2025年02月04日
紅梅雲便りNo.4:1月の本棚 2025 January
1月の読書メーター
読んだ本の数:106
読んだページ数:13826
ナイス数:2429
昭和の不思議101 2024-2025年 冬の男祭り号 (ミリオンムック)の感想
遊郭の特集の他、横浜メリーさん、青春小説、永井荷風などいつも以上に興味を引く記事が多かった気がする。目次はAmazonや楽天のサイトで確認できます。
読了日:01月01日 著者:
おしゃべりオコジョと秘密のアフタヌーンティー 霧摘み紅茶と日向夏のタルト ~冬毛のオーナーを添えて~ (メディアワークス文庫)の感想
思ったよりもページが進まなかった。ハンコ屋さんのアリクイさんの名前がチラリと出てきたりして懐かしかったけど、コチラは紅茶の専門店?に来店した人とスタッフのあれやこれや。アフタヌーンティーとかちょっと優雅に嗜みたいかもと思ってしまった。知らない紅茶やお菓子などまたメモるものが増えてしまった。KindleUnlimitedで。
読了日:01月01日 著者:鳩見 すた
つまらない住宅地のすべての家 (双葉文庫 つ 17-01)の感想
ドラマ化されていた。ご近所物語なのだが、家族構成やらなかなか覚えられず、またこの人の隣は誰だっけ?と最初の地図を何回も見返したり😅 オタな登場人物がヤバい方にいきそうな時、納戸に貼られた推しキャラのポスターを見た近所のおばあちゃんの「その着物、すごくすてきですね。その絵の女の子にものすごく似合っている」と彼女をほめてくれた場面が好きだなぁ。『ならば自分は、彼女に恥ない人間でいるべきなんじゃないだろうか。自分が罪を犯すようなことを、彼女に共有させてはいけないのではないか。』うん、その通り!
読了日:01月01日 著者:津村 記久子
一個人 2025年1月号 (2024-12-16) [雑誌]の感想
年内にカレンダーが欲しかったのでムーではなくこちらを買う(笑) 長野・松本市の美術稲荷社は知らなかった。神社密度日本一の聖地・壱岐の特集がよかった。読むだけならKindleUnlimitedでも。
(登録し直しました🙏)
読了日:01月01日 著者:
王子様などいりません! ~脇役の金持ち悪女に転生していたので、今世では贅沢三昧に過ごします~の感想
転生物だけれど恋愛要素より自立した女性の物語……? だいたいのパターンは踏襲している(笑)バスボムを作るのって楽しそう。えっ、これで終わり!?って思ったんだけれど……これからが面白くなるんじゃないの? 続編はナシなのかなぁ。面白く読んでいたので残念。KindleUnlimitedで。
読了日:01月02日 著者:別所燈
福本伸行自撰短編集 1 あの人のトランペットの感想
還暦前後の人なら懐かしく、わかる!わかる!なせつなさもあり、また頑張ってみるかなぁ、なんて思える短編集。表題作は特によかった。自分の意地のような頑張りが誰かの支えになっていたとしたら、それはやっぱり嬉しい。KindleUnlimitedで。
読了日:01月02日 著者:福本 伸行
球体の蛇 (角川文庫)の感想
KindleUnlimitedでイッキ読み。タイトルから想像していた内容とはかなり違っていて、最初はもう主人公はヘンタイなのだろうか😑と思ってしまった。本当に何が真実なのかはわからない。今も嘘も100回言えば本当にすり替わるような状態になっているし(憶測がいつの間にか本当の出来事として拡散される)……その人にとってはそれが事実になっている場合もあるし、脳なんて簡単に騙されると思うし、自分の目が歪んでいないなんて断言できないし…どう折り合いをつけて生活していくかなんだろうなぁ。作者のインタビューも読んだ。
読了日:01月02日 著者:道尾 秀介
茶粥地蔵: 小説・第7回立川文学賞佳作受賞作品 (スタジオ五百石)の感想
主人公の壱岐珠江(いきたまえ)は33歳で両親が経営している茶粥のお店で働いている中途難聴者。ある日、店にお地蔵さまがやってきて…!? 最初に内容がまとめられているので、内容はそれを読めばわかると思う。茶粥にドテラにお地蔵さん。三題噺が出来そう。生き字引みたいな人が今はいなくなった気がする。茶粥が食べたくなった。Kindle版無料。
読了日:01月03日 著者:ふじたごうらこ
『とばっちり令嬢』、お散歩中に断罪される ~ケーキの恨みは、ざまぁで晴らす~ (リブラノベル)の感想
表紙から、なにか楽しい三角関係が…!と思ったら違った😓 のんびりお散歩していた公爵令嬢ハンナは恋愛関係のお修羅場、令嬢の断罪場面で、無関係なのにお仲間扱いされ牢にぶち込まれてしまう。令嬢は悪役ではな冤罪ぽい。楽しみにしていた新作ケーキの発売日がダメになり怒り心頭なハンナは……という、水戸黄門を連想しなくもない物語。ハンナのヒミツ?については最後の方に明かされ、そうなんだ……で、まだまだ続くかと思ったらブッ!と終わり。デビュタントの話とかないの???と短くてガッカリ。
KindleUnlimitedで。
読了日:01月03日 著者:六花きい
餅のタタリの感想
ノドに餅を詰まらせて救急搬送!というニュースを読むとこの話を思い出してしまう。
https://ango-museum.jp/work-detail/?w_cd=0214
読了日:01月04日 著者:坂口 安吾
私の碁の感想
明日(1/5)が「囲碁の日」なので🥸 文人囲碁会に興味がある。次に読もう。囲碁のルールはわからないが🤣
読了日:01月04日 著者:坂口 安吾
文人囲碁会の感想
作風と碁の打ち方は必ずしも一致しないのか😅
https://ango-museum.jp/work-detail/?w_cd=0113
http://www.teinenjidai.com/manabu/monoshiri/r04/10_2/index.html
読了日:01月04日 著者:坂口 安吾
遺品博物館 (創元推理文庫)の感想
遺品博物館は、その名のとおり遺品を収蔵する博物館。生前に約束した遺品の寄贈を受けるため契約者の遺族の元を訪れるのは学芸員の吉田・T・吉夫。彼が収蔵品として選ぶのは死者自身の人生のみならず、遺された人々の人生にとっても重要な意味を持つ品々。ザマァな話もある8編。「故人は思い出され、振り返られることでこの世に繋ぎ止められます。死んでもなお、生かされるのです。でもそれは故人の記憶を持っている人がいればこそです」「あなたが死ねば、あなたの中のふたりも死にます。今度こそ、永久に」(P183)
読了日:01月04日 著者:太田忠司
碁と星空とカーテンとの感想
「囲碁の日」つながりで(笑) 「ドベネックの桶」理論なんてはじめて知ったわ。女学生が囲碁に夢中になり全国大会へ……麻雀の「咲」もそうだけれど(
※)オヤジっぽい(個人の感想です😅)ものに女学生が熱中する姿はなんか(・∀・)イイ!! 深夜アニメみたいにお風呂回があったのも笑った。しかし囲碁についてはわからないままだ🤣 Kindle無料。
(※)https://magazine.jp.square-enix.com/yg/introduction/saki/
読了日:01月05日 著者:日辻ひこ
紅玉の感想
戯曲なのかな、画家が楽しく子どもと遊んでいるのかと思ったらアレ……? 鏡花の世界は私の中ではシャガールの絵と同じ感覚。タイトルから最初、リンゴの話かと思っていた😓 指輪が出てきたからルビーのことだと思われる。
鏡花作品は読みにくいので、なろうの現代語訳versionで読ませてもらいました。感謝! 鏡花の世界は私の中ではシャガールの絵と同じ感覚。
https://ncode.syosetu.com/n8160fn/
読了日:01月05日 著者:泉 鏡花
メデューサ デジタルファンタジーの感想
巳年だし〜バレエのメデューサの動画を見たらなんとなく(笑)
https://youtu.be/i9sAjrQ_qH0?si=fQgKbSFzfoSIWco7
もう少し顔の向きとか変化があったらよかったかも。横顔とか。ヘビが嫌いな人には当然ながらムリ😅 KindleUnlimitedで。
読了日:01月05日 著者:茶屋萬衛門
或る引きこもり伯爵の最愛~不本意な同居からはじまる永遠の恋~の感想
閑静な森の中の古城を三食付きで1部屋貸してくれる!という新聞広告に飛びつき、お金も払い城にやってきたけれど、どうも広告とは違うようで……その城の主人ではなく彼の執事が勝手に広告を出していたらしい。おしゃべりというより天然っぽいヒロインとワケアリなナイスバディ(笑)のイケメンの言葉足らずで不器用な物語。ヒロインにはお約束のゲスいクズらがついています。KindleUnlimitedで。
読了日:01月05日 著者:泉野ジュール
やまのディスコの感想
中日新聞の絵本プレゼント記事でこの絵本を知る。表紙がたまらん😄
読み聞かせ動画で。ハチの巣のミラーボールってイヤな予感しかしないかったけど、やっぱり🤣🤣🤣
https://youtu.be/HXfcpYvPa7I?si=LQddHS3zAQlXbvIq
なぜか「みんなのうた」の『赤鬼と青鬼のタンゴ』を思い出した😁
https://www.uta-net.com/movie/31599/
読了日:01月06日 著者:スズキ コージ
祖国に見捨てられて隣国に嫁いできましたが、勇猛端麗な皇太子殿下に寵愛されています~生け贄令嬢の幸せな結婚~ (夢中文庫プランセ)の感想
王家の血縁には精霊の加護がある…そんな国で暮らすガイズウェル公爵の養女グレースは王命により隣国の皇太子レオンに嫁ぐことに。隣国から停戦の条件は『王家の血を引く令嬢との婚姻』だったが、精霊の力の流出を避けるため隣国を騙す形で王家の血を引かないグレースを差し出すことにした。嘘がバレたらと怯えていたがレオンは彼女に一目惚れだったんじゃなかろーか。早く精霊の加護を持つ子どもを!ということで婚前交渉もOK!作者さまはここに力を入れたのか?🤭いくつかのナゾが明かされる場面で養父が思ったよりヤバいヤツだとわかる😱
読了日:01月06日 著者:佐木ささめ,御子柴リョウ
かすかな声の感想
『議論とは、往々にして妥協したい情熱である。』
青空文庫で。
朗読動画ではこちらがよかった。声の感じとかスキ🩷
https://youtu.be/RsbiZERLIxA?si=uodJQTn0e8AwwClh
読了日:01月06日 著者:太宰 治
毒女、誤って王太子をオトす (LUNA文庫)の感想
表紙とタイトルが面白そうだったので。伯爵令嬢のベラドンナは「毒草」を食べるのが大好き!ベニテングダケもすごく美味しいらしいしのでこういう人がいてもおかしくはないが、彼女は耐性があるので無傷(笑)そんな彼女のもとに面識のない王太子から突然縁談が。大好きな植物研究を続けるために彼女が思いついたのは友人のウィルに純潔を奪ってもらうことだった……コミカライズも悪くなかった。思っていた以上にアダルトなコメディだった🤭🤭🤭
KindleUnlimitedで。
読了日:01月06日 著者:葛城 阿高
ワタルがわらったの感想
こちらの記事を読んでYouTubeで。
https://note.com/yuka8/n/nac20c2504017
【脳に障害。意思疎通も困難。でも彼が笑うからヒーローは生まれ…特支の少年たちの20年】
https://news.line.me/detail/oa-nagasaki/395jfod28rgq
さくらンダー、ラインスタンプもあります🐥
https://store.line.me/stickershop/product/1182959/ja
読了日:01月06日 著者:アトリエ UNO
稀代の悪女に仕立て上げられた私、冷徹大公に拾われる (ベリーズファンタジースイート)の感想
公爵令嬢ルイーズは、婚約者である皇太子に「皇族殺し」の罪を被せられ悪女に仕立て上げられ、幽閉先へ移動中に魔獣に襲われて……💦 記憶を失った彼女を救ったのは、辺境を治める冷徹大公と言われるアレクサンド。ルルと名前を変え、彼の屋敷で侍女として働くことになり……後半にファンタジーが待っていた😄 ルイーズの父親がいい人でよかった。
読了日:01月07日 著者:白亜凛
ただ静かに消え去るつもりでした (ツギクルブックス)の感想
母が亡くなってからわずか2か月で父は愛人とその娘を我が家に迎え入れた…同い年の義理の妹フィオナは幼なじみでずっと好きだったセブランに目をつけ……😱 父親の考えていることがよくわからない。婚約までした彼もアホ過ぎていらないが。ヒロインは大学進学をするふりをして卒業式の日に家を出た。さぁ、美しい島での新しい生活が始まるわよ!なところで終わり!? 続きは? ヒロインに恋しているであろうイザークはどうなるの???
読了日:01月07日 著者:結城芙由奈
Cinema★Cinema No.115[雑誌]の感想
KindleUnlimitedで。
ゴローちゃんとベルばら新作アニメの記事を読んで満足する(笑)
読了日:01月08日 著者:
小悪魔JKサイコ第10話 (peep Comics)の感想
気がついたら10話まで出ていた。アホな男にもしっかりお仕置きして、ライバル視?されていたコもイチコロ(笑)にしてしまう心春ちゃん✨ 次はインフルエンサーとどんな闘いが? ワクワク💕
読了日:01月08日 著者:三石メガネ,peep,古場みすみ
TROIS トロワ 恋は三では割りきれない (角川文庫 い 60-5)の感想
石田衣良・佐藤江梨子・唯川恵の三人のリレー小説。それぞれ誰を担当したのかわからないけれど、昼メロ的な、予想通りの展開というか。このメンバーでこの設定ならそうなるな、と思う話。歌手を目指すエリカのバックボーンがなんか中途半端になってしまってそこがちょっと。歳上の女性と若いコの間でフラフラするヤローがトレンディドラマ全盛期の石田純一で脳内再生されてしまった(笑)
KindleUnlimitedで。
読了日:01月08日 著者:石田 衣良,佐藤 江梨子,唯川 恵
卑怯者の感想
義を見てせざるは勇無きなり(ぎをみてせざるはゆうなきなり)……この言葉が浮かんだが、この主人公はど自分勝手でおこりんぼな不平屋で野次馬的な……予測出来たことではないのか? なのに止めないし、どこかで子どもが起こすその出来事を待っていたようで……炭治郎に「逃げるな、卑怯者!」と怒鳴ってもらいたくなった。
読了日:01月08日 著者:有島 武郎
詩と詩集の感想
『検温器と花』というのは北川冬彦の詩集らしい。https://bookmeter.com/books/3448094
読了日:01月08日 著者:仲村 渠
あなたが眠るまでの物語 (メディアワークス文庫)の感想
緩和ケア病棟の看護師・倉田さん。余命宣告をうけた患者さんのケアをし、その最期の時まで寄り添うのが仕事。そして売店でバイトしている青年の語りが交互になっていることに気がつくまでに時間がかかったのは集中力がないからか😑 患者さん本人になったとしても身内だとしても医療従事者だとしても、どの立場でもきっと考えてしまうだろうな、という疑問が綴られていて、そんなの簡単に言えないよなぁ、と。「やがて目覚めない朝が来る」(大島真寿美)って本があったと思うけれど、1日一回はこのタイトルを思い出したりする。
読了日:01月08日 著者:遠野 海人
死者からの手紙の感想
主人公は広告代理店営業担当。不平不のある日、上司から満月山への取材を依頼される。取材先の山の麓の半月村には死者からの手紙を届けてくれる「ミツツキ様」という神様が奉られている琥珀の祠があるらしい。その取材先で……なファンタジー系の話。横書きにしたのはなぜなんだろう? レイアウトがちょっと読みにくかった。
多分、アニメ「シゴフミ」みたいな話かと思ってダウンロードしたんだろうなぁ😅
https://sp.b-ch.com/titles/1130/001
読了日:01月08日 著者:三ツ木 あずさ
スカートのアンソロジー (光文社文庫)の感想
自分が「スカート」からイメージしてなにか書くとしたら……という素人の考えからはかなり離れた作品が多かったように思う。カバーイラストが可愛い過ぎた?🤔 いささか期待ハズレではあったけれど、
「ススキの丘を走れ(無重力で)」(高山羽根子)が一番好きかな。「本校規定により」(中島京子)は高校時代の服装検査を思い出した。不良は長いスカートだった時代🤣
読了日:01月09日 著者:朝倉 かすみ,北大路 公子,佐藤 亜紀,佐原 ひかり,高山 羽根子,津原 泰水,中島 京子,藤野 可織,吉川 トリコ
シネマスクエア vol.151 (2025-01-04) [雑誌]の感想
ベルばら新作アニメのインタビュー記事を読むために(笑)
しかし他の映画も気になり(観るかはわからない)
映画『奇麗な、悪』原作の中村文則の「火」が収録されている「銃」と「35年目のラブレター」を買ってしまった。KindleUnlimitedで。
◆『35年目のラブレター』映画公式サイト https://35th-loveletter.com/
◆映画『奇麗な、悪』公式サイトhttps://kireina-aku.com/
読了日:01月09日 著者:
三人の訪問者の感想
擬人化された「冬」「貧」「老」。最後の「まだ誰か訊ねて来たような気がする。それが私の家の戸口に佇たたずんで居るような気がする。」に続く文章がまたいい。朗読動画もいくつか視聴したけれど、男声がやっぱり合うのかな。寺島尚正さんの朗読⇒
https://youtu.be/WNumFV1P_xM?si=Y_-lFADSll1Q2jDG
読了日:01月09日 著者:島崎 藤村
危し!!潜水艦の秘密 山本周五郎集 (古典名作文庫)の感想
特撮モノのタイトルみたいだ(笑)と気になったので。周五郎って時代小説のイメージが抜けないのでたまにこういうのを読みたくなる。暗号メモを拾ったことにより起きた事件。青空文庫で。
https://search.app/GzMgbsmXcnwG1kr38
読了日:01月09日 著者:山本周五郎
かたくりの感想
カタクリの群生地ってアチコチにあるけれどどこで見たのかな。景子さんがどのような立場の人なのかわからないけれど。『景子来なばかたくり掘りにゆくべしと空しく待ちてすごせし日ありき』最後の一文。かたくりの花はちょっと下向き加減。花言葉は「初恋」「嫉妬」「寂しさに耐える」なので、この話が余計にせつなく感じられる。
カタクリ群生地 – 柏市観光協会 https://search.app/14KqwisFDKMHYSsE8
水野葉舟資料展 https://search.app/D8eKiEZjQoHwEJL4A
読了日:01月09日 著者:水野 葉舟
ダセェと言われた令嬢の華麗なる変身【完全版】 (アマゾナイトノベルズ)の感想
タイトル通りの内容(笑)クララベルにはアランという3歳年上の幼馴染の婚約者がいたが、都会の学校に行きお約束通り変わってしまった。婚約者と同じ期間に学園に通いたい一心で「ラビット(飛び級)」として一年早く入学したのに。事情を聞いた生徒会のメンバーは望むのなら生徒会に入って自分を磨く術を教えてあげると言って…恋愛要素は薄目かな。外見も内面も頑張って変わっていく姿を丁寧に書いている分、ちょっと飽きてなかなか進まなかった。とんでもない両親に長兄、アホな元婚約者など役者は揃いすぎているかも。
読了日:01月10日 著者:美輪 伊織
ケチる貴方 (講談社文庫 い 163-1)の感想
本屋さんで見つけてタイトル買い。金太郎のようにガッチリ、ムッチリな主人公。なのに、極度の冷え性。体温があがる方法がソレ!?な第44回野間文芸新人賞候補となった表題作と、第38回大阪文芸賞受賞の脂肪吸引をテーマにした「その周囲、五十八センチ」の2作収録。作者さんは建設業界の人と知り、納得。読みにくくもないけど、ちょっとズレているような、なんだか不思議な感覚の話。
『群像』エッセイ集|陰毛スプラウト/石田夏穂|tree https://search.app/HkprWF9inS6fN2pP7
読了日:01月10日 著者:石田 夏穂
木崎夫婦ものがたり 旦那さんのつくる毎日ご飯とお祝いのご馳走 (富士見L文庫)の感想
コレはタイトルが違う方がいい気がする。表紙も。なんだかチャラい、軽い雰囲気に思える。たしかにちょっと夢見がちな人間関係かな、そんなにうまくはいかないだろ、と思うのだけれど、主人公が「書く」ということについて悩んだり考えたりする姿にはナニかを書いたことがある人、書きたい人はうなづく場面があるんじゃなかろうか。ここで入れるのか、とこま切れの句点の打ち方も主人公のその時の思考のリズムなのかな、と思った。ダンナさんはたしかに料理上手で羨ましいし、悪い人ではないけれどこういうタイプの人とは暮らせないだろうなぁ。
読了日:01月11日 著者:古池 ねじ
茶の間はガラあきの感想
『第三次世界戦争があるか、ないか。いつ起るか。どこのウチの茶の間の話も、日に一度ぐらいはそれにふれずにいられないような昨今である。そして、どこの茶の間の結論も、要するに「和戦両様の構え」らしい。』で始まるのに、なぜタイトルが『茶の間はガラ空き』なのか……なんか今も変わらないような気もするし……世界平和とはなんぞや?😑😑😑
読了日:01月11日 著者:坂口 安吾
子ども嫌いな私のアパートに、座敷童が住んでました。 (メディアワークス文庫)の感想
私も子どもは苦手だなぁ。座敷童子の正体がわかった後の展開が出来すぎだろうとなんだろうと救われる。そして主人公にモテキ到来か!? これが一番のご利益だったりして(笑) 作中に出てきたアニメが見たい!
読了日:01月11日 著者:鈴森 丹子
【Amazon.co.jp 限定】地味令嬢ですが、暴君陛下が私の(小説の)ファンらしいです。(ペーパー付き) (NiμNOVELS)の感想
タイトル通り「俺のそばで、その命が尽きるまで書き続けろ」とごーまんかましてよかですか?な暴君と名高い皇帝は家族にも内緒の覆面作家エリスの大ファン。夜会で突然連れ去ら、れそのまま始まる軟禁執筆生活。しかし冷酷だが顔がいい皇帝にエリスの筆も乗っていき……「陛下は私(の創作)にとって、なくてはならない特別な人ですわ」となる。
ロマンス小説から始まる恋もある!?オマケ?の話も面白かった。「新婚旅行」が好き。イラストはちょっとイメージとは違うかな。KindleUnlimitedで。
読了日:01月12日 著者:sasasa
病弱令嬢ですが、生きるため稀代の悪女をやりきります!~敵対していたはずの次期公爵様と溺愛結婚することになりました~の感想
四大公爵家のうちの一つであるローデン家の令嬢・リリージア。彼女は稀代の悪女と呼ばれ、他の貴族からも忌み嫌われていたが、それは命を守るため。一度コイツは役立たずの無能と見限られたらそれが子どもであろうと文字通り切り捨てる、悪魔のような父に殺されないためだった。敵対するフィリスト公爵家の長男・ゼインとの婚姻を皇帝に要請され嫁ぐことになり……ちょっと病弱設定にムリがある気はしたけど、なかなか面白く読めた異母兄がいい人だったし🤭 イラストはもっと大人っぽい雰囲気の方がよかった。KindleUnlimitedで。
読了日:01月12日 著者:十帖
生まれいずる悩みの感想
教科書に載っていた部分しか知らないので、全体の話を知りたいと思い、青空文庫で。ものすごく人を観察、推察しているのだなと思うけれど、文章に嫌らしさがないというか、一緒にのたうち回っているような気もする。それを自己満足な文章と思う人もいるかもしれないが。なんとなく薄い毛布のせつないあたたかさややさしさを連想。「ほんとうに地球は生きている。生きて呼吸している。この地球の生まんとする悩み、この地球の胸の中に隠れて生まれ出ようとするものの悩み――それを僕はしみじみと君によって感ずる事ができる。」紙本でも読みたい。
読了日:01月13日 著者:有島 武郎
もうひとつの夏休み。 (ピュアフル文庫 ん 1-9 ピュアフル・アンソロジー)の感想
『いつかふたりで』(草野たき)『プルートへようこそ』(前川麻子)『田園の城』(藤堂絆)『アイム・ノット・イン・ラヴー劇団・北多摩モリブデッツの夏休み』(沢村鐵)『青田わたる風』(香坂直)『東京シックスティーン』(芦原すなお)。沢村さんの話が一番好き。芝居をはじめた理由とやめた理由。『田園の城』の「思いは強くなるだけで、どうやっても自分の体から出て行かなかった。だから、こうやって音符にしたの。音楽にすれば、ね、いつでもこうやって体の外に出せるでしょう。何度も何度も思い出すことが、できるでしょう」も好きだ。
読了日:01月13日 著者:芦原 すなお
人が人に(青空文庫)の感想
「人が人に砂をかけるから/心が心に砂をかけるから/砂をかける人/かけられる人/かけられたからかけ返す/かけ返すからまたもどって来る」
短い詩。中野鈴子 ⇒https://search.app/RWhRkFHWDz9DSSvq9
読了日:01月13日 著者:中野 鈴子
〔月光の鉛のなかに〕の感想
今日は満月だと聞いて……三行詩だった。『月光の鉛のなかに/みどりなる犀は落ち臥し/松の影これを覆へり』意味をつかみかねて検索していたらコチラを見つけた。賢治とは関係ないけどφ(..)メモメモ(笑)
月の光のように生きたおじさんの物語 | 特集『月光荘おじさん』vol.1|ぼくのおじさん https://www.mononcle.jp/feature/gekkoso/3742/
読了日:01月14日 著者:宮沢 賢治
今、ふたたびの京都: 東山魁夷を訪ね、川端康成に触れる旅の感想
川端康成と東山魁夷、ふたりが一緒にいる写真を見てもなんだか違う時代に生きた人の印象がある。東山魁夷の画を眺めるのがメインで買った本。なのでまずは画を堪能。藍川京先生が京都が好きで、よくブログに旅行写真をあげてくれるので、あ、見たことがある!とか修学旅行で行った気がすると思いながら(笑)その後に文章を拾い読みしたけれど、やっぱり小説は小説として読んだ方がいいだろうなと思った。その後にまた画を見るのがベターかなと。いつになるかわからないが、やはり東山魁夷はいい✨
読了日:01月14日 著者:東山 魁夷,川端 康成
恋を恋する人の感想
『自分はお正の恋人であるがお正は自分の恋人でない、ただ自分の恋に深い同情を寄せて泣いてくれた柔しサを恋したのだ。そして自分は恋を恋する人に過ぎないと知った。実に大友はお正の恋を知ると同時に自分のお正に対する情の意味を初めて自覚したのである。』……「お正さん」が「おまささん」ではなく「おしょうさん」とフリガナがあるので、彼女が何を話しても「和尚さん」が話している姿を連想してしまい、話を真剣に読めなくなってしまった😂
読了日:01月14日 著者:国木田 独歩
一本のわらの感想
わらしべ長者……?
藁しべ長者|奈良大和路の花の御寺 総本山 長谷寺 https://search.app/A1JsdLip2Xw1tcCp7
読了日:01月15日 著者:楠山 正雄
この夏のこともどうせ忘れる (ポプラ文庫ピュアフル ふ 4-7)の感想
『空と窒素』は「コレよ、コレ!」あけすけなカラダの関係のBLよりこういうお耽美さを求めていた!昔雑誌で読んだ話に「不透明ななにか」という表現があったがこの言葉を思い出した。余韻に浸るため次の話は翌日に。『生きのこり』⇒「記憶は地層に似ている。この思い出はいつのものかしら、とわからなくなったたら、そこらへんに埋まっている男の子のことを考えればいい。ああそっか、この人がいるってことは、一年生の秋だな。初めて彼氏ができた中学一年生の頃から、私の過去は、そういうふうに蓄積されている。(P169)」ココもスキ😁
読了日:01月15日 著者:深沢 仁
明治の日本旅行 AIカラー化シリーズの感想
KindleUnlimitedで。カラーになると印象がだいぶ違う。やはりお寺とか神主さんとかは珍しかったのかな。子どもと女性の写真も多い。
読了日:01月17日 著者:Pearbook編集部
光の王子様と陽気な村娘 光属性の彼が触れられるのは闇属性の私だけ!? (リブラノベル)の感想
国で一番愛され、誇りに思われている光属性の王子ジリオン。しかしその力があまりに強く、闇属性の人間しかふれあえない。そんな人物、しかも年頃の村娘を発見!エルベラは自分でいいのかと思いつつ、やるからには最高の王妃を目指す! チラリと足見せの表紙だったので、コレはエロさが売りなのか?と思っていたらかなり早い段階でおいおい……🤭 いやぁ、ふたりとも真面目な分、閨事に対しても熱心で、そんなにページ数を費やさなくてもいいのに、という気もしたけど、なんだか許せてしまう(笑)イヤなヤツが出てこないのもよかった。
読了日:01月17日 著者:鈴木レモン
アカイロフラグ (角川コミックス・エース)の感想
Summerは心霊スポットで食事することが日課の少年とユーレイ!?、Autumnは戦時中に広島から疎開してきた少年と異国の血が入った少女、Winterは兄を慕う流行のモダン服に身を包んだ少女が、Springではエロ本を求めて少年少女が工場地帯を冒険……していたはずなのに……?な春夏秋冬の恋のタマゴのような物語。オールヌードは芸術でエロくはない、うん、わかるぞ😆😆😆 女の子も男の子も作者の描く人物はみんな見た目も性格もカワイイ
のだ!
読了日:01月17日 著者:押切 蓮介
勇者な王太子殿下が魔王に呪われましたが私が即座に口付けします~報酬に3食とおやつと昼寝付き生活ありだと思う~ (リブラノベル)の感想
タイトルから王太子は何回も魔王に呪われてその度に……なのかと思っていたらそうじゃなかった。最初にすでにタイトル回収って感じ。そのあとのふたりの関係がどう変わるかを楽しむ話? 短いしスキマ時間を利用して読むにはいいかも。KindleUnlimitedで。
読了日:01月17日 著者:紬夏乃
森が呼ぶの感想
真夏に蚊がいっぱい出てセミが煩い時期に読まなくてよかったと思った。あと自分の想像力のなさ、虫に対しての知識もなくてよかったと思った。だいたい閉鎖された村っておかしなしきたりがあるものだけれど、人が怖いというより意思疎通が出来ないモノが集団、集合体で……とか気色悪い💦 虫がキライな人は要注意😓
読了日:01月17日 著者:宇津木 健太郎
ある少年の正月の日記の感想
元日から7日までの日記のようなもの。お姉さんがいる少年だとわかる。ちょっとヌケているところがあって(先生に年賀状は出した方がいいぞ)そこもまたほほえましい気がする。寒鮒釣りに誘われたが「新年早々、殺生するのはいやだ」といって誘ってくれた勇ちゃんとふたりでボール投げをして遊ぶとかイイ! 青空文庫で。
読了日:01月18日 著者:小川未明
人生に疲れた最強魔術師は諦めて眠ることにした (ビーズログ文庫)の感想
イラストとキャラがあんまり一致しなかった。帝国最強の魔術師フィオナは、毎日酷使され寝不足だしすっかり疲れ果てていた。もう楽になりたいと敵国に囚われ処刑されても構わないと思っていたのに、敵国の最強騎士マティアスに保護され甘やかされる毎日。フィオナの過去が辛い。少しダラダラ感があって長いわりにはう〜んなところも。うまくまとまって終わったけど続編があるらしい。多分読まない😅 KindleUnlimitedで。
読了日:01月18日 著者:白崎 まこと
お雑煮合戦 食堂のおばちゃん(17) (ハルキ文庫 や 11-19)の感想
はじめ食堂も値上げをすることに。それでも安いと思うけどなぁ。外国人観光客のマナー問題や受け入れる側の準備や心構え。地方の小さい店屋さんも大変なのかな。新しい常連さんも加わり、嫁姑でネトフリの「悪役女王」を楽しむ年末(笑)皆さん、今年もまた元気にご活躍を!と思った。
読了日:01月18日 著者:山口 恵以子
銃 (河出文庫)の感想
ベルばら新作アニメの記事を読むために買ったシネマスクエアに『奇麗な、悪』の記事もあり、公式サ原作が中村文則さんの「火」だとあったので興味を持ち読む。 https://kireina-aku.com/ 『銃』は偶然「銃」を手にした大学生の話。銃の美しさに魅せられ、やがて撃ちたい欲求が……。「火」はカウンセリングを受けている女の話。ひとり芝居や朗読劇で見聞きしたいような話。彼女の最後の言葉は『銃』の大学生・西川にも通じるような気がした。
「わたしは、生きていても、いいでしょうか。」
読了日:01月19日 著者:中村 文則
森の絵の感想
有名な画家の作品でなくとも心惹かれるものを手に出来るのはやはり素敵なこと。一枚の絵から広がる世界。青空文庫で。
読了日:01月19日 著者:寺田 寅彦
ヴンダーカンマー 最恐小説大賞の感想
タイトルと表紙が気になりKindleUnlimitedで。
ヴンダーカンマー(Wunderkammer)の意味がわからず検索⇒ドイツ語で「驚異の部屋」を意味する言葉。自然物や人工物など、珍しいものを集めて展示する博物陳列室を指し、現在の博物館の前身ともなっている。内容は厨二病っぽいと言えばそんな感じもするし、表紙から期待したホラー感やイヤミス感はイマイチかなぁ。迷宮入りした猟奇殺人事件を思い出す場面があり、被害者の方々のその後を思った。
読了日:01月19日 著者:星月渉
ぞなもし狩りの感想
大分合同新聞だから温泉の話題になったのか。『坊っちゃん』に関して「名が知られてはいるものの、実際に読んだ者の少ない小説として有名だ。少し違って、読んだ者は多いのだが、内容をうまく記憶できない小説として名高い。しかも本人は、ちゃんと読んだと信じ込むのだ。」に確かに!と思ってしまった。今日は大寒。温泉いいな。そう言えば忌み言葉のひとつとして「別府に行った」というのがあるらしい。私も祖父が亡くなった時に「下部(しもべ)の温泉に行ってウチにいないみたい」と母と話した。ヒロシマにタバコを買いに行くもあるらしい。
読了日:01月20日 著者:円城塔
王弟殿下の拾いもの~亡国の王女は深愛に包まれる~ (夢中文庫プランセ)の感想
小国エクタの王女だったラディカは、大国ギハーンに国を滅ぼされ一緒に逃げてきた母は亡くなってしまう。魔石を探索できる能力があったがそれを利用され、命の危険と隣り合わせの日々。「今しかない」と逃げようとしたところで、敵の弟・セイルに目を付けられてしまい……魔石に呪石、ちょっとややこしくはあったが、悪役魔術師がいかにも、な雰囲気でわりとお気に入り(笑)表紙イラストのヒロインはちょっと私のイメージとは違うかなぁ。KindleUnlimitedで。
読了日:01月20日 著者:なとみ,赤羽チカ
側妃になったけど、別に愛さなくていいですよ? ~他力本願な妃はぐーたらライフを送りたい~ (リブラノベル)の感想
50代から異世界転生したバルバラ。国王の「第四側妃」になったが、子どもに恵まれないガンドル王と正妃の力になり、待望の世継ぎが誕生するのだが…。転生したのは過去の結婚・出産・子育てなどの知識を持つヒロインでないと話が進まないからだったのかな。表紙になんで殿方がふたり?と思っていたけれど、読み進めて納得。でもえー、なんでフェリックスとのハッピーエンドじゃないの? ここはちょっと不満。当て馬、噛ませ犬みたいな扱いはひどいぞ!と思った。国王は魅力的に思えなかった。KindleUnlimitedで。
読了日:01月20日 著者:小針ゆき子
放課後。 (ピュアフル文庫 ん 1-5 ピュアフル・アンソロジー)の感想
田舎はキライ、都会やパリに憧れる女の子が主人公「ランチタイム」、不器用で相手にうまく気持ちを伝えられない男子の話・「月の望潮」、22歳になった親友ふたりの再会は……の「放課後の約束」、革靴を作る年上の彼女に恋をした男子の「彼女の不機嫌そうな革靴」、放課後におしゃべりした秘密の友だちの正体は…な「ゴセイト」(コレが一番よかったかな)、作者の体験? 道草ばかりしていた幼い頃を語る「道草少女」。うーん、『もうひとつの夏休み』にくらべるとイマイチで中途半端な終わり方だったり納得できなかったりでちょっと残念な1冊。
読了日:01月20日 著者:梨屋 アリエ,草野 たき,深沢 美潮,川上 亮,中島 京子,折原みと
さようなら、私の冷遇生活~パーティーで声をかけてきたのがヤバい男だった件~ (リブラノベル)の感想
マジでヤバすぎるだろ、コイツ! お約束の父親は愛人連れ込み、性悪でお馬鹿な義妹、なんだけど、そんなのはまだ小者だったなって感じ。冷遇され過ぎて自己評価が低いヒロイン、なんだか洗脳されてのハッピーエンドみたいに思えてうーん……モヤモヤしてしまう。ずっとまた捨てられてしまうかも、という気持ちが消えないんじゃないかなぁ。恋愛より従属関係になりそう……まぁふたりがいいならそれで😅 KindleUnlimitedで。
読了日:01月20日 著者:頼爾
雪の一日の感想
3月20日、春の雪がずんずん積もる。「あなたなぞもなるべく戯曲をお書きにならないで、小説風の読み物類をお書きくださいませんか。戯曲も結構ですが、なんといっても戯曲を読むものは少数で、大部分は小説を喜びますから、それらの人々を慰めてやるというお考えで、努めて多数をよろこばせるよう
な物をお書きください。」信州生まれのT氏のこの話を思い出し、コレをネタに随筆を仕上げる先生。 子どもの頃は雪の日が多かったけれど、今は本当に少なくなったなぁ……そんな風に感じる場所に住む自分……豪雪地帯の皆さんに申し訳ない😓
読了日:01月21日 著者:岡本 綺堂
Another(1) (角川コミックス・エース)の感想
アニメを見ていたので懐かしくなり、そうそう、こんな話だったなと。
読了日:01月21日 著者:綾辻 行人,清原 紘
初恋の皇子様に嫁ぎましたが、彼は私を大嫌いなようです1 なんせ私は王国一の悪女ですから (フェアリーキス ピュア)の感想
彼が私のことをキライなのは悪女だと信じているから……噂を信じちゃいけないのよ、皇子さま! メガネ男子が好きなので表紙で選んだ(笑)KindleUnlimitedで。続編があるらしいけど、心通わせたふたりがイチャイチャするのはお腹いっぱいになりそうだから、ここでSTOPでもいいかな〜ちょっと迷う。
読了日:01月21日 著者:水野沙彰
にゆうの感想
変わったタイトルなので読んでみた。主人のかわりに招待された家に行ったのはいいが、少し変わり者?な弥吉は庭をめちゃくちゃにしたりいろいろやらかす……骨董品、古道具の傷のことを「にゆう」というらしい。◆にゅう(落語散歩678) http://sakamitisanpo.g.dgdg.jp/nyuu.html
読了日:01月21日 著者:三遊亭 円朝
ぞうとねずみのおはなし (アポロのAIart絵本)の感想
生まれた時からももいろのぞうさんと、生まれた時からももいろのねずみが出会ってサーカスで活躍して、それから……。なんとなく物語としては中途半端な気が💦 絵は綺麗というかカワイイ。
KindleUnlimitedで。
読了日:01月21日 著者:アポロ
喫煙癖の感想
毎月22日は禁煙の日なのでタバコに関する話を……でコチラを青空文庫で。副流煙って迷惑なのよ、やめてよ!かと思ったら、乗り合わせたふたりにはご縁があったようで……この後はどうなったのかな!?と気になる(笑)
◆昔はタバコも薬だった!?
https://www.tpa-kitatama.jp/museum/museum_71.html
読了日:01月22日 著者:佐左木 俊郎
タバコとマントの恋の感想
青空文庫と朗読動画で。
https://youtu.be/KfLQ6qnE21M?si=1aiznqVt0IjTv9_J
「相対界」なんて初めて聞いた気がする。
https://search.app/i778kt7yX5w3KMib8
読了日:01月22日 著者:中原中也
煙草の歌の感想
阪を上りつめてみたら、
盆のやうな月と並んで、
黒い松の木の影一本……
私は、子供らが手をつないで歌ふ
「籠の鳥」の歌を歌はうと思つた。、/が、忘れてゐたので、/煙草の煙を月の面おもてに吐きかけた。/
煙草は/私の/歌だ。……という短い詩。おつきさまを煙に巻く!? この人は20代で亡くなっていた。絵も描いていたようです。富永太郎の画業 http://yarimizu.blue.coocan.jp/taronoe.html
読了日:01月22日 著者:富永 太郎
あなたを解放してあげますね! まずは婚約解消を目指します (フェアリーキス ピンク)の感想
公爵家の一人娘ユーフェミアは副将軍のヒューゴに彼に思いを寄せていたので、政略結婚でもいいと思っていた。が、ヒューゴが別の令嬢と抱き合っているところを目撃してしまい、それが元婚約者だとわかると彼の幸せのため身を引こうと、神殿の庇護のもと家を出て東の公爵領へ向かう。彼女の失踪を知ったヒューゴは後を追うが…。なんかヒロインがムダにモテモテなのがうーんだったかな。ヒューゴが無表情な理由とかそれなりに考えられてはいるのだろうけれど、どこかチグハグな印象も。
読了日:01月22日 著者:須東きりこ
小さな王子さまの感想
子ども向けに書いてあるかなと思ったけれど、違ったようだ……やっぱり難しくてワカラナイ😅 キツネとの会話はスキ。KindleUnlimitedで。
読了日:01月22日 著者:宗田光一
この度、狼男子⁉を飼うことになりました (スターツ出版文庫)の感想
表紙とタイトルからもし薔薇系であったとしてもスターツ出版だからハードではないはず…と読(笑)
狼男子!?となっていたのはへんし~ん!するけれど、それはLOVEよりLIKEの最上級のようで、またどうも人違いっぽい? 結局、シベリアンハスキーのドルーのナゾは解けないままなんとなく動物と人間の絆を強調して終わり、みたいな……続編がないとずっと消化不良な感じの話だった。主人公が芸能人である必要はまぁ一応あるんだろうけど、あんまり活かされていないような気もする。
読了日:01月22日 著者:桃城 猫緒
石をしょわずに ——わかい女教師の自殺の感想
タイトルがすべてというか、いつの時代もどんな職業でも理不尽な要求を通してしまう輩がいる……。
読了日:01月22日 著者:村山 俊太郎
転生したら2秒で火刑!? モブ悪女Aに生まれ変わりましたが、イケメン国王(推し)がなぜか溺愛してきます (DIANA文庫)の感想
主人公の柚木玲奈はデザイン会社で働く地味な26歳のヲタ。お約束で車にはねられ目覚めた先は中世ヨーロッパ風の世界。そして😱大勢の人に罵られながら——火刑にされていて……ちょっと今までとは違うパターンの転生ものかも。後半からイヤに盛り上がる(笑) タイトルがアホっぽい(失礼)なぁ、と思ったけれど、面白く読めた。あとヒロインなのにモブっぽいのがちょっと気の毒かも🤣
読了日:01月23日 著者:臣 桜
生きるぼくら (徳間文庫)の感想
なんでこのタイトルに東山魁夷の表紙なんだろう?と思っていたけれど読んで納得。「手のひらを太陽に」を歌いたくなるような話だった。ちょっとご都合主義な感じもしたけど、物事が動く時ってこんな感じなのかもしれない。天皇陛下が毎年、皇居内の水田で田植えと稲刈りをなさるけれど、お田植えの苗数が平成の頃に比べてどんどん少なくなっているのが残念。もう少し内容を減らしてやさしい言葉に書き直したら道徳の授業とかに使えそう。
読了日:01月23日 著者:原田 マハ
ライジングサンR(17) (アクションコミックス)の感想
真子を発見し、救助されてよかった!と思ったのもつかの間、ヘリの燃料が…😱😱😱
読了日:01月24日 著者:藤原さとし
Another 0 (角川コミックス・エース)の感想
Anotherコミカライズを4巻まで読み終わったのでコチラを。アニメも可愛かったがコミカライズも可愛い絵で満足。やっぱり原作も読まないとなぁ。KindleUnlimitedで。
読了日:01月24日 著者:清原 紘
神さまの嫁にはなりません! 守り神と美貌の侯爵にめちゃくちゃ愛されてます【特典SS付き】 (ガブリエラブックス)の感想
20歳まで処女だと神の嫁にされてしまうという言い伝えがある家の八重子。婚活目的で参加した舞踏会で侯爵の要にいきなりプロポーズされる。彼は要重度の霊媒体質で、八重子に憑いている白蛇さまのおかげか、彼女の周囲は清らかな空間になるのだ。
「期限直前に処女を貰い、八重子を神から解放す
る」という約束で二人は結婚するが……。表紙がムダにエロさを強調している気がする。まぁ健康なカラダを手に入れた要が欲望をギリギリのラインまで満たそうとする場面も多いから仕方ないのか? ラストはやっぱりね、なハッピーエンド。
読了日:01月24日 著者:クレイン
富士屋ホテルの感想
今日は「ホットケーキの日」だというので食べ物の話をと思い、コチラの話を。メニューの上から下まで全部食べるとか、さすがです(笑)
朝から読んだだけでお腹いっぱいな気分になりました。でも日本人にはやはり和食が一番かな。
読了日:01月25日 著者:古川 緑波
指輪 (ハルキ文庫 も 6-1)の感想
名前はよく聞いていたけれどどんな人かは全く知らなかったので、原田ひ香さんの解説を読んでその人となりにスゴい人なんだ、となる。女性のかわいらしく見えるところとその奥にある、できれば隠しておきたい心情などが過剰でない表現で綴られていて、自分とは縁のない世界のハデな暮らしをしている人たちでも悩むことにはたいした差はないのだと思った。「蒸発」が一番せつなく妻の立場、夫の立場、どちらでも哀しかった。また他の作品も読んでみたいなと思った。
読了日:01月25日 著者:森 瑤子
悪役令嬢が配役ミスの聖女になりました【完全版】 (アマゾナイトノベルズ)の感想
人気ファンタジー小説の実写映画の撮影中に事故で……な子役時代からさまざまな役柄をこなし、いろんな体験をし知識も増やしてきた優香。今シスター見習いとしている世界が主演として撮影していた映画の原作小説の世界と同じだと気がつく。元・女優の設定がうまく活かされているなと思った。お芝居はお手のものだし(笑)ニセという程でもない聖女はちょっと気の毒な気もしたけれど、おバカさんだったから仕方ないかな😓 KindleUnlimitedで。
読了日:01月25日 著者:violet
幼馴染にフラれた腹いせに修行に励んで女騎士になりましたが、なぜかその彼の部下になりました (DIANA文庫)の感想
まぁタイトルそのままで、それからの話というか……よくある話のよくある展開というか、お互い勘違いしていました💦パターンですね。もう少し話をふくらませて、心情を丁寧に書いたら面白さが増すのかな、と思いました。あー、コレはこうよね、って先がわかってしまうので、わかっていてもワクワクドキドキする展開がもうちょい欲しかったかも。
KindleUnlimitedで。
読了日:01月25日 著者:時岡 継美
ホットココア 上の感想
人嫌いな大学生の成瀬。彼の住むアパートに越してきた同じ大学の後輩の隼人。世話好きな隼人に戸惑う成瀬の気持ちはなんとなくわかる。なにかしてもらったら返さなきゃいけない、って考えてしまうし、実際見返りがないのぉ?みたいな態度の人もいるし。ただ好きだという気持ちを伝えるのもなかなか難しい。
読了日:01月26日 著者:真木すずめ
ホットココア 下の感想
ルームシェアをはじめたけれど、それがすぐ恋人関係になるわけではなく……恋愛云々よりも他人と付き合うこと、その距離感とか、思いやりとか、そんなことを考えさせられた。絵柄とタイトル通りのいい作品だった。私も冬のバイト帰りにホットココアを買っていた昔を思い出した。KindleUnlimitedで。
読了日:01月26日 著者:真木すずめ
怪異筆録者 (創元推理文庫 M お 6-13)の感想
ホラー作家の津久田舞々は仕事に行き詰まっていた。担当編集者の勧めで駅前に自販機すらない過疎の町・古賀音を訪れ、町長直々に「この町のことを書き残してほしい」と依頼を受ける。到着したその日から立て続く怪奇現象に姿を現したアヤカシたち。なんというかギャグ系ホラー? 「奇談蒐集家」「遺品博物館」みたいな話だと思っていたので、アレ?ずっとこの調子なの???と思ったまま読み終わってしまった。面白い話だったのかも、と感じるのはだいぶ後になりそう😅
読了日:01月26日 著者:太田 忠司
つららの坊や: 童話の感想
西舘好子さんの絵本の紹介記事を読んで(絵本は読んでいない)原作の青木新門さんて誰だろう?と思い、こちらの本を知りました。朗読動画で。
「知らないのにみんなのためになっているのが一番いい」この言葉がよかったです。
https://youtu.be/OpLugFZLT1s?si=t_S-K7flxXrnzGxE
読了日:01月27日 著者:青木 新門
金糸雀色の譚詩曲《バラード》 (詠月文庫)の感想
ピアノや音楽に詳しい人なら出てくる曲目ひとつひとつに、あぁアレね、となるのかもしれない。私にはタイトルも聞いたことがない曲がたくさん出てきた😓 途中でなんかポエムが挟まったりして、なんだこりゃ?と思ってしまった。内容はAmazonの本の概要で確認を。なんというか、あっさりあきらめるんだ、って感じがして(´ε`;)ウーン…だっだ。初恋というほどのときめき感もイマイチだった。KindleUnlimitedで。
読了日:01月27日 著者:横尾湖衣
A room(アルーム)の感想
短い小説かと思ったら漫画だった。島根の人は閲覧注意になるのか?😅 半分くらいでなんとなく先がわかってしまい、やっぱりな、という気持ちとふたり芝居とかでやってみたら面白い心理劇になるかも、と思った。30分、短いのか長いのか。KindleUnlimitedで。
読了日:01月28日 著者:のりば
有能な軍人皇弟はカタブツ令嬢を甘く溺愛する (蜜猫文庫 71)の感想
蜜猫文庫だからエロさ満載だと思ったけれど、表紙のメガネっ娘につられて🥸 身分差のある恋愛物。あんまりメガネっ娘の部分が活かされていなくてそこは残念だった。ベッドシーンに関しては、自分は大切に愛されているのだ、ということを納得しての行為なのだと確認しながらすすめることにキュンキュンさせたいのかな、と思った。若いコなら憧れるのだろーか? ヒロインのゾーイという名前になかなか慣れなくて、ゾイドを連想してしまうので、もう少し女のコっぽい名
前がよかったな。父親の再婚相手は名前だけで出番がなく気の毒だった😅
読了日:01月28日 著者:ちろりん
売られた聖女は異郷の王の愛を得る【Amazon.co.jp限定特典付き】 (NiμNOVELS)の感想
聖女の力がないと言われ他国に売られるという、なんて気の毒なヒロイン💦 あまり悲観したところはなく自分に出来ることを最大限しようとするのだけれど、いいコ過ぎてちょっと物足りないような気も😅 成り代わった聖女もいささか迫力不足で、今まで読んだものがかなりハッキリした対決姿勢が多かったから、コチラはサクサク読み進めるというよりまだこんな感じかぁ〜で中弛みしてしまった。ベタベタいちゃいちゃを望む人には物足りないと思う(笑)KindleUnlimitedで。
読了日:01月29日 著者:乙原ゆん
すいれんは咲いたがの感想
仲良くなった友だちとの別れ。その時にもらったすいれんの花は1年後に咲いたが、その友だちからもやさしかった彼の父親からも手紙がこない。ふたりのしあわせを願う気持ちが尊い。『ちょうど一年ねんたって、そのすいれんの花が咲さいたのです。けれど、木田くんからは、一度もたよりがありません。勇ちゃんは花をながめながら、友だちとお父さんの無事を祈ったのでありました。』🥲🥲🥲
読了日:01月29日 著者:小川 未明
赤いえり巻きの感想
東京に働きに行く妹のために姉が買ってくれた赤いえり巻きの話。彼女も都会の絵の具に染ってしまったのか…… 『田舎の姉が、しんせつに買ってくれたものを、たとえ捨てたにしろ、捨てたとはいわれなかった。とんびは、よくものをさらってゆく。だから、とんびがさらっていったといったら、だれでもしかたがないと思ったからであります。』うぅ、こんな姑息な知恵までついてしまって……🥺
青空文庫で。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001475/card52608.html
読了日:01月29日 著者:小川未明
襟巻きの感想
キツネのえりまきならぬ……さまざまなものを首に巻いてつけ心地、温かさをチェック! 絵本で見たら楽しいかもしれない。
読了日:01月29日 著者:魚住 克也
おばあちゃんの あんでくれた えりまき (next coach)の感想
同じ内容で絵を担当する人が違うパターンが何作かあった。絵が違うと女の子もお母さんも違う印象になるのが面白いかな。代表してコチラを登録。KindleUnlimitedで。
読了日:01月29日 著者:藤井りん,西本鶏介
地味で根暗な私ですが、なぜかイケメン画家から恋人役を頼まれて困惑しています (PRIMO)の感想
両親が営む画材屋「鳥の巣」の娘・クロエは癖毛で真っ黒な髪の女の子。それをからかわれるので人付き合いも苦手に。店番中に突然やってきたイケメン男性はクロエが大好きな冒険小説の挿絵画家・シグルスだった。タイトル通り困惑しながらも始まるニセの恋人同士。恋愛小説の挿し絵をうまく描けるようになるか? KindleUnlimitedで。
読了日:01月29日 著者:へや
おはなしのかけら (絵の具箱出版)の感想
木口木版で作られた絵本。日本語と英語の短い文章。大きな画面で細部まで見て欲しい1冊。
https://zokeifile.musabi.ac.jp/%e6%9c%a8%e5%8f%a3%e6%9c%a8%e7%89%88/
読了日:01月29日 著者:真名垣クミコ
激安物件(幽霊付き)空室あります! 2巻の感想
幽霊が出るという噂のある激安物件「メゾン・ド・ファントム」、2巻があった! コレで終わりなのかぁ、残念!
読了日:01月29日 著者:塩森 恵子
昭和天皇物語 (16) (ビッグコミックス)の感想
昭和16年12月8日、真珠湾を攻撃……開戦してしまった。
読了日:01月30日 著者:能條 純一
35年目のラブレターの感想
映画化の記事を読んで気になったので。和歌山県の山間で生まれ育った西畑さん。小学校は遠いこともあり、天気が悪かったりすると休まざるを得ないことも。それでも好きな学校に2年生の途中から通わなくなったのは、泥棒扱いされたりいじめられたりしたから。中学校に通う年齢になった時に家の炭焼きの手伝いではなく、働きはじめた西畑さん。でも「読み書きができないこと」に苦労する。学ぼうとする意欲を挫くようなことはしてほしくないし、その意欲を充実させるための場所がたくさんあればいいのに。奥さんへの手紙はその文字にも泣ける。
読了日:01月30日 著者:小倉 孝保
聖女の、妹 ~尽くし系王子様と私のへんてこライフ~ (アリアンローズ)の感想
普通の大学生・翠のところに突然、奇抜な服装の美少年が! アルフォンスと名乗った彼は異世界の王子さまで、魔王を倒す力を求め聖女を探しにやってきたというが、どうやらそれは亡くなった姉らしく……。彼が元の世界に戻るためには『魔王の倒し方』を手に入れるしかないが、それはゲームの中にあった! ヒロインがゲームの世界に行くのではなく、向こうからやって来た! ふたりでゲームを進める場面は最初は楽しいけど、だんだん悲愴感が。ラストはもう少し盛り上がりが欲しかったような気もするし、姉のことは少しわかりにくいところもあった。
読了日:01月31日 著者:六つ花 えいこ
読書メーター
読んだ本の数:106
読んだページ数:13826
ナイス数:2429

遊郭の特集の他、横浜メリーさん、青春小説、永井荷風などいつも以上に興味を引く記事が多かった気がする。目次はAmazonや楽天のサイトで確認できます。
読了日:01月01日 著者:

思ったよりもページが進まなかった。ハンコ屋さんのアリクイさんの名前がチラリと出てきたりして懐かしかったけど、コチラは紅茶の専門店?に来店した人とスタッフのあれやこれや。アフタヌーンティーとかちょっと優雅に嗜みたいかもと思ってしまった。知らない紅茶やお菓子などまたメモるものが増えてしまった。KindleUnlimitedで。
読了日:01月01日 著者:鳩見 すた

ドラマ化されていた。ご近所物語なのだが、家族構成やらなかなか覚えられず、またこの人の隣は誰だっけ?と最初の地図を何回も見返したり😅 オタな登場人物がヤバい方にいきそうな時、納戸に貼られた推しキャラのポスターを見た近所のおばあちゃんの「その着物、すごくすてきですね。その絵の女の子にものすごく似合っている」と彼女をほめてくれた場面が好きだなぁ。『ならば自分は、彼女に恥ない人間でいるべきなんじゃないだろうか。自分が罪を犯すようなことを、彼女に共有させてはいけないのではないか。』うん、その通り!
読了日:01月01日 著者:津村 記久子
![一個人 2025年1月号 (2024-12-16) [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/51S5kY8gApL._SL120_.jpg)
年内にカレンダーが欲しかったのでムーではなくこちらを買う(笑) 長野・松本市の美術稲荷社は知らなかった。神社密度日本一の聖地・壱岐の特集がよかった。読むだけならKindleUnlimitedでも。
(登録し直しました🙏)
読了日:01月01日 著者:

転生物だけれど恋愛要素より自立した女性の物語……? だいたいのパターンは踏襲している(笑)バスボムを作るのって楽しそう。えっ、これで終わり!?って思ったんだけれど……これからが面白くなるんじゃないの? 続編はナシなのかなぁ。面白く読んでいたので残念。KindleUnlimitedで。
読了日:01月02日 著者:別所燈

還暦前後の人なら懐かしく、わかる!わかる!なせつなさもあり、また頑張ってみるかなぁ、なんて思える短編集。表題作は特によかった。自分の意地のような頑張りが誰かの支えになっていたとしたら、それはやっぱり嬉しい。KindleUnlimitedで。
読了日:01月02日 著者:福本 伸行

KindleUnlimitedでイッキ読み。タイトルから想像していた内容とはかなり違っていて、最初はもう主人公はヘンタイなのだろうか😑と思ってしまった。本当に何が真実なのかはわからない。今も嘘も100回言えば本当にすり替わるような状態になっているし(憶測がいつの間にか本当の出来事として拡散される)……その人にとってはそれが事実になっている場合もあるし、脳なんて簡単に騙されると思うし、自分の目が歪んでいないなんて断言できないし…どう折り合いをつけて生活していくかなんだろうなぁ。作者のインタビューも読んだ。
読了日:01月02日 著者:道尾 秀介

主人公の壱岐珠江(いきたまえ)は33歳で両親が経営している茶粥のお店で働いている中途難聴者。ある日、店にお地蔵さまがやってきて…!? 最初に内容がまとめられているので、内容はそれを読めばわかると思う。茶粥にドテラにお地蔵さん。三題噺が出来そう。生き字引みたいな人が今はいなくなった気がする。茶粥が食べたくなった。Kindle版無料。
読了日:01月03日 著者:ふじたごうらこ

表紙から、なにか楽しい三角関係が…!と思ったら違った😓 のんびりお散歩していた公爵令嬢ハンナは恋愛関係のお修羅場、令嬢の断罪場面で、無関係なのにお仲間扱いされ牢にぶち込まれてしまう。令嬢は悪役ではな冤罪ぽい。楽しみにしていた新作ケーキの発売日がダメになり怒り心頭なハンナは……という、水戸黄門を連想しなくもない物語。ハンナのヒミツ?については最後の方に明かされ、そうなんだ……で、まだまだ続くかと思ったらブッ!と終わり。デビュタントの話とかないの???と短くてガッカリ。
KindleUnlimitedで。
読了日:01月03日 著者:六花きい

ノドに餅を詰まらせて救急搬送!というニュースを読むとこの話を思い出してしまう。
https://ango-museum.jp/work-detail/?w_cd=0214
読了日:01月04日 著者:坂口 安吾

明日(1/5)が「囲碁の日」なので🥸 文人囲碁会に興味がある。次に読もう。囲碁のルールはわからないが🤣
読了日:01月04日 著者:坂口 安吾

作風と碁の打ち方は必ずしも一致しないのか😅
https://ango-museum.jp/work-detail/?w_cd=0113
http://www.teinenjidai.com/manabu/monoshiri/r04/10_2/index.html
読了日:01月04日 著者:坂口 安吾

遺品博物館は、その名のとおり遺品を収蔵する博物館。生前に約束した遺品の寄贈を受けるため契約者の遺族の元を訪れるのは学芸員の吉田・T・吉夫。彼が収蔵品として選ぶのは死者自身の人生のみならず、遺された人々の人生にとっても重要な意味を持つ品々。ザマァな話もある8編。「故人は思い出され、振り返られることでこの世に繋ぎ止められます。死んでもなお、生かされるのです。でもそれは故人の記憶を持っている人がいればこそです」「あなたが死ねば、あなたの中のふたりも死にます。今度こそ、永久に」(P183)
読了日:01月04日 著者:太田忠司

「囲碁の日」つながりで(笑) 「ドベネックの桶」理論なんてはじめて知ったわ。女学生が囲碁に夢中になり全国大会へ……麻雀の「咲」もそうだけれど(
※)オヤジっぽい(個人の感想です😅)ものに女学生が熱中する姿はなんか(・∀・)イイ!! 深夜アニメみたいにお風呂回があったのも笑った。しかし囲碁についてはわからないままだ🤣 Kindle無料。
(※)https://magazine.jp.square-enix.com/yg/introduction/saki/
読了日:01月05日 著者:日辻ひこ

戯曲なのかな、画家が楽しく子どもと遊んでいるのかと思ったらアレ……? 鏡花の世界は私の中ではシャガールの絵と同じ感覚。タイトルから最初、リンゴの話かと思っていた😓 指輪が出てきたからルビーのことだと思われる。
鏡花作品は読みにくいので、なろうの現代語訳versionで読ませてもらいました。感謝! 鏡花の世界は私の中ではシャガールの絵と同じ感覚。
https://ncode.syosetu.com/n8160fn/
読了日:01月05日 著者:泉 鏡花

巳年だし〜バレエのメデューサの動画を見たらなんとなく(笑)
https://youtu.be/i9sAjrQ_qH0?si=fQgKbSFzfoSIWco7
もう少し顔の向きとか変化があったらよかったかも。横顔とか。ヘビが嫌いな人には当然ながらムリ😅 KindleUnlimitedで。
読了日:01月05日 著者:茶屋萬衛門

閑静な森の中の古城を三食付きで1部屋貸してくれる!という新聞広告に飛びつき、お金も払い城にやってきたけれど、どうも広告とは違うようで……その城の主人ではなく彼の執事が勝手に広告を出していたらしい。おしゃべりというより天然っぽいヒロインとワケアリなナイスバディ(笑)のイケメンの言葉足らずで不器用な物語。ヒロインにはお約束のゲスいクズらがついています。KindleUnlimitedで。
読了日:01月05日 著者:泉野ジュール

中日新聞の絵本プレゼント記事でこの絵本を知る。表紙がたまらん😄
読み聞かせ動画で。ハチの巣のミラーボールってイヤな予感しかしないかったけど、やっぱり🤣🤣🤣
https://youtu.be/HXfcpYvPa7I?si=LQddHS3zAQlXbvIq
なぜか「みんなのうた」の『赤鬼と青鬼のタンゴ』を思い出した😁
https://www.uta-net.com/movie/31599/
読了日:01月06日 著者:スズキ コージ

王家の血縁には精霊の加護がある…そんな国で暮らすガイズウェル公爵の養女グレースは王命により隣国の皇太子レオンに嫁ぐことに。隣国から停戦の条件は『王家の血を引く令嬢との婚姻』だったが、精霊の力の流出を避けるため隣国を騙す形で王家の血を引かないグレースを差し出すことにした。嘘がバレたらと怯えていたがレオンは彼女に一目惚れだったんじゃなかろーか。早く精霊の加護を持つ子どもを!ということで婚前交渉もOK!作者さまはここに力を入れたのか?🤭いくつかのナゾが明かされる場面で養父が思ったよりヤバいヤツだとわかる😱
読了日:01月06日 著者:佐木ささめ,御子柴リョウ

『議論とは、往々にして妥協したい情熱である。』
青空文庫で。
朗読動画ではこちらがよかった。声の感じとかスキ🩷
https://youtu.be/RsbiZERLIxA?si=uodJQTn0e8AwwClh
読了日:01月06日 著者:太宰 治

表紙とタイトルが面白そうだったので。伯爵令嬢のベラドンナは「毒草」を食べるのが大好き!ベニテングダケもすごく美味しいらしいしのでこういう人がいてもおかしくはないが、彼女は耐性があるので無傷(笑)そんな彼女のもとに面識のない王太子から突然縁談が。大好きな植物研究を続けるために彼女が思いついたのは友人のウィルに純潔を奪ってもらうことだった……コミカライズも悪くなかった。思っていた以上にアダルトなコメディだった🤭🤭🤭
KindleUnlimitedで。
読了日:01月06日 著者:葛城 阿高

こちらの記事を読んでYouTubeで。
https://note.com/yuka8/n/nac20c2504017
【脳に障害。意思疎通も困難。でも彼が笑うからヒーローは生まれ…特支の少年たちの20年】
https://news.line.me/detail/oa-nagasaki/395jfod28rgq
さくらンダー、ラインスタンプもあります🐥
https://store.line.me/stickershop/product/1182959/ja
読了日:01月06日 著者:アトリエ UNO

公爵令嬢ルイーズは、婚約者である皇太子に「皇族殺し」の罪を被せられ悪女に仕立て上げられ、幽閉先へ移動中に魔獣に襲われて……💦 記憶を失った彼女を救ったのは、辺境を治める冷徹大公と言われるアレクサンド。ルルと名前を変え、彼の屋敷で侍女として働くことになり……後半にファンタジーが待っていた😄 ルイーズの父親がいい人でよかった。
読了日:01月07日 著者:白亜凛

母が亡くなってからわずか2か月で父は愛人とその娘を我が家に迎え入れた…同い年の義理の妹フィオナは幼なじみでずっと好きだったセブランに目をつけ……😱 父親の考えていることがよくわからない。婚約までした彼もアホ過ぎていらないが。ヒロインは大学進学をするふりをして卒業式の日に家を出た。さぁ、美しい島での新しい生活が始まるわよ!なところで終わり!? 続きは? ヒロインに恋しているであろうイザークはどうなるの???
読了日:01月07日 著者:結城芙由奈
![Cinema★Cinema No.115[雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/51dHNsJEULL._SL120_.jpg)
KindleUnlimitedで。
ゴローちゃんとベルばら新作アニメの記事を読んで満足する(笑)
読了日:01月08日 著者:

気がついたら10話まで出ていた。アホな男にもしっかりお仕置きして、ライバル視?されていたコもイチコロ(笑)にしてしまう心春ちゃん✨ 次はインフルエンサーとどんな闘いが? ワクワク💕
読了日:01月08日 著者:三石メガネ,peep,古場みすみ

石田衣良・佐藤江梨子・唯川恵の三人のリレー小説。それぞれ誰を担当したのかわからないけれど、昼メロ的な、予想通りの展開というか。このメンバーでこの設定ならそうなるな、と思う話。歌手を目指すエリカのバックボーンがなんか中途半端になってしまってそこがちょっと。歳上の女性と若いコの間でフラフラするヤローがトレンディドラマ全盛期の石田純一で脳内再生されてしまった(笑)
KindleUnlimitedで。
読了日:01月08日 著者:石田 衣良,佐藤 江梨子,唯川 恵

義を見てせざるは勇無きなり(ぎをみてせざるはゆうなきなり)……この言葉が浮かんだが、この主人公はど自分勝手でおこりんぼな不平屋で野次馬的な……予測出来たことではないのか? なのに止めないし、どこかで子どもが起こすその出来事を待っていたようで……炭治郎に「逃げるな、卑怯者!」と怒鳴ってもらいたくなった。
読了日:01月08日 著者:有島 武郎

『検温器と花』というのは北川冬彦の詩集らしい。https://bookmeter.com/books/3448094
読了日:01月08日 著者:仲村 渠

緩和ケア病棟の看護師・倉田さん。余命宣告をうけた患者さんのケアをし、その最期の時まで寄り添うのが仕事。そして売店でバイトしている青年の語りが交互になっていることに気がつくまでに時間がかかったのは集中力がないからか😑 患者さん本人になったとしても身内だとしても医療従事者だとしても、どの立場でもきっと考えてしまうだろうな、という疑問が綴られていて、そんなの簡単に言えないよなぁ、と。「やがて目覚めない朝が来る」(大島真寿美)って本があったと思うけれど、1日一回はこのタイトルを思い出したりする。
読了日:01月08日 著者:遠野 海人

主人公は広告代理店営業担当。不平不のある日、上司から満月山への取材を依頼される。取材先の山の麓の半月村には死者からの手紙を届けてくれる「ミツツキ様」という神様が奉られている琥珀の祠があるらしい。その取材先で……なファンタジー系の話。横書きにしたのはなぜなんだろう? レイアウトがちょっと読みにくかった。
多分、アニメ「シゴフミ」みたいな話かと思ってダウンロードしたんだろうなぁ😅
https://sp.b-ch.com/titles/1130/001
読了日:01月08日 著者:三ツ木 あずさ

自分が「スカート」からイメージしてなにか書くとしたら……という素人の考えからはかなり離れた作品が多かったように思う。カバーイラストが可愛い過ぎた?🤔 いささか期待ハズレではあったけれど、
「ススキの丘を走れ(無重力で)」(高山羽根子)が一番好きかな。「本校規定により」(中島京子)は高校時代の服装検査を思い出した。不良は長いスカートだった時代🤣
読了日:01月09日 著者:朝倉 かすみ,北大路 公子,佐藤 亜紀,佐原 ひかり,高山 羽根子,津原 泰水,中島 京子,藤野 可織,吉川 トリコ
![シネマスクエア vol.151 (2025-01-04) [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/51q1lOcyDYL._SL120_.jpg)
ベルばら新作アニメのインタビュー記事を読むために(笑)
しかし他の映画も気になり(観るかはわからない)
映画『奇麗な、悪』原作の中村文則の「火」が収録されている「銃」と「35年目のラブレター」を買ってしまった。KindleUnlimitedで。
◆『35年目のラブレター』映画公式サイト https://35th-loveletter.com/
◆映画『奇麗な、悪』公式サイトhttps://kireina-aku.com/
読了日:01月09日 著者:

擬人化された「冬」「貧」「老」。最後の「まだ誰か訊ねて来たような気がする。それが私の家の戸口に佇たたずんで居るような気がする。」に続く文章がまたいい。朗読動画もいくつか視聴したけれど、男声がやっぱり合うのかな。寺島尚正さんの朗読⇒
https://youtu.be/WNumFV1P_xM?si=Y_-lFADSll1Q2jDG
読了日:01月09日 著者:島崎 藤村

特撮モノのタイトルみたいだ(笑)と気になったので。周五郎って時代小説のイメージが抜けないのでたまにこういうのを読みたくなる。暗号メモを拾ったことにより起きた事件。青空文庫で。
https://search.app/GzMgbsmXcnwG1kr38
読了日:01月09日 著者:山本周五郎

カタクリの群生地ってアチコチにあるけれどどこで見たのかな。景子さんがどのような立場の人なのかわからないけれど。『景子来なばかたくり掘りにゆくべしと空しく待ちてすごせし日ありき』最後の一文。かたくりの花はちょっと下向き加減。花言葉は「初恋」「嫉妬」「寂しさに耐える」なので、この話が余計にせつなく感じられる。
カタクリ群生地 – 柏市観光協会 https://search.app/14KqwisFDKMHYSsE8
水野葉舟資料展 https://search.app/D8eKiEZjQoHwEJL4A
読了日:01月09日 著者:水野 葉舟

タイトル通りの内容(笑)クララベルにはアランという3歳年上の幼馴染の婚約者がいたが、都会の学校に行きお約束通り変わってしまった。婚約者と同じ期間に学園に通いたい一心で「ラビット(飛び級)」として一年早く入学したのに。事情を聞いた生徒会のメンバーは望むのなら生徒会に入って自分を磨く術を教えてあげると言って…恋愛要素は薄目かな。外見も内面も頑張って変わっていく姿を丁寧に書いている分、ちょっと飽きてなかなか進まなかった。とんでもない両親に長兄、アホな元婚約者など役者は揃いすぎているかも。
読了日:01月10日 著者:美輪 伊織

本屋さんで見つけてタイトル買い。金太郎のようにガッチリ、ムッチリな主人公。なのに、極度の冷え性。体温があがる方法がソレ!?な第44回野間文芸新人賞候補となった表題作と、第38回大阪文芸賞受賞の脂肪吸引をテーマにした「その周囲、五十八センチ」の2作収録。作者さんは建設業界の人と知り、納得。読みにくくもないけど、ちょっとズレているような、なんだか不思議な感覚の話。
『群像』エッセイ集|陰毛スプラウト/石田夏穂|tree https://search.app/HkprWF9inS6fN2pP7
読了日:01月10日 著者:石田 夏穂

コレはタイトルが違う方がいい気がする。表紙も。なんだかチャラい、軽い雰囲気に思える。たしかにちょっと夢見がちな人間関係かな、そんなにうまくはいかないだろ、と思うのだけれど、主人公が「書く」ということについて悩んだり考えたりする姿にはナニかを書いたことがある人、書きたい人はうなづく場面があるんじゃなかろうか。ここで入れるのか、とこま切れの句点の打ち方も主人公のその時の思考のリズムなのかな、と思った。ダンナさんはたしかに料理上手で羨ましいし、悪い人ではないけれどこういうタイプの人とは暮らせないだろうなぁ。
読了日:01月11日 著者:古池 ねじ

『第三次世界戦争があるか、ないか。いつ起るか。どこのウチの茶の間の話も、日に一度ぐらいはそれにふれずにいられないような昨今である。そして、どこの茶の間の結論も、要するに「和戦両様の構え」らしい。』で始まるのに、なぜタイトルが『茶の間はガラ空き』なのか……なんか今も変わらないような気もするし……世界平和とはなんぞや?😑😑😑
読了日:01月11日 著者:坂口 安吾

私も子どもは苦手だなぁ。座敷童子の正体がわかった後の展開が出来すぎだろうとなんだろうと救われる。そして主人公にモテキ到来か!? これが一番のご利益だったりして(笑) 作中に出てきたアニメが見たい!
読了日:01月11日 著者:鈴森 丹子

タイトル通り「俺のそばで、その命が尽きるまで書き続けろ」とごーまんかましてよかですか?な暴君と名高い皇帝は家族にも内緒の覆面作家エリスの大ファン。夜会で突然連れ去ら、れそのまま始まる軟禁執筆生活。しかし冷酷だが顔がいい皇帝にエリスの筆も乗っていき……「陛下は私(の創作)にとって、なくてはならない特別な人ですわ」となる。
ロマンス小説から始まる恋もある!?オマケ?の話も面白かった。「新婚旅行」が好き。イラストはちょっとイメージとは違うかな。KindleUnlimitedで。
読了日:01月12日 著者:sasasa

四大公爵家のうちの一つであるローデン家の令嬢・リリージア。彼女は稀代の悪女と呼ばれ、他の貴族からも忌み嫌われていたが、それは命を守るため。一度コイツは役立たずの無能と見限られたらそれが子どもであろうと文字通り切り捨てる、悪魔のような父に殺されないためだった。敵対するフィリスト公爵家の長男・ゼインとの婚姻を皇帝に要請され嫁ぐことになり……ちょっと病弱設定にムリがある気はしたけど、なかなか面白く読めた異母兄がいい人だったし🤭 イラストはもっと大人っぽい雰囲気の方がよかった。KindleUnlimitedで。
読了日:01月12日 著者:十帖

教科書に載っていた部分しか知らないので、全体の話を知りたいと思い、青空文庫で。ものすごく人を観察、推察しているのだなと思うけれど、文章に嫌らしさがないというか、一緒にのたうち回っているような気もする。それを自己満足な文章と思う人もいるかもしれないが。なんとなく薄い毛布のせつないあたたかさややさしさを連想。「ほんとうに地球は生きている。生きて呼吸している。この地球の生まんとする悩み、この地球の胸の中に隠れて生まれ出ようとするものの悩み――それを僕はしみじみと君によって感ずる事ができる。」紙本でも読みたい。
読了日:01月13日 著者:有島 武郎

『いつかふたりで』(草野たき)『プルートへようこそ』(前川麻子)『田園の城』(藤堂絆)『アイム・ノット・イン・ラヴー劇団・北多摩モリブデッツの夏休み』(沢村鐵)『青田わたる風』(香坂直)『東京シックスティーン』(芦原すなお)。沢村さんの話が一番好き。芝居をはじめた理由とやめた理由。『田園の城』の「思いは強くなるだけで、どうやっても自分の体から出て行かなかった。だから、こうやって音符にしたの。音楽にすれば、ね、いつでもこうやって体の外に出せるでしょう。何度も何度も思い出すことが、できるでしょう」も好きだ。
読了日:01月13日 著者:芦原 すなお

「人が人に砂をかけるから/心が心に砂をかけるから/砂をかける人/かけられる人/かけられたからかけ返す/かけ返すからまたもどって来る」
短い詩。中野鈴子 ⇒https://search.app/RWhRkFHWDz9DSSvq9
読了日:01月13日 著者:中野 鈴子

今日は満月だと聞いて……三行詩だった。『月光の鉛のなかに/みどりなる犀は落ち臥し/松の影これを覆へり』意味をつかみかねて検索していたらコチラを見つけた。賢治とは関係ないけどφ(..)メモメモ(笑)
月の光のように生きたおじさんの物語 | 特集『月光荘おじさん』vol.1|ぼくのおじさん https://www.mononcle.jp/feature/gekkoso/3742/
読了日:01月14日 著者:宮沢 賢治

川端康成と東山魁夷、ふたりが一緒にいる写真を見てもなんだか違う時代に生きた人の印象がある。東山魁夷の画を眺めるのがメインで買った本。なのでまずは画を堪能。藍川京先生が京都が好きで、よくブログに旅行写真をあげてくれるので、あ、見たことがある!とか修学旅行で行った気がすると思いながら(笑)その後に文章を拾い読みしたけれど、やっぱり小説は小説として読んだ方がいいだろうなと思った。その後にまた画を見るのがベターかなと。いつになるかわからないが、やはり東山魁夷はいい✨
読了日:01月14日 著者:東山 魁夷,川端 康成

『自分はお正の恋人であるがお正は自分の恋人でない、ただ自分の恋に深い同情を寄せて泣いてくれた柔しサを恋したのだ。そして自分は恋を恋する人に過ぎないと知った。実に大友はお正の恋を知ると同時に自分のお正に対する情の意味を初めて自覚したのである。』……「お正さん」が「おまささん」ではなく「おしょうさん」とフリガナがあるので、彼女が何を話しても「和尚さん」が話している姿を連想してしまい、話を真剣に読めなくなってしまった😂
読了日:01月14日 著者:国木田 独歩

わらしべ長者……?
藁しべ長者|奈良大和路の花の御寺 総本山 長谷寺 https://search.app/A1JsdLip2Xw1tcCp7
読了日:01月15日 著者:楠山 正雄

『空と窒素』は「コレよ、コレ!」あけすけなカラダの関係のBLよりこういうお耽美さを求めていた!昔雑誌で読んだ話に「不透明ななにか」という表現があったがこの言葉を思い出した。余韻に浸るため次の話は翌日に。『生きのこり』⇒「記憶は地層に似ている。この思い出はいつのものかしら、とわからなくなったたら、そこらへんに埋まっている男の子のことを考えればいい。ああそっか、この人がいるってことは、一年生の秋だな。初めて彼氏ができた中学一年生の頃から、私の過去は、そういうふうに蓄積されている。(P169)」ココもスキ😁
読了日:01月15日 著者:深沢 仁

KindleUnlimitedで。カラーになると印象がだいぶ違う。やはりお寺とか神主さんとかは珍しかったのかな。子どもと女性の写真も多い。
読了日:01月17日 著者:Pearbook編集部

国で一番愛され、誇りに思われている光属性の王子ジリオン。しかしその力があまりに強く、闇属性の人間しかふれあえない。そんな人物、しかも年頃の村娘を発見!エルベラは自分でいいのかと思いつつ、やるからには最高の王妃を目指す! チラリと足見せの表紙だったので、コレはエロさが売りなのか?と思っていたらかなり早い段階でおいおい……🤭 いやぁ、ふたりとも真面目な分、閨事に対しても熱心で、そんなにページ数を費やさなくてもいいのに、という気もしたけど、なんだか許せてしまう(笑)イヤなヤツが出てこないのもよかった。
読了日:01月17日 著者:鈴木レモン

Summerは心霊スポットで食事することが日課の少年とユーレイ!?、Autumnは戦時中に広島から疎開してきた少年と異国の血が入った少女、Winterは兄を慕う流行のモダン服に身を包んだ少女が、Springではエロ本を求めて少年少女が工場地帯を冒険……していたはずなのに……?な春夏秋冬の恋のタマゴのような物語。オールヌードは芸術でエロくはない、うん、わかるぞ😆😆😆 女の子も男の子も作者の描く人物はみんな見た目も性格もカワイイ
のだ!
読了日:01月17日 著者:押切 蓮介

タイトルから王太子は何回も魔王に呪われてその度に……なのかと思っていたらそうじゃなかった。最初にすでにタイトル回収って感じ。そのあとのふたりの関係がどう変わるかを楽しむ話? 短いしスキマ時間を利用して読むにはいいかも。KindleUnlimitedで。
読了日:01月17日 著者:紬夏乃

真夏に蚊がいっぱい出てセミが煩い時期に読まなくてよかったと思った。あと自分の想像力のなさ、虫に対しての知識もなくてよかったと思った。だいたい閉鎖された村っておかしなしきたりがあるものだけれど、人が怖いというより意思疎通が出来ないモノが集団、集合体で……とか気色悪い💦 虫がキライな人は要注意😓
読了日:01月17日 著者:宇津木 健太郎

元日から7日までの日記のようなもの。お姉さんがいる少年だとわかる。ちょっとヌケているところがあって(先生に年賀状は出した方がいいぞ)そこもまたほほえましい気がする。寒鮒釣りに誘われたが「新年早々、殺生するのはいやだ」といって誘ってくれた勇ちゃんとふたりでボール投げをして遊ぶとかイイ! 青空文庫で。
読了日:01月18日 著者:小川未明

イラストとキャラがあんまり一致しなかった。帝国最強の魔術師フィオナは、毎日酷使され寝不足だしすっかり疲れ果てていた。もう楽になりたいと敵国に囚われ処刑されても構わないと思っていたのに、敵国の最強騎士マティアスに保護され甘やかされる毎日。フィオナの過去が辛い。少しダラダラ感があって長いわりにはう〜んなところも。うまくまとまって終わったけど続編があるらしい。多分読まない😅 KindleUnlimitedで。
読了日:01月18日 著者:白崎 まこと

はじめ食堂も値上げをすることに。それでも安いと思うけどなぁ。外国人観光客のマナー問題や受け入れる側の準備や心構え。地方の小さい店屋さんも大変なのかな。新しい常連さんも加わり、嫁姑でネトフリの「悪役女王」を楽しむ年末(笑)皆さん、今年もまた元気にご活躍を!と思った。
読了日:01月18日 著者:山口 恵以子

ベルばら新作アニメの記事を読むために買ったシネマスクエアに『奇麗な、悪』の記事もあり、公式サ原作が中村文則さんの「火」だとあったので興味を持ち読む。 https://kireina-aku.com/ 『銃』は偶然「銃」を手にした大学生の話。銃の美しさに魅せられ、やがて撃ちたい欲求が……。「火」はカウンセリングを受けている女の話。ひとり芝居や朗読劇で見聞きしたいような話。彼女の最後の言葉は『銃』の大学生・西川にも通じるような気がした。
「わたしは、生きていても、いいでしょうか。」
読了日:01月19日 著者:中村 文則

有名な画家の作品でなくとも心惹かれるものを手に出来るのはやはり素敵なこと。一枚の絵から広がる世界。青空文庫で。
読了日:01月19日 著者:寺田 寅彦

タイトルと表紙が気になりKindleUnlimitedで。
ヴンダーカンマー(Wunderkammer)の意味がわからず検索⇒ドイツ語で「驚異の部屋」を意味する言葉。自然物や人工物など、珍しいものを集めて展示する博物陳列室を指し、現在の博物館の前身ともなっている。内容は厨二病っぽいと言えばそんな感じもするし、表紙から期待したホラー感やイヤミス感はイマイチかなぁ。迷宮入りした猟奇殺人事件を思い出す場面があり、被害者の方々のその後を思った。
読了日:01月19日 著者:星月渉

大分合同新聞だから温泉の話題になったのか。『坊っちゃん』に関して「名が知られてはいるものの、実際に読んだ者の少ない小説として有名だ。少し違って、読んだ者は多いのだが、内容をうまく記憶できない小説として名高い。しかも本人は、ちゃんと読んだと信じ込むのだ。」に確かに!と思ってしまった。今日は大寒。温泉いいな。そう言えば忌み言葉のひとつとして「別府に行った」というのがあるらしい。私も祖父が亡くなった時に「下部(しもべ)の温泉に行ってウチにいないみたい」と母と話した。ヒロシマにタバコを買いに行くもあるらしい。
読了日:01月20日 著者:円城塔

小国エクタの王女だったラディカは、大国ギハーンに国を滅ぼされ一緒に逃げてきた母は亡くなってしまう。魔石を探索できる能力があったがそれを利用され、命の危険と隣り合わせの日々。「今しかない」と逃げようとしたところで、敵の弟・セイルに目を付けられてしまい……魔石に呪石、ちょっとややこしくはあったが、悪役魔術師がいかにも、な雰囲気でわりとお気に入り(笑)表紙イラストのヒロインはちょっと私のイメージとは違うかなぁ。KindleUnlimitedで。
読了日:01月20日 著者:なとみ,赤羽チカ

50代から異世界転生したバルバラ。国王の「第四側妃」になったが、子どもに恵まれないガンドル王と正妃の力になり、待望の世継ぎが誕生するのだが…。転生したのは過去の結婚・出産・子育てなどの知識を持つヒロインでないと話が進まないからだったのかな。表紙になんで殿方がふたり?と思っていたけれど、読み進めて納得。でもえー、なんでフェリックスとのハッピーエンドじゃないの? ここはちょっと不満。当て馬、噛ませ犬みたいな扱いはひどいぞ!と思った。国王は魅力的に思えなかった。KindleUnlimitedで。
読了日:01月20日 著者:小針ゆき子

田舎はキライ、都会やパリに憧れる女の子が主人公「ランチタイム」、不器用で相手にうまく気持ちを伝えられない男子の話・「月の望潮」、22歳になった親友ふたりの再会は……の「放課後の約束」、革靴を作る年上の彼女に恋をした男子の「彼女の不機嫌そうな革靴」、放課後におしゃべりした秘密の友だちの正体は…な「ゴセイト」(コレが一番よかったかな)、作者の体験? 道草ばかりしていた幼い頃を語る「道草少女」。うーん、『もうひとつの夏休み』にくらべるとイマイチで中途半端な終わり方だったり納得できなかったりでちょっと残念な1冊。
読了日:01月20日 著者:梨屋 アリエ,草野 たき,深沢 美潮,川上 亮,中島 京子,折原みと

マジでヤバすぎるだろ、コイツ! お約束の父親は愛人連れ込み、性悪でお馬鹿な義妹、なんだけど、そんなのはまだ小者だったなって感じ。冷遇され過ぎて自己評価が低いヒロイン、なんだか洗脳されてのハッピーエンドみたいに思えてうーん……モヤモヤしてしまう。ずっとまた捨てられてしまうかも、という気持ちが消えないんじゃないかなぁ。恋愛より従属関係になりそう……まぁふたりがいいならそれで😅 KindleUnlimitedで。
読了日:01月20日 著者:頼爾

3月20日、春の雪がずんずん積もる。「あなたなぞもなるべく戯曲をお書きにならないで、小説風の読み物類をお書きくださいませんか。戯曲も結構ですが、なんといっても戯曲を読むものは少数で、大部分は小説を喜びますから、それらの人々を慰めてやるというお考えで、努めて多数をよろこばせるよう
な物をお書きください。」信州生まれのT氏のこの話を思い出し、コレをネタに随筆を仕上げる先生。 子どもの頃は雪の日が多かったけれど、今は本当に少なくなったなぁ……そんな風に感じる場所に住む自分……豪雪地帯の皆さんに申し訳ない😓
読了日:01月21日 著者:岡本 綺堂

アニメを見ていたので懐かしくなり、そうそう、こんな話だったなと。
読了日:01月21日 著者:綾辻 行人,清原 紘

彼が私のことをキライなのは悪女だと信じているから……噂を信じちゃいけないのよ、皇子さま! メガネ男子が好きなので表紙で選んだ(笑)KindleUnlimitedで。続編があるらしいけど、心通わせたふたりがイチャイチャするのはお腹いっぱいになりそうだから、ここでSTOPでもいいかな〜ちょっと迷う。
読了日:01月21日 著者:水野沙彰

変わったタイトルなので読んでみた。主人のかわりに招待された家に行ったのはいいが、少し変わり者?な弥吉は庭をめちゃくちゃにしたりいろいろやらかす……骨董品、古道具の傷のことを「にゆう」というらしい。◆にゅう(落語散歩678) http://sakamitisanpo.g.dgdg.jp/nyuu.html
読了日:01月21日 著者:三遊亭 円朝

生まれた時からももいろのぞうさんと、生まれた時からももいろのねずみが出会ってサーカスで活躍して、それから……。なんとなく物語としては中途半端な気が💦 絵は綺麗というかカワイイ。
KindleUnlimitedで。
読了日:01月21日 著者:アポロ

毎月22日は禁煙の日なのでタバコに関する話を……でコチラを青空文庫で。副流煙って迷惑なのよ、やめてよ!かと思ったら、乗り合わせたふたりにはご縁があったようで……この後はどうなったのかな!?と気になる(笑)
◆昔はタバコも薬だった!?
https://www.tpa-kitatama.jp/museum/museum_71.html
読了日:01月22日 著者:佐左木 俊郎

青空文庫と朗読動画で。
https://youtu.be/KfLQ6qnE21M?si=1aiznqVt0IjTv9_J
「相対界」なんて初めて聞いた気がする。
https://search.app/i778kt7yX5w3KMib8
読了日:01月22日 著者:中原中也

阪を上りつめてみたら、
盆のやうな月と並んで、
黒い松の木の影一本……
私は、子供らが手をつないで歌ふ
「籠の鳥」の歌を歌はうと思つた。、/が、忘れてゐたので、/煙草の煙を月の面おもてに吐きかけた。/
煙草は/私の/歌だ。……という短い詩。おつきさまを煙に巻く!? この人は20代で亡くなっていた。絵も描いていたようです。富永太郎の画業 http://yarimizu.blue.coocan.jp/taronoe.html
読了日:01月22日 著者:富永 太郎

公爵家の一人娘ユーフェミアは副将軍のヒューゴに彼に思いを寄せていたので、政略結婚でもいいと思っていた。が、ヒューゴが別の令嬢と抱き合っているところを目撃してしまい、それが元婚約者だとわかると彼の幸せのため身を引こうと、神殿の庇護のもと家を出て東の公爵領へ向かう。彼女の失踪を知ったヒューゴは後を追うが…。なんかヒロインがムダにモテモテなのがうーんだったかな。ヒューゴが無表情な理由とかそれなりに考えられてはいるのだろうけれど、どこかチグハグな印象も。
読了日:01月22日 著者:須東きりこ

子ども向けに書いてあるかなと思ったけれど、違ったようだ……やっぱり難しくてワカラナイ😅 キツネとの会話はスキ。KindleUnlimitedで。
読了日:01月22日 著者:宗田光一

表紙とタイトルからもし薔薇系であったとしてもスターツ出版だからハードではないはず…と読(笑)
狼男子!?となっていたのはへんし~ん!するけれど、それはLOVEよりLIKEの最上級のようで、またどうも人違いっぽい? 結局、シベリアンハスキーのドルーのナゾは解けないままなんとなく動物と人間の絆を強調して終わり、みたいな……続編がないとずっと消化不良な感じの話だった。主人公が芸能人である必要はまぁ一応あるんだろうけど、あんまり活かされていないような気もする。
読了日:01月22日 著者:桃城 猫緒

タイトルがすべてというか、いつの時代もどんな職業でも理不尽な要求を通してしまう輩がいる……。
読了日:01月22日 著者:村山 俊太郎

主人公の柚木玲奈はデザイン会社で働く地味な26歳のヲタ。お約束で車にはねられ目覚めた先は中世ヨーロッパ風の世界。そして😱大勢の人に罵られながら——火刑にされていて……ちょっと今までとは違うパターンの転生ものかも。後半からイヤに盛り上がる(笑) タイトルがアホっぽい(失礼)なぁ、と思ったけれど、面白く読めた。あとヒロインなのにモブっぽいのがちょっと気の毒かも🤣
読了日:01月23日 著者:臣 桜

なんでこのタイトルに東山魁夷の表紙なんだろう?と思っていたけれど読んで納得。「手のひらを太陽に」を歌いたくなるような話だった。ちょっとご都合主義な感じもしたけど、物事が動く時ってこんな感じなのかもしれない。天皇陛下が毎年、皇居内の水田で田植えと稲刈りをなさるけれど、お田植えの苗数が平成の頃に比べてどんどん少なくなっているのが残念。もう少し内容を減らしてやさしい言葉に書き直したら道徳の授業とかに使えそう。
読了日:01月23日 著者:原田 マハ

真子を発見し、救助されてよかった!と思ったのもつかの間、ヘリの燃料が…😱😱😱
読了日:01月24日 著者:藤原さとし

Anotherコミカライズを4巻まで読み終わったのでコチラを。アニメも可愛かったがコミカライズも可愛い絵で満足。やっぱり原作も読まないとなぁ。KindleUnlimitedで。
読了日:01月24日 著者:清原 紘

20歳まで処女だと神の嫁にされてしまうという言い伝えがある家の八重子。婚活目的で参加した舞踏会で侯爵の要にいきなりプロポーズされる。彼は要重度の霊媒体質で、八重子に憑いている白蛇さまのおかげか、彼女の周囲は清らかな空間になるのだ。
「期限直前に処女を貰い、八重子を神から解放す
る」という約束で二人は結婚するが……。表紙がムダにエロさを強調している気がする。まぁ健康なカラダを手に入れた要が欲望をギリギリのラインまで満たそうとする場面も多いから仕方ないのか? ラストはやっぱりね、なハッピーエンド。
読了日:01月24日 著者:クレイン

今日は「ホットケーキの日」だというので食べ物の話をと思い、コチラの話を。メニューの上から下まで全部食べるとか、さすがです(笑)
朝から読んだだけでお腹いっぱいな気分になりました。でも日本人にはやはり和食が一番かな。
読了日:01月25日 著者:古川 緑波

名前はよく聞いていたけれどどんな人かは全く知らなかったので、原田ひ香さんの解説を読んでその人となりにスゴい人なんだ、となる。女性のかわいらしく見えるところとその奥にある、できれば隠しておきたい心情などが過剰でない表現で綴られていて、自分とは縁のない世界のハデな暮らしをしている人たちでも悩むことにはたいした差はないのだと思った。「蒸発」が一番せつなく妻の立場、夫の立場、どちらでも哀しかった。また他の作品も読んでみたいなと思った。
読了日:01月25日 著者:森 瑤子

人気ファンタジー小説の実写映画の撮影中に事故で……な子役時代からさまざまな役柄をこなし、いろんな体験をし知識も増やしてきた優香。今シスター見習いとしている世界が主演として撮影していた映画の原作小説の世界と同じだと気がつく。元・女優の設定がうまく活かされているなと思った。お芝居はお手のものだし(笑)ニセという程でもない聖女はちょっと気の毒な気もしたけれど、おバカさんだったから仕方ないかな😓 KindleUnlimitedで。
読了日:01月25日 著者:violet

まぁタイトルそのままで、それからの話というか……よくある話のよくある展開というか、お互い勘違いしていました💦パターンですね。もう少し話をふくらませて、心情を丁寧に書いたら面白さが増すのかな、と思いました。あー、コレはこうよね、って先がわかってしまうので、わかっていてもワクワクドキドキする展開がもうちょい欲しかったかも。
KindleUnlimitedで。
読了日:01月25日 著者:時岡 継美

人嫌いな大学生の成瀬。彼の住むアパートに越してきた同じ大学の後輩の隼人。世話好きな隼人に戸惑う成瀬の気持ちはなんとなくわかる。なにかしてもらったら返さなきゃいけない、って考えてしまうし、実際見返りがないのぉ?みたいな態度の人もいるし。ただ好きだという気持ちを伝えるのもなかなか難しい。
読了日:01月26日 著者:真木すずめ

ルームシェアをはじめたけれど、それがすぐ恋人関係になるわけではなく……恋愛云々よりも他人と付き合うこと、その距離感とか、思いやりとか、そんなことを考えさせられた。絵柄とタイトル通りのいい作品だった。私も冬のバイト帰りにホットココアを買っていた昔を思い出した。KindleUnlimitedで。
読了日:01月26日 著者:真木すずめ

ホラー作家の津久田舞々は仕事に行き詰まっていた。担当編集者の勧めで駅前に自販機すらない過疎の町・古賀音を訪れ、町長直々に「この町のことを書き残してほしい」と依頼を受ける。到着したその日から立て続く怪奇現象に姿を現したアヤカシたち。なんというかギャグ系ホラー? 「奇談蒐集家」「遺品博物館」みたいな話だと思っていたので、アレ?ずっとこの調子なの???と思ったまま読み終わってしまった。面白い話だったのかも、と感じるのはだいぶ後になりそう😅
読了日:01月26日 著者:太田 忠司

西舘好子さんの絵本の紹介記事を読んで(絵本は読んでいない)原作の青木新門さんて誰だろう?と思い、こちらの本を知りました。朗読動画で。
「知らないのにみんなのためになっているのが一番いい」この言葉がよかったです。
https://youtu.be/OpLugFZLT1s?si=t_S-K7flxXrnzGxE
読了日:01月27日 著者:青木 新門

ピアノや音楽に詳しい人なら出てくる曲目ひとつひとつに、あぁアレね、となるのかもしれない。私にはタイトルも聞いたことがない曲がたくさん出てきた😓 途中でなんかポエムが挟まったりして、なんだこりゃ?と思ってしまった。内容はAmazonの本の概要で確認を。なんというか、あっさりあきらめるんだ、って感じがして(´ε`;)ウーン…だっだ。初恋というほどのときめき感もイマイチだった。KindleUnlimitedで。
読了日:01月27日 著者:横尾湖衣

短い小説かと思ったら漫画だった。島根の人は閲覧注意になるのか?😅 半分くらいでなんとなく先がわかってしまい、やっぱりな、という気持ちとふたり芝居とかでやってみたら面白い心理劇になるかも、と思った。30分、短いのか長いのか。KindleUnlimitedで。
読了日:01月28日 著者:のりば

蜜猫文庫だからエロさ満載だと思ったけれど、表紙のメガネっ娘につられて🥸 身分差のある恋愛物。あんまりメガネっ娘の部分が活かされていなくてそこは残念だった。ベッドシーンに関しては、自分は大切に愛されているのだ、ということを納得しての行為なのだと確認しながらすすめることにキュンキュンさせたいのかな、と思った。若いコなら憧れるのだろーか? ヒロインのゾーイという名前になかなか慣れなくて、ゾイドを連想してしまうので、もう少し女のコっぽい名
前がよかったな。父親の再婚相手は名前だけで出番がなく気の毒だった😅
読了日:01月28日 著者:ちろりん

聖女の力がないと言われ他国に売られるという、なんて気の毒なヒロイン💦 あまり悲観したところはなく自分に出来ることを最大限しようとするのだけれど、いいコ過ぎてちょっと物足りないような気も😅 成り代わった聖女もいささか迫力不足で、今まで読んだものがかなりハッキリした対決姿勢が多かったから、コチラはサクサク読み進めるというよりまだこんな感じかぁ〜で中弛みしてしまった。ベタベタいちゃいちゃを望む人には物足りないと思う(笑)KindleUnlimitedで。
読了日:01月29日 著者:乙原ゆん

仲良くなった友だちとの別れ。その時にもらったすいれんの花は1年後に咲いたが、その友だちからもやさしかった彼の父親からも手紙がこない。ふたりのしあわせを願う気持ちが尊い。『ちょうど一年ねんたって、そのすいれんの花が咲さいたのです。けれど、木田くんからは、一度もたよりがありません。勇ちゃんは花をながめながら、友だちとお父さんの無事を祈ったのでありました。』🥲🥲🥲
読了日:01月29日 著者:小川 未明

東京に働きに行く妹のために姉が買ってくれた赤いえり巻きの話。彼女も都会の絵の具に染ってしまったのか…… 『田舎の姉が、しんせつに買ってくれたものを、たとえ捨てたにしろ、捨てたとはいわれなかった。とんびは、よくものをさらってゆく。だから、とんびがさらっていったといったら、だれでもしかたがないと思ったからであります。』うぅ、こんな姑息な知恵までついてしまって……🥺
青空文庫で。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001475/card52608.html
読了日:01月29日 著者:小川未明

キツネのえりまきならぬ……さまざまなものを首に巻いてつけ心地、温かさをチェック! 絵本で見たら楽しいかもしれない。
読了日:01月29日 著者:魚住 克也

同じ内容で絵を担当する人が違うパターンが何作かあった。絵が違うと女の子もお母さんも違う印象になるのが面白いかな。代表してコチラを登録。KindleUnlimitedで。
読了日:01月29日 著者:藤井りん,西本鶏介

両親が営む画材屋「鳥の巣」の娘・クロエは癖毛で真っ黒な髪の女の子。それをからかわれるので人付き合いも苦手に。店番中に突然やってきたイケメン男性はクロエが大好きな冒険小説の挿絵画家・シグルスだった。タイトル通り困惑しながらも始まるニセの恋人同士。恋愛小説の挿し絵をうまく描けるようになるか? KindleUnlimitedで。
読了日:01月29日 著者:へや

木口木版で作られた絵本。日本語と英語の短い文章。大きな画面で細部まで見て欲しい1冊。
https://zokeifile.musabi.ac.jp/%e6%9c%a8%e5%8f%a3%e6%9c%a8%e7%89%88/
読了日:01月29日 著者:真名垣クミコ

幽霊が出るという噂のある激安物件「メゾン・ド・ファントム」、2巻があった! コレで終わりなのかぁ、残念!
読了日:01月29日 著者:塩森 恵子

昭和16年12月8日、真珠湾を攻撃……開戦してしまった。
読了日:01月30日 著者:能條 純一

映画化の記事を読んで気になったので。和歌山県の山間で生まれ育った西畑さん。小学校は遠いこともあり、天気が悪かったりすると休まざるを得ないことも。それでも好きな学校に2年生の途中から通わなくなったのは、泥棒扱いされたりいじめられたりしたから。中学校に通う年齢になった時に家の炭焼きの手伝いではなく、働きはじめた西畑さん。でも「読み書きができないこと」に苦労する。学ぼうとする意欲を挫くようなことはしてほしくないし、その意欲を充実させるための場所がたくさんあればいいのに。奥さんへの手紙はその文字にも泣ける。
読了日:01月30日 著者:小倉 孝保

普通の大学生・翠のところに突然、奇抜な服装の美少年が! アルフォンスと名乗った彼は異世界の王子さまで、魔王を倒す力を求め聖女を探しにやってきたというが、どうやらそれは亡くなった姉らしく……。彼が元の世界に戻るためには『魔王の倒し方』を手に入れるしかないが、それはゲームの中にあった! ヒロインがゲームの世界に行くのではなく、向こうからやって来た! ふたりでゲームを進める場面は最初は楽しいけど、だんだん悲愴感が。ラストはもう少し盛り上がりが欲しかったような気もするし、姉のことは少しわかりにくいところもあった。
読了日:01月31日 著者:六つ花 えいこ
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