2023年08月09日

みせばや雲便りNo.8∶7月の本棚 〜 2023.7  〜

おはようございます🐥

今朝、玄関を開けたらセミがいたらしく……ドアにぶつかったのかけたたましく飛び去っていきました😅 

台風の影響があちこちに出ていますね。皆さまもどうぞお気をつけ下さい。

『ライジングサンR』の画像がようやく出てきた!ので先月読んだ本のまとめです📚 Kindleで漫画をダウンロードしていたのを思い出したので、いつもより漫画が多くなっているかも?

★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/718307/summary/monthly/2023/7

⇧ こちらの方が見やすいです(コメントのやり取りも)📚


7月の読書メーター
読んだ本の数:79
読んだページ数:8094
ナイス数:3051

花嫁の訂正 ——夫婦哲学——花嫁の訂正 ——夫婦哲学——感想
花嫁の訂正……訂正というより交換では? お隣同士の新婚さん、4人が納得しているならいいのだろうか?
 出会うタイミングが悪かったのか、人の縁とは不思議なもので……なのか。ハッピーエンド…なの?ギャグにして笑い飛ばしたいのに出来ない、なんだかモヤモヤが残るお話。
青空文庫→
https://www.aozora.gr.jp/cards/000020/files/373_29382.html
読了日:07月01日 著者:渡辺 温
泥の雨泥の雨感想
出てくる人間の性根がどれも腐っているように感じる。人間が一番醜くて汚らしいのではないかと思ってしまう。死に行く父親に対してそれを望んでいるような怖れているような心情とその後の行動。雨音と一緒にその光景が浮かぶよう。なんとなくホラーチック。人間椅子の「泥の雨」も聞いてしまった😓 青空文庫で→
https://www.aozora.gr.jp/cards/001205/files/45516_21008.html
読了日:07月01日 著者:下村 千秋
無人駅で君を待っている (実業之日本社文庫)無人駅で君を待っている (実業之日本社文庫)感想
よくある設定と言えばそうかな〜今はありふれているネタかもしれない。亡くなった人に一度だけ会えるという。文庫化にあたり最終話が書き下ろしで追加。作者のイメージ動画もあった。朗読舞台やらSNS展開やら……イマドキだわ。読む前には見ない方がいいかな。イメージが固定されそう。
https://youtu.be/v9ST9K7zylA
「偶然とか奇跡という言葉では片づけられないような出来事も、きっとその人に必要だから起きること。もう一度生きる勇気を与えるために夕やけ列車は現れる。」(P408・エピローグより)
読了日:07月01日 著者:いぬじゅん
完璧な小説ができるまで (メディアワークス文庫)完璧な小説ができるまで (メディアワークス文庫)感想
私的には面白くてイッキ読みしてしまった。創作に関わったことがある人ならきっと誰もが思うことがアチコチに。「創作の獣」は常に腹を空かせている。人気小説家・相崎一歌の監禁事件。熱狂的なファンによる犯行ではなく、逮捕されたのは高校時代の友人・月村だった。取調室で語られるのは高校時代に出会った友人ふたりのこと。青春してるね!って感じだったのに。後半では監禁の経緯が明らかに。そして裁判。ラストにえぇ~!となってしまった。まさか(⁠´⁠⊙⁠ω⁠⊙⁠`⁠)⁠!やはりなにかに取り憑かれ執着する人はコワい。映像で見たい。
読了日:07月01日 著者:川崎 七音
愛情愛情感想
最後に書かれたこの部分が一番伝えたいことだったと思う。
【平凡に徹したつゝましい奥さんが、良人の蔭のうちで、絵画や、音楽、文学、色々なことをひそやかにたしなみ愛してゐる姿は清楚で愛らしいとおもひますがどうでせうか。此様な気持ちは文化運動にたづさはつてゐる知識婦人達には、進歩的ではないと嗤はれることかもしれませんけれども、わたしは阿米夜宗慶の女房つくる尼焼茶碗のやうに、孤独で自然のすべてを愛し愛せられたら幸福だとおもつてゐます。
 女の愛情で充ちた、世の中のことを考へるだけでも素敵ではないでせうか。】
読了日:07月03日 著者:林芙美子
消えた花婿消えた花婿感想
元ネタは1885年のジェイムズ・マルコム重婚事件とのこと。この話は知らない。最初は結婚詐欺なのかと思って、その後は二重人格?と思い、でも裁判になり他人の空似というには身体的特徴が一致し過ぎて……ドッペルゲンガー?と思ってしまう物語。「老嬢」という言葉が出てきた。年増(江戸)から夫人(戦後)の間にはold maid(和製英語オールドミス)の訳語である「老嬢」が使われていたのを思い出した。三島由紀夫1954年の短編『復讐』には”25歳の老嬢“も登場するというからだいたい29歳は…女性が気の毒な話だった😓


読了日:07月03日 著者:牧逸馬
蜘蛛となめくじと狸蜘蛛となめくじと狸感想
コチラの記事を読んで「顔を洗わない狸」ってなんだよ~と思って読む。
https://note.com/monday_library/n/n7103aabe4bb9
なんでこの三人(こう書いてあるのも不思議…擬人化だから?)の組み合わせだったんでしょう? 捕食者として描きやすかった? あまり印象のよくない三人だから? 「地獄行きのマラソン」という表現がコワい😱 そして中途半端に気持ちが悪い話だった。子どもとか喜んで読むの? 「なまねこ」も最初はムフ😆と思っだけど、なんだかゾワッとしてきた💦
読了日:07月03日 著者:宮沢 賢治
花火花火感想
メモにあったので読んでみた。どうしょうもない兄に甘やかし過ぎな母親。でも父親も妹も同罪と言うべきか。「お互い尊敬し合っていない交友は、罪悪だ。」兄にはよい友人もいなかったし、自分も誰かのよい友にはなれなかった。常に人より上をにいたかったのか、見栄っぱりなのか。自分勝手なことをして自分だけ先にオサラバするとは……最後の妹の言葉が清々しいけれど、なんだかなぁ……と家族の複雑さを考えたりする。親だから兄妹だから何でも許せるわけじゃないしわかるわけではない。しかしこのタイトルはなんだろう? 
読了日:07月03日 著者:太宰 治
実録 保育士でこ先生 (KITORA)実録 保育士でこ先生 (KITORA)感想
子どもが苦手な私には他人の子どもをお世話しようなんて絶対思わないので、本当にスゴいなと尊敬します! 
読了日:07月03日 著者:でこぽん吾郎
ジェミイの冐険(小学館の名作文芸朗読): 小学館ジェミイの冐険(小学館の名作文芸朗読): 小学館感想
アイルランドは妖精の国。かわいいだけじゃない、イタズラ好きというかちょっとソレは……なこともやらかす。罪悪感とかないのかな? ジェミィは母親思いの良い息子に思えるかもしれないが、こちらもやったことはあまりほめられないと思う。妖精さんたちがさらった娘を横取りしたようなものだし。助けたといえばそうかもしれないが🤔 最後もエッ、娘さん、それでいいの?と思ってしまった。
青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/001346/card55307.html
読了日:07月03日 著者:片山 広子
糸くず糸くず感想
無責任な発言、無責任な噂話。真実を話せば話すほどそこから遠ざかるなんて……「糸くず」を拾ったばかりになんてこと!
青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/000903/files/42197_48201.html
読了日:07月04日 著者:モーパッサン ギ・ド
女体女体感想
ミクロの探検隊か一寸法師か……蚤と同化して妻の肌を巡回?(笑)胡蝶の夢の変形? 女性側からの肉体探検隊的な話って読んだことがないなぁ。読みたくもないけど😅 どうでもいいことですが、女躰神社って何ヶ所かあるんですね。青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/114_15224.html
読了日:07月04日 著者:芥川 竜之介
銀河鉄道の夜銀河鉄道の夜感想
漫画で読めば内容がわかりやすいかなと思ったけれど、やっぱりわからなかった。というか、エヴァのカヲルくんとシンジくんに見えてしまって、舞台となる場所もなんだかしっくりこなくて……まだ素直に活字で読んだほうがよかったかなぁ。
読了日:07月04日 著者:片山愁,宮沢賢治
怪談売買所〜あなたの怖い体験、百円で買い取ります〜(ライツ社)怪談売買所〜あなたの怖い体験、百円で買い取ります〜(ライツ社)感想
1話のみ。
https://note.wrl.co.jp/n/n9c0007276c3e
実在する店なのか。金額は適正価格なのか判断がつかない😅
https://amanism.jp/people/entry-589.html
読了日:07月06日 著者:宇津呂鹿太郎
葬流者 ソールジャー 新装版1 (ゴマブックス×ナンバーナイン)葬流者 ソールジャー 新装版1 (ゴマブックス×ナンバーナイン)感想
タイトルが厨二病っぽいなぁと思った(笑)作画もケン月影さんにしては控え目な印象が……1巻だけとりあえず読んでみた。
マンガZ図書館で。
https://www.mangaz.com/series/detail/222281
読了日:07月06日 著者:小池一夫,ケン月影
ライジングサンR(11) (アクションコミックス)ライジングサンR(11) (アクションコミックス)感想
登山客で賑わう王峰山が噴火! 噴石や火山灰に襲われ阿鼻叫喚の山頂。「正式な災害要請を受けていない」中で現場に向う。2014年御嶽山が噴火した当時の衝撃を思い出す。ものすごい軽装で富士山に登ろうとする外国人旅行者とかニュースで見るけど、おいおい……と思ってしまう。
読了日:07月07日 著者:藤原 さとし
海の青と空の青(青空文庫)海の青と空の青(青空文庫)感想
冒頭の【春の海はひねもすのたりのたりとしているそうである。
 夏の海はつよい太陽の光をはねかえして輝き渡る。海も光るが、沖の一線にもくもくと盛り上った入道雲も輝く、空も輝く、海に遊ぶ人々の肌も輝く。】がイイ! もちろん料理ので話にもなるのだけれど、美しいもについてきちんと語ることが出来るのはやはりスゴい。〆の言葉もイイ!【芸術は、芸術家だけの専有物ではない。料理も芸術である。鍋の中の味が分ることは、料理するものの暖かい愛情であると思え。】
読了日:07月07日 著者:北大路 魯山人
麦の芽麦の芽感想
麦の芽のかわりに復讐の芽が…と今後が気になる終わり方だった。麦の芽は初冬の季語。
青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/001308/files/49297_34001.html
読了日:07月08日 著者:徳永 直
魚籃坂にて魚籃坂にて感想
魚籃坂って初めて知った。
http://www.tokyosaka.sakura.ne.jp/minato-gyoranzaka.htm
虫取りが抜群に上手い正ちゃんとの夏休み。「シヤアシヤア蝉」ってなんだ?と思って検索したらクマゼミのことらしい。青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/000183/files/52819_44606.html
読了日:07月08日 著者:牧野 信一
ばらの花五つばらの花五つ感想
「馬込九十九谷」という地名が気になりまずはここから検索して、場所の雰囲気を掴もうかと😅
https://www.city.ota.tokyo.jp/omori/ts_magome/katsudou/machiaruki_20220721.html
綺麗なお花を育てているお宅は多い。挨拶をしてお花を分けていただいて…が、今は勝手に剪るとか花を摘むとかありそう。
青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/001346/files/49145_33195.html
読了日:07月08日 著者:片山 広子
ミケル祭の聖者ミケル祭の聖者感想
タイトルを「ミゲル祭り」と読んでしまう💦 どうしても大天使ミカエルと結びつかなくて、聖書もよく知らないし、伝説・伝承ってその時々に聞いた人が絶対アレンジしてるだろ!と思って終わった😅
えあ草紙で
https://www.satokazzz.com/books/bookinfo/49519.html
読了日:07月09日 著者:片山 広子
密教僧 秋月慈童の秘儀 霊験修法曼荼羅(1) (HONKOWAコミックス)密教僧 秋月慈童の秘儀 霊験修法曼荼羅(1) (HONKOWAコミックス)感想
ほん怖本誌で読んでいたけれど、初回の記憶がなかったしまとめて読みたかったので購入。私の知らない世界で体験したくはないけれど、読むのは好き。You Tubeなどで真言を唱えている動画がたくさんあるけど、大丈夫なのかなと思ったり。祝詞もあえて文字を出さない動画もあったりするしなぁ。5巻まで買ったのでゆっくり読み進めます。

読了日:07月09日 著者:永久保貴一
世界のおうちごはんを通じて文化を知ろう! みじんことオーマの世界旅暮らし世界のおうちごはんを通じて文化を知ろう! みじんことオーマの世界旅暮らし感想
無料なのに情報量(?)が多い! 私は海外旅行未経験なのでいろいろ面白い。このシリーズはたくさんあるので皆さまも興味があるものをぜひ😄
読了日:07月09日 著者:みじんこ
春の日のさした往来をぶらぶら一人歩いてゐる春の日のさした往来をぶらぶら一人歩いてゐる感想
春の日だからこそののんびりまったりしたぶらぶら歩き具合がたまらん(笑)青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/4281_15232.html
読了日:07月09日 著者:芥川 竜之介
朱欒の花のさく頃朱欒の花のさく頃感想
某作品の二次創作で「朱欒」という本を手にしている場面が出てきて、なんだ?と検索していた時に見つけた久女の随筆。主に鹿児島の思い出。柑橘類って今はあんまり食べなくなったなぁ。手が黄色くなるまでミカンを食べたのは子どもの頃までだ。
青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/000606/files/43583_16912.html
「朱欒」
https://kotobank.jp/word/%E6%9C%B1%E6%AC%92-511899
読了日:07月10日 著者:杉田 久女
足相撲足相撲感想
Z・Kとは葛西善蔵のことだろう、彼に対しての愚痴というか暮らしぶりについてというか……口述筆記ってとても大変だと思う。他にもいろいろご苦労されている😅 足相撲というタイトルは一体…と思っていると最後の方に出てくる。物書きはやはりクセモノというか自分勝手なヤツが多いなと思った。
えあ草紙で
https://www.satokazzz.com/books/bookinfo/1337.html
読了日:07月10日 著者:嘉村 礒多
蚤と蚊蚤と蚊感想
短い話です。
読んだ後にはコチラの漫画をどうぞ⁠😁 
https://note.com/j_cedcyph01/n/nbeea78266afe
読了日:07月10日 著者:夢野 久作
霊験修法曼荼羅 5 (HONKOWAコミックス)霊験修法曼荼羅 5 (HONKOWAコミックス)感想
最終巻まで読みました。巻末の慈童さんのあとがきも楽しみでした。が「一部の読者の方が私を探して彼方此方のでお寺や宗派にご迷惑をおかけしてしまったので」と書かせてしまったことは本当に申し訳ないと思いました。どこにもこういう人っているんでしょうが。まだまだ理解出来ていないことがたくさんあるのですが、漫画にするのも大変な作業で……今、連載中の蒼雲さんももう少ししたらまとめて買って読みたいです。
読了日:07月10日 著者:永久保貴一・秋月慈童
しろやぎの怖い体験談「日本人形」 しろやぎ体験談マンガ集しろやぎの怖い体験談「日本人形」 しろやぎ体験談マンガ集感想
古くても新しくても動いても動かなくても人形ってコワい😱 綺麗だしかわいいけど。
 
読了日:07月11日 著者:しろやぎ秋吾
ごん狐ごん狐感想
教科書で読んでいた「ごん狐」ではない「権狐」があることを知ったので、読み比べ。「権狐」の最後の方が幾分救いがあるような気がする。
https://note.com/tadanoquilter/n/n9c0846f3f311
読了日:07月11日 著者:新美 南吉
みどりの台所 1 (芳文社コミックス/FUZコミックス)みどりの台所 1 (芳文社コミックス/FUZコミックス)感想
世界は肉を食べる植物・肉植に支配されてしまった。動物も人もいなくなった静かな世界に放り出されてしまったみどりとさくら。
大手通販会社“Jungle”(笑)の物流倉庫で暮らし始める。限られた食材でさくらの思い出の料理をつくるみどり。たまにグロい場面もあるけど、創意工夫の料理がスゴい。車麩の豚角煮、食べてみたい。
読了日:07月11日 著者:秋ヨシカ
ふたご (文春文庫)ふたご (文春文庫)感想
私には合わなかった。
読了日:07月11日 著者:藤崎 彩織
電信柱と黒雲電信柱と黒雲感想
2つばかり朗読動画を視聴した後に
青空文庫で。とても短い話。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000096/files/46724_27685.html

黒と白に対する印象の違いはあるなぁ。

漫画→
https://note.com/j_cedcyph01/n/n9f589d494f67
読了日:07月12日 著者:夢野 久作
朝焼けのペンギン・カフェ (富士見L文庫)朝焼けのペンギン・カフェ (富士見L文庫)感想
ペンギン・バーを読んだので次はカフェを…と探していた1冊。通して読んで、あぁ、そういうつながりになるのか、と。バーよりボリュームはない気がするけど、コーヒーのかおりや美味しいトーストのにおいがするようで、お腹がすいてくる。相手の話をちゃんときいて、おしつけがましくないアドバイスが出来るってやっぱりペンギンのマスター、オトナだわ(笑) 茨木のり子さんの「食卓に珈琲の匂い流れ」を思い出した。
読了日:07月12日 著者:横田 アサヒ
三代目薬屋久兵衛 1 (フィールコミックス)三代目薬屋久兵衛 1 (フィールコミックス)感想
まんが王国で無料だった。地元に戻ってきた25歳の三久(みく)は祖父の漢方薬局「薬屋久兵衛(くすりやきゅうべえ)」を継ぐために修行している。初恋を忘れられずにいるようだけど、ラストにもえっ?な発言が。ちょっとファンタジー色もあるような。続きが気になる。
読了日:07月12日 著者:ねむ ようこ
ねじくり博士ねじくり博士感想
こんな法螺話を長々拝聴出来る新聞記者も(コイツもなんだかな~なヤツだが)すごいな😅 イヤ、聞いていない可能性もあるか。タイトルが「しくじり先生」みたいで気になったので青空文庫で🥸
https://www.aozora.gr.jp/cards/000051/files/46418_24611.html
読了日:07月13日 著者:幸田 露伴
ギャルがシルバニアファミリーを溺愛したら。#ギャルバニア (KCデラックス)ギャルがシルバニアファミリーを溺愛したら。#ギャルバニア (KCデラックス)感想
シルバニアファミリーとメイプルタウン物語が一緒になってしまうワタクシですが😅Pixivで読んでました。とにかく無邪気でカワイイ😍
https://www.pixiv.net/artworks/109881403
授業中にあんなこと、出来ないよ〜ムリだろ!って思いながらも、あの突き抜けたところが好きです〜エポック社の公認も素晴らしい✨


読了日:07月14日 著者:岡野 く仔
秘密結社ペンギン同盟 あるいはホテルコペンの幸福な朝食 (メディアワークス文庫)秘密結社ペンギン同盟 あるいはホテルコペンの幸福な朝食 (メディアワークス文庫)感想
暑いのでペンギンの話を!という単純な理由での読書。う~ん、私の理解力、想像力が乏しいのかなかなか「ペンギン同盟」という組織が理解出来なかった。ペンギンの基本的な生態とかそれぞれの特徴とかが書いてあるのはよかったけれど、イラストにあるようにうまく人間になった姿を描けなかった。続編もあるのは知っているけれどパス! 別シリーズのアリクイさんの続きを読もうと思う。
読了日:07月14日 著者:鳩見 すた
海感想
私は山梨生まれ。富士山は毎日見ていたし、河口湖とか遠足で行ったけど、初めて海を見たのはいつだろう? 小学生の時の海水浴かな? 記憶にあるのは静岡の海。日本海が見たい。あ!「海の日」に読めばよかった😅 青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/42363_15873.html
読了日:07月14日 著者:太宰 治
犬と笛犬と笛感想
コレは童話?神話?寓話? 笛の上手な主人公が三柱の神様から犬をプレゼントされる。「嗅げ」「飛べ」「噛め」…それぞれ特殊な能力がある三匹。妖怪にさらわれた姫さまを無事奪還とかヒーロー物なのか? オチには笑わせてもらった。青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/56_15161.html
読了日:07月15日 著者:芥川 竜之介
想い出すのは 藍千堂菓子噺 (文春文庫 た 98-4)想い出すのは 藍千堂菓子噺 (文春文庫 た 98-4)感想
「かすていら」はさだまさしさんを連想してしまう。「食べなきゃよかった」の言葉は職人には辛いけれど……が印象に残る。もだもだした両片思いは時代を問わず、はよくっつけや!となる(笑)内容としては人情噺で悪くはないけれど、サバネコ同様、あまり進展がなく……なんとなく物足りなさがあったりする。次巻はどうかな? こちらはカバーイラスト担当の鈴木ゆかりさんのホームページです。
https://www.yukarisuzuki.com/




読了日:07月15日 著者:田牧 大和
打ち上げ花火のように打ち上げ花火のように感想
最初の感想が書いてなかったのはなんでだろ? 感想が打ち上げ花火のようにバーン!と大きくひらいてキラキラ消えてしまったのか?!(笑) 花火は儚いものではあるけれど、その分いつまでも記憶に残っていたりする。だからプロポーズ大作戦が不発に終わった彼は夏が来るたびに悲しさが上書きされるのではないかと心配になってしまう。ところで少年はどうなったのかな? 今夏は少年のその後をぜひ🍉

読了日:07月16日 著者:ヒデキング
子ごころ親ごころ 藍千堂菓子噺 (文春文庫 た 98-5)子ごころ親ごころ 藍千堂菓子噺 (文春文庫 た 98-5)感想
親が、大人が思っている以上に子どもはいろんなことを敏感に感じ取っていますよね。長子だから、跡取りたから、と自覚してまわり以上に本人が責任感から頑張らなくては!と背負い込んでしまう。いつの時代にも通じる親子のあり方。立場や環境の違う友だちとの心の通い合い。血のつながりがすべてではなく、環境等もこえて人と人はやさしさデつながっていける。家族のあり方について考えながら「銀河英雄伝説」のミッターマイヤー一家はみんな血のつながりはないけど「家族」だよな、なんてことが浮かんだ。読み終えて表紙の笑顔をしみじみながめた。
読了日:07月16日 著者:田牧 大和
桐の花とカステラ桐の花とカステラ感想
『短歌は一箇の小さい緑の古宝玉である、古い悲哀時代のセンチメントの精エツキスである。古いけれども棄てがたい、その完成した美くしい形は東洋人の二千年来の悲哀のさまざまな追憶おもひでに依てたとへがたない悲しい光沢をつけられてゐ。』
カステラはただ食べる物でいいし桐の花も美しさを愛でるだけでいい😅 あまり難しいことを考えては美味しいも美しいもわからなくなりそうだし…と思うのは凡人だからか😱
https://www.satokazzz.com/books/bookinfo/50252.html
読了日:07月16日 著者:北原 白秋
海感想
「サヨナラは八月のララバイ」と「誰もいない海」をあわせたような詩だなぁと思った。いや、ふざけているわけではなくそんな雰囲気があるとおやぢなワタクシが感じた三連の詩。海は大きい分、小さいことは気にしない。人間にはものすごい変化でも海には些細なことなのかも。
青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/001675/files/54806_54757.html
読了日:07月19日 著者:竹内 浩三
海感想
小川未明の海辺はコワい。色紙か絵本に書かれているものをみたいかも。目で楽しむ詩という気がする。しかし、コワい。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001475/files/51124_51778.html
読了日:07月19日 著者:小川 未明
ワタシハ ジヤガイモワタシハ ジヤガイモ感想
自分を卑下しているのか、道化者になっているのか…中学時代、赤ちゃんの時にベビーカーから落ちて頭がデコボコになったからはジャガイモ」と嘘か真かわからないあだ名の由来を話す男子がいたのを思い出した。漫画を読んでから青空文庫で。
 
https://note.com/j_cedcyph01/n/nd9988c1931fb  
青空文庫→
https://www.aozora.gr.jp/cards/001172/card44939.html





読了日:07月19日 著者:村山 籌子
すべてはエマのために (新潮文庫 つ 37-6)すべてはエマのために (新潮文庫 つ 37-6)感想
タイトルと表紙買い。目次を見てずいぶん細かく分かれているなと思ったら語り手がエマ、リサ、ネネの3人だった。ルーマニアの姉妹リサとエマ。時代がドイツ軍侵攻にて絡んでいるので、そういう戦記物かと思っていたらやっぱりよくわからないゴチャゴチャした殺人事件が。ここでシズカが登場するとは思わなかった。シリーズ物の続きとして考えるべきか外伝のような扱いなのか。病気のエマを救うべく姉が伝承を絡ませながら奮闘する物語…と単純な展開でよかったのに。ハッピーエンドなのだろうけど、なんかイマイチだった。残念。
読了日:07月19日 著者:月原 渉
現代短歌パスポート1 シュガーしらしら号 (現代短歌パスポート 1)現代短歌パスポート1 シュガーしらしら号 (現代短歌パスポート 1)感想
10人の短歌アンソロジー。知らない人の方が多かった。伊藤紺さん「お年寄りはあんまりイヤフォンしてなくて自由の耳がただそこにある」柴田葵さん「友だちと来週フグを食べるから今日の私のレジ打ちの速度」堂園昌彦さん「まるで僕らは涙で結び付けられた架空の兄妹あるいはリボン」などが好き。それぞれの短歌に物語があってそこに妄想がプラスされ、また新しい物語を脳内でつくりあげてしまう(笑)
読了日:07月19日 著者:榊原紘,伊藤紺,千種創一,柴田葵,堂園昌彦,谷川電話,𠮷田恭大,菊竹胡乃美,宇都宮敦,初谷むい
ある設計士の忌録 (HONKOWAコミックス)ある設計士の忌録 (HONKOWAコミックス)感想
本誌で読んでいるけれどやはりまとめてゆっくり読めるのはいい。瑠子ちゃんの初登場回、あんまり覚えていなかった。 建築関係のお仕事の方々、霊障などとか関係なくても大変だ。次巻も楽しみ。
読了日:07月20日 著者:鯛夢 田中誠
夢十夜 (SMART COMICS)夢十夜 (SMART COMICS)感想
華麗なる恐怖シリーズ第8巻。「黒いレクイエム」「恋人たちの冬」「五百旗頭家(いおきべけ)の怪」「夢十夜」。漱石の「夢十夜」の漫画化だと思って買ったら違った。怪異やホラー感は薄いかな。
読了日:07月20日 著者:まつざき あけみ
夢十夜 (マーガレットコミックスDIGITAL)夢十夜 (マーガレットコミックスDIGITAL)感想
漱石の「夢十夜」を漫画にしたもの🥸
読了日:07月20日 著者:夏目漱石,桟敷美和
ある設計士の忌録 疫神 (HONKOWAコミックス)ある設計士の忌録 疫神 (HONKOWAコミックス)感想
どうして長年祀られているものにはちゃんとした理由があるはず、と考えないでインチキだと決めつけ破壊しようとするんだろう。本人たちがどうなろうと正直知ったこっちゃねえ!だけど、巻き込まれる側は本当に迷惑。「一人かくれんぼ」は知らなかったな。
読了日:07月20日 著者:鯛夢
ある設計士の忌録(3) 鎮め物 (HONKOWAコミックス)ある設計士の忌録(3) 鎮め物 (HONKOWAコミックス)感想
瑠子のパワーがハンパない! あと癒えを借りたり建てたりは慎重にしなくては…と思う。一人暮らししている時にこんな漫画を読む勇気はなかったなぁ。鯛夢さんの描く作品は好きだったけれど、このシリーズの話には鯛夢さんの画以外ではしっくりこなかったかも。
読了日:07月20日 著者:鯛夢
ラムネ氏のことラムネ氏のこと感想
ラムネ瓶の中にある玉の話から恋愛論に発展していくところが、なんとも夏にふさわしい随筆ではないか!と😆 「夕涼みラムネは一本影ふたつ」(拙作)
ラムネのビンのヒミツ(?)や歴史など、トンボ飲料さんのサイトでわかります。
http://www.tombow-b.jp/ramune/



青空文庫で

https://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/45864_32940.html
読了日:07月21日 著者:坂口 安吾
やどなし犬やどなし犬感想
アメリカのある小さな町の肉屋とやどなし犬との交流。町の人たちやもう一匹の犬との話。最後がせつない。
青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/000107/files/18375_14450.html
読了日:07月21日 著者:鈴木 三重吉
犬の生活犬の生活感想
妊娠中の犬「メリー」との出会いが私の毎日を変えた!……そんなお話。間借りしているおばあさんも犬値病院の先生もいい人。それだけに赤犬に噛まれた時に思い出した子ども時代のエピソードが辛い。チャップリンの同名映画は観たことがない。アンリ・ルソー『幸せな四重奏』の絵→https://art.hix05.com/henri-rousseau/rousseau12.quartet.html
青空文庫
https://www.aozora.gr.jp/cards/001867/files/1783_66075.html
読了日:07月21日 著者:小山 清
ある設計士の忌録 山の神 (HONKOWAコミックス)ある設計士の忌録 山の神 (HONKOWAコミックス)感想
山の神様の話が好きです。しかし、やはり一番コワいのは人間だと思うことばかりです😓 
読了日:07月21日 著者:鯛夢
ゆうれい談 (角川ホラー文庫)ゆうれい談 (角川ホラー文庫)感想
既読ばかりだったけれど、読んでいた当時を思い出した。花郁悠紀子さんの話はいつ読んでも不思議で本当にこういう人がいるんだなぁ、と思う。神仏に愛され過ぎてあまりにも早く現世からいなくなってしまったのかなぁ。
読了日:07月22日 著者:山岸 凉子
艮(うしとら) (モーニングコミックス)艮(うしとら) (モーニングコミックス)感想
モーニングコミックスとあったので多分読んだことがあるだろうと思いつつ、記憶が薄れているので購入。なんとなく覚えていたモーニング掲載の2作品と初めて読む2作品。表題作でインチキ霊能者と自覚している占い師が「修行した偉い坊さんやいるかもしれない本物の霊能者より子供や愛する家族のために捨て身になれる凡人のほうがどれだけ強いかしれない」と思う場面がよかった。看護師さんの語る「おむかえ」の話も好き。はぁ〜久しぶりにお涼さまを楽しんだ⁠♡
読了日:07月22日 著者:山岸凉子
人形の怖い話 (竹書房怪談文庫 HO 619)人形の怖い話 (竹書房怪談文庫 HO 619)感想
毎日2話ずつくらい夕飯後にチマチマと。油断していると途中に入っている人形の写真にギャー!😱となってしまった。どの体験もしたくない😓
読了日:07月22日 著者:黒木 あるじ,川奈 まり子,西浦和也,田辺 青蛙
駆け入りの寺 (文春文庫 さ 70-2)駆け入りの寺 (文春文庫 さ 70-2)感想
御所言葉と登場人物の名前に苦戦しました。性別もわからなくなりそうで、毎晩少しずつ読み進めてなんとか終わった! シリーズ化するのかな? 当時のアレコレをコラム的につけて漫画にしたらわかりやすいかも。話の内容としたら舞台を変えてもありそうな人情噺というのか、特に目新しいさはないけれど、高貴な方方も庶民も悩み事や苦労は絶えることはなく……宮中行事はなんとなく知っていたけれど、準備の大変なこと! 表紙が綺麗で好き😍
水口理恵子→https://www.tis-home.com/rieko-m/

読了日:07月22日 著者:澤田 瞳子
真夏の幻覚真夏の幻覚感想
真夏に高所での仕事! 太陽がいっばい! 危険がいっばい! かの子さんの花の描写は好き。
『百合が狂人の眼のようにあかみ走って、しかも落ちついて咲いていた。
 幾鉢も幾鉢も二三本の茎を延ばして、細いしなやかな尖端に、ずしりと重いような太い輪廓の花を咲かしていた。』オニユリなのかな。
青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/000076/files/50630_58054.html
読了日:07月23日 著者:岡本 かの子
たびぽえ (2023夏号 VOL.6)たびぽえ (2023夏号 VOL.6)感想
オールカラーで贅沢な気がする😄
子規、蕪村などの特集記事で旅した気分に。ブックガイドにあった『芭蕉の娘』は読んでみたいかも。

読了日:07月23日 著者:たびぽえ編集部
プリンス・アドプリンス・アド感想
おもちゃも遊ばれるのではなく自分たちで物語を作って遊びたいのか、誰かがおもちゃのために作った物語なのか、う~ん🤔🤔🤔
青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/001172/files/44944_42189.html
読了日:07月23日 著者:村山 籌子
熱帯夜熱帯夜感想
評論家の燈子は子どもを無認可保育園に預けていたが体調変化に気づかず死なせてしまった。その経験を本にし世間に注目されるように。もう一人の語り手は弁護士の真希子。身勝手な夫に悩んでいる。生活苦から我が子を歩道橋から投げ落した信子の弁護をきっかけにして働く女性の困難な状況を訴えようとする燈子と、職場のセクハラに関心を集めたい真希子。共闘意識がそれぞれ近づいてきた男たちにより変化して「やっぱり女は…」と言われるような展開から、最終章ではえぇ~!ななんとも言えない結末に。子育て中の人には読まない方がいいなと思った。
読了日:07月25日 著者:山崎 洋子
昭和の焼きめし 食堂のおばちゃん(14) (ハルキ文庫)昭和の焼きめし 食堂のおばちゃん(14) (ハルキ文庫)感想
満腹状態で読んだのにラーメン、焼き飯、コロッケ……あぁ、食べたい!
 懐かしい昭和の思い出や蘊蓄、今回も新たなカップル誕生で年末を迎えることに(笑) 料理が好きな人、うまい人はチャチャっと作れるんだろうけれど、レシピを読んでもちゃんと食べられるものになる仕上がるのか心配になって何も作らないワタクシ……あ!魚河岸揚げは好きです😄😄😄
読了日:07月25日 著者:山口 恵以子
ふるふる ―うたの旅日記― (クイーンズコミックスDIGITAL)ふるふる ―うたの旅日記― (クイーンズコミックスDIGITAL)感想
本誌連載中に少し読んだ記憶があったけれど、こういう出会いだったのか〜私が読んだ時にはもう楽しい三人組の珍道中になっていたので……ムフフッ! きっかけは雨やどりの出会いだったのね🤭 読経が美声のふるふる法師、生きるためなら泥棒もする遊芸人・活流(いくる)、そして恋を夢見る怨霊・おぼろ式部。続きはないのかなぁ。Kindle版。
読了日:07月25日 著者:木原敏江
潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理 (講談社文庫)潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理 (講談社文庫)感想
裏表紙には完結の文字が、表紙は祝言のイラストだったので、ふむ、相手は誰かな?まぁ多分…と思いつつ、読んでいく。これがいい結末なんだろうけど、ちょっと物足りなさはあるかも。「目黒のさんま」をアレンジ?した噺はきいてみたい。魚之進との付き合いも長かったなぁ〜お疲れさまでした😄
 
読了日:07月26日 著者:風野真知雄
伊勢物語 (クイーンズコミックスDIGITAL)伊勢物語 (クイーンズコミックスDIGITAL)感想
「伊勢物語」は教科書にあった筒井筒の話くらいしか記憶になく、他はいろんなところで引用されていたり解説してあるものをつまみ食い的に読んだりした程度なので全部は知らないまま😅 今も昔も男女の仲は難しくまた他人の恋愛模様って気になるものなのね😆と思いつつ読み終わった。ドジさまの描く人物はヘタレも悪女もみんな魅力的なので面白かった。もっと基本的な知識があればより楽しめたのだろうけど。Kindle版で。
読了日:07月26日 著者:木原敏江
白薔薇のフランケンシュタイン(1) (GANMA!)白薔薇のフランケンシュタイン(1) (GANMA!)感想
タイトルが気になり読んで見る。お耽美キラキラの絵柄かと思ったらそうでもなくて、かえって読みやすいかも。「死なない」ではなく「死ねない」ということについて考えたりする。
https://www.sukima.me/book/title/BT0000929455/
読了日:07月27日 著者:シズ
ライジングサンR(12) (アクションコミックス)ライジングサンR(12) (アクションコミックス)感想
帯にある【この命を救うことに許可が必要なのか!?】の物語。現場にいる人間の思いを踏みにじり歪めるような報道の仕方……ニュースショーとはよく言ったものだと思ってしまう。夏休み中は海難事故も山岳事故も増える。事前準備をしっかりして防げるものは防がないと…救助してくれる人たちはスーパーマンではないのだから。
読了日:07月27日 著者:藤原 さとし
夕闇通り商店街 たそがれ夕便局 (ポプラ文庫 く 7-2)夕闇通り商店街 たそがれ夕便局 (ポプラ文庫 く 7-2)感想
今回は水月という夕便屋さんのお話。あるルールを守れば「過去・現在・未来のどこへでも、だれにでも手紙を届けることができる」……それぞれの届けたい思いを運ぶ水月の過去もまたせつないものがあるなぁ。切手代が値上がりしたらこちらもなんだろうな、ずっと続けてきたのだから。続編があるとしたらどんなお店なんだろ? 花屋さんとかいいなと思ったりする😄
読了日:07月27日 著者:栗栖 ひよ子
わたしの武器を仕込んだら(1) (comic POOL)わたしの武器を仕込んだら(1) (comic POOL)感想
小さい頃からかわいいものが大好きだった主人公。大人になるにつれて自分の好きなものを素直にかわいいと言えなくなってしまった。接客業は好きだけれどやっぱりストレスがたまる……そんな時こそ可愛くて大好きなものは武器になる✨ 見えない武器は下着だったりもする(笑)今は小4くらいからファーストブラとかいって指導?があるようだけれど、下着選びを親に相談するのってなかなか大変じゃないかと。明るく前向きに過ごす様子にこちらも元気になった。面白かった。
読了日:07月28日 著者:オガワ サラ
王朝モザイク (愛蔵版コミックス)王朝モザイク (愛蔵版コミックス)感想
紙本でじっくり読み返したい〜! 登場人物の名前が素敵だ✨ もちろん内容も木原さんらしくてせつなくて愛おしくてたまらない……! ブナの漢字が3つもあるとは知らなかった。Kindle版で。
読了日:07月28日 著者:木原 敏江
満里子のこと満里子のこと感想
そんなまどろっこしいことをしなくても……語り手が気の毒になる話だった。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000183/files/52803_44601.html
読了日:07月28日 著者:牧野 信一
かいねこきぶんかいねこきぶん感想
こちらで無料公開されている本と同じなのかな?
黒猫が可愛らしいです。
https://irodoriatsume.com/kainekokibun-new/
読了日:07月29日 著者:いろどりあつめ
久保田米斎君の思い出久保田米斎君の思い出感想
タイトルそのままの思い出話。久保田米斎(くぼた-べいさい/1874-1937/明治-昭和時代前期の画家,舞台美術家)は松竹合名社にはいり、2代目市川左団次の「修禅寺物語」などの舞台の背景画や雑誌「歌舞伎」の表紙画を担当。昭和12年64歳で鬼籍に。舞台装置などを担当する人にはその人のこだわりなどもあるワケで…現場での揉め事っぽいこともそりゃああるよなぁ、とあらためて思った。青空文庫で→
https://www.aozora.gr.jp/cards/000082/files/49552_33630.html
読了日:07月30日 著者:岡本 綺堂
老年老年感想
老いるとはこういうことなのだと思いますねぇ〜同じような場面、出来事でも書き手が違えばやたら下品になるのかもしれないし。いろんな考察?的な記事も読みましたが、そんなふうにこねくり回して読んでもらおうとか、技巧をこらしてとか、芥川本人は思っていたのかなとちょっと考えてしまいました。ある程度、当時の風俗とかは知っていた方がいろいろわかりやすいかなとは思うけれど、それはどの話もそうだし。
読了日:07月30日 著者:芥川 竜之介

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rohengram799 at 08:00コメント(0) | 月刊・空のお城図書館  

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