2023年12月02日
玄英雲便りNo.2:11月の本棚 〜 2023.11
11月の読書メーター
読んだ本の数:104
読んだページ数:13236
ナイス数:3266
差押へられる話の感想
【私は、所得税に対して不服であつた。附加税をよせると、年に四百円近くになる。私は官吏や実業家のやうに、国家の直接な恩恵を受けてもゐないのに、四百円は、どんな意味からでも、取られすぎると思つた。】いつの時代も税金への不満はありますね〜青空文庫で⇒
https://www.aozora.gr.jp/cards/000083/files/48206_31710.html
読了日:11月01日 著者:菊池 寛
笑についての感想
【フランス近代の大哲学者ベルグソンがなか/\面白い説明をしています。これからの私の話もその説をところ/″\借りようと思います。】最後の医者ふたりと患者の話が面白かった。ベルグソンという人物は知らなかった。一日一笑😄
読了日:11月01日 著者:岸田 国士
天人果 (ホラーMコミック文庫)の感想
別な人の作品で似たようなものを読んだような気がする中華系ホラー短編集。いきなり処刑場面が来るとは思わなかったのでビックリした。教訓的な話もあるけれど、グロいのでお食事前後は避けたほうが😓
KindleUnlimitedで。
読了日:11月01日 著者:竹崎 真実
佐藤さん (講談社文庫)の感想
昔「鈴木くんと佐藤くん」というスナック菓子があったなと思いつつ、表紙も昭和チックでカワイイので好き。主人公は隣の席の「佐藤さん」を怖いと思っている。見た目も態度も不良ではない、ごく普通のクラスメイトの女の子なのに。その理由は彼女に憑いているアレ😱というジャンプ漫画にありそうな話(偏見か?)ではあるけれどこの話を中3の時に書いたそうで、言われてみればそんな雰囲気。でもサクサク読めて面白かった。
お菓子CM⇒
https://youtu.be/wbE5B7XoAtE?si=YbpY957uOPqOoFa0
読了日:11月01日 著者:片川優子
金魚: 『金魚』―人間社会の鏡を映す小さな魚たちの物語 (絵本)の感想
タイトルとamazonの本の概要にはいろいろ書いてあるけれど、実際読むと字が大きいAI絵本。対象年齢が低めの設定だからか? 金魚を飼っている女の方が自分勝手じゃね?って思った。いきものを飼うなよ、という感想かな。金魚のイラストは小さい子には怖いかも。「金魚妻」的なオトナの絵本を期待してはいけない(-_-;) KindleUnlimitedで。
読了日:11月01日 著者:MCH
10分間の官能小説集 (講談社文庫)の感想
先に「2」を読んでしまったので最初に戻る(笑)最初の石田衣良さん「ひとつになるまでの時間」からすでにヘンタイっぽいじゃないか!まぁお互いが納得しているなら外野は何も言うまい。収録作品⇒「ひとつになるまでの時間」石田衣良・「刀と鞘」 睦月影郎・「シンプルな関係」小手鞠るい・「シーラカンスの条件」南綾子・「最後の夜」阿部牧郎・「てんにょどうらく」あさのあつこ・「鼈」三田完・「隣家の女の窓が開いている」岩井志麻子・「ルヘリデの夜」前川麻子・「トゥエンティー・ミニッツ」勝目梓の10作品🥸
読了日:11月01日 著者:石田 衣良,睦月 影郎,小手鞠 るい,南 綾子,阿部 牧郎,あさの あつこ,三田 完,岩井 志麻子,前川 麻子,勝目 梓
モテない女は罪であるの感想
男が語る「女がモテるための秘密」 …… なんでコレをダウンロードしていたのかワカラナイ😱 漫画だから読めたけど活字だったらどうか? 今さら恋愛指南書みたいなのはいらんけど😅
アップデート版(有料)あり⇒
https://note.com/marutisu
読了日:11月01日 著者:山田 玲司
君が死ぬまであと100日 単行本版 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)の感想
「生きものの余命が見える」 太郎。幼なじみのうみに人生4回目の告白をしてたやっと恋人になれた!と思ったら、うみの余命カウントダウンが!?
えー、そりゃあない! 太郎に見える余命日数が減ったと思ったら増えたりするのはナゼ? 余命の残り伸ばすことは可能なのか? 絵も可愛いしふたりもかわいい、だからうみには生きてもらいたい!
(BOOK☆WALKERで1巻無料だったので読む)
読了日:11月02日 著者:右腹
偽り姫の内緒ごと ~後宮で身代わりの妃を演じたら、皇帝と護衛に寵愛されました~(1) (KCx)の感想
「死んだ姫君の身代わりとして、皇帝の前で演技をし続けろ」と命じられた主人公。お芝居が大すきなガラスの仮面のマヤちゃんみたいなコなので、後宮でも臆することなくむしろイキイキとやりがいを感じているような。恋愛沙汰に巻き込まれて三角関係!?な雰囲気にはなっていない。これからどうなるかはわからないが私は護衛くんが好みだ😍 次巻では皇帝と護衛くんの関係がはっきりしてくるのかな。気にはなるけど。 原作は未読。コミカライズは5巻完結らしい。
読了日:11月02日 著者:桜倉 メグ
文化の日 スマホ考の感想
「失格少女」も読み返してきました。スマホはアナタの知らないアナタを暴くことが大好き! スマートフォン(smartphone)の頭文字は「S」だもの、みんな知らないうちにスマホの奴隷Mになっている……って話ですよね!?😆
読了日:11月02日 著者:バキラックス
えどめぐり <名所>時代小説傑作選 (PHP文芸文庫)の感想
ずっとタイトルを「えと(干支)めぐり」だと思っていたので飼わずにいた1冊。宮本紀子さんの「両国橋物語」は既読だったが好きな話。朝井まかてさんの「後の祭り」は大家さんの苦労に同情しつつ平吉のような人たらし?になってみたいと思う😄 篠綾子さんは書き下ろし。少女漫画チックで若手俳優のドラマで見たいかも。田牧大和さんと宮部みゆきさんはシリーズ物からなのかな、本編を読んでみたいと思った。収録作品⇒「後の祭」朝井まかて・「名水と葛」篠綾子・「鐘ケ淵−往還」田牧大和・「両国橋物語」宮本紀子・「凍る月」宮部みゆき
読了日:11月02日 著者:宮部 みゆき,朝井 まかて,田牧 大和,宮本 紀子,篠 綾子
デスデモーナのハンカチーフの感想
今日は「ハンカチーフの日」なのでハンカチに関するものを。「オセロー」はテレビ中継でみた玉三郎さんがデスデモーナを゙演じた舞台でしか知らない。それもかなり前なのでハンカチがない!なんて場面は記憶はなく😓 ハンカチにこだわらなくてもよかった、一緒に探してと言えばよかったのに……そうはいっても出来ない人もいるのよねぇ。なんだか「木綿のハンカチーフ」が聴きたい(笑)
青空文庫⇒
https://www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/2985_10087.html
読了日:11月03日 著者:宮本 百合子
恋愛風土記 佐々木丸美コレクションの感想
佐々木丸美さんの小説を読む前にわたなべまさこ先生の漫画を読んでしまった。玉の輿を目指す春子、夏子、秋子、冬子の4人。時代をを感じつつも幸福になるために必要なこと、人の考える基本的なものは変わらないなと思う。小説を読むのが楽しみ。
4人それぞれの話の他に夢のお告げを信じた女性の「五月の椿」とホラー?だけど女心が哀しい物語「黒髪あわれ」も。わたなべまさこ先生オリジナルだったらもっとギャ~!な話(絵)になっていたかも😅
読了日:11月03日 著者:佐々木 丸美
10分間の官能小説集3 (講談社文庫)の感想
シリーズ最終巻になるのだろうか、大トリに団鬼六先生✨ もう、この作品だけで満足しちゃう😆😆😆 せっかく神さまから素晴らしい肉体(の一部)を授かったのにダンナさんは「これは何かの病気だと思って病院に」なんて、工エエェェ(´д`)ェェエエ工!お医者さんはもちろん病院じゃないって言いますよね。そして別れてしまう。その後の奥さんが気の毒になりました😓 小手鞠るいさんの「愛のおけいこ」はどこかで読んだ気がする。深志美由紀さんは多分初めての作家さんだけど「裸のお姫様と召使いの話」というタイトルもよかった。
読了日:11月04日 著者:内藤 みか,南 綾子,小手鞠 るい,乾 くるみ,草凪 優,坂東 眞砂子,深志 美由紀,前川 麻子,睦月 影郎,団 鬼六
死に戻りの幸薄令嬢、今世では最恐ラスボスお義兄様に溺愛されてます(1) (KCx)の感想
処刑されたはずなのにオルタンシアが目が覚めると、幼い頃に公爵家に養女として引き取られた日に時間が巻き戻っていて……冤罪で処刑されたらどんなことがあっても処刑ENDは避けたい!となりますね。絵も可愛くて好き。
読了日:11月04日 著者:山いも 三太郎
急がばナナメの感想
ぶっちゃけなにをやっている、どんな有名人なのか知らない😅 お子さんがこの本を欲しがっている(読んでいるだったか)という記事を読んでページ数もそこそこ、試し読みで面白そうだったのでKindleUnlimitedで。多分、もともと素直で頭のいいコだったんだと思う。でも厭らしさもなく、文章も面白い。ちょっと主婦っぽいところもあるし、毎日を無理なく楽しんでいるのがイイ。若いコが読む感覚とは違うかもしれないけど、ゲーム配信とか知らなくても面白かった。お母さんのキャラが好き🤭 イラストもカワイイ😄
読了日:11月04日 著者:おんりー
天に恋う1 (ミッシィコミックスNextcomicsF)の感想
中華系異世界ファンタジー? ブラコンの主人公が年齢のわりにスゴい幼い容姿に見える…女子高生だよね? 男性にトラウマがある設定、イケメンがふたり絡んでくるとか、絵柄もいかにも少女漫画の世界✨ 完結しているのでネタバレ・あらすじも読んでいるが、気が向けば続きを読むかもしれない🥸
読了日:11月04日 著者:望月桜
夜の向こうの蛹たち(祥伝社文庫こ14-9) (祥伝社文庫 こ 14-9)の感想
タイトル買い。最初から羽化の記述があるとは思わず😅 料理描写は美味しそう。サクサクと読了。メインとなるのは小説家の織部妙、橋本さなぎ、その秘書の初芝祐の女3人。最初から怪しい感じはあった。男性も出てくるけど恋人ではなく刺身のツマみたいな役割で、う~ん、必要?と思ったり。最初はスゴくワクワクしながら読んでたけど、橋本なぎさについていろいろわかってきてからはちょっと気分が下降気味に。ビアンだからとかじゃなくて、なんだ、こういう終わり方かぁ~って感じだったのでなにかピリッとした〆の感覚が欲しかった。
読了日:11月04日 著者:近藤史恵
ユキ ノ トンネルの感想
「ユキノ…」とついてなければ砂場で山を作ってあっち側とこっちがわりにから穴をほって、真ん中で握手!みたいな……。たくさん雪が降った日の外遊び
の様子なのかな???
おまけ〜雪野山トンネル😄
https://www.jldb.bunka.go.jp/location/250100186/
青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/001172/files/44940_42158.html
読了日:11月05日 著者:村山 籌子
戸川純の人生相談~どうしたらいいかな、純ちゃん~ (耳マン) (リットーミュージック)の感想
「おしりだって、洗って欲しい。」のウォシュレットCMのイメージしかないまま、ずーっと来てしまったので、歌手や女優、コロナ禍に始めたYouTube「戸川純の人生相談」なんて知らないままだった。KindleUnlimitedで読めることを知り、読んでみたらとても面白い!真面目な人なんだろうなとは思っていたけれど頭の良さも繊細な部分もわかって楽しかった。本名の話や家族の話、戸川カレーの話、欽ちゃんの話…歌もちゃんと聴いてみたい。クリープをそのまま食べていた(なめる)のは私も同じだったから嬉しかった🤭
読了日:11月05日 著者:戸川 純,山口 慎一
ぼくの小鳥ちゃんの感想
おやぢとしてはヨコシマな方向にいってしまいそうなタイトルではある🤭 荒井良二さんのイラストが素敵で、紙もちょっと厚め。主人公と小鳥ちゃんと別れたはずの彼女も加わる日常の出来事。体長10センチ、真っ白でクチバシと脚は濃いピンク色。小鳥ちゃんは洗濯機の「泡と水のうねりを見ているのが快感」で私と同じだ!と嬉しくなる。病気になった時のお薬は「ラム酒をかけたアイスクリーム」残念ながらコレは違った。桃缶でしょ!(笑)解説の角田光代さんが書いていたけれど、誰の立場でこの話を読むかで印象って変わる。私は小鳥ちゃん派🐥
読了日:11月05日 著者:江國 香織
春夏秋冬代行者 春の舞 1 (花とゆめコミックス)の感想
原作を読みたい本に登録していたが、コミカライズを見つけたので読む。世界には冬しか季節がなく、冬は孤独に耐えかね、生命を削り春をつくり、やがて大地の願いにより夏と秋も誕生、四季が完成する。この季節の巡り変わりを人の子が担うことになり、役目を果たす者は“四季の代行者”と呼ばれた。春ってやっぱりホワホワした、良くも悪くもゆるい感じなんだなぁと思う。世界観ともはやお決まり、お約束の主従関係にそれに関わるあんな人やこんな人…の人物紹介って感じかな。もう1回くらい読み直さないとダメな年齢になってきた気がする😓
読了日:11月05日 著者:小松田 なっぱ
花ゆめAi 古道具よろず屋日乗 story01の感想
わかつきめぐみさん、懐かしい!
何かが憑いてる訳アリの品を預かり、その憑き物が落ちたら持ち主に返す。なんとも不思議な古道具屋の二代目主人・冬耶はぬぼーとしていて頼りないので、先代からの口の悪い女中のトメ(若い女のコ)にどやされ……な話。
巻ではなく1話って感じなのね、もっとたくさん読めると思っていたのでちょっと残念💦5話(最終巻)まで読む。
『わかつきめぐみの宝船ワールド』という彼女の作品をモチーフにしたイメージアルバムが発売されていたらしい。知らなかった。
読了日:11月05日 著者:わかつきめぐみ
虚弱の感想
心身ともに疲弊しているふたり。工場から聞こえる「恨ましやすんな、諦めなされ、
日の眼拜まぬ牢屋の中で、 手錠、足械悲しいけれど、長い命ぢやもうあるまいに何どうせ自暴だよ……」と労働者の歌に余計に落ち込む。ダラダラと歩きグダグダと世の中を自分を嘆く。厨二病かよ、そのうち魔眼とか言い出しそう、と思っていたら若い娘さんとすれ違い「フアゾムレス アイズ!」
…ヤメてくれ!🤣🤣🤣 青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/000022/files/4873_14006.html
読了日:11月06日 著者:三島 霜川
星屑を拾う猫の感想
2話しかないけど「流れ石」(100個集めると願いが叶うと言われている)を集める猫の話。スキマで読んだけどKindleUnlimitedでも。
スキマ(無料)⇒https://www.sukima.me/book/title/BT0001155057/
読了日:11月06日 著者:村松まつり
秋の牢獄 (角川ホラー文庫)の感想
紙本で欲しかったのに11月7日間際に買おうとすると近くの書店では見つけられず〜Kindleで。
表題作は11月7日水曜日。女子大生の藍はその一日を何度も繰り返す。朝になれば全てがリセットされていて……もっと長い話なのかと思っていた。夏でも春でもない、立冬近くというこの時間設定がいいのかも。8月31日を繰り返す漫画も読んでいるけど。次の話は各地を移動する不思議な家に囚われた男の話。もう一つもファンタジーホラーって感じで、みんな閉じ込められるところが共通している。人により病んでいる人の妄想って片付けられそう。
読了日:11月06日 著者:恒川 光太郎
氷点(上) (フラワーコミックス)の感想
原作が積読状態。そろそろ読まねば、と思っていたところでコレを見つけて無料だったので読んでしまう😅 ドラマも゙見たことがないので、だいたい人物像を把握出来てよかった。絵柄はう~ん、なんかビミョー!
読了日:11月07日 著者:三浦綾子,水谷愛
恋するレイジー(1) (フラワーコミックス)の感想
昔「LAZY」のポッキーが好きだった友だちがいたので、タイトルから思い出して読む(笑) いろんな意味をかけたタイトルなのかなと。主人公の桃沢かのちゃんはマジメで几帳面、だけど不器用すぎて、ヒーローの宮野玲次くんは、頭脳明晰で長身、イケメン、なんでもできちゃう完璧王子サマだが
究極の面倒くさがり屋で、その兄ちゃんは……。一緒懸命なかのちゃんがカワイイ💕 1巻期間限定無料だったので。
読了日:11月07日 著者:星森ゆきも
魔女は謎解き好きなパン屋さん-吉祥寺ハモニカ横丁の幸せな味- (ことのは文庫)の感想
表紙のイメージはちょっと違うかなぁ。実際これだけのパンを作り販売することがひとりで可能なのかと考えてしまった。魔女設定だけれど、観察眼が優れているので日常の不思議な出来事を解決みたいな……でもコレは後半への前フリだったらしく……無理矢理な感じもしなくはないが。バンは美味しそうなのでお腹がすく話ではある。
🍞目次⇒
1.魔女のいるパン屋
2.君といつかポンデケージョを
3.子猫の柄はクラミック
4.愛のカレーパン
5. ベルガモットの花嫁
読了日:11月07日 著者:湊祥
「風博士」の感想
『秋の牢獄』を読んだ時に「北風伯爵」の名前にムフ!と以前読んだ坂口安吾の『風博士』を思い出した。牧野氏もこの話はお気に入り!?(笑)のようで嬉しい😄
『風博士』(えあ草紙)⇒
https://www.satokazzz.com/books/bookinfo/43024.html
読了日:11月07日 著者:牧野 信一
バッテリー (4) (角川文庫)の感想
みんな悩んで大きくなった〜!と野坂昭如氏のCMが浮かんでしまう。大人からしたらもっと世界は広い、と言われそうだけれど「今」が一番大事で明日はそれに続く世界で……。「おじさん顔」の中学生っているよなぁ(笑)バッテリーとはどうあるべきか考えさせられた。次へ!
読了日:11月07日 著者:あさの あつこ
家政婦さんが推理してみた~被害者がノーパンだった件~ (Kindle Single)の感想
KindleUnlimitedで。
溝の口にある、かの有名な探偵一家のお屋敷で働く家政婦・長谷川が「旦那様――わたくし、ノーパンの謎が解けましたわ!」と高らかに(笑)『探偵少女アリサの事件簿』のスピンオフだそうで、『探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて』の1話も収録。読んだことがなかったので、人物関係がわかってよかった。
読了日:11月07日 著者:東川篤哉
大正諸恋ノスタルジー~文豪と女たちの恋煩い~ : 1 (ジュールコミックス)の感想
コレは太宰をモデルにしたのだろうか? それにしてはなんだかなぁ…な漫画。モノを創り出す人間はみんなその原動力となる美神を探しているのだろうけれど。ありふれていると言えばありがちな話。女の意地なのかと愛なのか……私は旦那さんが仕事で遅くなっても0時過ぎたら寝るタイプだったわ。今ならコチラで2巻まで無料⇒
https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/293253/
読了日:11月08日 著者:霜月かいり,あいざわあつこ
チ・カ・ラ 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)の感想
大正浪漫的な漫画を探していて見つけた。絵柄は綺麗なんだけど、なんか表情が乏しく感じてしまった。2巻まで呼んで最終回に納得いたのでコレ!完結? あっさりまとめたなぁ〜と思っていたら、続編が……詳しくはコチラを⇒
https://digitalmargaret.jp/detail/chikara-tenkuu/
読了日:11月08日 著者:和田尚子
これは経費で落ちません!~経理部の森若さん~ 1 (マーガレットコミックス)の感想
原作は未読。なんかスゴいラブコメ仕立てになっていたけれど、原作はどんな感じなんだろう? 休日に呼び出しなんてジョーダンじゃない💦
「風呂ソムリエ 天天コーポレーション入浴剤開発室」とは関係がある? 昔読んだから内容はほとんど記憶にないけど。
読了日:11月08日 著者:森 こさち
プライド 1 (クイーンズコミックスDIGITAL)の感想
母は亡き有名なオペラ歌手で同じ道を目指す資産家の娘の麻見史緒ととんでもない母親がいてバイトをしながらオペラ歌手を夢見る緑川萌。歌絡みの話だったのか。一条先生は「ティー・タイム」くらいしか読んでいない気がするので、こういう女性のバチバチした世界って面白くて好き。プライドも見栄もなくなりつつある私にはウッ!となるけど。史緒さんのパパが好き。3巻まで読んだけどあとは少しずつ読むつもり。
読了日:11月08日 著者:一条ゆかり
無花果-いちじく-の感想
懐かしいイケスミチエコさん。どの作品も読んだことがなかった。表題作は戦時中に結婚した夫婦をメインにした話。自分が子どもの頃はまだ傷痍軍人さんがお祭りなどでハーモニカを吹いたりしている姿を見たけれど、今の子どもたちにはゲームや漫画の世界になっているのかな。昭和感たっぷり。
読了日:11月09日 著者:イケスミチエコ
氷点(上) (角川文庫)の感想
漫画を先に読んでいたのでだいたいは把握していたけれど、う~ん、やっぱり一番問題なのは夏枝なんじゃないのか? 小さい子どもはちょっとでも目を離したら大変なことになるのに。犯罪者は確かに憎いが……なんかみんなルリ子ちゃんのことを忘れているような雰囲気もなんだかイヤだった。
読了日:11月09日 著者:三浦 綾子
氷点(下) (角川文庫)の感想
洞爺丸事故でもしや!と思った辻口が生きていた〜でもよかった、よかったで終わるはずはなく……夏枝って本当にイヤだわ。日記を盗み読みしたり、息子の友人に色目を使ったり……愛情がないわけではないのだろうけど、多分自分がないと一番綺麗でそのためにまわりは存在しているという感じ。とうとう陽子に出生の秘密が告げられ、そこからまた明かされた彼女の本当の両親のこと。えー、ここで終わり!?イヤ、たしか「続・氷点」があったはず……なので読むつもり。タイトルの意味も陽子書いているけど、この子の運命は過酷だ。
読了日:11月10日 著者:三浦 綾子
13月のゆうれい 1 (フィールコミックスswing)の感想
タイトルが気になり読んでみる。ネリが3年ぶりに再会した双子の弟・キリはネリにそっくり!で、ネリが着ないような「可愛い」服に身を包み……女装するようになったきっかけやネリ好みの、合コンであった男・周防(すおう)が同居人になったのは………など、なんともちぐはぐだけどこういうことってあるかも?と思う三角関係(?)かな。女の子だから、男の子だから…心と身体のバランスの取り方は難しい。ものすごく振り切っているわけではなくてみんなビミョーに揺れていると思う。続きは気になる。
読了日:11月10日 著者:高野 雀
#雨降る惑星の感想
タイトルが気になり読む。雨が苦手な旬14歳は転校してすぐ美少女の同級生・ケイに自分の秘密を知られてしまう。同じく弱みを握られた眼帯をしている同級生・ゆかりもケイに呼び出され、『退屈しない夏』を報酬に一緒に過ごすことになる。非日常な厨二病満載の物語。高校生やオトナに置き換えてみたけど、やっぱり中学生だからの子どもっぽさとか設定のオイオイ…な感じが活きて面白いのかな。両手に花、ラブボで混浴とか🤭 ラストはなんとなくこんな予感がしてたよ、だったけど漫画で読んでみたい気もする。KindleUnlimitedで。
読了日:11月10日 著者:森遊
おばあちゃんの恋ものがたりの感想
タイトルそのままな、おばあちゃんの初恋のカケラを探しに行く物語。なんとなくやっぱり生きてるもん勝ちかぁ〜とおじいちゃんの出番のなさを気の毒に思ったり。あとがきの手紙のやりとりは一往復で終わりがよかった。ちょっとくどく感じたので。KindleUnlimitedで。
読了日:11月10日 著者:草花 木子
夜の帳 密やかな恋 (ミッシィコミックスYLC Collection)の感想
密やかな恋……を検索中に見つけた漫画。KindleUnlimitedで読む。次々と使用人の女たちを抱くご主人サマ。その放蕩者の子爵に心奪われてしまったメイド。男尊女卑の時代から現代に…1巻にまとめられた壮大な愛の物語なのか? ちょっと殿方が初めてのコに優しくないのは気になったが、R18描写をサクッと毛布の下に隠してしまえば全年齢OKになるかなぁ、などと思ったり。表紙のイメージとは少し違うかも。
読了日:11月11日 著者:本崎月子
寒の夜晴れの感想
綺麗なタイトルに惹かれて読んでみたらなんという悲劇!
青空文庫で。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000236/files/1271_24383.html
読了日:11月11日 著者:大阪 圭吉
寝取られ令嬢の王子様 1 (花とゆめコミックススペシャル)の感想
幼馴染で婚約者を他の女性に寝取られ婚約破棄された伯爵令嬢・セレスティア。そんな彼女にイケメン貴族アランが婚約を申し込み…何か裏があるのではと疑いまくる彼女ですが、誠実に愛を伝えてくれるアランに心揺さぶられ……が段々と気になりはじめて…。描き下ろしは現代の高校生になったフタリのる「寝取られJKの王子様~もしも2人が現代で出会ったら~」🐥 思ったより可愛いくてハマッてしまい最終巻まで読んでしまったわ🤭
読了日:11月11日 著者:きくちくらげ,高宮咲
針子の乙女 (4) (角川コミックス・エース)の感想
(再登録🙇)
女子たちのパジャマパーティーがカワイイ〜不穏な物語の中で癒やしだ😍 続きはコチラで読んでいる。 https://web-ace.jp/youngaceup/contents/1000125/
読了日:11月11日 著者:雪村 ゆに
わたしはあなたの涙になりたい (ガガガ文庫 ガし 7-1)の感想
タイトルと表紙からなんとなく手を出しにくい年代だが、電子書籍なら大丈夫!と勇気を出して読む。Chopinをちょびんと読んでしまうような音楽もよくわからない、震災の体験も被害もない、家族の確執があるわけでもない私。バラバラなようで、でもつながっていて、リアルで非現実。タイトルの意味を噛みしめる。天上に響く音楽を、地上で奏でられる音楽を、言葉を全身に浴びたくなる。感動ポルノって言葉の功罪を思う。夏恒例のあの番組でドラマ化されなくてよかった!この物語にこめられた祈りを誰かに伝えたい。だから、読んで下さい💐
読了日:11月13日 著者:四季 大雅
バッテリー (5) (角川文庫)の感想
それぞれの野球に対する気持ちや姿勢がはっきり表れてきたような……友だちに対しての複雑な感情とか読んでいると懐かしさを覚えたりして。全く関係ないのだけれど、この前男子学生ふたりが「また明日」と言ってバイバイするところを見たのだけれど「じゃ」だけじゃなく「また明日」っていいなと思った😄
読了日:11月14日 著者:あさの あつこ
火の鳥の感想
手塚漫画も太宰府の「火の鳥」も読んでいないのだけれど「火の鳥」とついたものを読みたかったので。KindleUnlimited。
作者があとがきに書いていることがすべてなんだろう。実験的な小説。書きかけの似たような話をまとめたような感じ。
読了日:11月14日 著者:藤本敦士
753は18禁(ヒデキングさん原作 「開発部長 芳雄の憂鬱」の勝手に続編 月狼病その3)の感想
昔から催淫チョコレートとかあった気がするけど、そうか、千歳飴の時代になったのか(笑) 購買対象年齢を表示しないと! 皮膚から吸収されるモノってなんかエロいですよね~😆
読了日:11月14日 著者:原作:ヒデキング 作:バキラックス
神よ憐れみたまえ (新潮文庫 こ 25-18)の感想
あらすじに【昭和38年11月、三井三池炭鉱爆発と国鉄の多重衝突という、戦後事件史に残る大事故が同日に発生。「魔の土曜日」と言われたその日の夜、12歳の百々子の両親は何者かに惨殺された。裕福な家庭に生まれ育ち輝かしい未来が約束されていた少女を襲った悲劇。】とあり、実際あった事件と関連づけた話かと思ったがちょっと違った。百々子の聡明さ、美しさに魅了された叔父さんがキモい話だった。小学校時代の担任となにかあるのかなとゲスいことを考えていたけれどそれはなく、いい先生だったなぁで終了😅 なんか物足りない1冊。
読了日:11月15日 著者:小池 真理子
双晶宮 上巻 (ファンタジー・コミックス)の感想
スキマで。タイトルが気にいったので。最初に双晶の説明があるけど、画面が暗く文字が潰れた感じです読みにくかった。スマホだからか? 水晶の双晶
https://sites.google.com/site/fluordoublet/%E9%89%B1%E7%89%A9/%E9%85%B8%E5%8C%96%E9%89%B1%E7%89%A9/%E7%9F%B3%E8%8B%B1%E6%B0%B4%E6%99%B6/%E6%B0%B4%E6%99%B6%E3%81%AE%E5%8F%8C%E6%99%B6
読了日:11月18日 著者:遠野 一実
双晶宮 下巻 (ファンタジー・コミックス)の感想
スキマで。恋のSFミステリーって書いてあるけど、まぁそうなのかなぁ。お耽美さがもう少しあったら赤江瀑さんの世界みたいになったかも??? 知識が足りないせいか、なんとなく読みにくかった。
https://www.sukima.me/book/title/BT0000371796/
読了日:11月18日 著者:遠野 一実
結婚記念死 1 (ズズズキュン!)の感想
結婚記念日に殺されるという悲劇を繰り返す……犯人は浮気していたダンナだと知り、なんとか生き延びる方法を考える。最後まで読んだけど、離婚に向けてからはバタバタとまとめた感じだったので打ち切りだったのか?
読了日:11月18日 著者:石川オレオ
まさかな恋になりました。(1) (サイコミ×裏少年サンデーコミックス)の感想
主人公は35歳の会社員の栞。お局さま(今も言うのか?)になるのかしら、ひとり暮らしの隣の部屋に瑞貴くんがが引っ越して来てからさぁ大変! 年下27歳のイケメンがなんで魚に見えるのか、ハゼドンじゃあるまいし(古い!)このふたりがどうなるのか気になって7巻まで読んでしまったわ😆 サカナに見えてしまう理由はまだわからないので続きが気になる!
読了日:11月18日 著者:邑咲奇
紫色の感情にての感想
タイトルからどこかお耽美✨ 憂鬱の情熱……なんかイイ(笑) 岩崎宏美ちゃんが歌っていた「すみれ色のなみだ」を思い出したりする。朔太郎は『恋を恋する人』もスキ。本心なのか、単なる変身願望なのか……ちょっとせつなくなる。
「わたしはくちびるにべにをぬつて、/あたらしい白樺の幹に接吻した、/よしんば私が美男であらうとも、/わたしの胸にはごむまりのやうな乳房がない、/わたしの皮膚からはきめのこまかい粉おしろいのにほひがしない、/わたしはしなびきつた薄命男だ、/ああ、なんといふいぢらしい男だ、(略)」
読了日:11月19日 著者:萩原 朔太郎
クロエの流儀 (ニチブンコミックス)の感想
日本の高校に通うフランス出身の女の子クロエ。しかし喋りは時代劇口調で、日本文化を゙愛する彼女の理想の殿方は木枯し紋次郎。
日常の何気ないけれど、ちょっとモヤる出来事を「テメェらたたっ斬ってやる!」程ではないですが、バシッ!と言うのはカッコイイ。イヤ、日本人がちゃんと正すべきなんだけど。そして正論をいうほど危険もついてきたりする。KindleUnlimitedで2巻まで。
読了日:11月19日 著者:今井 大輔
JK漱石 1 (BRIDGE COMICS)の感想
まさかのJK! 名前は「なつめ」じゃないのか〜と思いながらコチラにあった分だけ読んだ。
https://ddnavi.com/serial/jksouseki/
読了日:11月20日 著者:香日ゆら
学校友だちの感想
文字通り友だちの話なのだけれど、最後に書かれたふたりについてはせつない気持ちに。自分にはこういう友人たちがいたと書くのはやはりなにか思うところがあったのかと考えたり……🤔
読了日:11月20日 著者:芥川 竜之介
五所川原の感想
五所川原というと吉幾三さんの歌を思い出してしまうのだが😅
https://www.uta-net.com/song/24944/
こちらで全文と焼失した旭座のことなどが読める。
http://www.tokyo-kurenaidan.com/dazai2-tsugaru5.htm
読了日:11月20日 著者:太宰 治
MAMOR(マモル) 2019 年 02 月号 [雑誌] (デジタル雑誌)の感想
表紙の『ガールズ・エアフォース』は知らない💦
けれど読んだことがあるコミックエッセイや『GATE』『ライジング・サン』などやはり皆さん、読んでいるのね、と思ったり。作品中のコレはナイ!のダメ出しも。 ロシアの記事を読むとこの頃はまだ…となってしまう。会計隊の特集では黒い腕貫きをしてほしくなったり。婚活中の隊員さんたちは良い出会いがあっただろうか(笑)KindleUnlimitedで。
読了日:11月20日 著者:
接吻の感想
う~ん、「接吻」という表現はいかがなものか、ということなのか??? この作品を検索していたら「接吻 斉藤和義」と出てきたので彼が歌う「接吻」を聴いたヾ(˙❥˙)ノ
青空文庫で→
https://www.aozora.gr.jp/cards/001059/files/42157_14195.html
読了日:11月21日 著者:斎藤 茂吉
教育 試し読み増量版の感想
コレは……一体どんな結末待っているのだろう? 全部読みたいかというとそれほどでもないかな。
読みながら『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』(アニメしか見ていない)を思い出した。コチラは法律によって下ネタが禁止された日本が舞台。下ネタテロ組織「SOX」の一員となった主人公・奥間狸吉が“下ネタ”で戦いを挑むというおバカさんな物語だった。視聴は自己責任で😅
https://www.uta-net.com/movie/189707/
読了日:11月21日 著者:遠野遥
女装してめんどくさい事になってるネクラとヤンキーの両片想い 1 (BLADE COMICS)の感想
ヤローひとりが好きな女の子に近づきたくて女装している漫画かと思っていたら、お互いの好きな人が嫌いなタイプが女装した姿だったとは〜
明るく可愛い女の子「花」とクールビューティ系な「めい」。お互いに好きだと気づいていない両片思い!?🤣🤣🤣
読了日:11月21日 著者:とおる
日記よりの感想
丸一年間も留置されている一家4人はカチカチのキリスト教徒。特に長男は狂信に近いがかねて軍籍に。が召集には「自分はキリスト信者であり、キリストの教えに依れば、人を殺す勿れとあるから、自分は出征して人を殺すことは出来ない」と軍服を抱えて軍隊に返しに行った。すぐに軍法会議にかけられ、その一家も留置され取調べられているらしい。狂信的な信仰心について考えるきっかけの覚え書きみたいなものかな。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001311/files/50223_34916.html
読了日:11月21日 著者:三好 十郎
勤労感謝の日の感想
KKDが一瞬KDDに見えてしまった😅
どうせロープを使うなら〜首引き恋慕みたいなことに使って、はぅッ💕と昇天がいいよなぁ〜と考えてしまった😆 人の数だけいろんな仕事がある気がします。新作ありがとうございました!
読了日:11月22日 著者:バキラックス
ひとつの火の感想
こちらの動画で視聴。
https://youtu.be/d0j_cevFTHw?si=kjTGDOyIJlimQUe3
新美南吉生誕110年💐
http://www.nankichi.gr.jp/Seitan/nankichi110.html
読了日:11月22日 著者:新美 南吉
バッテリー (6) (角川文庫)の感想
完結! 今までの中で一番中学生と高校生、同じ野球が大好きでもきっとどこか違うんだろうなぁ、と感じながら読んだかも。親や先生たちの知らないところで大人になっていくんだな。青波くんの話をもっと読みたかったけど。原田と永倉ってなんか既視感があると思っていたら新撰組のふたりの名前だったわ(笑)しかし児童書に分類されるのがあっているのだろうか? KindleUnlimitedで。
読了日:11月22日 著者:あさの あつこ
女類の感想
なんとも悲しい結末。他人の恋愛話に自分の恋愛観念、人生観を押し付けたりするから…全く反省していないところがムカつく話ですな。主人公にも責任はあるのだけれど。女性の純粋さに泣ける。
青空文庫
https://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/274_20183.html
読了日:11月22日 著者:太宰 治
パンダ銭湯の感想
まさかまさかの〜アレは脱ぎ着出来るモノだったのか! 最近見たような気がしていたけれど、もうパンダ銭湯刊行10周年なんですね。
https://ehonkan.co.jp/panda10th/
読了日:11月23日 著者:tupera tupera
トイレで読む、トイレのためのトイレ小説 よりぬき文庫 (富士見L文庫)の感想
イッキ読みするものではなく、本当にトイレにこもってチマチマ読むのに向いている話ですね。続き物になっているのもあったりして。面白いのとそうでもないのとまぁいろいろ。タクシードライバーの話は好き。話は詰まっていてもトイレの詰まりはカンベンしてもらいたい。あと「トイレの最中」を思い出した。https://livingculture.lixil.com/ilm/shop/pickup/monaka/
読了日:11月23日 著者:雹月 あさみ
ひとつの道の感想
草野心平ではなく草野天平なのか→草野天平(くさのてんぺい)は、1910(明治43)年2月28日、東京市小石川区(現在の文京区)に父馨、母トメヨの三男として生まれました。草野心平は7歳年上の次兄にあたるそうだ。。
『秋』と題された「さうか/これが秋なのか/だれもゐない寺の庭に/銀杏の葉は散つてゐる」と『子供に言ふ』が好き。
青空文庫で。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001516/files/51451_40674.html
読了日:11月24日 著者:草野 天平
森へ (カワデ・パーソナル・コミックス 43)の感想
「鷹」が一番好きかな。「ロング・ナイフ」は「天の鷹」を思い出した。あとがきの補足的なコラム?あり。【人間が地球を食べてしまったんです。失われた自然はもとの姿には戻らない。「自然保護」と大袈裟にいうつもりはないけど、街中にいても日々の暮らしが自然(聖域)へとつながっているという感性はなくしたくないと思う。】この作品は1980年代の前半に描かれたものがほとんどで、発行は1994年。今はもっと変わった。
表紙画像
https://www.suruga-ya.jp/product/detail/504024592
読了日:11月24日 著者:谷口 ジロー
喝采の感想
中村地平が何者なのかが気になって終わってしまった。サンマは目黒苦手、喝采はちあきなおみに限るなと思う、よくわからない文章だった。青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/280_19990.html
中村地平について
http://blog.livedoor.jp/miyazaki_rekishi/archives/51195309.html
読了日:11月24日 著者:太宰 治
首里の馬 (新潮文庫 た 135-1)の感想
芥川賞受賞作品とあったので難解だと覚悟していたのだが、難しいというよりなんだかフワフワした感じがする近未来的な話? 沖縄の古びた郷土資料館で資料整理を手伝いながら、世界の果ての孤独な業務従事者に向けてオンラインで問題を読み上げる仕事もしている主人公。台風の夜に迷い込んだ宮古馬(ナークー)。琉球競馬は知らなかった。記憶と記録。表紙が気にいって買ったけれど単行本の表紙もイイ。多摩美大でのインタビュー⇒https://activity.tamabi.ac.jp/kikaku/2952704/
読了日:11月24日 著者:高山 羽根子
死体室の感想
ありがち?なお話ではありますが……体験したくはない😱
青空文庫→
https://www.aozora.gr.jp/cards/001353/files/49211_33030.html
読了日:11月24日 著者:岩村 透
人間椅子の感想
いろんな漫画で読んだりしてなんとなくイメージは赤い椅子になっていたのだけれど、旧江戸川乱歩邸のあざやかな青い椅子を見てまたイメージが変わってきた。内容がキモくてザワザワするのは変わらないのだが(´д`)
https://ikebukuro-times.com/archives/rampo.html
読了日:11月25日 著者:江戸川 乱歩
惑溺 危険な獣 (ベリーズ文庫)の感想
このテの話って多分あちこちにあると思う。その中でも面白いな、好きだなって思うのは主人公に感情移入できるからなんだろうけど、コレはちょっと……ヒロインヒロインしているのがイヤだった。メロドラマっぽいというかレディコミだな。漫画だったら綺麗にまとまって若いコならキャ~!となるのか? 「獣」というのはオーバーな気もする。なんかうわべだけ感が強いと思うのはおやぢだからか? 耽溺の他に陥溺、惑溺という言葉を知ったのでタイトルから期待したのに😅KindleUnlimitedじゃなければ読まなかったと思う。
読了日:11月25日 著者:きたみまゆ
ムー 2023年 12月号の感想
■奇跡の写真カレンダーにつられて買う😄 ■平田篤胤って名前は知っていたけれどどんな人だっけ?だった■都市伝説「牛の首」■世界最古の遺跡群から発見された石像。「両手で◯◯◯を持ってベンチに座っており、表情は軽く微笑んているように見える。」変質者として通報されるお姿🤣■呪物メシなんて言葉もあるのか■ミステリーサークル2023
どのデザインもイイ✨■森田まさのり「ザシス」1話を読んだがなんか似たような漫画を読んだ気がする🤔
読了日:11月25日 著者:
ぼっちママ探偵: 最後の一行まで真実は謎の感想
探偵というのは違うかな? 日常の謎ともまた違う。何歳になっても人付き合いが苦手でヒキコモリ上等!で暮らしたいと思う私なので、主人公の気持ちはわかるなぁ、と思っていたのにボッチを選んだ理由?がわかった時は、なぁんだ、ちゃんとそれなりの理由を持っているんじゃないか〜と。コレがなければ違う性格だったのでは? 気をつけて読んでいけばあれもこれもヒントだったなと思えるのだけれど。 子どもには子どもの、大人には大人のそれぞれ悩みがあるよねくらいの気持ちで軽く読めばよかった。KindleUnlimitedで。
読了日:11月25日 著者:南口 綾瀬
気になってる人が男じゃなかった VOL.1 (KITORA)の感想
女子高生あやが気になるCDショップで働いているミステリアスな「おにーさん」……は目立たないクラスメイトの女の子だった! 好きなものを好きだと言って一緒にキャーキャー盛り上がりたい気持ちはわかる。まぁそれぞれの熱量に差はあるかもしれないけど、最初から否定はしてほしくないよなぁ。絵柄が可愛いくて好み😍 モブの皆さん(主に殿方)もステキ(笑)
読了日:11月25日 著者:新井 すみこ
メデューサの首の感想
今日は「いい風呂の日」というのでお風呂でお戯れ🤭場面があるこの話を思い出した。あとこちらのサイトを知ったので備忘録的に。http://fuboku.o.oo7.jp/
読了日:11月26日 著者:小酒井 不木
【無料版】『ヒカリ文集』抜粋 特別エッセイ付きの感想
なんとなくタイトルが気になり無料試し読み版を見つけたので読む。「心を使わない人」……気遣いが出来ない人とはまた違うんだよなぁ。全文を読んでみたいけど文庫化はまだか。インタビュー
https://book.asahi.com/article/14574605
読了日:11月26日 著者:松浦理英子
風鈴 (Kindle Single)の感想
主人公(語り手)の女性が小学生だった頃、仲がよかった隣家の1つ年下の少年と過ごした日々の回想。涸れ井戸に落ちてしまった時の恐怖。まわりの大人たちのからかい。コレは私も小さい頃、本当にイヤだった。そして映画のロケで都会からやってきた人たち。父親が俳優の中学生の女の子とクライミングしたり3人で木工の風鈴を作ったり。別の撮影隊が来て起こった悲劇。都会の人間はロクなもんじゃない、田舎者だから何をしてもいい、そんな考えが全体にあるような。秋の風鈴ももの悲しいけどずっと忘れ去られた風鈴の悲しい…そんなことを思った。
読了日:11月26日 著者:松浦 理英子
郷愁の感想
「いい風呂の日」から実家近くの信玄の隠し湯のことなどを思い出し…「郷愁」とタイトルのつくものを検索。他にもあったがこちらを。水色のキャベツはおいといて(笑)石川啄木の「ふるさとの訛りなつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにいく」の世界が。ある夜出会った友人とは誰なのだろう。「停車場の、地図に指あて故里と都の距離をはかり見るかな。」……彼は故郷に帰ったらしい。ひとり暮らしの時に読んでたら…多分😭
えあ草紙で
https://www.satokazzz.com/books/bookinfo/2308.html
読了日:11月26日 著者:佐左木 俊郎
昼下がりのペンギン・ビストロ (富士見L文庫)の感想
ペンギン・マスターのいるお店の3作目。バー、カフェと続きビストロ。1話に出てきたクレシー風ポタージュ(にんじんのポタージュ)からグレイシー柔術を連想してしまった。表紙はもう少し可愛い方がいい。最後に登場人物すべてがつながってあぁ、連作短編集だったのかと思った間抜けさ😅 寝る前に1話ずつ読むのにいい感じだと思う。
読了日:11月26日 著者:横田 アサヒ
突然ですが、明日結婚します (1) (フラワーコミックスアルファ)の感想
3巻まで。高梨あすかは結婚したい女。父親を支える母親の姿に憧れ専業主婦希望。しかし、結婚直前と思っていた彼氏に振られてしまう。
そんな時にPTVの人気アナウンサーの名波竜と出会うが、彼は「死んでも結婚なんてしたくない男」らしい。そんなふたりが恋に落ちてしまった! アナウンサーも今や芸能人と変わらないからなぁ、私生活もいろいろ言われてお気の毒…なんて思いながら読んでしまった。ふたりとものお互いを大切に考えているのに「結婚」まではかなり障害がありそう。
読了日:11月27日 著者:宮園 いづみ
ばら咲く季節に ハーレクインコミックスの感想
メガネの外科医と看護婦さん🤭🤭🤭 エロさはなく純愛😍って感じ。
読了日:11月27日 著者:青鹿毛 スバル,ベティ・ニールズ
やきざかなののろい (ポプラ社の絵本)の感想
インパクトのある表紙とタイトルが気になり……朗読動画と視聴。焼き魚を綺麗に食べるのって難しい。そして小熊秀雄の『焼かれた魚』を思い出した。
https://youtu.be/_AWIO4xtzEc?si=QAPvJT4y6U1FJqRb
読了日:11月27日 著者:塚本やすし
ショートショート・パラダイスの感想
既読作品もチラホラと。う~ん、もう少しバラエティに富んだ作品集だと思っていた。KindleUnlimitedで。
読了日:11月27日 著者:福島 太郎
霊感保険調査員 神鳥谷サキ 波動霊障 (ぶんか社コミックス)の感想
本編よりも描き下ろし番外編「所長の事情」がよかったよかった。謎めいたところがあったけど、そうなんだ、だからかぁ〜ってなった。
読了日:11月27日 著者:ひとみ翔
異世界に救世主として喚ばれましたが、アラサーには無理なので、ひっそりブックカフェ始めました。 (1) (裏少年サンデーコミックス)の感想
2巻まで。3巻からは新章らしい。今までの異世界ものとは違い、神さまへ注文・要求をバンバンと(笑) お馬さんがかわいい😍
読了日:11月27日 著者:近江谷
少年と犬 (文春文庫)の感想
連作短編集だとは思わず、なんとなく読まずにいた1冊。「老人と犬」が一番好きかな。長い旅をして呼ばれる名前もそれぞれ違ったけれど、その時々一緒に過ごした時間は貴重で愛おしくて……最後に会いたい人に会えてよかった。
読了日:11月27日 著者:馳 星周
それでも、医者は甦る -研修医志葉一樹の手術カルテ- (メディアワークス文庫)の感想
大学を卒業し研修医となった志葉は過酷な労働環境に辟易していた。患者のひとり・難病で入院中の女子高生の遥はヤブ医者と彼をからかう。彼女は手術中に容態がキュウヘし亡くなってしまうが、志葉が目を覚ますと、日付が手術の前日に戻っている。遥を救うために何度も手術前日からを繰り返すが、防ぐことは出来ず……。研修医の大変さはいろんな医療漫画で読んできたし理想と現実に苦悩するのは医者だけでなく。まさかの展開に驚きながら安易な恋愛物の結末にならないのはよかった。ぶっちゃけ遥は好きじゃない😅 読みやすいとは思う。
読了日:11月28日 著者:午鳥志季
官能俳句集<水の神殿>の感想
とても想像力をかき立てられる言葉の数々(〃∇〃) 「口も目も耳も獣になっている」「百合の香のこもる木陰や通り雨」などはまだまだ可愛らしい(笑)もっとたくさん読みなかったな。紙本のないのが残念。KindleUnlimitedで。普段はアダルトSM界隈の作家さんなんですね。表紙は桑原智美さん😍こちらもよき✨ブログ⇒http://satomikuwahara.blog.fc2.com/blog-entry-187.html?sp
読了日:11月28日 著者:佐伯香也子
人魚姫の真珠 (CHARA コミックス)の感想
ヤバい、タイトルと表紙だけで選んだらBLだったわ。スレンダーな美女じゃなかった。CHARAの文字を見落としていた…話は好きなのだけれどエロ場面の描写は好きじゃないんだよなぁ……もっとぼやかしてくれないと!😅😅😅 男女カップルでも読んでみたいけれど、それは作者さまには失礼なんだろうな😓
読了日:11月29日 著者:華藤えれな
立ち話の感想
ニュースでやたらに「立ち話7分」の文字が目立っていたのでなんとなく😅 本人がいないところでの噂話、まぁ笑えるオチであっても言われている方はイヤですね。カミーユ・ピサロの『立ち話』
https://www.nmwa.go.jp/jp/collection/1959-0165.html
読了日:11月29日 著者:魚住 克也
平凡な女の感想
『現在の知識婦人の中に、市井の平凡なお神さんや娘さんの心にも達せぬ浅はかなひとが多いのはどうしたことだろう。「美しさ優しさ」を軽蔑誤解して、口に猛々たけだけしいことをいうのは笑止なことだ。』『優しいというのは男に甘えることではない、空虚で何もないくせに、ひとかど生活は煩わしがっている知識婦人を私はきらうのです。』こちらも子連れの奥さまたちの立ち話からの、芙美子が考えたアレコレ⇒
https://www.aozora.gr.jp/cards/000291/files/56044_50796.html
読了日:11月29日 著者:林 芙美子
服装に就いての感想
「いい服の日」だと言うので服装に関するものを。いやぁ、いろいろ大変(笑)吉田の火祭りは残念だったな〜私も見たことはないのだけれど。服装で気分も変わるし、なにかジンクスのようにコレを身につけている(持っている)と…なものもあると思う。季節にあって自分も気にいってまわりも似合ってる!と言ってくれるスタイルってなかなか難しい気がする😓
青空文庫で⇒
https://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/256_20047.html
読了日:11月29日 著者:太宰 治
あなたはここにいなくとも 無料お試し版の感想
「おつやのよる」のみ。こんなおばあちゃんになれたらいいのだろうけれど、ムリだわ。章吾くんがいい人です泣ける。いつか1冊ちゃんと読みたいけれど、これだけでもとてもいい話。
読了日:11月30日 著者:町田そのこ
死にたいと言ってください―保健所こころの支援係―(1) (アクションコミックス)の感想
2巻まで読んだ。よくここに電話して下さい、って有名人の自殺などのニュースの後に流れるけれど、電話は通じないんじゃないかと思ってしまう。言いたくても聞いてくれる人がいない絶望感を味あわせるためのメッセージかよ、と考えてしまう。ミイラ取りがミイラにならないように、一緒に溺れてしまわないように付き合うのは難しいと思う。職員さんたちが病まないことを祈る。
読了日:11月30日 著者:中原ろく
南島譚 02 夫婦の感想
なんという自分勝手で奔放な妻! そして派手な女同士の喧嘩! 読む分には面白いけれど、この夫婦の諍いには巻き込まれたくない😓
青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/000119/files/43044_16306.html
読了日:11月30日 著者:中島 敦
ベルとトナーのクリスマス The First Little Noel~ベルとトナーのクリスマス~の感想
ショートショート集かと思ったら漫画だった。
読了日:11月30日 著者:yoritomo
私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー (創元文芸文庫)の感想
冠婚葬祭とあるけれど、葬儀関係がやはり自分の体験とかと重ねてしまったかも。町田そのこさんの「六年目の弔い」はラストの意味がわからなくてしばらく考えてしまったけれど(私の読解力がない)わかった時にはえぇ……なんてことを、やっば最低のクソババァだ!と思った。雪舟えまさんの「二人という旅」はSFチック。「おたがいを永遠に愛したいという、それほどまでに強い願いが、人間の短い人生に一瞬でも存在したことの証明という意味らしい。結婚という契約は」だから完遂する義務もなく罰もないという神さまの存在にそうなんだ…と。
読了日:11月30日 著者:飛鳥井 千砂,寺地 はるな,雪舟 えま,嶋津 輝,高山 羽根子,町田 そのこ
読書メーター
読んだ本の数:104
読んだページ数:13236
ナイス数:3266
差押へられる話の感想
【私は、所得税に対して不服であつた。附加税をよせると、年に四百円近くになる。私は官吏や実業家のやうに、国家の直接な恩恵を受けてもゐないのに、四百円は、どんな意味からでも、取られすぎると思つた。】いつの時代も税金への不満はありますね〜青空文庫で⇒
https://www.aozora.gr.jp/cards/000083/files/48206_31710.html
読了日:11月01日 著者:菊池 寛
笑についての感想
【フランス近代の大哲学者ベルグソンがなか/\面白い説明をしています。これからの私の話もその説をところ/″\借りようと思います。】最後の医者ふたりと患者の話が面白かった。ベルグソンという人物は知らなかった。一日一笑😄
読了日:11月01日 著者:岸田 国士
天人果 (ホラーMコミック文庫)の感想
別な人の作品で似たようなものを読んだような気がする中華系ホラー短編集。いきなり処刑場面が来るとは思わなかったのでビックリした。教訓的な話もあるけれど、グロいのでお食事前後は避けたほうが😓
KindleUnlimitedで。
読了日:11月01日 著者:竹崎 真実
佐藤さん (講談社文庫)の感想
昔「鈴木くんと佐藤くん」というスナック菓子があったなと思いつつ、表紙も昭和チックでカワイイので好き。主人公は隣の席の「佐藤さん」を怖いと思っている。見た目も態度も不良ではない、ごく普通のクラスメイトの女の子なのに。その理由は彼女に憑いているアレ😱というジャンプ漫画にありそうな話(偏見か?)ではあるけれどこの話を中3の時に書いたそうで、言われてみればそんな雰囲気。でもサクサク読めて面白かった。
お菓子CM⇒
https://youtu.be/wbE5B7XoAtE?si=YbpY957uOPqOoFa0
読了日:11月01日 著者:片川優子
金魚: 『金魚』―人間社会の鏡を映す小さな魚たちの物語 (絵本)の感想
タイトルとamazonの本の概要にはいろいろ書いてあるけれど、実際読むと字が大きいAI絵本。対象年齢が低めの設定だからか? 金魚を飼っている女の方が自分勝手じゃね?って思った。いきものを飼うなよ、という感想かな。金魚のイラストは小さい子には怖いかも。「金魚妻」的なオトナの絵本を期待してはいけない(-_-;) KindleUnlimitedで。
読了日:11月01日 著者:MCH
10分間の官能小説集 (講談社文庫)の感想
先に「2」を読んでしまったので最初に戻る(笑)最初の石田衣良さん「ひとつになるまでの時間」からすでにヘンタイっぽいじゃないか!まぁお互いが納得しているなら外野は何も言うまい。収録作品⇒「ひとつになるまでの時間」石田衣良・「刀と鞘」 睦月影郎・「シンプルな関係」小手鞠るい・「シーラカンスの条件」南綾子・「最後の夜」阿部牧郎・「てんにょどうらく」あさのあつこ・「鼈」三田完・「隣家の女の窓が開いている」岩井志麻子・「ルヘリデの夜」前川麻子・「トゥエンティー・ミニッツ」勝目梓の10作品🥸
読了日:11月01日 著者:石田 衣良,睦月 影郎,小手鞠 るい,南 綾子,阿部 牧郎,あさの あつこ,三田 完,岩井 志麻子,前川 麻子,勝目 梓
モテない女は罪であるの感想
男が語る「女がモテるための秘密」 …… なんでコレをダウンロードしていたのかワカラナイ😱 漫画だから読めたけど活字だったらどうか? 今さら恋愛指南書みたいなのはいらんけど😅
アップデート版(有料)あり⇒
https://note.com/marutisu
読了日:11月01日 著者:山田 玲司
君が死ぬまであと100日 単行本版 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)の感想
「生きものの余命が見える」 太郎。幼なじみのうみに人生4回目の告白をしてたやっと恋人になれた!と思ったら、うみの余命カウントダウンが!?
えー、そりゃあない! 太郎に見える余命日数が減ったと思ったら増えたりするのはナゼ? 余命の残り伸ばすことは可能なのか? 絵も可愛いしふたりもかわいい、だからうみには生きてもらいたい!
(BOOK☆WALKERで1巻無料だったので読む)
読了日:11月02日 著者:右腹
偽り姫の内緒ごと ~後宮で身代わりの妃を演じたら、皇帝と護衛に寵愛されました~(1) (KCx)の感想
「死んだ姫君の身代わりとして、皇帝の前で演技をし続けろ」と命じられた主人公。お芝居が大すきなガラスの仮面のマヤちゃんみたいなコなので、後宮でも臆することなくむしろイキイキとやりがいを感じているような。恋愛沙汰に巻き込まれて三角関係!?な雰囲気にはなっていない。これからどうなるかはわからないが私は護衛くんが好みだ😍 次巻では皇帝と護衛くんの関係がはっきりしてくるのかな。気にはなるけど。 原作は未読。コミカライズは5巻完結らしい。
読了日:11月02日 著者:桜倉 メグ
文化の日 スマホ考の感想
「失格少女」も読み返してきました。スマホはアナタの知らないアナタを暴くことが大好き! スマートフォン(smartphone)の頭文字は「S」だもの、みんな知らないうちにスマホの奴隷Mになっている……って話ですよね!?😆
読了日:11月02日 著者:バキラックス
えどめぐり <名所>時代小説傑作選 (PHP文芸文庫)の感想
ずっとタイトルを「えと(干支)めぐり」だと思っていたので飼わずにいた1冊。宮本紀子さんの「両国橋物語」は既読だったが好きな話。朝井まかてさんの「後の祭り」は大家さんの苦労に同情しつつ平吉のような人たらし?になってみたいと思う😄 篠綾子さんは書き下ろし。少女漫画チックで若手俳優のドラマで見たいかも。田牧大和さんと宮部みゆきさんはシリーズ物からなのかな、本編を読んでみたいと思った。収録作品⇒「後の祭」朝井まかて・「名水と葛」篠綾子・「鐘ケ淵−往還」田牧大和・「両国橋物語」宮本紀子・「凍る月」宮部みゆき
読了日:11月02日 著者:宮部 みゆき,朝井 まかて,田牧 大和,宮本 紀子,篠 綾子
デスデモーナのハンカチーフの感想
今日は「ハンカチーフの日」なのでハンカチに関するものを。「オセロー」はテレビ中継でみた玉三郎さんがデスデモーナを゙演じた舞台でしか知らない。それもかなり前なのでハンカチがない!なんて場面は記憶はなく😓 ハンカチにこだわらなくてもよかった、一緒に探してと言えばよかったのに……そうはいっても出来ない人もいるのよねぇ。なんだか「木綿のハンカチーフ」が聴きたい(笑)
青空文庫⇒
https://www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/2985_10087.html
読了日:11月03日 著者:宮本 百合子
恋愛風土記 佐々木丸美コレクションの感想
佐々木丸美さんの小説を読む前にわたなべまさこ先生の漫画を読んでしまった。玉の輿を目指す春子、夏子、秋子、冬子の4人。時代をを感じつつも幸福になるために必要なこと、人の考える基本的なものは変わらないなと思う。小説を読むのが楽しみ。
4人それぞれの話の他に夢のお告げを信じた女性の「五月の椿」とホラー?だけど女心が哀しい物語「黒髪あわれ」も。わたなべまさこ先生オリジナルだったらもっとギャ~!な話(絵)になっていたかも😅
読了日:11月03日 著者:佐々木 丸美
10分間の官能小説集3 (講談社文庫)の感想
シリーズ最終巻になるのだろうか、大トリに団鬼六先生✨ もう、この作品だけで満足しちゃう😆😆😆 せっかく神さまから素晴らしい肉体(の一部)を授かったのにダンナさんは「これは何かの病気だと思って病院に」なんて、工エエェェ(´д`)ェェエエ工!お医者さんはもちろん病院じゃないって言いますよね。そして別れてしまう。その後の奥さんが気の毒になりました😓 小手鞠るいさんの「愛のおけいこ」はどこかで読んだ気がする。深志美由紀さんは多分初めての作家さんだけど「裸のお姫様と召使いの話」というタイトルもよかった。
読了日:11月04日 著者:内藤 みか,南 綾子,小手鞠 るい,乾 くるみ,草凪 優,坂東 眞砂子,深志 美由紀,前川 麻子,睦月 影郎,団 鬼六
死に戻りの幸薄令嬢、今世では最恐ラスボスお義兄様に溺愛されてます(1) (KCx)の感想
処刑されたはずなのにオルタンシアが目が覚めると、幼い頃に公爵家に養女として引き取られた日に時間が巻き戻っていて……冤罪で処刑されたらどんなことがあっても処刑ENDは避けたい!となりますね。絵も可愛くて好き。
読了日:11月04日 著者:山いも 三太郎
急がばナナメの感想
ぶっちゃけなにをやっている、どんな有名人なのか知らない😅 お子さんがこの本を欲しがっている(読んでいるだったか)という記事を読んでページ数もそこそこ、試し読みで面白そうだったのでKindleUnlimitedで。多分、もともと素直で頭のいいコだったんだと思う。でも厭らしさもなく、文章も面白い。ちょっと主婦っぽいところもあるし、毎日を無理なく楽しんでいるのがイイ。若いコが読む感覚とは違うかもしれないけど、ゲーム配信とか知らなくても面白かった。お母さんのキャラが好き🤭 イラストもカワイイ😄
読了日:11月04日 著者:おんりー
天に恋う1 (ミッシィコミックスNextcomicsF)の感想
中華系異世界ファンタジー? ブラコンの主人公が年齢のわりにスゴい幼い容姿に見える…女子高生だよね? 男性にトラウマがある設定、イケメンがふたり絡んでくるとか、絵柄もいかにも少女漫画の世界✨ 完結しているのでネタバレ・あらすじも読んでいるが、気が向けば続きを読むかもしれない🥸
読了日:11月04日 著者:望月桜
夜の向こうの蛹たち(祥伝社文庫こ14-9) (祥伝社文庫 こ 14-9)の感想
タイトル買い。最初から羽化の記述があるとは思わず😅 料理描写は美味しそう。サクサクと読了。メインとなるのは小説家の織部妙、橋本さなぎ、その秘書の初芝祐の女3人。最初から怪しい感じはあった。男性も出てくるけど恋人ではなく刺身のツマみたいな役割で、う~ん、必要?と思ったり。最初はスゴくワクワクしながら読んでたけど、橋本なぎさについていろいろわかってきてからはちょっと気分が下降気味に。ビアンだからとかじゃなくて、なんだ、こういう終わり方かぁ~って感じだったのでなにかピリッとした〆の感覚が欲しかった。
読了日:11月04日 著者:近藤史恵
ユキ ノ トンネルの感想
「ユキノ…」とついてなければ砂場で山を作ってあっち側とこっちがわりにから穴をほって、真ん中で握手!みたいな……。たくさん雪が降った日の外遊び
の様子なのかな???
おまけ〜雪野山トンネル😄
https://www.jldb.bunka.go.jp/location/250100186/
青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/001172/files/44940_42158.html
読了日:11月05日 著者:村山 籌子
戸川純の人生相談~どうしたらいいかな、純ちゃん~ (耳マン) (リットーミュージック)の感想
「おしりだって、洗って欲しい。」のウォシュレットCMのイメージしかないまま、ずーっと来てしまったので、歌手や女優、コロナ禍に始めたYouTube「戸川純の人生相談」なんて知らないままだった。KindleUnlimitedで読めることを知り、読んでみたらとても面白い!真面目な人なんだろうなとは思っていたけれど頭の良さも繊細な部分もわかって楽しかった。本名の話や家族の話、戸川カレーの話、欽ちゃんの話…歌もちゃんと聴いてみたい。クリープをそのまま食べていた(なめる)のは私も同じだったから嬉しかった🤭
読了日:11月05日 著者:戸川 純,山口 慎一
ぼくの小鳥ちゃんの感想
おやぢとしてはヨコシマな方向にいってしまいそうなタイトルではある🤭 荒井良二さんのイラストが素敵で、紙もちょっと厚め。主人公と小鳥ちゃんと別れたはずの彼女も加わる日常の出来事。体長10センチ、真っ白でクチバシと脚は濃いピンク色。小鳥ちゃんは洗濯機の「泡と水のうねりを見ているのが快感」で私と同じだ!と嬉しくなる。病気になった時のお薬は「ラム酒をかけたアイスクリーム」残念ながらコレは違った。桃缶でしょ!(笑)解説の角田光代さんが書いていたけれど、誰の立場でこの話を読むかで印象って変わる。私は小鳥ちゃん派🐥
読了日:11月05日 著者:江國 香織
春夏秋冬代行者 春の舞 1 (花とゆめコミックス)の感想
原作を読みたい本に登録していたが、コミカライズを見つけたので読む。世界には冬しか季節がなく、冬は孤独に耐えかね、生命を削り春をつくり、やがて大地の願いにより夏と秋も誕生、四季が完成する。この季節の巡り変わりを人の子が担うことになり、役目を果たす者は“四季の代行者”と呼ばれた。春ってやっぱりホワホワした、良くも悪くもゆるい感じなんだなぁと思う。世界観ともはやお決まり、お約束の主従関係にそれに関わるあんな人やこんな人…の人物紹介って感じかな。もう1回くらい読み直さないとダメな年齢になってきた気がする😓
読了日:11月05日 著者:小松田 なっぱ
花ゆめAi 古道具よろず屋日乗 story01の感想
わかつきめぐみさん、懐かしい!
何かが憑いてる訳アリの品を預かり、その憑き物が落ちたら持ち主に返す。なんとも不思議な古道具屋の二代目主人・冬耶はぬぼーとしていて頼りないので、先代からの口の悪い女中のトメ(若い女のコ)にどやされ……な話。
巻ではなく1話って感じなのね、もっとたくさん読めると思っていたのでちょっと残念💦5話(最終巻)まで読む。
『わかつきめぐみの宝船ワールド』という彼女の作品をモチーフにしたイメージアルバムが発売されていたらしい。知らなかった。
読了日:11月05日 著者:わかつきめぐみ
虚弱の感想
心身ともに疲弊しているふたり。工場から聞こえる「恨ましやすんな、諦めなされ、
日の眼拜まぬ牢屋の中で、 手錠、足械悲しいけれど、長い命ぢやもうあるまいに何どうせ自暴だよ……」と労働者の歌に余計に落ち込む。ダラダラと歩きグダグダと世の中を自分を嘆く。厨二病かよ、そのうち魔眼とか言い出しそう、と思っていたら若い娘さんとすれ違い「フアゾムレス アイズ!」
…ヤメてくれ!🤣🤣🤣 青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/000022/files/4873_14006.html
読了日:11月06日 著者:三島 霜川
星屑を拾う猫の感想
2話しかないけど「流れ石」(100個集めると願いが叶うと言われている)を集める猫の話。スキマで読んだけどKindleUnlimitedでも。
スキマ(無料)⇒https://www.sukima.me/book/title/BT0001155057/
読了日:11月06日 著者:村松まつり
秋の牢獄 (角川ホラー文庫)の感想
紙本で欲しかったのに11月7日間際に買おうとすると近くの書店では見つけられず〜Kindleで。
表題作は11月7日水曜日。女子大生の藍はその一日を何度も繰り返す。朝になれば全てがリセットされていて……もっと長い話なのかと思っていた。夏でも春でもない、立冬近くというこの時間設定がいいのかも。8月31日を繰り返す漫画も読んでいるけど。次の話は各地を移動する不思議な家に囚われた男の話。もう一つもファンタジーホラーって感じで、みんな閉じ込められるところが共通している。人により病んでいる人の妄想って片付けられそう。
読了日:11月06日 著者:恒川 光太郎
氷点(上) (フラワーコミックス)の感想
原作が積読状態。そろそろ読まねば、と思っていたところでコレを見つけて無料だったので読んでしまう😅 ドラマも゙見たことがないので、だいたい人物像を把握出来てよかった。絵柄はう~ん、なんかビミョー!
読了日:11月07日 著者:三浦綾子,水谷愛
恋するレイジー(1) (フラワーコミックス)の感想
昔「LAZY」のポッキーが好きだった友だちがいたので、タイトルから思い出して読む(笑) いろんな意味をかけたタイトルなのかなと。主人公の桃沢かのちゃんはマジメで几帳面、だけど不器用すぎて、ヒーローの宮野玲次くんは、頭脳明晰で長身、イケメン、なんでもできちゃう完璧王子サマだが
究極の面倒くさがり屋で、その兄ちゃんは……。一緒懸命なかのちゃんがカワイイ💕 1巻期間限定無料だったので。
読了日:11月07日 著者:星森ゆきも
魔女は謎解き好きなパン屋さん-吉祥寺ハモニカ横丁の幸せな味- (ことのは文庫)の感想
表紙のイメージはちょっと違うかなぁ。実際これだけのパンを作り販売することがひとりで可能なのかと考えてしまった。魔女設定だけれど、観察眼が優れているので日常の不思議な出来事を解決みたいな……でもコレは後半への前フリだったらしく……無理矢理な感じもしなくはないが。バンは美味しそうなのでお腹がすく話ではある。
🍞目次⇒
1.魔女のいるパン屋
2.君といつかポンデケージョを
3.子猫の柄はクラミック
4.愛のカレーパン
5. ベルガモットの花嫁
読了日:11月07日 著者:湊祥
「風博士」の感想
『秋の牢獄』を読んだ時に「北風伯爵」の名前にムフ!と以前読んだ坂口安吾の『風博士』を思い出した。牧野氏もこの話はお気に入り!?(笑)のようで嬉しい😄
『風博士』(えあ草紙)⇒
https://www.satokazzz.com/books/bookinfo/43024.html
読了日:11月07日 著者:牧野 信一
バッテリー (4) (角川文庫)の感想
みんな悩んで大きくなった〜!と野坂昭如氏のCMが浮かんでしまう。大人からしたらもっと世界は広い、と言われそうだけれど「今」が一番大事で明日はそれに続く世界で……。「おじさん顔」の中学生っているよなぁ(笑)バッテリーとはどうあるべきか考えさせられた。次へ!
読了日:11月07日 著者:あさの あつこ
家政婦さんが推理してみた~被害者がノーパンだった件~ (Kindle Single)の感想
KindleUnlimitedで。
溝の口にある、かの有名な探偵一家のお屋敷で働く家政婦・長谷川が「旦那様――わたくし、ノーパンの謎が解けましたわ!」と高らかに(笑)『探偵少女アリサの事件簿』のスピンオフだそうで、『探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて』の1話も収録。読んだことがなかったので、人物関係がわかってよかった。
読了日:11月07日 著者:東川篤哉
大正諸恋ノスタルジー~文豪と女たちの恋煩い~ : 1 (ジュールコミックス)の感想
コレは太宰をモデルにしたのだろうか? それにしてはなんだかなぁ…な漫画。モノを創り出す人間はみんなその原動力となる美神を探しているのだろうけれど。ありふれていると言えばありがちな話。女の意地なのかと愛なのか……私は旦那さんが仕事で遅くなっても0時過ぎたら寝るタイプだったわ。今ならコチラで2巻まで無料⇒
https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/293253/
読了日:11月08日 著者:霜月かいり,あいざわあつこ
チ・カ・ラ 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)の感想
大正浪漫的な漫画を探していて見つけた。絵柄は綺麗なんだけど、なんか表情が乏しく感じてしまった。2巻まで呼んで最終回に納得いたのでコレ!完結? あっさりまとめたなぁ〜と思っていたら、続編が……詳しくはコチラを⇒
https://digitalmargaret.jp/detail/chikara-tenkuu/
読了日:11月08日 著者:和田尚子
これは経費で落ちません!~経理部の森若さん~ 1 (マーガレットコミックス)の感想
原作は未読。なんかスゴいラブコメ仕立てになっていたけれど、原作はどんな感じなんだろう? 休日に呼び出しなんてジョーダンじゃない💦
「風呂ソムリエ 天天コーポレーション入浴剤開発室」とは関係がある? 昔読んだから内容はほとんど記憶にないけど。
読了日:11月08日 著者:森 こさち
プライド 1 (クイーンズコミックスDIGITAL)の感想
母は亡き有名なオペラ歌手で同じ道を目指す資産家の娘の麻見史緒ととんでもない母親がいてバイトをしながらオペラ歌手を夢見る緑川萌。歌絡みの話だったのか。一条先生は「ティー・タイム」くらいしか読んでいない気がするので、こういう女性のバチバチした世界って面白くて好き。プライドも見栄もなくなりつつある私にはウッ!となるけど。史緒さんのパパが好き。3巻まで読んだけどあとは少しずつ読むつもり。
読了日:11月08日 著者:一条ゆかり
無花果-いちじく-の感想
懐かしいイケスミチエコさん。どの作品も読んだことがなかった。表題作は戦時中に結婚した夫婦をメインにした話。自分が子どもの頃はまだ傷痍軍人さんがお祭りなどでハーモニカを吹いたりしている姿を見たけれど、今の子どもたちにはゲームや漫画の世界になっているのかな。昭和感たっぷり。
読了日:11月09日 著者:イケスミチエコ
氷点(上) (角川文庫)の感想
漫画を先に読んでいたのでだいたいは把握していたけれど、う~ん、やっぱり一番問題なのは夏枝なんじゃないのか? 小さい子どもはちょっとでも目を離したら大変なことになるのに。犯罪者は確かに憎いが……なんかみんなルリ子ちゃんのことを忘れているような雰囲気もなんだかイヤだった。
読了日:11月09日 著者:三浦 綾子
氷点(下) (角川文庫)の感想
洞爺丸事故でもしや!と思った辻口が生きていた〜でもよかった、よかったで終わるはずはなく……夏枝って本当にイヤだわ。日記を盗み読みしたり、息子の友人に色目を使ったり……愛情がないわけではないのだろうけど、多分自分がないと一番綺麗でそのためにまわりは存在しているという感じ。とうとう陽子に出生の秘密が告げられ、そこからまた明かされた彼女の本当の両親のこと。えー、ここで終わり!?イヤ、たしか「続・氷点」があったはず……なので読むつもり。タイトルの意味も陽子書いているけど、この子の運命は過酷だ。
読了日:11月10日 著者:三浦 綾子
13月のゆうれい 1 (フィールコミックスswing)の感想
タイトルが気になり読んでみる。ネリが3年ぶりに再会した双子の弟・キリはネリにそっくり!で、ネリが着ないような「可愛い」服に身を包み……女装するようになったきっかけやネリ好みの、合コンであった男・周防(すおう)が同居人になったのは………など、なんともちぐはぐだけどこういうことってあるかも?と思う三角関係(?)かな。女の子だから、男の子だから…心と身体のバランスの取り方は難しい。ものすごく振り切っているわけではなくてみんなビミョーに揺れていると思う。続きは気になる。
読了日:11月10日 著者:高野 雀
#雨降る惑星の感想
タイトルが気になり読む。雨が苦手な旬14歳は転校してすぐ美少女の同級生・ケイに自分の秘密を知られてしまう。同じく弱みを握られた眼帯をしている同級生・ゆかりもケイに呼び出され、『退屈しない夏』を報酬に一緒に過ごすことになる。非日常な厨二病満載の物語。高校生やオトナに置き換えてみたけど、やっぱり中学生だからの子どもっぽさとか設定のオイオイ…な感じが活きて面白いのかな。両手に花、ラブボで混浴とか🤭 ラストはなんとなくこんな予感がしてたよ、だったけど漫画で読んでみたい気もする。KindleUnlimitedで。
読了日:11月10日 著者:森遊
おばあちゃんの恋ものがたりの感想
タイトルそのままな、おばあちゃんの初恋のカケラを探しに行く物語。なんとなくやっぱり生きてるもん勝ちかぁ〜とおじいちゃんの出番のなさを気の毒に思ったり。あとがきの手紙のやりとりは一往復で終わりがよかった。ちょっとくどく感じたので。KindleUnlimitedで。
読了日:11月10日 著者:草花 木子
夜の帳 密やかな恋 (ミッシィコミックスYLC Collection)の感想
密やかな恋……を検索中に見つけた漫画。KindleUnlimitedで読む。次々と使用人の女たちを抱くご主人サマ。その放蕩者の子爵に心奪われてしまったメイド。男尊女卑の時代から現代に…1巻にまとめられた壮大な愛の物語なのか? ちょっと殿方が初めてのコに優しくないのは気になったが、R18描写をサクッと毛布の下に隠してしまえば全年齢OKになるかなぁ、などと思ったり。表紙のイメージとは少し違うかも。
読了日:11月11日 著者:本崎月子
寒の夜晴れの感想
綺麗なタイトルに惹かれて読んでみたらなんという悲劇!
青空文庫で。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000236/files/1271_24383.html
読了日:11月11日 著者:大阪 圭吉
寝取られ令嬢の王子様 1 (花とゆめコミックススペシャル)の感想
幼馴染で婚約者を他の女性に寝取られ婚約破棄された伯爵令嬢・セレスティア。そんな彼女にイケメン貴族アランが婚約を申し込み…何か裏があるのではと疑いまくる彼女ですが、誠実に愛を伝えてくれるアランに心揺さぶられ……が段々と気になりはじめて…。描き下ろしは現代の高校生になったフタリのる「寝取られJKの王子様~もしも2人が現代で出会ったら~」🐥 思ったより可愛いくてハマッてしまい最終巻まで読んでしまったわ🤭
読了日:11月11日 著者:きくちくらげ,高宮咲
針子の乙女 (4) (角川コミックス・エース)の感想
(再登録🙇)
女子たちのパジャマパーティーがカワイイ〜不穏な物語の中で癒やしだ😍 続きはコチラで読んでいる。 https://web-ace.jp/youngaceup/contents/1000125/
読了日:11月11日 著者:雪村 ゆに
わたしはあなたの涙になりたい (ガガガ文庫 ガし 7-1)の感想
タイトルと表紙からなんとなく手を出しにくい年代だが、電子書籍なら大丈夫!と勇気を出して読む。Chopinをちょびんと読んでしまうような音楽もよくわからない、震災の体験も被害もない、家族の確執があるわけでもない私。バラバラなようで、でもつながっていて、リアルで非現実。タイトルの意味を噛みしめる。天上に響く音楽を、地上で奏でられる音楽を、言葉を全身に浴びたくなる。感動ポルノって言葉の功罪を思う。夏恒例のあの番組でドラマ化されなくてよかった!この物語にこめられた祈りを誰かに伝えたい。だから、読んで下さい💐
読了日:11月13日 著者:四季 大雅
バッテリー (5) (角川文庫)の感想
それぞれの野球に対する気持ちや姿勢がはっきり表れてきたような……友だちに対しての複雑な感情とか読んでいると懐かしさを覚えたりして。全く関係ないのだけれど、この前男子学生ふたりが「また明日」と言ってバイバイするところを見たのだけれど「じゃ」だけじゃなく「また明日」っていいなと思った😄
読了日:11月14日 著者:あさの あつこ
火の鳥の感想
手塚漫画も太宰府の「火の鳥」も読んでいないのだけれど「火の鳥」とついたものを読みたかったので。KindleUnlimited。
作者があとがきに書いていることがすべてなんだろう。実験的な小説。書きかけの似たような話をまとめたような感じ。
読了日:11月14日 著者:藤本敦士
753は18禁(ヒデキングさん原作 「開発部長 芳雄の憂鬱」の勝手に続編 月狼病その3)の感想
昔から催淫チョコレートとかあった気がするけど、そうか、千歳飴の時代になったのか(笑) 購買対象年齢を表示しないと! 皮膚から吸収されるモノってなんかエロいですよね~😆
読了日:11月14日 著者:原作:ヒデキング 作:バキラックス
神よ憐れみたまえ (新潮文庫 こ 25-18)の感想
あらすじに【昭和38年11月、三井三池炭鉱爆発と国鉄の多重衝突という、戦後事件史に残る大事故が同日に発生。「魔の土曜日」と言われたその日の夜、12歳の百々子の両親は何者かに惨殺された。裕福な家庭に生まれ育ち輝かしい未来が約束されていた少女を襲った悲劇。】とあり、実際あった事件と関連づけた話かと思ったがちょっと違った。百々子の聡明さ、美しさに魅了された叔父さんがキモい話だった。小学校時代の担任となにかあるのかなとゲスいことを考えていたけれどそれはなく、いい先生だったなぁで終了😅 なんか物足りない1冊。
読了日:11月15日 著者:小池 真理子
双晶宮 上巻 (ファンタジー・コミックス)の感想
スキマで。タイトルが気にいったので。最初に双晶の説明があるけど、画面が暗く文字が潰れた感じです読みにくかった。スマホだからか? 水晶の双晶
https://sites.google.com/site/fluordoublet/%E9%89%B1%E7%89%A9/%E9%85%B8%E5%8C%96%E9%89%B1%E7%89%A9/%E7%9F%B3%E8%8B%B1%E6%B0%B4%E6%99%B6/%E6%B0%B4%E6%99%B6%E3%81%AE%E5%8F%8C%E6%99%B6
読了日:11月18日 著者:遠野 一実
双晶宮 下巻 (ファンタジー・コミックス)の感想
スキマで。恋のSFミステリーって書いてあるけど、まぁそうなのかなぁ。お耽美さがもう少しあったら赤江瀑さんの世界みたいになったかも??? 知識が足りないせいか、なんとなく読みにくかった。
https://www.sukima.me/book/title/BT0000371796/
読了日:11月18日 著者:遠野 一実
結婚記念死 1 (ズズズキュン!)の感想
結婚記念日に殺されるという悲劇を繰り返す……犯人は浮気していたダンナだと知り、なんとか生き延びる方法を考える。最後まで読んだけど、離婚に向けてからはバタバタとまとめた感じだったので打ち切りだったのか?
読了日:11月18日 著者:石川オレオ
まさかな恋になりました。(1) (サイコミ×裏少年サンデーコミックス)の感想
主人公は35歳の会社員の栞。お局さま(今も言うのか?)になるのかしら、ひとり暮らしの隣の部屋に瑞貴くんがが引っ越して来てからさぁ大変! 年下27歳のイケメンがなんで魚に見えるのか、ハゼドンじゃあるまいし(古い!)このふたりがどうなるのか気になって7巻まで読んでしまったわ😆 サカナに見えてしまう理由はまだわからないので続きが気になる!
読了日:11月18日 著者:邑咲奇
紫色の感情にての感想
タイトルからどこかお耽美✨ 憂鬱の情熱……なんかイイ(笑) 岩崎宏美ちゃんが歌っていた「すみれ色のなみだ」を思い出したりする。朔太郎は『恋を恋する人』もスキ。本心なのか、単なる変身願望なのか……ちょっとせつなくなる。
「わたしはくちびるにべにをぬつて、/あたらしい白樺の幹に接吻した、/よしんば私が美男であらうとも、/わたしの胸にはごむまりのやうな乳房がない、/わたしの皮膚からはきめのこまかい粉おしろいのにほひがしない、/わたしはしなびきつた薄命男だ、/ああ、なんといふいぢらしい男だ、(略)」
読了日:11月19日 著者:萩原 朔太郎
クロエの流儀 (ニチブンコミックス)の感想
日本の高校に通うフランス出身の女の子クロエ。しかし喋りは時代劇口調で、日本文化を゙愛する彼女の理想の殿方は木枯し紋次郎。
日常の何気ないけれど、ちょっとモヤる出来事を「テメェらたたっ斬ってやる!」程ではないですが、バシッ!と言うのはカッコイイ。イヤ、日本人がちゃんと正すべきなんだけど。そして正論をいうほど危険もついてきたりする。KindleUnlimitedで2巻まで。
読了日:11月19日 著者:今井 大輔
JK漱石 1 (BRIDGE COMICS)の感想
まさかのJK! 名前は「なつめ」じゃないのか〜と思いながらコチラにあった分だけ読んだ。
https://ddnavi.com/serial/jksouseki/
読了日:11月20日 著者:香日ゆら
学校友だちの感想
文字通り友だちの話なのだけれど、最後に書かれたふたりについてはせつない気持ちに。自分にはこういう友人たちがいたと書くのはやはりなにか思うところがあったのかと考えたり……🤔
読了日:11月20日 著者:芥川 竜之介
五所川原の感想
五所川原というと吉幾三さんの歌を思い出してしまうのだが😅
https://www.uta-net.com/song/24944/
こちらで全文と焼失した旭座のことなどが読める。
http://www.tokyo-kurenaidan.com/dazai2-tsugaru5.htm
読了日:11月20日 著者:太宰 治
MAMOR(マモル) 2019 年 02 月号 [雑誌] (デジタル雑誌)の感想
表紙の『ガールズ・エアフォース』は知らない💦
けれど読んだことがあるコミックエッセイや『GATE』『ライジング・サン』などやはり皆さん、読んでいるのね、と思ったり。作品中のコレはナイ!のダメ出しも。 ロシアの記事を読むとこの頃はまだ…となってしまう。会計隊の特集では黒い腕貫きをしてほしくなったり。婚活中の隊員さんたちは良い出会いがあっただろうか(笑)KindleUnlimitedで。
読了日:11月20日 著者:
接吻の感想
う~ん、「接吻」という表現はいかがなものか、ということなのか??? この作品を検索していたら「接吻 斉藤和義」と出てきたので彼が歌う「接吻」を聴いたヾ(˙❥˙)ノ
青空文庫で→
https://www.aozora.gr.jp/cards/001059/files/42157_14195.html
読了日:11月21日 著者:斎藤 茂吉
教育 試し読み増量版の感想
コレは……一体どんな結末待っているのだろう? 全部読みたいかというとそれほどでもないかな。
読みながら『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』(アニメしか見ていない)を思い出した。コチラは法律によって下ネタが禁止された日本が舞台。下ネタテロ組織「SOX」の一員となった主人公・奥間狸吉が“下ネタ”で戦いを挑むというおバカさんな物語だった。視聴は自己責任で😅
https://www.uta-net.com/movie/189707/
読了日:11月21日 著者:遠野遥
女装してめんどくさい事になってるネクラとヤンキーの両片想い 1 (BLADE COMICS)の感想
ヤローひとりが好きな女の子に近づきたくて女装している漫画かと思っていたら、お互いの好きな人が嫌いなタイプが女装した姿だったとは〜
明るく可愛い女の子「花」とクールビューティ系な「めい」。お互いに好きだと気づいていない両片思い!?🤣🤣🤣
読了日:11月21日 著者:とおる
日記よりの感想
丸一年間も留置されている一家4人はカチカチのキリスト教徒。特に長男は狂信に近いがかねて軍籍に。が召集には「自分はキリスト信者であり、キリストの教えに依れば、人を殺す勿れとあるから、自分は出征して人を殺すことは出来ない」と軍服を抱えて軍隊に返しに行った。すぐに軍法会議にかけられ、その一家も留置され取調べられているらしい。狂信的な信仰心について考えるきっかけの覚え書きみたいなものかな。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001311/files/50223_34916.html
読了日:11月21日 著者:三好 十郎
勤労感謝の日の感想
KKDが一瞬KDDに見えてしまった😅
どうせロープを使うなら〜首引き恋慕みたいなことに使って、はぅッ💕と昇天がいいよなぁ〜と考えてしまった😆 人の数だけいろんな仕事がある気がします。新作ありがとうございました!
読了日:11月22日 著者:バキラックス
ひとつの火の感想
こちらの動画で視聴。
https://youtu.be/d0j_cevFTHw?si=kjTGDOyIJlimQUe3
新美南吉生誕110年💐
http://www.nankichi.gr.jp/Seitan/nankichi110.html
読了日:11月22日 著者:新美 南吉
バッテリー (6) (角川文庫)の感想
完結! 今までの中で一番中学生と高校生、同じ野球が大好きでもきっとどこか違うんだろうなぁ、と感じながら読んだかも。親や先生たちの知らないところで大人になっていくんだな。青波くんの話をもっと読みたかったけど。原田と永倉ってなんか既視感があると思っていたら新撰組のふたりの名前だったわ(笑)しかし児童書に分類されるのがあっているのだろうか? KindleUnlimitedで。
読了日:11月22日 著者:あさの あつこ
女類の感想
なんとも悲しい結末。他人の恋愛話に自分の恋愛観念、人生観を押し付けたりするから…全く反省していないところがムカつく話ですな。主人公にも責任はあるのだけれど。女性の純粋さに泣ける。
青空文庫
https://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/274_20183.html
読了日:11月22日 著者:太宰 治
パンダ銭湯の感想
まさかまさかの〜アレは脱ぎ着出来るモノだったのか! 最近見たような気がしていたけれど、もうパンダ銭湯刊行10周年なんですね。
https://ehonkan.co.jp/panda10th/
読了日:11月23日 著者:tupera tupera
トイレで読む、トイレのためのトイレ小説 よりぬき文庫 (富士見L文庫)の感想
イッキ読みするものではなく、本当にトイレにこもってチマチマ読むのに向いている話ですね。続き物になっているのもあったりして。面白いのとそうでもないのとまぁいろいろ。タクシードライバーの話は好き。話は詰まっていてもトイレの詰まりはカンベンしてもらいたい。あと「トイレの最中」を思い出した。https://livingculture.lixil.com/ilm/shop/pickup/monaka/
読了日:11月23日 著者:雹月 あさみ
ひとつの道の感想
草野心平ではなく草野天平なのか→草野天平(くさのてんぺい)は、1910(明治43)年2月28日、東京市小石川区(現在の文京区)に父馨、母トメヨの三男として生まれました。草野心平は7歳年上の次兄にあたるそうだ。。
『秋』と題された「さうか/これが秋なのか/だれもゐない寺の庭に/銀杏の葉は散つてゐる」と『子供に言ふ』が好き。
青空文庫で。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001516/files/51451_40674.html
読了日:11月24日 著者:草野 天平
森へ (カワデ・パーソナル・コミックス 43)の感想
「鷹」が一番好きかな。「ロング・ナイフ」は「天の鷹」を思い出した。あとがきの補足的なコラム?あり。【人間が地球を食べてしまったんです。失われた自然はもとの姿には戻らない。「自然保護」と大袈裟にいうつもりはないけど、街中にいても日々の暮らしが自然(聖域)へとつながっているという感性はなくしたくないと思う。】この作品は1980年代の前半に描かれたものがほとんどで、発行は1994年。今はもっと変わった。
表紙画像
https://www.suruga-ya.jp/product/detail/504024592
読了日:11月24日 著者:谷口 ジロー
喝采の感想
中村地平が何者なのかが気になって終わってしまった。サンマは目黒苦手、喝采はちあきなおみに限るなと思う、よくわからない文章だった。青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/280_19990.html
中村地平について
http://blog.livedoor.jp/miyazaki_rekishi/archives/51195309.html
読了日:11月24日 著者:太宰 治
首里の馬 (新潮文庫 た 135-1)の感想
芥川賞受賞作品とあったので難解だと覚悟していたのだが、難しいというよりなんだかフワフワした感じがする近未来的な話? 沖縄の古びた郷土資料館で資料整理を手伝いながら、世界の果ての孤独な業務従事者に向けてオンラインで問題を読み上げる仕事もしている主人公。台風の夜に迷い込んだ宮古馬(ナークー)。琉球競馬は知らなかった。記憶と記録。表紙が気にいって買ったけれど単行本の表紙もイイ。多摩美大でのインタビュー⇒https://activity.tamabi.ac.jp/kikaku/2952704/
読了日:11月24日 著者:高山 羽根子
死体室の感想
ありがち?なお話ではありますが……体験したくはない😱
青空文庫→
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読了日:11月24日 著者:岩村 透
人間椅子の感想
いろんな漫画で読んだりしてなんとなくイメージは赤い椅子になっていたのだけれど、旧江戸川乱歩邸のあざやかな青い椅子を見てまたイメージが変わってきた。内容がキモくてザワザワするのは変わらないのだが(´д`)
https://ikebukuro-times.com/archives/rampo.html
読了日:11月25日 著者:江戸川 乱歩
惑溺 危険な獣 (ベリーズ文庫)の感想
このテの話って多分あちこちにあると思う。その中でも面白いな、好きだなって思うのは主人公に感情移入できるからなんだろうけど、コレはちょっと……ヒロインヒロインしているのがイヤだった。メロドラマっぽいというかレディコミだな。漫画だったら綺麗にまとまって若いコならキャ~!となるのか? 「獣」というのはオーバーな気もする。なんかうわべだけ感が強いと思うのはおやぢだからか? 耽溺の他に陥溺、惑溺という言葉を知ったのでタイトルから期待したのに😅KindleUnlimitedじゃなければ読まなかったと思う。
読了日:11月25日 著者:きたみまゆ
ムー 2023年 12月号の感想
■奇跡の写真カレンダーにつられて買う😄 ■平田篤胤って名前は知っていたけれどどんな人だっけ?だった■都市伝説「牛の首」■世界最古の遺跡群から発見された石像。「両手で◯◯◯を持ってベンチに座っており、表情は軽く微笑んているように見える。」変質者として通報されるお姿🤣■呪物メシなんて言葉もあるのか■ミステリーサークル2023
どのデザインもイイ✨■森田まさのり「ザシス」1話を読んだがなんか似たような漫画を読んだ気がする🤔
読了日:11月25日 著者:
ぼっちママ探偵: 最後の一行まで真実は謎の感想
探偵というのは違うかな? 日常の謎ともまた違う。何歳になっても人付き合いが苦手でヒキコモリ上等!で暮らしたいと思う私なので、主人公の気持ちはわかるなぁ、と思っていたのにボッチを選んだ理由?がわかった時は、なぁんだ、ちゃんとそれなりの理由を持っているんじゃないか〜と。コレがなければ違う性格だったのでは? 気をつけて読んでいけばあれもこれもヒントだったなと思えるのだけれど。 子どもには子どもの、大人には大人のそれぞれ悩みがあるよねくらいの気持ちで軽く読めばよかった。KindleUnlimitedで。
読了日:11月25日 著者:南口 綾瀬
気になってる人が男じゃなかった VOL.1 (KITORA)の感想
女子高生あやが気になるCDショップで働いているミステリアスな「おにーさん」……は目立たないクラスメイトの女の子だった! 好きなものを好きだと言って一緒にキャーキャー盛り上がりたい気持ちはわかる。まぁそれぞれの熱量に差はあるかもしれないけど、最初から否定はしてほしくないよなぁ。絵柄が可愛いくて好み😍 モブの皆さん(主に殿方)もステキ(笑)
読了日:11月25日 著者:新井 すみこ
メデューサの首の感想
今日は「いい風呂の日」というのでお風呂でお戯れ🤭場面があるこの話を思い出した。あとこちらのサイトを知ったので備忘録的に。http://fuboku.o.oo7.jp/
読了日:11月26日 著者:小酒井 不木
【無料版】『ヒカリ文集』抜粋 特別エッセイ付きの感想
なんとなくタイトルが気になり無料試し読み版を見つけたので読む。「心を使わない人」……気遣いが出来ない人とはまた違うんだよなぁ。全文を読んでみたいけど文庫化はまだか。インタビュー
https://book.asahi.com/article/14574605
読了日:11月26日 著者:松浦理英子
風鈴 (Kindle Single)の感想
主人公(語り手)の女性が小学生だった頃、仲がよかった隣家の1つ年下の少年と過ごした日々の回想。涸れ井戸に落ちてしまった時の恐怖。まわりの大人たちのからかい。コレは私も小さい頃、本当にイヤだった。そして映画のロケで都会からやってきた人たち。父親が俳優の中学生の女の子とクライミングしたり3人で木工の風鈴を作ったり。別の撮影隊が来て起こった悲劇。都会の人間はロクなもんじゃない、田舎者だから何をしてもいい、そんな考えが全体にあるような。秋の風鈴ももの悲しいけどずっと忘れ去られた風鈴の悲しい…そんなことを思った。
読了日:11月26日 著者:松浦 理英子
郷愁の感想
「いい風呂の日」から実家近くの信玄の隠し湯のことなどを思い出し…「郷愁」とタイトルのつくものを検索。他にもあったがこちらを。水色のキャベツはおいといて(笑)石川啄木の「ふるさとの訛りなつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにいく」の世界が。ある夜出会った友人とは誰なのだろう。「停車場の、地図に指あて故里と都の距離をはかり見るかな。」……彼は故郷に帰ったらしい。ひとり暮らしの時に読んでたら…多分😭
えあ草紙で
https://www.satokazzz.com/books/bookinfo/2308.html
読了日:11月26日 著者:佐左木 俊郎
昼下がりのペンギン・ビストロ (富士見L文庫)の感想
ペンギン・マスターのいるお店の3作目。バー、カフェと続きビストロ。1話に出てきたクレシー風ポタージュ(にんじんのポタージュ)からグレイシー柔術を連想してしまった。表紙はもう少し可愛い方がいい。最後に登場人物すべてがつながってあぁ、連作短編集だったのかと思った間抜けさ😅 寝る前に1話ずつ読むのにいい感じだと思う。
読了日:11月26日 著者:横田 アサヒ
突然ですが、明日結婚します (1) (フラワーコミックスアルファ)の感想
3巻まで。高梨あすかは結婚したい女。父親を支える母親の姿に憧れ専業主婦希望。しかし、結婚直前と思っていた彼氏に振られてしまう。
そんな時にPTVの人気アナウンサーの名波竜と出会うが、彼は「死んでも結婚なんてしたくない男」らしい。そんなふたりが恋に落ちてしまった! アナウンサーも今や芸能人と変わらないからなぁ、私生活もいろいろ言われてお気の毒…なんて思いながら読んでしまった。ふたりとものお互いを大切に考えているのに「結婚」まではかなり障害がありそう。
読了日:11月27日 著者:宮園 いづみ
ばら咲く季節に ハーレクインコミックスの感想
メガネの外科医と看護婦さん🤭🤭🤭 エロさはなく純愛😍って感じ。
読了日:11月27日 著者:青鹿毛 スバル,ベティ・ニールズ
やきざかなののろい (ポプラ社の絵本)の感想
インパクトのある表紙とタイトルが気になり……朗読動画と視聴。焼き魚を綺麗に食べるのって難しい。そして小熊秀雄の『焼かれた魚』を思い出した。
https://youtu.be/_AWIO4xtzEc?si=QAPvJT4y6U1FJqRb
読了日:11月27日 著者:塚本やすし
ショートショート・パラダイスの感想
既読作品もチラホラと。う~ん、もう少しバラエティに富んだ作品集だと思っていた。KindleUnlimitedで。
読了日:11月27日 著者:福島 太郎
霊感保険調査員 神鳥谷サキ 波動霊障 (ぶんか社コミックス)の感想
本編よりも描き下ろし番外編「所長の事情」がよかったよかった。謎めいたところがあったけど、そうなんだ、だからかぁ〜ってなった。
読了日:11月27日 著者:ひとみ翔
異世界に救世主として喚ばれましたが、アラサーには無理なので、ひっそりブックカフェ始めました。 (1) (裏少年サンデーコミックス)の感想
2巻まで。3巻からは新章らしい。今までの異世界ものとは違い、神さまへ注文・要求をバンバンと(笑) お馬さんがかわいい😍
読了日:11月27日 著者:近江谷
少年と犬 (文春文庫)の感想
連作短編集だとは思わず、なんとなく読まずにいた1冊。「老人と犬」が一番好きかな。長い旅をして呼ばれる名前もそれぞれ違ったけれど、その時々一緒に過ごした時間は貴重で愛おしくて……最後に会いたい人に会えてよかった。
読了日:11月27日 著者:馳 星周
それでも、医者は甦る -研修医志葉一樹の手術カルテ- (メディアワークス文庫)の感想
大学を卒業し研修医となった志葉は過酷な労働環境に辟易していた。患者のひとり・難病で入院中の女子高生の遥はヤブ医者と彼をからかう。彼女は手術中に容態がキュウヘし亡くなってしまうが、志葉が目を覚ますと、日付が手術の前日に戻っている。遥を救うために何度も手術前日からを繰り返すが、防ぐことは出来ず……。研修医の大変さはいろんな医療漫画で読んできたし理想と現実に苦悩するのは医者だけでなく。まさかの展開に驚きながら安易な恋愛物の結末にならないのはよかった。ぶっちゃけ遥は好きじゃない😅 読みやすいとは思う。
読了日:11月28日 著者:午鳥志季
官能俳句集<水の神殿>の感想
とても想像力をかき立てられる言葉の数々(〃∇〃) 「口も目も耳も獣になっている」「百合の香のこもる木陰や通り雨」などはまだまだ可愛らしい(笑)もっとたくさん読みなかったな。紙本のないのが残念。KindleUnlimitedで。普段はアダルトSM界隈の作家さんなんですね。表紙は桑原智美さん😍こちらもよき✨ブログ⇒http://satomikuwahara.blog.fc2.com/blog-entry-187.html?sp
読了日:11月28日 著者:佐伯香也子
人魚姫の真珠 (CHARA コミックス)の感想
ヤバい、タイトルと表紙だけで選んだらBLだったわ。スレンダーな美女じゃなかった。CHARAの文字を見落としていた…話は好きなのだけれどエロ場面の描写は好きじゃないんだよなぁ……もっとぼやかしてくれないと!😅😅😅 男女カップルでも読んでみたいけれど、それは作者さまには失礼なんだろうな😓
読了日:11月29日 著者:華藤えれな
立ち話の感想
ニュースでやたらに「立ち話7分」の文字が目立っていたのでなんとなく😅 本人がいないところでの噂話、まぁ笑えるオチであっても言われている方はイヤですね。カミーユ・ピサロの『立ち話』
https://www.nmwa.go.jp/jp/collection/1959-0165.html
読了日:11月29日 著者:魚住 克也
平凡な女の感想
『現在の知識婦人の中に、市井の平凡なお神さんや娘さんの心にも達せぬ浅はかなひとが多いのはどうしたことだろう。「美しさ優しさ」を軽蔑誤解して、口に猛々たけだけしいことをいうのは笑止なことだ。』『優しいというのは男に甘えることではない、空虚で何もないくせに、ひとかど生活は煩わしがっている知識婦人を私はきらうのです。』こちらも子連れの奥さまたちの立ち話からの、芙美子が考えたアレコレ⇒
https://www.aozora.gr.jp/cards/000291/files/56044_50796.html
読了日:11月29日 著者:林 芙美子
服装に就いての感想
「いい服の日」だと言うので服装に関するものを。いやぁ、いろいろ大変(笑)吉田の火祭りは残念だったな〜私も見たことはないのだけれど。服装で気分も変わるし、なにかジンクスのようにコレを身につけている(持っている)と…なものもあると思う。季節にあって自分も気にいってまわりも似合ってる!と言ってくれるスタイルってなかなか難しい気がする😓
青空文庫で⇒
https://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/256_20047.html
読了日:11月29日 著者:太宰 治
あなたはここにいなくとも 無料お試し版の感想
「おつやのよる」のみ。こんなおばあちゃんになれたらいいのだろうけれど、ムリだわ。章吾くんがいい人です泣ける。いつか1冊ちゃんと読みたいけれど、これだけでもとてもいい話。
読了日:11月30日 著者:町田そのこ
死にたいと言ってください―保健所こころの支援係―(1) (アクションコミックス)の感想
2巻まで読んだ。よくここに電話して下さい、って有名人の自殺などのニュースの後に流れるけれど、電話は通じないんじゃないかと思ってしまう。言いたくても聞いてくれる人がいない絶望感を味あわせるためのメッセージかよ、と考えてしまう。ミイラ取りがミイラにならないように、一緒に溺れてしまわないように付き合うのは難しいと思う。職員さんたちが病まないことを祈る。
読了日:11月30日 著者:中原ろく
南島譚 02 夫婦の感想
なんという自分勝手で奔放な妻! そして派手な女同士の喧嘩! 読む分には面白いけれど、この夫婦の諍いには巻き込まれたくない😓
青空文庫で
https://www.aozora.gr.jp/cards/000119/files/43044_16306.html
読了日:11月30日 著者:中島 敦
ベルとトナーのクリスマス The First Little Noel~ベルとトナーのクリスマス~の感想
ショートショート集かと思ったら漫画だった。
読了日:11月30日 著者:yoritomo
私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー (創元文芸文庫)の感想
冠婚葬祭とあるけれど、葬儀関係がやはり自分の体験とかと重ねてしまったかも。町田そのこさんの「六年目の弔い」はラストの意味がわからなくてしばらく考えてしまったけれど(私の読解力がない)わかった時にはえぇ……なんてことを、やっば最低のクソババァだ!と思った。雪舟えまさんの「二人という旅」はSFチック。「おたがいを永遠に愛したいという、それほどまでに強い願いが、人間の短い人生に一瞬でも存在したことの証明という意味らしい。結婚という契約は」だから完遂する義務もなく罰もないという神さまの存在にそうなんだ…と。
読了日:11月30日 著者:飛鳥井 千砂,寺地 はるな,雪舟 えま,嶋津 輝,高山 羽根子,町田 そのこ
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