2024年06月17日

姫楮雲便りNo.11:2024May 〜 5月の本棚

5月の読書メーター
読んだ本の数:95
読んだページ数:9944
ナイス数:2635

1件40円、本日250件、10年勤めてクビになりました―メーター検針員テゲテゲ漫画日記1件40円、本日250件、10年勤めてクビになりました―メーター検針員テゲテゲ漫画日記感想
KindleUnlimitedで。原作は未読。天気が悪い時は本当に大変だと思う。
読了日:05月01日 著者:古泉 智浩,川島 徹
赤いガラスの宮殿赤いガラスの宮殿感想
赤いガラスの宮殿……オリエンタルな話かと思ったら違った。異世界というかあの世的なまぼろしの世界だったのかなぁ。肉体的にも精神的にも夢から覚めて前向きに……な話だと思えばいいのだろうか。カラスの存在がとても意味有りげに感じたけど、ちょっと拍子抜けだった。
読了日:05月01日 著者:小川 未明
ガラス窓の河骨ガラス窓の河骨感想
なかなか買い手がつかない、水草の河骨のつぶやき。コウホネはこんな花⇒
https://botanica-media.jp/112
読了日:05月01日 著者:小川未明
もうひと息 ——芥川賞(第三十回)選後評——もうひと息 ——芥川賞(第三十回)選後評——感想
『候補作品九篇のうち、私が最も推賞に値すると思つたのは、庄野潤三の「流木」と小島信夫の「吃音学院」であつた。
 委員会の席上、広池秋子の「オンリー達」を支持する声が二三あつた
けれども、私は賛成しかねた』という。庄野氏の名前は聞いたことがある。あとのふたりは多分初めて。『広池秋子の「オンリー達」を読んで、私は、なんのために、この作者は、かういふ女たちの生活をこんなに好奇心をふくらませて書くのかゞわかりかねた。』😅 3人を本をどれか1冊は読んでみようかなぁ。でも難解そうだなぁ。

読了日:05月01日 著者:岸田 国士
マーメイドブラッドマーメイドブラッド感想
人魚伝説に基づく恋愛話。人魚は恋に溺れ、人間は海に溺れ……やっぱり翻弄されるのは男たちなのかなぁ。なかなか面白かった。KindleUnlimitedで。
追記:「結月美鶴」名義でラノベも書いているらしい。
読了日:05月02日 著者:亀山 真一
自叙伝自叙伝感想
名前だけは知っている、という程度の大杉栄の自叙伝を(一)まで読んでみた。この人、いろいろヤバい! 現代ならストーカー、DV予備軍ぽいし、犬や猫を殺すとかヤメて! あと「ご飯がめっかちだ」という表現はなんだろう? 今は差別用語で使わないけれど、ご飯が片目でご飯が硬め、柔らかくない、強いという意味なのか? 母親のキャラもスゴいのだが、全部本当なのか? 文章は読みやすくて、うわぁ😱と思うことが多いけれど面白さがある。紙本で気になるところをチェックしながらゆっくり全部読んでみたい。
読了日:05月02日 著者:大杉 栄
逃亡小説集 (角川文庫)逃亡小説集 (角川文庫)感想
「逃亡」というと帚木蓬生氏の作品や和田慎二さんの漫画「大逃亡」が浮かぶのだけれど、こちらは「逃げろ◯◯」のタイトルがついた4つの短編集。久しぶりの吉田さんなので読みやすそうなのを選んでみたが面白かった。実際にあった事件などを彷彿させる内容で、特に「逃げろお嬢さん」はのりピーだよなぁ…そしてピンク・レディーが同タイトルの歌を歌っていたのは知らなかった。https://www.uta-net.com/movie/84843/
読了日:05月03日 著者:吉田 修一
忘れないと誓ったぼくがいた (新潮文庫)忘れないと誓ったぼくがいた (新潮文庫)感想
タイトルそのままのファンタジーなお話。でもまわりから忘れ去られる恐怖、大切な人を忘れてしまう恐怖って実際にあるわけで……自分が体験したらどうなるのか、そんなことも考えた。
読了日:05月03日 著者:平山 瑞穂
県民バズごはん県民バズごはん感想
大杉栄が書いていた「ご飯がめっかち」は「めっこ飯」という北海道・東北地方の方言と同じ意味ではないかと教えてもらったので、なんか県民性のある食事がみたくなりKindleUnlimitedで。うーん、作ったことはないが目新しいものはなかったなぁ。山梨のおほうとうもおざらもなかった。あ、めっこ飯は高峰秀子さんのエッセイにも出てくるらしい。
https://www.ytv.co.jp/michiura_time/contents/202111/vgmeel0ptbmln70z.html
読了日:05月03日 著者:リュウジ
Dr.コトー診療所 (1) (ヤングサンデーコミックス)Dr.コトー診療所 (1) (ヤングサンデーコミックス)感想
ドラマも映画も見たことがなく話も知らないので本当に初めて(笑) 島の人たちと少しずつ近づいていって恋愛模様も??? 離島で生活するには健康第一でないと!とやっぱり思ってしまう💦
読了日:05月03日 著者:山田 貴敏
英国人が書いた 日本の怪談英国人が書いた 日本の怪談感想
30編の昔話のようなホラー系の短編集。最初がカニバリズム的な作品なので読む方は注意。キツネとネコとタヌキの話は面白かった。KindleUnlimitedで。
読了日:05月03日 著者:アンディ・ブルックス
顔役猫のダンナ2顔役猫のダンナ2感想
前作を読んだのはずいぶん前のような気がする。伝言猫の話はありがちではあるけれど、よかった。KindleUnlimitedで。
読了日:05月04日 著者:入来和彦
遠い日の夢 ~ 顔役猫のダンナ 番外話遠い日の夢 ~ 顔役猫のダンナ 番外話感想
顔役猫のダンナの過去が語られる(´;ω;`) KindleUnlimitedで。
読了日:05月04日 著者:入来和彦
入社の辞入社の辞感想
大学屋、新聞屋があれば政治屋もいるよな、と思ってしまう。大学を辞め在宅で朝日新聞に勤務かぁ。今もデマじゃないかと思う文章を書くウェブライターとやらがたくさんいるし、アンチコメントを書き込むバイトもあるようだ。漱石の書きたい意欲とは違う趣旨で文字を連ねる輩も多そう。大学での講義を犬の鳴き声に邪魔されたという話……お気の毒😂😂😂
読了日:05月04日 著者:夏目 漱石
未だ亡くなっていない人 (1) (夜サンデーコミックス)未だ亡くなっていない人 (1) (夜サンデーコミックス)感想
1巻無料を見つけたので。未亡人という言葉は明治以降に出来た言葉だと河治和香さんの『未亡人読本 いつか来る日のために』に書いてあった。戦時中や戦後ならレビレート婚もあったが、この漫画の場合、義姉の様子がおかしい……主人公の兄もイヤなヤツだったらしい。しかし、このまま兄のふりをして義姉とズルズルの関係を続けるには彼女の方にいろんな秘密が有りそうで……エロい描写が結構あるので電車内でスマホで読むのはやめましょう。
読了日:05月04日 著者:さおとめ やぎ
「子供を殺してください」という親たち 1巻: バンチコミックス「子供を殺してください」という親たち 1巻: バンチコミックス感想
前にも読んでいた気がするけれど、KindleUnlimitedで3巻まで。多分残りも読むけど、読みながらなぜか杉田二郎のこの歌を思い出した。『ANAK(息子)』
https://www.uta-net.com/movie/43380/
読了日:05月05日 著者:押川剛,鈴木マサカズ
微苦笑俳句コレクション微苦笑俳句コレクション感想
「微苦笑」という言葉は、作家で俳人の三汀こと久米正雄の造語だそう。春夏秋冬に新年、それぞれムフフとなる句がたくさんあって面白い。『燈下ことに親しみてをりヌード集』(清水基吉)などこれも「読書の秋」だよね~! 『白障子白内障と読み違ふ』(田川飛旅子)も読み間違えが日常化しつつある私には、わかるわぁ〜! 『読み初めのいきなり一人殺されぬ』(木戸渥子)ウン、ありますね(笑)と楽しい1冊だった。
読了日:05月05日 著者:江國 滋
あかりとシロの心霊夜話34 (LGAコミックス)あかりとシロの心霊夜話34 (LGAコミックス)感想
今回は夫婦仲に亀裂を…な展開になっていた!
読了日:05月06日 著者:西尚美
あかりとシロの心霊夜話㉟(LGAコミックス)あかりとシロの心霊夜話㉟(LGAコミックス)感想
もう35巻目! やっぱり人間の念ってコワい。
読了日:05月06日 著者:西尚美
WIND SOLDIER (マンガの金字塔)WIND SOLDIER (マンガの金字塔)感想
こちらと同じかなぁ? とにかく難解😓😓😓
他の作品も作者さまのnoteで読めます。1980年代の作品が多いのかな。
https://note.com/kazeno001/n/n0f9998bfaf35
読了日:05月06日 著者:松久 由宇
雪の記憶雪の記憶感想
オールカラー漫画。自分に似た人は3人はいるらしいけれど…こういう出会いはせつないけれど、ハッピーエンドなんだろうな。
KindleUnlimitedで。
読了日:05月06日 著者:岸大武郎
怪談会の怪異怪談会の怪異感想
短い話。やはり話してはいけないと言われていることをもういいよね、と自己判断で喋ろうとすると、口をふさがれることになるのか。白けたとか言うだけで転げ落ちた彼を気にかける人間はいなかったのか……そこもコワい😓
読了日:05月06日 著者:田中 貢太郎
子供の病気 一游亭に子供の病気 一游亭に感想
青空文庫で読んだ後に「一游亭」が気になり検索したところ、註釈のついた記事があったのでこちらでいろんなワカラナイ(・・?人物名や芥川との関係、時代背景などを教えていただく。有り難い🙏http://yab.o.oo7.jp/kodomono.html
読了日:05月06日 著者:芥川 竜之介
退魔師☆加ヶ美敬子がゆく!退魔師☆加ヶ美敬子がゆく!感想
KindleUnlimitedで。
安倍晴明的な存在? 内容はわかりやすかったけれど、それを受け入れろと言われると自分が体験していないから話半分、ファンタジーな物語と思ってしまう。最近の活動はよくわからないけど、こういう方⇒https://kagami-shaman.com/#blog
読了日:05月08日 著者:加ヶ美敬子
野ばら野ばら感想
奥田民生さんが歌う『野ばら』を聞いて、そう言えばこんなタイトルの話があったと思い出したので。
https://www.uta-net.com/movie/9770/



青空文庫⇒
https://www.aozora.gr.jp/cards/001475/card51034.html
読了日:05月09日 著者:小川 未明
【素敵なロマンスコミック】ミューズ【素敵なロマンスコミック】ミューズ感想
スランプ中の画家とその妻と若いバレエダンサー(モデル)の話とほか1作品。どちらもバレエ絡み。
漫画図書館Zで読んだのだけれど5/31までらしい。KindleUnlimitedでも読めるけれど。
https://www.mangaz.com/book/detail/168631
読了日:05月09日 著者:小野弥夢
激安物件(幽霊付き)空室あります! 1巻激安物件(幽霊付き)空室あります! 1巻感想
殺された女の幽霊が出るという噂のある激安物件「メゾン・ド・ファントム」。その103号室に入居した真面目でお人好しな貧乏青年・田布施。アパートの1階には大家の山口美祢が住んでいるが、他の入居者たちもクセがある人物ばかり。続きが気になるのだが、この後はないのかな?
読了日:05月10日 著者:塩森 恵子
ペロチュパチューペロチュパチュー感想
朗読は女声がいいなぁと思った絵本……男声でペロペロ、チュパチュパ、チューチューと言われるのはなんとなくアダルトな漫画を読んだ後では抵抗を感じてしまった😓 スミマセン、ヨコシマな発想のおやぢで🙏🙏🙏
読了日:05月10日 著者:
にっぽんのメジロにっぽんのメジロ感想
今年の愛鳥週間のポスターがメジロだったので🐦 
https://www.jspb.org/r6-poster?fbclid=IwAR3-Y_U5CS_jywZo73SkHorh7HqXSU2Rg9wLxFzR5Zmvclw80eu5Xu4Xa1o
読了日:05月10日 著者:小宮 輝之(監修)
鳥感想
愛鳥週間なので鳥の話を…と思っていたらズバリなタイトルがあった。スマホだからなのかぎっしり文章が詰め込まれ、余白がなく読みにくい…そして内容は三角関係なのか? 譲り譲られイヤやっぱりアナタが……みたいなのに学問が挟まっているような😓 リカ子と女性だけ名前があってあとはQとAに語り手の私。QとAってQuestionとAnswerに掛けたのか? 読みなからだんだん勝手にしやがれな気分になった。青空文庫で。https://www.aozora.gr.jp/cards/000168/card909.html
読了日:05月10日 著者:横光 利一
椅子と電車椅子と電車感想
最後の「永久に変らない椅子と、停まることのない電車ならどちらも結構だ。」の意味がわからない。この場合の結構はどちらも非常によろしい、イイネ👍の意味なのか、NO THANK YOUなのか? 神経質な男とはどの程度の神経質さなのかもわからない…ビール箱で作った椅子に座ることには抵抗がないみたいだし。 ずっと独り者で生きていくのも悪くないという気分なのか? うーん、わからない😂

読了日:05月10日 著者:原 民喜
夕闇通り商店街 純喫茶またたび (ポプラ文庫 く 7-3)夕闇通り商店街 純喫茶またたび (ポプラ文庫 く 7-3)感想
タイトル&表紙からわかるように今回は猫又さんの喫茶店が舞台に。クリームソーダ、ホットケーキ、ナポリタン、ピザトースト、プリンアラモード……あぁ、食べたい! 最後はマスターの苦い思い出も入ったブレンドコーヒー。お代は食べ物に関する思い出話というのもイイ。思い出は最高の調味料だと「ザ・シェフ」の味沢さんが言っていたような。こんなにうまく相手に気持ちを受け取ってもらえることはなかなか……と思いつつ、いいんだよ、物語なのだから、としばしあたたかな気持ちを味わう。マスターの願いもいつか叶いますように。
読了日:05月10日 著者:栗栖 ひよ子
永友 エターナル・フレンドシップ永友 エターナル・フレンドシップ感想
Kindleで無料で読めますが、こちらでも。
https://note.com/nekonosara/n/n49bc11c3cb58
読了日:05月11日 著者:猫野サラ
ハコニワノイエ(1) (BE LOVE KC)ハコニワノイエ(1) (BE LOVE KC)感想
箱庭療法の話かと思ったけど、ちょっと違うようだ。あんなに簡単に子どもふたりを引き取れるものなのかとツッコミどころ、疑問はあるけれど、先が気になる漫画ではある。思春期男子はそれでなくても拗らせるものなのに、保育園の妹のこととかグレちゃえたらラクなのにね。
読了日:05月12日 著者:小森 江莉
遠の眠りの (集英社文庫)遠の眠りの (集英社文庫)感想
タイトルは「長き夜の遠の眠りのみな目覚め波乗り舟の音のよきかな」(回文)から。https://note.com/shueisha_bungei/n/n8f3d4427ab0d
モデルになっただるま屋少女歌劇⇒
https://www.library-archives.pref.fukui.lg.jp/bunsho/category/digitalrekishi/810.html
ポーランド孤児の話⇒
https://intojapanwaraku.com/rock/culture-rock/98111/
読了日:05月13日 著者:谷崎 由依
宛先不明の愛宛先不明の愛感想
なりすましての文通ってよくある話で、それでも相手を思ってのことだから……ハッピーエンドでよかったね、って素直に思えるような年頃は過ぎてしまった😂
やっちゃいけないことをアナタはしたんだよ、の気持ちの方が大きかったわ。
https://bookwalker.jp/de7c2ba4b8-1d17-4767-9795-a1a117366e74/


読了日:05月13日 著者:柊織之助
復讐の女神復讐の女神感想
このタイトルの作品ってたくさんあるんですね。
犯罪被害者の家族が味わう苦しみ、復讐したいと思う気持ち……最後があっけないというのか予定調和的というか……落とし所はやっぱりこうなるか、な感じだったけど1巻にまとまっているのはよかったかな。KindleUnlimitedで。
読了日:05月13日 著者:塩森 恵子
バレエ星 [完全復刻・超展開バレエマンガ] (立東舎)バレエ星 [完全復刻・超展開バレエマンガ] (立東舎)感想
予測不能の超展開! バレエマンガなのに、ヒロインは毎号のように絶体絶命の大ピンチに。
「次号どうなるのか」と、当時100万人の読者が固唾を呑んで見守った『学年誌』の幻の作品が、今ここに蘇る!……本当に大人になりすぎた今はあり得ねーよ!と苦笑いするしかない内容だけれど、子ども時代にリアルタイムで読んでいたら次号が出るまで気になって気になって仕方がなかったと思う。悪役は悪役らしく嫉妬心むき出しで犯罪だろ!な行為を繰り返すし、ヒロインはやはり健気に耐えて美しく…バレエのセンセがタバコを吸っているのも時代だなぁ。
読了日:05月13日 著者:谷 ゆき子
小ねこはなにを知ったか小ねこはなにを知ったか感想
人間の身勝手さを思う。猫は家につく、犬は人につく、という言葉があった気がするが、再び家で暮らすことになった猫と引っ越しで見捨てられた白い犬の境遇の差は……なんだか泣いた赤鬼の青鬼と犬が重なってしまった。飼うならちゃんと最後まで責任を持つべき! 
読了日:05月14日 著者:小川 未明
やおよろず百貨店の祝福 神さまが求めた“灯り”の謎 (富士見L文庫)やおよろず百貨店の祝福 神さまが求めた“灯り”の謎 (富士見L文庫)感想
サブタイトルはいらなかったような……悪くはない話、という印象。デパート外商の㊙なお仕事は神さまの御用聞き😅 七福神全員?の出番が用意されているのではなく、なんとなく中途半端な感じはする。鶴や亀もアレ、ヤツラはどうしたんだ?となってしまった。たくさん書いていくうちにまた作家らしくなっていくのかな。絵本みたいな話だった。 
読了日:05月14日 著者:本葉 かのこ
悪役令嬢の矜持~婚約者を奪い取って義姉を追い出した私は、どうやら今から破滅するようです。~(コミック)(1) (ガンガンコミックスUP!)悪役令嬢の矜持~婚約者を奪い取って義姉を追い出した私は、どうやら今から破滅するようです。~(コミック)(1) (ガンガンコミックスUP!)感想
コレは今までとはちょっと違っている? 義姉を助けたくてあえて悪役を演じるとは……1巻だけでも完結しているような。面白く読めた。原作は未読。
読了日:05月15日 著者:メアリー=ドゥ,星樹スズカ,久賀フーナ
こけしの姉妹 第1集こけしの姉妹 第1集感想
三姉妹の話をさがしていたらなぜかコチラに〜6集まで読んだ。 無料漫画なのでスキマ時間にオススメ🐥
読了日:05月15日 著者:秋乃木ノ杷
歌舞鬼町陰陽師1歌舞鬼町陰陽師1感想
全国から「鬼」が集まる街、それが「歌舞鬼町」😅    酒に酔うと正体を現し人を喰らうが、この街には「陰陽師」がいる。ホストとして働きながらこの街の夜を、人を守る。もう少し重たい話かと思ったらそうでもなかった。KindleUnlimitedで。

読了日:05月15日 著者:カトウタカヒロ
シロクマかんた 1シロクマかんた 1感想
KindleUnlimitedで。
文字が手書き風だったら絵の雰囲気ともっとよく合った気がする。ひとり立ちしようとするクマの話。
読了日:05月16日 著者:乙崎 新
長谷川時雨が卅歳若かつたら長谷川時雨が卅歳若かつたら感想
長谷川時雨は写真とか見るとたしかに粋な美人さんに見える😍 何か言いたくなるのはわかるけれど、小学生男子が好きな子の気をひくための暴言のような、照れかくしのような……それとも褒め殺しの文章なのか? 酔っぱらいオヤジ的なまとめ方だった。

読了日:05月16日 著者:直木 三十五
三十五氏三十五氏感想
三十五の『長谷川時雨が卅歳若かつたら』を読んだあとにこちらを教えていただく🙏 時雨のほうが大人の対応?というか、三十五の可愛らしさや気弱さが目立つような……案外、母性本能をくすぐるタイプだったのだろうか? 人にはいろんな面があるな、とあらためて思った。
読了日:05月17日 著者:長谷川 時雨
ここは今から倫理です。 9 (ヤングジャンプコミックス)ここは今から倫理です。 9 (ヤングジャンプコミックス)感想
女の子たちの共依存みたいな関係ってあったなぁ。高柳先生がこんな人だったのか、とイメージが最初とかなり変わってきた。みんな悩んで大きくなった!と思ったりする。こんな先生にいて欲しかったな。寝ないでちゃんと授業を聴くよ!
読了日:05月17日 著者:雨瀬 シオリ
青い眼: 「絵はがき」堀辰雄小品集より青い眼: 「絵はがき」堀辰雄小品集より感想
修道院で暮らしていた少女たちが外から聴こえてきたあやしい角笛の音をきっかけにけに「コケットリィの魔」に取り憑かれ……コケットリィとは艶めかしい、洒落た、小粋な、媚びるような、という意味らしい。だんだん少女から大人の女性としての婀娜っぽさを身に着けていく感じ? 老婆の回想。
えあ草紙で。
https://www.satokazzz.com/books/bookinfo/60176.html
読了日:05月17日 著者:ギヨーム・アポリネール
一片の石一片の石感想
石についての随筆。記憶も石も風化していくものだが新たにまた石碑が建つと思いも継承されていくのかも。話に出てきたのはこの石碑かな。
https://kougouzakki.com/archives/724
そういえば山梨は丸石信仰だったような。
http://home.s01.itscom.net/sahara/stone/s_chubu/018_maruishi/018.htm

読了日:05月17日 著者:会津 八一
ナースの卯月に視えるもの (文春文庫 あ 99-1)ナースの卯月に視えるもの (文春文庫 あ 99-1)感想
病院により勤務体制や時間など違いはあるだろうけれど、患者さんだけでなくそのご家族との関係にもやはり心を配らないといけない。ドクターやソーシャルワーカーとの関係も良くないと看護は難しくなる。嚥下障害があるのに前は食べられたから、もう治っているはずだからと御赤飯を食べさせようとす
るのはやめて~😱となった。ドラマだと内容より可愛いナース服や小物に目がいってしまう〜メディカル系のカタログはたしかに楽しいのよねぇ😆 作者の言葉⇒https://note.com/rinko214/n/n092abe154998
読了日:05月18日 著者:秋谷 りんこ
ふしぎな岩ふしぎな岩感想
どこか違う場所に行きたいと思う岩。なんだろう、置かれた場所で咲きなさい的な話なのか、行動する場合はよく考えてから、なのか。しかし犬のタローが哀れ😢
読了日:05月18日 著者:林 芙美子
こまどりと酒こまどりと酒感想
雪の夜にやってきたこまどりはおじいさんが大好きな酒屋で飼われていた鳥だった……おじいさんが腹黒かったらどうしようと思っていたけれど、おじいさんにもこまどりにもこの結末がよかったのだと思う。えあ草紙で。
https://www.satokazzz.com/books/bookinfo/52973.html

読了日:05月18日 著者:小川 未明
奔流の海 (文春文庫 い 107-4)奔流の海 (文春文庫 い 107-4)感想
最初の大型台風の土砂崩れに出てきた家族と本編のつながりがわからないまま1部を読み終わり、翌日2部に進んだら、えっ、そうなの!?な展開に。最初、台風だったので三國連太郎と山口百恵ちゃんの「赤い運命」みたいな話なのかと思っていた。北極星が代替わりするなんて知らなかった、という天文豆知識?もあったりして…最後もよかった。つながってきたものがある。希望がある。久しぶりに読んだ伊岡作品は面白かった。しかし虐待問題は本当に根が深い。乗り越えたつもりでも知らず知らずに心を蝕んでいる場合もあるし。
読了日:05月19日 著者:伊岡 瞬
カミングアウト・レターズカミングアウト・レターズ感想
作者さまをnoteで知り、記事を読ませていただきながらいつか読みたいなぁと思っていたのをKindle版でやっと読んだ。親子での手紙のやり取りは身内だけに息苦しく顔を合わせて話したらなんかもっと生々しくて目をそらしてしまうかも、と思
ったり。教師と教え子は距離感がある分、お互いに冷静にといったらへんだけど、落ち着いた文章に思えた。この本が出た時と今とで基本的なことは何も変わっていなくて以前より話がしやすくなった(理解とは違う)くらいじゃないのかなと思ったり。当事者同士でもいろんな考えがあるし難しい。
読了日:05月19日 著者:
かのひと 超訳 世界恋愛詩集かのひと 超訳 世界恋愛詩集感想
以前、ネットで読んで手元に置きたいと思っていたので購入。絵と詩を味わえて満足。
読了日:05月19日 著者:菅原 敏
ハーフ・ムーンハーフ・ムーン感想
河合奈保子ちゃんの「ハーフムーン・セレナーデ」を聴いたのでなんとなく……人の心はいつもどこか欠けているような気がする。KindleUnlimitedで。
https://www.uta-net.com/movie/3585/
読了日:05月19日 著者:塩森 恵子
ハーフムーン (講談社文庫)ハーフムーン (講談社文庫)感想
漫画「ハーフ・ムーン」を読んだつながりで。主人公は離婚後、結婚前に勤めていた洋書店&ギャラリーで働き、新しい生活を楽しんでいる。そこで才能を認めたカメラマンと恋愛関係になるが、彼は妻帯者。しかその妻とも不思議な友情が…な話。まだケータイもなくバブル感が残っているような、そして女性に都合がいいレディースみたいな話だなぁと思った。多分、男性はこんなこと言わねーよ😅となりそう。読みやすいけれど、なんとなく田中康夫っぽい気がして……。まぁハッピーエンドでいいのかな。KindleUnlimitedで。
読了日:05月19日 著者:水上洋子
カナシミ水族館 心が泣き止む贈り物 (ことのは文庫)カナシミ水族館 心が泣き止む贈り物 (ことのは文庫)感想
表紙がキレイだったので。1編ずつ主人公を変えての短編集かと思って買ったのだけれど、ひとりの女子高生の話だった。「律」という名前には自立もかけていたのか? ところどころ読みにくかったけれど、友人関係はあるある……だった🥲
コチラはやたらに気合いの入った紹介サイト🐥 たしかにアニメに向いている話だったな。
https://kotonohabunko.jp/special/kanasui/

読了日:05月19日 著者:夕瀬ひすい
人形と狼人形と狼感想
短い話。人形の口調がキメツの霞柱で再生されてしまった! むいくんのフランス人形姿を想像してしまったわ😆
読了日:05月20日 著者:夢野 久作
なでしこなでしこ感想
甘美で残酷なグリム童話~なでしこ~(もろおか紀美子版)を読んで(最初からエロエロなのでご注意!)もとの話を知りたくて読む。イヤ、漫画の改変?度合いがスゴいわ💦 そう言えばピンクの語源になった花 ダイアンサス」ってナデシコのことだったような。
読了日:05月20日 著者:グリム童話
火星の運河火星の運河感想
乱歩の願望が現れているのかどうなのか……もっと火星っぽさ?があるのかと思ったけど、未知なる場所的な意味で火星なのか? そして夢オチ? イヤ、まだ夢を見ているんじゃないのか?と思うような話。ダンナさんが読んだら「病院に行こうか」といいそうな内容だった。
読了日:05月20日 著者:江戸川 乱歩
いつか、アジアの街角で (文春文庫 か 32-50)いつか、アジアの街角で (文春文庫 か 32-50)感想
表紙はマンゴーかき氷? アジアとあるのでもっといろんな国が出てくるのかと思ったけれど、そうでもなかったかな。文芸サークルで偶然に出会った不思議な青年、探偵事務所に転がり込む台湾料理屋、会社が黙祷をやめた日から出社できなくなったOL、香港からきた年の離れた友人、身体の中にマグマを抱える少女、亡くなった愛猫を探しに台湾に。
どんな食べ物かわからないものがあったので(想像力がない)沢野ひとしさんみたいなイラストが欲しかった。タイトルは違う方がよかったかも?

読了日:05月21日 著者:中島 京子,桜庭 一樹,島本 理生,大島 真寿美,宮下 奈都,角田 光代
デパートの窓デパートの窓感想
悪の十字架(開くの10時か)を思い出した😆 昔はデパートもスーパーも6時閉店だった気がする。なんとなくウキウキするような、働く人たちの姿も浮かぶような……デパートの食堂でクリームソーダを飲んだ昔が懐かしくなった。
読了日:05月22日 著者:新美 南吉
デパートの絞刑吏デパートの絞刑吏感想
デパートの屋上から投身自殺? それとも他殺? 死体の描写がグロいので苦手な方はご注意を。愚か者の結末とデパートの絞刑吏の正体をお楽しみ下さい😅
読了日:05月22日 著者:大阪 圭吉
由起しげ子よエゴイストになれ由起しげ子よエゴイストになれ感想
由起しげ子とは初めて聞く名前だったけれど、「警視総監の笑ひ」という作品について安吾氏はかなり評価しているし、彼女の作風も気に入っているようなので読んでみたい。由起 しげ子(ゆき しげこ、1900年12月2日〜1969年12月30日)は山田耕筰に師事しフランスに音楽留学もしたが、脊椎カリエスのため文筆に転じたらしい。芥川賞を受賞しベストセラー作家 生涯 大阪府堺市生まれ。
青空文庫で。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001095/card43186.html
読了日:05月22日 著者:坂口 安吾
停車場にて停車場にて感想
【中学生までに読んでおきたい日本文学】(全10巻)の新聞広告を読んで、その中にある話を青空文庫でさがして読んでいる。
http://www.asunaroshobo.co.jp/home/series/nihonbungaku/
第1巻「悪人の物語」に「停車場で」のタイトルでこの話があった。浪花節語りと言われてしまうだろうか、いや、今ならそんな言葉もなくナニを勝手なことを!と炎上案件かもしれない。

https://www.aozora.gr.jp/cards/000258/card50314.html
読了日:05月23日 著者:小泉 八雲
おいしいアンソロジー 喫茶店~少しだけ、私だけの時間 (だいわ文庫)おいしいアンソロジー 喫茶店~少しだけ、私だけの時間 (だいわ文庫)感想
カフェではなく喫茶店。ナポリタンやクリームソーダを連想する喫茶店。読んだことがあるものもあったし、書かれた時代も様々なので、えっといつの話ですか?となかなか想像出来ないハンパな時期のものもあったりして……40篇もあれば気にいる話があるんじゃないか。収録作品一覧に全日本コーヒー協会が目立つ!https://coffee.ajca.or.jp/webmagazine/

高村光太郎の話
http://koyama287.livedoor.blog/archives/24604482.html
読了日:05月24日 著者:阿川佐和子
エロスの記憶 文藝春秋「オール讀物」官能的コレクション2014エロスの記憶 文藝春秋「オール讀物」官能的コレクション2014感想
読んだことがある小説もいくつか。池田満寿夫さんてそんなに佐藤陽子さんが好きだったのかと思ったり(笑)エッセイは興味がないものは読み飛ばし。こちらに目次があります⇒
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1692018400000000000H
読了日:05月24日 著者:オール讀物編集部編,小池真理子,桐野夏生,村山由佳,桜木紫乃,林 真理子,岸 惠子,フィリップ・トルシエ,高橋克彦,井上理津子,東海林さだお,鹿島 茂,角幡唯介,本橋信宏,花房観音,春日太一,柴門ふみ,大矢博子,北尾トロ,南 伸坊,平松洋子,川上宗薫,団 鬼六,阿部牧郎,永田守弘,渡辺淳一,弘兼憲史,野坂昭如,勝目 梓,石田衣良,山田風太郎,池田満寿夫,佐藤陽子
すご腕エステシャン悦子すご腕エステシャン悦子感想
たしかにすご腕でした〜予想通りと思うか、肩透かしッ!と思うかは人それぞれでかな😅  KindleUnlimitedで。
読了日:05月24日 著者:瀬田せた
かろりのつやごと 1 (オフィスユーコミックス)かろりのつやごと 1 (オフィスユーコミックス)感想
絵が可愛らしいので読んでみた。かろりちゃんが主役というより年下の大学生とダブルで…って感じ? 恋愛に発展していくのかどうか無料で読んだ分だけでは片思いっぽいかな〜3巻まで読んだけど。かろりちゃんは食事の作法も綺麗だし外国語も話せるし、お裁縫だって……なので痩せたらスゴいモテモテになりそう。年齢設定が絶妙でいいのかな。
読了日:05月24日 著者:小田 ゆうあ
ジェントルマン (講談社文庫)ジェントルマン (講談社文庫)感想
山田詠美さんにしては控え目……? その分、青臭い無垢なところが強調されたような気がする。眉目秀麗、文武両道、完璧な優しさ……ジェントルマンにふさわしい漱太郎。しかしある嵐の日、同級生の夢生はヤツの本性を垣間見る。ここまで酷いヤツだとかえって魅入られてしまうのか。まぁ胸糞悪い展開ではあるけれど。なんとなく栗本薫さんの「真夜中の天使」の滝さんを思い出したりした。
読了日:05月25日 著者:山田詠美
溺れるナイフ(1) (講談社コミックス別冊フレンド)溺れるナイフ(1) (講談社コミックス別冊フレンド)感想
3巻まで無料で読んだけれどちょうどいいところで終わってる💦 まだ中学生だよねぇ、主人公カップル……でもお互いに惹かれ合うってこういうものなのかなぁ、と考えることにする。短い話かと思ったけどまだまだ先は長いのね😅 どこかで聞いたタイトルだと思ったら映画になっていたのか。
読了日:05月25日 著者:ジョージ 朝倉
生き烏賊白味噌漬け生き烏賊白味噌漬け感想
甲州味噌の話を読んだので味噌の話を読んでみた。
「白味噌漬けというものは元来高級品であり、且つ味噌そのものからが廉価ではないから、下らない魚類を漬けることは許されないわけである。」……でも烏賊は例外だと。美味しく作るポイントも書いてあるが私はやらない(笑) 
甲州味噌⇒https://www.onestory-media.jp/post/?id=1049
読了日:05月27日 著者:北大路 魯山人
昆布とろの吸い物昆布とろの吸い物感想
キメツの伊黒さんにぜひ召し上がっていただきたい一品✨
読了日:05月27日 著者:北大路 魯山人
悲しみの骸(1) (ジュールコミックス)悲しみの骸(1) (ジュールコミックス)感想
KindleUnlimitedで3巻まで。どういう結末になったのか気にはなる宗教絡みの話。庄司陽子さんてわりとこういう社会問題を扱った漫画を描かれる人だけれど、ちょっとコレにはついていけない感があった。
読了日:05月27日 著者:庄司 陽子
恋感想
「アザラシのように内気な青年」ってどういう比喩なのだろう? 少年アシベのゴマちゃんが浮かんでしまったけれど(笑) なんともまどろっこしい告白だったけれど、なんとなくその遠回り感にキュン💕となるのだろうか? 
読了日:05月27日 著者:渡辺 温
車感想
私が9歳の秋、父が仕事を辞め家族一同郷里の田舎へ引移る事に。まだ東海道鉄道は全通していないので横浜から神戸まで船で…なのに父以外は船嫌いで海を見るともう頭痛がするという。何も急ぎの旅ではないからとも人力車で五十三次の長旅! その中でも「椎茸」とひそかにあだ名をつけた車夫の思い出が綴られる。記憶は曖昧なものだけれど、この人が印象深いのはわかる気もするし、まわりが話していたことが自分の記憶として定着した可能性もあり……まぁ話半分に読むのがいいかもしれない😅
読了日:05月27日 著者:寺田 寅彦
車中有感車中有感感想
公共の乗り物でマナーの悪い人が近くにいたらそれはもうイヤな気分になるもの。松園が出会った姉妹と赤ちゃんは彼女の心を大きく動かす美しい人たちだった。見た目が洋風であれ、日本人としての美しさを失わない…今よりもっと西洋かぶれ(これも死語か?)だったであろう時代、天平美人にまで意識がいくのがまたスゴい(笑) 赤ちゃんの様子にまどみちおさんの「おみやげ」という詩を思い出した。https://rohengram799.livedoor.blog/archives/50598591.html
読了日:05月27日 著者:上村 松園
筋ト令嬢クーラ様~悪役令嬢に恋する暇なし!~【電子限定描き下ろし漫画付き】(1) (カルコミ)筋ト令嬢クーラ様~悪役令嬢に恋する暇なし!~【電子限定描き下ろし漫画付き】(1) (カルコミ)感想
相撲大好きな令嬢もいた気がするけど、こちらは乙女ゲームの悪役令嬢に転生したのは筋トレ大好き😆
ゲームの知識はあまりないのだが、筋トレ知識はいっぱいあるので、それを活かして?!過酷な運命を乗り越えるべく奮闘するムキムキ?令嬢の漫画。自宅で出来るトレーニングも描いてあるので親切だと思う(笑) 
読了日:05月28日 著者:樹生ナト
雨後雨後感想
今日は堀辰雄の命日だと知り、今は雨もちょっと止んでいるようなのでこのタイトルを選んでみた。6/20に「これでもう山小屋に雨に降りこめられてゐること一週間。」そして6/24にようやく雨があがる。梅雨時とはいえ、長い!

https://ameblo.jp/kogenbunko/entry-12853902077.html
読了日:05月28日 著者:堀 辰雄
自衛隊応援クラブPLUS vol.2 (雑誌)自衛隊応援クラブPLUS vol.2 (雑誌)感想
2015年発行。1月にイスラム過激派のISILの人質に日本人がなった。記事の小見出しに「生き残るには、環境に適応するために自らを変える勇気を持たなければならない。憲法を守っていれば生き残れるというのは全くの幻想である」とあった。奈良基地祭の様子は漫画レポで。資料館は「松林苑」というらしい。http://ki43.on.coocan.jp/injapan/heiki4/narak/narak.html
読了日:05月28日 著者:
昼の花火昼の花火感想
5/28は「花火の日」と聞いたので。19歳の主人公と4歳年上の女性が野球の試合を見物。1年前に大学4年生だった彼女と一緒に花火を見た記憶と野球場の今の自分たち。秋に結婚すると彼女に言われ、彼は「おめでとう」と返す。あー、多分、彼女はもっと彼に慌てたり悔しがったり怒ったりしてほしかったんだろうな、と思われ…が、彼の気持ちは違う。清い関係だったふたりは果たして恋人同士だったのか? 彼の心情は自分勝手のようにも思えるがなんかわかるような気もして、こういうのが山川作品だよな、と思う。昼メロっぽさがあって好き。
読了日:05月28日 著者:山川 方夫
ミシンと金魚 (集英社文庫)ミシンと金魚 (集英社文庫)感想
表紙とタイトル買い。認知症になったカケイさんのひとり語りなので、なかなかスムーズに読み進めることは出来ず、この人もみっちゃん、あの人もみっちゃん、みんなみっちゃん??? 介護してくれる職員はみんな「みっちゃん」なのに気づくのに時間がかかってしまった😓 村田喜代子さんの「エリザベスの友達」を思い出すような話。ミシンで生計を立てていたことはわかったけれど、タイトルにある金魚が出てくるのは後半で、これがまた悲しい出来事で…。自分が旅立つ時に掌にたくさんの花は見えるのか、お迎えはなんでやってくるのかなと考える。
読了日:05月28日 著者:永井 みみ
しあわせ鳥見んぐ (1) (まんがタイムKRコミックス)しあわせ鳥見んぐ (1) (まんがタイムKRコミックス)感想
BIRDER6月号の見どころ記事を読み、鳥見という言葉に反応して時代小説の鳥見役の話もいいが、活字を読むより先に漫画を……とコチラを(笑) バードウォッチングの漫画は初めてかもしれない。まんがタイムらしいというか、女の子のきゃいきゃい感がある漫画。近所ではムクドリはよく見るかな。あと鳩が多い気がする。

https://note.com/bunichi_books/n/n737c27e9d785
読了日:05月29日 著者:わらびもちきなこ
ホレおばあさんホレおばあさん感想
いいおじいさんといじわるじいさんの姉妹版みたいな、素直でやさしいよい娘にはちゃんとそれに報いたものが与えられる。でもどうしても「惚れおばあさん」と思ってしまって、いつまでも乙女なイケメンに心ときめかすおばあさんを連想してしまう😆 青空文庫で。挿し絵がたくさんあったらよかったのにな。

https://www.aozora.gr.jp/cards/001091/card59848.html


読了日:05月29日 著者:グリム
見開いた眼 [青空文庫]見開いた眼 [青空文庫]感想
私でも殺される!?可能性があるな……想像しただけでギャ~😱😱😱 となるけど、最後まで読んで犯人の正体を確認して下さい💦
読了日:05月29日 著者:モーリス・ルヴェル
胚培養士(はいばいようし)ミズイロ (1) (ビッグコミックス)胚培養士(はいばいようし)ミズイロ (1) (ビッグコミックス)感想
よく無料オススメにあるので読んでみた。こういう仕事もあるのか。胚培養士という国家資格はない。
「男性不妊」「高齢出産」……当事者になったことがないので何がわかると言われそうだけれど、身体も心も大事にして欲しい。主人公の過去は気になる。
読了日:05月30日 著者:おかざき 真里
正直不動産 (1) (ビッグコミックス)正直不動産 (1) (ビッグコミックス)感想
登坂不動産のエース営業マン・永瀬財地。売り上げNO.1だったが、とある地鎮祭で石碑を壊して以来、嘘が上手くつけなくなり……だから正直不動産なのか〜と。ドラマは観たことがない。4巻まで読んだけど、不動産関係の契約書ってすみからすみまでちゃんと読んたことがないわ💦 


読了日:05月30日 著者:大谷 アキラ
ごみをひろう 第1話ごみをひろう 第1話感想
ごみゼロの日なので🥸 しかし分別って難しい。掃除の仕事をしたことがあるけど、何でもかんでもゴミ箱に入れられる。可燃ゴミの中に缶やらペットボトルなんて当たり前だし。そして経費削減だからとゴミ袋の使用数も制限されたりしたなぁ。KindleUnlimitedで。
月刊廃棄物って雑誌があった
https://www.fujisan.co.jp/product/1231860/
読了日:05月30日 著者:町田洋
母親母親感想
娘の行動が理解出来なかった母親がある出来事をきっかけに自分もその渦中に……ずっと娘を心配してオロオロする母親の話なのかと思っていたが、読んだら違った。若杉鳥子は大正から昭和にかけて活躍した古河出身のプロレタリア作家。古河の豪商と神田の貸席の女中との間に生まれたが、すぐ古河の置屋•若杉はなの養女となったそう。その養家の近くの横山町柳通りに、「帰郷」の一節を刻んだ文学碑があるらしい。
読了日:05月30日 著者:若杉 鳥子
雌に就いて雌に就いて感想
タイトルがスゴい。226事件の夜に理想の女性について客人と語り合う様子は今でもどこかでありそうな光景だが、最後にエェッ!?となってしまった😱
読了日:05月30日 著者:太宰 治
アブノーマル・ラバーズ (角川文庫)アブノーマル・ラバーズ (角川文庫)感想
人は何をもって“変態”というのか、ノーマルとアブノーマルの境界線は? SMの女王さま、奴隷M、ロリータ、女装趣味に佐川君まで。うーん、思っていたほどの衝撃はなかったかな。これまで読んでいた小説やら漫画やらとの差異もないというか、やっぱりこういう気持ちなのか、って感じ。古い本だし、1冊くらい家田さんを読んで見たかったので。KindleUnlimited。
読了日:05月30日 著者:家田 荘子
昭和39年の俺たち7月号昭和39年の俺たち7月号感想
今回は特に面白いものがなかった気がする。谷ちえ子の『花の女子校数え歌』は懐かしかった(笑)
https://www.uta-net.com/movie/332416/
読了日:05月31日 著者:
妹に婚約者を譲れと言われました 最強の竜に気に入られてまさかの王国乗っ取り? 1 (B's-LOG COMICS)妹に婚約者を譲れと言われました 最強の竜に気に入られてまさかの王国乗っ取り? 1 (B's-LOG COMICS)感想
タイトルが長いな〜と思いつつ、2巻まで無料だったので。地道な努力を重ね王太子の婚約者になったのにワガママな妹が私が婚約者になりたい!と言い出し……結果、婚約破棄された公爵令嬢エリアナ。傷心のまま「竜の花嫁」(生贄)としてマグマに身を投げたはずなのに……な話。思ったより読みやすかった。エリアナの父親はあやしいし、婚約者だった王太子も軟弱野郎だと思う。
読了日:05月31日 著者:hi8mugi
暗夜の白髪暗夜の白髪感想
オバケを見てしまった人の話🥸 初めて読んだ作家さん(本職は作家ではない)だと思ったら何年か前にやっぱりオバケの話を読んでいた😅 沼田は日本陶彫の父•日本陶彫会の創始者でフランスのセーヴル陶磁器製造所で働くことを許された最初の日本人らしい。
読了日:05月31日 著者:沼田 一雅

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rohengram799 at 20:10│Comments(0)月刊・空のお城図書館 

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