2020年03月28日
花春雲便りNo.33:さくら
『さくら』 まど・みちお
さくらの つぼみが
ふくらんできた
と おもっているうちに
もう まんかいに なっている
きれいだなあ
きれいだなあ
と おもっているうちに
もう ちりつくしてしまう
まいねんの ことだけれど
また おもう
いちどでも いい
ほめてあげられたなあ・・・と
さくらの ことばで
さくらの そのまんかいを・・・
さくらの つぼみが
ふくらんできた
と おもっているうちに
もう まんかいに なっている
きれいだなあ
きれいだなあ
と おもっているうちに
もう ちりつくしてしまう
まいねんの ことだけれど
また おもう
いちどでも いい
ほめてあげられたなあ・・・と
さくらの ことばで
さくらの そのまんかいを・・・
rohengram799 at 00:55│Comments(2)│まど・みちお
この記事へのコメント
1. Posted by 猫ムスメ 2020年03月30日 13:08
幻想的に綺麗な桜の画像、ありがとうございます。
桜を褒めてあげたい…というのは素敵な感性だと思います。やはり詩人の方は違いますね。
ところで志村けんさんが亡くなりました。
まさか本当に亡くなってしまうとは…ドリフ世代としては衝撃です。今後、桜の季節になるとこの訃報を思い出すことでしょう。
桜を褒めてあげたい…というのは素敵な感性だと思います。やはり詩人の方は違いますね。
ところで志村けんさんが亡くなりました。
まさか本当に亡くなってしまうとは…ドリフ世代としては衝撃です。今後、桜の季節になるとこの訃報を思い出すことでしょう。
2. Posted by オスカー 2020年03月30日 14:11
猫ムスメ様
志村さんの訃報、ニュース速報に驚きました。本当に信じられません。
東日本大震災後に高野ムツオさんが「みちのくの今年の桜すべて供花」と詠まれましたが、また悲しい桜の記憶が増えてしまいました。
志村さんの訃報、ニュース速報に驚きました。本当に信じられません。
東日本大震災後に高野ムツオさんが「みちのくの今年の桜すべて供花」と詠まれましたが、また悲しい桜の記憶が増えてしまいました。