2024年05月02日
薔薇苺雲便りNo2:2024April 〜 4月の本棚
4月の読書メーター
読んだ本の数:134
読んだページ数:12043
ナイス数:3959
アスタ・マニャーナの感想
JAMプロの歌を聴いてこの漫画を思い出した。アレ、こんな話だったっけ?となったのは『シャンペン・シャワー』とごっちゃになっていたのかも😅
https://www.uta-net.com/movie/87062/b8ilubmy7fo/
読了日:04月01日 著者:かわみ なみ
瞳をそらさずにいて 1巻の感想
いじめが原因で不登校になった少女が偶然見かけた躰道の大会で、怪我をしても戦う少年の姿を見たことにより心に変化が。転校先でその少年と再会したことにより躰道を習い始める。アバラを骨折するなんて傷害事件じゃないか!そしてとんでもないセクハラ教師も出てきて……最終巻まで読んだけど、まだ中学生の物語だったんだよね。恋愛絡みの展開もあり面白かった。スキマ(無料)で。https://www.sukima.me/book/title/BT0001449984/
読了日:04月01日 著者:猫山宮緒
瞳をそらさずにいて 水人の感想
『瞳をそらさずにいて』番外編。主要人物・水人の話。スキマでの7巻になる。
読了日:04月01日 著者:猫山宮緒
蝉かえる サーチライトと誘蛾灯 (創元推理文庫)の感想
前作に登場した丸恵ちゃんが経営するペンションでの事件。これはなんともやるせない。どうしてこんなことに。泉くんの数少ない交友関係がわかる本作。アフリカ睡眠病を扱った「サブサハラの蝿」に出てきたアヤナの言葉と同じように大変な状況・場所で学び働いている人もたくさんいるのだろう。「わたしは、未来をみています。いつかわたしが大学で学んだことを仕事に生かしたいと考えています。しかし、それはまだ先のことです。いまわたしがみるべきは、空ではなく足もとです。やるべきは、痩せた土を耕し、そこに水を引くことです。」(P252)
読了日:04月02日 著者:櫻田 智也
百合を掘るの感想
「文語詩未定稿」のひとつらしい。百合を掘る、は百合根を掘るの意味なのだろうが、コレをそのままの意味で受け取るのはやはり違う気がする。最後の「このまひる/鳩のまねして/松森の/うす日のなかに/いとちさき/百合のうろこを/索めたる/われぞさびしき」索めたる(もとめたる)と読むのか。ひとつ賢くなった(笑)
百合根について
https://sakata-tsushin.com/yomimono/rensai/standard/eastasiaplants/20200825_008145.html
読了日:04月02日 著者:宮沢 賢治
うろこ雲の感想
タイトルはメルヘンなのに中身は……「それから小學校の窓ガラスがさびしく光り、ひるま算術に立たされた子供の小さな執念が、可愛い黒い幽靈になってじっと窓から外を眺めてゐる。」……可愛い黒い幽霊、イヤ、やっぱりユーレイだとわかったら怖いと思う。うろこ雲って秋のイメージたけれど、春の宵のほわほわふわふわした空気感がある話。
読了日:04月02日 著者:宮沢 賢治
学校の桜の木の感想
子どもたちの成長を見守ってきた桜の木。子どもたちもまた桜の木にたくさんの思い出がある。この時期はやはり桜も話をたくさん読みたくなるな。
読了日:04月02日 著者:小川 未明
サーカス・ワンダーの感想
サーカスのタダ券を手に入れた少年・悠樹は憧れの円先輩をサーカスに誘う。 しかし、円はサーカスに不気味な気配を感じていた。ショーの途中、円は忽然姿を消してしまう。また円の存在を覚えているのは悠樹だけになっていた。なんとなくファンタジック?なホラー短編集。制服のスカート丈が長いのが時代を感じた😆
読了日:04月02日 著者:楠 桂
魔食 味見方同心(一) 豪快クジラの活きづくり (講談社文庫)の感想
「一味同心(いちみどうしん)」という同じ目標・目的を持って心を一つにすることをいう四字熟語を知り、味味方同心を思い出したら新シリーズが始まっていた! おのぶとの新婚生活、ラブラブ(笑) いろいろ関わりたがるおのぶに亭主の威厳を込めて「駄目だ」と言ったつもりが「飴だ」になるという相変わらずな魚之進😂 「魔食会」という新たな食事会も誕生していたし、またへんな料理とおのぶの内助の功で楽しめそうです。
読了日:04月03日 著者:風野 真知雄
啄木と賢治の感想
昨日(4/2)は連翹忌だったと知る。
http://koyama287.livedoor.blog/?ref=head_btn_home&id=8164522
啄木と賢治について短いけれどわかりやすい言葉でその人物像が語られている。
○岩手県というところは一般の人が考えている以上にすばらしい地方だということが、来て住んでみるとだんだんよく分ってきました。此の地方の人の性格は多く誠実で、何だか大きな山のような感じがします。
○啄木といい、賢治といい、皆誠実な、うその無い、つきつめた性格の人でした。
読了日:04月03日 著者:高村 光太郎
ハートのクインの感想
絵を楽しむ話。文字は少ない。タルトを盗んではいけない。盗みはバレるよ! アニメ『そらのおとしもの』2期の主題歌「ハートの確率」を検索していたら「ハートの確立」という誤変換を見てこの話を思い出した😄
読了日:04月03日 著者:ランドルフ・コールデコット
英語/日本語「へい でぃどる でぃどる」「べびー・ばんてぃんぐ」: 絵本マザーグースよりの感想
KindleUnlimitedで。
スプーンとフォークの擬人化されたイラストがツボ😆 他のイラストも可愛く面白い。英語は短いのでわかりやすい。
読了日:04月03日 著者:Randolph Caldecott
ひとでなし 山本周五郎集 (古典名作文庫)の感想
えあ草紙で。登場人物の中で本当の「ひとでなし」は誰なんだろうと思った。「自分は誰よりも仕合せだとか、世の中でいちばん苦労したのは自分だとかって、――他人のことはわかりゃしない、いくらひとの身になって考えたって、その人の傷の痛さまではわかりゃしないでしょ、一生涯つれそった夫婦でも、しんそこわかりあうということはないようよ、それでおさまっていくんだろうけれど、人間てそういうもんだと思うと、悲しくなるわね」
読了日:04月03日 著者:山本周五郎
ライジングサンR(14) (アクションコミックス)の感想
前巻に続き自衛官たちの救助活動の様子が描かれる。安全な場所からSNSを使い批判的な投稿をする人たち。自分が救助される立場になったらきっと真っ先にオレを助けろ!と叫ぶんだろうなぁ。
読了日:04月03日 著者:藤原さとし
「街はふるさと」作者の言葉の感想
「街はふるさと」は読んでいないのだけれど😅 どうもじっくり読むのがいいようなので紙本でないとダメだな。いつになるだろう😓
https://ango-museum.jp/work-detail/?w_cd=0146
読了日:04月03日 著者:坂口 安吾
悪魔とラブソング 1 (マーガレットコミックス)の感想
3巻まで期間限定無料だったので。タイトルから想像したのと違ったラブリーな(笑)青春モノだった。好意的に見られたいという打算、信じることの意味とか考えてしまう。「アメイジング・グレイス」は本田美奈子.ちゃんを思い出す🥲https://youtu.be/JeCqebAKbs0?si=EYtdnd5dAe2-DKu1
しかし、ここの学校の教師もKUSO野郎だな(●`ε´●)
読了日:04月03日 著者:桃森 ミヨシ
アンソロジー 舞台! (創元文芸文庫)の感想
はじめまして、の作家さんもいて面白いアンソロジーだった。ストレート・プレイやミュージカル、バレエなど板にあがる人たち、裏方の人たち、ファンの人たち……いろんな舞台との関わりの話の中で一番よかったのは『ダンス・デッサン』(雛倉さりえ)かな。「ひとときの幻でもかまわない。救いたい。救われたい。そう願いながら、ひとびとは舞台の上や客席で、同じ物語をひととき生きる。それは虚しく、無為な、ゆえに何よりも愛しい生の幻想だ。」(P210〜211)あと「くるみ割り人形」って怖い話なのね😱
読了日:04月04日 著者:近藤 史恵,笹原 千波,白尾 悠,雛倉 さりえ,乾 ルカ
小さい花の物語: リジューの聖テレーズの感想
「叙唱」ってなんだ?と調べていた時に芋づる式に出てきた人物ではないかと思われる。なんで気になったのかはもう記憶にない💦 テレーズは24歳で帰天している。彼女の人生について、信仰心についていつ頃どんな風に始まったのかについて詳しく書いてあるのかと思ったら、案外、字が大きくて
(読みやすいが)写真も多めなのはよかったけれど、あっさりした感じ。自分の基礎的な知識不足もあるのだろうけれど、もっとページ数の多い本を選べばよかった。表紙の彼女を見ていると自分のいろんなことに恥じ入って目をそらしてしまう😓😓😓
読了日:04月04日 著者:カルメル会
僕の神さま (角川文庫)の感想
タイトルと表紙買い。1話の「春の作り方」は桜の塩漬けが出てきて「美味しい記憶」コンテストを連想するようないい話や😭だったのに、解説にあったように「あなたは後悔するかもしれない。第一話で読むのをやめればよかった、と。」のコピーは正し過ぎた! 日常の謎を鋭い観察眼で解決するクールな水谷くんは主人公にとってもクラスメイトにとっても「神さま」というにふさわしい存在。こう書くと水谷くんの裏の顔が描かれているようだが、違う。主人公はやはり語り手の彼なのだ。大人が読んで心を抉られる1冊。水谷くんの話も読みたい。
読了日:04月04日 著者:芦沢 央
夜光虫の感想
あゝ、私も夜光虫の一匹ひとつである――無量の流れの中にはかなくも漂う、燐光体の一閃光ひとつである、と悟った――私が発する光は、私の思惟が変わるにつれて色合いを変えているようだ。時に深紅ルビー色に、時に青玉サファイア色に瞬またたく。今は黄玉トパーズ色の炎、さらには翠玉エメラルド色の炎に移り変わっている。………なんかお耽美な文章だった。青空文庫で。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000258/card52949.html
読了日:04月04日 著者:小泉 八雲
僕は、優等生(1): 全3巻の感想
無料漫画。配信分は全部読んだ。友だちのお兄ちゃんのショウくんが怖い😱 中学生でイケメン、ヤバいヤツ……でも本性をわかってくれる大人がいない……どこかにこんな子どもがいるのだろうか、不気味。
読了日:04月05日 著者:ネギマヨ
神保町奇譚 花咲舞シリーズ (Kindle Single)の感想
ドラマが始まるが私はこのシリーズはタイトルしか知らない……KindleUnlimitedにあったので読んでみた。神保町もあるから古本屋話かと思ったらベンチャー企業の話だった。なんとなく藤田まことさんの「はぐれ刑事純情派」を思い出してしまった。
読了日:04月05日 著者:池井戸 潤
桑田次郎アダルト短編集 サングラスをはずさないで (マンガショップシリーズ 117)の感想
喫煙場面が多い昔の漫画を読み返して🎶ベッドでタバコを吸わないで〜とリリィの歌を懐かしんでいたら、このタイトルを発見😄 サングラスを外さないのは女性なのか……ネタとしては昭和が満載なのだけれど、今みたいな露骨すぎるベッドシーンではなくて、こういう表現を使うのか!と感心したり。短編集の2の方がエロ成分は多いかも。「エイトマン」を描いた人だった。KindleUnlimitedで。
読了日:04月05日 著者:桑田次郎
祖母の感想
短編ふたつ。「青メガネ」眼病なのか青いメガネで目を保護している孫と祖母の話。祖母はお酒が好きなので酒の入った卵焼きを作って孫に食べさせ……そりゃあ吐き出すよ、バァさん!な話。自分では美味しいものを…のつもりかもしれないが。腐っているものを平気で孫に食べさせる姑の話を思い出してしまった。もうひとつの「花ガルタ」もわがままな坊ちゃんの話。「年寄りっ子は三文安い」という言葉を思い出す。
読了日:04月05日 著者:楠山 正雄
黒猫の一撃: 商店街再生作戦の感想
シリーズで3作まである。とりあえず全部読んだ。横書きで1ページの文字数は少ない。偶然出会った黒猫。夢の中でアドバイスをくれて悩み解決。個人というより地域活性化に繋がる話になっていて昔話っぽいかな。こううまくは行かないだろうが、きっかけをもらってそこから頑張る姿はいいと思う。KindleUnlimitedで。
読了日:04月05日 著者:加我実 圭
結婚初夜のデスループ~脳筋令嬢は何度死んでもめげません~ (Mノベルスf)の感想
脳筋というほどではない気がするが、まぁ、元気は元気なヒロイン。イケメンと結婚したのに結婚初夜を迎えることなく殺されてしまい、無限ループに。時空のおっさん的な人物の登場も😅 なぜ殺されるのか、それを阻止するために頑張るヒロインは悪くない。転生でも悪役令嬢ではなかった。一応のハッピーエンドなのかな? 続編もあるので読むつもり。KindleUnlimitedで。
読了日:04月06日 著者:焦田シューマイ
料理メモの感想
鮎・握り鮨・天麩羅・鰻の蒲焼き・刺身・鶏・牛肉屋のすきやき・惣菜・鼈・河豚についての魯山人のこだわりアレコレ。「握り鮨は男子の
食べるもので婦女子向きではない。」の婦女子を腐女子と変換してしまったわ😅
読了日:04月06日 著者:北大路 魯山人
風の夢花の夢 (双葉文庫 あ 36-1 名作シリーズ)の感想
有吉さんはバレエ漫画のイメージしかなかったけれど『青春キックオフ』という学園漫画を描いていることを知り、バレエ以外の漫画を読みたいと思って中古本を購入。10代のパワーを感じるけど、中学生でデザインの仕事って昭和60年代でもちょっとムリがあるような……。夢に向かって頑張る、かえるの子はかえる、みたいな話だった。デザイン画を着られる服に仕立てるって大変。そして漫画の中の洋服がカッコいいのか素敵かどうか…この漫画に限らずわからないけれど。もっとデザイナーとしての仕事の内容とか苦悩とか描かれているのかなと思った。
読了日:04月06日 著者:有吉 京子
寒さの感想
「もし女を物体とすれば、男も勿論物体だろう。すると恋愛は熱に当る訣わけだね。今この男女を接触せしめると、恋愛の伝わるのも伝熱のように、より逆上ぎゃくじょうした男からより逆上していない女へ、両者の恋愛の等しくなるまで、ずっと移動をつづけるはずだろう。」こんな話が出た前半に比べ後半では礫死体の話が……肉体に残る熱を無機質なものに伝え熱を失っていく。物語の中にいくつもの色が出てくる。その中で「赤革の手袋」の存在が光る気がする。暗いまま終わらなくてよかった。
読了日:04月06日 著者:芥川 竜之介
ぼくもだよ。 神楽坂の奇跡の木曜日 (ハルキ文庫 ひ 8-3)の感想
タイトルと表紙買い。盲導犬がメインの話だと思っていたら違った。読み終わってからタイトルの「ぼくもだよ。」の意味を実感するというか……どこでどんな形でまた再会するかはわからないですねぇ。なんだかさだまさしさんの「主人公」にある♪確かに自分で選んだ以上精一杯生きる そうでなきゃ あなたにとても とてもはずかしいから……が浮かんだ1冊だった。
読了日:04月06日 著者:平岡 陽明
歴史群像 2024年4月号の感想
「大和」乗組員の方のインタビューのみ立ち読み🙏
■ インタビュー
◆戦艦『大和』で沖縄へ向かった最後の生き残り
疇地 哲さん:
海軍へ志願し優秀な成績を収めて『大和』に乗り組み、マリアナ沖海戦・レイテ沖海戦と沖縄特攻において対空戦闘を経験した二十五粍機銃射手。
(文=久野潤氏)
https://twitter.com/kunojun/status/1765333576038625445
読了日:04月07日 著者:
やつがれとチビ: 絵本漫画の感想
やつがれが拾った仔猫がかわいい! 鍼の先生のデレデレぶりがかわいい! そして最後は泣けた🥲🥲🥲 シリーズものらしいので全部読んでみたい。KindleUnlimitedで。
読了日:04月07日 著者:くるねこ大和
あまがえるのかくれんぼ (世界文化社のワンダー絵本)の感想
3匹のかえるの姿も鳥や植物も綺麗に描かれているなと思った。かえるもまわりの色に溶け込むように擬態するのか。
書店員の“署名運動”から生まれた絵本だとは知らなかった。KindleUnlimitedで。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000638.000009728.html
読了日:04月08日 著者:たての ひろし
漫画で読む文学「羅生門」の感想
あまりにもあっさりと短くてこんな話だっけ?となったのであとから漫画で読破シリーズの羅生門を読んだ。KindleUnlimitedで。
読了日:04月08日 著者:芥川龍之介
羅生門 (まんがで読破)の感想
こちらで満足感がなかったので😅
https://bookmeter.com/books/21674363
活字で読めよ!って言われそうですが、昔、教科書で読んだような記憶はあるんですよね。でもボンヤリしてわからない話だったイメージしかなく……「偸盗」と「藪の中」もいつかちゃんと活字で読もう💦
KindleUnlimitedで。
読了日:04月08日 著者:芥川 龍之介,バラエティ・アートワークス
古本食堂 (ハルキ文庫 は 16-1)の感想
中古書店とカフェが併設された場所の話なのかとタイトルから思っていた😅 舞台は神保町。書店に入ったことはあるけれど、どこかで食事をしたことはない。名前はよく聞くお店がたくさん出てくる。帯広から亡くなった兄の古書店とビルを相続するためにやってきた珊瑚。登場人物の名前も由来がしっかりしている?とはいえ、個性的! 兄の恋人の存在についてはちょっとう~んとなったけれど、全体的に神保町の雰囲気や古典を読む楽しさを感じることが出来てよかった。原田ひ香さんは久しぶりに読んだけど、また他の話も読みたくなった。
読了日:04月08日 著者:原田 ひ香
ヴェルシュタイン公爵の再誕 ~オジサマとか聞いてない。~ (アース・スターノベル)の感想
前世、自称演技派女優の高田陽子は、目が覚めたら悪役顔のイケオジに……自慢のFカップはどこにもなかった😂
主人にひたすら忠誠を尽くす執事に反抗期っぽい息子に亡き妻に似たかわいい姪っ子、そしてお約束の陰謀など……KindleUnlimitedで無料で読める作品のオススメとして取り上げられていたので読んだけど、面白かった。ムダな恋愛話もなくご主人さまと執事のお耽美な世界もなく…いろいろ詰め込まれていたけど、全年齢OKでイケる😆 Web版⇒
https://ncode.syosetu.com/n6630di/
読了日:04月09日 著者:藤原都斗
精神病棟入院記 (LAZA COMICS)の感想
pixivや他の雑誌で漫画を読んでいるけれど、精神科に入院していたのは知らなかった。専門学校時代、患者さんたちと映画を観て(吉川晃司主演😂)喫茶店に入って…の経験はあるけど、外出許可が出る患者さんたちだったので(ちゃんと先生たちもいた)症状は回復に向かっていたのだと思う。当時は薬漬けの印象があったので一緒に行った人はそれを気にしていた。病気により対応の仕方は様々だと思う。お見舞いに来ない人もいるし。岡野さんの場合、お姉さんの存在はとても大きかったと思う。これからまたたくさん好きな漫画を描いて欲しい。
読了日:04月09日 著者:岡野く仔
なるへそ (Kindle Single)の感想
落語家さんのお悩み解決😄 『ンの字もソの字も同じ入学す』(中野寿郎)という俳句を見つけたばかりなので「なるへそ」のナゾ?に納得したりして。肝油の話が出てきたけれど、私も保育園の時に肝油をもらうのが楽しみだった。たくさん食べてはいけないと言われたけど、美味しかったので一缶買ってもらった記憶がある。店名の皆藤(読み方はカイドウと濁るが)は回答・解答にかけているのかな? KindleUnlimitedで。
読了日:04月09日 著者:池井戸 潤
記憶の森の魔女の感想
4月7日が三橋鷹女の命日で「鷹女忌」とあったのを「魔女忌」と勘違いしてしまい😓魔女の話を読もうとKindleUnlimitedで見つけた短編。ホラーかと思っていたのに、あ~、やっぱりそちら系でしたか、な展開。認知症の人本人とまわりの人間、少しでもこうだった、とわかりあって話せるタイミングがあるといいな。ただ作者さんの願いはみんなの願い、希望だと思う。
読了日:04月09日 著者:くみた柑
或る忠告の感想
ある詩人って誰だろう? 酒に酔わなくても自分のモノの言い方、言い回しに酔っていい気分になるタイプもいるしな😅
読了日:04月09日 著者:太宰 治
第一話 エメラルドグリーンの風 なつみの手 空手女子のお稽古日記の感想
アメリカ人の青年空手家と出会い、沖縄空手を始めるなつみの話。KindleUnlimitedで5巻(完結かな)まで。基本の稽古って大事。沖縄空手って月刊秘伝で知ったけれど、これに限らず「教わるための上手な言葉の使い方」でお師匠さんに技を詳しく教えてもらうのにいきなり「○×○について教えて下さい」ではなく、最初の言葉かけが大事ですとか日本人と西洋人の思考回路の違いに気をつけようとかあって…確かにいえてる!!と思ったことが。
読了日:04月09日 著者:よーぴーワークショップ
パステルの竜の感想
メルヘンなタイトルだと思ったら海外詩を訳したものだった。物語だと思っていたので残念。
読了日:04月10日 著者:芥川 竜之介
キビキビした青年紳士の感想
タイトルの「キビキビした青年紳士」の正体にビックリした〜若い頃の写真を見たことがないので「キビキビした」イメージがないRAMPO先生😅
読了日:04月10日 著者:甲賀 三郎
柴田宵曲 名作全集: 日本文学作品全集(電子版) (柴田宵曲文学研究会)の感想
青空文庫で公開中の3作品が1冊になっている。「貸借」の単独登録がなかったのでコチラに。『如何なる富豪が、どれだけの金を費したにしても、自分の欲しい書物を悉く所有することは出来ない。資力に恵まれ
ぬのを原則とする一般の読書子に在つては猶更の話である。書物の貸借は必然の結果として生ずる。それに伴つて又いろ/\な問題も起つて来る。』漫画本やCDなどの借りパクもあるしな、などと思いながら読む。お金は戻って来ない覚悟で貸せても本はちゃんと返してくれないとイヤかも😓 その問題例や子規の話が感慨深い。
読了日:04月10日 著者:柴田 宵曲
弱者の糧の感想
「いやぁ、映画って本当にいいですね」水野晴郎氏の言葉を思い出したりして(笑)
某漫画作品のあんこ大好き兄ちゃんが出てくる二次創作のいい漫画を読んだので、おしるこの話を探していたらこちらの文章がヒットした。
『私は、映画を、ばかにしているのかも知れない。芸術だとは思っていない。おしるこだと思っている。けれども人は、芸術よりも、おしるこに感謝したい時がある。そんな時は、ずいぶん多い。』治ちゃんが感動した映画を観たいなと思った。なんか可愛らしさを感じる話。
読了日:04月10日 著者:太宰 治
やるきもののハーブティーの感想
やるきのあるナマケモノがコアラからユーカリの葉をもらってハーブティーを作る。次はうさぎから材料をもらって……というようにいろんなお茶を作る話。たぬきの頭にのっかっていた葉っぱのハーブティーがツボ(笑) KindleUnlimitedで。
読了日:04月10日 著者:あむ
センチメンタル・ホテルの感想
レディースコミックより前の作品が好きだったので、なんとなくその名残りがあるかなと思って読む。岬の先端に建つ古典的なホテル、流薔館(るそうかん)。なんてハイカラな名前! センチメンタル・ホテルにふさわしく登場人物のいろんな思いが描かれる。他に仕事に生きる女課長の恋と悩みをコミカルに描いた「リラックス」も。KindleUnlimitedで。
読了日:04月10日 著者:川崎 ひろこ
マンガで早わかり!アフタヌーンティー 正式なマナーとちょっぴりエレガンスが身につくの感想
漫画だから初心者にはわかりやすくていいかなと(笑)しかしバトラーだのフットマンだの、その役職名?から混乱したりして😅
https://fromvictorianage.blogspot.com/2016/04/blog-post_25.html?m=1
紅茶用と珈琲用の食器類の違いとか、カップの愛で方とか、思っていた以上にいろいろ細かい! 日本の茶道との違いを実感したり。ひと通り楽しく読んで終わってしまった。KindleUnlimitedで読んだけど、読み返すのに紙本が欲しいかな。
読了日:04月10日 著者:藤枝 理子
茶美生活の感想
職業茶人が増えていくことへの怒りと嘆き……なんだと思うが、茶の道を極めるには持って生まれた美的センスもかなり重要ではないかと思ったりする。
読了日:04月10日 著者:北大路 魯山人
妖女の舞踏する踏切の感想
今は再開発などで魔の踏切、開かずの踏切もなくなるのだろうか。タイトルそのままの短い話。お花畑で綺麗な女の人たちに一緒に踊ろうと誘われた…というって……♪誘われてフラフラ~ 目の前がクラクラ〜 郷ひろみの気分になってはいけない😱 異形コレクションの『妖女』を注文してしまったわ😆
読了日:04月10日 著者:田中 貢太郎
心霊探偵八雲1 赤い瞳は知っている (角川文庫)の感想
前から気になっていたけれど、作者のブログに「過去作を大幅加筆修正した完全版として刊行する準備も進めています!!」とあり、じゃあ完全版が出たら読むか〜と思いつつ、なんとなくイメージを掴みたくて試し読み😅
https://ameblo.jp/kaminaga-okokok/entry-12847785333.html
読了日:04月10日 著者:神永 学
クローズドサスペンスヘブン (新潮文庫nex こ 77-1)の感想
タイトルと表紙買い。メイドさんとイケオジのうふふ🤭な物語ではなかった😂 間違いなく殺されたはずなのにリゾートビーチにいるオレ。西洋館には同じように現世で惨殺された記憶をなくした状態のいろんな人間がいて……。通称、天国屋敷で繰り広げられる、自分たちを殺した犯人を見つけるための推理。亡くなった時には自分の一番輝かしい時代の姿やなりたい姿であの世に行くと聞いたことがあるのを思い出した。これはハッピーエンドでいいんだよね、と思って読了。
読了日:04月11日 著者:五条 紀夫
ドナーになって考えた生きるということ: 移植に関わるたくさんの人の思い その想いが織りなす奇跡と感動のストーリーの感想
第35回心に残る医療体験コンクールの記事だったと思うが、ドナーになってくれた人への話を読んだ。今は全文読めなくなってしまったようだが、そのことを思い出し読んでみた。当時書いていたブログ⇒
http://rohengram799.livedoor.blog/archives/50784963.html
KindleUnlimitedで。
https://epilogi.dr-10.com/articles/1861/
読了日:04月11日 著者:はる
木と鳥になった姉妹の感想
お互いのことを思い合う、仲のよい姉妹。病気の父親のために妹は身売りするような形になってしまった。なんとも言えないせつなさが残るのが小川未明。
読了日:04月11日 著者:小川 未明
料理と食器の感想
『…カレーライスという料理を新聞紙の上に載せて出されたら、おそら
く誰も食おうとするものはあるまい。それはなぜであるか、いうまでもなく、新聞紙の上に載せられたカレーライスがいかにも醜悪なものに
思われ、嫌らしい連想などが浮かぶ
からである。…』料理と食器の関係について語る魯山人。今夜、ウチ、カレーなんだよなぁ😂😂😂
読了日:04月11日 著者:北大路 魯山人
銀河不動産の超越の感想
なんで読もうと思ったのかわからない1冊😅
タイトル通り「銀河不動産」で働く主人公・高橋くん。危険を避け、できるだけ頑張らずにすむ道を吟味し、最小の力で人生を歩んできたが、次々に変わった客がやってきて、運命の女性までも!? まさかまさかの展開だけど「銀河」がついているのだからこれくらい当たり前かぁ、とそのスケールの大きさに納得したりして(笑)それぞれの章タイトルもよかったし、装丁も好き。
読了日:04月11日 著者:森 博嗣
心の姿の研究の感想
「夏の街の恐怖」「起きるな」「事ありげな春の夕暮」「柳の葉」「拳」…随筆ではなく詩だった。「起きるな」にある「起きるな、起きるな、日の暮れるまで。そなたの一生に涼しい静かな夕ぐれの来るまで。」って、これだともう晩年になって起きて動きたくても思うように活動出来ないのでは?なんて思ってしまった。
最初の「夏の…」は朗読も聞いたけれど、声だけ聞いていると頭の中に絵巻物みたいにその光景が広がる感じがした。
https://youtu.be/RguKiIE4e6Y?si=E-vHx5gv6s8uDquz
読了日:04月12日 著者:石川 啄木
ダイヤモンドの功罪 1 (ヤングジャンプコミックス)の感想
ダイヤモンドって野球のアレだったのね……表紙を見てなんかキラキラしたファッションモデルの話かと思ってた😂 1巻無料だったので読んでみた。なんでも出来すぎるって大変だな。勉強だと自分ひとりで探求も可能だろうけれど、スポーツ、それも集団競技となると一緒にやる人間との関係も難しい。仲良くやりたい、と願うにはなんでも出来すぎる、力があり過ぎてまわりが離れていってしまう。こんなにアッサリなんでもこなされたら頑張っている自分がバカらしく思えるよなぁ。なんだか辛いわ、この漫画💦
読了日:04月12日 著者:平井 大橋
菠薐草の感想
ホウレンソウってこう書くんだ、と知ったのでこのタイトルを見つけて読んでみたのだが、野菜の菠薐草は出てこないし、美人の話に始まり火事の話で終わった。このタイトルの意味はなんなのだ?🤔🤔🤔
読了日:04月13日 著者:長塚 節
おおきなムクムクの感想
まだ発売日前だけれど(4/24発売)こちらで期間限定で全文公開されていたので🌷
https://shinsho.kobunsha.com/n/n36fe9059fd9f
読了日:04月13日 著者:
女優 1巻の感想
4巻までKindleUnlimitedで。
なぜか映画『Wの悲劇』を思い出した。今、肩書が女優でなく俳優に変わってきている?「女優」じゃ差別だと思うのだろうか? 銀幕のスターに相応しい役者さんもいなくなったような気がするけど。
読了日:04月13日 著者:川崎 ひろこ
蜘蛛の感想
『真昼間のちひさきちさき蜘蛛殺め』(折島光江・
助手席の犬より※)
という俳句を読んで蜘蛛の話を探す。女郎蜘蛛だから彼女というかと思ったら彼と呼ぶのか😅 作者が蜘蛛好きだとは知らなかった。巣を作る様子、餌を捕る様子など日々の観察?と看取りと…。蜘蛛でなければ感動的だったのかも。私はこういう話は好きだけど。
※https://honto.jp/netstore/pd-book_33115381.html?partnerid=02vc01
読了日:04月13日 著者:豊島 与志雄
檸檬忌の感想
友よ友よ 四年も君に会わずにいる……
そうしてやっと 君がこの世を去ったのだとこの頃私は納得した
もはや私は 悲しみもなく 愕(おどろ)きもなく(それが少しもの足りない)
君の手紙を読み返す ──昔のレコードをかけてみる
読了日:04月13日 著者:三好 達治
一丁目の心友たち(1) (BE LOVE KC)の感想
KindleUnlimitedで2巻(完結)まで。社宅ってやっぱりコワい…まぁどこに住んでも噂好きの人たちはいるのだろうけど。大人になってから、結婚してからまた新たな友人を得るのって難しいと思うので、最初の出会いはあらあら大変!だったけど、仲良くなっていく過程は面白かったし、よかった。管理人さんは謎だけど😅
読了日:04月13日 著者:大久保 ヒロミ
キッチン「今日だけ」 (メディアワークス文庫)の感想
表紙にペンギンさんがたくさんいるけれど関係ナシ😅 「夢のお店」を1日限定で叶えられる場所・シェアキッチン今日だけ。お店を持ててもストーカーまがい、クレーマー、いろんな客がいる。何かを始めるのに下準備は必要だけれど、思い立ったが吉日でまずは一步を踏み出さなくては。当社人物の距離感がなかなかなイイ。ベタベタとあなたのためにアピールにウンザリすることもなく、面白く読めた。これは続編を考えているのかな?
読了日:04月14日 著者:十三 湊
妖精公団の終わりの感想
KindleUnlimitedで。ケルトや妖精が好きな人なら楽しいんじゃないかと思う。アイルランドの詩人、イエーツはこんな言葉を残しているらしい。
『いつの時代でも純真な人や、古代の叡智ある人たちは、あの「聖なる人々」に会ったり話したりしているのだ。』……「聖なる人々」かぁ〜ある人は妖怪だッ!と言って畏れ、ある人は妖精だわ!と憧れ〜どちらにも「妖」なのよね😅 どちらにも会ってみたい気がする。
読了日:04月14日 著者:林麦
ロメオがライバル(1) (ビッグコミックス)の感想
石野真子ちゃんの「ジュリーがライバル」を連想させるタイトルにつられて読む。ロメオは馬の名前。引きこもりの男子高校生がおじさんの牧場で性根を鍛え直してもらう話かな。完結しているようだけれどまだ人物紹介程度の1巻をKindleUnlimitedで。
読了日:04月14日 著者:秀良子
ざしき童子のはなし (青空文庫)の感想
青空文庫にあるのは知っていたけれど、手書きで原稿用紙に書き直した方のものを見つけたのでこちらで読んだ。こういうのも味があっていいかも。自分でやる気にはならないが。ざしき童子、見てみたいけどやっぱりビックリするかな💦
童子の語は古くは子どもではなく青年としての意味で使われていたらしい。「善い行いによって財を蓄えた家系の青年」であるためこう呼ばれているとか。
https://note.com/ringomameko/n/n906247436028?magazine_key=mc52c841465d9
読了日:04月14日 著者:宮沢賢治
鯖猫長屋ふしぎ草紙(十一) (PHP文芸文庫)の感想
久しぶりのサバとさくら。だんだん拾楽と愉快な仲間たちになってきたというか、捨楽がだんだん脇に追いやられているような😅 隻眼の蘭方医の存在感がマシマシに。
今回はワンちゃんの悲劇だった。
名前がハチなのも忠義者を象徴しているようでなんだかせつない。人が多くなればそれだけあやしい輩も増える。おはまちゃんとの進展はないままだけれど、自分が悪いのだから仕方ない。しばらくは思春期の少年よろしくモダモダしているといい😁
読了日:04月14日 著者:田牧 大和
艇長の遺書と中佐の詩の感想
今日(4/15)が佐久間勉氏の命日だと知り読む。
https://ameblo.jp/warmheart2003/entry-12770906650.html
佐久間艇長の遺書と広瀬中佐の詩について。広瀬中佐に対してはかなり厳しい気がするが、これは日露戦争後の必要以上の戦争美化への嫌悪感、浮かれた世相への警告だったのではないか、という感想を読んだこともあり、そういう考え方もあるのかなと。自分も内容をよく理解しているわけではないのですが、考えるよいきっかけになりました。
読了日:04月15日 著者:夏目 漱石
花壇工作の感想
語り手が岡本太郎氏の外見で脳内再生されてしまった。完成した花壇が見たいのだが……この後、どうなったのだろうか?
読了日:04月15日 著者:宮沢 賢治
火星の芝居の感想
ホラ話? SF? 夢オチ!? 火星のイメージは青より赤なんだけどなぁ。なんとなく漫才を聴いている気分になってしまった😅 啄木は宇宙に関心があったのか? https://takuboku-no-iki.hatenablog.com/entry/20150413/p3
読了日:04月15日 著者:石川 啄木
歴史街道2024年5月号(特集1「太平洋戦争・本土防空戦の真実」)の感想
特別インタビュー『なれのはて』で“最後の空襲”を描いた理由:加藤シゲアキ ⇐ これだけ立ち読み。 土崎空襲は知らなかった。https://tuchizaki.com/airraid/
総務省のサイトで国内各都市の戦災の状況がわかるhttp://www.soumu.go.jp/main_sosiki/daijinkanbou/sensai/situation/state/index.html
読了日:04月15日 著者:
MANZEMI文章表現講座①: ニュアンスを伝える・感じる・創るの感想
いろんなウンチクもあり面白かった。文章を書く時のクセは人それぞれだが、工夫も必要。またよく使う記号の名称などもわかってよかった。読みやすい。この記事を読んだ最後に宣伝があったのでKindleUnlimitedで読んでみた😅https://note.com/mogura2001/n/nb6f9ddaa4268
読了日:04月16日 著者:篁 千夏,深町 麗市
ようこそ!しまや出版癒し課への感想
印刷所、しまや出版に所属するそこ「社猫」たち!
漫画と写真と保護猫コラムも。ネコって本当にやわらかい! 社猫の中ではユキちゃんが一番スキ🩷 KindleUnlimitedで。
読了日:04月16日 著者:にごたろ
やくそく ありと ひまわりの感想
ひまわりさんの願いをアリさんたちが叶えてくれた。年々広がっていくひまわり畑。荒れた土地も黄金に耀くゆたかな場所に。一度なくしたものをもとに戻すには長い長い時間が必要になる。いつまでもひまわりが咲く美しい場所でありますように。
読了日:04月16日 著者:おおさと みほこ
短歌集 日まはり(青空文庫)の感想
いろんな場所でいろんな季節のいろんな自然や出来事を詠んだもの。死生観を描いたものも目立つような。「海ちかき春のはじめもかなしけれ癩病院の屋根の赤旗」
「猫の仔の三匹は死に一匹は死ななんとする枳殼(からたち)の庭」
「大工ひとり物置小屋にこもりゐて冬さりにけり
臼をつくれる」などが好き。短歌集とは別に『日まわり』という詩も読んだが「日まはり/若き日のわが夢のかずかず」がなんとも言えない。https://www.aozora.gr.jp/cards/001749/card54140.html
読了日:04月16日 著者:三好 達治
契約の感想
悪魔と契約したら…なショートショート。画像ほどのインパクトのある話ではないかな。
読了日:04月16日 著者:遠藤孝治
ものがたり洋菓子店 月と私 ふたつの奇跡 (ポプラ文庫 の 5-2)の感想
いつの間にか2巻が出ていた。語部さんとの関係が少し進展したような。新たな登場人物も加わりますます恋愛模様はややこしくなりそうではあるけれど、お菓子やケーキはやっぱり美味しそう。クリスマスの話がよかった。
読了日:04月16日 著者:野村 美月
まいごのかざぐるまの感想
絵が可愛いかったので😄 KindleUnlimited。
読了日:04月17日 著者:夢に導くネコ
幽霊と暮らせば (1) (あなたが体験した怖い話)の感想
ある日突然、姑が幽霊になって帰って来て……その日から幽霊が見えるようになった嫁の奈々と孫。奈々のまわりには悩みを抱えて成仏できない怨霊が集まるようになり、「幽霊の人生相談」の場になってしまい……死んだら全て終わりにならない😱😱😱 3巻で終わりなのかな? KindleUnlimitedで。
読了日:04月17日 著者:阪口ナオミ
隣の猫が成仏してくれないの感想
pixivで見つけた後に猫サイドのオマケが電子版にあると知ったので(ΦωΦ) 「迷猫探偵」も好き。
読了日:04月17日 著者:吉良いと
居酒屋ぼったくり1 (アルファポリスCOMICS)の感想
期間限定無料で2巻まで。原作は未読。居酒屋系、食べ物系の作品っていろいろあるけど、残念ながらこの作品は私にはちょっと合わなかった😓
読了日:04月17日 著者:しわすだ,秋川滝美
鉛筆の詩人への感想
東京ペンシルラボ見学記事を読み、鉛筆の話を探していたらこの「鉛筆詩抄」著者吉塚勤治氏宛の私信が青空文庫に。
https://note.com/nimo505/n/n7885886fe777
詩集は古本でないと手に入らないようです。
https://bookface.hatenablog.com/entry/2021/03/29/220000
追加:美空ひばりちゃんの「一本の鉛筆」好きな歌🥸
https://www.uta-net.com/movie/40972/
読了日:04月18日 著者:宮本 百合子
銀河英雄伝説 29 (ヤングジャンプコミックス)の感想
全体的にスプラッタな印象、そして情報量が多すぎる……でも原作でもこのあたりはいろんな事態が動くところだったな。 おじいちゃんになったヤンさんの姿が可愛すぎて泣ける🥲 「だまれ下種!!」連発に身悶えしてしまう! イヤそんな場合ではないのだが。そしてまたいいところで次巻に続くになって
いる……!
読了日:04月18日 著者:藤崎 竜
むかしのアイヌの話の感想
KindleUnlimitedで。絵本かと思ったらアイヌの昔話をいくつかまとめたものだった。なんとなく知っていた熊祭の話も子ども向けと大人向けでは表現も違うしより血なまぐさい感じがした。いいとか悪いとかではなく、とにかくまずは知ることが大事と思った。
アイヌつながりの追記:
『ゴールデンカムイ 絵から学ぶアイヌ文化』刊行記念インタビュー・中川裕(2024.3.1)
https://shinsho-plus.shueisha.co.jp/interview/nakagawa_interview/26221
読了日:04月19日 著者:田川亜木夫
木魂ッ子 春・夏合併号 vol.22/23の感想
妖怪のこだまについて検索中に見つけた雑誌。無料で読める有り難さ🙏
「特集1:ひと味違う 桜の名木物語」や「名木探訪:楠大神のクスノキ 兵庫県神戸市」などカラーでとても見やすいし、いろんな記事があって楽しいです😄 サイトにある読み物やデータベースなどもぜひご活用下さい🌸
読了日:04月19日 著者:銘木総研株式会社
ドルおじ #ドールに沼ったおじさんの話 1 (バンチコミックス)の感想
もとはTwitterで連載されていた漫画なのか。ドールの沼にズブズブ入り込むおっさん! でも気持ちはわかるなぁ。アキバの風景もずいぶん行っていないけど、懐かしかった。あれもこれも買いたくなるよねぇ。KindleUnlimitedで。
読了日:04月19日 著者:さとうはるみ
星の女の感想
天女の羽衣の話かな? 最後がどうなったか、昔話は覚えていないけれど、どちらにしても勝手に隠して嫁にしようとする男の根性がイヤだ。子どもたち、特に長男がかわいそうだった。コレは長男は最後まで親のそばにいて家を守るみたいな、説教くさい話なのだろうか?
読了日:04月19日 著者:鈴木 三重吉
擬態人間 ~目と耳と脳、それから四肢~の感想
タイトルと表紙からわかるように趣味の悪い話。漫画で読んだ方がもしかしたら面白いのかも。見せ方の工夫は必要だろうけれど。最後の話が蛇足というのは私も同意見! KindleUnlimitedで。
読了日:04月19日 著者:道塚 瞬
雛菊と雲雀と少年の話の感想
タイトル通りの話なのだが…プラス母親かな。
咲いている花は人間に剪られる運命にあるのか…置かれた場所でしあわせに咲いていた雛菊さんがなんとも哀れ🥲
読了日:04月19日 著者:牧野 信一
マンガでわかる! 認知症の人が見ている世界 (健康実用)の感想
漫画でわかりやすく説明されていると思う。昔はボケちゃったらいろんなことを忘れてしまってお気楽なもんだ、と考えられていた気がするけれど、かえってタガが外れて凝縮された感情がむき出しに現れるんじゃないかと思う。辛いことも悲しいことも対処方法がわからなくなって外にぶつけるしかないような。自分は一体ナニに執着するのかと考える。認知症の人への声かけなど自分に余裕がないと普段の人付き合いよりもずっと難しい。書いてあることはわかる、わかるんだけど、となってしまった。続けて次の本も読んだ。KindleUnlimited。
読了日:04月20日 著者:川畑智,遠藤英俊,浅田アーサー
晴れ、時々くらげを呼ぶ (講談社文庫)の感想
タイトルと表紙買い。中学生、高校生が読むといいんじゃないかと思うような小説。優子がクラゲを呼びたかった理由、亨父親の書いた本を頑なに読まなかった理由、まわりにいる同世代の友人たちの悩み事など、面白くないのではなくなんだか青くて歯痒くて眩しい〜! 図書委員だからの読書トークもあり、この本は知らないわ、読んだことないわ、と自分の体験と比べてみたり。矢延先輩はなぜか麻雀漫画の『咲』に出てくるの竹井先輩を連想させるキャラだった。
読了日:04月20日 著者:鯨井 あめ
イデアの花 1 (花とゆめCOMICS)の感想
旅芸人一座にいる少年・アズライト。彼はアヤカシ?のような不思議な物を見る目を持っていたが、それはまわりには理解されることはなく……ある日、自分と同じ力を持つルビィとその下僕!?サンドに出会って自分の力を役立てようとするが、彼らには敵が多いようで……絵も綺麗だし話の続きも気になるが、とりあえず無料の1巻のみ。
読了日:04月20日 著者:絵夢羅
官能小説家烏賊川遥のかなしみ (リュウコミックス)の感想
無料漫画を探していて表紙とタイトルを見て「キミに決めた!」✨ マンガ図書館Zで2巻まで。いろんなエピソードにうんうん、あるだろうなぁ、と納得してしまう。官能小説家も世代ギャップに悩むよねぇ。鄙びた温泉旅館で萌えキャラの抱きまくらを用意されたら😂😂😂 猫のささかまが可愛いのもイイ!
https://www.mangaz.com/book/detail/126581
読了日:04月20日 著者:蒼崎 直
漫画で読む文学「葉桜と魔笛」の感想
活字で読む前にだいたいの内容を把握したくて漫画で読む。あとから青空文庫で読んだが、もっと長い話かと思っていた。 時代もあるのだろうけれど、姉妹の諦念のようなものが哀しい。恋も知らずに若くして亡くなった妹。自分宛てに架空の人物からの恋文を書く気持ちがせつない。姉はそれからどんなふうに暮らしできたのだろうか。妹の作り話とはいえ嫉妬した自分の浅ましさなどに苦悩することも父親を恨むこともなかっただろうか。塀越しに聞こえてきた口笛。それはお迎えの合図だったのかなぁ。漫画も活字もよかったな。好きな話。
読了日:04月21日 著者:太宰治
ミレンさんの壷(1) (eビッグコミックス)の感想
タイトルのミレンは未練なんだろうな、とすぐに想像は出来たけれど、話は面白かった。
無料で2話読んだのだけれど、全部読みたいなぁ。作品集を買うか迷うところ。
https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/721309/
読了日:04月21日 著者:岩泉舞
覆面調査員市子の報告書 1巻の感想
バツイチ独身の市子は覆面調査員。 しかし方向オンチで「調査先で事件」を 拾ってしまう……まぁ事件がなければ話は続かないし(笑) 髪型やお化粧を変えてもなんとなくアレ、この人は…ってなるような気はするけれど。あまり暗くならない結末がいいかな。時代を感じさせるところはあるけれど、さらりと読めてよかった。3巻までKindleUnlimitedで。
読了日:04月21日 著者:川崎 ひろこ
ピクニック (メチャくんとなかまたち 日本語/英語 絵本)の感想
こちらで他のシリーズも無料でダウンロードして読むことが出来ます🐥
https://metchabooks.org/books/
読了日:04月21日 著者:さかい みる
夜獣使い: 黒き鏡 (ハヤカワ文庫JA)の感想
タイトル買いしたのだけれど……うーん、「夜獣使い」とするほどその活躍が描かれているようには思えず、アッサリしている印象。名前はヒネリがあるような、ないような……グロい場面もあるけれど、ヒロイン?が「どっせい」と力技に持ち込む場面はなんとゆーか。この「どっせい」の元ネタはいろいろあってわからなかった。怪異を扱うわりには物足りない。他で読んだこのテの話をツギハギしたイメージはが抜けなくて。 中也の詩からの引用とかあると中2病っぽく感じて、なんというか作者が書いてやった、書けたぞ!の満足感は伝わった😅
読了日:04月21日 著者:綾里 けいし
スキマ時間にサクッと読める500字の短編小説集の感想
音楽関係の話が多かったような気がする。誤解、思い込みは話のネタになりやすい。スキマ時間にはいいと思う。良くも悪くもサクッと読めてサラッと忘れてしまう気軽さ💦
読了日:04月22日 著者:ショートショート紹会
すみれ島 (新編・絵本平和のために 6)の感想
今日は特攻の母・トメさんの命日、三十分三回忌だそう。https://ameblo.jp/warmheart2003/entry-12820754763.html
からあらすじだけは知っていたこの本をYouTubeの朗読で。短い話だけれどやっぱり泣ける(´;ω;`)
https://youtu.be/0EUbvLHZuMY?si=UcKNqW0p0QBeuskd
読了日:04月22日 著者:今西 祐行
創作人物の名前についての感想
産みの親(作者)としてはみんなに可愛いいい名前をつけてあげたい! 悩むのはムリはありません(笑) 私の名前はあまり出現率は高くないですが、性格の悪い犯人だったりするとうわぁ~😱😱😱となります。追記:銀英伝アニメを見返していて思い出したけど、最後までキャゼパパのニ女(シャルロット・フィリスの妹は名前じゃない💦)とオべさまの犬はナナシだった気がする😂
読了日:04月22日 著者:夢野 久作
困惑の弁の感想
『そんなに、私の小説を軽蔑していながら、なぜ私のところへ来るのか。来易いからである。それ以外の理由は、ないようである。玄関をがらっとあけると、私が、すぐそこに坐っている。家が狭いのである。』……こういうところが好きだわ😆😆😆
読了日:04月22日 著者:太宰 治
ウォルター・クレインのフラワーシリーズ: 人として振舞う花たちの世界 (プレイオネ)の感想
可愛くて綺麗な妖精さんの絵を見たいなぁ、と思って検索していて見つけた。文章を読むのは辛いので(スマホでは拡大しながらでは読みにくい)絵を眺めてしあわせな気分に浸る😆 KindleUnlimitedで。あとから作者さんの説明を発見⇒
https://note.com/hinagiku_m/n/nfa87deb3e0a1
読了日:04月23日 著者:ウォルター・クレイン,森野ひなぎく
いたずらこざるを助けたらの感想
そんなに都合よく「恩返し」はしてもらえない〜「恩を仇で返す」つもりはなくても結果的にはそうなった。やはり異種とのコミュニケーションは難しい……ってそんな理屈っぽい話ではなくて楽しめる。こざるの顔が好きだわ😆
KindleUnlimitedで。
読了日:04月23日 著者:わか
思ひ出す牧野信一の感想
牧野信一が若くして亡くなったことは知っていたけれど、そうか、縊死だったのか。彼には生きづらい世の中だったのかな。亡くなった人の気持ちを代弁するのはおこがましいことだと思う。仲間と話すのも書き記すのもいいが、時々思い出して心のうちで語りかけるのがいない人を一番身近に感じるかもしれない。
読了日:04月23日 著者:中原 中也
空蝉: sayu 五十俳句集①の感想
「MONO消しのケンカの数の芯の跡」この句が一番気に入りました🥰 紙本なら手元において好きな時に読めるのになぁ。KindleUnlimitedで。
読了日:04月23日 著者:sayu
文房具漫談の感想
書くための道具、用紙ヘのこだわり。そうか、谷崎は筆圧が強いのか。言われてみればそんなイメージかも。万年筆は私もうまく使えない。憧れの筆記用具ではあるけれど。青空文庫で。
読了日:04月23日 著者:谷崎潤一郎
ラ・ベルとラ・ベート(美し姫と怪獣)の感想
だいたいの話は知っていたけれど、野獣ではなく怪獣😅
【「ラ・ベルちゃん、あなた、わたしのおよめになってくれますか。」と、いいだしたので、むすめは、びっくりしてしまいました。】吹き出してしまった😂😂😂
時代もあるし訳す人によりやはり言葉使いも変わって面白かった。
読了日:04月23日 著者:ガブリエル=シュザンヌ・バルボ ド・ヴィルヌーヴ
三十三の死の感想
病気で片脚を切断した主人公。まだ17歳。他人の目も気にはなるし、自分の気持ちに反するようなゆたかな身体を持て余しているような。自分は33歳までは生きることにしよう、と考えるが、自分より先に母はいなくなるかもしれないという恐れや不安。痛々しいけれどその心情がみずみずしく感じられる作品。
読了日:04月23日 著者:素木 しづ
みちのくの人形たち (中公文庫 ふ 2-5)の感想
同郷の作家なので1冊は読んでみたいと思っていた。表紙とタイトル買い。どの話もなんか不思議だけれどホラーというわけではないし民話かというとそれも違う気がするし、面白いかとか好きかと言われると困るような短編集。「和人のユーカラ」はとても気になる話だけれど。「笛吹川」(実家近くを流れていたし話は知っているし映画も見ているけど)や「甲州子守唄」も読んでみたい。
読了日:04月24日 著者:深沢 七郎
兄弟のやまばとの感想
またハトに関する記事をいくつか読んだので、青空文庫で短めの話を探す。町と山の対比がここにも。兄弟ハトは町に……残された母親ハトの心情が悲しい。波がイイ味を出していてスキ😆
読了日:04月24日 著者:小川 未明
花より団子の感想
すっかり桜は散ってしまったけれど、桜が出てくる話を読みたくて。花より団子。花も団子? 桜の花を食べる場面に来たら、前の内容はどうでもよくなってしまった(笑)「うまいまづいの感じではなく、綺麗なものを、口から喉を通して腹に入れたやうな感じがした。」……この感覚を味わってみたい。
最初読んだ時に『ベルばら』でジェロさんがオスカルさまに「あなたはばらの花びらを食べるのですか」の場面を思い出してしまった😂 関係ないけど、白鳥は…の歌のせいか、若山牧水と政宗白鳥がごっちゃになって困る。
読了日:04月24日 著者:正宗 白鳥
57人のおひめさま 一問一答カウンセリング 迷えるアナタのお悩み相談室【無料お試し版】の感想
お姫さまが主役?になる物語のあらすじが書いてあるので、あ~この話をこういう風に解釈したからこういう悩み事を相談することにしたのか、とこじつけっぽさもある相談内容。多分、真剣に悩んでいる人はこういう本は手にしない気がするので、なんとなくどんなお姫さまがいるか知りたい、という私のような輩にはお試し版で十分かと😅
読了日:04月25日 著者:秋カヲリ
桜の木が見守るキャフェ (文春文庫)の感想
季節の変化を楽しみながら、桜についてのミニ知識も得られる話。それ故、物語自体がぼやけてしまったような気がする。なんか物足りないというか。見守っていたつもりが助けられていたこともある、美しく咲くためには準備期間が必要で大切、あなたらしく咲きなさい……そんな雰囲気。犬とおじいさんの話をもっと読みたかったな。キャフェよりもお花を活けに来てくれるお花屋さんのワークショップやハンドメイド作家さんの悩みの方に「そうなんだよねぇ」となってしまった。追記:コメント欄で作者インタビュー記事を紹介🌸
読了日:04月25日 著者:標野 凪
結婚初夜のデスループ~脳筋令嬢は何度死んでもめげません~(2) (Mノベルスf)の感想
脳筋令嬢の2作目。構成が私にはイマイチで読みにくく感じてしまった。1巻ほど没頭出来ずに残念💦KndleUnlimitedで。
読了日:04月26日 著者:焦田 シューマイ
トシオの見たものの感想
青空文庫で。神さまが人間をどんな風にして作ったか、そんな話。信じるか信じないかはアナタ次第(笑)
https://www.aozora.gr.jp/cards/000076/card58343.html
読了日:04月26日 著者:岡本 かの子
おかめのはなしの感想
先に旅立つ人間は遺された縛るようなことを言うのはよくないと思う……イヤ、気持ちはわからないはないがやっぱり人の念はコワい😱 追記:「日本では死体は普通殆んど正方形の棺の中に正座の形に置かれる」という注記があり、知らなかったけれど今はいろんな研究がされているらしい。そのひとつがコレ。木材の種類まで…スゴイな🥸
https://www.jstage.jst.go.jp/article/hisbot/12/2/12_75/_article/-char/ja/
読了日:04月26日 著者:小泉 八雲
美少女図鑑: 大人のオンナになる前の僅かな季節 その一瞬の煌めきを掬い取ってみたの感想
綺麗、カワイイ、知的、あどけない……女の顔はひとつじゃないよ(笑) ひとりひとり、いろんな表情が見える乙女のAI画集。唇が色っぽくて好き。横顔を扱ったものは特にお気に入り。それぞれにどんな物語があるのかと想像するのも楽しい。KindleUnlimitedで。
読了日:04月27日 著者:yon-izumi
七魂岬 (ホラーMコミック文庫)の感想
古本屋で見つけた雑誌に描かれた喜南島。その絵にひかれて憧れの喜南島でひとり暮らしを始めた美南子。しかしその島には、七人の旅の僧の魂を鎮める島の掟があり……そんなことだと思ったよ、な展開ではあるけれど、やはり閉鎖された空間はコワい😱 表紙のイメージとはちょっと違うかな。ホラー短編
集。KindleUnlimitedで。
読了日:04月27日 著者:竹崎 真実
リアリティーの感想
初めての漫画家さん。社会派ホラーって感じ。酸性雨とか一時期すごく騒がれたのに今は全く聞かなくなったような…。KindleUnlimitedで。
読了日:04月27日 著者:網野成保
花葬の感想
タイトルにひかれて久しぶりの森園さん。なんか控えめなBLだった。他2作は実際にあった姑の嫁殺しと痴漢冤罪事件の話。KindleUnlimitedで。
読了日:04月27日 著者:森園みるく
虹猫喫茶店 (祥伝社文庫)の感想
猫カフェではなく猫がいる喫茶店で「猫の世話をするだけの簡単なお仕事」につられバイトを始めた主人公。獣医ではなく人間を診る医者になりたかったのに浪人生活は続けられず……なかなか友人も出来ない彼ではあるが、真面目に働く責任感のある姿は素晴らしい。保護猫活動や里親探しなど、スゴいわ、立派だわ、だけではすまない現実がある。もしかしたら続編もアリなのかな?と思う話だった。猫たちの名前が個性的で面白かった。ただ癒やされる、だけではないこういう問題提起がある話は好き。
読了日:04月28日 著者:坂井希久子
モジオロジーの感想
「この本を誰にも捧げません」……そんな句集。季語はあるけれど俳句というよりつぶやきっぽい?
読了日:04月28日 著者:喪字男
パラオと日本 トクベツな国の感想
パラオという国を意識したのは近藤正臣が出ていたこのドラマを見た時からだと思う⇒『探偵神津恭介の殺人推理 10 ~白魔の歌 南太平洋のパラオに消えた妹~』 他にも見た記憶はあるけれどタイトルが思い出せない。
読了日:04月29日 著者:清水ともみ
短編小説集『桜』2017【電子書籍版】(22世紀アート)の感想
「桜」をテーマにした5つの短編集。繰り返される場面が多く少しくどいかな、と思う場面もあるけれど全体的に咲き誇り風に舞い散る桜の情景が美しい物語。KindleUnlimitedで。
読了日:04月29日 著者:西岡 昌紀
短編集 桜語の感想
タイトルと表紙が気に入りKindleUnlimitedで。
「道化師」「やまない雪」「爆弾」「枷と鎖」「消された歌」「王様になった道化師」「毒虫」。
語り口は丁寧な短い話の詰め合わせ。
読了日:04月29日 著者:朽木桜斎
まさかな恋になりました。(9) (サイコミ×裏少年サンデーコミックス)の感想
瑞貴くんがなぜ魚に見えてしまうのか、その問題解決の糸口は栞の母親にあるようで……次巻の母親との対決が気になるところ。栞の誕生日にあわせての旅行はトラブル続出だったけど、怖がりの瑞貴くんはカワ(・∀・)イイ!!
読了日:04月30日 著者:邑咲奇
二つの運命の感想
セミとこちょうの話。自然の中で生きていくのは難しい。
読了日:04月30日 著者:小川 未明
祖母の教訓の感想
母方の祖母の教訓。「馬鹿は恥にはならない。怒る時は真剣勝負だ。出しやばりは万々ならん。貴様が学校を出て何んな処に勤めるか知らんが、その頃は私は生きてもゐまいが、金銭に目が暮れて心を売つたり分不相応なことを仕出かしたりすれば、私は墓の下から声を掛けて叱るぞ。貧棒をしたつて恥にはならない。会社へ出て上役の御機嫌が取れなければ御免蒙るといふんなら御免蒙られう。家へ帰つて一生役場に勤めても好いから身ギレイに世を渡つてくれ。木綿の着物を着てゐると云うて笑ふやうな友達とは一切附き合ふな。」
読了日:04月30日 著者:牧野 信一
平山婆の感想
平山は地名だった。どこに引っ越してもついてくる亡くなったじいさんばあさん。悪さをするわけではないけれど、笑えるけれど理由がわからないので、やっぱり不気味でコワい😱
読了日:04月30日 著者:田中 貢太郎
占い師星子 (1) (ビッグコミックス)の感想
占いは統計学ともカウンセリングとも言われるけれど「信じる者は救われる」でいいんじゃないかと😅
読了日:04月30日 著者:岬 ミミコ
読書メーター
読んだ本の数:134
読んだページ数:12043
ナイス数:3959
アスタ・マニャーナの感想
JAMプロの歌を聴いてこの漫画を思い出した。アレ、こんな話だったっけ?となったのは『シャンペン・シャワー』とごっちゃになっていたのかも😅
https://www.uta-net.com/movie/87062/b8ilubmy7fo/
読了日:04月01日 著者:かわみ なみ
瞳をそらさずにいて 1巻の感想
いじめが原因で不登校になった少女が偶然見かけた躰道の大会で、怪我をしても戦う少年の姿を見たことにより心に変化が。転校先でその少年と再会したことにより躰道を習い始める。アバラを骨折するなんて傷害事件じゃないか!そしてとんでもないセクハラ教師も出てきて……最終巻まで読んだけど、まだ中学生の物語だったんだよね。恋愛絡みの展開もあり面白かった。スキマ(無料)で。https://www.sukima.me/book/title/BT0001449984/
読了日:04月01日 著者:猫山宮緒
瞳をそらさずにいて 水人の感想
『瞳をそらさずにいて』番外編。主要人物・水人の話。スキマでの7巻になる。
読了日:04月01日 著者:猫山宮緒
蝉かえる サーチライトと誘蛾灯 (創元推理文庫)の感想
前作に登場した丸恵ちゃんが経営するペンションでの事件。これはなんともやるせない。どうしてこんなことに。泉くんの数少ない交友関係がわかる本作。アフリカ睡眠病を扱った「サブサハラの蝿」に出てきたアヤナの言葉と同じように大変な状況・場所で学び働いている人もたくさんいるのだろう。「わたしは、未来をみています。いつかわたしが大学で学んだことを仕事に生かしたいと考えています。しかし、それはまだ先のことです。いまわたしがみるべきは、空ではなく足もとです。やるべきは、痩せた土を耕し、そこに水を引くことです。」(P252)
読了日:04月02日 著者:櫻田 智也
百合を掘るの感想
「文語詩未定稿」のひとつらしい。百合を掘る、は百合根を掘るの意味なのだろうが、コレをそのままの意味で受け取るのはやはり違う気がする。最後の「このまひる/鳩のまねして/松森の/うす日のなかに/いとちさき/百合のうろこを/索めたる/われぞさびしき」索めたる(もとめたる)と読むのか。ひとつ賢くなった(笑)
百合根について
https://sakata-tsushin.com/yomimono/rensai/standard/eastasiaplants/20200825_008145.html
読了日:04月02日 著者:宮沢 賢治
うろこ雲の感想
タイトルはメルヘンなのに中身は……「それから小學校の窓ガラスがさびしく光り、ひるま算術に立たされた子供の小さな執念が、可愛い黒い幽靈になってじっと窓から外を眺めてゐる。」……可愛い黒い幽霊、イヤ、やっぱりユーレイだとわかったら怖いと思う。うろこ雲って秋のイメージたけれど、春の宵のほわほわふわふわした空気感がある話。
読了日:04月02日 著者:宮沢 賢治
学校の桜の木の感想
子どもたちの成長を見守ってきた桜の木。子どもたちもまた桜の木にたくさんの思い出がある。この時期はやはり桜も話をたくさん読みたくなるな。
読了日:04月02日 著者:小川 未明
サーカス・ワンダーの感想
サーカスのタダ券を手に入れた少年・悠樹は憧れの円先輩をサーカスに誘う。 しかし、円はサーカスに不気味な気配を感じていた。ショーの途中、円は忽然姿を消してしまう。また円の存在を覚えているのは悠樹だけになっていた。なんとなくファンタジック?なホラー短編集。制服のスカート丈が長いのが時代を感じた😆
読了日:04月02日 著者:楠 桂
魔食 味見方同心(一) 豪快クジラの活きづくり (講談社文庫)の感想
「一味同心(いちみどうしん)」という同じ目標・目的を持って心を一つにすることをいう四字熟語を知り、味味方同心を思い出したら新シリーズが始まっていた! おのぶとの新婚生活、ラブラブ(笑) いろいろ関わりたがるおのぶに亭主の威厳を込めて「駄目だ」と言ったつもりが「飴だ」になるという相変わらずな魚之進😂 「魔食会」という新たな食事会も誕生していたし、またへんな料理とおのぶの内助の功で楽しめそうです。
読了日:04月03日 著者:風野 真知雄
啄木と賢治の感想
昨日(4/2)は連翹忌だったと知る。
http://koyama287.livedoor.blog/?ref=head_btn_home&id=8164522
啄木と賢治について短いけれどわかりやすい言葉でその人物像が語られている。
○岩手県というところは一般の人が考えている以上にすばらしい地方だということが、来て住んでみるとだんだんよく分ってきました。此の地方の人の性格は多く誠実で、何だか大きな山のような感じがします。
○啄木といい、賢治といい、皆誠実な、うその無い、つきつめた性格の人でした。
読了日:04月03日 著者:高村 光太郎
ハートのクインの感想
絵を楽しむ話。文字は少ない。タルトを盗んではいけない。盗みはバレるよ! アニメ『そらのおとしもの』2期の主題歌「ハートの確率」を検索していたら「ハートの確立」という誤変換を見てこの話を思い出した😄
読了日:04月03日 著者:ランドルフ・コールデコット
英語/日本語「へい でぃどる でぃどる」「べびー・ばんてぃんぐ」: 絵本マザーグースよりの感想
KindleUnlimitedで。
スプーンとフォークの擬人化されたイラストがツボ😆 他のイラストも可愛く面白い。英語は短いのでわかりやすい。
読了日:04月03日 著者:Randolph Caldecott
ひとでなし 山本周五郎集 (古典名作文庫)の感想
えあ草紙で。登場人物の中で本当の「ひとでなし」は誰なんだろうと思った。「自分は誰よりも仕合せだとか、世の中でいちばん苦労したのは自分だとかって、――他人のことはわかりゃしない、いくらひとの身になって考えたって、その人の傷の痛さまではわかりゃしないでしょ、一生涯つれそった夫婦でも、しんそこわかりあうということはないようよ、それでおさまっていくんだろうけれど、人間てそういうもんだと思うと、悲しくなるわね」
読了日:04月03日 著者:山本周五郎
ライジングサンR(14) (アクションコミックス)の感想
前巻に続き自衛官たちの救助活動の様子が描かれる。安全な場所からSNSを使い批判的な投稿をする人たち。自分が救助される立場になったらきっと真っ先にオレを助けろ!と叫ぶんだろうなぁ。
読了日:04月03日 著者:藤原さとし
「街はふるさと」作者の言葉の感想
「街はふるさと」は読んでいないのだけれど😅 どうもじっくり読むのがいいようなので紙本でないとダメだな。いつになるだろう😓
https://ango-museum.jp/work-detail/?w_cd=0146
読了日:04月03日 著者:坂口 安吾
悪魔とラブソング 1 (マーガレットコミックス)の感想
3巻まで期間限定無料だったので。タイトルから想像したのと違ったラブリーな(笑)青春モノだった。好意的に見られたいという打算、信じることの意味とか考えてしまう。「アメイジング・グレイス」は本田美奈子.ちゃんを思い出す🥲https://youtu.be/JeCqebAKbs0?si=EYtdnd5dAe2-DKu1
しかし、ここの学校の教師もKUSO野郎だな(●`ε´●)
読了日:04月03日 著者:桃森 ミヨシ
アンソロジー 舞台! (創元文芸文庫)の感想
はじめまして、の作家さんもいて面白いアンソロジーだった。ストレート・プレイやミュージカル、バレエなど板にあがる人たち、裏方の人たち、ファンの人たち……いろんな舞台との関わりの話の中で一番よかったのは『ダンス・デッサン』(雛倉さりえ)かな。「ひとときの幻でもかまわない。救いたい。救われたい。そう願いながら、ひとびとは舞台の上や客席で、同じ物語をひととき生きる。それは虚しく、無為な、ゆえに何よりも愛しい生の幻想だ。」(P210〜211)あと「くるみ割り人形」って怖い話なのね😱
読了日:04月04日 著者:近藤 史恵,笹原 千波,白尾 悠,雛倉 さりえ,乾 ルカ
小さい花の物語: リジューの聖テレーズの感想
「叙唱」ってなんだ?と調べていた時に芋づる式に出てきた人物ではないかと思われる。なんで気になったのかはもう記憶にない💦 テレーズは24歳で帰天している。彼女の人生について、信仰心についていつ頃どんな風に始まったのかについて詳しく書いてあるのかと思ったら、案外、字が大きくて
(読みやすいが)写真も多めなのはよかったけれど、あっさりした感じ。自分の基礎的な知識不足もあるのだろうけれど、もっとページ数の多い本を選べばよかった。表紙の彼女を見ていると自分のいろんなことに恥じ入って目をそらしてしまう😓😓😓
読了日:04月04日 著者:カルメル会
僕の神さま (角川文庫)の感想
タイトルと表紙買い。1話の「春の作り方」は桜の塩漬けが出てきて「美味しい記憶」コンテストを連想するようないい話や😭だったのに、解説にあったように「あなたは後悔するかもしれない。第一話で読むのをやめればよかった、と。」のコピーは正し過ぎた! 日常の謎を鋭い観察眼で解決するクールな水谷くんは主人公にとってもクラスメイトにとっても「神さま」というにふさわしい存在。こう書くと水谷くんの裏の顔が描かれているようだが、違う。主人公はやはり語り手の彼なのだ。大人が読んで心を抉られる1冊。水谷くんの話も読みたい。
読了日:04月04日 著者:芦沢 央
夜光虫の感想
あゝ、私も夜光虫の一匹ひとつである――無量の流れの中にはかなくも漂う、燐光体の一閃光ひとつである、と悟った――私が発する光は、私の思惟が変わるにつれて色合いを変えているようだ。時に深紅ルビー色に、時に青玉サファイア色に瞬またたく。今は黄玉トパーズ色の炎、さらには翠玉エメラルド色の炎に移り変わっている。………なんかお耽美な文章だった。青空文庫で。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000258/card52949.html
読了日:04月04日 著者:小泉 八雲
僕は、優等生(1): 全3巻の感想
無料漫画。配信分は全部読んだ。友だちのお兄ちゃんのショウくんが怖い😱 中学生でイケメン、ヤバいヤツ……でも本性をわかってくれる大人がいない……どこかにこんな子どもがいるのだろうか、不気味。
読了日:04月05日 著者:ネギマヨ
神保町奇譚 花咲舞シリーズ (Kindle Single)の感想
ドラマが始まるが私はこのシリーズはタイトルしか知らない……KindleUnlimitedにあったので読んでみた。神保町もあるから古本屋話かと思ったらベンチャー企業の話だった。なんとなく藤田まことさんの「はぐれ刑事純情派」を思い出してしまった。
読了日:04月05日 著者:池井戸 潤
桑田次郎アダルト短編集 サングラスをはずさないで (マンガショップシリーズ 117)の感想
喫煙場面が多い昔の漫画を読み返して🎶ベッドでタバコを吸わないで〜とリリィの歌を懐かしんでいたら、このタイトルを発見😄 サングラスを外さないのは女性なのか……ネタとしては昭和が満載なのだけれど、今みたいな露骨すぎるベッドシーンではなくて、こういう表現を使うのか!と感心したり。短編集の2の方がエロ成分は多いかも。「エイトマン」を描いた人だった。KindleUnlimitedで。
読了日:04月05日 著者:桑田次郎
祖母の感想
短編ふたつ。「青メガネ」眼病なのか青いメガネで目を保護している孫と祖母の話。祖母はお酒が好きなので酒の入った卵焼きを作って孫に食べさせ……そりゃあ吐き出すよ、バァさん!な話。自分では美味しいものを…のつもりかもしれないが。腐っているものを平気で孫に食べさせる姑の話を思い出してしまった。もうひとつの「花ガルタ」もわがままな坊ちゃんの話。「年寄りっ子は三文安い」という言葉を思い出す。
読了日:04月05日 著者:楠山 正雄
黒猫の一撃: 商店街再生作戦の感想
シリーズで3作まである。とりあえず全部読んだ。横書きで1ページの文字数は少ない。偶然出会った黒猫。夢の中でアドバイスをくれて悩み解決。個人というより地域活性化に繋がる話になっていて昔話っぽいかな。こううまくは行かないだろうが、きっかけをもらってそこから頑張る姿はいいと思う。KindleUnlimitedで。
読了日:04月05日 著者:加我実 圭
結婚初夜のデスループ~脳筋令嬢は何度死んでもめげません~ (Mノベルスf)の感想
脳筋というほどではない気がするが、まぁ、元気は元気なヒロイン。イケメンと結婚したのに結婚初夜を迎えることなく殺されてしまい、無限ループに。時空のおっさん的な人物の登場も😅 なぜ殺されるのか、それを阻止するために頑張るヒロインは悪くない。転生でも悪役令嬢ではなかった。一応のハッピーエンドなのかな? 続編もあるので読むつもり。KindleUnlimitedで。
読了日:04月06日 著者:焦田シューマイ
料理メモの感想
鮎・握り鮨・天麩羅・鰻の蒲焼き・刺身・鶏・牛肉屋のすきやき・惣菜・鼈・河豚についての魯山人のこだわりアレコレ。「握り鮨は男子の
食べるもので婦女子向きではない。」の婦女子を腐女子と変換してしまったわ😅
読了日:04月06日 著者:北大路 魯山人
風の夢花の夢 (双葉文庫 あ 36-1 名作シリーズ)の感想
有吉さんはバレエ漫画のイメージしかなかったけれど『青春キックオフ』という学園漫画を描いていることを知り、バレエ以外の漫画を読みたいと思って中古本を購入。10代のパワーを感じるけど、中学生でデザインの仕事って昭和60年代でもちょっとムリがあるような……。夢に向かって頑張る、かえるの子はかえる、みたいな話だった。デザイン画を着られる服に仕立てるって大変。そして漫画の中の洋服がカッコいいのか素敵かどうか…この漫画に限らずわからないけれど。もっとデザイナーとしての仕事の内容とか苦悩とか描かれているのかなと思った。
読了日:04月06日 著者:有吉 京子
寒さの感想
「もし女を物体とすれば、男も勿論物体だろう。すると恋愛は熱に当る訣わけだね。今この男女を接触せしめると、恋愛の伝わるのも伝熱のように、より逆上ぎゃくじょうした男からより逆上していない女へ、両者の恋愛の等しくなるまで、ずっと移動をつづけるはずだろう。」こんな話が出た前半に比べ後半では礫死体の話が……肉体に残る熱を無機質なものに伝え熱を失っていく。物語の中にいくつもの色が出てくる。その中で「赤革の手袋」の存在が光る気がする。暗いまま終わらなくてよかった。
読了日:04月06日 著者:芥川 竜之介
ぼくもだよ。 神楽坂の奇跡の木曜日 (ハルキ文庫 ひ 8-3)の感想
タイトルと表紙買い。盲導犬がメインの話だと思っていたら違った。読み終わってからタイトルの「ぼくもだよ。」の意味を実感するというか……どこでどんな形でまた再会するかはわからないですねぇ。なんだかさだまさしさんの「主人公」にある♪確かに自分で選んだ以上精一杯生きる そうでなきゃ あなたにとても とてもはずかしいから……が浮かんだ1冊だった。
読了日:04月06日 著者:平岡 陽明
歴史群像 2024年4月号の感想
「大和」乗組員の方のインタビューのみ立ち読み🙏
■ インタビュー
◆戦艦『大和』で沖縄へ向かった最後の生き残り
疇地 哲さん:
海軍へ志願し優秀な成績を収めて『大和』に乗り組み、マリアナ沖海戦・レイテ沖海戦と沖縄特攻において対空戦闘を経験した二十五粍機銃射手。
(文=久野潤氏)
https://twitter.com/kunojun/status/1765333576038625445
読了日:04月07日 著者:
やつがれとチビ: 絵本漫画の感想
やつがれが拾った仔猫がかわいい! 鍼の先生のデレデレぶりがかわいい! そして最後は泣けた🥲🥲🥲 シリーズものらしいので全部読んでみたい。KindleUnlimitedで。
読了日:04月07日 著者:くるねこ大和
あまがえるのかくれんぼ (世界文化社のワンダー絵本)の感想
3匹のかえるの姿も鳥や植物も綺麗に描かれているなと思った。かえるもまわりの色に溶け込むように擬態するのか。
書店員の“署名運動”から生まれた絵本だとは知らなかった。KindleUnlimitedで。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000638.000009728.html
読了日:04月08日 著者:たての ひろし
漫画で読む文学「羅生門」の感想
あまりにもあっさりと短くてこんな話だっけ?となったのであとから漫画で読破シリーズの羅生門を読んだ。KindleUnlimitedで。
読了日:04月08日 著者:芥川龍之介
羅生門 (まんがで読破)の感想
こちらで満足感がなかったので😅
https://bookmeter.com/books/21674363
活字で読めよ!って言われそうですが、昔、教科書で読んだような記憶はあるんですよね。でもボンヤリしてわからない話だったイメージしかなく……「偸盗」と「藪の中」もいつかちゃんと活字で読もう💦
KindleUnlimitedで。
読了日:04月08日 著者:芥川 龍之介,バラエティ・アートワークス
古本食堂 (ハルキ文庫 は 16-1)の感想
中古書店とカフェが併設された場所の話なのかとタイトルから思っていた😅 舞台は神保町。書店に入ったことはあるけれど、どこかで食事をしたことはない。名前はよく聞くお店がたくさん出てくる。帯広から亡くなった兄の古書店とビルを相続するためにやってきた珊瑚。登場人物の名前も由来がしっかりしている?とはいえ、個性的! 兄の恋人の存在についてはちょっとう~んとなったけれど、全体的に神保町の雰囲気や古典を読む楽しさを感じることが出来てよかった。原田ひ香さんは久しぶりに読んだけど、また他の話も読みたくなった。
読了日:04月08日 著者:原田 ひ香
ヴェルシュタイン公爵の再誕 ~オジサマとか聞いてない。~ (アース・スターノベル)の感想
前世、自称演技派女優の高田陽子は、目が覚めたら悪役顔のイケオジに……自慢のFカップはどこにもなかった😂
主人にひたすら忠誠を尽くす執事に反抗期っぽい息子に亡き妻に似たかわいい姪っ子、そしてお約束の陰謀など……KindleUnlimitedで無料で読める作品のオススメとして取り上げられていたので読んだけど、面白かった。ムダな恋愛話もなくご主人さまと執事のお耽美な世界もなく…いろいろ詰め込まれていたけど、全年齢OKでイケる😆 Web版⇒
https://ncode.syosetu.com/n6630di/
読了日:04月09日 著者:藤原都斗
精神病棟入院記 (LAZA COMICS)の感想
pixivや他の雑誌で漫画を読んでいるけれど、精神科に入院していたのは知らなかった。専門学校時代、患者さんたちと映画を観て(吉川晃司主演😂)喫茶店に入って…の経験はあるけど、外出許可が出る患者さんたちだったので(ちゃんと先生たちもいた)症状は回復に向かっていたのだと思う。当時は薬漬けの印象があったので一緒に行った人はそれを気にしていた。病気により対応の仕方は様々だと思う。お見舞いに来ない人もいるし。岡野さんの場合、お姉さんの存在はとても大きかったと思う。これからまたたくさん好きな漫画を描いて欲しい。
読了日:04月09日 著者:岡野く仔
なるへそ (Kindle Single)の感想
落語家さんのお悩み解決😄 『ンの字もソの字も同じ入学す』(中野寿郎)という俳句を見つけたばかりなので「なるへそ」のナゾ?に納得したりして。肝油の話が出てきたけれど、私も保育園の時に肝油をもらうのが楽しみだった。たくさん食べてはいけないと言われたけど、美味しかったので一缶買ってもらった記憶がある。店名の皆藤(読み方はカイドウと濁るが)は回答・解答にかけているのかな? KindleUnlimitedで。
読了日:04月09日 著者:池井戸 潤
記憶の森の魔女の感想
4月7日が三橋鷹女の命日で「鷹女忌」とあったのを「魔女忌」と勘違いしてしまい😓魔女の話を読もうとKindleUnlimitedで見つけた短編。ホラーかと思っていたのに、あ~、やっぱりそちら系でしたか、な展開。認知症の人本人とまわりの人間、少しでもこうだった、とわかりあって話せるタイミングがあるといいな。ただ作者さんの願いはみんなの願い、希望だと思う。
読了日:04月09日 著者:くみた柑
或る忠告の感想
ある詩人って誰だろう? 酒に酔わなくても自分のモノの言い方、言い回しに酔っていい気分になるタイプもいるしな😅
読了日:04月09日 著者:太宰 治
第一話 エメラルドグリーンの風 なつみの手 空手女子のお稽古日記の感想
アメリカ人の青年空手家と出会い、沖縄空手を始めるなつみの話。KindleUnlimitedで5巻(完結かな)まで。基本の稽古って大事。沖縄空手って月刊秘伝で知ったけれど、これに限らず「教わるための上手な言葉の使い方」でお師匠さんに技を詳しく教えてもらうのにいきなり「○×○について教えて下さい」ではなく、最初の言葉かけが大事ですとか日本人と西洋人の思考回路の違いに気をつけようとかあって…確かにいえてる!!と思ったことが。
読了日:04月09日 著者:よーぴーワークショップ
パステルの竜の感想
メルヘンなタイトルだと思ったら海外詩を訳したものだった。物語だと思っていたので残念。
読了日:04月10日 著者:芥川 竜之介
キビキビした青年紳士の感想
タイトルの「キビキビした青年紳士」の正体にビックリした〜若い頃の写真を見たことがないので「キビキビした」イメージがないRAMPO先生😅
読了日:04月10日 著者:甲賀 三郎
柴田宵曲 名作全集: 日本文学作品全集(電子版) (柴田宵曲文学研究会)の感想
青空文庫で公開中の3作品が1冊になっている。「貸借」の単独登録がなかったのでコチラに。『如何なる富豪が、どれだけの金を費したにしても、自分の欲しい書物を悉く所有することは出来ない。資力に恵まれ
ぬのを原則とする一般の読書子に在つては猶更の話である。書物の貸借は必然の結果として生ずる。それに伴つて又いろ/\な問題も起つて来る。』漫画本やCDなどの借りパクもあるしな、などと思いながら読む。お金は戻って来ない覚悟で貸せても本はちゃんと返してくれないとイヤかも😓 その問題例や子規の話が感慨深い。
読了日:04月10日 著者:柴田 宵曲
弱者の糧の感想
「いやぁ、映画って本当にいいですね」水野晴郎氏の言葉を思い出したりして(笑)
某漫画作品のあんこ大好き兄ちゃんが出てくる二次創作のいい漫画を読んだので、おしるこの話を探していたらこちらの文章がヒットした。
『私は、映画を、ばかにしているのかも知れない。芸術だとは思っていない。おしるこだと思っている。けれども人は、芸術よりも、おしるこに感謝したい時がある。そんな時は、ずいぶん多い。』治ちゃんが感動した映画を観たいなと思った。なんか可愛らしさを感じる話。
読了日:04月10日 著者:太宰 治
やるきもののハーブティーの感想
やるきのあるナマケモノがコアラからユーカリの葉をもらってハーブティーを作る。次はうさぎから材料をもらって……というようにいろんなお茶を作る話。たぬきの頭にのっかっていた葉っぱのハーブティーがツボ(笑) KindleUnlimitedで。
読了日:04月10日 著者:あむ
センチメンタル・ホテルの感想
レディースコミックより前の作品が好きだったので、なんとなくその名残りがあるかなと思って読む。岬の先端に建つ古典的なホテル、流薔館(るそうかん)。なんてハイカラな名前! センチメンタル・ホテルにふさわしく登場人物のいろんな思いが描かれる。他に仕事に生きる女課長の恋と悩みをコミカルに描いた「リラックス」も。KindleUnlimitedで。
読了日:04月10日 著者:川崎 ひろこ
マンガで早わかり!アフタヌーンティー 正式なマナーとちょっぴりエレガンスが身につくの感想
漫画だから初心者にはわかりやすくていいかなと(笑)しかしバトラーだのフットマンだの、その役職名?から混乱したりして😅
https://fromvictorianage.blogspot.com/2016/04/blog-post_25.html?m=1
紅茶用と珈琲用の食器類の違いとか、カップの愛で方とか、思っていた以上にいろいろ細かい! 日本の茶道との違いを実感したり。ひと通り楽しく読んで終わってしまった。KindleUnlimitedで読んだけど、読み返すのに紙本が欲しいかな。
読了日:04月10日 著者:藤枝 理子
茶美生活の感想
職業茶人が増えていくことへの怒りと嘆き……なんだと思うが、茶の道を極めるには持って生まれた美的センスもかなり重要ではないかと思ったりする。
読了日:04月10日 著者:北大路 魯山人
妖女の舞踏する踏切の感想
今は再開発などで魔の踏切、開かずの踏切もなくなるのだろうか。タイトルそのままの短い話。お花畑で綺麗な女の人たちに一緒に踊ろうと誘われた…というって……♪誘われてフラフラ~ 目の前がクラクラ〜 郷ひろみの気分になってはいけない😱 異形コレクションの『妖女』を注文してしまったわ😆
読了日:04月10日 著者:田中 貢太郎
心霊探偵八雲1 赤い瞳は知っている (角川文庫)の感想
前から気になっていたけれど、作者のブログに「過去作を大幅加筆修正した完全版として刊行する準備も進めています!!」とあり、じゃあ完全版が出たら読むか〜と思いつつ、なんとなくイメージを掴みたくて試し読み😅
https://ameblo.jp/kaminaga-okokok/entry-12847785333.html
読了日:04月10日 著者:神永 学
クローズドサスペンスヘブン (新潮文庫nex こ 77-1)の感想
タイトルと表紙買い。メイドさんとイケオジのうふふ🤭な物語ではなかった😂 間違いなく殺されたはずなのにリゾートビーチにいるオレ。西洋館には同じように現世で惨殺された記憶をなくした状態のいろんな人間がいて……。通称、天国屋敷で繰り広げられる、自分たちを殺した犯人を見つけるための推理。亡くなった時には自分の一番輝かしい時代の姿やなりたい姿であの世に行くと聞いたことがあるのを思い出した。これはハッピーエンドでいいんだよね、と思って読了。
読了日:04月11日 著者:五条 紀夫
ドナーになって考えた生きるということ: 移植に関わるたくさんの人の思い その想いが織りなす奇跡と感動のストーリーの感想
第35回心に残る医療体験コンクールの記事だったと思うが、ドナーになってくれた人への話を読んだ。今は全文読めなくなってしまったようだが、そのことを思い出し読んでみた。当時書いていたブログ⇒
http://rohengram799.livedoor.blog/archives/50784963.html
KindleUnlimitedで。
https://epilogi.dr-10.com/articles/1861/
読了日:04月11日 著者:はる
木と鳥になった姉妹の感想
お互いのことを思い合う、仲のよい姉妹。病気の父親のために妹は身売りするような形になってしまった。なんとも言えないせつなさが残るのが小川未明。
読了日:04月11日 著者:小川 未明
料理と食器の感想
『…カレーライスという料理を新聞紙の上に載せて出されたら、おそら
く誰も食おうとするものはあるまい。それはなぜであるか、いうまでもなく、新聞紙の上に載せられたカレーライスがいかにも醜悪なものに
思われ、嫌らしい連想などが浮かぶ
からである。…』料理と食器の関係について語る魯山人。今夜、ウチ、カレーなんだよなぁ😂😂😂
読了日:04月11日 著者:北大路 魯山人
銀河不動産の超越の感想
なんで読もうと思ったのかわからない1冊😅
タイトル通り「銀河不動産」で働く主人公・高橋くん。危険を避け、できるだけ頑張らずにすむ道を吟味し、最小の力で人生を歩んできたが、次々に変わった客がやってきて、運命の女性までも!? まさかまさかの展開だけど「銀河」がついているのだからこれくらい当たり前かぁ、とそのスケールの大きさに納得したりして(笑)それぞれの章タイトルもよかったし、装丁も好き。
読了日:04月11日 著者:森 博嗣
心の姿の研究の感想
「夏の街の恐怖」「起きるな」「事ありげな春の夕暮」「柳の葉」「拳」…随筆ではなく詩だった。「起きるな」にある「起きるな、起きるな、日の暮れるまで。そなたの一生に涼しい静かな夕ぐれの来るまで。」って、これだともう晩年になって起きて動きたくても思うように活動出来ないのでは?なんて思ってしまった。
最初の「夏の…」は朗読も聞いたけれど、声だけ聞いていると頭の中に絵巻物みたいにその光景が広がる感じがした。
https://youtu.be/RguKiIE4e6Y?si=E-vHx5gv6s8uDquz
読了日:04月12日 著者:石川 啄木
ダイヤモンドの功罪 1 (ヤングジャンプコミックス)の感想
ダイヤモンドって野球のアレだったのね……表紙を見てなんかキラキラしたファッションモデルの話かと思ってた😂 1巻無料だったので読んでみた。なんでも出来すぎるって大変だな。勉強だと自分ひとりで探求も可能だろうけれど、スポーツ、それも集団競技となると一緒にやる人間との関係も難しい。仲良くやりたい、と願うにはなんでも出来すぎる、力があり過ぎてまわりが離れていってしまう。こんなにアッサリなんでもこなされたら頑張っている自分がバカらしく思えるよなぁ。なんだか辛いわ、この漫画💦
読了日:04月12日 著者:平井 大橋
菠薐草の感想
ホウレンソウってこう書くんだ、と知ったのでこのタイトルを見つけて読んでみたのだが、野菜の菠薐草は出てこないし、美人の話に始まり火事の話で終わった。このタイトルの意味はなんなのだ?🤔🤔🤔
読了日:04月13日 著者:長塚 節
おおきなムクムクの感想
まだ発売日前だけれど(4/24発売)こちらで期間限定で全文公開されていたので🌷
https://shinsho.kobunsha.com/n/n36fe9059fd9f
読了日:04月13日 著者:
女優 1巻の感想
4巻までKindleUnlimitedで。
なぜか映画『Wの悲劇』を思い出した。今、肩書が女優でなく俳優に変わってきている?「女優」じゃ差別だと思うのだろうか? 銀幕のスターに相応しい役者さんもいなくなったような気がするけど。
読了日:04月13日 著者:川崎 ひろこ
蜘蛛の感想
『真昼間のちひさきちさき蜘蛛殺め』(折島光江・
助手席の犬より※)
という俳句を読んで蜘蛛の話を探す。女郎蜘蛛だから彼女というかと思ったら彼と呼ぶのか😅 作者が蜘蛛好きだとは知らなかった。巣を作る様子、餌を捕る様子など日々の観察?と看取りと…。蜘蛛でなければ感動的だったのかも。私はこういう話は好きだけど。
※https://honto.jp/netstore/pd-book_33115381.html?partnerid=02vc01
読了日:04月13日 著者:豊島 与志雄
檸檬忌の感想
友よ友よ 四年も君に会わずにいる……
そうしてやっと 君がこの世を去ったのだとこの頃私は納得した
もはや私は 悲しみもなく 愕(おどろ)きもなく(それが少しもの足りない)
君の手紙を読み返す ──昔のレコードをかけてみる
読了日:04月13日 著者:三好 達治
一丁目の心友たち(1) (BE LOVE KC)の感想
KindleUnlimitedで2巻(完結)まで。社宅ってやっぱりコワい…まぁどこに住んでも噂好きの人たちはいるのだろうけど。大人になってから、結婚してからまた新たな友人を得るのって難しいと思うので、最初の出会いはあらあら大変!だったけど、仲良くなっていく過程は面白かったし、よかった。管理人さんは謎だけど😅
読了日:04月13日 著者:大久保 ヒロミ
キッチン「今日だけ」 (メディアワークス文庫)の感想
表紙にペンギンさんがたくさんいるけれど関係ナシ😅 「夢のお店」を1日限定で叶えられる場所・シェアキッチン今日だけ。お店を持ててもストーカーまがい、クレーマー、いろんな客がいる。何かを始めるのに下準備は必要だけれど、思い立ったが吉日でまずは一步を踏み出さなくては。当社人物の距離感がなかなかなイイ。ベタベタとあなたのためにアピールにウンザリすることもなく、面白く読めた。これは続編を考えているのかな?
読了日:04月14日 著者:十三 湊
妖精公団の終わりの感想
KindleUnlimitedで。ケルトや妖精が好きな人なら楽しいんじゃないかと思う。アイルランドの詩人、イエーツはこんな言葉を残しているらしい。
『いつの時代でも純真な人や、古代の叡智ある人たちは、あの「聖なる人々」に会ったり話したりしているのだ。』……「聖なる人々」かぁ〜ある人は妖怪だッ!と言って畏れ、ある人は妖精だわ!と憧れ〜どちらにも「妖」なのよね😅 どちらにも会ってみたい気がする。
読了日:04月14日 著者:林麦
ロメオがライバル(1) (ビッグコミックス)の感想
石野真子ちゃんの「ジュリーがライバル」を連想させるタイトルにつられて読む。ロメオは馬の名前。引きこもりの男子高校生がおじさんの牧場で性根を鍛え直してもらう話かな。完結しているようだけれどまだ人物紹介程度の1巻をKindleUnlimitedで。
読了日:04月14日 著者:秀良子
ざしき童子のはなし (青空文庫)の感想
青空文庫にあるのは知っていたけれど、手書きで原稿用紙に書き直した方のものを見つけたのでこちらで読んだ。こういうのも味があっていいかも。自分でやる気にはならないが。ざしき童子、見てみたいけどやっぱりビックリするかな💦
童子の語は古くは子どもではなく青年としての意味で使われていたらしい。「善い行いによって財を蓄えた家系の青年」であるためこう呼ばれているとか。
https://note.com/ringomameko/n/n906247436028?magazine_key=mc52c841465d9
読了日:04月14日 著者:宮沢賢治
鯖猫長屋ふしぎ草紙(十一) (PHP文芸文庫)の感想
久しぶりのサバとさくら。だんだん拾楽と愉快な仲間たちになってきたというか、捨楽がだんだん脇に追いやられているような😅 隻眼の蘭方医の存在感がマシマシに。
今回はワンちゃんの悲劇だった。
名前がハチなのも忠義者を象徴しているようでなんだかせつない。人が多くなればそれだけあやしい輩も増える。おはまちゃんとの進展はないままだけれど、自分が悪いのだから仕方ない。しばらくは思春期の少年よろしくモダモダしているといい😁
読了日:04月14日 著者:田牧 大和
艇長の遺書と中佐の詩の感想
今日(4/15)が佐久間勉氏の命日だと知り読む。
https://ameblo.jp/warmheart2003/entry-12770906650.html
佐久間艇長の遺書と広瀬中佐の詩について。広瀬中佐に対してはかなり厳しい気がするが、これは日露戦争後の必要以上の戦争美化への嫌悪感、浮かれた世相への警告だったのではないか、という感想を読んだこともあり、そういう考え方もあるのかなと。自分も内容をよく理解しているわけではないのですが、考えるよいきっかけになりました。
読了日:04月15日 著者:夏目 漱石
花壇工作の感想
語り手が岡本太郎氏の外見で脳内再生されてしまった。完成した花壇が見たいのだが……この後、どうなったのだろうか?
読了日:04月15日 著者:宮沢 賢治
火星の芝居の感想
ホラ話? SF? 夢オチ!? 火星のイメージは青より赤なんだけどなぁ。なんとなく漫才を聴いている気分になってしまった😅 啄木は宇宙に関心があったのか? https://takuboku-no-iki.hatenablog.com/entry/20150413/p3
読了日:04月15日 著者:石川 啄木
歴史街道2024年5月号(特集1「太平洋戦争・本土防空戦の真実」)の感想
特別インタビュー『なれのはて』で“最後の空襲”を描いた理由:加藤シゲアキ ⇐ これだけ立ち読み。 土崎空襲は知らなかった。https://tuchizaki.com/airraid/
総務省のサイトで国内各都市の戦災の状況がわかるhttp://www.soumu.go.jp/main_sosiki/daijinkanbou/sensai/situation/state/index.html
読了日:04月15日 著者:
MANZEMI文章表現講座①: ニュアンスを伝える・感じる・創るの感想
いろんなウンチクもあり面白かった。文章を書く時のクセは人それぞれだが、工夫も必要。またよく使う記号の名称などもわかってよかった。読みやすい。この記事を読んだ最後に宣伝があったのでKindleUnlimitedで読んでみた😅https://note.com/mogura2001/n/nb6f9ddaa4268
読了日:04月16日 著者:篁 千夏,深町 麗市
ようこそ!しまや出版癒し課への感想
印刷所、しまや出版に所属するそこ「社猫」たち!
漫画と写真と保護猫コラムも。ネコって本当にやわらかい! 社猫の中ではユキちゃんが一番スキ🩷 KindleUnlimitedで。
読了日:04月16日 著者:にごたろ
やくそく ありと ひまわりの感想
ひまわりさんの願いをアリさんたちが叶えてくれた。年々広がっていくひまわり畑。荒れた土地も黄金に耀くゆたかな場所に。一度なくしたものをもとに戻すには長い長い時間が必要になる。いつまでもひまわりが咲く美しい場所でありますように。
読了日:04月16日 著者:おおさと みほこ
短歌集 日まはり(青空文庫)の感想
いろんな場所でいろんな季節のいろんな自然や出来事を詠んだもの。死生観を描いたものも目立つような。「海ちかき春のはじめもかなしけれ癩病院の屋根の赤旗」
「猫の仔の三匹は死に一匹は死ななんとする枳殼(からたち)の庭」
「大工ひとり物置小屋にこもりゐて冬さりにけり
臼をつくれる」などが好き。短歌集とは別に『日まわり』という詩も読んだが「日まはり/若き日のわが夢のかずかず」がなんとも言えない。https://www.aozora.gr.jp/cards/001749/card54140.html
読了日:04月16日 著者:三好 達治
契約の感想
悪魔と契約したら…なショートショート。画像ほどのインパクトのある話ではないかな。
読了日:04月16日 著者:遠藤孝治
ものがたり洋菓子店 月と私 ふたつの奇跡 (ポプラ文庫 の 5-2)の感想
いつの間にか2巻が出ていた。語部さんとの関係が少し進展したような。新たな登場人物も加わりますます恋愛模様はややこしくなりそうではあるけれど、お菓子やケーキはやっぱり美味しそう。クリスマスの話がよかった。
読了日:04月16日 著者:野村 美月
まいごのかざぐるまの感想
絵が可愛いかったので😄 KindleUnlimited。
読了日:04月17日 著者:夢に導くネコ
幽霊と暮らせば (1) (あなたが体験した怖い話)の感想
ある日突然、姑が幽霊になって帰って来て……その日から幽霊が見えるようになった嫁の奈々と孫。奈々のまわりには悩みを抱えて成仏できない怨霊が集まるようになり、「幽霊の人生相談」の場になってしまい……死んだら全て終わりにならない😱😱😱 3巻で終わりなのかな? KindleUnlimitedで。
読了日:04月17日 著者:阪口ナオミ
隣の猫が成仏してくれないの感想
pixivで見つけた後に猫サイドのオマケが電子版にあると知ったので(ΦωΦ) 「迷猫探偵」も好き。
読了日:04月17日 著者:吉良いと
居酒屋ぼったくり1 (アルファポリスCOMICS)の感想
期間限定無料で2巻まで。原作は未読。居酒屋系、食べ物系の作品っていろいろあるけど、残念ながらこの作品は私にはちょっと合わなかった😓
読了日:04月17日 著者:しわすだ,秋川滝美
鉛筆の詩人への感想
東京ペンシルラボ見学記事を読み、鉛筆の話を探していたらこの「鉛筆詩抄」著者吉塚勤治氏宛の私信が青空文庫に。
https://note.com/nimo505/n/n7885886fe777
詩集は古本でないと手に入らないようです。
https://bookface.hatenablog.com/entry/2021/03/29/220000
追加:美空ひばりちゃんの「一本の鉛筆」好きな歌🥸
https://www.uta-net.com/movie/40972/
読了日:04月18日 著者:宮本 百合子
銀河英雄伝説 29 (ヤングジャンプコミックス)の感想
全体的にスプラッタな印象、そして情報量が多すぎる……でも原作でもこのあたりはいろんな事態が動くところだったな。 おじいちゃんになったヤンさんの姿が可愛すぎて泣ける🥲 「だまれ下種!!」連発に身悶えしてしまう! イヤそんな場合ではないのだが。そしてまたいいところで次巻に続くになって
いる……!
読了日:04月18日 著者:藤崎 竜
むかしのアイヌの話の感想
KindleUnlimitedで。絵本かと思ったらアイヌの昔話をいくつかまとめたものだった。なんとなく知っていた熊祭の話も子ども向けと大人向けでは表現も違うしより血なまぐさい感じがした。いいとか悪いとかではなく、とにかくまずは知ることが大事と思った。
アイヌつながりの追記:
『ゴールデンカムイ 絵から学ぶアイヌ文化』刊行記念インタビュー・中川裕(2024.3.1)
https://shinsho-plus.shueisha.co.jp/interview/nakagawa_interview/26221
読了日:04月19日 著者:田川亜木夫
木魂ッ子 春・夏合併号 vol.22/23の感想
妖怪のこだまについて検索中に見つけた雑誌。無料で読める有り難さ🙏
「特集1:ひと味違う 桜の名木物語」や「名木探訪:楠大神のクスノキ 兵庫県神戸市」などカラーでとても見やすいし、いろんな記事があって楽しいです😄 サイトにある読み物やデータベースなどもぜひご活用下さい🌸
読了日:04月19日 著者:銘木総研株式会社
ドルおじ #ドールに沼ったおじさんの話 1 (バンチコミックス)の感想
もとはTwitterで連載されていた漫画なのか。ドールの沼にズブズブ入り込むおっさん! でも気持ちはわかるなぁ。アキバの風景もずいぶん行っていないけど、懐かしかった。あれもこれも買いたくなるよねぇ。KindleUnlimitedで。
読了日:04月19日 著者:さとうはるみ
星の女の感想
天女の羽衣の話かな? 最後がどうなったか、昔話は覚えていないけれど、どちらにしても勝手に隠して嫁にしようとする男の根性がイヤだ。子どもたち、特に長男がかわいそうだった。コレは長男は最後まで親のそばにいて家を守るみたいな、説教くさい話なのだろうか?
読了日:04月19日 著者:鈴木 三重吉
擬態人間 ~目と耳と脳、それから四肢~の感想
タイトルと表紙からわかるように趣味の悪い話。漫画で読んだ方がもしかしたら面白いのかも。見せ方の工夫は必要だろうけれど。最後の話が蛇足というのは私も同意見! KindleUnlimitedで。
読了日:04月19日 著者:道塚 瞬
雛菊と雲雀と少年の話の感想
タイトル通りの話なのだが…プラス母親かな。
咲いている花は人間に剪られる運命にあるのか…置かれた場所でしあわせに咲いていた雛菊さんがなんとも哀れ🥲
読了日:04月19日 著者:牧野 信一
マンガでわかる! 認知症の人が見ている世界 (健康実用)の感想
漫画でわかりやすく説明されていると思う。昔はボケちゃったらいろんなことを忘れてしまってお気楽なもんだ、と考えられていた気がするけれど、かえってタガが外れて凝縮された感情がむき出しに現れるんじゃないかと思う。辛いことも悲しいことも対処方法がわからなくなって外にぶつけるしかないような。自分は一体ナニに執着するのかと考える。認知症の人への声かけなど自分に余裕がないと普段の人付き合いよりもずっと難しい。書いてあることはわかる、わかるんだけど、となってしまった。続けて次の本も読んだ。KindleUnlimited。
読了日:04月20日 著者:川畑智,遠藤英俊,浅田アーサー
晴れ、時々くらげを呼ぶ (講談社文庫)の感想
タイトルと表紙買い。中学生、高校生が読むといいんじゃないかと思うような小説。優子がクラゲを呼びたかった理由、亨父親の書いた本を頑なに読まなかった理由、まわりにいる同世代の友人たちの悩み事など、面白くないのではなくなんだか青くて歯痒くて眩しい〜! 図書委員だからの読書トークもあり、この本は知らないわ、読んだことないわ、と自分の体験と比べてみたり。矢延先輩はなぜか麻雀漫画の『咲』に出てくるの竹井先輩を連想させるキャラだった。
読了日:04月20日 著者:鯨井 あめ
イデアの花 1 (花とゆめCOMICS)の感想
旅芸人一座にいる少年・アズライト。彼はアヤカシ?のような不思議な物を見る目を持っていたが、それはまわりには理解されることはなく……ある日、自分と同じ力を持つルビィとその下僕!?サンドに出会って自分の力を役立てようとするが、彼らには敵が多いようで……絵も綺麗だし話の続きも気になるが、とりあえず無料の1巻のみ。
読了日:04月20日 著者:絵夢羅
官能小説家烏賊川遥のかなしみ (リュウコミックス)の感想
無料漫画を探していて表紙とタイトルを見て「キミに決めた!」✨ マンガ図書館Zで2巻まで。いろんなエピソードにうんうん、あるだろうなぁ、と納得してしまう。官能小説家も世代ギャップに悩むよねぇ。鄙びた温泉旅館で萌えキャラの抱きまくらを用意されたら😂😂😂 猫のささかまが可愛いのもイイ!
https://www.mangaz.com/book/detail/126581
読了日:04月20日 著者:蒼崎 直
漫画で読む文学「葉桜と魔笛」の感想
活字で読む前にだいたいの内容を把握したくて漫画で読む。あとから青空文庫で読んだが、もっと長い話かと思っていた。 時代もあるのだろうけれど、姉妹の諦念のようなものが哀しい。恋も知らずに若くして亡くなった妹。自分宛てに架空の人物からの恋文を書く気持ちがせつない。姉はそれからどんなふうに暮らしできたのだろうか。妹の作り話とはいえ嫉妬した自分の浅ましさなどに苦悩することも父親を恨むこともなかっただろうか。塀越しに聞こえてきた口笛。それはお迎えの合図だったのかなぁ。漫画も活字もよかったな。好きな話。
読了日:04月21日 著者:太宰治
ミレンさんの壷(1) (eビッグコミックス)の感想
タイトルのミレンは未練なんだろうな、とすぐに想像は出来たけれど、話は面白かった。
無料で2話読んだのだけれど、全部読みたいなぁ。作品集を買うか迷うところ。
https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/721309/
読了日:04月21日 著者:岩泉舞
覆面調査員市子の報告書 1巻の感想
バツイチ独身の市子は覆面調査員。 しかし方向オンチで「調査先で事件」を 拾ってしまう……まぁ事件がなければ話は続かないし(笑) 髪型やお化粧を変えてもなんとなくアレ、この人は…ってなるような気はするけれど。あまり暗くならない結末がいいかな。時代を感じさせるところはあるけれど、さらりと読めてよかった。3巻までKindleUnlimitedで。
読了日:04月21日 著者:川崎 ひろこ
ピクニック (メチャくんとなかまたち 日本語/英語 絵本)の感想
こちらで他のシリーズも無料でダウンロードして読むことが出来ます🐥
https://metchabooks.org/books/
読了日:04月21日 著者:さかい みる
夜獣使い: 黒き鏡 (ハヤカワ文庫JA)の感想
タイトル買いしたのだけれど……うーん、「夜獣使い」とするほどその活躍が描かれているようには思えず、アッサリしている印象。名前はヒネリがあるような、ないような……グロい場面もあるけれど、ヒロイン?が「どっせい」と力技に持ち込む場面はなんとゆーか。この「どっせい」の元ネタはいろいろあってわからなかった。怪異を扱うわりには物足りない。他で読んだこのテの話をツギハギしたイメージはが抜けなくて。 中也の詩からの引用とかあると中2病っぽく感じて、なんというか作者が書いてやった、書けたぞ!の満足感は伝わった😅
読了日:04月21日 著者:綾里 けいし
スキマ時間にサクッと読める500字の短編小説集の感想
音楽関係の話が多かったような気がする。誤解、思い込みは話のネタになりやすい。スキマ時間にはいいと思う。良くも悪くもサクッと読めてサラッと忘れてしまう気軽さ💦
読了日:04月22日 著者:ショートショート紹会
すみれ島 (新編・絵本平和のために 6)の感想
今日は特攻の母・トメさんの命日、三十分三回忌だそう。https://ameblo.jp/warmheart2003/entry-12820754763.html
からあらすじだけは知っていたこの本をYouTubeの朗読で。短い話だけれどやっぱり泣ける(´;ω;`)
https://youtu.be/0EUbvLHZuMY?si=UcKNqW0p0QBeuskd
読了日:04月22日 著者:今西 祐行
創作人物の名前についての感想
産みの親(作者)としてはみんなに可愛いいい名前をつけてあげたい! 悩むのはムリはありません(笑) 私の名前はあまり出現率は高くないですが、性格の悪い犯人だったりするとうわぁ~😱😱😱となります。追記:銀英伝アニメを見返していて思い出したけど、最後までキャゼパパのニ女(シャルロット・フィリスの妹は名前じゃない💦)とオべさまの犬はナナシだった気がする😂
読了日:04月22日 著者:夢野 久作
困惑の弁の感想
『そんなに、私の小説を軽蔑していながら、なぜ私のところへ来るのか。来易いからである。それ以外の理由は、ないようである。玄関をがらっとあけると、私が、すぐそこに坐っている。家が狭いのである。』……こういうところが好きだわ😆😆😆
読了日:04月22日 著者:太宰 治
ウォルター・クレインのフラワーシリーズ: 人として振舞う花たちの世界 (プレイオネ)の感想
可愛くて綺麗な妖精さんの絵を見たいなぁ、と思って検索していて見つけた。文章を読むのは辛いので(スマホでは拡大しながらでは読みにくい)絵を眺めてしあわせな気分に浸る😆 KindleUnlimitedで。あとから作者さんの説明を発見⇒
https://note.com/hinagiku_m/n/nfa87deb3e0a1
読了日:04月23日 著者:ウォルター・クレイン,森野ひなぎく
いたずらこざるを助けたらの感想
そんなに都合よく「恩返し」はしてもらえない〜「恩を仇で返す」つもりはなくても結果的にはそうなった。やはり異種とのコミュニケーションは難しい……ってそんな理屈っぽい話ではなくて楽しめる。こざるの顔が好きだわ😆
KindleUnlimitedで。
読了日:04月23日 著者:わか
思ひ出す牧野信一の感想
牧野信一が若くして亡くなったことは知っていたけれど、そうか、縊死だったのか。彼には生きづらい世の中だったのかな。亡くなった人の気持ちを代弁するのはおこがましいことだと思う。仲間と話すのも書き記すのもいいが、時々思い出して心のうちで語りかけるのがいない人を一番身近に感じるかもしれない。
読了日:04月23日 著者:中原 中也
空蝉: sayu 五十俳句集①の感想
「MONO消しのケンカの数の芯の跡」この句が一番気に入りました🥰 紙本なら手元において好きな時に読めるのになぁ。KindleUnlimitedで。
読了日:04月23日 著者:sayu
文房具漫談の感想
書くための道具、用紙ヘのこだわり。そうか、谷崎は筆圧が強いのか。言われてみればそんなイメージかも。万年筆は私もうまく使えない。憧れの筆記用具ではあるけれど。青空文庫で。
読了日:04月23日 著者:谷崎潤一郎
ラ・ベルとラ・ベート(美し姫と怪獣)の感想
だいたいの話は知っていたけれど、野獣ではなく怪獣😅
【「ラ・ベルちゃん、あなた、わたしのおよめになってくれますか。」と、いいだしたので、むすめは、びっくりしてしまいました。】吹き出してしまった😂😂😂
時代もあるし訳す人によりやはり言葉使いも変わって面白かった。
読了日:04月23日 著者:ガブリエル=シュザンヌ・バルボ ド・ヴィルヌーヴ
三十三の死の感想
病気で片脚を切断した主人公。まだ17歳。他人の目も気にはなるし、自分の気持ちに反するようなゆたかな身体を持て余しているような。自分は33歳までは生きることにしよう、と考えるが、自分より先に母はいなくなるかもしれないという恐れや不安。痛々しいけれどその心情がみずみずしく感じられる作品。
読了日:04月23日 著者:素木 しづ
みちのくの人形たち (中公文庫 ふ 2-5)の感想
同郷の作家なので1冊は読んでみたいと思っていた。表紙とタイトル買い。どの話もなんか不思議だけれどホラーというわけではないし民話かというとそれも違う気がするし、面白いかとか好きかと言われると困るような短編集。「和人のユーカラ」はとても気になる話だけれど。「笛吹川」(実家近くを流れていたし話は知っているし映画も見ているけど)や「甲州子守唄」も読んでみたい。
読了日:04月24日 著者:深沢 七郎
兄弟のやまばとの感想
またハトに関する記事をいくつか読んだので、青空文庫で短めの話を探す。町と山の対比がここにも。兄弟ハトは町に……残された母親ハトの心情が悲しい。波がイイ味を出していてスキ😆
読了日:04月24日 著者:小川 未明
花より団子の感想
すっかり桜は散ってしまったけれど、桜が出てくる話を読みたくて。花より団子。花も団子? 桜の花を食べる場面に来たら、前の内容はどうでもよくなってしまった(笑)「うまいまづいの感じではなく、綺麗なものを、口から喉を通して腹に入れたやうな感じがした。」……この感覚を味わってみたい。
最初読んだ時に『ベルばら』でジェロさんがオスカルさまに「あなたはばらの花びらを食べるのですか」の場面を思い出してしまった😂 関係ないけど、白鳥は…の歌のせいか、若山牧水と政宗白鳥がごっちゃになって困る。
読了日:04月24日 著者:正宗 白鳥
57人のおひめさま 一問一答カウンセリング 迷えるアナタのお悩み相談室【無料お試し版】の感想
お姫さまが主役?になる物語のあらすじが書いてあるので、あ~この話をこういう風に解釈したからこういう悩み事を相談することにしたのか、とこじつけっぽさもある相談内容。多分、真剣に悩んでいる人はこういう本は手にしない気がするので、なんとなくどんなお姫さまがいるか知りたい、という私のような輩にはお試し版で十分かと😅
読了日:04月25日 著者:秋カヲリ
桜の木が見守るキャフェ (文春文庫)の感想
季節の変化を楽しみながら、桜についてのミニ知識も得られる話。それ故、物語自体がぼやけてしまったような気がする。なんか物足りないというか。見守っていたつもりが助けられていたこともある、美しく咲くためには準備期間が必要で大切、あなたらしく咲きなさい……そんな雰囲気。犬とおじいさんの話をもっと読みたかったな。キャフェよりもお花を活けに来てくれるお花屋さんのワークショップやハンドメイド作家さんの悩みの方に「そうなんだよねぇ」となってしまった。追記:コメント欄で作者インタビュー記事を紹介🌸
読了日:04月25日 著者:標野 凪
結婚初夜のデスループ~脳筋令嬢は何度死んでもめげません~(2) (Mノベルスf)の感想
脳筋令嬢の2作目。構成が私にはイマイチで読みにくく感じてしまった。1巻ほど没頭出来ずに残念💦KndleUnlimitedで。
読了日:04月26日 著者:焦田 シューマイ
トシオの見たものの感想
青空文庫で。神さまが人間をどんな風にして作ったか、そんな話。信じるか信じないかはアナタ次第(笑)
https://www.aozora.gr.jp/cards/000076/card58343.html
読了日:04月26日 著者:岡本 かの子
おかめのはなしの感想
先に旅立つ人間は遺された縛るようなことを言うのはよくないと思う……イヤ、気持ちはわからないはないがやっぱり人の念はコワい😱 追記:「日本では死体は普通殆んど正方形の棺の中に正座の形に置かれる」という注記があり、知らなかったけれど今はいろんな研究がされているらしい。そのひとつがコレ。木材の種類まで…スゴイな🥸
https://www.jstage.jst.go.jp/article/hisbot/12/2/12_75/_article/-char/ja/
読了日:04月26日 著者:小泉 八雲
美少女図鑑: 大人のオンナになる前の僅かな季節 その一瞬の煌めきを掬い取ってみたの感想
綺麗、カワイイ、知的、あどけない……女の顔はひとつじゃないよ(笑) ひとりひとり、いろんな表情が見える乙女のAI画集。唇が色っぽくて好き。横顔を扱ったものは特にお気に入り。それぞれにどんな物語があるのかと想像するのも楽しい。KindleUnlimitedで。
読了日:04月27日 著者:yon-izumi
七魂岬 (ホラーMコミック文庫)の感想
古本屋で見つけた雑誌に描かれた喜南島。その絵にひかれて憧れの喜南島でひとり暮らしを始めた美南子。しかしその島には、七人の旅の僧の魂を鎮める島の掟があり……そんなことだと思ったよ、な展開ではあるけれど、やはり閉鎖された空間はコワい😱 表紙のイメージとはちょっと違うかな。ホラー短編
集。KindleUnlimitedで。
読了日:04月27日 著者:竹崎 真実
リアリティーの感想
初めての漫画家さん。社会派ホラーって感じ。酸性雨とか一時期すごく騒がれたのに今は全く聞かなくなったような…。KindleUnlimitedで。
読了日:04月27日 著者:網野成保
花葬の感想
タイトルにひかれて久しぶりの森園さん。なんか控えめなBLだった。他2作は実際にあった姑の嫁殺しと痴漢冤罪事件の話。KindleUnlimitedで。
読了日:04月27日 著者:森園みるく
虹猫喫茶店 (祥伝社文庫)の感想
猫カフェではなく猫がいる喫茶店で「猫の世話をするだけの簡単なお仕事」につられバイトを始めた主人公。獣医ではなく人間を診る医者になりたかったのに浪人生活は続けられず……なかなか友人も出来ない彼ではあるが、真面目に働く責任感のある姿は素晴らしい。保護猫活動や里親探しなど、スゴいわ、立派だわ、だけではすまない現実がある。もしかしたら続編もアリなのかな?と思う話だった。猫たちの名前が個性的で面白かった。ただ癒やされる、だけではないこういう問題提起がある話は好き。
読了日:04月28日 著者:坂井希久子
モジオロジーの感想
「この本を誰にも捧げません」……そんな句集。季語はあるけれど俳句というよりつぶやきっぽい?
読了日:04月28日 著者:喪字男
パラオと日本 トクベツな国の感想
パラオという国を意識したのは近藤正臣が出ていたこのドラマを見た時からだと思う⇒『探偵神津恭介の殺人推理 10 ~白魔の歌 南太平洋のパラオに消えた妹~』 他にも見た記憶はあるけれどタイトルが思い出せない。
読了日:04月29日 著者:清水ともみ
短編小説集『桜』2017【電子書籍版】(22世紀アート)の感想
「桜」をテーマにした5つの短編集。繰り返される場面が多く少しくどいかな、と思う場面もあるけれど全体的に咲き誇り風に舞い散る桜の情景が美しい物語。KindleUnlimitedで。
読了日:04月29日 著者:西岡 昌紀
短編集 桜語の感想
タイトルと表紙が気に入りKindleUnlimitedで。
「道化師」「やまない雪」「爆弾」「枷と鎖」「消された歌」「王様になった道化師」「毒虫」。
語り口は丁寧な短い話の詰め合わせ。
読了日:04月29日 著者:朽木桜斎
まさかな恋になりました。(9) (サイコミ×裏少年サンデーコミックス)の感想
瑞貴くんがなぜ魚に見えてしまうのか、その問題解決の糸口は栞の母親にあるようで……次巻の母親との対決が気になるところ。栞の誕生日にあわせての旅行はトラブル続出だったけど、怖がりの瑞貴くんはカワ(・∀・)イイ!!
読了日:04月30日 著者:邑咲奇
二つの運命の感想
セミとこちょうの話。自然の中で生きていくのは難しい。
読了日:04月30日 著者:小川 未明
祖母の教訓の感想
母方の祖母の教訓。「馬鹿は恥にはならない。怒る時は真剣勝負だ。出しやばりは万々ならん。貴様が学校を出て何んな処に勤めるか知らんが、その頃は私は生きてもゐまいが、金銭に目が暮れて心を売つたり分不相応なことを仕出かしたりすれば、私は墓の下から声を掛けて叱るぞ。貧棒をしたつて恥にはならない。会社へ出て上役の御機嫌が取れなければ御免蒙るといふんなら御免蒙られう。家へ帰つて一生役場に勤めても好いから身ギレイに世を渡つてくれ。木綿の着物を着てゐると云うて笑ふやうな友達とは一切附き合ふな。」
読了日:04月30日 著者:牧野 信一
平山婆の感想
平山は地名だった。どこに引っ越してもついてくる亡くなったじいさんばあさん。悪さをするわけではないけれど、笑えるけれど理由がわからないので、やっぱり不気味でコワい😱
読了日:04月30日 著者:田中 貢太郎
占い師星子 (1) (ビッグコミックス)の感想
占いは統計学ともカウンセリングとも言われるけれど「信じる者は救われる」でいいんじゃないかと😅
読了日:04月30日 著者:岬 ミミコ
読書メーター
rohengram799 at 08:30│Comments(0)│月刊・空のお城図書館