2025年03月03日
祓月雲便りNo.3:2月の本棚 2025 February
2月の読書メーター
読んだ本の数:92
読んだページ数:13398
ナイス数:2119
耳を塞いで、あなたの声を聴くの感想
タイトル買い。昔『詩とメルヘン』に心の中で呼びかけていれば通じるというけれど、自分の声が届かないのは「誰かのやさしい手があなたの耳をふさいでいるからでしょうか」というような詩があってそれを思い出したから。睦言場面は読み飛ばす。表紙右側の男の母親は阿蘭陀人。彼は青い瞳でそれを母親が傷つけようとするエピは銀英伝のロイエンタールかよ!と。愛人の子だが異母兄が思ったよりいい人で、アレ?(笑)志津夫(左の男)は8歳の姉と一緒に遊郭に売られる。全体的にいい話だと思うが暴力場面があるので苦手な方はご注意。
読了日:02月01日 著者:野原耳子
啞蟬坊の演歌 と替歌の連鎖の感想
『のんき節』などを聴く機会があったのでKindleUnlimitedで。
◆茅ヶ崎の煌き(添田唖蝉坊)|茅ヶ崎観光情報サイト「ちがさきナビ」茅ヶ崎市観光協会 https://search.app/CNTRXhpVGJdWxGZx7
読了日:02月01日 著者:和田崇
狂愛に堕ちた乙女は、義兄伯爵の純愛に救われる (こはく文庫)の感想
表紙が気に入ったのでKindleUnlimitedで。
ヒロインが狂愛に堕ちたのかと思ったら婚約を申し出たヤローがバカだったという感じ。義兄とは平民なので貴族のところに養女になってパターンで預けられた家の息子のこと。この義兄はわりとわかりやすいタイプだけれど、もうちょっと考えて行動した方が…と思わなくもない。
読了日:02月01日 著者:木野美森
ねこでんわの感想
KindleUnlimitedで。スマホの形を活かした四コマ漫画(ΦωΦ)かな。クロネコのヤマトが好き(笑)
読了日:02月02日 著者:おかみ屋
沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる 1 (BUNCH COMICS)の感想
アニメは見ていないけれど、沖縄在住の人が楽しく読んでいる記事などを読んで気になったので。同じ名字の人が多い地域は沖縄でなくても大変(笑)「チリバコ」は沖縄以外でも言わないかな? 時々エヴァネタがあるのがイイ。KindleUnlimitedで。
読了日:02月02日 著者:空 えぐみ
きみの町に星をみているねこはいないかい?の感想
タイトルがに惹かれて……スマホを横にして読む絵本…なのかな。 カップラーメンは人類だけではなくネコにも友だちだったのか! あまりいろいろ考えずにそんなことがあるかもしれない、と思うのがいいかも。KindleUnlimitedで。
読了日:02月02日 著者:えびな みつる
La Nuit Magic―夜は魔術の感想
戸川昌子さんが原作とあったので興味を持ち読んで見たけれど、話がファンタジー?なのか、よくわからなかった。エロい場面は多く、レイプまがいのことや陰湿な会社でのいじめ、同性愛に近親相姦となんだかいろいろ詰め込まれ…それは夜のせい、月のせいだと言いたいのか……KindleUnlimitedで。
読了日:02月02日 著者:戸川 昌子,いがらし ゆみこ
絵本でわかる経済のおはなし バブルが村にやってきた! (講談社の創作絵本)の感想
コチラの記事で紹介されていたので。2/28まで全ページ無料公開🥸
【全ページ試し読み】森永卓郎さん 本当は怖い『絵本でわかる経済のお話』 https://search.app/xU9nVLmAmqdoYsp18
読了日:02月03日 著者:森永卓郎
硫黄島クロニクル~島民の運命~の感想
今日(2/3)は「絵手紙の日」だと知り、手紙⇒硫黄島からの手紙⇒硫黄島の連想により……そう言えばべっこう寿司ってあったよな、と小笠原を検索して見つけた。イラストも多いし島の生活などわかりやすいし読みやすいと思う。
《伊豆大島の鼈甲寿司》
http://www.oshima-navi.com/gourmet/bekko01.html
読了日:02月03日 著者:全国硫黄島島民の会
花狂ひの感想
タイトルと表紙が気に入ったので。小説の表紙も描かれている漫画家さんらしい。今昔物語を元にしているのかな?と思ったけれど、詳しくないからやっぱりわからない。河童の話は好き。
KindleUnlimitedで。
読了日:02月03日 著者:下村 富美
地球へ…[カラーイラスト完全版デジタルエディション] 1巻の感想
多分高校生の頃に映画化されて話題になっていたと思う。私は当時映画も観ていないし竹宮さんはちょっと苦手な漫画家さんだったのでパスしてきた。以前、さだまさしさんの「マグリットの石」を探していた時にこちらの動画を見て、いつかちゃんと読もうと思ってKindleUnlimitedで見つけたので読む。(3巻は違う)全部通して読んだけれどやっぱら難しくてわからん😑 あとあのヘッドホンみたいなのは補聴器だったのね😅
https://youtu.be/8tdqM9mMmnY?si=Gisv4u2D08hdSoKP
読了日:02月03日 著者:竹宮 惠子
どうも、追放聖女の夫です。の感想
よくあるネタではある。夫になった人の気の弱さがまたいい味なのかな。ところどころ読みにくかったり繰り返しがあったりするけれど、ベタベタいちゃいちゃもなくアッサリして物語の骨組みだけみたいな感じはよかったかも。KindleUnlimitedで。
読了日:02月04日 著者:七辻ゆゆ
新緑の庭の感想
『おにわさん』という庭園に関するサイトを見つけたので、庭の話を読もうと見つけた話。新緑の季節どころか春は名のみの……ではあるけれど。梅が「何だか寒気がすると思つたら、もう毛虫がたかつてゐるんだよ。」と語りが面白い。
https://search.app/Uww813gw81UF61Se7
読了日:02月04日 著者:芥川 竜之介
庭の感想
甲府空襲に遭い、一家で津軽へ草むしりをしながら兄利休と秀吉の関係について話したり……なんだか『へうげもの』を思い出した。兄の考えと弟の考え方は違う。当たり前だけど。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000035/card302.html
読了日:02月04日 著者:太宰治
猟奇歌の感想
「すれちがつた今の女が/眼の前で血まみれになる/白昼の幻想」ってあったけど、知り合いの知り合いが話している相手の顔がどんどん崩れていくので、顔を見て話すのが苦手、とか言っていたのを思い出した。どれも物語としてよみたいような……。
読了日:02月04日 著者:夢野 久作
緑の扉の感想
「真の冒険家」が緑の扉を開いたことにより素敵な出会いが!? しかし「彼がカップを取って振り返ると、彼女はきらきらと瞳を輝かせながら、大きなディル・ピクルスにかじりつこうとしていた。誤ることのない女性の本能で、紙袋の中から見つけ出したようだ。」……まぁ3日も食べていなければとにかく大きくて食べやすいものだったのかもしれないが💦 日東紅茶のキャンペーンを見てこの話を知ったので⇒https://www.nittoh-tea.com/enjoy/movie/brand/2502/index.html
読了日:02月04日 著者:オー・ヘンリ
ありがたいなぁの感想
こちらの記事を読んでYouTubeで。
◆絵本「ありがたいなぁ」について長崎国際テレビの特集ニュースで放送されました|絵本屋だっこ® https://search.app/CUajfX6zheWKgpX48
読了日:02月04日 著者:kawaika 松田友紀
死者との結婚 ~未亡人となった令嬢は義弟と結ばれる~ (こはく文庫)の感想
ヒロインは19歳で結婚式より前に死亡していた第二王子の死を隠すための偽装結婚をした。それから3年。ようやく自由にと思ったのに今度は第一王子と不義密通と言われ……王都から追放されることになるが、コレは罠を仕掛けた犯人を炙り出すために王が立てた計画だった。 護衛役の第三王子のレギウスと共に暮らし始めることになり…なんか後半の閨事に力を入れていた気がするが、前半も読み飛ばしたわ😅 あんまり恋愛的には盛り上がらないというかキュンとしない話だった。タイトルが気に言ったんだけどな。KindleUnlimited。
読了日:02月04日 著者:日野さつき
やさしい共犯、無欲な泥棒 珠玉短篇集 (文春文庫 み 34-3)の感想
訃報を聞いた時には驚きました。同い年なんですよね。光原百合さんと言えば尾道のイメージ。ミステリ作家としては私はぶっちゃけあんまり……なので、「花吹雪」「弥生尽の約束」あとがきにかえての「何もできない魔法使い」とかがよかった。
読了日:02月04日 著者:光原 百合
無邪鬼なふたご~青子と黄子~[1話売り] (ホラー シルキー)の感想
今日(2/5)は「ふたごの日」だと聞いたので。なんでもおんなじ、なんでもわけあう、可愛い女の子のふたご!……半分に出来ないものもあるのだが、物理的に半分にしたりとにかく両方同じでないとダメな子たち😓 ありきたりではあるけど、やっぱりゾワッとするなぁ。
読了日:02月05日 著者:愛田真夕美
いとをかし 板橋しゅうほう奇想時代劇漫画集の感想
KindleUnlimitedでオススメとしてたくさん表示されていたはじめての漫画家さん。SF作品はきっとわからないから😅1巻だし表紙も気にいったこちらを読んでみました。大変気に入りました🥸 5作品ありますが、どの話も( ・∀・)イイ!!
読了日:02月05日 著者:板橋 しゅうほう
ふたごのプリンセス 1 (クイーンズセレクション)の感想
ふたごの漫画で『さくら子すみれ子』を教えてもらったのだけれど、絶版らしく……同じくふたごの作品を見つけたので。オペラ界の歌姫・水藻麗(みずもれい)は公爵のリチャードと不倫し、子供を身ごもってしまう。子供のいない正妻のエリザベートは二人の過ちを許すから子どもは公爵家の跡継ぎとして引き渡すようにと。産まれたのは双子の姉妹だった。名前がミチルとチルチル!🤣母親の名前といい……先生、本当にコレでよかったの!? 昼メロのようなありえへん展開にドキドキ! 続きは明日読む。KindleUnlimited。
読了日:02月05日 著者:わたなべまさこ
SIMPLE DREAMS (ドンナ・コレクションズ)の感想
TMNの作詞が誰かとか興味はなかったのだけれど、小室哲哉氏と同じ小室さんということをきいて興味を持ち読む。聴いたことのある歌も全く知らない歌もあったけれど、こういう風に仕上げられていくのかと。たくさんの人の手がかかっている。小説でも漫画でもそれは同じなんだけど、音楽は勝手に耳に入ってきたりするからなぁ。偶然の出会いで好きになる確率は高いかもしれない。3人の中ではウツが好きだったけどテレビドラマの大根過ぎる姿にガッカリした😓なんで仕事を引き受けたんだ?木根さんの小説は読んでみたいと思った。
読了日:02月05日 著者:小室 みつ子
ふたごのプリンセス 2 (クイーンズセレクション)の感想
またあらたなキャラの登場により人間関係がぐちゃぐちゃに😂 産みの親より育ての親、そんな言葉を思い出した。姉妹仲が悪くならなくてよかった。
読了日:02月06日 著者:わたなべまさこ
ふたご座生まれ (クイーンズセレクション)の感想
表紙の雰囲気と表題作は違ったかな。怖いというのとはまた違う感じ。昔はよくシャム双生児の漫画があった気がする。もう1作はホラー。
読了日:02月06日 著者:わたなべまさこ
どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。 : 1【電子限定書き下ろしSS付】 (Mノベルスf)の感想
タイトルそのまま(笑) お互い自分の気持ちをはっきり自覚できないのかモダモダした歯がゆい時間が続くので、一章読んだらひと休みして違うものを読んでまたコレを読むパターンで読み終わるのに時間がかかってしまった。ヒロインの魔女は世間を知らないのでそのスレていないところがいいのかな。続編では心が通じたふたりの関係に少しは進展があるのだろうか? KindleUnlimited。
読了日:02月06日 著者:六つ花えいこ
片想い。 (ピュアフル文庫 ん 1-8 ピュアフル・アンソロジー)の感想
少年少女の片想いアンソロジー。「長い片想い」「北風のマント」がよかった。安藤由希さんは初めての作家さんだった気がする。
読了日:02月06日 著者:坂木 司
夜ふかしの本棚 (中公文庫 あ 92-1)の感想
紹介されている本の中で読んだことがあるのは片手で足りるくらい😓 タイトルも知らなかった作品もたくさん。1冊についてダラダラ書いていないので思ったよりサクサク読み進められたブックガイドだった。読みたい本が増えてしまった。
読了日:02月07日 著者:朝井 リョウ,円城 塔,窪 美澄,佐川 光晴,中村 文則,山崎 ナオコーラ
薔薇と野獣の感想
「白雪姫」「親指姫」「シンデレラ」「眠りの森の美女」「赤ずきん」「白薔薇と紅薔薇」「青ひげ」「美女と野獣」「雪の女王」など9つの話が新しい物語に! 童話をもとにした作品はいろいろあるけれど、これはまたちょっとした毒がたまらない短編集だったと思う。「白薔薇と紅薔薇」をもとにした作品の紅薔薇がなんだか気の毒ではあったけれど。面白い一冊だった。
読了日:02月08日 著者:フランチェスカ・リア ブロック
人間をみがく (中学生までに読んでおきたい哲学 7)の感想
最初の話だけ読んでしばらく放置していた😅 教科書サイズなので学生時代を思い出して音読してみた。久しぶりに声を出して本を読んで見たけれど、初見で読むと勝手に自分の言いやすい言葉にてにをはを変えてしまったり、思い込みで読んだりすることが黙読より多いことに気づいた。丸山眞男さんのは読んでもわからなくて、教科書だったらいたずら書きして終わりそう💦 河合隼雄先生はよかった。星新一さんは『イキガミ』を思い出した。幸田露伴の『太郎坊』はなんとも言えない気分になった。他のシリーズも気になるテーマのものは読んでみたい。
読了日:02月08日 著者:
オールドファッションカップケーキ (H&C Comics ihr HertZシリーズ)の感想
小説かと思ったら漫画だった😅 年齢高めなリーマンの恋心は自制心などもあり、お若い方が突っ走る系と違ってキュンキュンするのではなくせつなさがやってくる。男同士だと身体をつなげた後には結婚して子どもを持って……という未来が描けないからと気持ちを伝えてもその先に進むことにためらう姿とか……。ふたりの心情がよく伝わる話だなと思った。続編あるんだよなぁ。どうしようか悩む。やたらにベッドシーンがあるのはあんまり読みたくないし。
読了日:02月08日 著者:佐岸 左岸
紅き虚空の下で (光文社文庫 た 37-5)の感想
心臓の弱い方は読まないで下さい、という註釈をつけてもいいかもしれない、と4番目の話を読んで思った😰 他の話もグロテスクで流血は当たり前、蛇やら蛞蝓やら蛙やら…楳図かずお先生や伊藤潤二先生の世界に近いような。解説に「残虐さと物哀しさの混淆する雰囲気は、平山夢明の短篇を彷彿させるものがある。」とあったが、たしかに。それでも、という方はチャレンジを! あ、『兵隊カラス』は好きだったし『蛙男島の蜥蜴女』は澁澤龍彦氏の名前なども出てきたりして、ほー!となった。
読了日:02月09日 著者:高橋由太
猫の客 (河出文庫 ひ 7-1)の感想
表紙とタイトル買い。家のある場所、その造りがどうも想像出来なくて、地図や見取り図が欲しいなと思った。ご近所の猫を可愛がる(といっても過剰にではなく好きにさせている)夫婦。そして大家のおばあさんとの交流。猫の飼い主さんたちの気持ちはどうだったのかなぁと考える。夫婦に共感する人も
いるだろうけれど、飼い主宅の家族からしたらなんかいい気分ではないだろうなぁと。自己満足な作品の印象が強くあんまり読後感はよくなかった。猫を飼っている人、飼ったことがある人にはいい話なのかもしれないが私にはわからない。
読了日:02月10日 著者:平出 隆
さかのぼり喫茶おおどけい (双葉文庫 う 21-02)の感想
表紙につられて買ったシリーズ2作目。最初のシリーズに出てきた人たちの名前もあるようだが、前作は手放しでしまったらしく読み返せない😓「東中野の歴史を保存する会」メンバーが高齢化したこともあり、新しいメンバーで存続を…となったがみんなイヤイヤ参加している感じ。彼らが大時計の音にタイムスリップする。出てきた歌はタイトルは知っているけれど聴いたことがなかったり歌い手が違ったり……あとから探してきいてみたい。まだ続いていきそうな物語。ナポリタンが食べたい(笑)
読了日:02月11日 著者:内山純
Kiss. (ピュアフル文庫 ん 1-3 ピュアフル・アンソロジー)の感想
大槻ケンヂさんはあのKISSの話だった(笑)前川 麻子さんの「ウクレレを弾く」にあったもともとお気楽な楽器なのだろう、というのがツボに入った。「難しく考えなくていいんだよと、隣に腰かけてにこにこ微笑みかけてくれるような、親しみ易さがある。」(P36)に高木ブーさんが浮かんだりして。
読了日:02月11日 著者:伊藤 たかみ,前川 麻子,大槻 ケンヂ,あらい りゅうじ,沢村 鐵,風野 潮,延江 ローレン
妖精たちの回廊 (中公文庫)の感想
ニシキゴイというと山古志村。
http://yamakoshi.org/
人間の手で完全な美を創り出すことはやはり難しい。それでもなお美しさを求める人たちはいて、それはどこか理解出来ない道を突き進んでしまう。愛鯉家は身近にいないし、鯉の雑誌とか見てもそんなにこの鯉がいいかなぁ、と思ってしまうのだが。探していた鯉は行方知れずのまま、人間の愚かしさなど知らずにどこかで優雅に泳いているのかもしれない。タイトルの意味がわかるのはだいぶ後になってから。
読了日:02月11日 著者:赤江瀑
片をつける (ポプラ文庫 お 19-1)の感想
作者を椰月美智子さんだと勘違いして買ったらしい😅 終活中の八重が飼っているフクロウのヨハネのアルバム(写真ではなく絵で残されたアルバム)を見ている場面で「あんた、自分の部屋でくつろいでいるときにいきなり他人が入ってきて、パシャパシャ、シャッター押されたらどんな気分?あたしはやだね。ヨハネも嫌に決まってる。だから、ヨハネがいい顔を見せたときは目でシャッターを押す。しかと瞼に映像を焼き付けて、急いであっちの部屋に行ってデッサンをする」(P155)に同感。人物でも動物でも写真を撮られるってある意味、怖い。
読了日:02月11日 著者:越智 月子
スキュラ&カリュブディス: 死の口吻 (新潮文庫nex)の感想
タイトルと表紙買いしたのだけれど、思っていたのとは違って、百合風味なSFチックな神話っぽいような、ホラーテイストのような、グロさもあるし、うーん、なんだかよくわからない中途半端な話だった😥
読了日:02月12日 著者:相沢 沙呼
美しいこと (講談社文庫 こ 80-2)の感想
コミカライズを試し読みして女装したリーマンにマジ恋したリーマンってどうなるのだ!?と思って読む。簡単に女装しないあなたでも好きです、とはならないよなぁ。ただ息抜きで趣味の範囲だったわけだし。誠実さはたしかに素晴らしいのかもしれないが、それゆえにズルさも感じた。「より多く愛した者が敗者である。そして苦しまねばならぬ」この言葉が浮かんだ。安易なハッピーエンドにしないところがまたよかった。
読了日:02月12日 著者:木原 音瀬
ハッカの薫る丘で (中公文庫 も 34-1)の感想
こちらのブログ記事を読み興味を持ったので。
https://ameblo.jp/kumi93kumiko/entry-12883324114.html
農家に嫁いだ主人公が中学同窓会に出席したことから始まる、初恋を成就させる物語というのか……好きな人は好きな話かもしれないが、なんとなくうーん😑 私よりはいくらか上の世代の人たちで、ダンナは男尊女卑の典型のイヤな男で死産した妻を労ることもなく無神経な行動に言動を繰り返して来たヤローなので早く別れろ!とは思ったけど、不倫になるんだよなぁ。なんだかモヤる。
読了日:02月12日 著者:森 久美子
爆弾 (講談社文庫 こ 90-6)の感想
「鈴木爆発」というゲームがあったなとスズキタゴサクという名前を見て思い出した。心理戦、頭脳戦というのか、スズキタゴサクの話す言葉ひとつひとつを読むのにムダに力が入ってしまった。最後の一文が怖い。
読了日:02月14日 著者:呉 勝浩
普及版 リトル・トリーの感想
作者が山の中で祖父母との生活を書いた自伝的な物語。自然と共生している姿が美しい。挿し絵も力強い。祖父母や身近な人が天に召される場面にこんなふうに人生を終えることができたらなぁと思った。「今日は死ぬのにもってこいの日」を思い出した。作者が早く亡くなられたのもビックリした。チェロキー族というのは初めて知った。
読了日:02月14日 著者:フォレスト・カーター,和田 穹男
それでもいいと思ってた: 13のラヴ・ショート・ストーリーの感想
TMNの木根尚登さんの短編集。彼は物書きには向いていないような……期待していた分、ガッカリした。ファンタジーというほどでもなく……芸能界に関連した話もあるのだけれど、うーん……出来過ぎじゃないかというほどでもなく余韻もなくなんだか中途半端な感じ。喫茶店でそんな話をしていたの!?とあとから場所が出てきてビックリしたり。タイトルと内容もあっていない気がした。
読了日:02月14日 著者:木根 尚登
母親 (あなたの知らないアンデルセン)の感想
表題作の「母親」ははじめて読んだかも。死神に連れ去られた我が子を取り戻したい母親。「おれは神さまの言うとおりのことをしているだけだ。おれは神さまの庭師で、神さまの草花や木々を運んできては人の知らない国の大きな楽園に植えてるが、それがどんなふうに育ってどうなるかはおまえに話なわけにはいかん」絵がとてもいい。もう1作品の「モ
ミの木」も切りたおされたあとの年輪に文章が書かれたページがよかった。しかし表紙はどうしても忍者に見えてしまうのだが、彼女は「夜」だった。
読了日:02月14日 著者:ハンス・クリスチャン アンデルセン
いちごサンタ (コドモエのえほん)の感想
時期ハズレですが、読み聞かせ動画で🍓
https://youtu.be/g4HZZRa50yA?si=FKRfb8oEYVHlPA5u
読了日:02月15日 著者:大塚 健太,わたなべ あや
やさしいたんぽぽ (にじいろえほん)の感想
子猫を拾ったのだろうか、でも飼えないから原っぱに戻してきなさい、と母親に言われ……たんぽぽのやさしさにはほっこりするのだけれど、動物を捨てる人はやっぱり罪深いと思う。最後に電車に乗るのだが、その行き先は「ひかりのくに」……単純にたくさんの仲間たちと同じ電車で同じ場所に行けるんだ、よかったね、とは言えないのは大人になったからなのか🥺🥺🥺
読了日:02月15日 著者:安房直子
「日本の昔ばなし」鳥呑み爺さん【フルカラー】 (eEHON コミックス)の感想
実際読んだのはコチラ
https://minwanoheya.jp/area/nagano_006/
呑み込まれた鳥は結局どうなったのか気になる😑
追記:Kindle版を読んだら内容が違っていて、病気のおばあさんを助けていた。鳥も無事にお腹から飛び立った!よかった、よかった😆
読了日:02月15日 著者:小華和ためお
王女の証明 訳あり子爵は大罪人の末裔に甘い罰を与える (ムーンドロップス文庫 MD 047)の感想
タイトルからオレ様系のヤバい話かと思ったら違った。そして「王妃の大罪 それでも前王は禁忌を犯した母子を愛す」に出てきたアニの物語だとあったが、全く記憶になく……特に覚えていなくても単独で楽しめる話。エロい場面は3回ほど。媚薬って便利アイテムだわ、と思いつつ😅 コイツ、絶対裏切り者だよな、なヤツがその通りのゲス野郎だったので満足しました(笑)紆余曲折ありながら初恋を実らせたのでよかったのではないかと。KindleUnlimited。
読了日:02月16日 著者:明七
ごん狐の感想
コチラを読んで読み返したくなったので。何回読んでもゴンの生存は考えられないのだが。仮に命をとりとめたとして兵十と仲直り?できるとは思えないし、お互い余計にかなしく辛くなるだけだと思ってしまう。
https://togetter.com/li/2511372
追記
https://x.com/gonkichi01/status/1892433258412912764
読了日:02月16日 著者:新美 南吉
ピュアフル・アンソロジー 初恋。 (ピュアフル文庫)の感想
早川司寿乃さんのイラストとショートストーリーから始まる1冊。前川麻子さんの「プラネタリウムの駱駝」は『もうひとつの夏休み。』の「プルートへようこそ」と『片想い。』の「プリウスの双子」に出てきた主人公と同じだった。大崎梢さんの「冬の日のツルゲーネフ」に出てきた塾の名探偵?水戸くんは『片想い』の「北風のマント」でも活躍。枡野浩一さんの「ジジジジ」はある程度の年齢にならないとよさがわからないのではないかと思ったり。同名の映像作品のエビを膨らませた書き下ろし。安藤由希さんの「アヴェ マリア」もよかった。好きな話。
読了日:02月16日 著者:安藤 由希,香坂 直,永井 するみ,前川 麻子,大崎 梢,枡野浩一
アポロの歌 1の感想
実写化されるというコチラの記事を読んで気になりKindleUnlimitedで一冊だけ。なんか実写化はすごく改変されそう。完全版、高っ!
https://note.com/zenkan/n/nef7898c3fa16
読了日:02月17日 著者:手塚治虫
ノルウェーの昔話 (世界傑作童話シリーズ)の感想
どこかで似たような話を読んだな、というのは童話や昔話にはよくあることで、なんでそ~なるの!?なのも洋の東西を問わずお約束だったりする(笑) トロルがたくさん出てきて、さらわれたお姫さまが頭のシラミをとってあげるとか、えー!?となった。トロルがニホンザルに変換されてしまう😂 あと呪い(魔法)を解くのに首を斬ってくれとかコワい😱
挿し絵もよかった。最後の話は「三匹のヤギのがらがらどん」の一番もとになる話なのかな? 毎日少しずつ面白く読めた。
読了日:02月17日 著者:
わたしのわごむはわたさない 【3歳 4歳からの絵本】の感想
どうでもよさそうなものが宝物になったりする! 輪ゴム、ウチは商売をしていたので、箱買いして身近なものでしたが、カラー輪ゴムには憧れがありました😆
読了日:02月17日 著者:ヨシタケ シンスケ
トーキナ・ト (日本傑作絵本シリーズ)の感想
「トーキナ・ト」という言葉がよく出てくる。場面転換とか一息つくとかリズムよく読むためのものなのだろうか。あらすじなどはコチラで。刺繍がきれい。「フクロウのお兄様」がツボだった。
https://hoiclimber.com/3926/to-kinato/
アイヌラックルって初めてきいたので検索。
https://shimma.info/item_ainurakkuru.html
読了日:02月17日 著者:津島 佑子,宇梶 静江
しのぶ恋 浮世七景 (文春文庫 も 18-20)の感想
浮世絵から生まれた7つの物語。
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167921286
「深く忍恋」は読んだような気がする。「梅川忠兵衛」は殿方に同情してしまい、なんてバカな女なんだ!と思ってムナクソ悪いまま読み終わるのかなぁと思っていたけれどよかった〜案外割れ鍋に綴じ蓋なのかも😅 「夜雨」のおかみさんの気持ちもわかるし、高倉健さん的なダンナさんもよかった。映像で見たい。
読了日:02月18日 著者:諸田 玲子
眠い町の感想
今日は関東圏だけらしいが「安眠の日」だと知ったので。不思議な砂を持っていたおじいさんは神さまなのかと思ったけれど違うのかな? まどさんのねむりに関する詩を思い出す。https://rohengram799.livedoor.blog/archives/50828870.html
読了日:02月18日 著者:小川 未明
怪奇現象という名の病気 最恐小説大賞の感想
KindleUnlimitedで。認知症の患者さんも精神科に転院させられたりするしなぁ。精神科の夜間警備員の哲也が患者さんたちから聞いた話や体験した話。ちょっと山岸凉子センセの「スフィンクス」を思い出したりして。最終話にはえー、と思わなくもないが、面白く読んできたし……
エブリスタで続編を書いているというので読んでみたい。
https://estar.jp/novels/25012979
読了日:02月18日 著者:沖光峰津
あさドラ! (1) (ビッグコミックススペシャル)の感想
コチラの動画を見てどんな漫画か気になったので試し読みで。
今、こういう吊りスカートの女の子って見ないな😅
https://youtu.be/iU1hZnoVw1w?si=U3VoI2-XuLMJtFWD
読了日:02月18日 著者:浦沢 直樹
どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。(2) (Mノベルスf)の感想
心が通じ合い、結婚の約束までしたのに結婚式までの道のりの長いこと、遠いこと! 「背中まで45分」なんて夢のまた夢(笑)誓いのキスはちゃんと出来るのか!? 魔女は天然過ぎるというか知らないってこういうことになるのね💦 ドレス姿をカラーで見たかったな。KindleUnlimitedで。
読了日:02月19日 著者:六つ花 えいこ
昭和39年の俺たち3月号の感想
◆85年組アイドルの記事は歌だけでなくドラマや映画の出演作などもあり、こんな人いたっけ?やこんなドラマあったっけ?と懐かしい。いつものように脱いでいた特集も😅◆西田敏行さんや火野正平さんの記事も知らないことが多かった。◆虫王・ザ・ムービー 観たいとは思わないものばかり😰◆幻のアイドル必聴盤 荒木ミミ…聞いたことが…あるような、ないような
読了日:02月19日 著者:
牛をつないだ椿の木の感想
「グレーテルのかまど」の記事にこのタイトルがあったので読んでみた。
https://www.nhk.jp/p/kamado/ts/VNWVWYKX3Q/recipe/te/YXJ48PNY81/rp/1000002667/
うーん、なんと言ったらいいのか、スッキリはしないところが小川未明。椿の木に牛をつないだことでトラブルに発展するのだけれど……😟
◆企画展 ぼくは井戸である〜「牛をつないだ椿の木」考〜 雑感
https://note.com/minahiton/n/nea2d5a3adb7d
読了日:02月19日 著者:新美 南吉
まいったカッパは目でわかる1の感想
スキマで。カッパ笛が欲しいような気もするけど、本当に役に立っているのか😅
https://www.sukima.me/book/title/BT0001116735/
読了日:02月19日 著者:桐島 いつみ
ねんねん ころりんの感想
絵本の紹介記事で表紙の可愛さにキュンとなりました〜あくびをする猫の絵にまどみちをさんの詩にある「あくびをするときネコのかおは花のようになります」を思い出しました🐾 最後のネコの表情がイイ🥰
KindleUnlimitedで。
ブログに裏話がいくつか
https://ameblo.jp/lunlun-koubou/entry-12702358820.html
読了日:02月19日 著者:ふじもと のりこ
だれにも話さなかったこと(青空文庫)の感想
私も保育園に行くのがイヤで(ものすごい近くだったが)毎日泣いていたので主人公の気持ちがよくわかる😓 誰も一緒についてきてはくれなかったけれど、雨の日に祖父が迎えに来てくれたのが嬉しかった。そんな昔を思い出しながら読んだけど、若い先生はいなかったな😅
読了日:02月19日 著者:小川 未明
泣き虫アーニャは二度ベルを鳴らすの感想
KindleUnlimited。
ベトナム戦争終盤の1972年に相模原市で起きた「戦車闘争」をテーマに「平和」を願うウクライナの少女と福島から引っ越してきた日本の少年の交流を描いた作品。少し読みにくいというかわかりにくいところも。認知症のおじいさんが出てくるけれど、辛い記憶はずっと残っていた。「友よ」の歌詞が胸に響く。https://www.uta-net.com/movie/23123/
戦車闘争って知らなかった。
https://sensha-tousou.com/
読了日:02月19日 著者:吉岡 勝
小悪魔JKサイコ第11話 (peep Comics)の感想
またヤバそうなキャラが出てきました! インフルエンサーって自ら名乗るものなのか?
読了日:02月20日 著者:三石メガネ,peep,古場みすみ
4月の東京は…2023 (HertZ&CRAFT)の感想
なんとなくタイトルが気になり……本編を知らないでもいろいろ察して読めたけれど、どういう経緯か知りたくなり本編を購入することに😅
読了日:02月20日 著者:ハル
四ツ山鬼談の感想
あとがきを読んだから本文を読んだ方がよりその歴史的なことも踏まえていい読書になったように思った。ただコワい!ですませてしまうのではなく……どこの土地にもこういう話はあるんだろうな。「黒い人」は怪談話にはよく出てくる気がしたけど、こちらの話にある「黒い人」はとても重みがあるように感じる。語られることが少ない、ということが雄弁に語られていることになるのだと思った。九州の炭鉱、強制労働というと帚木蓬生氏の『三たびの海峡』を思い出す。炭鉱電車についてはもっと知りたい。KindleUnlimitedで。
読了日:02月20日 著者:嗣人
魔法使いのサリーくん (ROCKコミック)の感想
KindleUnlimited。
「魔法使いサリーちゃん」が横山光輝センセ作と知り、アニメしか知らなかったのでエェッ😱となっていたので(いずれ読みたいけれど)こちらのサリーくんにほっこりキュンキュンしました💕https://bookmeter.com/books/22511425
読了日:02月21日 著者:石川ユキ
文豪たちの妙な旅: ミステリーアンソロジー (河出文庫)の感想
作品の長さがまちまちで、内容も「妙な旅」というざっくりしたくくりだったので、読みながらコレはテーマにあっているのか?と…乗車・乗船中の話を集めたのだと思っていた。一番長い「二人の青木愛三郎」は同級生に愛男(ちかお)さんっていたなと思い出した。切手の貼り方で思いを伝える方法が書いてあったが、小学生時代、文通していたので、聞いたことがあるけど、結構前からあったことにビックリした。
読了日:02月21日 著者:山前 譲
娼婦美と冒険の感想
簡単に?読みたい方はコチラを😅
https://otakobun.bunko.jp/books/3770
読了日:02月21日 著者:芥川 竜之介
面会の感想
「面会」というと刑務所で……が浮かんでしまったけれど、友人を見送る話。これが楽しい旅に出かけるのであればよかったのに、彼は戦地に……。雨降りの情景にまたかなしさを増す。
青空文庫で探す時になぜか「再会」だと勘違いして見つからない……と思ってた😓
読了日:02月22日 著者:織田 作之助
もしかしたら maybeの感想
◆タイトルから中島みゆきさんの歌声を思い出しつつ……
https://www.miyuki.jp/s/y10/discography/PCDA-00287?ima=0000&link=ROBO004
◆読み聞かせ動画で🍀
https://youtu.be/ydj0dOGpp4Q?si=IrU80oElIB1QdAtr
読了日:02月23日 著者:コビ・ヤマダ
うごきません。の感想
ハシビロコウを初めて見たのは子どもが幼稚園の時の親子遠足で。読み聞かせ動画で文字起こしを読んでいたらハシビロコウが「伏見六甲」になっていて関西圏にしかいない生物みたいだった(笑)
読了日:02月23日 著者:大塚 健太
四畳半襖の下張りの感想
現代語訳を見つけたので読む。よゐこはダメよ🤗まだ早い!なお話ですな🥸
https://maho2008.diarynote.jp/201701141811057100/
「四畳半事件」⇒
https://intojapanwaraku.com/rock/culture-rock/157829/
読了日:02月23日 著者:金風山人,伝永井荷風
赤いステッキ―盲目の少女をめぐる愛の連作 (1980年)の感想
読んだのは青空文庫で多分最初の部分だけ。目の不自由な克子にその事実を告げられず、兄と同じように幼稚園に行くつもりだが、盲学校に行くようにと何とか説得しようとする母親。克子の心を動かしたのは赤い
ステッキを持つことだった。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001875/card59830.html
白杖の種類
https://www.carefit.org/liber_carefit/barrier-free/barrier-free18.php
読了日:02月23日 著者:壷井 栄
土曜はカフェ・チボリで (創元推理文庫 M う 2-3)の感想
岡山にチボリ公園ってあったよな、とタイトルと表紙買い。高校生のレンは毎週土曜日だけ開店するカフェ・チボリの店主。デンマークといえばアンデルセンとHygge(ヒュッゲ)。くつろぎ、おもてなし、居心地のよい雰囲気……を目指した喫茶店。登場人物の名前がなんか変わっているなと思ったけれど、それは物語に必要だったからか、と最後の謎解きで気がついた。なんとなくムリにアンデルセンの童話とこじつけた感じもしないではない。たから読みにくさがあったのかな。あとやっぱり現実実がない?「客一号二号三号」という表現はツボだった!
読了日:02月24日 著者:内山 純
14歳、夏。 (徳間文庫)の感想
コロナ禍で慌ただしい医療現場で働く研修医の持田友親。「いのちはなぜ失われてしまうねか」多感な14歳の夏を思い返す。この部分だけでよかったような気もした。帯広に住む父方の祖父の家にばん馬で活躍したタイコという大きな馬がいて…。ばんえい競馬については知らないことばかりだった。KU。
https://www.banei-owners.jp/%E3%81%B0%E3%82%93%E3%81%88%E3%81%84%E3%81%A8%E3%81%AF/%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF/
読了日:02月24日 著者:鳴海章
愛猫が心臓に爆弾を抱えていた話 明日もしきみが消えるならの感想
pixivでも、Kindleでも無料で読めます。
2/24は不器男忌。この漫画を読んだ後に『奥津城(おっくつき)に犬を葬る二月かな』を知りました。
犬でも猫でも人でも見送る立場はいつもかなしい。
https://www.pixiv.net/artworks/118623609
読了日:02月24日 著者:マナ
供犠【電子書籍版】(22世紀アート)の感想
タイトルに惹かれて。心理学に関心のある中高生が好きそうな……第一部「蓮沼家の降霊祭」と第二部 「蛭間神父の犯罪」の思ったより短い話だった。登場人物のどれもちょっとずつヘン。KindleUnlimited。
読了日:02月25日 著者:成澤 昭徳
透明なる貴婦人 ローズマリーと奇妙な肖像画の感想
タイトルの通り。魔夜峰央先生の絵柄に似ているかな。続きがあるなら読みたいのだけれど。
読了日:02月25日 著者:甘木リリ
月夜のみみずくの感想
読み聞かせ動画で。ミミズクに急に光(あかり)をあてる場面はちょっとどうなのかなぁ…と思ってしまった。絵は落ち着いた感じで好き。関係ないけどミミズクという昆虫もいるのね😅
https://youtu.be/MqBA1awf3nQ?feature=shared
読了日:02月25日 著者:ジェイン ヨーレン
十八歳の花嫁の感想
慌ただしく戦地からもった友人は慌ただしく見合いをし2日後に支度もなにもする暇もない慌しい挙式。そして、その翌日の夜には彼は再び戦地へ戻って行くために汽車に乗り……「十八歳の花嫁はその日から彼に代って彼の老いた両親に仕えるのである。」………実話のようだけれど、花嫁さんの本心はわからないしその後はどうなったのか気になる。
読了日:02月25日 著者:織田 作之助
CROW’S(クロース) 創刊号の感想
KindleUnlimitedで。
【カラス友の会】の存在をはじめて知りました。カラスを食べる……考えたことがなかった😱
https://lovecrow.theshop.jp/
読了日:02月26日 著者:カラス友の会
笑わない人魚 (ホーム社漫画文庫)の感想
表題作も「青髭の友人」もせつなくてよかったが、私が一番好きなのは「真夏の城」。異母兄弟が出会ってしまい……お互いの立場を知っていたけれど言わなかった、言えなかった。でもそれは秘密ではなく、お互いが知っていたことならどちらかが騙したとか罪になることではなく「ただの…恋だったんだよ」……ぐはっ!とヤラれました😆 BLを読み慣れない人にも誰かを想い続ける辛さやせつなさやよろこびや…痛みだけではないこの気持ちをわかってほしくなる1冊。ハードな場面もないから大丈夫、怖くないから(笑)
読了日:02月26日 著者:今 市子
そして夫は、完全な女性になったの感想
KindleUnlimitedで。
なんいうか、当事者の方の話はやはり重い。本当に大変な思いをされたと思うし、今の多様性の時代だよ、受け入れないと!みたいな風潮はやはり無責任なところがあると思うし怖い。庄司陽子さんの漫画「G.I.D.」を思い出した。
https://mangapedia.com/G.I.D.-gc63guw3e#goog_rewarded
◆作者さんのnote⇒
https://note.com/mikatajustice
読了日:02月26日 著者:みかた
ぼうさいの感想
KindleUnlimited。子ども向けな分、わかりやすくていい。
「あきらめずににげつづけよう」コレが一番心に残った。
読了日:02月27日 著者:山村武彦,the rocket gold star
猫の惑星の感想
KindleUnlimited。タイトルが気になり読んでみた。ファンタジーなのかSFなのか、ジャンプ漫画の最終回みたいに「俺たちの旅はまだまだコレから!」みたいな(笑)意識の集合体というと栗本薫さんの『心中天浦島』にある「遥かな草原に」を思い出す。
読了日:02月27日 著者:梶尾 真治
僕らには僕らの言葉があるの感想
高校に「インテグレーション生」として入学し、壇上から手話で挨拶する真白。彼は普通高校で硬式野球をするために入学した。彼とバッテリーを組むことになる野中宏晃。よく「相手の立場になって」というけれどなかなかそれは出来ない。山本おさむさんの「どんぐりの家」を思い出した。あと今野球バッグってリュック型なのか……いろいろ時代の変化を感じた。
KindleUnlimited。
◆インテグレーション
https://www.hana-mode.com/entry/integ
読了日:02月27日 著者:詠里
25の短編小説 (朝日文庫)の感想
コロナ渦の話が多く発行年月日を確認したら2020年、なんだかものすごく昔の出来事のように感じてしまった。河﨑秋子さんの「洞ばなし」がホラー😱 櫻木みわさんの「しおかぜ」。特定失踪者問題調査会のラジオ放送に着想を得たとのこと。ずっとこの問題に知らん顔をしてきた日本は北朝鮮より怖い国なんじゃないか、頷くしかない。三浦しをんさんの「魚の記憶」の「家族がいようといまいと、金があろうとなかろうと、だれしもそれぞれ固有の苦しみや喜びがあり、しかし生きているかぎりご飯を食べて寝て起きて生活はつづく」に同感。
読了日:02月28日 著者:
妖精のおきゃくさま (webアクションコミックス)の感想
2巻まで(完結なのかな)KindleUnlimitedで。
洋裁業を営む藤野景子の前に、突如不思議な妖精が現れる。その妖精のためにドレスを作ったり、一緒に作るようになったり……ファンタジーで絵柄も内容も可愛いらしいお話😊
読了日:02月28日 著者:脇田茜
1~2話 弱虫強虫の感想
7話まであったので(無料)読んだ。弱虫も強虫も可愛い。主人公のお父さんもイイ。死神さんがモテモテだった(笑)
読了日:02月28日 著者:穂月想多
読書メーター
読んだ本の数:92
読んだページ数:13398
ナイス数:2119

タイトル買い。昔『詩とメルヘン』に心の中で呼びかけていれば通じるというけれど、自分の声が届かないのは「誰かのやさしい手があなたの耳をふさいでいるからでしょうか」というような詩があってそれを思い出したから。睦言場面は読み飛ばす。表紙右側の男の母親は阿蘭陀人。彼は青い瞳でそれを母親が傷つけようとするエピは銀英伝のロイエンタールかよ!と。愛人の子だが異母兄が思ったよりいい人で、アレ?(笑)志津夫(左の男)は8歳の姉と一緒に遊郭に売られる。全体的にいい話だと思うが暴力場面があるので苦手な方はご注意。
読了日:02月01日 著者:野原耳子

『のんき節』などを聴く機会があったのでKindleUnlimitedで。
◆茅ヶ崎の煌き(添田唖蝉坊)|茅ヶ崎観光情報サイト「ちがさきナビ」茅ヶ崎市観光協会 https://search.app/CNTRXhpVGJdWxGZx7
読了日:02月01日 著者:和田崇

表紙が気に入ったのでKindleUnlimitedで。
ヒロインが狂愛に堕ちたのかと思ったら婚約を申し出たヤローがバカだったという感じ。義兄とは平民なので貴族のところに養女になってパターンで預けられた家の息子のこと。この義兄はわりとわかりやすいタイプだけれど、もうちょっと考えて行動した方が…と思わなくもない。
読了日:02月01日 著者:木野美森

KindleUnlimitedで。スマホの形を活かした四コマ漫画(ΦωΦ)かな。クロネコのヤマトが好き(笑)
読了日:02月02日 著者:おかみ屋

アニメは見ていないけれど、沖縄在住の人が楽しく読んでいる記事などを読んで気になったので。同じ名字の人が多い地域は沖縄でなくても大変(笑)「チリバコ」は沖縄以外でも言わないかな? 時々エヴァネタがあるのがイイ。KindleUnlimitedで。
読了日:02月02日 著者:空 えぐみ

タイトルがに惹かれて……スマホを横にして読む絵本…なのかな。 カップラーメンは人類だけではなくネコにも友だちだったのか! あまりいろいろ考えずにそんなことがあるかもしれない、と思うのがいいかも。KindleUnlimitedで。
読了日:02月02日 著者:えびな みつる

戸川昌子さんが原作とあったので興味を持ち読んで見たけれど、話がファンタジー?なのか、よくわからなかった。エロい場面は多く、レイプまがいのことや陰湿な会社でのいじめ、同性愛に近親相姦となんだかいろいろ詰め込まれ…それは夜のせい、月のせいだと言いたいのか……KindleUnlimitedで。
読了日:02月02日 著者:戸川 昌子,いがらし ゆみこ

コチラの記事で紹介されていたので。2/28まで全ページ無料公開🥸
【全ページ試し読み】森永卓郎さん 本当は怖い『絵本でわかる経済のお話』 https://search.app/xU9nVLmAmqdoYsp18
読了日:02月03日 著者:森永卓郎

今日(2/3)は「絵手紙の日」だと知り、手紙⇒硫黄島からの手紙⇒硫黄島の連想により……そう言えばべっこう寿司ってあったよな、と小笠原を検索して見つけた。イラストも多いし島の生活などわかりやすいし読みやすいと思う。
《伊豆大島の鼈甲寿司》
http://www.oshima-navi.com/gourmet/bekko01.html
読了日:02月03日 著者:全国硫黄島島民の会

タイトルと表紙が気に入ったので。小説の表紙も描かれている漫画家さんらしい。今昔物語を元にしているのかな?と思ったけれど、詳しくないからやっぱりわからない。河童の話は好き。
KindleUnlimitedで。
読了日:02月03日 著者:下村 富美
![地球へ…[カラーイラスト完全版デジタルエディション] 1巻](https://m.media-amazon.com/images/I/51Mr1BghHaL._SL120_.jpg)
多分高校生の頃に映画化されて話題になっていたと思う。私は当時映画も観ていないし竹宮さんはちょっと苦手な漫画家さんだったのでパスしてきた。以前、さだまさしさんの「マグリットの石」を探していた時にこちらの動画を見て、いつかちゃんと読もうと思ってKindleUnlimitedで見つけたので読む。(3巻は違う)全部通して読んだけれどやっぱら難しくてわからん😑 あとあのヘッドホンみたいなのは補聴器だったのね😅
https://youtu.be/8tdqM9mMmnY?si=Gisv4u2D08hdSoKP
読了日:02月03日 著者:竹宮 惠子

よくあるネタではある。夫になった人の気の弱さがまたいい味なのかな。ところどころ読みにくかったり繰り返しがあったりするけれど、ベタベタいちゃいちゃもなくアッサリして物語の骨組みだけみたいな感じはよかったかも。KindleUnlimitedで。
読了日:02月04日 著者:七辻ゆゆ

『おにわさん』という庭園に関するサイトを見つけたので、庭の話を読もうと見つけた話。新緑の季節どころか春は名のみの……ではあるけれど。梅が「何だか寒気がすると思つたら、もう毛虫がたかつてゐるんだよ。」と語りが面白い。
https://search.app/Uww813gw81UF61Se7
読了日:02月04日 著者:芥川 竜之介

甲府空襲に遭い、一家で津軽へ草むしりをしながら兄利休と秀吉の関係について話したり……なんだか『へうげもの』を思い出した。兄の考えと弟の考え方は違う。当たり前だけど。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000035/card302.html
読了日:02月04日 著者:太宰治

「すれちがつた今の女が/眼の前で血まみれになる/白昼の幻想」ってあったけど、知り合いの知り合いが話している相手の顔がどんどん崩れていくので、顔を見て話すのが苦手、とか言っていたのを思い出した。どれも物語としてよみたいような……。
読了日:02月04日 著者:夢野 久作

「真の冒険家」が緑の扉を開いたことにより素敵な出会いが!? しかし「彼がカップを取って振り返ると、彼女はきらきらと瞳を輝かせながら、大きなディル・ピクルスにかじりつこうとしていた。誤ることのない女性の本能で、紙袋の中から見つけ出したようだ。」……まぁ3日も食べていなければとにかく大きくて食べやすいものだったのかもしれないが💦 日東紅茶のキャンペーンを見てこの話を知ったので⇒https://www.nittoh-tea.com/enjoy/movie/brand/2502/index.html
読了日:02月04日 著者:オー・ヘンリ

こちらの記事を読んでYouTubeで。
◆絵本「ありがたいなぁ」について長崎国際テレビの特集ニュースで放送されました|絵本屋だっこ® https://search.app/CUajfX6zheWKgpX48
読了日:02月04日 著者:kawaika 松田友紀

ヒロインは19歳で結婚式より前に死亡していた第二王子の死を隠すための偽装結婚をした。それから3年。ようやく自由にと思ったのに今度は第一王子と不義密通と言われ……王都から追放されることになるが、コレは罠を仕掛けた犯人を炙り出すために王が立てた計画だった。 護衛役の第三王子のレギウスと共に暮らし始めることになり…なんか後半の閨事に力を入れていた気がするが、前半も読み飛ばしたわ😅 あんまり恋愛的には盛り上がらないというかキュンとしない話だった。タイトルが気に言ったんだけどな。KindleUnlimited。
読了日:02月04日 著者:日野さつき

訃報を聞いた時には驚きました。同い年なんですよね。光原百合さんと言えば尾道のイメージ。ミステリ作家としては私はぶっちゃけあんまり……なので、「花吹雪」「弥生尽の約束」あとがきにかえての「何もできない魔法使い」とかがよかった。
読了日:02月04日 著者:光原 百合
![無邪鬼なふたご~青子と黄子~[1話売り] (ホラー シルキー)](https://m.media-amazon.com/images/I/515PeQEBCJL._SL120_.jpg)
今日(2/5)は「ふたごの日」だと聞いたので。なんでもおんなじ、なんでもわけあう、可愛い女の子のふたご!……半分に出来ないものもあるのだが、物理的に半分にしたりとにかく両方同じでないとダメな子たち😓 ありきたりではあるけど、やっぱりゾワッとするなぁ。
読了日:02月05日 著者:愛田真夕美

KindleUnlimitedでオススメとしてたくさん表示されていたはじめての漫画家さん。SF作品はきっとわからないから😅1巻だし表紙も気にいったこちらを読んでみました。大変気に入りました🥸 5作品ありますが、どの話も( ・∀・)イイ!!
読了日:02月05日 著者:板橋 しゅうほう

ふたごの漫画で『さくら子すみれ子』を教えてもらったのだけれど、絶版らしく……同じくふたごの作品を見つけたので。オペラ界の歌姫・水藻麗(みずもれい)は公爵のリチャードと不倫し、子供を身ごもってしまう。子供のいない正妻のエリザベートは二人の過ちを許すから子どもは公爵家の跡継ぎとして引き渡すようにと。産まれたのは双子の姉妹だった。名前がミチルとチルチル!🤣母親の名前といい……先生、本当にコレでよかったの!? 昼メロのようなありえへん展開にドキドキ! 続きは明日読む。KindleUnlimited。
読了日:02月05日 著者:わたなべまさこ

TMNの作詞が誰かとか興味はなかったのだけれど、小室哲哉氏と同じ小室さんということをきいて興味を持ち読む。聴いたことのある歌も全く知らない歌もあったけれど、こういう風に仕上げられていくのかと。たくさんの人の手がかかっている。小説でも漫画でもそれは同じなんだけど、音楽は勝手に耳に入ってきたりするからなぁ。偶然の出会いで好きになる確率は高いかもしれない。3人の中ではウツが好きだったけどテレビドラマの大根過ぎる姿にガッカリした😓なんで仕事を引き受けたんだ?木根さんの小説は読んでみたいと思った。
読了日:02月05日 著者:小室 みつ子

またあらたなキャラの登場により人間関係がぐちゃぐちゃに😂 産みの親より育ての親、そんな言葉を思い出した。姉妹仲が悪くならなくてよかった。
読了日:02月06日 著者:わたなべまさこ

表紙の雰囲気と表題作は違ったかな。怖いというのとはまた違う感じ。昔はよくシャム双生児の漫画があった気がする。もう1作はホラー。
読了日:02月06日 著者:わたなべまさこ

タイトルそのまま(笑) お互い自分の気持ちをはっきり自覚できないのかモダモダした歯がゆい時間が続くので、一章読んだらひと休みして違うものを読んでまたコレを読むパターンで読み終わるのに時間がかかってしまった。ヒロインの魔女は世間を知らないのでそのスレていないところがいいのかな。続編では心が通じたふたりの関係に少しは進展があるのだろうか? KindleUnlimited。
読了日:02月06日 著者:六つ花えいこ

少年少女の片想いアンソロジー。「長い片想い」「北風のマント」がよかった。安藤由希さんは初めての作家さんだった気がする。
読了日:02月06日 著者:坂木 司

紹介されている本の中で読んだことがあるのは片手で足りるくらい😓 タイトルも知らなかった作品もたくさん。1冊についてダラダラ書いていないので思ったよりサクサク読み進められたブックガイドだった。読みたい本が増えてしまった。
読了日:02月07日 著者:朝井 リョウ,円城 塔,窪 美澄,佐川 光晴,中村 文則,山崎 ナオコーラ

「白雪姫」「親指姫」「シンデレラ」「眠りの森の美女」「赤ずきん」「白薔薇と紅薔薇」「青ひげ」「美女と野獣」「雪の女王」など9つの話が新しい物語に! 童話をもとにした作品はいろいろあるけれど、これはまたちょっとした毒がたまらない短編集だったと思う。「白薔薇と紅薔薇」をもとにした作品の紅薔薇がなんだか気の毒ではあったけれど。面白い一冊だった。
読了日:02月08日 著者:フランチェスカ・リア ブロック

最初の話だけ読んでしばらく放置していた😅 教科書サイズなので学生時代を思い出して音読してみた。久しぶりに声を出して本を読んで見たけれど、初見で読むと勝手に自分の言いやすい言葉にてにをはを変えてしまったり、思い込みで読んだりすることが黙読より多いことに気づいた。丸山眞男さんのは読んでもわからなくて、教科書だったらいたずら書きして終わりそう💦 河合隼雄先生はよかった。星新一さんは『イキガミ』を思い出した。幸田露伴の『太郎坊』はなんとも言えない気分になった。他のシリーズも気になるテーマのものは読んでみたい。
読了日:02月08日 著者:

小説かと思ったら漫画だった😅 年齢高めなリーマンの恋心は自制心などもあり、お若い方が突っ走る系と違ってキュンキュンするのではなくせつなさがやってくる。男同士だと身体をつなげた後には結婚して子どもを持って……という未来が描けないからと気持ちを伝えてもその先に進むことにためらう姿とか……。ふたりの心情がよく伝わる話だなと思った。続編あるんだよなぁ。どうしようか悩む。やたらにベッドシーンがあるのはあんまり読みたくないし。
読了日:02月08日 著者:佐岸 左岸

心臓の弱い方は読まないで下さい、という註釈をつけてもいいかもしれない、と4番目の話を読んで思った😰 他の話もグロテスクで流血は当たり前、蛇やら蛞蝓やら蛙やら…楳図かずお先生や伊藤潤二先生の世界に近いような。解説に「残虐さと物哀しさの混淆する雰囲気は、平山夢明の短篇を彷彿させるものがある。」とあったが、たしかに。それでも、という方はチャレンジを! あ、『兵隊カラス』は好きだったし『蛙男島の蜥蜴女』は澁澤龍彦氏の名前なども出てきたりして、ほー!となった。
読了日:02月09日 著者:高橋由太

表紙とタイトル買い。家のある場所、その造りがどうも想像出来なくて、地図や見取り図が欲しいなと思った。ご近所の猫を可愛がる(といっても過剰にではなく好きにさせている)夫婦。そして大家のおばあさんとの交流。猫の飼い主さんたちの気持ちはどうだったのかなぁと考える。夫婦に共感する人も
いるだろうけれど、飼い主宅の家族からしたらなんかいい気分ではないだろうなぁと。自己満足な作品の印象が強くあんまり読後感はよくなかった。猫を飼っている人、飼ったことがある人にはいい話なのかもしれないが私にはわからない。
読了日:02月10日 著者:平出 隆

表紙につられて買ったシリーズ2作目。最初のシリーズに出てきた人たちの名前もあるようだが、前作は手放しでしまったらしく読み返せない😓「東中野の歴史を保存する会」メンバーが高齢化したこともあり、新しいメンバーで存続を…となったがみんなイヤイヤ参加している感じ。彼らが大時計の音にタイムスリップする。出てきた歌はタイトルは知っているけれど聴いたことがなかったり歌い手が違ったり……あとから探してきいてみたい。まだ続いていきそうな物語。ナポリタンが食べたい(笑)
読了日:02月11日 著者:内山純

大槻ケンヂさんはあのKISSの話だった(笑)前川 麻子さんの「ウクレレを弾く」にあったもともとお気楽な楽器なのだろう、というのがツボに入った。「難しく考えなくていいんだよと、隣に腰かけてにこにこ微笑みかけてくれるような、親しみ易さがある。」(P36)に高木ブーさんが浮かんだりして。
読了日:02月11日 著者:伊藤 たかみ,前川 麻子,大槻 ケンヂ,あらい りゅうじ,沢村 鐵,風野 潮,延江 ローレン

ニシキゴイというと山古志村。
http://yamakoshi.org/
人間の手で完全な美を創り出すことはやはり難しい。それでもなお美しさを求める人たちはいて、それはどこか理解出来ない道を突き進んでしまう。愛鯉家は身近にいないし、鯉の雑誌とか見てもそんなにこの鯉がいいかなぁ、と思ってしまうのだが。探していた鯉は行方知れずのまま、人間の愚かしさなど知らずにどこかで優雅に泳いているのかもしれない。タイトルの意味がわかるのはだいぶ後になってから。
読了日:02月11日 著者:赤江瀑

作者を椰月美智子さんだと勘違いして買ったらしい😅 終活中の八重が飼っているフクロウのヨハネのアルバム(写真ではなく絵で残されたアルバム)を見ている場面で「あんた、自分の部屋でくつろいでいるときにいきなり他人が入ってきて、パシャパシャ、シャッター押されたらどんな気分?あたしはやだね。ヨハネも嫌に決まってる。だから、ヨハネがいい顔を見せたときは目でシャッターを押す。しかと瞼に映像を焼き付けて、急いであっちの部屋に行ってデッサンをする」(P155)に同感。人物でも動物でも写真を撮られるってある意味、怖い。
読了日:02月11日 著者:越智 月子

タイトルと表紙買いしたのだけれど、思っていたのとは違って、百合風味なSFチックな神話っぽいような、ホラーテイストのような、グロさもあるし、うーん、なんだかよくわからない中途半端な話だった😥
読了日:02月12日 著者:相沢 沙呼

コミカライズを試し読みして女装したリーマンにマジ恋したリーマンってどうなるのだ!?と思って読む。簡単に女装しないあなたでも好きです、とはならないよなぁ。ただ息抜きで趣味の範囲だったわけだし。誠実さはたしかに素晴らしいのかもしれないが、それゆえにズルさも感じた。「より多く愛した者が敗者である。そして苦しまねばならぬ」この言葉が浮かんだ。安易なハッピーエンドにしないところがまたよかった。
読了日:02月12日 著者:木原 音瀬

こちらのブログ記事を読み興味を持ったので。
https://ameblo.jp/kumi93kumiko/entry-12883324114.html
農家に嫁いだ主人公が中学同窓会に出席したことから始まる、初恋を成就させる物語というのか……好きな人は好きな話かもしれないが、なんとなくうーん😑 私よりはいくらか上の世代の人たちで、ダンナは男尊女卑の典型のイヤな男で死産した妻を労ることもなく無神経な行動に言動を繰り返して来たヤローなので早く別れろ!とは思ったけど、不倫になるんだよなぁ。なんだかモヤる。
読了日:02月12日 著者:森 久美子

「鈴木爆発」というゲームがあったなとスズキタゴサクという名前を見て思い出した。心理戦、頭脳戦というのか、スズキタゴサクの話す言葉ひとつひとつを読むのにムダに力が入ってしまった。最後の一文が怖い。
読了日:02月14日 著者:呉 勝浩

作者が山の中で祖父母との生活を書いた自伝的な物語。自然と共生している姿が美しい。挿し絵も力強い。祖父母や身近な人が天に召される場面にこんなふうに人生を終えることができたらなぁと思った。「今日は死ぬのにもってこいの日」を思い出した。作者が早く亡くなられたのもビックリした。チェロキー族というのは初めて知った。
読了日:02月14日 著者:フォレスト・カーター,和田 穹男

TMNの木根尚登さんの短編集。彼は物書きには向いていないような……期待していた分、ガッカリした。ファンタジーというほどでもなく……芸能界に関連した話もあるのだけれど、うーん……出来過ぎじゃないかというほどでもなく余韻もなくなんだか中途半端な感じ。喫茶店でそんな話をしていたの!?とあとから場所が出てきてビックリしたり。タイトルと内容もあっていない気がした。
読了日:02月14日 著者:木根 尚登

表題作の「母親」ははじめて読んだかも。死神に連れ去られた我が子を取り戻したい母親。「おれは神さまの言うとおりのことをしているだけだ。おれは神さまの庭師で、神さまの草花や木々を運んできては人の知らない国の大きな楽園に植えてるが、それがどんなふうに育ってどうなるかはおまえに話なわけにはいかん」絵がとてもいい。もう1作品の「モ
ミの木」も切りたおされたあとの年輪に文章が書かれたページがよかった。しかし表紙はどうしても忍者に見えてしまうのだが、彼女は「夜」だった。
読了日:02月14日 著者:ハンス・クリスチャン アンデルセン

時期ハズレですが、読み聞かせ動画で🍓
https://youtu.be/g4HZZRa50yA?si=FKRfb8oEYVHlPA5u
読了日:02月15日 著者:大塚 健太,わたなべ あや

子猫を拾ったのだろうか、でも飼えないから原っぱに戻してきなさい、と母親に言われ……たんぽぽのやさしさにはほっこりするのだけれど、動物を捨てる人はやっぱり罪深いと思う。最後に電車に乗るのだが、その行き先は「ひかりのくに」……単純にたくさんの仲間たちと同じ電車で同じ場所に行けるんだ、よかったね、とは言えないのは大人になったからなのか🥺🥺🥺
読了日:02月15日 著者:安房直子

実際読んだのはコチラ
https://minwanoheya.jp/area/nagano_006/
呑み込まれた鳥は結局どうなったのか気になる😑
追記:Kindle版を読んだら内容が違っていて、病気のおばあさんを助けていた。鳥も無事にお腹から飛び立った!よかった、よかった😆
読了日:02月15日 著者:小華和ためお

タイトルからオレ様系のヤバい話かと思ったら違った。そして「王妃の大罪 それでも前王は禁忌を犯した母子を愛す」に出てきたアニの物語だとあったが、全く記憶になく……特に覚えていなくても単独で楽しめる話。エロい場面は3回ほど。媚薬って便利アイテムだわ、と思いつつ😅 コイツ、絶対裏切り者だよな、なヤツがその通りのゲス野郎だったので満足しました(笑)紆余曲折ありながら初恋を実らせたのでよかったのではないかと。KindleUnlimited。
読了日:02月16日 著者:明七

コチラを読んで読み返したくなったので。何回読んでもゴンの生存は考えられないのだが。仮に命をとりとめたとして兵十と仲直り?できるとは思えないし、お互い余計にかなしく辛くなるだけだと思ってしまう。
https://togetter.com/li/2511372
追記
https://x.com/gonkichi01/status/1892433258412912764
読了日:02月16日 著者:新美 南吉

早川司寿乃さんのイラストとショートストーリーから始まる1冊。前川麻子さんの「プラネタリウムの駱駝」は『もうひとつの夏休み。』の「プルートへようこそ」と『片想い。』の「プリウスの双子」に出てきた主人公と同じだった。大崎梢さんの「冬の日のツルゲーネフ」に出てきた塾の名探偵?水戸くんは『片想い』の「北風のマント」でも活躍。枡野浩一さんの「ジジジジ」はある程度の年齢にならないとよさがわからないのではないかと思ったり。同名の映像作品のエビを膨らませた書き下ろし。安藤由希さんの「アヴェ マリア」もよかった。好きな話。
読了日:02月16日 著者:安藤 由希,香坂 直,永井 するみ,前川 麻子,大崎 梢,枡野浩一

実写化されるというコチラの記事を読んで気になりKindleUnlimitedで一冊だけ。なんか実写化はすごく改変されそう。完全版、高っ!
https://note.com/zenkan/n/nef7898c3fa16
読了日:02月17日 著者:手塚治虫

どこかで似たような話を読んだな、というのは童話や昔話にはよくあることで、なんでそ~なるの!?なのも洋の東西を問わずお約束だったりする(笑) トロルがたくさん出てきて、さらわれたお姫さまが頭のシラミをとってあげるとか、えー!?となった。トロルがニホンザルに変換されてしまう😂 あと呪い(魔法)を解くのに首を斬ってくれとかコワい😱
挿し絵もよかった。最後の話は「三匹のヤギのがらがらどん」の一番もとになる話なのかな? 毎日少しずつ面白く読めた。
読了日:02月17日 著者:

どうでもよさそうなものが宝物になったりする! 輪ゴム、ウチは商売をしていたので、箱買いして身近なものでしたが、カラー輪ゴムには憧れがありました😆
読了日:02月17日 著者:ヨシタケ シンスケ

「トーキナ・ト」という言葉がよく出てくる。場面転換とか一息つくとかリズムよく読むためのものなのだろうか。あらすじなどはコチラで。刺繍がきれい。「フクロウのお兄様」がツボだった。
https://hoiclimber.com/3926/to-kinato/
アイヌラックルって初めてきいたので検索。
https://shimma.info/item_ainurakkuru.html
読了日:02月17日 著者:津島 佑子,宇梶 静江

浮世絵から生まれた7つの物語。
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167921286
「深く忍恋」は読んだような気がする。「梅川忠兵衛」は殿方に同情してしまい、なんてバカな女なんだ!と思ってムナクソ悪いまま読み終わるのかなぁと思っていたけれどよかった〜案外割れ鍋に綴じ蓋なのかも😅 「夜雨」のおかみさんの気持ちもわかるし、高倉健さん的なダンナさんもよかった。映像で見たい。
読了日:02月18日 著者:諸田 玲子

今日は関東圏だけらしいが「安眠の日」だと知ったので。不思議な砂を持っていたおじいさんは神さまなのかと思ったけれど違うのかな? まどさんのねむりに関する詩を思い出す。https://rohengram799.livedoor.blog/archives/50828870.html
読了日:02月18日 著者:小川 未明

KindleUnlimitedで。認知症の患者さんも精神科に転院させられたりするしなぁ。精神科の夜間警備員の哲也が患者さんたちから聞いた話や体験した話。ちょっと山岸凉子センセの「スフィンクス」を思い出したりして。最終話にはえー、と思わなくもないが、面白く読んできたし……
エブリスタで続編を書いているというので読んでみたい。
https://estar.jp/novels/25012979
読了日:02月18日 著者:沖光峰津

コチラの動画を見てどんな漫画か気になったので試し読みで。
今、こういう吊りスカートの女の子って見ないな😅
https://youtu.be/iU1hZnoVw1w?si=U3VoI2-XuLMJtFWD
読了日:02月18日 著者:浦沢 直樹

心が通じ合い、結婚の約束までしたのに結婚式までの道のりの長いこと、遠いこと! 「背中まで45分」なんて夢のまた夢(笑)誓いのキスはちゃんと出来るのか!? 魔女は天然過ぎるというか知らないってこういうことになるのね💦 ドレス姿をカラーで見たかったな。KindleUnlimitedで。
読了日:02月19日 著者:六つ花 えいこ

◆85年組アイドルの記事は歌だけでなくドラマや映画の出演作などもあり、こんな人いたっけ?やこんなドラマあったっけ?と懐かしい。いつものように脱いでいた特集も😅◆西田敏行さんや火野正平さんの記事も知らないことが多かった。◆虫王・ザ・ムービー 観たいとは思わないものばかり😰◆幻のアイドル必聴盤 荒木ミミ…聞いたことが…あるような、ないような
読了日:02月19日 著者:

「グレーテルのかまど」の記事にこのタイトルがあったので読んでみた。
https://www.nhk.jp/p/kamado/ts/VNWVWYKX3Q/recipe/te/YXJ48PNY81/rp/1000002667/
うーん、なんと言ったらいいのか、スッキリはしないところが小川未明。椿の木に牛をつないだことでトラブルに発展するのだけれど……😟
◆企画展 ぼくは井戸である〜「牛をつないだ椿の木」考〜 雑感
https://note.com/minahiton/n/nea2d5a3adb7d
読了日:02月19日 著者:新美 南吉

スキマで。カッパ笛が欲しいような気もするけど、本当に役に立っているのか😅
https://www.sukima.me/book/title/BT0001116735/
読了日:02月19日 著者:桐島 いつみ

絵本の紹介記事で表紙の可愛さにキュンとなりました〜あくびをする猫の絵にまどみちをさんの詩にある「あくびをするときネコのかおは花のようになります」を思い出しました🐾 最後のネコの表情がイイ🥰
KindleUnlimitedで。
ブログに裏話がいくつか
https://ameblo.jp/lunlun-koubou/entry-12702358820.html
読了日:02月19日 著者:ふじもと のりこ

私も保育園に行くのがイヤで(ものすごい近くだったが)毎日泣いていたので主人公の気持ちがよくわかる😓 誰も一緒についてきてはくれなかったけれど、雨の日に祖父が迎えに来てくれたのが嬉しかった。そんな昔を思い出しながら読んだけど、若い先生はいなかったな😅
読了日:02月19日 著者:小川 未明

KindleUnlimited。
ベトナム戦争終盤の1972年に相模原市で起きた「戦車闘争」をテーマに「平和」を願うウクライナの少女と福島から引っ越してきた日本の少年の交流を描いた作品。少し読みにくいというかわかりにくいところも。認知症のおじいさんが出てくるけれど、辛い記憶はずっと残っていた。「友よ」の歌詞が胸に響く。https://www.uta-net.com/movie/23123/
戦車闘争って知らなかった。
https://sensha-tousou.com/
読了日:02月19日 著者:吉岡 勝

またヤバそうなキャラが出てきました! インフルエンサーって自ら名乗るものなのか?
読了日:02月20日 著者:三石メガネ,peep,古場みすみ

なんとなくタイトルが気になり……本編を知らないでもいろいろ察して読めたけれど、どういう経緯か知りたくなり本編を購入することに😅
読了日:02月20日 著者:ハル

あとがきを読んだから本文を読んだ方がよりその歴史的なことも踏まえていい読書になったように思った。ただコワい!ですませてしまうのではなく……どこの土地にもこういう話はあるんだろうな。「黒い人」は怪談話にはよく出てくる気がしたけど、こちらの話にある「黒い人」はとても重みがあるように感じる。語られることが少ない、ということが雄弁に語られていることになるのだと思った。九州の炭鉱、強制労働というと帚木蓬生氏の『三たびの海峡』を思い出す。炭鉱電車についてはもっと知りたい。KindleUnlimitedで。
読了日:02月20日 著者:嗣人

KindleUnlimited。
「魔法使いサリーちゃん」が横山光輝センセ作と知り、アニメしか知らなかったのでエェッ😱となっていたので(いずれ読みたいけれど)こちらのサリーくんにほっこりキュンキュンしました💕https://bookmeter.com/books/22511425
読了日:02月21日 著者:石川ユキ

作品の長さがまちまちで、内容も「妙な旅」というざっくりしたくくりだったので、読みながらコレはテーマにあっているのか?と…乗車・乗船中の話を集めたのだと思っていた。一番長い「二人の青木愛三郎」は同級生に愛男(ちかお)さんっていたなと思い出した。切手の貼り方で思いを伝える方法が書いてあったが、小学生時代、文通していたので、聞いたことがあるけど、結構前からあったことにビックリした。
読了日:02月21日 著者:山前 譲

簡単に?読みたい方はコチラを😅
https://otakobun.bunko.jp/books/3770
読了日:02月21日 著者:芥川 竜之介

「面会」というと刑務所で……が浮かんでしまったけれど、友人を見送る話。これが楽しい旅に出かけるのであればよかったのに、彼は戦地に……。雨降りの情景にまたかなしさを増す。
青空文庫で探す時になぜか「再会」だと勘違いして見つからない……と思ってた😓
読了日:02月22日 著者:織田 作之助

◆タイトルから中島みゆきさんの歌声を思い出しつつ……
https://www.miyuki.jp/s/y10/discography/PCDA-00287?ima=0000&link=ROBO004
◆読み聞かせ動画で🍀
https://youtu.be/ydj0dOGpp4Q?si=IrU80oElIB1QdAtr
読了日:02月23日 著者:コビ・ヤマダ

ハシビロコウを初めて見たのは子どもが幼稚園の時の親子遠足で。読み聞かせ動画で文字起こしを読んでいたらハシビロコウが「伏見六甲」になっていて関西圏にしかいない生物みたいだった(笑)
読了日:02月23日 著者:大塚 健太

現代語訳を見つけたので読む。よゐこはダメよ🤗まだ早い!なお話ですな🥸
https://maho2008.diarynote.jp/201701141811057100/
「四畳半事件」⇒
https://intojapanwaraku.com/rock/culture-rock/157829/
読了日:02月23日 著者:金風山人,伝永井荷風

読んだのは青空文庫で多分最初の部分だけ。目の不自由な克子にその事実を告げられず、兄と同じように幼稚園に行くつもりだが、盲学校に行くようにと何とか説得しようとする母親。克子の心を動かしたのは赤い
ステッキを持つことだった。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001875/card59830.html
白杖の種類
https://www.carefit.org/liber_carefit/barrier-free/barrier-free18.php
読了日:02月23日 著者:壷井 栄

岡山にチボリ公園ってあったよな、とタイトルと表紙買い。高校生のレンは毎週土曜日だけ開店するカフェ・チボリの店主。デンマークといえばアンデルセンとHygge(ヒュッゲ)。くつろぎ、おもてなし、居心地のよい雰囲気……を目指した喫茶店。登場人物の名前がなんか変わっているなと思ったけれど、それは物語に必要だったからか、と最後の謎解きで気がついた。なんとなくムリにアンデルセンの童話とこじつけた感じもしないではない。たから読みにくさがあったのかな。あとやっぱり現実実がない?「客一号二号三号」という表現はツボだった!
読了日:02月24日 著者:内山 純

コロナ禍で慌ただしい医療現場で働く研修医の持田友親。「いのちはなぜ失われてしまうねか」多感な14歳の夏を思い返す。この部分だけでよかったような気もした。帯広に住む父方の祖父の家にばん馬で活躍したタイコという大きな馬がいて…。ばんえい競馬については知らないことばかりだった。KU。
https://www.banei-owners.jp/%E3%81%B0%E3%82%93%E3%81%88%E3%81%84%E3%81%A8%E3%81%AF/%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF/
読了日:02月24日 著者:鳴海章

pixivでも、Kindleでも無料で読めます。
2/24は不器男忌。この漫画を読んだ後に『奥津城(おっくつき)に犬を葬る二月かな』を知りました。
犬でも猫でも人でも見送る立場はいつもかなしい。
https://www.pixiv.net/artworks/118623609
読了日:02月24日 著者:マナ

タイトルに惹かれて。心理学に関心のある中高生が好きそうな……第一部「蓮沼家の降霊祭」と第二部 「蛭間神父の犯罪」の思ったより短い話だった。登場人物のどれもちょっとずつヘン。KindleUnlimited。
読了日:02月25日 著者:成澤 昭徳

タイトルの通り。魔夜峰央先生の絵柄に似ているかな。続きがあるなら読みたいのだけれど。
読了日:02月25日 著者:甘木リリ

読み聞かせ動画で。ミミズクに急に光(あかり)をあてる場面はちょっとどうなのかなぁ…と思ってしまった。絵は落ち着いた感じで好き。関係ないけどミミズクという昆虫もいるのね😅
https://youtu.be/MqBA1awf3nQ?feature=shared
読了日:02月25日 著者:ジェイン ヨーレン

慌ただしく戦地からもった友人は慌ただしく見合いをし2日後に支度もなにもする暇もない慌しい挙式。そして、その翌日の夜には彼は再び戦地へ戻って行くために汽車に乗り……「十八歳の花嫁はその日から彼に代って彼の老いた両親に仕えるのである。」………実話のようだけれど、花嫁さんの本心はわからないしその後はどうなったのか気になる。
読了日:02月25日 著者:織田 作之助

KindleUnlimitedで。
【カラス友の会】の存在をはじめて知りました。カラスを食べる……考えたことがなかった😱
https://lovecrow.theshop.jp/
読了日:02月26日 著者:カラス友の会

表題作も「青髭の友人」もせつなくてよかったが、私が一番好きなのは「真夏の城」。異母兄弟が出会ってしまい……お互いの立場を知っていたけれど言わなかった、言えなかった。でもそれは秘密ではなく、お互いが知っていたことならどちらかが騙したとか罪になることではなく「ただの…恋だったんだよ」……ぐはっ!とヤラれました😆 BLを読み慣れない人にも誰かを想い続ける辛さやせつなさやよろこびや…痛みだけではないこの気持ちをわかってほしくなる1冊。ハードな場面もないから大丈夫、怖くないから(笑)
読了日:02月26日 著者:今 市子

KindleUnlimitedで。
なんいうか、当事者の方の話はやはり重い。本当に大変な思いをされたと思うし、今の多様性の時代だよ、受け入れないと!みたいな風潮はやはり無責任なところがあると思うし怖い。庄司陽子さんの漫画「G.I.D.」を思い出した。
https://mangapedia.com/G.I.D.-gc63guw3e#goog_rewarded
◆作者さんのnote⇒
https://note.com/mikatajustice
読了日:02月26日 著者:みかた

KindleUnlimited。子ども向けな分、わかりやすくていい。
「あきらめずににげつづけよう」コレが一番心に残った。
読了日:02月27日 著者:山村武彦,the rocket gold star

KindleUnlimited。タイトルが気になり読んでみた。ファンタジーなのかSFなのか、ジャンプ漫画の最終回みたいに「俺たちの旅はまだまだコレから!」みたいな(笑)意識の集合体というと栗本薫さんの『心中天浦島』にある「遥かな草原に」を思い出す。
読了日:02月27日 著者:梶尾 真治

高校に「インテグレーション生」として入学し、壇上から手話で挨拶する真白。彼は普通高校で硬式野球をするために入学した。彼とバッテリーを組むことになる野中宏晃。よく「相手の立場になって」というけれどなかなかそれは出来ない。山本おさむさんの「どんぐりの家」を思い出した。あと今野球バッグってリュック型なのか……いろいろ時代の変化を感じた。
KindleUnlimited。
◆インテグレーション
https://www.hana-mode.com/entry/integ
読了日:02月27日 著者:詠里

コロナ渦の話が多く発行年月日を確認したら2020年、なんだかものすごく昔の出来事のように感じてしまった。河﨑秋子さんの「洞ばなし」がホラー😱 櫻木みわさんの「しおかぜ」。特定失踪者問題調査会のラジオ放送に着想を得たとのこと。ずっとこの問題に知らん顔をしてきた日本は北朝鮮より怖い国なんじゃないか、頷くしかない。三浦しをんさんの「魚の記憶」の「家族がいようといまいと、金があろうとなかろうと、だれしもそれぞれ固有の苦しみや喜びがあり、しかし生きているかぎりご飯を食べて寝て起きて生活はつづく」に同感。
読了日:02月28日 著者:

2巻まで(完結なのかな)KindleUnlimitedで。
洋裁業を営む藤野景子の前に、突如不思議な妖精が現れる。その妖精のためにドレスを作ったり、一緒に作るようになったり……ファンタジーで絵柄も内容も可愛いらしいお話😊
読了日:02月28日 著者:脇田茜

7話まであったので(無料)読んだ。弱虫も強虫も可愛い。主人公のお父さんもイイ。死神さんがモテモテだった(笑)
読了日:02月28日 著者:穂月想多
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