2020年01月10日

献春雲便りNo.10:ねずみ🐭と時計⏰

今年の干支はネズミ🐀 正月三が日は「嫁が君」と言われるネズミ🐭

ネズミには嬉しくないであろう、短い夢野久作のお話をどうぞ。(2年前にも書いてました)懐中時計、憧れました。懐中時計を身につけてオシャレな姿の土方山王祭写真を見てからは特に(笑) 今は目覚ましがなってもなかなか起きられないので、もっといい目覚まし時計が欲しい ⏰💥



*****


『懐中時計』 夢野久作



懐中時計が箪笥の向う側へ落ちて一人でチクタクと

動いておりました。

鼠が見つけて笑いました。

「馬鹿だなあ。誰も見る者はないのに、何だって動いているんだえ」

「人の見ない時でも動いているから、いつ見られても役に立つのさ」

と懐中時計は答えました。

「人の見ない時だけか、又は人が見ている時だけに働いているものはどちらも泥棒だよ」

鼠は恥かしくなってコソコソと逃げて行きました。



*****




こちらのブログで富士山と美しい彩雲が見られます。皆さまにも彩りゆたかな毎日が続きますように✨

https://ameblo.jp/mizunotunagari3776/entry-12565100299.html







rohengram799 at 00:00コメント(6) | 青空文庫  

コメント一欄

1. Posted by さち   2020年01月10日 08:17
おはようございます🍀
彩雲のブログの方、幸運過ぎて羨ましい~(今回の帰省時も富士山は拝めなかった私)。ダイダラボッチに笑いました(≧▽≦)
目覚ましかけても寝坊するときは減りましたが、休日、目覚ましかけていないときにも同じ時間に目が覚めます(*´Д`)
2. Posted by オスカー   2020年01月10日 14:36
さち様
このブログ主さまは、富士山の溶岩がどこで止まったか、みたいなことも調べています。ちゃんと資料があるのもスゴいな、と思いました。そんなこと考えたこともなく…遠足で河口湖に行き、溶岩のお菓子を買って「ただ甘いだけじゃん!」と文句を言っていた私とはえらい違いです😰 「溶岩糖」と言って、富士山以外にもあるようです。
あ、目覚まし時計が鳴る前に今日は起きましたよ😆
3. Posted by 猫ムスメ   2020年01月10日 14:54
懐中時計、私も憧れました!
子供の頃に外国の小説か何かで読んで「どんな物だろう」と想像を膨らませていました。  

あと、上京してスーパーで初めて「懐中汁粉」を見た時には「!?」でしたね(笑)。読み方はカイチュウジルコでいいんだろうか?? 「懐中」は本当に、懐の中に入れる意味の懐中でいいんだろうか?? …頭の中が「?」で一杯になりました(^_^;)
4. Posted by オスカー   2020年01月10日 16:43
猫ムスメ様
懐中汁粉、懐中茶漬……食べ物と「懐中」という言葉は混乱するばかりですよね。私も最初はなんのことなのか、理解出来なくて「都会はスゲー!」と思っていました←バカです😅 小説にはよく「懐手」って出てきますよね。コレは「カッコい!」と思って憧れていました。思慮深い作家さんのイメージです✨
5. Posted by ミューちゃん   2020年01月10日 16:51
オスカーさん、こんにちは
24年前の1996年のねずみ年に一度だけラッツ&スターが再結成されたんです。今年デビュー40周年で再び集まるって云う噂が僕の耳に聞こえて来たのですが…

三重では、夫婦岩から富士山が見えるのですが、夏至の日の朝日は、とても綺麗に見えるみたいですね
6. Posted by オスカー   2020年01月10日 17:27
ミューちゃん様
シャネルズのイメージが抜けない私です😅 田代まさしもねぇ…売れなくなっても地道にやっていたらよかったのに。 夫婦石、綺麗ですよね✨ 大小で夫婦……で思い出しましたが、箱根のガラスの森美術館だったか、クリスタルツリーの大きいのがロミオ、小さいのがジュリエット、とかあって、なんでそんな名前〜?と思った記憶が😰

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