2021年05月16日

梅月雲便りNo.9:ゆりの残り香

種子島ではテッポウユリが満開!というブログ記事をいくつか読みました。

http://yuunakatane.synapse-blog.jp/.s/yuu/2021/05/post-7edf.html

こちらはあまりユリが咲いている場所は見たことがないかも。ユリの花を見ると花嫁さんを連想しますわ。


「ユリ」というとすっかり女優さんになった、宝塚の男役だった天海祐希さんの愛称のユリちゃんを思い出しますが、きのゆりさんという福岡出身(宗像市の方だったと記憶)の詩人も浮かんできます。『詩とメルヘン』を読んでいた頃にお気に入りの作家さんのひとりでした。可愛らしい詩を書く方で、10代のまだまだ純粋さが残っていた私の胸にキュンキュン響いたものです。



「あなたへ」 


花は
男のひとがすき
花を
摘まないからすき

花は
男のひとがきらい
花を摘まないからきらい

花を摘まないのは
男のひとのやさしさだと
花は誤解しているのです

それでいて
自分の想いに気づいてくれないで
通りすぎる男のひとに
花は腹を立てているのです





「勇気」


やさしさ
たす
やさしさ
たす
やさしさ

なんだか わかる?

答えは
勇気

勇気は
やさしさを積みあげると
きっと
生れるものなの




「希望」

 
太陽は
いつも
明日に向かって
動いている


だから
美しい夕焼けが
描けるのだろう


こんな
ばら色の希望を
わたしも持ちたい



rohengram799 at 12:00コメント(6) |  

コメント一欄

1. Posted by さち   2021年05月16日 13:19
「ユリ」と言えば真っ先に浮かぶのは言わずもがなの私ですが、現在も色んな「ユリ」が脳内に咲き乱れ、私を悩ませています📖 この世界だけは平和だな~と思います(*^-^*)

お薦めした漫画、二作ともカメラマンの話でしたね。言われるまで気づきませんでした(;^_^A
2. Posted by ミューちゃん   2021年05月16日 16:43
オスカーさん、こんにちは
「ユリ」と聞くと何故か僕は、由利徹さんを思い出します(笑)由利さんみたいな生粋のコメディアンって、もう居ないですね…
3. Posted by 猫ムスメ   2021年05月16日 21:51
私、ユリには良いイメージがありません。
何故だろうと考えた結果、以前電車の中にユリの花を持ったおばさんがいてすごい匂いを発していた挙句、花粉がそこら辺に付きそうで嫌だったからと思い当たりました(実際自分の服に付いたとかじゃないんですが)。こんな体験ひとつでいいイメージを持たれないユリも気の毒ですよね(^_^;)

オスカーさんからご紹介頂いた詩を読んでイメージを改めたいと思います。
4. Posted by オスカー   2021年05月17日 07:11
さち様
ユリと言えばやはり…ですね! 彼女には白よりピンクの百合のイメージが私にはあるのですが、鈴蘭には負ける!(笑) またラブラブな作品を楽しみにしております🍒
5. Posted by オスカー   2021年05月17日 07:19
ミューちゃん様
由利徹さん! スゴい久しぶりにその名前を聞いた気がします。植木等さんとか本当に芸としての「お笑い」がだんだんなくなっていくような…コロナの影響で伝統文化の継承も余計に難しくなっていますね。恨めしい!
6. Posted by オスカー   2021年05月17日 07:26
猫ムスメ様
私も生花の百合はどちらかと言えば苦手……匂いがキツいのとやはり花粉でしょうか? 遠くから眺めたり、絵画や写真で見たりするのは好きです。
歩く姿は百合の花……みたいに美しく正しい姿勢で暮らしたい(笑)

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