな、と思った。
読了日:11月01日 著者:野口 雨情
怪談えほん (3) いるの いないの (怪談えほん3)の感想
この田舎の家の雰囲気! 養蚕をしていた親戚の家を思い出す。とにかく絵が怖い(ノдヽ)
読了日:11月02日 著者:京極 夏彦
菊 食物としてのの感想
菊についていろんな方面から語る、語る!「花で味のよいものは何と云つても牡丹であるが、これは力よく之を得るに及びやすい訳にゆかぬ。ゆふ菅すげの花も微甘でもあり、微気の愛すべきものがあつて宜いが、併しかし要するに山人のかすけき野饌である。甘菊の大なるものは実に嬉しいものである。」 ボタンもユウスゲもしかしたら食べられる? 知らなかった。 今度、食用菊をスーパーで見たら買ってしまうかも。https://www.kampo-sodan.com/column/entry-2307
読了日:11月02日 著者:幸田 露伴
指の感想
再読。五本指の靴下は知っていたし自分も履いていたけれど、ストッキングがあるのを知らなくて、足の指ではないのにこの短い話を思い出したので。そしてこの短歌も。
『あの人の指を真似して入れてみる何かが足りぬ夢の反芻』(川上史津子)……(〃 ̄ー ̄〃)
読了日:11月03日 著者:江戸川 乱歩
メデューサの首の感想
部屋でお風呂でお戯れ〜女体に絵を描くとは! しかし最初のキャハハ(*≧∀≦*)うふふ(〃艸〃)の展開から、だんだん湯冷めする話に……どんなメデューサの首を描いたのか、気になる。そして人の念は怖い。
http://mementmori-art.com/archives/18469093.html
読了日:11月03日 著者:小酒井 不木
双風神 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)の感想
前作を読んでいた時には京アニの放火事件、今回は首里城の焼失……巽南中でようやく読み終わりました。知里に疎いので、最初にある地図を見ながら(でも混乱)読んでを繰り返し……誰も失いたくないのにまた逝ってしまう……新しい出逢いと別れを繰り返しながらぼろ鳶は強くなっていくんだなと思いました。最後は微笑ましく救われた気分です。
読了日:11月03日 著者:今村翔吾
少年Y 1【期間限定 無料お試し版】 (少年チャンピオン・コミックス)
読了日:11月04日 著者:とうじたつや,ハジメ
少年Y 2【期間限定 無料お試し版】 (少年チャンピオン・コミックス)の感想
無料版で2巻まで。トロッコ問題ではないけれど、命の選択について考える。ギャグっぽいところもあるが、それが救いになることもなく……続きが気になるけど、これ以上読むのも気分が悪くなりそう。
読了日:11月04日 著者:とうじたつや,ハジメ
変な恋の感想
眉間にシワを寄せてひとりシリアスに苦悩するのかと思ったら、お笑い……? 「けいずかい」の意味がわからなくて調べた。『窩主買い /「窩」は穴ぐら、「窩主」は盗賊をかくまい、盗品をかくしておく所/盗品であることを知りつつ売買すること。また、その人。故買。系図買い』そんな言葉があるとは知らなかった。
読了日:11月04日 著者:小酒井 不木
ペンとインキの感想
お互いに目的のために頑張る👊✨ 長い話にも出来そうなのに短くまとめてスッキリ!
読了日:11月05日 著者:夢野 久作
綺麗な子どもの感想
タイトルの意味をどう受けとるか……人間はやり直せる、という意味でいいのか……昭和テイストの絵柄と話は結構好きかも。
読了日:11月05日 著者:原作:藤井慶(藤井組)
鉛筆のシンの感想
「下手な職人はいつも道具のせいにする」を思い出した。
読了日:11月05日 著者:夢野 久作
ショパンの事件譜(1)【期間限定 無料お試し版】 (ビッグコミックス)の感想
タイトルが気に入ったので読んだのだけれど、なかなか面白かった。昔、「未完成交響曲」を買ったらレコードの一部が欠けていた。破片もなかったから最初から欠陥品だったと思う。まだ子どもの私に「おまえが割ったんだろ?」という目で見たオッサンを今でも恨みに思う。レコード、懐かしいなぁ。
読了日:11月05日 著者:北原雅紀,あおきてつお
悪魔祈祷書の感想
古本屋のおっさん、さすがです! こういう人が商売に向くんだろうなぁ。
読了日:11月06日 著者:夢野 久作
男ぎらいの感想
とにかく男がキライな美枝ちゃんの愚痴がいっぱいです(笑) 足の臭さに憤る描写→「靴の革の臭い、靴下のむれた臭い、不潔ではありませんか。
男のひとの皮膚も、だいたい革に似ています。だから、絹の手袋よりも、毛糸の手袋よりも革の手袋が似合うのです。動物的です。毛が多すぎます。髭、胸も、脛も、あちこちに毛がたくさんあります。」あと耳の中に毛が生えている人に気づいてからは→「私は、ひと頃、うちの店や電車の中などで、男の耳の穴をそっと盗み見たことがあります。もじゃもじゃ毛のある人が多いのには、びっくりしました。」
読了日:11月06日 著者:豊島 与志雄
鯛と赤蛸の感想
エビでタイを釣るのではなくタコでタイをつりたい……そんな話。
読了日:11月06日 著者:佐藤 垢石
妖蛸の感想
うわぁ……短いけれど、墨と炎でホラー🐙 人を騙して幸せにはなれません。最後の(伊藤晴雨氏談)を読んで、映像化してまた😱😱😱 ご存知ない方のために…こういう画風の方です→https://jp.japanese-finearts.com/item/search/396/Ito-Seiu
読了日:11月06日 著者:田中 貢太郎
章魚の足の感想
「章魚」もタコと読むのか……短い話だけれど、こういう言い合いってありそう。「章魚」の漢字の謎(?)はYahoo!知恵袋で → https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q147222904?__ysp=56ug6a2aIOa8ouWtl%2BOBruaEj%2BWRsw%3D%3D
読了日:11月06日 著者:夢野 久作
葛根湯の感想
病は気から…? 異国の方が葛根湯を飲んだらこうなるのかぁ…医者がいい味を出していた。健康第一!
読了日:11月07日 著者:橘 外男
歴史群像 2019年 10 月号 [雑誌]
読了日:11月07日 著者:
サイコろまんちか(1) (講談社コミックス)の感想
無料版があったので読んだ。心理学に興味のある人には面白いと思う。実生活に活かせるかどうかは難しい…かな? 作者は「アイリウム」の人だったとわかりなるほど!と思った。
読了日:11月07日 著者:小出 もと貴
善人長屋(1)【期間限定 無料お試し版】 (ビッグコミックス)の感想
漫画になっているとは知らなかった。「夏子の酒」の人だった。読みやすくてよかった。
読了日:11月07日 著者:西條奈加,尾瀬あきら
横綱&大関 大鑑 (B.B.MOOK1428)の感想
【初代から72代稀勢の里までの横綱が総登場。大関は太刀光から栃ノ心までを、写真(錦絵)と概要、データで紹介しています。また、全国の横綱銅像ガイド、歴代横綱一覧、昭和以前大関一覧、昭和以降大関一覧、横綱と大関に関する記録、横綱・大関早見表などを掲載。】本屋さんで見つけて立ち読み。銅像があちこちにあるとは知らなかった。こちらはちょっと悲しいけど。http://blog.exeojapan.com/royalkailacom/driver/?p=1447
読了日:11月08日 著者:
キキとジャックス なかよしがずっとつづく かたづけのまほうの感想
本屋さんで「こんまりさんの本です」とPOPではなく付箋が張り付けてあった……なんで? 小さい子どもが読んでお片付けしてくれたらラクになるだろうけど、どうだろ? 絵は可愛かったし読みやすかったと思うけど、大人の感想だしなぁ。子どもには「ときめき」がありすぎるのでは?
読了日:11月08日 著者:こんどうまりえ
あたたかい木 (5つの風の絵ものがたり)の感想
本屋さんで見つけて立ち読み。色合いがやわらかくて好きだな、と思ったけれど、こちらもいいかな。並べておいて欲しい。
https://www.ehonnavi.net/sp/sp_ehon00.asp?no=23167&spf=1
読了日:11月08日 著者:くすのき しげのり
賢すぎた猫の感想
人間から学ぼうとする意欲は素晴らしいが、猫には猫に適したいろんなやり方がある。子猫をお風呂に入れて綺麗にしたい気持ちはわかるが、人間みたいにタオルで拭き取れないからかえって大変なことになる。靴も猫にはいらない。短い話だけれど、一枚くらい挿し絵が欲しかったかも。
読了日:11月09日 著者:イーディス・ネズビット
昨日の敵は今日の友の感想
ケンカに強い犬・ロイと平和主義の犬(名前は書いてなかったけどウォルフじゃないのか?と銀英伝の双璧を連想)は大変仲良し。しかし、そこに新しい犬がやってきて……タイトル通りの話だった。
読了日:11月09日 著者:イーディス・ネズビット
歴史群像 2019年 12 月号 [雑誌]
読了日:11月09日 著者:
舌打するの感想
舌打ちもため息も無意識に出てしまうものだと思うけれど、このふたつにはかなりの差があるなぁ。舌打ちをため息にかえたら……余計に落ち込むか…(;´Д`)
読了日:11月09日 著者:蘭 郁二郎
季節加留多 (塔野ジョーカー)の感想
カードゲームに詳しい人なら楽しめるのかも。私は理解力がないので、文字だけだと対戦状況がなかなか理解出来なかった。カードの名前や説明はカッコいいので一枚一枚イラストで見たかった。う~ん、ちょっと疲れました(@_@;)
読了日:11月09日 著者:塔野ジョーカー
妖怪の飼育員さん 1巻: バンチコミックスの感想
妖怪の動物園バージョン? この発想はなかったのでなかなか面白かった。カッパたちが可愛い。
読了日:11月10日 著者:藤栄 道彦
ホームルーム(1) (コミックDAYSコミックス)の感想
先生が怖い……!
読了日:11月10日 著者:千代
江口文化祭 リアルドラマ監督(起編)
読了日:11月11日 著者:バキラックス
江口文化祭 リアルドラマ監督(承編)
読了日:11月11日 著者:バキラックス
ダンパツショウジョの感想
不安障害を持っている女子高生「ゆい」がトレイルランに挑戦することにより変わっていく物語。こんな風に全てがうまくいくとは思わないけれど、一歩自分から踏み出すことって大事だと思う。表紙は著者の母校だそうです。https://flowironofmiho.wixsite.com/mysite
読了日:11月11日 著者:初瀬川 実穂
江口文化祭 リアルドラマ監督(転編)
読了日:11月12日 著者:バキラックス
母の匂いの感想
釣り好きの父子、母親が持った来てくれたお弁当に入っていた鮎の煮びたし、それがずっと記憶に残る「 母の匂い」。
読了日:11月12日 著者:佐藤 垢石
お母さん いい匂い: ――スターライト童話――の感想
新しいお母さんに「好き」を言えた日。
読了日:11月12日 著者:北山悦史
人は誰しも心の中に醜い獣を飼っているの感想
ジャンプで新人さんが描く漫画の世界みたいだった。ふたりだけの世界がやがて彼ひとりの世界になりそう。でも「いつもキミと一緒だ」と言いそうな……そんな話だった。
読了日:11月12日 著者:初瀬川 実穂
江口文化祭 リアルドラマ監督(結編)の感想
起承転結、4作品楽しみました。エロさよりせつなさが胸に残る〜晩秋も初冬にふさわしいと思いますが、やっぱり……と思うのは人として腐りすぎているでしょうか……最近、貝合わせならぬ紅葉合わせなる言葉を知ったのがいけなかったのかも(^。^;)
読了日:11月13日 著者:バキラックス
正夢の感想
いいお話なのに「禿紳士」という文字が違う方向に私を連れていく(笑)
読了日:11月13日 著者:夢野 久作
鬼滅の刃 17 (ジャンプコミックス)の感想
今、連載本誌(ジャンプ)がうぎゃ〜!な展開になっているので、すっかりこの内容を忘れていた……巻末のキメツ学園に私のお気に入りのツボとキモいじじぃが仲間入り(?)していて嬉しかった。
読了日:11月13日 著者:吾峠 呼世晴
或る男の恋文書式の感想
なんといいますか……最後にあんなオチがくるとは……タイトルはそういう意味だったのかと納得!
読了日:11月13日 著者:岡本 かの子
雲の日記の感想
「春雲は綿の如し」「夏雲は岩の如し」「秋雲は砂の如し」「冬雲は鉛の如し」と子規が書いていたというので、この中にあるのかなと思ったら違った。12月半ばから寝たきり状態で雲を見ていたのかぁ。砂のような秋雲はうろこ雲のことではないかと書いてあったが、なるほど。こちらの雲は縁起が良さそうです。
https://tr.twipple.jp/p/f9/053000.html
読了日:11月14日 著者:正岡 子規
うろこ雲の感想
銀の小人が歌う「なんばん鐵のかぶとむし
月のあかりも つめくさの
ともすあかりも 眼に入らず
草のにほひをとび截って
ひとのひたひに突きあたり
あわててよろよろ
落ちるをやっとふみとまり
いそんでかぢを立てなほし
月のあかりも つめくさの
ともすあかりも眼に入らず」がなんとも言えない。ホラーなのかメルヘンなのかファンタジーなのか。
読了日:11月14日 著者:宮沢 賢治
イワン王子と火のとり―ロシアのどうわ (偕成社 世界のどうわ)の感想
おバカさんな王子…オオカミはなんでコイツを見捨てなかったのか不思議。ハッピーエンド……なんでしょうが、なんとなくう~んな話。関係ないけど宝塚の生徒さんに火の鳥美奈さんっていたよなぁ、と思い出した。「ブラック・ジャック/火の鳥」は舞台にもなったし……とどうでもいい話(^^;)
読了日:11月14日 著者:アファナーシエフ
虫干しの感想
タイトルそのまま、小さい頃の衣類他の虫干しの思い出。
読了日:11月14日 著者:鷹野 つぎ
開発部長、芳雄の憂鬱の感想
うわぁ……! ヤバいデザイン、ヤバい味のオンパレードでしたが、ある意味、芳雄は責任を取ったんですかね〜?
読了日:11月14日 著者:ヒデキング
草藪の感想
入院中、同室になった女の子の話。そう言えば昔は付き添いとか必要だったなと思い出した。窓から見える野の花の素朴な美しさと女の子の置かれた立場の対比のようなものが悲しかった。
読了日:11月14日 著者:鷹野 つぎ
時
読了日:11月14日 著者:鷹野 つぎ
ふしぎな星 ロシアのおとぎ話 (アルトアーツ)の感想
とてもわがままなお姫様の話。よく家臣はこの子のワガママに付き合っているよなぁ、と感心してしまう。彼らもまた何も考えずに、彼女の要求を叶えることだけがすべてになっていたのか……最後はあまりにもあっけなくて、これで終わり?となった。道徳の授業だったらその後のことを生徒たちに考えさせたりするのかなぁ…なんかスッキリしない話だった。
読了日:11月14日 著者:リディア・チャルスカヤ
女の顔の感想
女の顔を描く時のあれこれ。『描者に似る
大変妙な事を申しますが、絵に描く人物の顔は総じて描いた者に似るもので、事に依りますと、猫や鹿でも画家の顔に似る事があります。これは、自分の顔だけは朝夕鏡で見て研究を積んで居りますから、筆を取りますと自然画に現れるのだろうと思います。誠に可笑しいものでございますよ。』漫画家さんも同じようなことを言っていた気がする。松園の作品は品があって好き。
読了日:11月15日 著者:上村 松園
死にたいツイートの感想
実際こういうやり取りが今もどこかで行われていると思うと怖い。今は簡単に自分の気持ちを発信出来て簡単に受け入れる人が多いんだなって思う。短いけれどゾワゾワした((( ;゚Д゚)))
読了日:11月15日 著者:ヒデキング
愛すべき娘たち (Jets comics)の感想
よしながさんの漫画を買って読むのは初めてかも。(雑誌連載で読んだことはあるけど) 私には娘はいなくて男ふたり(平成生まれ)、娘がいたら関係性とか変わったのかな? 亡くなった母は「娘が生まれて嬉しかった」と言っていたけれど、やはり兄を頼りにしていたと思う。母子関係、女友だち関係、人間関係、知らないところで自分も誰かにへんな影響を与えているのかも。人生が二度あれば…(´-ω-`)
読了日:11月16日 著者:よしなが ふみ
エロエロ草紙 (国立図書館コレクション)の感想
エロエロ草紙はイロイロ草紙。確かにその通り。イラスト、詩、◯◯ガールとかの用語解説、小噺のようなものなど。昭和5年にはこういうのがエロエロでありこっそり見たり読んだりしてドキドキ妄想していたんでしょーか。夜、こっそり少しずつ読んで楽しんだ若者たちがいたのかもと思うと、昔、意味もなく布団を被りその中で懐中電灯をつけて漫画(エロではない)を読んでいた幼い頃の自分を思い出した。字が薄くて読みにくいところでが多いのが残念。疲れてしまって、わからないところはどんどん飛ばしたので、半分は流し読みになってしまったかも。
読了日:11月16日 著者:酒井潔
コミックエッセイ ジジ連れ冥土のみやげ旅inパリ (祥伝社黄金文庫)の感想
パスポートを持っているのは高校の修学旅行が韓国だった二男のみの我が家。国内外出かけてはおみやげをくれる。ダンナさんは飛行機に一度も乗ったこともない人。自分の両親と旅行とか小学生の時の海水浴が最後だったかも。両親はそれぞれ中国と香港に行ったことがあるはず。パリ旅行、とても楽しんでいて読んでいるこちらも楽しく嬉しくなってきた。美術館には行きたい、グッズも欲しい。その場に行かないとわからない空気感とかあるからなぁ。親孝行&出不精の自分に本日二度目の♪この人生が二度あれば〜 が脳内でリフレイン(´-ω-`)
読了日:11月16日 著者:佐々木 千絵
自殺するトーチカの感想
トーチカの存在はダンナさんが遊んでいたゲーム画面で知りました。ボタン電池みたいだと思っていました。遺され忘れ去られ……そんな戦争遺構があちこちにあるのでは、と思いました。ちょうど今日は知覧茶の話を読んだりしたので、しみじみ……。生コンクリート記念日とは知りませんでした(;・ω・)
読了日:11月16日 著者:進十九
笑わないそらくんの感想
七五三の記念撮影。親やジジババにとってのイベントで子どもには苦痛なこともあるだろうなぁ。「長生き」か……この言葉をどんな風に子どもが受け止めているのかわからないけど、このお話の「そらくん」は笑っちゃうことだった。その笑顔を想像して嬉しいようなせつないような気持ちになった。(また陽水を歌っていいですか?)
読了日:11月17日 著者:行成 薫
9番目のムサシ(1)【期間限定 無料お試し版】
読了日:11月18日 著者:高橋美由紀
9番目のムサシ サイレント ブラック 2【期間限定 無料お試し版】 (ボニータ・コミックス)
読了日:11月18日 著者:高橋美由紀
9番目のムサシ サイレント ブラック 3【期間限定 無料お試し版】 (ボニータ・コミックス)の感想
無料版で3巻まで。こんなことが日常生活の中にあるかよ〜と思いつつ、日曜日の朝に見ていた戦隊シリーズ的なトキメキもあって夜中に面白く読んだ。これからまたどーなる!?の展開なんだけど、とりあえず無料版だけで満足することに。この作品の前のシリーズは完結しているようで気にはなるけど、まぁいいやかな。
読了日:11月18日 著者:高橋美由紀
闇を抱く森の感想
塩森さんの名前を見つけて懐かしくなったので。表題作はミステリー。よくも悪くも昭和っぽい二時間ドラマみたいな話。あと二作はコメディっぽかった。
読了日:11月19日 著者:塩森 恵子
花・花穂子の感想
これが私が好きだった塩森さんの世界だ、と実感〜制服のスカートが長いのも今読むと新鮮だわ(笑)
読了日:11月19日 著者:塩森 恵子
生不動の感想
生き仏のように尊い人物に出会った話なのかと思ったら、火焔を背負ったお不動さまのように火事で火だるまになった人たちの目撃談で、人物の性格とか生きざまではなかった。
読了日:11月19日 著者:橘 外男
陰獣トリステサ 池上遼一幻想作品集 (文春デジタル漫画館)の感想
表題作を読もうと思っていたら池上先生の漫画があったのでつい……表題作は青空文庫で読むつもり。バター犬と言っていいのでしょうか、アレは。ネーミングのセンスは素晴らしい。相変わらずのエロさでありました。他の作品は中高生男子いやオッサンの妄想が満ちていたような…。https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.atpress.ne.jp/news/179603/amp%3Fusqp%3Dmq331AQOKAGYAeqzvOCkn8X_-wE%253D
読了日:11月19日 著者:池上 遼一
園庭本ノ日 短編集の感想
日本の八百万の神様が住む庭園を舞台に「ゴミ」の神様「芥神」と「こども」の神様「童神」などが出てくる話。神様の口調(?)になれないと読みにくさはあるかも。漫画で読んでみたいかな。
読了日:11月20日 著者:初瀬川 実穂
熊の感想
とても短い。狼ではなく熊の遠吠え。短くてとても心に沁みる。墨一色の版画作品だとしても月の光が見えるような、そんな作品。
読了日:11月20日 著者:新美 南吉
キャベツ夫人と、その他の掌編の感想
タイトル買い。キャベツ夫人…愛称ではなく本当にキャベツ夫人だった。ホラーではないかな。少し不思議な、自分の知っている世界とはちょっと違う場所にいるけれど、彼らがなくしてしまったけれど(離したくなかったのに)大切にしたいものがホワホワもや〜んとしているけれど「なんかわかる、その気持ち」と言いたくなる物語が6編。どれも好き。作者は詩集も出していた。表紙が素敵。https://fragie.exblog.jp/24736575/
読了日:11月20日 著者:森水 陽一郎
花環/ポラン堂異聞 (gateauコミックス)の感想
絵とタイトルが気になったので。不思議なインク屋さんの話。
http://aoiaki000.blog91.fc2.com/blog-entry-98.html?sp
読了日:11月21日 著者:青井 秋
その「おこだわり」、俺にもくれよ!!(1) (ワイドKC)の感想
この漫画をモーニングで読んでいた頃は壇蜜さんと結婚するなんて全く考えていなかったなぁ〜と懐かしくなり読んでしまった! ダンナさんは「つまらない」って言ってたけどまた私は好きだった。バカバカしさもここまで〜!となるとやっぱりスゴいと思う。
読了日:11月22日 著者:清野 とおる
兄ちゃんの話 (HertZ&CRAFT)の感想
「親友の話」のベッドシーンはなくてもよかったかなぁ……久々の視覚(活字はそれなりに)でショーゲキがありましたわ(^_^;)
読了日:11月22日 著者:池玲文
雷嫌いの話の感想
作者がどれだけ雷が嫌いなのかが書いてある。他の人や飼い犬の雷に対しての反応なども書かれていて、嫌いなものは本当にどうしようもなくイヤなんだな、と実感。文章は面白かったので、雷が苦手な人が読んだらウンウン、と共感するところもあるかも。「ここまで自分は酷くない」と思う人もいる可能性もある(笑)
読了日:11月22日 著者:橘 外男
うさぎと二人のおじいさんの感想
うさぎをたくさん飼っているおじいさんと隣に住むおじいさん。昔話の定番のように意地悪してうさぎを……と思ったら違った〜なんとなく隣のおじいさんが気の毒に思える話。
読了日:11月22日 著者:小川 未明
月日の話の感想
太陽暦と太陰暦、季節感もだいぶ違ってくる。短いけれど「確かに!」と納得する。
読了日:11月22日 著者:坂口 安吾
マリア様のいない町 -Story of Carocheila- (HARTA COMIX)の感想
屋根の上のヴァイオリン弾きではないけど表紙が気にいったので。架空の町での話が3つ。最初の話のソリチュード。ソリチュードもロンリネスも「孤独」を意味するらしいが、私は勝手に「ひとりを楽しめるタイプ=ソリチュード」で「さびしんぼう=ロンリネス」と定義。『孤独のグルメ』のゴローちゃんはソリチュード!ひとりで食を存分に楽しんでいるし、彼は決して「Mr.ロンリー」ではないはず。2話目は登場人物が「アカシア」「エニ」「シダ」で…最後の話はイマジナリーフレンドなのかな?と思った。
読了日:11月23日 著者:笠井 スイ
琴言 心の琴線に触れた言葉には裏付けがあります: 思いが現実化することは科学ですの感想
『琴言4「時間が溶け出す瞬間を味わいませんか、それは共感したときです」 思いを同じにしたときに、共有の時間を感じることができます。本来、時間は個人固有のもの(相対性理論)ですが、思いを同じにしたときに物質創造の同期が始まり、固有とされている時間さえも共有することができます。各自が保有している固有の時間を共感という思いによって共有してみませんか。二人が急接近する不思議な気分を味わえます。』『琴言5「私の人生劇場に登場していないのは誰ですか、それはあなたですね』……口説き文句みたいな琴言も多く笑いました!
読了日:11月25日 著者:内山 徳弘
ムー 2019年 12 月号 [雑誌]の感想
なぜかカレンダーが欲しくなり衝動買いしてしまった。■あなたの怪奇ミステリー体験:なんの体験もないのでちょっと羨ましい■
ミステリーサークル2019:一度実物を見てみたい
読了日:11月25日 著者:
海の指の感想
想像力が不足しているので少ない挿し絵?からこういう場所、こういう状況なんだろうと考えながら読んだ。SF…なんだろうな……ダリの歪んだ絵のような世界という印象。タイトルが気になり読んだけど、8ページだから読みきれたのかも(´-ω-`)
読了日:11月25日 著者:飛浩隆
吉祥寺だけが住みたい街ですか?(1) (ヤングマガジンコミックス)の感想
タイトルだけは知っていたけれど内容が不動産屋さんだとは思わなかった。そしてロンロンがなくなりアトレになったのを今回初めて知りました……まぁ吉祥寺なんて30年くらい前に数回降りただけで特にどこに行った記憶もないからなぁ。ひとり暮らししたいなぁ。
読了日:11月25日 著者:マキヒロチ
死んでいない者 (文春文庫)の感想
タイトル通りですねぇ。自分が親を見送る立場になった時のことを思い出しました。いたずらに泣かせるようなところがなくて、淡々としていて、それがとてもリアルに感じました。
読了日:11月26日 著者:滝口 悠生
ライジングサンR (3) (アクションコミックス)の感想
「戦闘服のシワ」…服装チェックの厳しさに、最近とある方がお出ましになるたびにお召し物のシワシワが気になって仕方がない私はプハッ!となってしまいました。
イラク派遣編にあった「お前たち日本人だけが平和を纏ってやってきた」にグッときました。
自分で考え行動する…もとから乏しかったこの力が日ごと劣化している気がします。
読了日:11月27日 著者:藤原 さとし
過去世の感想
前世について昔の同級生と話すのかなと思っていたら違った。そしてあっさり書かれていたけれど、ラストは(*゜ロ゜)となった。お耽美と言えばお耽美なのかしら……いささか倒錯系? 夜中に読んだのだけれど、宇野亜喜良さんの作風で脳内で漫画化してまた読んでしまいました(笑)
読了日:11月28日 著者:岡本 かの子
窓の感想
入院中、付き添い婦が聖書の読み聞かせをしてくれる。でも作者は窓の外をぼんやり眺めたりたわいもない話をしたりして過ごしたい。いい人なんだけれど、病人に寄り添うという点ではどうなのかなぁ、と思った。スゴく宗教勧誘するわけではないのだけれど、慰められることもあるのだけれど、なんだかなぁ…作者の気持ちを最後まですくいとってくれない付き添い婦の話だった。
読了日:11月28日 著者:鷹野 つぎ
眠くなる絵本 #1の感想
ゆっくり読んでいたら眠れるのか? 誰かに読んでもらったら効果はあるのか? 内容はまとまりがあるのかないのかわからない、子どもの話みたいな感じ。文字はひらがなで、大きい。背景の色が変わっていく。新しい作家さんを開拓中なんだけれど、すぐ眠れる私には不要だった(^。^;)
読了日:11月29日 著者:松 亜樹
昭和天皇物語 (5) (ビッグコミックス)の感想
とうとう原敬が……そして関東大震災。良子様との場面は晩年のお二人の姿とも重なって、微笑ましいというかあったかい気持ちになった。このところ「陛下〜! 陛下〜!」と大声で叫ぶ男性や皇后陛下の名前を叫ぶ女性のニュースを見るたびに、なんだかなぁ…な気分になっていた。(品がなくないか?)私の中で天皇皇后両陛下は昭和でとまっているのかも。昭和41年歌会始お題「声」
御製(天皇陛下のお歌)
日日のこのわがゆく道を正さむとかくれたる人の声をもとむる
読了日:11月29日 著者:能條 純一
好き、だった。 はじめての失恋、七つの話。(MF文庫ダヴィンチ) (MF文庫ダ・ヴィンチ)の感想
♪好きだった人〜 とかぐや姫の歌を思い出して手にしたアンソロジーだったけど、正直ちょっと期待外れだったかな? 失恋を全面に出したアンソロジーだと思っていたので、ビミョーにひねった作品とかはあんまり…。有川さんはわりと王道だった。梨屋アリエさんは女学生の心情にあるある、と思った。宮木さんは好きだった「セレモニー黒真珠」のスピンオフ的な話で一番よかった。コレがなかったら、買わなくてもよかったかな、な気分だったと思う。
読了日:11月29日 著者:有川浩,朝倉かすみ,梨屋アリエ,石原まこちん,吉野万理子,紺野キリフキ,宮木あや子
臨終までの感想
梶井基次郎の母の随筆。【私が「基次郎」と呼ぶと、病人はパッと眼を見開きますが「お母さんだぜ、分って居るか」と言っても何の手応えもなく直ぐまた眼を閉じて仕舞います。漸々と出る息が長く引く息は短く、次第次第に呼吸の数も減って行きます。そして、最後に大きく一つ息を吐いたと思うと、それ切りバッタリと呼吸がとまって仕舞いました。時に三月二十四日午前二時。】そうか、彼は私の母の誕生日と同じ月日に逝ったのか。最初の頃は「結構食べてるじゃん」と思って読んだけれど1ヶ月ほどでやはり病状は変化してしまった。
読了日:11月30日 著者:梶井 久
読書メーター

1巻〜3巻まで読んだ。コミケ、懐かしい…もう30年以上前の記憶しかないけど😅 あのいろんな意味ですごいパワーがあれば乱世を生き抜ける気がする〜このくらいのたくましさが欲しいわ。チェックのシャツには笑った。
読了日:11月01日 著者:横山 了一

私の知っている「さるかに合戦」と違った〜キビダンゴは桃太郎の専売特許ではなかったのね(笑) 昔懐かしい絵柄、色合いがよかった。
読了日:11月01日 著者:木下 順二

姉と弟で新聞配達をして家計を助ける話なのかと思ったら違った。誤配される新聞、間違えていると張り紙をしてもしつこく夕刊を配達する犯人(?)は誰だ(`Δ´)(姉と弟ではない)がメインだったような…。「夕焼の茜あかね色が空の高みに残り、白い靄もやが道の前方を這はつて来る、その空気に包まれると、彼は何だか平和だつた。生きてゐて、いろ/\の物事を感じて、かうやつて歩いてゐる自身を、しんみりその空気のなかに振り返つてゐた。」犯人がわかった後の主人の感想がこの話のキモなのかも? 作者は犬養毅の三男でした。ビックリ!
読了日:11月01日 著者:犬養 健

「いつも楽しく 遊びたければ
姉と妹と 仲よくなされ」…… これがすべて。椋鳥が歌う場面があるのは雨情だな、と思った。
読了日:11月01日 著者:野口 雨情

この田舎の家の雰囲気! 養蚕をしていた親戚の家を思い出す。とにかく絵が怖い(ノдヽ)
読了日:11月02日 著者:京極 夏彦

菊についていろんな方面から語る、語る!「花で味のよいものは何と云つても牡丹であるが、これは力よく之を得るに及びやすい訳にゆかぬ。ゆふ菅すげの花も微甘でもあり、微気の愛すべきものがあつて宜いが、併しかし要するに山人のかすけき野饌である。甘菊の大なるものは実に嬉しいものである。」 ボタンもユウスゲもしかしたら食べられる? 知らなかった。 今度、食用菊をスーパーで見たら買ってしまうかも。https://www.kampo-sodan.com/column/entry-2307
読了日:11月02日 著者:幸田 露伴

再読。五本指の靴下は知っていたし自分も履いていたけれど、ストッキングがあるのを知らなくて、足の指ではないのにこの短い話を思い出したので。そしてこの短歌も。
『あの人の指を真似して入れてみる何かが足りぬ夢の反芻』(川上史津子)……(〃 ̄ー ̄〃)
読了日:11月03日 著者:江戸川 乱歩

部屋でお風呂でお戯れ〜女体に絵を描くとは! しかし最初のキャハハ(*≧∀≦*)うふふ(〃艸〃)の展開から、だんだん湯冷めする話に……どんなメデューサの首を描いたのか、気になる。そして人の念は怖い。
http://mementmori-art.com/archives/18469093.html
読了日:11月03日 著者:小酒井 不木

前作を読んでいた時には京アニの放火事件、今回は首里城の焼失……巽南中でようやく読み終わりました。知里に疎いので、最初にある地図を見ながら(でも混乱)読んでを繰り返し……誰も失いたくないのにまた逝ってしまう……新しい出逢いと別れを繰り返しながらぼろ鳶は強くなっていくんだなと思いました。最後は微笑ましく救われた気分です。
読了日:11月03日 著者:今村翔吾

読了日:11月04日 著者:とうじたつや,ハジメ

無料版で2巻まで。トロッコ問題ではないけれど、命の選択について考える。ギャグっぽいところもあるが、それが救いになることもなく……続きが気になるけど、これ以上読むのも気分が悪くなりそう。
読了日:11月04日 著者:とうじたつや,ハジメ

眉間にシワを寄せてひとりシリアスに苦悩するのかと思ったら、お笑い……? 「けいずかい」の意味がわからなくて調べた。『窩主買い /「窩」は穴ぐら、「窩主」は盗賊をかくまい、盗品をかくしておく所/盗品であることを知りつつ売買すること。また、その人。故買。系図買い』そんな言葉があるとは知らなかった。
読了日:11月04日 著者:小酒井 不木

お互いに目的のために頑張る👊✨ 長い話にも出来そうなのに短くまとめてスッキリ!
読了日:11月05日 著者:夢野 久作

タイトルの意味をどう受けとるか……人間はやり直せる、という意味でいいのか……昭和テイストの絵柄と話は結構好きかも。
読了日:11月05日 著者:原作:藤井慶(藤井組)

「下手な職人はいつも道具のせいにする」を思い出した。
読了日:11月05日 著者:夢野 久作

タイトルが気に入ったので読んだのだけれど、なかなか面白かった。昔、「未完成交響曲」を買ったらレコードの一部が欠けていた。破片もなかったから最初から欠陥品だったと思う。まだ子どもの私に「おまえが割ったんだろ?」という目で見たオッサンを今でも恨みに思う。レコード、懐かしいなぁ。
読了日:11月05日 著者:北原雅紀,あおきてつお

古本屋のおっさん、さすがです! こういう人が商売に向くんだろうなぁ。
読了日:11月06日 著者:夢野 久作

とにかく男がキライな美枝ちゃんの愚痴がいっぱいです(笑) 足の臭さに憤る描写→「靴の革の臭い、靴下のむれた臭い、不潔ではありませんか。
男のひとの皮膚も、だいたい革に似ています。だから、絹の手袋よりも、毛糸の手袋よりも革の手袋が似合うのです。動物的です。毛が多すぎます。髭、胸も、脛も、あちこちに毛がたくさんあります。」あと耳の中に毛が生えている人に気づいてからは→「私は、ひと頃、うちの店や電車の中などで、男の耳の穴をそっと盗み見たことがあります。もじゃもじゃ毛のある人が多いのには、びっくりしました。」
読了日:11月06日 著者:豊島 与志雄

エビでタイを釣るのではなくタコでタイをつりたい……そんな話。
読了日:11月06日 著者:佐藤 垢石

うわぁ……短いけれど、墨と炎でホラー🐙 人を騙して幸せにはなれません。最後の(伊藤晴雨氏談)を読んで、映像化してまた😱😱😱 ご存知ない方のために…こういう画風の方です→https://jp.japanese-finearts.com/item/search/396/Ito-Seiu
読了日:11月06日 著者:田中 貢太郎

「章魚」もタコと読むのか……短い話だけれど、こういう言い合いってありそう。「章魚」の漢字の謎(?)はYahoo!知恵袋で → https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q147222904?__ysp=56ug6a2aIOa8ouWtl%2BOBruaEj%2BWRsw%3D%3D
読了日:11月06日 著者:夢野 久作

病は気から…? 異国の方が葛根湯を飲んだらこうなるのかぁ…医者がいい味を出していた。健康第一!
読了日:11月07日 著者:橘 外男
![歴史群像 2019年 10 月号 [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/51WdA1QKZfL._SL120_.jpg)
読了日:11月07日 著者:

無料版があったので読んだ。心理学に興味のある人には面白いと思う。実生活に活かせるかどうかは難しい…かな? 作者は「アイリウム」の人だったとわかりなるほど!と思った。
読了日:11月07日 著者:小出 もと貴

漫画になっているとは知らなかった。「夏子の酒」の人だった。読みやすくてよかった。
読了日:11月07日 著者:西條奈加,尾瀬あきら

【初代から72代稀勢の里までの横綱が総登場。大関は太刀光から栃ノ心までを、写真(錦絵)と概要、データで紹介しています。また、全国の横綱銅像ガイド、歴代横綱一覧、昭和以前大関一覧、昭和以降大関一覧、横綱と大関に関する記録、横綱・大関早見表などを掲載。】本屋さんで見つけて立ち読み。銅像があちこちにあるとは知らなかった。こちらはちょっと悲しいけど。http://blog.exeojapan.com/royalkailacom/driver/?p=1447
読了日:11月08日 著者:

本屋さんで「こんまりさんの本です」とPOPではなく付箋が張り付けてあった……なんで? 小さい子どもが読んでお片付けしてくれたらラクになるだろうけど、どうだろ? 絵は可愛かったし読みやすかったと思うけど、大人の感想だしなぁ。子どもには「ときめき」がありすぎるのでは?
読了日:11月08日 著者:こんどうまりえ

本屋さんで見つけて立ち読み。色合いがやわらかくて好きだな、と思ったけれど、こちらもいいかな。並べておいて欲しい。
https://www.ehonnavi.net/sp/sp_ehon00.asp?no=23167&spf=1
読了日:11月08日 著者:くすのき しげのり

人間から学ぼうとする意欲は素晴らしいが、猫には猫に適したいろんなやり方がある。子猫をお風呂に入れて綺麗にしたい気持ちはわかるが、人間みたいにタオルで拭き取れないからかえって大変なことになる。靴も猫にはいらない。短い話だけれど、一枚くらい挿し絵が欲しかったかも。
読了日:11月09日 著者:イーディス・ネズビット

ケンカに強い犬・ロイと平和主義の犬(名前は書いてなかったけどウォルフじゃないのか?と銀英伝の双璧を連想)は大変仲良し。しかし、そこに新しい犬がやってきて……タイトル通りの話だった。
読了日:11月09日 著者:イーディス・ネズビット
![歴史群像 2019年 12 月号 [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/61U9gHaKp0L._SL120_.jpg)
読了日:11月09日 著者:

舌打ちもため息も無意識に出てしまうものだと思うけれど、このふたつにはかなりの差があるなぁ。舌打ちをため息にかえたら……余計に落ち込むか…(;´Д`)
読了日:11月09日 著者:蘭 郁二郎

カードゲームに詳しい人なら楽しめるのかも。私は理解力がないので、文字だけだと対戦状況がなかなか理解出来なかった。カードの名前や説明はカッコいいので一枚一枚イラストで見たかった。う~ん、ちょっと疲れました(@_@;)
読了日:11月09日 著者:塔野ジョーカー

妖怪の動物園バージョン? この発想はなかったのでなかなか面白かった。カッパたちが可愛い。
読了日:11月10日 著者:藤栄 道彦

先生が怖い……!
読了日:11月10日 著者:千代

読了日:11月11日 著者:バキラックス

読了日:11月11日 著者:バキラックス

不安障害を持っている女子高生「ゆい」がトレイルランに挑戦することにより変わっていく物語。こんな風に全てがうまくいくとは思わないけれど、一歩自分から踏み出すことって大事だと思う。表紙は著者の母校だそうです。https://flowironofmiho.wixsite.com/mysite
読了日:11月11日 著者:初瀬川 実穂

読了日:11月12日 著者:バキラックス

釣り好きの父子、母親が持った来てくれたお弁当に入っていた鮎の煮びたし、それがずっと記憶に残る「 母の匂い」。
読了日:11月12日 著者:佐藤 垢石

新しいお母さんに「好き」を言えた日。
読了日:11月12日 著者:北山悦史

ジャンプで新人さんが描く漫画の世界みたいだった。ふたりだけの世界がやがて彼ひとりの世界になりそう。でも「いつもキミと一緒だ」と言いそうな……そんな話だった。
読了日:11月12日 著者:初瀬川 実穂

起承転結、4作品楽しみました。エロさよりせつなさが胸に残る〜晩秋も初冬にふさわしいと思いますが、やっぱり……と思うのは人として腐りすぎているでしょうか……最近、貝合わせならぬ紅葉合わせなる言葉を知ったのがいけなかったのかも(^。^;)
読了日:11月13日 著者:バキラックス

いいお話なのに「禿紳士」という文字が違う方向に私を連れていく(笑)
読了日:11月13日 著者:夢野 久作

今、連載本誌(ジャンプ)がうぎゃ〜!な展開になっているので、すっかりこの内容を忘れていた……巻末のキメツ学園に私のお気に入りのツボとキモいじじぃが仲間入り(?)していて嬉しかった。
読了日:11月13日 著者:吾峠 呼世晴

なんといいますか……最後にあんなオチがくるとは……タイトルはそういう意味だったのかと納得!
読了日:11月13日 著者:岡本 かの子

「春雲は綿の如し」「夏雲は岩の如し」「秋雲は砂の如し」「冬雲は鉛の如し」と子規が書いていたというので、この中にあるのかなと思ったら違った。12月半ばから寝たきり状態で雲を見ていたのかぁ。砂のような秋雲はうろこ雲のことではないかと書いてあったが、なるほど。こちらの雲は縁起が良さそうです。
https://tr.twipple.jp/p/f9/053000.html
読了日:11月14日 著者:正岡 子規

銀の小人が歌う「なんばん鐵のかぶとむし
月のあかりも つめくさの
ともすあかりも 眼に入らず
草のにほひをとび截って
ひとのひたひに突きあたり
あわててよろよろ
落ちるをやっとふみとまり
いそんでかぢを立てなほし
月のあかりも つめくさの
ともすあかりも眼に入らず」がなんとも言えない。ホラーなのかメルヘンなのかファンタジーなのか。
読了日:11月14日 著者:宮沢 賢治

おバカさんな王子…オオカミはなんでコイツを見捨てなかったのか不思議。ハッピーエンド……なんでしょうが、なんとなくう~んな話。関係ないけど宝塚の生徒さんに火の鳥美奈さんっていたよなぁ、と思い出した。「ブラック・ジャック/火の鳥」は舞台にもなったし……とどうでもいい話(^^;)
読了日:11月14日 著者:アファナーシエフ

タイトルそのまま、小さい頃の衣類他の虫干しの思い出。
読了日:11月14日 著者:鷹野 つぎ

うわぁ……! ヤバいデザイン、ヤバい味のオンパレードでしたが、ある意味、芳雄は責任を取ったんですかね〜?
読了日:11月14日 著者:ヒデキング

入院中、同室になった女の子の話。そう言えば昔は付き添いとか必要だったなと思い出した。窓から見える野の花の素朴な美しさと女の子の置かれた立場の対比のようなものが悲しかった。
読了日:11月14日 著者:鷹野 つぎ

読了日:11月14日 著者:鷹野 つぎ

とてもわがままなお姫様の話。よく家臣はこの子のワガママに付き合っているよなぁ、と感心してしまう。彼らもまた何も考えずに、彼女の要求を叶えることだけがすべてになっていたのか……最後はあまりにもあっけなくて、これで終わり?となった。道徳の授業だったらその後のことを生徒たちに考えさせたりするのかなぁ…なんかスッキリしない話だった。
読了日:11月14日 著者:リディア・チャルスカヤ

女の顔を描く時のあれこれ。『描者に似る
大変妙な事を申しますが、絵に描く人物の顔は総じて描いた者に似るもので、事に依りますと、猫や鹿でも画家の顔に似る事があります。これは、自分の顔だけは朝夕鏡で見て研究を積んで居りますから、筆を取りますと自然画に現れるのだろうと思います。誠に可笑しいものでございますよ。』漫画家さんも同じようなことを言っていた気がする。松園の作品は品があって好き。
読了日:11月15日 著者:上村 松園

実際こういうやり取りが今もどこかで行われていると思うと怖い。今は簡単に自分の気持ちを発信出来て簡単に受け入れる人が多いんだなって思う。短いけれどゾワゾワした((( ;゚Д゚)))
読了日:11月15日 著者:ヒデキング

よしながさんの漫画を買って読むのは初めてかも。(雑誌連載で読んだことはあるけど) 私には娘はいなくて男ふたり(平成生まれ)、娘がいたら関係性とか変わったのかな? 亡くなった母は「娘が生まれて嬉しかった」と言っていたけれど、やはり兄を頼りにしていたと思う。母子関係、女友だち関係、人間関係、知らないところで自分も誰かにへんな影響を与えているのかも。人生が二度あれば…(´-ω-`)
読了日:11月16日 著者:よしなが ふみ

エロエロ草紙はイロイロ草紙。確かにその通り。イラスト、詩、◯◯ガールとかの用語解説、小噺のようなものなど。昭和5年にはこういうのがエロエロでありこっそり見たり読んだりしてドキドキ妄想していたんでしょーか。夜、こっそり少しずつ読んで楽しんだ若者たちがいたのかもと思うと、昔、意味もなく布団を被りその中で懐中電灯をつけて漫画(エロではない)を読んでいた幼い頃の自分を思い出した。字が薄くて読みにくいところでが多いのが残念。疲れてしまって、わからないところはどんどん飛ばしたので、半分は流し読みになってしまったかも。
読了日:11月16日 著者:酒井潔

パスポートを持っているのは高校の修学旅行が韓国だった二男のみの我が家。国内外出かけてはおみやげをくれる。ダンナさんは飛行機に一度も乗ったこともない人。自分の両親と旅行とか小学生の時の海水浴が最後だったかも。両親はそれぞれ中国と香港に行ったことがあるはず。パリ旅行、とても楽しんでいて読んでいるこちらも楽しく嬉しくなってきた。美術館には行きたい、グッズも欲しい。その場に行かないとわからない空気感とかあるからなぁ。親孝行&出不精の自分に本日二度目の♪この人生が二度あれば〜 が脳内でリフレイン(´-ω-`)
読了日:11月16日 著者:佐々木 千絵

トーチカの存在はダンナさんが遊んでいたゲーム画面で知りました。ボタン電池みたいだと思っていました。遺され忘れ去られ……そんな戦争遺構があちこちにあるのでは、と思いました。ちょうど今日は知覧茶の話を読んだりしたので、しみじみ……。生コンクリート記念日とは知りませんでした(;・ω・)
読了日:11月16日 著者:進十九

七五三の記念撮影。親やジジババにとってのイベントで子どもには苦痛なこともあるだろうなぁ。「長生き」か……この言葉をどんな風に子どもが受け止めているのかわからないけど、このお話の「そらくん」は笑っちゃうことだった。その笑顔を想像して嬉しいようなせつないような気持ちになった。(また陽水を歌っていいですか?)
読了日:11月17日 著者:行成 薫

読了日:11月18日 著者:高橋美由紀

読了日:11月18日 著者:高橋美由紀

無料版で3巻まで。こんなことが日常生活の中にあるかよ〜と思いつつ、日曜日の朝に見ていた戦隊シリーズ的なトキメキもあって夜中に面白く読んだ。これからまたどーなる!?の展開なんだけど、とりあえず無料版だけで満足することに。この作品の前のシリーズは完結しているようで気にはなるけど、まぁいいやかな。
読了日:11月18日 著者:高橋美由紀

塩森さんの名前を見つけて懐かしくなったので。表題作はミステリー。よくも悪くも昭和っぽい二時間ドラマみたいな話。あと二作はコメディっぽかった。
読了日:11月19日 著者:塩森 恵子

これが私が好きだった塩森さんの世界だ、と実感〜制服のスカートが長いのも今読むと新鮮だわ(笑)
読了日:11月19日 著者:塩森 恵子

生き仏のように尊い人物に出会った話なのかと思ったら、火焔を背負ったお不動さまのように火事で火だるまになった人たちの目撃談で、人物の性格とか生きざまではなかった。
読了日:11月19日 著者:橘 外男

表題作を読もうと思っていたら池上先生の漫画があったのでつい……表題作は青空文庫で読むつもり。バター犬と言っていいのでしょうか、アレは。ネーミングのセンスは素晴らしい。相変わらずのエロさでありました。他の作品は中高生男子いやオッサンの妄想が満ちていたような…。https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.atpress.ne.jp/news/179603/amp%3Fusqp%3Dmq331AQOKAGYAeqzvOCkn8X_-wE%253D
読了日:11月19日 著者:池上 遼一

日本の八百万の神様が住む庭園を舞台に「ゴミ」の神様「芥神」と「こども」の神様「童神」などが出てくる話。神様の口調(?)になれないと読みにくさはあるかも。漫画で読んでみたいかな。
読了日:11月20日 著者:初瀬川 実穂

とても短い。狼ではなく熊の遠吠え。短くてとても心に沁みる。墨一色の版画作品だとしても月の光が見えるような、そんな作品。
読了日:11月20日 著者:新美 南吉

タイトル買い。キャベツ夫人…愛称ではなく本当にキャベツ夫人だった。ホラーではないかな。少し不思議な、自分の知っている世界とはちょっと違う場所にいるけれど、彼らがなくしてしまったけれど(離したくなかったのに)大切にしたいものがホワホワもや〜んとしているけれど「なんかわかる、その気持ち」と言いたくなる物語が6編。どれも好き。作者は詩集も出していた。表紙が素敵。https://fragie.exblog.jp/24736575/
読了日:11月20日 著者:森水 陽一郎

絵とタイトルが気になったので。不思議なインク屋さんの話。
http://aoiaki000.blog91.fc2.com/blog-entry-98.html?sp
読了日:11月21日 著者:青井 秋

この漫画をモーニングで読んでいた頃は壇蜜さんと結婚するなんて全く考えていなかったなぁ〜と懐かしくなり読んでしまった! ダンナさんは「つまらない」って言ってたけどまた私は好きだった。バカバカしさもここまで〜!となるとやっぱりスゴいと思う。
読了日:11月22日 著者:清野 とおる

「親友の話」のベッドシーンはなくてもよかったかなぁ……久々の視覚(活字はそれなりに)でショーゲキがありましたわ(^_^;)
読了日:11月22日 著者:池玲文

作者がどれだけ雷が嫌いなのかが書いてある。他の人や飼い犬の雷に対しての反応なども書かれていて、嫌いなものは本当にどうしようもなくイヤなんだな、と実感。文章は面白かったので、雷が苦手な人が読んだらウンウン、と共感するところもあるかも。「ここまで自分は酷くない」と思う人もいる可能性もある(笑)
読了日:11月22日 著者:橘 外男

うさぎをたくさん飼っているおじいさんと隣に住むおじいさん。昔話の定番のように意地悪してうさぎを……と思ったら違った〜なんとなく隣のおじいさんが気の毒に思える話。
読了日:11月22日 著者:小川 未明

太陽暦と太陰暦、季節感もだいぶ違ってくる。短いけれど「確かに!」と納得する。
読了日:11月22日 著者:坂口 安吾

屋根の上のヴァイオリン弾きではないけど表紙が気にいったので。架空の町での話が3つ。最初の話のソリチュード。ソリチュードもロンリネスも「孤独」を意味するらしいが、私は勝手に「ひとりを楽しめるタイプ=ソリチュード」で「さびしんぼう=ロンリネス」と定義。『孤独のグルメ』のゴローちゃんはソリチュード!ひとりで食を存分に楽しんでいるし、彼は決して「Mr.ロンリー」ではないはず。2話目は登場人物が「アカシア」「エニ」「シダ」で…最後の話はイマジナリーフレンドなのかな?と思った。
読了日:11月23日 著者:笠井 スイ

『琴言4「時間が溶け出す瞬間を味わいませんか、それは共感したときです」 思いを同じにしたときに、共有の時間を感じることができます。本来、時間は個人固有のもの(相対性理論)ですが、思いを同じにしたときに物質創造の同期が始まり、固有とされている時間さえも共有することができます。各自が保有している固有の時間を共感という思いによって共有してみませんか。二人が急接近する不思議な気分を味わえます。』『琴言5「私の人生劇場に登場していないのは誰ですか、それはあなたですね』……口説き文句みたいな琴言も多く笑いました!
読了日:11月25日 著者:内山 徳弘
![ムー 2019年 12 月号 [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/51frv-hoO2L._SL120_.jpg)
なぜかカレンダーが欲しくなり衝動買いしてしまった。■あなたの怪奇ミステリー体験:なんの体験もないのでちょっと羨ましい■
ミステリーサークル2019:一度実物を見てみたい
読了日:11月25日 著者:

想像力が不足しているので少ない挿し絵?からこういう場所、こういう状況なんだろうと考えながら読んだ。SF…なんだろうな……ダリの歪んだ絵のような世界という印象。タイトルが気になり読んだけど、8ページだから読みきれたのかも(´-ω-`)
読了日:11月25日 著者:飛浩隆

タイトルだけは知っていたけれど内容が不動産屋さんだとは思わなかった。そしてロンロンがなくなりアトレになったのを今回初めて知りました……まぁ吉祥寺なんて30年くらい前に数回降りただけで特にどこに行った記憶もないからなぁ。ひとり暮らししたいなぁ。
読了日:11月25日 著者:マキヒロチ

タイトル通りですねぇ。自分が親を見送る立場になった時のことを思い出しました。いたずらに泣かせるようなところがなくて、淡々としていて、それがとてもリアルに感じました。
読了日:11月26日 著者:滝口 悠生

「戦闘服のシワ」…服装チェックの厳しさに、最近とある方がお出ましになるたびにお召し物のシワシワが気になって仕方がない私はプハッ!となってしまいました。
イラク派遣編にあった「お前たち日本人だけが平和を纏ってやってきた」にグッときました。
自分で考え行動する…もとから乏しかったこの力が日ごと劣化している気がします。
読了日:11月27日 著者:藤原 さとし

前世について昔の同級生と話すのかなと思っていたら違った。そしてあっさり書かれていたけれど、ラストは(*゜ロ゜)となった。お耽美と言えばお耽美なのかしら……いささか倒錯系? 夜中に読んだのだけれど、宇野亜喜良さんの作風で脳内で漫画化してまた読んでしまいました(笑)
読了日:11月28日 著者:岡本 かの子

入院中、付き添い婦が聖書の読み聞かせをしてくれる。でも作者は窓の外をぼんやり眺めたりたわいもない話をしたりして過ごしたい。いい人なんだけれど、病人に寄り添うという点ではどうなのかなぁ、と思った。スゴく宗教勧誘するわけではないのだけれど、慰められることもあるのだけれど、なんだかなぁ…作者の気持ちを最後まですくいとってくれない付き添い婦の話だった。
読了日:11月28日 著者:鷹野 つぎ

ゆっくり読んでいたら眠れるのか? 誰かに読んでもらったら効果はあるのか? 内容はまとまりがあるのかないのかわからない、子どもの話みたいな感じ。文字はひらがなで、大きい。背景の色が変わっていく。新しい作家さんを開拓中なんだけれど、すぐ眠れる私には不要だった(^。^;)
読了日:11月29日 著者:松 亜樹

とうとう原敬が……そして関東大震災。良子様との場面は晩年のお二人の姿とも重なって、微笑ましいというかあったかい気持ちになった。このところ「陛下〜! 陛下〜!」と大声で叫ぶ男性や皇后陛下の名前を叫ぶ女性のニュースを見るたびに、なんだかなぁ…な気分になっていた。(品がなくないか?)私の中で天皇皇后両陛下は昭和でとまっているのかも。昭和41年歌会始お題「声」
御製(天皇陛下のお歌)
日日のこのわがゆく道を正さむとかくれたる人の声をもとむる
読了日:11月29日 著者:能條 純一

♪好きだった人〜 とかぐや姫の歌を思い出して手にしたアンソロジーだったけど、正直ちょっと期待外れだったかな? 失恋を全面に出したアンソロジーだと思っていたので、ビミョーにひねった作品とかはあんまり…。有川さんはわりと王道だった。梨屋アリエさんは女学生の心情にあるある、と思った。宮木さんは好きだった「セレモニー黒真珠」のスピンオフ的な話で一番よかった。コレがなかったら、買わなくてもよかったかな、な気分だったと思う。
読了日:11月29日 著者:有川浩,朝倉かすみ,梨屋アリエ,石原まこちん,吉野万理子,紺野キリフキ,宮木あや子

梶井基次郎の母の随筆。【私が「基次郎」と呼ぶと、病人はパッと眼を見開きますが「お母さんだぜ、分って居るか」と言っても何の手応えもなく直ぐまた眼を閉じて仕舞います。漸々と出る息が長く引く息は短く、次第次第に呼吸の数も減って行きます。そして、最後に大きく一つ息を吐いたと思うと、それ切りバッタリと呼吸がとまって仕舞いました。時に三月二十四日午前二時。】そうか、彼は私の母の誕生日と同じ月日に逝ったのか。最初の頃は「結構食べてるじゃん」と思って読んだけれど1ヶ月ほどでやはり病状は変化してしまった。
読了日:11月30日 著者:梶井 久
読書メーター