暑劇雲便りNo.1:カニ・イカ・サギ暑劇雲便りNo.3∶性格新聞

2023年06月03日

暑劇雲便りNo.2∶5月の本棚 〜 2023.5  〜

こんにちは🐥 雨が上がり少しずつ晴れてきました。皆さまのお住まい近辺はいかがでしょうか?

さてさて…先月は青空文庫を利用した回数が多いので(ほとんど短い話)読んだ本の冊数がムダに増えてしまいました。誤字脱字などもありましたが、そこは生ぬるくスルーして下さい🙏 

コチラのほうが見やすいです🥸→ https://bookmeter.com/users/718307/summary/monthly/2023/5



5月の読書メーター
読んだ本の数:88
読んだページ数:8225
ナイス数:3867

咲 Saki (1) (ヤングガンガンコミックス)咲 Saki (1) (ヤングガンガンコミックス)感想
こちらの木の巨大麻雀牌を見て、アニメ面白かったなぁ、と懐かしくなり読む!https://furutani-seizaisyo.com/majan/
ルールは未だにわからないけれど、百合っぽさがまたよくて(笑)なんか読んでしまう、見てしまう。実写化はよくやったよなぁ…と写真だけ見た段階で思った。
読了日:05月01日 著者:小林 立
金をつなぐ 北鎌倉七福堂 (集英社オレンジ文庫)金をつなぐ 北鎌倉七福堂 (集英社オレンジ文庫)感想
金継ぎの話と期待していたのだけれど……登場人物のキャラ設定がみんなワケあり過ぎじゃない? 続きがありそうな終わり方だったので、もう少し小出しにみんなのバックボーンを語った方がよかったのでは? 主人公は和菓子職人の眞白なんだろうけど金継ぎ職の夏樹にも思える。幼なじみのふたりの仲はどうなるんだ? 詰め込み感があったのが残念。北鎌倉というとさだまさしさんの「縁切り寺」が浮かんでしまうけれど、ご当地小説としたら場所の説明がいかにも説明っぽいのでもうひと工夫欲しいかも。
読了日:05月01日 著者:山本 瑤,ゆいあい
みどりの日みどりの日感想
明日の「みどりの日」が待ちきれず?記念日にショートショート作品を読み返しています。みどりを大切に😆
読了日:05月03日 著者:進十九
No.5「10年後の約束」(#記念日にショートショートを,2018年5月4日(金)みどりの日) *No.6「幸福な三つ葉のクローバー」が後編です。No.5「10年後の約束」(#記念日にショートショートを,2018年5月4日(金)みどりの日) *No.6「幸福な三つ葉のクローバー」が後編です。感想
初恋が叶うって王道でステキ🍀
読了日:05月03日 著者:しおね ゆこ
大江戸火龍改 (講談社文庫)大江戸火龍改 (講談社文庫)感想
夢枕獏さんのブログで見て表紙とタイトルが気にいったので。江戸時代、凶悪犯を取り締まる火附盗賊改の裏組織が存在した。専ら人外のものを狩り鎮めるその名は、火龍改。妖退治屋をなりわいとする麗しき謎の男・遊斎と飴売りの土平、平賀源内などが事件を解決する。短編の「遊斎の語」「手鬼眼童」「首無し幽霊」少し長めの「桜怪談」。釣りの話などはやはりご本人が好きだから? あとがきを読むと新キャラはかなりお気に入りのようなので、シリーズになるのかな? 出てくる子どもたちも無邪気でカワイイ。なかなか面白く読めた。
読了日:05月03日 著者:夢枕 獏
銀河英雄伝説 26 (ヤングジャンプコミックス)銀河英雄伝説 26 (ヤングジャンプコミックス)感想
オベさまのお誕生日にようやく買えた最新刊。ユリアンとヤンさんの語らい。ふたりのパジャマ姿はカワイイのだけれど、その分あとの反動が……😢 ルッツが鼻を伸ばしたチャラ野郎になってしまってコチラも違う意味で悲しい😭 物語がどんどん進んでいって終わりの始り感が強い。しかしもう26巻か!
読了日:05月05日 著者:藤崎 竜
初恋写真 (角川文庫)初恋写真 (角川文庫)感想
『初恋料理教室』が好きだったのでその流れ的な話かと思い、表紙も気にいったので。しかし、う~んだった。私は大学生になったことがないのでわからないけど大学生ってこんな感じなの? カメラ、写真がメインの恋愛物語かと思ったけれどそうでもなくて。なんで法学部の学生?と思ったらメインの女の子の過去の出来事との関連づけのためか。しかし高校時代、無理矢理カラダの関係をもたされ、中退、トラウマになる経験をしたのになぁ、という展開ではある。好きな人が出来るのはいい、でもその後にすぐそうなる?!とやっぱり疑問。母親も謎だ。
読了日:05月05日 著者:藤野 恵美
BKBショートショート小説集 電話をしてるふり (文春文庫)BKBショートショート小説集 電話をしてるふり (文春文庫)感想
面白いと言えば面白いのだけれど、活字で読むよりも喋りで聞いた方がより楽しく面白いんじゃないかという気がする。
読了日:05月06日 著者:バイク川崎バイク
貝の火貝の火感想
子ウサギのホモイはお父さんとお母さんの三人家族。ある日ホモイは川に流されたひばりのひなを発見し助ける。そして間鳥の王から宝珠・貝の火を贈られることに。ホモイが貝の火(玉)を手に入れた事を知ったまわりの動物たちは瞬く間に媚び諂いはじめる。ホモイはキツネにたぶらかされ弱い者いじめをするように。そんなことをしていたら貝の火の美しい炎は見えなくなるはずなのにそうはならない。じゃあ平気だな、という感覚でどんどん増長していく。でもやっぱりしっぺ返しは来る。とても教訓的な話だったが、キツネがキツネらしい悪役担当だった。
読了日:05月06日 著者:宮沢 賢治
夏の夜の冒険夏の夜の冒険感想
冒険というからにはワクワクドキドキハラハラする、でも楽しいものだと思っていたが、そうではなかった。そしてこれが実話というのが一番辛い。その時はきっといいことだと思ったのだろう。しかし結果は……。どこでどうすれば一番よかったのか、いろいろ考えてしまう。
青空文庫でhttps://www.aozora.gr.jp/cards/000221/files/48109_41961.html
読了日:05月06日 著者:平林 初之輔
笑われた子笑われた子感想
吉の将来について父親は大阪に修行にやろうと言うと大阪は水が悪いからと母が、百姓をさせればいいと兄は言い、姉は信楽焼の職人にしようと……本人の希望はどこに?って感じ。他人から出来の悪いヤツと笑われるのではなく、夢の中に出てきた面に笑われる……と吉は思い続けていたのだろうか。お面をうまく彫ったことで父親が決めた通り下駄屋として生きることに。裕福ではなくどちらかといえば貧しく……自分の内面と向き合うことなく歳月を無駄にしたような感じもする。面を壊したらスッキリしそうなのにそれもなく、なんだか空虚なラスト。
読了日:05月06日 著者:横光 利一
碧眼 [青空文庫]碧眼 [青空文庫]感想
どんな商売をしていてもどんなとんでもない男でも約束を果たしたい、そんな気持ちにグッときて花を買えてお墓参りも出来て(いろいろン?と思う場面はあるけど)よかった、よかった、と思ったらまさかの……! あぁ、なんてこった!!
読了日:05月06日 著者:モーリス・ルヴェル
鬼妃 ~「愛してる」は、怖いこと~ (メディアワークス文庫)鬼妃 ~「愛してる」は、怖いこと~ (メディアワークス文庫)感想
カクヨム作品の書籍化。タイトルと表紙買いしたのだけど、だからか〜なんかスムーズさがなくいろんなネタを取り合わせたように感じたのは。ラストはやっぱり…という感じ。これだけの事件だったらもっと世間が騒ぐだろ?というツッコミは置いといて、気になったのは「そう言って一歩部屋へ足を踏み入れると同時に、大きな声を出る。」(P303)という文章。声を出るってナニ?声を出す、ではなくて?あとがきに校正の担当者への謝意もあったので間違いではないのなら、こういう表現があり読み取れない私がダメなのか、教えて下さい〜!
読了日:05月07日 著者:鉈手 璃彩子
雪女雪女感想
雪女のお話。子どもを10人産んでいたとは! 色白の子どもたちはみんな女の子だったのだろうか? ←気にするところがコレか?!😅 やっぱり人間は秘密を守ることは出来ないのかな。子どもたちと一緒にいなくなるパターンもあったような気もするけど(さすがに10人はいなかったが)。イケメンだから見逃して嫁にまでなったのか、多分巳之吉の方が先に亡くなりそうだけれど、その後はどうするつもりだったのか。お雪がいなくなり子どもだけ残されて、ご近所のオバサンたちにいろいろ言われそうだな、と俗っぽいことばかり考えてしまう😓
読了日:05月07日 著者:田中 貢太郎
遠くで鳴る雷遠くで鳴る雷感想
かみなりさまの話を読みたかったのだが、どちらかというとキュウリがメインのような? 初なりのキュウリは「食べるのではありません。おまえが、釣りにいったり、泳ぎにいったりするから、水神さまにあげるのです。」と、お母さん。
二郎は「水神さまは、きゅうりをたべなさるの?」「きゅうりは、ぶかぶかと流れて、遠い遠い海の方へいってしまうのですよ。それでもおまえの志だけは、水神さまに通るのです……。」
https://www.aozora.gr.jp/cards/001475/files/51091_53358.html
読了日:05月07日 著者:小川 未明
鵺感想
源頼政の鵺退治の話。短いのですぐ読める。青空文庫で。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000329/files/18342_13251.html
こちらはもう少し詳しい話
https://rekijin.com/?p=21763
読了日:05月07日 著者:楠山 正雄
エロイカより愛をこめて (6) (秋田文庫)エロイカより愛をこめて (6) (秋田文庫)感想
文庫版は発売されたものは全部読んでいるのだけれど、チャールズ国王戴冠式のニュースを見聞きすると、どうしても「レディ・ダイアナは健康美人」「チャールズはうまくやった」……少佐も「アホくさい合言葉だ」と言っていたこの場面を思い出してしまい、探した😅 隣にいるのがダイアナさんだったらなぁ…とやっぱり思わずにはいられなかったし、しんみりもしたが、漫画の面白さはやっぱり別でした🤭 解説は作家の高野史緒さん。
読了日:05月08日 著者:青池 保子
笑う大天使(ミカエル)3 (花とゆめCOMICS)笑う大天使(ミカエル)3 (花とゆめCOMICS)感想
エロイカに続き、やはりこちらの和音さんのイギリスみやげ、ぶら下がった「チャールズ人形とダイアナ人形」を思い出さずにはいられない😅
 この漫画、映画化されましたがどうだったんでしょうか? 川原さんの漫画がまた読みたいです。
読了日:05月08日 著者:川原 泉
オカアサンオカアサン感想
母の日が近いので読み返してみた。
【「オカアサン」と鳴く鳥かなし十三夜(上村占魚) 】こちらの俳句を見つけた時に本当にオカアサンと鳴く(そう聞こえる)鳥がいるのか知りたい!と思ったのだが、見つからなかった。自分だけにそう聴こえたってことなのかなぁ…と考えたこともある。しかし、オウムとか九官鳥とか言葉を喋る鳥の過去に思いを馳せた一句の可能性もあるのかなぁ、と再読して思った。青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/001763/files/55985_55495.html
読了日:05月08日 著者:佐藤 春夫
旧友再会 (講談社文庫)旧友再会 (講談社文庫)感想
タイトルは拓郎だったのか。河島英五かと思っていた。自分の年齢にほぼ該当する男たちの短編集。どれもチクチクくる!表題作、それほど親しくなかったはずなのに、懐かしさからの思い出補正ってあるのかな。私は知り合いにあっても声はかけないが🥸 男女の再会ならまた違ったのかも。すでに親がいないことの罪悪感込みの安堵感、わかるのがキツい。「どしゃぶり」は今の部活ってこうなんだと思った。教師の負担もあるしわからなくはないが、これは中学生にとって健全な活動なのか? 仲良しこよし状態になんとも言えない気持ち悪さがあった。
読了日:05月08日 著者:重松 清
暴食のベルセルク~俺だけレベルという概念を突破する~ THE COMIC 1 (ライドコミックス)暴食のベルセルク~俺だけレベルという概念を突破する~ THE COMIC 1 (ライドコミックス)感想
あの漫画のスピンオフ的なモノかと思ったら違った😅 スキルの優劣が絶対の世界で「暴食」という腹が減るだけのスキルを持って生まれた少年フェイト。無能と蔑まれ日銭を稼ぐ最底辺の生活を強いられているが、ある日、城に侵入した賊を仕留めたことで《暴食》の真の能力、「殺した相手のスキル、能力を奪い取る」力が発動! 喋る剣とかいろんな王道モノが詰め込まれた感じ。コミカライズだったのね。女の子はもうちょいカワイイ方がいい。服装とかも。2巻まで無料で。
読了日:05月09日 著者:滝乃大祐,一色一凛,fame
ミドリの衝動ミドリの衝動感想
「16世紀以前のヨーロッパでは、宴会の席では食欲増進のため、寝室ではぐっすり寝れるようにと、ミントの草を床にばらまく習慣もあったそうです。」という記事を読んだけど、グリーングリーンの部屋に閉じ込めるワケにはいかないだろうな😅 長寿社会です、息子さんの苦労はまだまだ続くかも💦
読了日:05月09日 著者:ヒデキング
渇水 (角川文庫)渇水 (角川文庫)感想
初めての作家。すでに鬼籍。私よりひと回りちょっと上。「渇水」は水道料金滞納者のところに出向き、必要なら供給停止する仕事。水は命に関わるから最後まで停められないって聞いたが限度はある。安全な水はタダじゃない。それによる悲劇。「海辺のひかり」は若くして亡くなった母への思いと田舎にある墓の改葬。私の祖母もお風呂に入りたいといってそれから亡くなったと聞いた。電車内の様子なども多分知っている光景。「千年の通夜」は友人の通夜での話。どれも淡々とした印象で若い人にはピンとこない1冊かも。土葬とか見たことないだろうし。
読了日:05月09日 著者:河林 満
消えない月 (角川文庫)消えない月 (角川文庫)感想
もう最初からなんか気持ち悪い話だった。さくらの世間知らずな感じとか優柔不断そうなところも(自分のことは棚に上げて)キライ、わりとあっさり靡いた相手はストーカーでイメージ的に冬彦さんがうかんだ。さくらと松原の一人称で語られる話。警察の対応も人によりけりだ。【「だから松原さんのは愛じゃないよ」「愛じゃなかったら、何?」和樹は、わたしを見る。「怒り」あの人は弱いんだ。弱いから怒り、子供みたいに駄々をこねつづける。(P259)】そして「運」は松原に味方したらしい。あぁ、なんという悲劇! タイトルが活きた作品。
読了日:05月10日 著者:畑野 智美
お時儀お時儀感想
こちらの記事を読み、再読。
https://note.com/honno_hitotoki/n/nda04c29c76b1
記憶をよみがえらせるものっていろいろある。思い出したくない出来事が再生された時の音ってどんな感じかな、などと考えた。ただ一方的に親しみを感じる、いつも会う人っているよなぁ。通勤中だったり、接客中だったり、散歩中だったり。青空文庫→
https://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/119_15169.html
読了日:05月10日 著者:芥川 竜之介
ガイシューイッショク!(1) (ビッグコミックス)ガイシューイッショク!(1) (ビッグコミックス)感想
タイトルがカタカナで意味がわからなかったけど、最後に「鎧袖一触」とその意味も書いてあって、あー、そういう意味なのか!と。内容は焦らしまくりのエロ系だった(笑)イミ→相手に対して刀を抜くまでもなく、鎧の袖を当てただけで倒すほどの圧倒的な力の差を見せつけて圧勝することを表した、日本の故事からうまれた四字熟語。若者よりオッサンが好きそうな漫画に思えたけど、どうなんだろ? エロ漫画先生とか女流官能作家とか、家出人を匿う的なこーゆーシチュがみんな好きなのか?

読了日:05月10日 著者:色白好
恋文恋文感想
恋文はその相手以外に読ませるものではないと思うが知らぬ間に他人が読んでいる可能性も😅ただの手紙ではない恋文、予期せぬ出来事がたくさん生まれる😆
「恋人は捨てきれるが、恋文はちよつと捨てきれぬものだ――といふ。経験のない方々にはおわかりにならんだらうが、経験ずみの方々は、にやりとお笑ひになるだらう。とかく人情といふやつは可笑しなものである。」今も恋文を書く人は多いのかな? 青空文庫で→https://www.aozora.gr.jp/cards/001073/files/24440_15420.html
読了日:05月10日 著者:高田 保
ある手紙ある手紙感想
広島にいる義弟・佐々木基一への手紙。
『新しい人間が生れつつある、それを見るのはたのしいことだ』東京の友人、長光太からその頼りにん矢も楯もたまらず無理矢理に東京へ来た。【三年を経た今日では人間の生存し得るぎりぎりの限界にまで私は(生活力のない私は)追いつめられています。この手紙を書きながらも、ふと空襲警報下にあるような錯覚と気の滅入りを感じるのもそのためなのでしょう。】【『政治と文学』の問題は私にとってあんまり問題が大きすぎます。作品や作家の印象について語りましょう。】丁寧で真摯な文面。青空文庫で。
読了日:05月10日 著者:原 民喜
藤の花藤の花感想
文中に「さやえんどう、さくらんぼう、どうしてこのごろは、うっとりとろりのしたきりすずめ」が出てくる。わらべ唄なのか戯れ歌なのか、似たようなものも聞いたことがない。やはり民喜が考えたオリジナルフレーズだと考えるべきか。白昼夢のような幻日のような、危うい雰囲気で内容(状況)を把握するのが私には難しかった。青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/000293/files/48473_50123.html
読了日:05月11日 著者:原 民喜
五月五月感想
自殺を決心して家を出た。しかし電車内で眼の前にいる三人のマダム達がやはり気になる。死んで行く自分の直ぐ目の前に、今、世にも幸福さうな三人のマダムが揃っている。男の子の赤ちゃんを抱いて。
青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/000293/files/48458_35428.html
赤ちゃんでまどみちおさんの詩を思い出した。房子は生きる力をもらえただろうか。
http://rohengram799.livedoor.blog/archives/50804340.html
読了日:05月11日 著者:原 民喜
藤の実藤の実感想
藤の実は飛ぶのか! 知らなかった。 物理学者らしい考察。青空文庫で→
https://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/2339_13490.html
実験動画→
https://youtu.be/yC69VMLC2W4


読了日:05月11日 著者:寺田 寅彦
藤の花藤の花感想
藤の花と歯痛の思い出。
『膝を押し並べた三人の美しい友だちとその阿母さんとに泣き顏を見られるがいやさに、お辨當をたべわづらひながら、ふと眼をそらすとお宮の横から淵の上にかけて眞盛りのうすむらさきの藤の花が岩を傳うて咲き枝垂れてゐるのであつた。/藤といふと、いつもその日の事を思ひ出す。』
青空文庫で読める短い話→
https://www.aozora.gr.jp/cards/000162/files/2201.html

読了日:05月11日 著者:若山 牧水
夜はおしまい (講談社文庫)夜はおしまい (講談社文庫)感想
タイトルと表紙買い。読み終わった時にこのタイトルと表紙に納得。バラバラな短編集だと思っていたが、ある人物に関わりある女性たちの物語。「そんなことをやめなよ」って言うのは簡単だけれど、その言葉に発言した側は責任を持てるのか。「信仰」ってなんだろう。女というカラダの器に詰め込まれたいろんなココロのカケラ。「雪ト逃ゲル」の私とKは夏目漱石の「こころ」を意識したものなのだろうか? 文庫版あとがきで自分にとっての最後の純文学だと書かれていたが、この後の作品は雰囲気が違うのかな? 紗倉まなさんの解説もよかった。
読了日:05月12日 著者:島本 理生
天瓜粉天瓜粉感想
獄中にいる兄に母と面会に来てくれた妹。怖いよね。それは仕方がない。妹のいじらしい成長に兄の気持ちは愛しさとせつなさでいっぱいになったことだろう。「子の中の愛憎淋し天花粉」高野素十の俳句をなんとなく思い出す。
青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/001630/files/54073_57910.html
読了日:05月12日 著者:榎南 謙一
働く町働く町感想
長寿の秘訣って感じ。町の人はなぜ医者を呼んだのだろう? 誰も医者にかかったことがないのはおかしいと思ったのか? あっと言う間に終わってしまった。青空文庫→https://www.aozora.gr.jp/cards/000096/files/46702_27688.html
読了日:05月12日 著者:夢野 久作
母の心母の心感想
自分の子もよその子もやっぱりおかあさんは心配するのです。母の日を前に、青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/001475/files/51656_63068.html
読了日:05月13日 著者:小川 未明
炭取り炭取り感想
「炭取りが回る」のは昔からあるユーレイ話なのだろうか? ◆https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/amp/1546085
http://home.cilas.net/yunami/monogatari/monogatarimisima.html

読了日:05月13日 著者:田中 貢太郎
サラダの謎サラダの謎感想
『それだけは郷に従えない義母のモモ缶入りの甘いポテサラ』『電話してサラダのレシピを母に聞く 本当は声を聴きたいだけだ』サラダ記念日絡みの短歌募集で選ばれた過去作品を読んでいて、そういえば……と懐かしくなり再読。ちゃんと謎は解けました(笑)青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/001569/files/53204_49673.html
読了日:05月14日 著者:中谷 宇吉郎
第一話「新太と手袋」 おんなのこと天使うさぎたち第一話「新太と手袋」 おんなのこと天使うさぎたち感想
「おんなのこと天使うさぎたち」シリーズをとりあえず10話まで。Kindle無料。絵本?なのかな。天使の羽根をもつウサギたちが出てくる。最初は「手袋を買いに」みたいで童話パロっぽいところもある。
読了日:05月14日 著者:AngelRabbits
稚児桜 能楽ものがたり (角川文庫)稚児桜 能楽ものがたり (角川文庫)感想
能楽にインスパイアされた短編集。
 「やま巡り」(原曲『山姥』) 「小狐の剣」(原曲『小鍛冶』) 「稚児桜」(原曲『花月』) 「鮎」(原曲『国栖』) 「猟師とその妻」(原曲『善知鳥』) 「大臣(おとど)の娘」(原曲『雲雀山』) 「秋の扇」(原曲『班女』) 「照日の鏡」(原曲『葵上』)
どの話もハッピーエンドとは言えないが後味が悪いとも言い切れない。悪人(と言っていいのかもわからない)たちは生きることを欲していて、ずる賢く、したたかでたくましく……こういう気持ちの強さって大切なんじゃないかと思ってしまう。
読了日:05月15日 著者:澤田 瞳子
朝感想
太宰の朝チュン話か?!と思いましたが、そこはなんだかハッキリしないのね〜蝋燭の揺れ具合、残り具合から読み手がアレコレ想像するしかないのかな?
 一緒にコタツやら「クレーヴの奥方」やら足袋やら、ドキドキ素材がたくさんあるけれど「キクちゃん」が私を「いなかっぺ大将」の世界に引き込む(笑) 青空文庫でhttps://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/1562_14860.html
読了日:05月15日 著者:太宰 治
スパあんこうの胃袋スパあんこうの胃袋感想
noteやpixivでたまに見かけていた漫画。本になっていた! 頑張っているのにねぎらいの言葉ひとつかけてもらえなかったり、心ない言葉に傷ついたり……他人へのなにげないやさしさがきっかけになり突然あらわれるスパアンコウの世界(笑) 深海生物にもちょっと詳しくなれるかも? あんまり荒みすぎた心境の時には向かないとは思うけど、こんな世界があったらいいかなとゆる〜い気持ちで読むのがいい漫画。1話→https://note.com/akiba_sayaka/n/n8f4ebd1dc6d1


読了日:05月15日 著者:あきばさやか
気の毒な奥様気の毒な奥様感想
本当に気の毒なのは誰なのでしょうか😅
青空文庫
https://www.aozora.gr.jp/cards/000076/files/46924_33265.html
読了日:05月15日 著者:岡本 かの子
舞踏学校見物舞踏学校見物感想
タイトルそのまま、学校見学の様子がかなりテンション高めに書かれています。学生さんの学びの姿勢にいたく感激したようで、〆の文章も「健やかなる舞踏学生等に幸ひ多かれ!」✨ 青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/000183/files/52788_44598.html
読了日:05月16日 著者:牧野 信一
うつくしが丘の不幸の家 (創元文芸文庫 LA-ま 1-1)うつくしが丘の不幸の家 (創元文芸文庫 LA-ま 1-1)感想
「わたしが不幸かどうかを決めるのは、他人ではない」のコピーにひかれ読む。サラリーマンが駅名を見ながら「いつまでニュータウンなんだろうな」と話していたのを聞いたことがあるが、この物語もそんな場所に住む人たちの話。今まで住んでいた人たちをさかのぼりながらまた今に戻る。枇杷の木が象徴的。♪びわはやさしい木の実だから 抱っこしあってうれている うすい虹ある ロバさんのお耳みたいな葉のかげに…まどみちおさんのこんな童謡があるらしいが、こんなやさしさが感じられる、お隣さんがイイなぁと思った。ドラマ向き?


読了日:05月16日 著者:町田 そのこ
奥さまと女乞食奥さまと女乞食感想
奥さまのやさしさになぜか吉野弘さんの詩「夕焼け」を思い出した。
えあ草紙で
https://www.satokazzz.com/airzoshi/reader.php?action=aozora&id=52620
読了日:05月17日 著者:小川 未明
狸と俳人狸と俳人感想
ひとりと一匹、そしてそれを見守る人たち。狸が人語を話す場面がない分、その心の交流を感じる。小椋佳さんがうたう(布施明さんも)『歓送の歌』にある「僕達に別れはないという 心通えば…」を思い出してしまった。『神主の話』を読み返したくなった。




読了日:05月17日 著者:田中 貢太郎
ある心の風景ある心の風景感想
主人公のかかった病気は、実際に梶井基次郎がかかった病気ではなかったそうで、とある友人(小説家浅見淵さんの弟の浅見篤さん)から聞いた話をモチーフにしているそうだ。また友人が買ったという朝鮮の鈴は、浅見篤から聞いた話が元になっている。
女からもらって病気を、バラされてしまった浅見兄弟について気になり『淺見淵君に就いて』も読んだ。どちらも青空文庫で。 
https://www.aozora.gr.jp/cards/000074/files/413_19694.html


読了日:05月18日 著者:梶井 基次郎
質草女房 (ハルキ文庫 し 17-1)質草女房 (ハルキ文庫 し 17-1)感想
タイトルと表紙買い。彰義隊に入った夫に、戦いの前に手元に金が必要だと質屋に預けられた妻・けい。質屋は店仕舞いを考えていたので5ヶ月も連絡がないし彼女も出ていく気がない。そこに昔から懇意だった貧乏浪人・柏木がやって来た!手間賃を払うからとけいの夫の捜索を依頼する。江戸から会津へと向かう途中、新政府軍の参謀・速水興平と出会い、共に行動するようになるが……。ラストは思っていた通りだったけれど、読みやすかった。歴史に詳しくなくても楽しめる話ではないかと。小室重蔵が出番が少ないけれど会津士魂を感じさせる人物で好き。
読了日:05月18日 著者:渋谷 雅一
盲腸盲腸感想
よくわからない短い話。あってもなくてもいい、どうせなら切ってしまえ!…盲腸に例えてな行き止まりの短い鉄道路線を「盲腸線」と呼んだりするけれど、自分もそんな人間だという気持ちをツラツラ書いたのかな? 青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/000168/files/3626.html
読了日:05月19日 著者:横光 利一
失格少女失格少女感想
いつまでも殻を被ったカリメロみたいなヒナのままではいけないぞ、陽翔! 私もちゃんと人間失格を読んだことがないのでうまいこと反論も出来ないのだけれど、陽翔が「少女病」(田山花袋)にかからないことを祈ってます。新作、ありがとうございました😍
読了日:05月19日 著者:バキラックス
君を好きになる1.3秒前君を好きになる1.3秒前感想
読んでいたのに未登録でした💦 明日は新月だけれど、新月には黒いセクシーランジェリーを用意してみるとか?!(笑) ひと月に2回新月がある場合はブラックムーンというらしい。まだまだ先だけど
・2024年:12/01(日)、12/31(火)
・2027年:09/01(水)、09/30(木)
この時期にまたキンちゃんたちにお目にかかれたら😄😄😄

読了日:05月19日 著者:バキラックス
帰郷 (集英社文庫)帰郷 (集英社文庫)感想
表題作のみ。讀賣新聞の人生案内100年という特集で戦後は「復員したら妻は子ども二人と自分の親友と暮らし妊娠中。仕方ないが、自分の子どもたちは引き取りたいと思ったが、子どもたちは親友等を実父母と思い込み、自分には近づこうともしない」「嫂(あによめ)に男があった 帰還した兄に知らすべきか」などの相談が多かったという記事を思い出した。夫の死後、未亡人が夫の兄弟の一人と再婚する婚姻形態を「レビレート婚」とか「レビラト婚」っていったよな、と。物語のふたりには「リンゴの唄」を明るく口ずさむ明日を生きて欲しいと思う。
読了日:05月19日 著者:浅田次郎
蛇と蛙蛇と蛙感想
冬眠前の2匹の会話の短い話。一緒に同じ穴で眠ろうよ、って😅 ムリムリ! 普段からのおつきあが大事!と言いながらリアルな人間関係がうっすいワタクシ、この蛇の図々しさをスゴイなぁ、と関心したりする。冬眠というと『秋の夜の会話』(草野心平)の「さむいね/ああさむいね/虫がないてるね/
ああ虫がないてるね/もうすぐ土の中だね(以下略)」を思い出す。青空文庫で。
読了日:05月19日 著者:夢野 久作
おせっかい夫人おせっかい夫人感想
◯◯夫人ってタイトルの作品っていろいろあるなぁ、とながめていて見つけた短い話。おせっかい……という範疇をこえていると思う。時代劇で押し込みの手引をする女中を連想してしまう。こんなお隣さん、絶対イヤ! 親切心からだろうけれど、やっぱりヤダ! この後、おせっかい夫人はどうなったのかを知りたい! 教訓「人を見たら泥棒と思え!」えあ草紙で→https://www.satokazzz.com/books/bookinfo/46921.html
読了日:05月19日 著者:岡本 かの子
主人恋日記 (1) (フラワーコミックス)主人恋日記 (1) (フラワーコミックス)感想
売れっ子少女マンガ家の母親に学校で人気者の兄がいるメガネっ子の持つ葵が主人公。自尊心が低くクラス内のモブ的存在だが、料理も上手いし家族仲も悪くなく……兄とも仲のいいイケメンクラスメイトの水沢が隣の席になり、話をするようになって……コンタクトにして可愛くなった葵。友だちも出来たし、水沢との恋愛モード突入かと思ったら、アレ?!(笑) いかにも少女マンがで楽しい🤭
読了日:05月19日 著者:吉永 ゆう
ローゼンメイデン 1 (ヤングジャンプコミックス)ローゼンメイデン 1 (ヤングジャンプコミックス)感想
アニメの印象の方が強いのだけれど。今読んでいる寺地はるなさんの「水を縫う」の1話が手芸好きな高1男子の話で、ジュンくんを思い出したので。
読了日:05月20日 著者:PEACH-PIT
夢感想
画家の見た夢の話なのかと思っていたが、どうも妄想に近いような?女性に対しての不信感、嫌悪感があるのかな。線香花火に火をつけたはずなのに葱に火をつけていた、というのはネギ坊主にマッチで火をつけまくった?この場面が印象的。夢の中で首を絞めた全裸のモデル、これもなにかの象徴か?合成音声の朗読(読み方やアクセントがヘンだが字幕付き)で大まかな流れを知った後に青空文庫で。同じタイトルの別の話もある。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/186_15257.html
読了日:05月20日 著者:芥川 竜之介
夢感想
この話に出てくる詩人のH・Kって誰? 海水浴場、麦わら帽子に美しい紺色(詩人は札幌色と言った)のマント。不思議な取り合わせはやはり夢だからか? 匂いのある夢か。見たことないな。夢の中でも歌だの発句だのを作っている「僕」。『お神輿の渡るを見るや爪立ちて。』で締められる。長い方の『夢』よりこちらの方がヘンな不安感はなく浮遊感が心地よい気がして好きかも。
青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/4308_15284.html
読了日:05月20日 著者:芥川 竜之介
食物として食物として感想
『夢』に出てきた詩人のH・Kが北原白秋では、と教えていただいた。https://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/4308_15284.html
ふたりの名前で検索したらこの話が出てきたので読む。友人を花や動物ではなく食べ物に例えるとは!
北原白秋はビフテキ😄 なんか楽しい気分になった
🤣 青空文庫でhttps://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/3795_27312.html
読了日:05月20日 著者:芥川 竜之介
実録⁈ゴミ屋敷掃除マンガ: 前代未聞のとんでもゴミ屋敷を掃除することになった家族たちの話 占い師星見のエッセイ漫画実録⁈ゴミ屋敷掃除マンガ: 前代未聞のとんでもゴミ屋敷を掃除することになった家族たちの話 占い師星見のエッセイ漫画感想
pixivで見つけてKindle(無料)でまとめられていると知り、2もあわせて読む。2には実際出てきた物の写真も少しある。しかし、スゴい分量!! ニオイが画面から出てこなくてよかった、って思った。懐かしい品物もあったけど、片付ける方は大変だよなぁ。本当にお疲れさまでした!!
読了日:05月21日 著者:星見かおる
ドンドン感想
それぞれの思惑を打ち消した一発! みんな夢から醒めたような感じにも思える短い話。青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/000096/files/46715_27687.html
読了日:05月21日 著者:夢野 久作
水を縫う (集英社文庫)水を縫う (集英社文庫)感想
第9回河合隼雄物語賞受賞作。「男子なのに」手芸好きなと高1・清澄。「女の子」なのに可愛いものとか苦手な結婚間近な姉の水青。「母親なのに」手作りより市販品を選ぶりつ子。「女だから」学問は不要と言われた祖母。「父親なのに」らしいことは何もしない全。「他人なのに」姉弟を気にかける全の友人・黒田。「……なのに」「…だから」に自他ともに縛られてしまう。清澄の友だち、水青の婚約者、子どもたちの名前の由来や水青のウェディングドレスをめぐり、少しずつかわっていく家族たち。ドアを開けようとするラスト、暗示的でよかった😄
読了日:05月21日 著者:寺地 はるな
烈婦烈婦感想
「国境を知らぬ草の実こぼれ合い」という井上信子の川柳と彼女について。「どのように坐りかえてもわが姿」という川柳も。作者は『老女史はこれを「最近の心境」として示されているのだが、女史の姿の変らぬのは立派である。しかし私はぜひとも坐り直し別な姿にならねばならぬ。同感の士なきやいかに。/私は久しぶりに「烈婦」という文字を、この老女史でおもい出した。』老女史とあるのは83歳という年齢ゆえ。「手と足をもいだ丸太にしてかへし」は鶴彬(つるあきら)が昭和12年に発表した川柳。井上信子も高田保も初めて知る人物だった。
読了日:05月22日 著者:高田 保
きのう何食べた?(1) (モーニングコミックス)きのう何食べた?(1) (モーニングコミックス)感想
秋にドラマの2期が始まるというので、初心にかえろうかと。シロさんたち、若いなぁ。最近の熟年夫婦みたいな感じも好きだけど。あと何気にシロさんがケンジへの愛を伝える場面が増えた気がするのよねぇ🤭 連載開始が2007年、あぁ確実にこの年数以上モーニングを買っているのか😅 余談→弁護士保険ってあるんだ。https://bengoshihoken-mikata.com/lp/2175-2/


読了日:05月22日 著者:よしながふみ
お金とピストルお金とピストル感想
ケチンボと泥棒の駆け引き?どっちもどっちのおマヌケ野郎です。最後は仲良く牢屋にGO!の短い話。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000096/files/46720_27694.html
余談→『薔薇とピストル』って歌があったよね🌹 聖子ちゃんも同じタイトルの歌を歌っていたのか~私はギャルしか知らない💦
https://www.uta-net.com/song/82811/

読了日:05月22日 著者:夢野 久作
ひのきとひなげしひのきとひなげし感想
最初「えのきとひなげし」と読んでしまった。ひなげしはなんであんなにひのきをバカにするのか、最後までバカにした態度でイヤな気分のまま読み終えた。ひなげしがキライになりそう。読むきっかけになった記事→https://note.com/yamakei90_/n/n67a50b0a6501
読んだのは青空文庫→
https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/1920_17655.html
読了日:05月22日 著者:宮沢 賢治
蛙のゴム靴蛙のゴム靴感想
賢治の話は擬音が面白い。3匹の蛙が憧れるゴム長靴✨それを手に入れた一匹は嫁さんもGet。だが他の2匹に嫉妬?され、花嫁カエルもゴム長靴にしか見ていなかったよう……最後はめでたしめでたしなのかな。人間の薄汚れた歪んだ部分がカエルたちを通して描かれていてネーミングもあわせて結構好きな話かも。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/46600_33648.html
遠野高等学校に賢治像→https://ton-hs.note.jp/n/nd35dfde93c77
読了日:05月24日 著者:宮沢 賢治
桜桃桜桃感想
「切れ味の鈍いカッター桜桃忌」坪内稔典さんのブログで赤石忍さんのこの句を読み、なんかスゲェなと思ってこの話を読む。「いつでも、自分の思っていることをハッキリ主張できるひとは、ヤケ酒なんか飲まない。(女に酒飲みの少いのは、この理由からである)」…河島英五の 「酒と泪と男と女」を思い出す。なんだかんだ理由をつけて自分を家族から切り離したいと思っているよう。自分から「家族になろうよ〜」とは考えることなく全て他人任せにしたいようだ。ゆたかさの象徴のような桃の大きい種はモヤモヤした気分の塊なのだろうか。青空文庫で。
読了日:05月24日 著者:太宰 治
帰郷 (集英社文庫)帰郷 (集英社文庫)感想
表題作以外を読む。「自衛隊に入りませんか」流行語みたいにみんなで言っていた覚えがある。傷痍軍人もまだ私が小学生くらいまではお祭りで見かけた。【戦争の経緯を体験した人ならば、「転換」は存外簡単なのかもしれない。だが、その結果のみを強要された勝男には、「退蔵」するほかはないものが多すぎた。】(「夜の遊園地」P122)体験した者とそうでない者、その時代に近い者と遠く離れた者、理解しようとしてもやっぱりその時代にいた人間にしかわからない感覚ってあると思う。「不寝番」は浅田さんらしいなと思った。
読了日:05月24日 著者:浅田次郎
約束約束感想
♪ちいさな夢を唇に〜歌って君は〜僕と出逢った〜 
どうしても「約束」と聞くと渡辺徹ちゃんのコレが出てくる。あと「約束はただのあじさいだったのに」なかはられいこさんの川柳?も。口約束なんて言葉もあるので軽く受け取られる場合もあるが「相手が約束を破るかもしれない、それを含めて信じることだ」と言われたことを思い出した。
読了日:05月24日 著者:夢野 久作
たね子の憂鬱たね子の憂鬱感想
たね子は夫の先輩に当るある実業家の令嬢の結婚披露式の通知を貰ったが、帝国ホテルとなると洋食……全く未知なる世界で憂鬱な気分に、な話なのだけれど、話の内容よりダンナさんがたね子のまゆ毛を見て返事をする場面が気になる! たね子との身長差からそうなるのか、ふと眉なのか、たね子がいつもうつむき加減だから目ではなくまゆ毛なのか。披露式後もたね子の憂鬱はなくならないようだ。ダンナさんもちょっと変わり者? 笑えるようで、笑えない、不安定な気分のまま読み終わった。
読了日:05月24日 著者:芥川 竜之介
誰感想
日本西洋古典学会というのがあるが、太宰が現代にいたら会員になりいろんな議論をしたのだろうか? 
「悪魔」という響きには残忍さもあるが狡賢さやどこか華やかな印象もあったりする。そして「サタン」の響きにタロットカードのおどろおどろしいイラストを思い出してしまう。「あなたは鬼だ」と言われるのと、どちらがより凹むのだろう?いろんな面があるので完全にソレになった人間とはお付き合い出来ない気がする。こちらを読み興味を持ったのでhttps://note.com/18690511/n/ndb35826f4936
読了日:05月25日 著者:太宰 治
ダナエ (角川文庫)ダナエ (角川文庫)感想
タイトルと表紙買い。あとからダフネと勘違いしていたことを知る😓 この人はロマンチストなんだろうなと思う。登場する男はダメダメ感が強いのだけれど、クズと言うのとは違って不器用なのかなと。家族や恋人だったら遠慮したいが。『まぼろしの虹』などし良くも悪くもの昔気質の男って感じがした。再婚同士の離婚問題はいろいろ大変そう。義理の姉弟で何か起こるのかと下世話な期待を持ったが違う方向にいった。この人の話はいつも「純愛」という言葉が浮かぶが『水母』が一番その印象が強かった。どの作品も好き。亡くなられたのが残念。
読了日:05月25日 著者:藤原 伊織
週刊金曜日 2023年5/26号 [雑誌]週刊金曜日 2023年5/26号 [雑誌]感想
柳広司さんの『南風に乗る』についてのインタビューを立ち読み。山之内貘さんが出てくる小説なら読んでみたいかも。
https://youtu.be/PKx7C4JJCWw
こちらはポストセブンの記事(笑)→
https://www.news-postseven.com/archives/20230317_1849464.html?DETAIL
読了日:05月26日 著者:
あいびきあいびき感想
あいびき……この言葉の響きからドキドキが止まらない(笑) 冒険してしまう?!少年少女とふたりを盗み見るような語り。
「それは何処どこの町にもぽかぽかと日の当っているような、何となくうっとりするような、五月の或る午後のことであった。」このラストが今の時期に合っている気がする。差別用語や不穏な空気もあるのだけれど(多分こちらの方が重要)それを超えておやぢ心ときめく日曜日🤭 
青空文庫で


https://www.aozora.gr.jp/cards/001030/files/4843_14200.html
読了日:05月28日 著者:堀 辰雄
狐のつかい狐のつかい感想
キツネにお使いを頼んではいけません〜キツネは神様の眷属としてのみ優秀・有能なのかも…油を売るのも舐めるのもダメだよ~ん😅 青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/000121/files/4677_8215.html
読了日:05月28日 著者:新美 南吉
北のおくりもの 北海道アンソロジー (集英社文庫)北のおくりもの 北海道アンソロジー (集英社文庫)感想
アンソロジーを探していたので購入。薄いわりにペ執筆者が多くないか?と思ったら小説が5編、エッセイが4編だった。なんだ、全部短編小説じゃなかったのか。今回はエッセイのみ読んだ。太田和彦さんの釧路の話、北大路公子さんの札幌冬の陣」は日記になっていてお酒の話題が多かったけど、暮らしぶりなどがわかって面白かった。
堂場瞬一さんは「ラッキーピエロ」のハンバーガー。あぁ、テレビで見たことがあるアレか! 原田 マハさんは「旅すれば 乳濃いし」で乳製品の話。来月の乳の日イヤ父の日まで待てばよかったかな?!
読了日:05月28日 著者:集英社文庫編集部,浅田 次郎,太田 和彦,河﨑 秋子,北大路 公子,桜木 紫乃,堂場 瞬一,馳 星周,原田 マハ,渡辺 淳一
犬の八公犬の八公感想
昨日の読売新聞・こどもの詩(作者は中1)を読み、犬の話を読みたくなったので。再読だったか。八公はあだ名。人間の身勝手さを考える。八公がいい人でよかった。こどもの詩はこちら→「ご飯の時間になると/ちゃわんの前におすわりしている/場所を横どりして座ってみた/そうしたら/犬は私の後ろに座った」ワンちゃん……💦 青空文庫で→
https://www.aozora.gr.jp/cards/000906/files/45055_45841.html

読了日:05月29日 著者:豊島 与志雄
犬感想
こどもの詩からの「犬」読み2作目。いろんな犬との思い出(?)やはり話が巧みで面白い。時代的に今はちょっと……なこともあるが、そういうこともあったと知るのは悪くないと思う。
【落語に犬を扱ったものは、『大処の犬』『犬の眼』『いつ受ける』『課長の犬』『無筆の犬』『夜道の犬』…】『元犬』しか知らないかな。青空文庫で。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001805/files/56793_55651.html



読了日:05月29日 著者:三遊亭 金馬
図書館図書館感想
黄櫨の描写による最初と最後、構成がうまいなと思った。上野図書館についての随筆。婦人閲覧室!そんな時代があったとは……人の容色は変わっていくけれど、その中に変わらぬ気概もあるだろうし、命をつなげだたくさんの書物がある。古くさい昔の日比谷図書館の食堂を思い出しながら読んだ。(近くの会社にいたのだけれど、食器が刑○所みたいとは上司のコメント😅)いろんな図書館に行ってみたい。
青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/4016_13061.html
読了日:05月29日 著者:宮本 百合子
兎さんの本屋とリスの先生兎さんの本屋とリスの先生感想
医学書ではなく「尋常小学一年生読本」を売ろうとしたとは(笑) でも最後は仲良し(?)お得意さんになってもらったようでよかった、よかった😄
青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/001172/files/44978_42821.html
読了日:05月29日 著者:村山 籌子
アカネノネ (1) (ビッグコミックス)アカネノネ (1) (ビッグコミックス)感想
期間限定無料。「音」の字が入る名前って好き。自分は全く音楽には詳しくないし普通の人より聞く機会も少ないと思うけれど、こうやって何かを創り出そうとあがく人たちを見るのは好き(笑)絵も悪くない。主人公の音大生の茜音。
は父親が超有名プロデューサー。「大学在学中にデビューする」という父との約束の期限があと1年に迫るがコンペには落選続き。自分の正体を隠し密かにボカロPとして動画投稿をするも再生回数は伸びす。そんな時に運命の出会いが?! 歌い手さんのコもいろんな事情があり、どうなるのか先が気になる!
読了日:05月30日 著者:矢田 恵梨子
懸巣懸巣感想
カケスって言葉を覚えて真似をするのか! 知らなかった😱 人の顔が見えると喋らないのもなんかイイ! 『鸚鵡とくらべるとずっと声に柔かみがあって美しい。私は決して教えないのであるが、懸巣の方でひとりでに覚えるのである。一たん、覚え込んだら忘れぬものらしい。』聞いてみたい。
川端康成の『掌の小説』にもカケスがあったようだが、記憶にないわ……いつか読み返そう。青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/001579/files/53511_49734.html
読了日:05月30日 著者:室生 犀星
15分の少女たち -アイドルのつくりかた- (1) (ビッグスピリッツコミックス)15分の少女たち -アイドルのつくりかた- (1) (ビッグスピリッツコミックス)感想
イマドキのアイドルの作り方って感じがした。昔はアイドルってキラキラした存在でその裏話にある大変さをウリにすることはなかったように思ったけどなぁ。大人数のグループもたくさんになって、誰かわからないうちに似たようなグループが出来て、似たような横文字っぽい名前で、メンバーを覚えられないうちに辞めたり解散したり……。まぁよくある芸能界の話だけど、マネージャー業を描きたいのかアイドルになる過程に重きを置くのか、そのバランスがよくわからない。青田買い、判官贔屓、そんな言葉が浮かぶ。
読了日:05月31日 著者:
縄紋 (幻冬舎文庫 ま 25-7)縄紋 (幻冬舎文庫 ま 25-7)感想
タイトルと表紙買い。真梨さんだからまとわりつくような厭らしさとグロさを覚悟(期待)していたのに、歴史IF物? アラハバキとか出てきた時には『神様の御用人』を読んでいてよかったと思った😅 『縄紋黙示録』という自費出版の小説を読者も一緒に読みながら、コレはどういう意味だ?!となる。出てくる場所や地名なども関東圏だったので、なんとなくわかるぞ感覚で読みすすめられた。あとがきはない。参考資料がスゴい。最後はなんかラノベかムーを読んだような気分になってしまった。ちょっと期待していた内容ではなくて、う~ん、残念🥸
読了日:05月31日 著者:真梨 幸子
なぞ(青空文庫)なぞ(青空文庫)感想
世の中を知りたくて忠実な家来ひとりと旅に出る…そして運命の出逢いが😍みたいなパターンかと思ったら、なんとなく違うような……? 「ナゾが解けたら結婚してあげてもよくってよ!」な美人だけど性格は…なお約束な姫が後半に出てくる。なぜ前半に出会った娘さんとめでたしめでたしにならなかったのだろう?と思った。まぁ娘さんのおかげでナゾ語り解けたようなものだけれど。最後に性格の悪い姫と結婚したかどうかがハッキリしないのが一番のナゾかもしれない😅 
読了日:05月31日 著者:グリム ヴィルヘルム・カール,グリム ヤーコプ・ルードヴィッヒ・カール
私の貞操観私の貞操観感想
「白桜忌」が29日だったので。『次に少しばかり自分が貞操を尊重している現下の心持を述べてみたい。自分はこれを他に強いようとするのでも、他に誇ろうとするのでも毛頭ない。所信を述べてこの問題を討究する資料に供したいばかりである。』タイトルに「私の」とあるように自分の過去の振り返りみたいな感じだった。殿方も結婚まで清い身体でいるべきかどうか、晶子の考えを知りたかったのだけれど、まぁムリだったな😓
読了日:05月31日 著者:与謝野 晶子

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rohengram799 at 12:20│Comments(2)月刊・空のお城図書館 

この記事へのコメント

1. Posted by さち   2023年06月05日 09:16
おはようございます🍀
相変わらずの素晴らしい読書量ですね。私は最近漫画しか読んでない(;^_^A

ゴミ屋敷の話、読みました。他人事だから笑っていられるけど、オソロシイ~(;・∀・)
うちの実家はまだマシなのか? いや、比べる対象が間違ってる?😅

『きのう何食べた?』のドラマ、楽しみですね🍚 私も一巻から読み返してしまいました(≧▽≦)
2. Posted by オスカー   2023年06月05日 14:28
さち様
青空文庫で新規公開された作品がいくつがあり、タイトルをみて読んでみるか!となってしまいます😅 今は漫画も期間限定でスマホで簡単に読めるものが多いのであれもこれもと欲張ってしまいます💦

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暑劇雲便りNo.1:カニ・イカ・サギ暑劇雲便りNo.3∶性格新聞