2023年11月01日

風華雲便りNo.1∶10月の本棚  〜 2023.10  〜

10月の読書メーター
読んだ本の数:132
読んだページ数:14025
ナイス数:3558

ちいちゃんのかげおくり (あかね創作えほん 11)ちいちゃんのかげおくり (あかね創作えほん 11)感想
キメツの二次創作で「かげおくり」の漫画を読み、この話を思い出して読んでみた。国語の教科書には昭和61年から載っているらしいが(小3らしい)この時はもうオトナだったので😓初めて「かげおくり」がどんなものかを知った。読み継がれていきますように。
読了日:10月01日 著者:あまん きみこ
教えて 艶姫神さま ~お江戸でアレのお悩み解決いたします~ (1) (マンガよもんが)教えて 艶姫神さま ~お江戸でアレのお悩み解決いたします~ (1) (マンガよもんが)感想
江戸時代にタイムスリップして美容術を伝授…みたいな話。作者さんが暴露していたけど打ち切り作品なので(よくあるパターンと言えばそうなんだけど)2巻まで出ているけれど、現代に戻る気配もなく恋愛模様もどうなるのさ!?と中途半端なまま終了で残念。https://note.com/okubo163/n/ne6b65d589c85
読了日:10月01日 著者:大久保ヒロミ
緋の稜線【合本版】1 (セレブリティLOVE)緋の稜線【合本版】1 (セレブリティLOVE)感想
昼ドラで見ていたので(主人公役の女優さんはイマイチで好きじゃなかったけど)懐かしくなり読んだけど、かなりの長編だったのね。絵柄はやっぱり苦手😅
戦前、戦中、戦後の女性の立場や生き方など考えさせられる。
https://honcierge.jp/articles/shelf_story/5357
読了日:10月01日 著者:佐伯 かよの
鏡花あやかし秘帖 (ノーラコミックス)鏡花あやかし秘帖 (ノーラコミックス)感想
やはり鏡花って難しくて苦手。今市子さんの絵は合っていると思うけれど、実はこの方の漫画も(他の作品も)絵柄云々ではなくなんか苦手😅 どちらも少しはハマれるかなぁと思ったけれど、やはり難しかった💦 でもこりずにまたチャレンジしたい🥸🥸🥸
読了日:10月01日 著者:橘 みれい
おもちのかいすいよくおもちのかいすいよく感想
「おもちのおふろ」も読む。食べ物を擬人化した絵本はいろいろあるけれど餅は初めてかも。他の食べ物も出てくるけれど、なんとなく海にいることがしっくりこなくて、こんがり焼けますよ~の発想はわかるのだけれど、う~ん、お風呂ネタもどうも今ひとつだった。子どもが読むと違うのかな?
読了日:10月01日 著者:苅田 澄子
おひとりさま日和 (双葉文庫 に 03-08)おひとりさま日和 (双葉文庫 に 03-08)感想
「おひとりさま」をテーマにしたものってコミックエッセイとかもたくさんある。昔からひとり暮らしの人ってけっこういたはずなのにな。いろんな年代、いろんな事情の「おひとりさま」の暮らし。坂井希久子さんの「永遠語り」は心情的にも色彩的にも美しさや儚さ、せつなさがあって一番好きかも。
余談だが、こちらのブログで3刷決定を知る。奥さまが松村比呂美さんなのか!
https://blog.goo.ne.jp/duke1955/e/f91436a4140ae6fb26cb830508a8bef1
読了日:10月02日 著者:大崎 梢,岸本 葉子,坂井 希久子,咲沢 くれは,新津 きよみ,松村 比呂美
ホーム・ビター・ホーム~モラハラの家~ : 1 (アクションコミックス)ホーム・ビター・ホーム~モラハラの家~ : 1 (アクションコミックス)感想
文字通りモラハラ夫の話。主人公も計算高い気がして同情する気にはあまりならなかったかなぁ。主人公の元カレとかもなんかキモチワルいし。6巻完結で最後まで読んでみたけどハイ?な中途半端な終わり方で、なんだかなぁ…な漫画だった。
読了日:10月02日 著者:石紙一;丸子十愛
名前のない喫茶店(一二三文庫)1名前のない喫茶店(一二三文庫)1感想
タイトルが気にいったので。野良猫に誘われた路地で見つけた“名前のない喫茶店”。蕎麦屋のような店内に職人のような佇まいのマスター、そして店内での約束事。コーヒーとチーズスフレ、いいじゃないか、いいじゃないか、と思っていたけれど、なんかあっさりふたりが恋人同士になってしまったかんじがして、う~ん…。その後のお付き合いや身内のことなどはやっぱりね、で驚きはなかったけれど。もっと刺し子について話が拡がるのかなと思っていたのに小道具かぁ、で終わってしまい残念。漫画だったらもっと面白く感じたのかも。
読了日:10月02日 著者:園田樹乃
ばべるの塔ばべるの塔感想
伝言ゲームのような展開には笑ってしまったけれど、安易に人の話にのってはいけないなと思った。青空文庫にこんな話があるとは知らなかった。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001180/files/45174_26304.html
読了日:10月02日 著者:沖野 岩三郎
たんぽぽ長屋たんぽぽ長屋感想
時代小説なんだけど、たんぽぽ長屋の名前を活かすような場面もなく、話もまぁよくあるパターンで😅
会話文と地の文の分け方もン?となってしまい(ずっと会話文でいいんじゃないか)小説というにはちょっと物足りなく最後までノリきれない短編だった。もっと人情味を出す工夫が欲しかった。
読了日:10月02日 著者:森明日香
残り一日で破滅フラグ全部へし折ります 1 ざまぁRTA記録24Hr. (フロース コミック)残り一日で破滅フラグ全部へし折ります 1 ざまぁRTA記録24Hr. (フロース コミック)感想
このテのタイトルのものってたくさんあって、なんだかよくわからないので、小説より漫画だなと思い、読んでみた。コレは時間も区切られているからか、話もサクサク進みドキドキしながら3巻まで読んでしまった😆 面白かった。絵も華やかで悪くない。
読了日:10月03日 著者:
パンどろぼうパンどろぼう感想
食パンがパンを盗む……!?と思っていたらそーゆーことか!と全く気がつかず読んでいた😓 美味しいパンが食べたい!
読了日:10月03日 著者:柴田 ケイコ
公爵夫人の50のお茶レシピ 1 (フロース コミック)公爵夫人の50のお茶レシピ 1 (フロース コミック)感想
ルピシアのお茶の記事をいくつか読んだ後にこのタイトルが目についたので読んでみたけれど、コレもまた異世界転生ものらしい。お茶の薀蓄があるようなないような……イジメがあったり夫婦仲に問題ガスあったりはもう当たり前……巻数が進めば彼女のご主人さまとの関係がラブラブになったりするのか?
読了日:10月04日 著者:Antstudio
秋雨の追憶秋雨の追憶感想
今日は久しぶりに雨が降ったので、秋雨のタイトルのつく随筆を。つらつらと思い出したあれこれ。最後に書かれた情景を見ることがないように祈る。「震災の年の秋には雨が多かつたやうに覺えてゐる。衣類を失つた人々が秋が更けても白地の單衣の重ね着の袖を雨にしめらせながら街を歩いてゐた。わびしいあはれな光景であつた。」青空文庫で。https://www.aozora.gr.jp/cards/000076/files/437_17666.html
読了日:10月04日 著者:岡本 かの子
緑の花と赤い芝生 (小学館文庫 い 49-2)緑の花と赤い芝生 (小学館文庫 い 49-2)感想
タイトルと表紙買い。大学院を修士課程まで修了、大手飲料メーカーに勤めキャリアを積む志穂子。彼女の兄嫁は同い年の27歳。夫や姑と「理想の家族」を築くためなら本音なんて言わなくてもいいと思っているら杏梨。同い年だからって同じように暮らしてきたわけなどなく、同じくだからって話が合うわけでもなく……好きなキャラはナシ。杏梨の母も志穂子の兄もキライ。一番イヤな気分になったのは志穂子に母親が杏梨が羨ましいんだろうと言った場面。兄や母を奪われた気分になって嫉妬して八つ当たりしている……だと!? 本を投げ出すとこだった。
読了日:10月04日 著者:伊藤 朱里
酒を片手に庭に出る酒を片手に庭に出る感想
ショートショートというには少し長いから短編集?  ホラー風味だったり日常系だったりの6作品。キンモクセイの香り≒トイレの図式は今でも根強いのかなぁ。最後に他のKindle作品の紹介アリ。
読了日:10月05日 著者:日野 裕太郎
悪役令嬢の怠惰な溜め息 1 (フロース コミック)悪役令嬢の怠惰な溜め息 1 (フロース コミック)感想
原作は未読。こういう悪役令嬢モノ?転生モノ?はいろいろあるけれど、漫画で読むのがお気楽で楽しい気がする。今はこれにハマッてしまい、既刊分(6巻まで)は読んだ。 嫌味をうまいこと聞き流す技術とか欲しい😅
読了日:10月05日 著者:ほしの 総明
スポーツの日(エイリアン・ゴー・ホーム)スポーツの日(エイリアン・ゴー・ホーム)感想
なぜかピンクレディーの「UFO」を思い出してしまった😅 地球の男に飽きる女はいても地球の女に飽きる男はいない……のか? どうだろ?🤔
読了日:10月06日 著者:バキラックス
秋分の日(彼岸フォース)秋分の日(彼岸フォース)感想
自分のまわりに7月生まれっていたかな?😄 ちなみに私の子どもふたりは2月生まれだから〜と考えてしまったわ😆
読了日:10月06日 著者:バキラックス
ココロノミカタココロノミカタ感想
旅の花屋さん(ココロさん)と小さなおサルさん(ミカタさん)が旅をする話。明治、大正、昭和とその時代に生きる人々と出会うファンタジー? スタイルがメアリー・ポピンズっぽい? ゆったりした雰囲気の漫画。KindleUnlimitedでも読めるようですが、私はスキマで🐥 全12話。
https://www.sukima.me/book/title/BT0000504120/
読了日:10月06日 著者:乙佳佐 明
女王様の犬 1女王様の犬 1感想
タイトルからアダルティなヤバい漫画だと思い、足を踏み入れてはいけない!とずっと思っていたのだけれど読んでみたらアレ?霊力で妖獣を使役する「言霊使い」の少女と使役獣の兵衛をメインにした学園物?だった。物語が進むに連れてキャラも増え謎も増え……合間合間のギャグに時代を感じるけれど最終回まで面白く読めた。言葉は大切、でもそれに縛られ過ぎるのもよくないなと思った。スキマで誰でも全話無料🥸https://www.sukima.me/book/title/BT0000986579/
読了日:10月07日 著者:竹内未来
坂道坂道感想
自転車に乗る時は気をつけないと…特に坂道は。なんかちょっとゾワッとするのが新見南吉だからか。青空文庫で。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000121/files/55348_49312.html
読了日:10月07日 著者:新美 南吉
短歌習作短歌習作感想
青空文庫
https://www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/16010_30019.html
読了日:10月07日 著者:宮本 百合子
にわか令嬢は王太子殿下の雇われ婚約者 1巻 (ZERO-SUMコミックス)にわか令嬢は王太子殿下の雇われ婚約者 1巻 (ZERO-SUMコミックス)感想
悪役令嬢モノで完結している漫画を検索して見つけたもの。4巻完結だけれど2巻完結の物語がふたつ、として読めなくもないので、イマイチだと思ったら2巻で終わりもありかな。うまいことまとめてあったと思う。働き者のリネットがカワイイし、彼女の心の揺れもまたイイ。原作は未読。
読了日:10月08日 著者:アズマ ミドリ:コミック,香月 航:原作,ねぎし きょうこ:キャラクター原案
性別「モナリザ」の君へ。(1) (ガンガンコミックスONLINE)性別「モナリザ」の君へ。(1) (ガンガンコミックスONLINE)感想
人間は12歳になる頃に自分がなりたい性へと次第に身体が変化していく世界。14歳になる頃には男性か女性へと姿を変えてゆくが、性別がないまま18歳になる主人公。性別を選ぶ話って昔からあった気はするけれど、小学生だった自分には夢物語な問題だった。でも今はとてもリアルに感じる。最初のモナリザの絵についての話は知らなかったおバカさんです。「女にする」「男にする」が言葉のアヤではなく実際問題になるとは……。完結済なのでネタバレ読んだけど、心身ともに悩ましく難しい問題ですな。
読了日:10月08日 著者:吉村旋
古傷古傷感想
青空文庫で。酔っぱらいというだけでも始末が悪いのに、ソイツが殺人犯だと知らない内田くん。友だち思いな彼には無事でいてもらいたい。早くその場から離れないと……! ショートムービーで見たいかも。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000325/files/43437_24884.html
読了日:10月08日 著者:蘭 郁二郎
転生ババァは見過ごせない! 元悪徳女帝の二周目ライフ1 (レジーナCOMICS)転生ババァは見過ごせない! 元悪徳女帝の二周目ライフ1 (レジーナCOMICS)感想
タイトルのババァにひかれて😅 恐怖政治により国を治めていたラウラリス・エルダヌス。それは国を愛するが故……しかしそれは誰も知ることなく彼女は勇者に討たれ人生の幕を閉じたはずだった―が、300年後、少女の姿で大復活!? (笑)自らの死をもって世界に平和をもたらしたラウラリスに神様が人生やり直しのチャンスをくれたらしい。今度は平穏に気ままに暮らすはずだったのに、いつの世にも悪い奴らはいるもので……1巻を読んで面白かったので3巻までイッキ読み。この後はどうなるのか?
読了日:10月08日 著者:文月路亜,ナカノムラアヤスケ
忘却の河 (仮) (上) (竹書房文庫, さ12-1)忘却の河 (仮) (上) (竹書房文庫, さ12-1)感想
タイトルと表紙買いしたので内容が輪廻転生モノで中国の作家さんだとは読むまで気がつかず……たくさんの漢詩が引用されたりいろんな小説タイトルが出てきたりしてなかなか面白い。ただ登場人物の名前の読み方は覚えられない😓 いろんなところでコイツとコイツは繋がりがあったのか!となったりするし。「人間というのは、ひどい目にあうと理性を制御できなくなってしまうのかもしれないね。あらゆる感情が解きはなたれてしまうんだ。誰かを殺したいという感情も……」(P434)下巻も半分まで読んだが、最後はどうなるんだろ?
読了日:10月08日 著者:蔡 駿
玩具の汽缶車玩具の汽缶車感想
機関車ではなく汽缶車!のタイトルが気になり青空文庫で読む。最初に「つづれさせさせ はやさむなるに  あの歌も、もう聞かれなくなりました。」とあるのは『秋もやや夜さむになればはたおりや
つづれさせてふむしのなくなり』から? 【ことしもまた冬がちかくなりました。おばあさんが寒がります。どうぞはやく来て下さいね。】華子が書いた
北山薪炭様への手紙も可愛らしい。青空文庫で。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000212/files/46433_23629.html
読了日:10月09日 著者:竹久 夢二
日輪草 日輪草は何故枯れたか日輪草 日輪草は何故枯れたか感想
熊さんのおかみさんは馬鹿正直なかわりに疑い深い……毎日帰りが遅ければ気にはなるだろうけど。そして熊さんが日輪草と花の名前を教えてもらったのに「ひまわり」でなく「ひめゆり」と覚えていたことも奥さんにはなんですってぇ!?な気分にさせた😱 最初の楽しくウキウキとお世話して観察してからのラストがあまりにもかなしい……花に罪はない、見捨てられたようでなんとも言えない(⁠。⁠ŏ⁠﹏⁠ŏ⁠) https://www.aozora.gr.jp/cards/000212/files/46427_23641.html
読了日:10月09日 著者:竹久 夢二
忘却の河 (仮) (下) (竹書房文庫, さ12-2)忘却の河 (仮) (下) (竹書房文庫, さ12-2)感想
上巻でも死人が続出だったが下巻でも謎解きとともに殺人がもれなくついてくるみたいな展開に…なんという因縁なのか。
「世の中には子供のことを知らない親なんていない。でも、子供は親のことを知らないものなの。」(P403)子どものことも親のことも自分のこともわからない私はどうしたらいいのだ?と思ったりしながら、この小説は家族小説でもあるのだなと。テレサ・テンの名前も懐かしかった。引用された詩はどれも美しかった。ラストは特に。暗誦出来るようになりたい。「忘れる」ことが出来ない人生もまた恐ろしい。
読了日:10月09日 著者:蔡 駿
九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子 (ビームコミックス)九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子 (ビームコミックス)感想
『竜の小塔』『人魚禁漁区』『わたしのかみさま』『狼は嘘をつかない』『金なし白祿』『子がかわいいと竜は鳴く』『犬谷家の人々』……寓話のような昔話のような童話のようなパロディのような〜どの話もタイトルも含め面白かった。
読了日:10月09日 著者:九井諒子
屋根裏部屋の公爵夫人 1 (B's-LOG COMICS)屋根裏部屋の公爵夫人 1 (B's-LOG COMICS)感想
期間限定無料を見つけて読んでみた。貴族に無責任な噂は美味しいお菓子なのか。政略結婚っていろいろあるけど、このダンナのバカさ加減はスゴいものがある! なろうで連載していたので、ダンナとその屋敷の連中にもムカつきながら原作小説を読んでいる🥸
読了日:10月09日 著者:林 マキ
記憶喪失の侯爵様に溺愛されています これは偽りの幸福ですか? 1 (フロース コミック)記憶喪失の侯爵様に溺愛されています これは偽りの幸福ですか? 1 (フロース コミック)感想
記憶喪失になる前の旦那さまが酷すぎるので、変わり具合がオソロシイが、ヒロインの実家もコワい……サイト掲載の原作小説を読んで結溺愛ぶりにうわぁ……となったけど、悪役は悪役らしく華々しく毒々しくて、それもまたヨシ!😆
読了日:10月10日 著者:ここあ
歴史に残る悪女になるぞ 悪役令嬢になるほど王子の溺愛は加速するようです! (ビーズログ文庫)歴史に残る悪女になるぞ 悪役令嬢になるほど王子の溺愛は加速するようです! (ビーズログ文庫)感想
とにかく悪女になることを目指すアリシア(笑) 
なんとなくキャラのイメージをコミカライズでつかんだところで原作も試し読み。続きが気になり、なろうを読んでいたけれど完結してなかった😱 https://ncode.syosetu.com/n4006fe/?p=1
読了日:10月11日 著者:大木戸 いずみ
紅の死神は眠り姫の寝起きに悩まされる 1 (PASH!COMICS)紅の死神は眠り姫の寝起きに悩まされる 1 (PASH!COMICS)感想
タイトルはイマイチだと思う😓 国の名前をフロイトにしたのは予知夢?的なものを見るヒロインにかけてなんだろうなと思う。今まで読んだのとはちょっと違うタイプかな。夢を見ることで体力を消耗するので睡眠時間が長くなる。思い込みの激しさはある気はするけど。1巻だけ読んで原作をなろうで読了🥸
読了日:10月11日 著者:深山 キリ
柿感想
柿の実の思い出。大きなおむすびとかさるかに合戦を連載する。のんびりゆったりした昔の風景。最後がちょっとせつない郷愁の物語。青空文庫で。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001179/files/45131_44468.html
読了日:10月12日 著者:土田 耕平
柿 山本周五郎集 (古典名作文庫)柿 山本周五郎集 (古典名作文庫)感想
妹に結婚の申込みをすると信じていた友の裏切りに憤慨する兄、しかしそれには理由が……柿の実に託された思い、周五郎らしい武士の話でよかった。
えあ草紙で
https://www.satokazzz.com/books/bookinfo/57599.html
読了日:10月12日 著者:山本周五郎
ずたぼろ令嬢は姉の元婚約者に溺愛される(コミック) : 1 (モンスターコミックスf)ずたぼろ令嬢は姉の元婚約者に溺愛される(コミック) : 1 (モンスターコミックスf)感想
両親から暴言を吐かれずたぼろな服をまとい、召使のように働かされている男爵令嬢・マリー。死んだ姉の変わりに婚約者として送り出され……な話。試し読みして面白かったので、原作も読むことに。 脇役も素晴らしく(笑)面白かった。
読了日:10月12日 著者:仲倉千景,とびらの
ごわごわごむ靴ごわごわごむ靴感想
「栗」の話を探していた時に見つけた話。タイトルは川におちた長靴のことだった。ドジョウのおじさんのいい住まいになるはずだったのに……😅
青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/001604/files/53986_45311.html
読了日:10月12日 著者:桜間 中庸
昭和39年の俺たち11月号昭和39年の俺たち11月号感想
■チョロQ、見たことがないものもたくさん
■昭和アイドルと妹歌謡(笑)みんなカッコいいお兄ちゃんになりたかったのだろうか■昭和39年のジャニーズ事件!私は北公次を告発を記憶しているけれど、すでにこの時代に起きていて40年には週刊誌にジャニーさんが変なことをしたと記事になっていたとは。昔はナベプロがスゴい力を持っていて独立したら干されるイメージが■児童ポルノ考に「伊豆の踊り子」は身分差のある学生と踊り子が儚い恋人だが現代のフィルターをかけて読み返すと20歳成人男子と14歳少女の禁断の恋愛物語に…とあった😓
読了日:10月12日 著者:
大相撲令嬢 1~聖女に平手打ちを食らった瞬間相撲部だった前世を思い出した悪役令嬢の私は捨て猫王子にちゃんこを振る舞いたい はぁどすこいどすこい~ (アース・スター ルナ)大相撲令嬢 1~聖女に平手打ちを食らった瞬間相撲部だった前世を思い出した悪役令嬢の私は捨て猫王子にちゃんこを振る舞いたい はぁどすこいどすこい~ (アース・スター ルナ)感想
タイトルが気になり……まさかの聖女と相撲の取り合わせ! 相撲は神事がここに活かされるとは! 無実の罪をきせられ、婚約破棄を告げられたフローチェは聖女に平手打ちを食らった瞬間、前世で女子相撲部だった頃の記憶と、相撲魂がよみがえり……相撲好きなら読んで楽しめると思う。3巻完結らしい。 原作小説はなろうにあったので読んでいる😄
読了日:10月13日 著者:川獺右端
君ノ声 1 (ジーンLINEコミックス)君ノ声 1 (ジーンLINEコミックス)感想
大正ロマン? 人の心の声が聞こえる京極一成は資産と人脈を目当てに名家である諏訪部家の令嬢に縁談を申し込む。が、縁談相手は心の声が聞こえないうえ、彼女は声を出して話すことができず……ヒロイン、名前に激怒し涙し、話が進むにつれて主人公たちの過去もわかってきて、そりゃあないよ、なんで!?と思いつつ5巻まで読んでしまった!
読了日:10月13日 著者:森永ミク
夢色の女たち1夢色の女たち1感想
デザイナーの話かと思って読んだらファッションモデルが主人公だった。連作なのはシリーズ1のみ。シリーズ4作品全部を読んだけど、他はレディースコミックっぽい。4はかなり初期の絵柄で昭和のThe少女漫画な雰囲気。 漫画図書館Zで無料。https://www.mangaz.com/book/detail/194131
読了日:10月13日 著者:柴田 あや子
秋と漫歩秋と漫歩感想
「旅行ということも、私は殆(ほとん)どしたことがない。嫌(きら)いというわけではないが、荷造りや旅費の計算が面倒であり、それに宿屋に泊ることが厭(いや)だからだ。」わかる(笑)散歩ではなく漫歩いや瞑歩を楽しむのによい季節🍁
青空文庫で。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000067/files/1772.html
読了日:10月13日 著者:萩原 朔太郎
義妹に婚約者を奪われた落ちこぼれ令嬢は、天才魔術師に溺愛される(1) (モンスターコミックスf)義妹に婚約者を奪われた落ちこぼれ令嬢は、天才魔術師に溺愛される(1) (モンスターコミックスf)感想
タイトルが内容紹介になっているけど、落ちこぼれではなくまだ未知数というか、彼女の能力をまわりが知らないんだね、って感じ。完結しているWEBサイトの原作は読んだけど、書籍化されたもののコミカライズらしいのでこれから元婚約者や義姉とかの扱いがなにか違うのかな?
読了日:10月13日 著者:オザイ,瑪々子
昭和天皇物語 (13) (ビッグコミックス)昭和天皇物語 (13) (ビッグコミックス)感想
知らぬ間に13巻がなく発売されていた。盧溝橋事件、南京大虐殺……天皇陛下の苦悩、孤独は深まるばかり。昭和の最後の日まで描かれるのかなぁ。
読了日:10月14日 著者:能條 純一
兄貴におまかせ!【新装版】(1) (Jコミックテラス×ナンバーナイン)兄貴におまかせ!【新装版】(1) (Jコミックテラス×ナンバーナイン)感想
両親の跡を継ぎ古美術店を経営する三兄妹の話がいろんな古美術にまつわる事件に巻き込まれる。店名、兄妹の名前が一富士二鷹三茄子に因んでいる。長男より二男がタイプだ(笑)タイトルから想像したのとはちょっと違ったかな。多分初めて読む作家さん。久しぶりに魯山人の名前を見たような気がする。Kindleでも1巻は無料で読める。全5巻なので続きは漫画図書館Zで無料で読むつもり。
https://www.mangaz.com/book/detail/4031
読了日:10月14日 著者:石井有紀子
ウナノハテノガタ (中公文庫)ウナノハテノガタ (中公文庫)感想
表紙とタイトル買い。螺旋プロジェクトという「共通ルールを決めて、原始から未来までの歴史物語をみんなでいっせいに書きませんか?」伊坂幸太郎の呼びかけで始まった、朝井リョウ、伊坂幸太郎、大森兄弟、薬丸岳、吉田篤弘、天野純希、乾ルカ、澤田瞳子による競作企画だった。頑張っだけど最後まで読む気力がなく……年表的なものもあったけど世界観が理解できなかった。

読了日:10月14日 著者:大森兄弟
復讐の刑務官 1巻 (COMICソイヤ!)復讐の刑務官 1巻 (COMICソイヤ!)感想
いじめられっ子が刑務官になったが……タイトルのわりにはスッキリしないというか2話完結で短すぎてなんだか消化不良😓 
読了日:10月14日 著者:横山ミチル
ハイティーン・ブギ 1 (SMART COMICS)ハイティーン・ブギ 1 (SMART COMICS)感想
タイトルだけは知っていた(マッチと武田久美子の映画も見ていない)漫画を今ごろ読む。作者を違う人だと思っていたようだ。1巻からかなりハードだな~チマチマ最終巻まで読むことにする。今の少女漫画の絵柄で描いたらどうなんだろ? 
読了日:10月14日 著者:牧野 和子,後藤 ゆきお
悪役をやめたら義弟に溺愛されました (角川ビーンズ文庫)悪役をやめたら義弟に溺愛されました (角川ビーンズ文庫)感想
自分が遊んでいたゲーム世界への転生パターンではなく、自分が書いていた小説の世界に転生する……コレは初めてのパターンかも。WEB版。小説のヒロインが悪役令嬢ほどではないけど、気の毒な役回りに。 それぞれの片親が再婚したので血のつながりはない。主人公の言葉遣いは令嬢っぽくなくて鈍感なのにミョーに乙女なところも(笑)表情筋が死んだような義弟が主人公に恋するのに、なかなか気持ちが伝わらなくて😅 もう少しわかりやすかったらよかったなのにというところはあったけどトータルして面白く読めた。
読了日:10月14日 著者:神楽 棗
「くじ」から始まる婚約生活~厳正なる抽選の結果、笑わない次期公爵様の婚約者に当選しました~(1) (COMICエトワール)「くじ」から始まる婚約生活~厳正なる抽選の結果、笑わない次期公爵様の婚約者に当選しました~(1) (COMICエトワール)感想
Kindle版分冊の獲得ポイント率が高かったので4冊目まで購入したのだけれど(5冊目からは少し下がるので)思っていたよりも絵柄も話もカワイイ!ので先が気になる(笑) 
読了日:10月14日 著者:秋風きのこ
この雨がやむまで、きみは優しい噓をつく (スターツ出版文庫)この雨がやむまで、きみは優しい噓をつく (スターツ出版文庫)感想
書籍前のノベマ投稿を読んだので。中高生とかは好きな話かも。なんとなくそうだろうなぁ、とラストを想像しつつ、ふたりのデートの様子を楽しみました。オムライスのバッグ、いいな!
https://novema.jp/book/n1657963
表紙イラスト
https://www.pixiv.net/artworks/98671502

読了日:10月14日 著者:此見 えこ
妹妹の夕ごはん 台湾料理と絶品茶、ときどきビール。 (富士見L文庫)妹妹の夕ごはん 台湾料理と絶品茶、ときどきビール。 (富士見L文庫)感想
表紙が百合っぽいのは置いといて😅夜中に台湾料理の話を読むのは飯テロだった。
コンビニ弁当と缶ビールが夕食の定番、枯れきった一人暮らしをしている夕なっは30歳。台湾から18歳の留学生と夕食作りを条件にルームシェアすることに。出てくる料理もお茶もわかるものと想像しにくいものがあり、食べたことのないものがほとんどなのでドラマ化して欲しい! 他の登場人物も男の娘、シングルマザーの同級生、会社の上司、婚活のお相手などけっこうイマドキ? 住まいが西武新宿線沿線の田無だったのだけれど、最初田端と勘違いしていてた💦 
読了日:10月15日 著者:猫田 パナ
異世界猫と不機嫌な魔女 (1) (ビッグコミックス)異世界猫と不機嫌な魔女 (1) (ビッグコミックス)感想
最初タイトルと表紙を見た時には絵本かと思った😅 魔王を滅ぼし世界を救ったのに、今は人々からその偉業を忘れられ、孤独な老婆となり魔女と呼ばれるジャンヌ。彼女は人里離れた森の奥に住んでいるが、そこにいるのはドラゴンでもキメラでもなく
巨大な猫(ΦωΦ) 異世界転生?召喚? カリカリが食べたいのに不気味な食材を提供されたり、抜け毛がこんもりだったり。ジャンヌと勇者の関係もいろいろ気になる。
読了日:10月15日 著者:
秋の日曜秋の日曜感想
秋を描いた短い詩。エヤ・サインは空に浮かぶ気球。そう言えばアドバルーンとか見なくなったなぁと思う。秋の青い空によく映えそうなのにな。美しさも楽しさも喜びもあるが、それに相対するものも際立つのが秋という季節なのかも。ワタシでも詩人になれそうだ(笑)青空文庫で。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000026/files/51308_69342.html
読了日:10月15日 著者:中原 中也
四季四季感想
「四季のうた」ってあるけれど、こちらは春夏秋冬の神さまについての詩。童謡、唱歌になりそう。
読了日:10月15日 著者:槇村浩
もぐらとコスモスもぐらとコスモス感想
コスモスの花を見たいモグラの子ども。月夜にお花見。「いつでも土の上はあんなに綺麗なのかしら」ときかれて「お月夜だから、あんなに綺麗だったのですよ」とお母さん。ムーンライトマジック✨
「原民喜童話集」があるのでこちらで読めるのかも? 「夏の花」とか原爆関係のイメージが強いのでこういう話を読むとなんだかホッとする。
読了日:10月15日 著者:原民喜
太陽よりも眩しい星 1 (マーガレットコミックス)太陽よりも眩しい星 1 (マーガレットコミックス)感想
主人公の岩田朔英(さえ)ちゃんは平均より背も高く頑丈と言ったら失礼だけれど、小学生時代から頼れる女の子だった。いつも助けていた神城光輝に片想いしていた。しかし中学生になり背が伸びて人気者になった彼を見ていると……ヤダ!もうカワイイわ、ときめくわぁ😍 神城くんが好きなコはさえちゃんじゃないのかなぁ……続きが気になる漫画!
読了日:10月15日 著者:河原 和音
異郷の爪塗り見習い 1 (PASH!コミックス)異郷の爪塗り見習い 1 (PASH!コミックス)感想
ネイルが趣味の会社員・佐原啓子は爪で魔法を使う世界に。サーラと呼ばれ、爪塗り見習いとして魔法の爪を塗る仕事をすることに。しかし彼女の可愛いだけで実用性の低い「飾り爪」😓 可愛さも追求し
魔法使いにとって実用的なネイルで最強の魔法使い・ロッコたちを見返せるか?みたいな話。時々カラーが入る。Kindle版のおまけ番外編が楽しいけど、へんな虫が出てくるのがイヤ😱😱😱 このあたりはカットしてもらいたい。まだ話が熟れていなくて纏まりがないように感じるのは理解力がないからか? 
読了日:10月15日 著者:まるかわ
人間失格 (名著をマンガで!)人間失格 (名著をマンガで!)感想
いろんな人が『人間失格』を描いているなぁ。こちらの作品はKindleUnlimitedでも読めるけど、漫画図書館Zでは今月いっぱいで掲載終了になるそうだ。
https://www.mangaz.com/book/detail/183421
読了日:10月15日 著者:太宰治,比古地朔弥
海棠の家海棠の家感想
「風笛」という文字を見て、このことばが出てくる話はあるのかと検索した時に「サイレン」のふりがながついたこの作品を知る。正確な家名を知らない、自分の家との関係もわからない、でも交流があって小さい頃から気が進まないのに連れて行かれ……そこにいるのはヒステリックな子で(お察し下さい)付き合わされる主人公が気の毒。言葉使いも態度もコワい。反撃した時にはよくやった!と思ってしまった。青空文庫で。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000183/files/45426_39358.html
読了日:10月16日 著者:牧野 信一
瞳人語瞳人語感想
♪目と目で通じ合う〜 そんな色っぽい話なのかとタイトルから想像したのにぃ〜見事に裏切られた話😅 綺麗な人のあとをつけるとか天罰がくだって当たり前だ!と思った後の展開が♪見え過ぎちゃって困るの〜!? ファンタジーなのかホラーなのか、まぁ真面目になったのは喜ばしいことです😄 えあ草紙で。
読了日:10月16日 著者:田中 貢太郎
きりんが丘のココロ屋 (1)きりんが丘のココロ屋 (1)感想
キリンソウでいっぱいだった小さな丘が宅地開発で新興住宅地となり、きりんが丘と呼ばれるように。そこにあるのが元心療内科医の緑が営む「ココロ」にまつわる雑貨を扱う雑貨店「ココロ屋」。こういうお店がお散歩コースにあったらいいなと思う。あんまり近所ではなくてほどよく遠い場所に(笑) マンガ図書館Zで読んだけど、Amazonを見ると続編があるみたい。
https://www.mangaz.com/series/detail/207441
読了日:10月16日 著者:福田素子
伊藤潤二傑作集 3 双一の勝手な呪い (ASAHI COMICS)伊藤潤二傑作集 3 双一の勝手な呪い (ASAHI COMICS)感想
怖いとかいうよりも笑ってしまった! 親戚付き合いは絶対お断りだけれど。以前読んだ「富江」の方が怖かったし「うずまき」の方が気色悪かったのでなんか不思議な感覚😅
読了日:10月16日 著者:伊藤潤二
流れて (双葉文庫)流れて (双葉文庫)感想
古都、燃える(藍川京)/さよならを教えて(草凪優)/蝋涙の流れるままに(館淳一)/戦争を見てきた子供たち(牧村僚)/アロマの泉(睦月影郎)の官能?アンソロジー。藍川先生は先生が大好きな京都を舞台にしたもの。草凪さんは野外、館さんはSMでこのあたりまでは物語としてもまぁそれなりに面白さはあったけど、牧村さんの太ももフェチ、睦月さんの母娘どんぶりは昔からながらのエロというか下世話さが増したというか(こういうアンソロジーなんだけど)スゴいおっさんの読みものって感じ。描写は女性向きではないのは確か😅
読了日:10月16日 著者:藍川 京,草凪 優,館 淳一,牧村 僚,睦月 影郎
おくり絵師 (時代小説文庫)おくり絵師 (時代小説文庫)感想
新聞の新刊広告を見てタイトル買い。故郷の仙台で母親を亡くし天涯孤独となったおふゆ。江戸に行き、絵師歌川国藤のもと、住み込みで修行をするが思うような絵が描けないし、女だからと言われ……そんなある日、亡くなった役者の姿を描いた「死絵」に出会う。ちょっと思っていた話と違った。多分そうなるんだろうな、の展開。もう少しページ数を使って細やかな表現とか江戸情緒や人情味があったらよかった気がする。シリーズにするのか、単発なのか。死絵についてはこちらの記事を。
https://serai.jp/event/365127
読了日:10月17日 著者:森明日香
薔薇の迷宮 ~義兄の死、姉の失踪、妹が探し求める真実~ (1)薔薇の迷宮 ~義兄の死、姉の失踪、妹が探し求める真実~ (1)感想
サブタイトルに内容が😅 暴言、妄言、意味不明な言動が続く姉に絶縁宣言。しかし義兄は急死し姉は行方不明。「もしや姉が……」と3年ぶりに姉夫婦の家に向かう。実話に基づいたフィクションってあったけど、最後まで読んでとにかくまわりが迷惑して大変と思った。昭和のメロドラマになりそうな話。
読了日:10月17日 著者:長浜 幸子
きりぎりす の かひものきりぎりす の かひもの感想
キュウリを買いに来たキリギリスと八百屋の攻防……? 絵本になりそうな話。青空文庫で。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001172/files/44991_44462.html
読了日:10月17日 著者:村山 籌子
三人の糸くり女(青空文庫)三人の糸くり女(青空文庫)感想
めでたしめでたし……? 糸を紡ぐのが嫌いな娘に自分たちを婚礼の席に呼び、恥ずかしがらずにおばさんたちだと紹介してくれて食卓につかせてくれるなら王妃から言われた大量のアサを紡ぐよ、と3人の女に言われ…たしかに娘は約束を果たしてくれたけど、分業とはいえ一緒懸命働いた結果の身体の変化をケッ!って感じで「私の美しい花嫁には決して紡ぎ車に手をふれさせない」って宣言する王子ってどうよ? 娘がラクをして結婚したのがなんか許せない〜嫌いな仕事をやらなくてラッキー!って……なんだかモヤッとする話。
読了日:10月17日 著者:グリム ヴィルヘルム・カール,グリム ヤーコプ・ルードヴィッヒ・カール
日盛りの蟬(第6回大藪春彦新人賞受賞作)日盛りの蟬(第6回大藪春彦新人賞受賞作)感想
タイトルと作者のお名前が綺麗だったので🤭
女郎のおさきは楼主に呼ばれる。見知らぬ顔の若い侍は藤岡といい、敵討ちのために夫婦を演じて欲しいと言う。私的には好きな話😄 ダラダラ長くなかったし、ラストもさわやかで満足でありました。
読了日:10月17日 著者:天羽恵
お女郎蜘蛛お女郎蜘蛛感想
お柳ではなくお龍の文字が自分にはふさわしい……生まれついての悪女というか妖女というか、とにかく男たちを惑わすヤバい女😱 いろんな漫画家さんの描くお龍を見てみたくなる。宮本百合子ってプロレタリア文学のおかたいイメージがあったのだけれど、サロメのような、血の伯爵夫人(エリザベート・バートリ)を連想するような怪奇でお耽美、妖艶な話だった。読みとれない文字がいくつか。
青空文庫で。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/15943_36946.html
読了日:10月17日 著者:宮本 百合子
正欲 (新潮文庫 あ 78-3)正欲 (新潮文庫 あ 78-3)感想
このタイトル、この表紙、スゴいなと思う。そして八重子が大嫌いだ。これしか書けないな、今は。
追記⇒「この女、殺してやりたい。/ 大也は、心の底からそう思った。」(P397)
「お前らが大好きな”多様性“って、使えばそれっぽくなる魔法の言葉じゃねえんだよ」(P443)
八重子に対する大也の気持ちに同意。女性キャラは夏月が好き。映画は新垣結衣ちゃんなのね。https://www.fashion-press.net/news/93269

読了日:10月17日 著者:朝井 リョウ
春の呪い 全2巻セット春の呪い 全2巻セット感想
タイトルを見て「木の芽時」っていうし、自分で制御出来なくてハイテンションになってしまうコの話かしら、と思ったら、季節の春ではなくて、妹の名前だった。表紙でもわかるように妹は故人。絵はそれほど好きじゃないし、病気や入院中の様子はリアリティにかけるけど心理描写はうまいと思う。
「呪い」は「のろい」とも「まじない」とも読むけど「おまじない」というとなんかいいことが起こりそう!と思うのはナゼなのか。
続きが読みたいような、イヤ、ここで終わりでよかったなと思った。
読了日:10月18日 著者:
落とした一銭銅貨落とした一銭銅貨感想
主人公はスズメ。朗読動画(概要に全文あり)⇒https://youtu.be/QAEib5TXT-s?si=4rhO702Lozi_hUQa
漫画(前後編)⇒
https://note.com/j_cedcyph01/n/nd391159cd11b
読了日:10月18日 著者:新美 南吉
心配心配感想
「静な町から来た私には駿河台と小川町の通はあんまりにぎやかすぎた。駿河台で電車を下りるとすぐ一つの心配が持ち立った。それは自分のつれて居るじいやが田舎出だからと云う事であった。」……じいやは耳も不自由らしく、私はずっと落ち着かない。でも外出に疲れたのはじいやも同じらしく「自分の部屋に入って炬燵にあたった彼もほっとしたようにスパリとたばこを一服してホットしたように溜息をした。」
朗読動画・字幕つき⇒https://youtu.be/gumyRJ6Q50k?si=F0sPWi3lO0VeUWGT



読了日:10月19日 著者:宮本 百合子
心配な写真心配な写真感想
イトコの女の子ふたりがお見舞いに来たらしい。なんとなく気鬱な状態だったのだろうか? 病人扱いされていないし、いいように揶揄われている感じ。海辺を散歩して、お腹が空いて来たから、多分お昼に違いない」と言えば「お腹は時計じゃない」「兄さんのお腹は人より先にすく」とか言いかえされれる😅 腹の具合は自分にしかわからない、全智全能の神でも「この僕の神秘的なお腹は決してお解りになるまい。」なんて言ってまた笑われるし💦 不貞腐れた顔を写真に撮られたようで、それが気になり『心配な写真』というタイトルになったようだ。 
読了日:10月19日 著者:牧野 信一
バッテリー (角川文庫)バッテリー (角川文庫)感想
中学入学前の春休みに父親の転勤かぁ。病弱な弟に彼を心配して過保護っぽい母親、今まで無関心ぽかった父親と母方の祖父。主人公はピッチャーとしての自分の才能を過信しているようにも思えるけど、このくらいの年齢だとそうなのかなぁ。近くにいたらイヤなタイプだ。弟くんの方が好きだわ。中学にして入学してだんだん変わっていくのかな。まだまだ子どもは親の所有物なんだなと思う場面も多い。さて次巻にいくか!
読了日:10月19日 著者:あさの あつこ
王様に捧ぐ薬指 (1) (フラワーコミックスアルファ)王様に捧ぐ薬指 (1) (フラワーコミックスアルファ)感想
ドラマをやっていたのは知っていたけれど(漫画読んだあとに実写のふたりを見るとイメージが違い過ぎた😅)話を知らず…レンタで3巻まで無料だったので読む。 美男美女の偽装結婚からの……な展開、美男側のお家事情とか4巻以降がより楽しいのだろうけど3巻まででも十分イチャイチャしてたし(笑)楽しめた💕
読了日:10月19日 著者:わたなべ 志穂
異世界転生に感謝を (1) (角川コミックス・エース)異世界転生に感謝を (1) (角川コミックス・エース)感想
ゲームが大好きでずっとファンタジー世界で生きることに憧れてきた主人公(じいさん)に起きた奇跡!?「若いのにホントしっかりしてる」のは「実際もう七十過ぎてる」から(笑) 年長者が語る言葉は重みが違うなぁ。コミカライズは2巻で打ち切りなのだろうか?
読了日:10月20日 著者:二戸謙介
FAKE 京都・髑髏町・質屋控1FAKE 京都・髑髏町・質屋控1感想
スキマで最終巻まで読了。最初はそれなりに面白かったのに段々と……う~ん、『ギャラリーフェイク』みたいな話を期待していたのだけれど、なんか違った😓 『オークションハウス』みたいにエロ&バイオレンスも遠慮したいけど。なんとなく古臭く感じたのは絵柄のせい? フェルメール&贋作って絵画関係の漫画ではお馴染みだけど、私はフェルメールの絵ってあんまり好きじゃない💦
https://www.sukima.me/book/title/BT0001050612/
読了日:10月20日 著者:いわや 晃,城アラキ
一年生たちとひよめ一年生たちとひよめ感想
タイトルにある「ひよめ」はカイツブリ(水鳥)のことだった。素直な一年生が可愛い😆 関係ないけど村上春樹の短編に「かいつぶり」があるらしい。青空文庫で。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000121/files/4717_13213.html
読了日:10月20日 著者:新美 南吉
針子の乙女 (1) (角川コミックス・エース)針子の乙女 (1) (角川コミックス・エース)感想
転生物だけれど、悪役令嬢とかではない😅 むしろ主人公が転生者であることを忘れて普通に読んでしまう💦 お針が好きで上手なコって本当にうらやましい! 可愛くて性格もイイ! 出てくる精霊さんたちもかわいい&綺麗😍
3巻までと続きはコチラで読んだ(4巻に収録されるのかな?)
https://web-ace.jp/youngaceup/contents/1000125/
読了日:10月20日 著者:雪村 ゆに
月夜のかくれんぼ月夜のかくれんぼ感想
お地蔵さまは子どもの守り神、一緒に遊んだって不思議じゃない!春に読んだらもっとよかったかも。
青空文庫で読んだ後に津久井教生さんの朗読動画を視聴。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001175/files/53001_53832.html
https://youtu.be/rEQptGh3F0A?si=mapwx9GB63CfkgO4
「かくれんぼ」というと石川さゆりちゃんのデビュー曲を思い出す🤭
https://www.uta-net.com/movie/39355/

読了日:10月21日 著者:槙本 楠郎
漁師の冒険漁師の冒険感想
絵本で読みたいような、落語ネタとして聞きたいような話。ふたりの漁師に巨人とその孫に西瓜!たしかにスゴい冒険だった😆 漁師ふたりが音痴だったらすぐにあの世行きだったかも💦
https://www.aozora.gr.jp/cards/000809/files/42762_16365.html
読了日:10月21日 著者:宮原 晃一郎
一本の釣りざお一本の釣りざお感想
思いがけず大金を手にしたらやっぱり仕事はせず遊興したくなる💦 なんで「甲」「乙」で太郎次郎的な名前をつけなかったのか?
青空文庫と朗読で。朗読は声優さんとかではなく素朴なおじさんの語り口、という感じ。聞きやすいとは言えないが、不器用さ蛾なんだか懐かしく、夜しみじみ聞くのが味わい深いかも…と思った😄
https://youtu.be/twOVUXP62Ps?si=tm0lafCXHuSrkhrJ
読了日:10月21日 著者:小川 未明
となりのたぬき (チューリップえほんシリーズ)となりのたぬき (チューリップえほんシリーズ)感想
10/31まで読み聞かせ動画が公開中だったので視聴。まずは自分から変わる、なかなか出来ないのだけれど😅😅😅
https://www.ehon-land.jp/movie/movie_333/
読了日:10月21日 著者:せな けいこ
JKからやり直すシルバープラン1 (ヴァルキリーコミックス)JKからやり直すシルバープラン1 (ヴァルキリーコミックス)感想
ホームレスになってしまったかつてのワガママ放題お嬢様が高校時代にタイムリープして、人生やり直す話。モーニングでもおばちゃんが若返って……の漫画が連載されていたなぁ。
https://morning.kodansha.co.jp/c/eighteeneighty.html  
特に目新しさはないけれど、主人公よりひと回りは上の年齢なので、わかるわとかわかる!って思ってしまう。でも別に若返りたくはない😅 2巻までKindleUnlimitedで読んだけど、ここまででも話としてはまとまっているからあとはパス!
読了日:10月21日 著者:李惠成
暗殺後宮~暗殺女官・花鈴はゆったり生きたい~ (1) (ビッグコミックス)暗殺後宮~暗殺女官・花鈴はゆったり生きたい~ (1) (ビッグコミックス)感想
「暗殺教室」にあらず😅 ジト目でギザ歯、地味で孤独な少女・花鈴(かりん)。実父の王皓(おうこう)は悪名高い残虐非道の極悪文官(でもチョー美形✨)。普通に友だちが欲しいのにみんな怖がる💦後宮に見習い宮女としてやってきた彼女は友だちが欲しい! 家伝のスゴ腕暗殺技術をもっていて、それを活かす機会が……!
病弱の少年皇帝・暁星との出会いにより、いろいろありそう。1巻無料だったので読んだけど、続きが気になる。
https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/287299/
読了日:10月21日 著者:緒里 たばさ
(女)(女)感想
今日(10/22)は中也の命日なのでなにかひとつ……と思い、これを……。カッコつきの女、この()にはどんな意味があるのか。中原中也記念館で売られている、おなじみのあの帽子は大人気で入荷待ちらしい。
https://chuyakan.jp/online-shop/chuyanoboushi/
帽子をかぶって中也の詩を暗誦する、サウイフモノニ ワタシハナリタイ……!? 青空文庫で。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000026/files/55910_62027.html
読了日:10月22日 著者:中原 中也
煙草と悪魔煙草と悪魔感想
前にも読んだ記憶があるんだけどなぁ……ジャンプルーキーでこの話をもとにした漫画を読んだので。
https://rookie.shonenjump.com/series/X1vJnKYZ9Oo
読了日:10月23日 著者:芥川 竜之介
雨傘(川端康成短編全集)雨傘(川端康成短編全集)感想
『掌の小説』で読んでいたはずだけど、思い出せなかったので朗読動画で。朗読者がセクシーで、声だけ聞いていても可愛らしく初々しいふたりが、なんとなく大人の階段に足を……な雰囲気が増したような気がしました🤭 
https://youtu.be/qU2QNoQAoX4?si=NfoNlOZxeVxn2hvS
読了日:10月23日 著者:川端康成
一枚の繪 2023年10・11月号一枚の繪 2023年10・11月号感想
創刊600号記念🎉 たまに書店で立ち読みするくらいになってしまいましたが、綺麗な絵がたくさん載っている雑誌として長く読んでいました(買っていたのは父)。鎮西直秀さん(表紙作品はSOLD OUT)、東郷たまみさんなどこの雑誌で知りました。おおた慶文さんの特集もあった気がする。二十歳の記念に塙賢三さんのピエロの絵を父が買ってくれたのでいつか自分のお金で画を買いたいと思いつつ……🥸🥸🥸
https://ichimainoe.co.jp/magazine/202310-oct-nov-no-600/
読了日:10月23日 著者:一枚の繪
思い出供養思い出供養感想
短編集かと思ったらエッセイだった。横書きで私にはちょっと読みにくかった。内容は……共感出来るところはあったけど、ふつう?(すみません💦)
読了日:10月23日 著者:森明日香
山男の四月山男の四月感想
青空文庫で。六神丸って救心みたいな薬なのか。実際あるし。そしてまさかの……ラスト😅 宮沢賢治記念館通信によると来年2月の企画展で自筆草稿が展示されるようです。
青空文庫⇒
https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/43758_17942.html
読了日:10月23日 著者:宮沢 賢治
三匹の小熊さん三匹の小熊さん感想
青空文庫で。先に読んだ「三匹 の こぐまさん」(未登録)はカタカナで読みにくかった⇒
https://www.aozora.gr.jp/cards/001172/files/44957_42645.html
こちらもクマやアヒルが出てくるけれどドタバタコメディ、探偵物語!?っぽくて楽しい気がする。タイトルが同じになったわ、とか村山さんは思わなかったのか?😅
https://www.aozora.gr.jp/cards/001172/files/44976_42823.html
読了日:10月24日 著者:村山 籌子
環と周 (マーガレットコミックス)環と周 (マーガレットコミックス)感想
環と周のふたり。「また会ったね」……ようやく「また会えたね」だと思ったら泣けてきた(⁠´⁠;⁠ω⁠;⁠`⁠) 1巻完結。こちらの記事を読んで即買いしてしまった。https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/shueisha/trend/shueisha-167862
読了日:10月24日 著者:よしなが ふみ
足感想
タイトルと表紙(ページ数もあまりないので)が気になり読んでみた。脚ではなく足に拘る、愛でる、おいおい…な男の独白。次にまた違う人の語りで男の妻だとわかる。次にその子ども。なんというかスゴいグロいワケではないけれど、こういう偏愛的な人は一定数いるのだと思う。しかし彼の語り、妻の語りが本当かどうかはわからない。作者が書きたいものを書けた、満足感みたいなものは伝わったかな。昔『手っちゃん』(古谷三敏)という手首から先が話す漫画があったけど、なんとなくそれを思い出した。
読了日:10月24日 著者:二宮敦人
王太子様、私今度こそあなたに殺されたくないんです! ~聖女に嵌められた貧乏令嬢、二度目は串刺し回避します!~(1) (異世界ヒロインファンタジー)王太子様、私今度こそあなたに殺されたくないんです! ~聖女に嵌められた貧乏令嬢、二度目は串刺し回避します!~(1) (異世界ヒロインファンタジー)感想
期間限定無料につられて読んでしまう😅 貧乏令嬢のリーセルは聖女とみんなから崇められる女に嵌められ恋人の王太子に殺されてしまう。が!気がつくと子ども時代まで時間が戻っていた。2周目のメリットを活かして王太子や聖女などとは関わらず穏やかで思い通りの人生をと願うのにやっぱり思い通りにはいかなくて……テンポはいいかな。絵柄も悪くない。続きも無料なら読みたかった😆
読了日:10月25日 著者:おしばなお,岡達英茉
てっちゃん (ジャンプコミックスデラックス)てっちゃん (ジャンプコミックスデラックス)感想
『手っちゃん』を探していたらこちらの漫画に。てっちゃんが生まれたのは昭和59年。当時と比べたら福祉などずいぶん改善されたかもしれないが横柄な医者や心無い週刊誌、親の苦労などはいつの時代も変わらない。まんが図書館Zで。
https://www.mangaz.com/book/detail/163481
こちらも読んで欲しいです。
https://www.pixiv.net/user/46770757/series/203587
本人の頑張りもあるけれどどんな人と巡り会えるかで人生は大きく変わるのだと思った。
読了日:10月25日 著者:池田 文春
のぞき眼鏡のぞき眼鏡感想
「覗き見」という言葉から青空文庫で見つけた話。
タイトルからよこしまな事を連想してはいけない(笑) 絵本よりシンプルな線の漫画で読んでみたいかも。ちょっとせつないような。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001179/files/45134_45455.html
読了日:10月25日 著者:土田 耕平
深山の秋深山の秋感想
えあ草紙で。人間と動物たちが理解し合うのは難しいけれど、動物たちは楽しく過ごせるのかも。お酒を買いに来たクマが可愛い。その分、人間のセコさというかなんというか…が目立つ。神さまを信じているのはもしかしたら人間より自然の中に暮らす動物たちなのかもしれない。秋の高く青い
い空、形を変えていく白い雲、タイトルの通り晩秋に読みたい物語。今年はまだずっと晩夏みたいだけど😅 「深山の秋」という和菓子を食べたい。
https://www.satokazzz.com/books/bookinfo/55003.html
読了日:10月25日 著者:小川 未明
銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2 (文春文庫 な 71-5)銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2 (文春文庫 な 71-5)感想
車椅子の迷探偵?玄太郎が名古屋から東京に検査にやってきてそのまま入院・手術。だからといって大人しくしているはずもなく……高齢者の家族関係や葬儀のことなど自分も人生の締め括りをどうしようかなぁ、と日々考えてしまう。このシリーズはこれで終わりなのかな。玄太郎&みちこさんにあうには『さよならドビュッシー 前奏曲』を読めばいいらしいので覚えておこう。

読了日:10月26日 著者:中山 七里
小公女セーラ (10歳までに読みたい世界名作)小公女セーラ (10歳までに読みたい世界名作)感想
10歳まで……どころか60歳までに😅タイトルは聞いたことがあるけれどアニメや絵本でも読んだことがなく、お子さま向けの本でだいたいの内容を把握しようとKindleUnlimitedにあったらので読んでみた。途中にイラストも多く、小さい子でも楽しく読めそう。意地悪な先生に同級生ってこういう話には付きものですね~ちゃんと長いバージョンもいつかは読まねば。
翻訳者岡田好惠さんのサイト
http://www.okadayoshie.com/
【追記】同シリーズ『赤毛のアン』も読了🥸
読了日:10月26日 著者:フランシス・ホジソン バーネット
バッテリー (2) (角川文庫)バッテリー (2) (角川文庫)感想
うわぁ、とうとう暴力事件が……校長の我が身大事、保身第一の態度がムカつく。中学の部活って難しいなぁ。とにかくどこかに所属しなさい、運動部が文化部より上、みたいな雰囲気があったし、ひとりひとりのやる気も違うし。弟くん、やっぱり可愛い。癒やしだわ。
読了日:10月26日 著者:あさの あつこ
「漱石名言を超えろ!」「漱石名言を超えろ!」感想
おぉ~(⁠〃゚⁠3゚⁠〃⁠) 邪な心も浄化されるような(笑) いやぁ、ロマンチックじゃないですか💕 『あの素晴しい愛をもう一度』懐かしい〜好きな歌なので今日は1日脳内リフレインですわ、(´∀`*)ウフフ! ありがとうございました😍
読了日:10月27日 著者:バキラックス
5分後に幸せなハッピーエンド (5分シリーズ)5分後に幸せなハッピーエンド (5分シリーズ)感想
エブリスタのサイトで書籍化されたものを集めたページがあって、そこで少しずつ読んだ。ベタな話だが『おじいちゃんに100点を』が好き。
https://estar.jp/publications/1674
【5分後に不幸なバッドエンド】はこちら⇒
https://estar.jp/publications/1675
読了日:10月27日 著者:
昭和エロ本 描き文字コレクション昭和エロ本 描き文字コレクション感想
「ジョージを愛するからアイ・ジョージ」「娘よ、お前の仇は熊の罠におちた」「特別読物 注入器で作られた子に罪はない」などなどここにはとても羅列出来ない言葉がたくさん😅 東スポなどお子さまに思える!?『漫画Q』目次エロ挿絵集(ヒゲとボインみたいな雰囲気のイラスト)や出版やレタリングに関する記事などもあって、このテの雑誌の歴史を感じるというか、真面目に読もうとすれば読めるし、私みたいにヘンな見出しにその時代のセンスを感じてうひゃひゃ!となる人間にもそれなりに〜KindleUnlimitedで🥸
読了日:10月27日 著者:橋本慎一,比嘉健二,藤木TDC
熊感想
各地で熊出没のニュースに「熊」の話を読もうかと。「北海道で生れた私の友達」の熊VS人間(傘を持っててよかった!)の話と「ある牧場の男」から聞いた熊VS牡牛の話。最後がまた🥲 久米正雄の文章ってなんかいい……青空文庫で⇒
https://www.aozora.gr.jp/cards/001151/files/47523_66338.html
読了日:10月27日 著者:久米 正雄
香熊香熊感想
青空文庫で。作者は魚釣りの人のイメージがあったので、熊?気になり読む。作者は「永い年月の間に鹿、狸、狐、猿、鼠、猫、栗鼠、木鼬、羚羊、犬、鯨、海狸、熊、穴熊、猪、土竜もぐらなど、内地の獣類は、いろいろ食べたことがある。だが、不遇にも羆の肉だけは、いまもって食ったことがない。」とのこと。たぬき汁の話があったはず。
小さい頃、小熊を飼っていた事にビックリした。アイヌと熊の話など。青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/001248/files/46741_25680.html
読了日:10月27日 著者:佐藤 垢石
白いくま白いくま感想
アツい国の動物園にやって来て、チョコレートが大好きになってしまった白いくまの生涯。笑えばいいのか社会風刺と捉えたらいいのか…。
青空文庫⇒
https://www.aozora.gr.jp/cards/001475/files/53465_69561.html
読了日:10月27日 著者:小川未明
スーパーホース列伝 優駿たちの蹄跡 1巻スーパーホース列伝 優駿たちの蹄跡 1巻感想
明日(10/29)天覧競馬だというので🥸 以前競馬学校の近くに住んでいて今の場所も牧場に近い(行ったことはないが)。輸送トラックとか田舎にいた時にもたまに見たけれどドキドキした(笑)馬にも人にも歴史あり。KindleUnlimitedで。
古い記事になるけれど歴史など⇒http://umineko-world.jugem.jp/?eid=1329#gsc.tab=0
読了日:10月28日 著者:やまさき 拓味
とけるとゾッとする こわい算数(1)リンゴは何個もらえるでしょう?【試し読み】 (ポプラキミノベル)とけるとゾッとする こわい算数(1)リンゴは何個もらえるでしょう?【試し読み】 (ポプラキミノベル)感想
問題文が〜「想いをこめてていねいに人形を作ると一体15分かかります。そして木に飾りつけるのに一体3分かかります。全部で7体の人形を……」クリスマスではないとの注意書き?が〜飾りつけじゃないよね、絶対😓 試し読みだったけど、イラストも多いし面白くて子どもには良いのかな? 想像力も広がりそうだし、アレンジした問題文も作って国語力もアップ?😅
読了日:10月28日 著者:小林丸々
冬のちょう冬のちょう感想
「凍蝶」「凍鶴」とか好き。 寒い時期にどこに卵を産み付けるか悩む蝶の母さん→「ああ、かわいそうに、こんな時分に生まれてこなければよかったのに……。」といって、女めちょうはまだ見ない子供のことを憂えたのでありました。←天知茂の歌う『非情のライセンス』主題歌♪昭和ブルースが浮かぶ😅
https://www.uta-net.com/movie/2584/Tyh0435Z3js/
青空文庫
https://www.aozora.gr.jp/cards/001475/files/52107_47806.html
読了日:10月28日 著者:小川 未明
冬の女冬の女感想
何なの、これは? 良人ある身の御婦人への親切心からのおせっかいのか、なぐさめなのか、口説きなのか、妄想なのか……時間薬的なことを言いたかったのか、やたら春を待ちわびているような…私にはわからないナゾ作品🥸

青空文庫⇒
https://www.aozora.gr.jp/cards/000168/files/3625.html
読了日:10月28日 著者:横光 利一
地獄づくし―大江戸闇草紙 (角川文庫)地獄づくし―大江戸闇草紙 (角川文庫)感想
主人公の伊佐次は31歳の男。ふだんは夜鷹蕎麦の屋台ではチマチマ稼ぎ「わるい風」が胸の中を吹くと彼のもうひとつ裏の顔が。天下の裁きに漏れた悪事を知ると琉球拳法を使い成敗!? 必殺仕置人ほどではない闇稼業で解決の場面もそれほど…むしろ濡れ場に80%くらい力を入れているのでは?強姦、獣姦、緊縛、蝋燭責などの悪人たちの変態プレイ、そしてお絹伊佐次の閨場面が毎回長くて読み飛ばした😅著者初の時代小説らしい。「小判地獄」「刺青地獄」「火炎地獄」「邪教地獄」…地獄とつくほどではなかったような気がする…ってひどいかな😓
読了日:10月29日 著者:勝目 梓
ある冬の晩のことある冬の晩のこと感想
目の見えない三味線弾きの女を気にしながらも
「自分は弱気だから」「財布を忘れたから」…と通り過ぎる人たち。そんな貧しい女にお金を貸してくれという女の子にビックリ!そして貸してあげる女にもビックリ! でもその後の展開に「もしかしたら女の子は神さまではなかったのか?」と思ったり。福の神と貧乏神は兄弟(姉妹)という話を思い出した。
青空文庫で⇒
https://www.aozora.gr.jp/cards/001475/files/53122_72645.html




読了日:10月29日 著者:小川未明
10分間の官能小説集2 (講談社文庫)10分間の官能小説集2 (講談社文庫)感想
講談社文庫アンソロジーで1〜3まで。帯に「長けりゃ、いいってもんじゃない。」とあって笑った🤣 「1」だと思って読んだら「2」だった。
蛭田亜紗子さんの「さなぎのなかみ」が一番抵抗なく読める話じゃないかなぁと思ってた。あからさまな表現も控えめ(ほとんどないかな)だし。勝目梓さんの「始末書」は単身赴任おやじの話だけど奥さんを「かあさん」と呼ぶので、浮気相手と同じことをかあさんとする…えっ😱となってしまった。藍川京センセの「妖天女」は純白の薔薇の名前で女性の色香で色づくという設定🌹 南綾子さんもよかった。
読了日:10月29日 著者:勝目 梓,阿部 牧郎,西澤 保彦,睦月 影郎,藍川 京,南 綾子,大石 圭,蛭田 亜紗子,草凪 優,平山 夢明
ハロウィンハロウィン感想
ハロウィン≒仮装パーティ、コスプレイベントと思っている人が多くて、ナンなのか理解していないのにハッピーハロウィーン💕と叫んている人が大部分では? 日本人は変身願望が強すぎでは?(笑)
あれ、お彼岸終わってなかった?とまたご先祖さまがやってきてくれるでしょうか? ハロウィンはVakiraさま作品(他の方のハロウィン作品も✨)で楽しむのが正しいと思います😁😁😁

読了日:10月30日 著者:バキラックス
あたりのキッチン!(1) (アフタヌーンコミックス)あたりのキッチン!(1) (アフタヌーンコミックス)感想
ドラマ化されているというので、検索したらKindleで明日まで無料だったので読む。主人公は
他人とのコミュ能力が限りなくゼロの大学生・清美。でも一度食べた料理はレシピまで解読でき、美味しく調理も出来る(羨ましい)。定食屋「阿吽」でアルバイトを開始して……面白かったので紙本で揃えたいと思ったけど、ないみたいで残念。
https://www.tokai-tv.com/atarinokitchen/
読了日:10月30日 著者:白乃雪
サカキサカキ感想
樹医の話を読みたくて。仕事内容はあんまりよくわからなかったかも😅KindleUnlimitedで見つけた。
主人公は集英建設株式会社営業第三課に勤めながら樹医もしている榊武馬。人物の描き方と樹木の画力に差があるように感じるのは気のせいか? 樹木はよく描き込まれているように思う。まぁ主役?だからか。
五寸釘を打ち込まれた樹とか気の毒😭
読了日:10月30日 著者:てしろぎ たかし,林 律雄
栗毛虫栗毛虫感想
『虫の文学誌』の感想に北杜夫氏の名前が。試し読みで目次をみたら「長塚節のクスサン」とあり、何だろ?と検索してこの作品。虫嫌いには向かない😓(https://bookmeter.com/books/13927636)

青空文庫⇒
https://www.aozora.gr.jp/cards/000118/files/4495_15633.html

参考ブログ(カイコ繭画像あり)⇒
https://fabreimomushi.hatenablog.com/entry/2018/07/14/205958

読了日:10月30日 著者:長塚 節
グッドボタンは励みになります。グッドボタンは励みになります。感想
突撃系ユーチュー婆の志摩子……岩井志麻子センセーの姿しか浮かばない🤣 
読了日:10月30日 著者:ヒデキング
バッテリー 3 (角川文庫)バッテリー 3 (角川文庫)感想
文庫書き下ろしの「樹下の少年」がよかった。親や大人ってなんで勝手に子どもを成長させることなくずっと子どものままでいさせたり、この子は平気って決めつけちゃうんだろうなぁ。自分がそうされてイヤだったことがあるだろうに。身内が指導者というのも大変そう。好きだから頑張れる、そんな情熱がうらやましい。
読了日:10月31日 著者:あさの あつこ
【文庫】 狂化 (文芸社文庫)【文庫】 狂化 (文芸社文庫)感想
表紙とタイトルが気になりKindleUnlimitedで。ファイルが4とアトガキの5作品。最初は人の話を聞かないヤローに積極的な美人の彼女の組み合わせ。うん、ハッキリと書いてはいないけど予想通りの展開。昭和のテレビドラマで似たようなのを見たな、とか思ってしまった。ファイル3が一番好みではあったけれど、グロい系なので(全体的にそうだが)……手書き文字で気持ち悪さを増加しようとしているのかな、なんとなく全体的にマンガチック、中二病っぽい感じ。言わんとすることはわかるけれど、ありふれたと言えばありふれた感じ。
読了日:10月31日 著者:二宮 敦人
やさいのおなか (幼児絵本シリーズ)やさいのおなか (幼児絵本シリーズ)感想
ハロウィンなので(笑)カボチャだな!と思って(笑)動画を視聴。
断面図のシルエットを見て「これなぁに」と聞かれ、すぐわかる野菜なのに当たると思いのほか嬉しい気持ちに😆😆😆
https://youtu.be/rE2TLkp8Sp8?feature=shared
読了日:10月31日 著者:きうち かつ
メンタル強め美女白川さん5 (MF comic essay)メンタル強め美女白川さん5 (MF comic essay)感想
こちらに投稿された分だけでも満足してしまう〜40代50代になった白川さんを見てみたい。
https://www.pixiv.net/artworks/112635948
読了日:10月31日 著者:獅子
Hrart on wave(ハロウィンジョーク)Hrart on wave(ハロウィンジョーク)感想
何故か安田講堂への放水場面を連想してしまいました🥸
https://www.47news.jp/7300710.html
読了日:10月31日 著者:バキラックス
さよなら身体さよなら身体感想
タイトルと表紙を見て……作者が作者なのでもしかしたらヤバい展開になるかも、と覚悟しつつ読む。魂の重さは21gとかいう話があったなぁ、と思う。
https://setagayabenri.com/service_menu/koritu_cleaning/tamashi_21g/   『文学のなかの看護』ってあるけど『漫画の中の…』的なものがあったらコレはいれて欲しいなぁ。カウンセリングとか心理学とかの授業教材にもなりそうな気もする。
読了日:10月31日 著者:山本英夫
悲しい誤解悲しい誤解感想
現代にも通じるような、何となく漠然とした不安を抱えている男。円満退職という名のクビになった同僚、自分たちはそうならないようにと懇談会の名目で呼びかける人……妻子があるのに酔っぱらって女に甘えて。妻が焼き芋、焼き芋言っているが、食糧統制が1941年から始まり1950年に終わるまで焼きいもの流通も停止されていたようで「今年は焼芋屋の商売が許可される」とあったのでその頃が舞台なのかも。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000906/files/42656_24936.html
読了日:10月31日 著者:豊島 与志雄
ひつじさんと あひるさんひつじさんと あひるさん感想
ミシンの話を探していて見つけたひつじの洋服屋さんのお話。あひるさん、ジャマし過ぎだと思うよ…😓 青空文庫で。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001172/files/44971_42819.html
読了日:10月31日 著者:村山 籌子

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rohengram799 at 08:50コメント(2) | 月刊・空のお城図書館  

コメント一欄

1. Posted by さち   2023年11月01日 09:40
おはようございます🍀
『環と周』は単話を試し読みしていてコミックスになるのを待ち焦がれていました。
明治時代の話が『花子とアン』の逆バージョンのようで、悲しい結末だけど好きです。
2. Posted by オスカー   2023年11月02日 08:28
さち様
よしながふみさんの描く世界はせつなさだけでなく、どこかキリリとしていて、カッコいいなぁと思います。
「ベルばら」同人誌をどうにかして読めないかとの気持ちが再燃してしまいました😄

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